JPH0529075U - 示温ラベル - Google Patents

示温ラベル

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JPH0529075U
JPH0529075U JP2417191U JP2417191U JPH0529075U JP H0529075 U JPH0529075 U JP H0529075U JP 2417191 U JP2417191 U JP 2417191U JP 2417191 U JP2417191 U JP 2417191U JP H0529075 U JPH0529075 U JP H0529075U
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JP
Japan
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temperature
temperature indicating
label
section
indicating
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JP2417191U
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English (en)
Inventor
光二 小林
芳幸 中島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HOKKAICAN CO.,LTD.
Original Assignee
HOKKAICAN CO.,LTD.
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Abstract

(57)【要約】 【目的】サービスラベルとして使用できるとともに、温
度指示部を繰り返し使用することができる示温ラベルを
提供する。 【構成】示温ラベル1は、任意の文字等が記載できる記
事表示部2と、感温剤が塗布されている温度指示部3と
からなる。記事表示部2と温度指示部3との境界にはミ
シン目4が設けられている。示温ラベル1の裏面には温
度指示部3の左下隅を除いて、感圧性接着剤が塗布され
ている。前記感圧性接着剤が塗布されていない温度指示
部3の左下隅が、示温ラベル1を剥離する際の剥離開始
部5となっている。温度指示部3には、感温剤が塗布さ
れた感温剤塗布部7が設けられており、感温剤の温度指
示機能に関する説明事項8が記載されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は示温ラベルに関するものであり、さらに詳しくは、贈答用などの飲食 物の容器に貼付され飲食に好適な温度範囲を示すとともに、贈り主の伝言が記載 できる示温ラベルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、特定の温度範囲で可逆的に変色する感温剤が知られており、このような 感温剤を印刷インクに混合するなどして塗布した示温ラベルについても知られて いる。前記示温ラベルには、飲食物の保存、飲食等に好適な温度を指示するなど の用途がある。
【0003】 例えば、実開昭55─129081号公報には、生ビールのジョッキ、日本酒 の盃、ジュースのグラス等の飲用器に貼付して、該飲用器に注がれた生ビール、 日本酒、ジュース等の温度を外部から目視で知り得るようにした示温ラベルが開 示されている。
【0004】 しかし、前記公報に記載された示温ラベルは、前記飲み物を缶または壜などの 容器から飲用器に注いだときに初めてその温度が示されるものであり、前記飲み 物が缶または壜などに充填された状態での温度を直接示すものではない。前記缶 または壜などに充填された状態の飲み物の温度を知るためには、前記示温ラベル が前記缶または壜などの容器自体に貼付されていれば好都合であるが、前記可逆 的感温剤は高価で取扱も煩雑であるので、工場出荷時から前記示温ラベルを飲み 物容器に貼付すると製品価格の上昇が避けられない。
【0005】 一方、個人名、挨拶等を記載して飲み物容器に貼付されるサービスラベルが知 られている。このようなラベルとして例えば、実開平2─87739号公報には 贈答用の飲み物容器に貼付して贈り主の伝言を記載できるようにしたラベルが記 載されている。
【0006】 前記サービスラベルは飲み物容器に直接貼付されて使用されるものであるが、 酒類等の小売店で顧客の求めに応じて使用されるものであり、製品自体の価格に は係わりがなく、しかも商品価値を高め販売促進につながるとの利点がある。
【0007】 しかしながら、前記公報記載のサービスラベルは贈り主の伝言が記載されると の性格上その使用は一度限りであり、単に前記サービスラベルに前記可逆的感温 剤を塗布しただけでは、高価な前記可逆的感温剤を効率よく使用できないとの不 都合がある。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
かかる不都合を解消して、本考案はサービスラベルとして使用できるとともに 、温度指示部を繰り返し使用することができる示温ラベルを提供する。
【0009】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するために、本考案の示温ラベルは、任意の文字等を記載で きる記事表示部と、所定の温度範囲にて可逆的に変色する感温剤が少なくとも一 部に塗布され前記感温剤の温度指示機能に関する説明事項が記載された温度指示 部とからなり、前記記事表示部及び温度指示部の裏面に感圧性接着剤を塗布して なるラベルであって、前記記事表示部と温度指示部との境界に該温度指示部を切 り離し可能なミシン目を設け、さらに、前記温度指示部の周辺部の裏面に前記感 圧性接着剤を塗布しない部分を設けたことを特徴とする。
【0010】 本考案の示温ラベルは、前記温度指示部が前記示温ラベルの周辺から突出する タブを有し、前記感圧性接着剤を塗布しない部分が、該タブの裏面に設けられて いてもよい。
【0011】 前記感温剤は、前記示温ラベルが貼付される容器の内容物の飲食に適した温度 範囲にて可逆的に変色するものを適宜選択することが好ましく、例えば、前記示 温ラベルがビール、清涼飲み物水等の容器に貼付されるときには、4〜6℃の温 度範囲にて可逆的に変色する感温剤が好ましい。
【0012】
【作用】
かかる手段によれば、前記示温ラベルは、まず、小売店等で贈答用飲み物容器 等に直接貼付され、メッセージを消費者に伝える媒体となる。
【0013】 次いで、前記示温ラベルが貼付された飲み物容器等の内容物が消費されると、 前記感圧性接着剤が塗布されていない部分を摘まみ上げることにより温度指示部 が前記飲み物容器から剥離され、前記ミシン目に沿って記事表示部から切り離さ れる。
【0014】 前記示温ラベルにおいて、記事表示部分は顧客により任意の文字等が記載され るという性格上その使用は一度限りのものが殆どであるが、温度指示部は繰り返 し使用が可能であり、前記操作により温度指示部が回収され、再利用が可能にな る。
【0015】 また、周辺から突出するタブを有する前記示温ラベルでは、前記タブを引くこ とにより、前記示温ラベルの一部が前記飲み物容器から剥離されやすくなる。
【0016】
【実施例】
次に、添付の図面を参照しながら本考案の示温ラベルについてさらに詳しく説 明する。図1は本考案の第1の実施例を示す拡大平面図、図2は第2の実施例を 示す拡大平面図である。
【0017】 図1に示すように、本実施例の示温ラベル1は、任意の文字等が記載できる記 事表示部2と、感温剤が塗布されている温度指示部3とからなり、記事表示部2 と温度指示部3との境界にはミシン目4が設けられている。示温ラベル1の裏面 には、温度指示部3の左下隅を除く全面に感圧性接着剤が塗布され、飲み物容器 等に貼付できるようになっている。そして、前記感圧性接着剤が塗布されていな い温度指示部3の左下隅が、示温ラベル1を剥離する際の剥離開始部5となって いる。
【0018】 示温ラベル1は一軸延伸された合成樹脂製フィルムをラミネートされた合成紙 により形成されており、前記ミシン目4が延伸方向と平行になるようにされてい る。
【0019】 記事表示部2には顧客が用途に応じて任意の文字等のメッセージ6を記載する ことができ、本実施例の示温ラベル1では「暑中お見舞い申し上げます」との語 及び贈り主の会社名からなるメッセージ6が横書きで3行に分けて記載されてい る。
【0020】 メッセージ6は、前記のほか、結婚式の引出物として使用する場合の出席御礼 、御中元等の時候の挨拶、父の日、バレンタインデー等のプレゼントとして使用 する場合のメッセージ、贈り主等の個人名、広告文などが贈り主により任意に記 載される。
【0021】 温度指示部3には、感温剤が塗布された感温剤塗布部7が設けられており、感 温剤の温度指示機能に関する説明事項8が記載されている。
【0022】 本実施例の示温ラベル1は、ビール、清涼飲料水等の容器に貼付されるもので あり、前記感温剤塗布部7には4〜6℃の温度範囲にて可逆的に変色する感温剤 が塗布されている。
【0023】 前記示温ラベル1では、説明事項8として、下線を付した「飲みごろマーク」 との語と、下線なしの「おなじいろになったら、おのみごろ」との語が記載され 、さらに、感温剤塗布部7と並んで比色部9が設けられている。比色部9には前 記感温剤が特定の温度範囲で変色するときの色が印刷されており、消費者は示温 ラベル1が貼付された容器を見て、感温剤塗布部7と比色部9との色を比較する ことにより飲食のために適温か否かを知ることができる。
【0024】 なお、温度指示部3は繰り返し使用される部分であり、前記説明事項8の他、 メーカー名、小売店名などが記載されていてもよい。本実施例ではメーカー名が 記載されている。
【0025】 示温ラベル1は裏面に塗布された感圧性接着剤により缶または壜などの飲み物 容器に貼付され、まず、記事表示部2にメッセージ6を記載する顧客の目的に従 って使用される。この最初の使用に当たっては、贈られた側の消費者が前記飲み 物容器の温度を確認するたびに温度指示部3とともに記事表示部2を目にするの で、贈り主及びそのメッセージが前記贈られた側の消費者に強く印象づけられる との効果も得られる。次いで、前記容器の内容物が消費されて前記使用が終了す ると、記事表示部2については再使用が困難であることが多いが、温度指示部3 は再使用が可能であるので、温度指示部3を記事表示部2から切り離して回収す る。
【0026】 前記温度指示部3の回収は、まず剥離開始部5を摘んで温度指示部3の一部を を飲み物容器から剥離し、次いでミシン目4に沿って記事表示部2から切り離し ながら温度指示部3の剥離部分を拡大することにより、容易に行うことができる 。温度指示部3の前記回収操作は、前記消費者が行ってもよく、示温ラベル1が 貼付された飲み物容器が小売店に回収された時点で小売店が行ってもよい。
【0027】 温度指示部3は、前記回収操作が前記消費者によって行われた場合には家庭内 でコップ、グラスなどの飲用器、または、他の飲み物容器の缶または壜などに貼 付して、また、小売店によって行われた場合には他の商品の飲み物容器に貼付し て、再利用することができる。
【0028】 図2に示す、本考案の第2実施例の示温ラベル11は、剥離開始部5がない替 わりに温度指示部3の左上部に示温ラベル11の周辺部から突出するタブ12を 有し、タブ12の裏面を除く示温ラベル11の裏面全面に感圧性接着剤が塗布さ れていることを除いて、第1実施例の示温ラベル1と同一の構成となっている。
【0029】 本実施例の示温ラベル11の記事表示部2には「お父さん毎日ありがとう」と の語及び贈り主の名前からなるメッセージ6が縦書きで3行に分けて記載されて おり、温度表示部3には示温ラベル1と同一の説明事項8と小売店名とが記載さ れている。
【0030】 示温ラベル11もまた第1実施例の示温ラベル1と同様に使用することができ るが、温度指示部3を回収するときには示温ラベル11の周辺部から突出してい るタブ12を引けばよいので、より容易に温度指示部3を回収することができる 。
【0031】 示温ラベル1及び11は、温度指示部3の回収及び再利用のために引き裂きに くい材料であることが好ましく、飲み物容器に使用されることから耐水性を有す ることが好ましく、記事表示部2に印字するためには熱転写印字が可能であるこ とが好ましい。このような条件を満たす材料として、示温ラベル1及び11は、 前記実施例において一軸延伸された合成樹脂製フィルムをラミネートされた合成 紙により形成されているが、他の材料から形成されていてもよい。
【0032】 前記実施例では感温剤塗布部7に4〜6℃の温度範囲にて可逆的に変色する感 温剤が塗布されているが、感温剤は示温ラベルが貼付される容器の内容物の飲食 に適した温度に応じて適宜選択されればよく、前記感温剤に限定されるものでは ない。
【0033】 また、前記実施例では感温剤塗布部7を設けているが、特に感温剤塗布部7を 設けずに前記感温剤を印刷インクに混合して説明事項8等を該インクで印字する ようにしてもよい。
【0034】
【考案の効果】
以上のことから明らかなように、本考案の示温ラベルは、飲み物容器に直接貼 付して使用されるので、飲み物が缶または壜等の容器に充填されたままの状態で 飲用に適した温度を指示することができる。
【0035】 また、本考案の示温ラベルは、小売店等で顧客の求めに応じて飲み物容器等に 貼付されるサービスラベルの機能を有するので、製品の価格上昇に係わりなく使 用することができる。
【0036】 さらに、本考案の示温ラベルによれば、温度指示部を記事表示部から切り離し て回収し該温度支持部を繰り返し使用可能とすることができるので、高価な感温 剤を有効に利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例を示す平面図。
【図2】本考案の第2の実施例を示す平面図。
【符号の説明】
1、11…示温ラベル、2…記事表示部、3…温度指示
部、4…ミシン目、5…感圧性接着剤を塗布しない部
分、7…感温剤塗布部、8…感温剤の温度指示機能に関
する説明事項

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】任意の文字等を記載できる記事表示部と、
    所定の温度範囲にて可逆的に変色する感温剤が少なくと
    も一部に塗布され前記感温剤の温度指示機能に関する説
    明事項が記載された温度指示部とからなり、前記記事表
    示部及び温度指示部の裏面に感圧性接着剤を塗布してな
    るラベルであって、前記記事表示部と温度指示部との境
    界に該温度指示部を切り離し可能なミシン目を設け、さ
    らに、前記温度指示部の周辺部の裏面に前記感圧性接着
    剤を塗布しない部分を設けたことを特徴とする示温ラベ
    ル。
  2. 【請求項2】前記温度指示部が前記示温ラベルの周辺か
    ら突出するタブを有し、前記感圧性接着剤を塗布しない
    部分が、該タブの裏面に設けられていることを特徴とす
    る請求項1記載の示温ラベル。
JP2417191U 1991-04-12 1991-04-12 示温ラベル Pending JPH0529075U (ja)

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JP2417191U JPH0529075U (ja) 1991-04-12 1991-04-12 示温ラベル

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JP2417191U JPH0529075U (ja) 1991-04-12 1991-04-12 示温ラベル

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JPH0529075U true JPH0529075U (ja) 1993-04-16

Family

ID=12130902

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JP2417191U Pending JPH0529075U (ja) 1991-04-12 1991-04-12 示温ラベル

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JP (1) JPH0529075U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005519259A (ja) * 2001-09-17 2005-06-30 レノー ヴァイヤノン 商品の保存を制御する方法、システム並びにコンポーネント
KR101226063B1 (ko) * 2010-12-30 2013-01-24 한국과학기술원 식품 가격표

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