JPH0528984A - バツテリー - Google Patents

バツテリー

Info

Publication number
JPH0528984A
JPH0528984A JP3206196A JP20619691A JPH0528984A JP H0528984 A JPH0528984 A JP H0528984A JP 3206196 A JP3206196 A JP 3206196A JP 20619691 A JP20619691 A JP 20619691A JP H0528984 A JPH0528984 A JP H0528984A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
battery
shutter
terminal
power supply
power receiving
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3206196A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryoji Nakazawa
亮治 中沢
Hiroaki Ito
弘昭 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP3206196A priority Critical patent/JPH0528984A/ja
Publication of JPH0528984A publication Critical patent/JPH0528984A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Landscapes

  • Battery Mounting, Suspending (AREA)
  • Connection Of Batteries Or Terminals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 電池が収納された外殻の取付面に複数の給電
端子が配置されたバッテリーにおいて、給電端子間のシ
ョートを防止する。 【構成】 電池が内蔵され且つ取付面3に給電端子1
0、10´を外部に臨ませるための端子露出孔9、9´
が形成された外殻2の内部に、給電端子の配列方向へ移
動自在な2枚のシャッター14、15と該2枚のシャッ
ターを互いに接する方向へ付勢する戻しバネ20とを設
け、上記シャッターはバッテリー1がビデオカメラ21
に装着されていない間は上記戻しバネによって付勢され
た移動力によって給電端子10の各半部を各別に覆う位
置に保持され、ビデオカメラに装着されるとき一のシャ
ッター14が受電端子ピン27´により移動されて2枚
のシャッターの間が開き、それによって露出された給電
端子10に受電端子ピン27が接触する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規なバッテリーに関す
る。詳しくは、電池が内蔵された外殻の取付面に複数の
給電端子が配置されたバッテリーに関するものであり、
非使用時においては互いに逆極性の関係にある給電端子
の少なくとも一方を被覆することによって給電端子間で
のショートを防止することができ、しかもその被覆状態
はバッテリーを受電側機器に装着するときにその受電端
子ピンを利用して解除することができ、それにより、バ
ッテリーの使用や受電側機器への装着には何等支障が無
く、かつ、ショート防止のための手段が簡単で、コンパ
クトに付設することができる新規なバッテリーを提供し
ようとするものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、移動しながら使用することが多
い機器や携帯型の電子機器等の電源としてはバッテリー
が用いられることが多く、また、一般に、このような機
器に用いられるバッテリーは当該機器に対して着脱自在
に装着することができるようにされている。
【0003】図12は従来のビデオカメラ用バッテリー
の一例aを示すものである。
【0004】同図において、bはバッテリーaの外殻、
cはその取付面、d、dは取付面cに形成された横長な
端子露出孔、e、e´は外殻bに内蔵された図示しない
電池の給電端子であってその一方eは陽極側の給電端
子、他方e´は陰極側の給電端子、f、f、・・・は外
殻bの上下両端面に形成された係合溝であり、上記給電
端子e、e´は端子露出孔d、dを内側から塞ぐように
位置している。
【0005】そして、取付面cをビデオカメラのバッテ
リー装着面と重ねた状態から横に移動させると該バッテ
リー装着面に設けられた係合突部が係合溝f、f、・・
・に係合されてバッテリーaがビデオカメラに装着され
ると共に、そのバッテリー装着面から突出している2本
の受電端子ピンが給電端子e、e´と各別に接触し、そ
れにより、ビデオカメラに電力を供給し得る状態とな
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
バッテリーaにあっては給電端子e、e´が常に露出し
ているため、思わぬことから給電端子eとe´とがショ
ートして電力が消耗してしまうことがある。
【0007】このショートは給電端子eとe´に導電性
を有する物が架渡状に接触して生ずることが多く、例え
ば、バッテリーaを導電性を有する材料で形成された物
と一緒にバッグに入れて持ち運んだりしたとき往々にし
て起こる。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明バッテリ
ーは、上記課題を解決するために、電池が内蔵された外
殻の取付面に配置された給電端子を覆う位置と給電端子
を露出させる位置との間を直線方向に移動される2枚の
シャッターと、該2枚のシャッターに互いに接する方向
への移動力を付勢する弾発手段とを設け、受電側機器に
装着されていない間は2枚のシャッターが上記弾発部材
の弾発力によって少なくとも1つの給電端子を覆う位置
に保持され、受電側機器に装着されるときその受電端子
ピンによりシャッターが押圧されて2枚のシャッターの
間が開き、それにより給電端子が露出されて該給電端子
に受電端子ピンが接触されるようにしたものである。
【0009】
【作用】従って、本発明バッテリーにあっては、非使用
時においては給電端子の少なくとも一つがシャッターに
よって被覆されているので、複数の給電端子間でのショ
ートを防止することができ、しかも、シャッターによる
給電端子の被覆状態はバッテリーを受電側機器に装着す
るときにその受電端子ピンにより解除されて該受電端子
ピンと給電端子とが接触するので、バッテリーの使用に
は何等支障が無く、かつ、バッテリーを装着する際の操
作が面倒になることも無く、また、ショート防止のため
の手段はシャッターと弾発部材のみから構成されるた
め、構造が簡単で、かつ、コンパクトな形で付設するこ
とができる。
【0010】
【実施例】以下に、本発明バッテリーの詳細を添付図面
に示した実施例に従って説明する。
【0011】尚、図面に示した実施例は、本発明をビデ
オカメラ用のバッテリーに適用したものである。
【0012】図中1がバッテリーである。
【0013】2はバッテリー1の外殻であり、該外殻2
は厚み方向から見て縦長(図1における上方へ向かう方
向を上側とし、下方へ向かう方向を下側とする。また、
同図における右下方へ向かう方向を前側とし、左上方へ
向かう方向を後側とし、更に、左下方へ向かう方向を左
側とし、右上方へ向かう方向を右側とする。以下の説明
において向きを示すときはこの方向によるものとす
る。)な長方形の箱形をしており、その内部には充電可
能な図示しない電池が収納されている。そして、外殻2
の厚み方向における一側面3、即ち、前面3はバッテリ
ー1を後述するビデオカメラのバッテリー装着部に取り
付けるための取付面になっており、該取付面3はその全
体が平坦になっている。
【0014】外殻2の上端面4と取付面3とが連続する
角部には係合溝5、6が形成され、また、外殻2の下端
面7と取付面3とが連続する角部にも同様の係合溝5、
6が形成されている。これら係合溝5、5、6、6は上
下方向から見て左右方向に長い略L字形をしており、か
つ、その短い部分が長い部分の左端から前方へ延びるよ
うに形成されており、左側の係合溝5、5の左端は外殻
2の左側面に達し、右側の係合溝6、6は外殻2の右側
面より稍左方へ寄った位置に配置され、かつ、この係合
溝6、6の左右幅は左側の係合溝5、5のそれより長く
なっている。
【0015】8は外殻2の前面壁であり、その下端寄り
の位置には互いに左右に離間して配置された2つの端子
露出孔9、9´が形成され、該端子露出孔9、9´は左
右に長い長孔状をしている。
【0016】10、10´は図示しない電池の給電端子
であり、互いに逆の極性を有している。そして、これら
給電端子10、10´は端子露出孔9、9´より略一回
り大きい横長の矩形をした板状に形成されていると共
に、外殻2の内部に配置された図示しない端子板に支持
されており、前面壁8と稍離間し、かつ、上記端子露出
孔9、9´と各別に対向した状態で配置されている。従
って、これら給電端子10、10´は端子露出孔9、9
´を通して外殻2外へ向かって露出されている。
【0017】11は後述するメインシャッターを摺動自
在に支持するための支持枠であり、前面壁8の内面から
突出するように形成されている。そして、該支持枠11
は、前後方向から見て、端子露出孔9、9´を挟んで互
いに上下反対側に位置して左右方向に延びる上下2つの
支持部11a、11aと、該支持部11a、11aの左
端部から互いに近づく方向へ延びた比較的短いストッパ
部11b、11bと、支持部11a、11aの右端部間
を連結している側部11cとから成り、左右方向に稍長
い略長方形状をしている。
【0018】13、13は後述するサブシャッター用の
ストッパ突起であり、前面壁8の内面から突出するよう
に形成され、上記支持枠11で囲まれた領域の中央部よ
り稍左側へ寄った位置の支持部11a、11aに近い位
置に各別に配置されている。
【0019】14はメインシャッター、15はサブシャ
ッターであり、これら2つのシャッター14及び15は
互いに協働して上記2つの給電端子10、10´の右側
のもの10(以下、「第1の給電端子」と言う。)をそ
れに対応した端子露出孔9に対して開閉自在に被覆する
ためのものである。
【0020】メインシャッター14は前後方向から見て
稍左右方向に長い略長方形状の外形を有する枠形をして
おり、上下方向においては支持枠11の上下2つの支持
部11aと11aとの間の間隔と同じ長さを有し、ま
た、左右方向の長さは支持部11a、11aの長さより
短くされている。
【0021】そして、メインシャッター14の右側略3
分の1の部分16(以下、「覆い部」と言う。)を残し
た部分に稍上下に長い略長方形状をした開口部14aが
形成されており、上記覆い部16の左右幅は端子露出孔
9、9´の左右幅の半分より大きくされている。
【0022】このようなメインシャッター14は支持枠
11と前面壁8により画成された薄い凹部状の空間内に
配置されることで、支持枠11に左右方向へ一定の範囲
内で摺動し得るように支持される。
【0023】尚、メインシャッター14の上下両側部1
7、17は支持枠11の上側の支持部11aと上側のス
トッパ突起13との間及び下側の支持部11aと下側の
ストッパ突起13との間にそれぞれ位置される。
【0024】サブシャッター15はメインシャッター1
4の板厚と略同じ板厚を有し、上下方向に長い長方形の
板状をしている。即ち、サブシャッター15の上下方向
における長さはメインシャッター14の開口14aの上
下幅と同じになっており、左右幅は上記覆い部16の左
右幅と略同じ長さになっている。そして、その上下両端
面には略左右方向へ長いコ字形をした切欠19、19が
形成されている。
【0025】このようなサブシャッター15は、メイン
シャッター14の開口14aと前面壁8により画成され
た薄い凹部状の空間内に配置されることでメインシャッ
ター14に相対的に左右方向へ摺動自在に支持され、ま
た、その切欠19、19内にはストッパ突起13、13
が位置される。
【0026】尚、メインシャッター14及びサブシャッ
ター15の上下両側部の後側にはこの部分に接するよう
に位置した図示しない押え板が配置され、それによっ
て、これらシャッター14、15の前後方向における位
置が保持されるようになっている。
【0027】20は板バネ材料により帯板状に形成され
た戻しバネであり、その一端部20aはサブシャッター
15の左側面部に埋込状に固定され、他端部20bはメ
インシャッター14の左側部18の右側面上部に弾接さ
れている。
【0028】従って、この戻しバネ20の弾発力によ
り、メインシャッター14には左方への移動力が、サブ
シャッター15には右方への移動力がそれぞれ付勢さ
れ、その移動力の方向と反対の方向へ押圧されていない
ときは、図5に示すように、サブシャッター15はその
切欠19、19の左端面がストッパ突起13、13に当
接した位置(以下、「被覆位置」と言う。)に保持さ
れ、これによって、メインシャッター14はその左側部
18が支持枠11のストッパ部11b、11bに当接し
た位置(以下、「被覆位置」と言う。)に保持される。
【0029】そして、メインシャッター14及びサブシ
ャッター15がそれぞれ上記被覆位置に来ている状態で
はメインシャッター14の覆い部16の左側縁とサブシ
ャッター15の右側縁とが接触してこれら2枚のシャッ
ターの間が閉じられ、これによって、第1の給電端子1
0の右半部は覆い部16によって被覆され、左半部はサ
ブシャッター15によって被覆される。
【0030】しかして、メインシャッター14及びサブ
シャッター15がそれぞれの被覆位置に来ている状態で
は第1の給電端子10と対応した端子露出孔9が2つの
シャッター14、15により内側から閉塞されるので、
外殻2の外から給電端子10に物が触れることは無く、
それにより、給電端子10と10´とがショートするの
が防止される。
【0031】21は上記バッテリー1を電源として使用
するビデオカメラ(図面では一部だけを示してある。)
である。
【0032】22はビデオカメラ21の外筐であり、そ
の背面23をベースとする後端部24がバッテリー1を
着脱自在に装着するためのバッテリー装着部になってお
り、該バッテリー装着部24はバッテリー1の係合溝
5、5、6、6が着脱自在に結合される係合突部と給電
端子10、10´に各別に接触する2本の受電端子ピン
等から成る。
【0033】25、25は背面23の上下両側縁から突
出し、かつ、左右方向に延びる支持突条であり、上側の
支持突条25の下面及び下側の支持突条25の上面の向
って左端寄りの位置と右端部に上下方向から見て左右方
向に長い略L字状をした係合突部26、26、・・・が
形成されている。
【0034】27及び27´は受電端子ピンである。こ
れら受電端子ピン27、27´は外筐22の後面壁に前
後方向に一定の範囲内で摺動自在に支持されると共に、
給電端子10、10´の各中央の間の間隔と略同じ間隔
を隔てて互いに平行に位置し、かつ、背面23から後方
へ突出する方向への移動力を弾発付勢されている。
【0035】このようなバッテリー装着部24へのバッ
テリー1の装着は次のように行なう(図2及び図3参
照)。
【0036】先ず、図2に一点鎖線で示し、図3に実線
で示すように、バッテリー1の取付面3がビデオカメラ
21の背面23と対向する向きで該背面23に密接させ
る。この操作は、右側の係合溝6、6内に右側の係合突
部26、26が位置するようにバッテリー1とビデオカ
メラ21との間で位置合わせしながら行なう。次いで、
その状態からバッテリー1を左方へ移動させると、係合
突部26、26、・・・が係合溝5、5、6、6に係合
する。これにより、バッテリー1がバッテリー装着部2
4に装着される。
【0037】また、バッテリー1がこのようにバッテリ
ー装着部24に装着されるとき、メインシャッター14
が第1の給電端子10を被覆している状態が解除されて
該給電端子10の右半部が露出されると共に給電端子1
0、10´に受電端子ピン27、27´が各別に接触す
る。以下、これを説明する(図5、図6、図8乃至図1
0参照)。
【0038】先ず、バッテリー1の取付面をビデオカメ
ラ21の背面23に対して前記したように位置合わせし
ながら密接させると、受電端子ピン27、27´は端子
露出孔9、9´を各別に通して外殻2内に突出し、右側
の受電端子ピン27(以下、「第1の受電端子ピン」と
言う。)はサブシャッター15の略中央部に、左側の受
電端子ピン27´(以下、「第2の受電端子ピン」と言
う。)は左側の給電端子10´(以下、「第2の給電端
子」と言う。)の左端部にそれぞれ当接する(図5及び
図7参照)。このとき、これら受電端子ピン27、27
´はサブシャッター15、第2の給電端子10´により
押圧されて外筐22内へ稍引っ込むように移動する。
【0039】尚、この状態で第2の受電端子ピン27´
の先端部はメインシャッター14の左側部18に左側か
ら近接したところに位置する。
【0040】この状態からバッテリー1が左方へ移動さ
れると、受電端子ピン27、27´はバッテリー1に対
して相対的に右方へ移動されるため、第2の受電端子ピ
ン27´の先端部がメインシャッター14の左側部18
に当接する(図9参照)。
【0041】この状態からはメインシャッター14が外
殻2に対して右方へ移動されるので、メインシャッター
14とサブシャッター15との間が開いて第1の給電端
子10の右半部が露出されると共に、第1の受電端子ピ
ン27はサブシャッター15から右へ外れて第1の給電
端子10の露出された部分に接触する(図6及び図10
参照)。
【0042】しかして、バッテリー1がビデオカメラ2
1に装着されるとき、第2の給電端子10´にはその当
初から第2の受電端子ピン27´が接触し、また、メイ
ンシャッター14はそれまでの被覆位置から第1の給電
端子10の右半部を露出させた開放位置へと移動され、
該第1の給電端子10の露出された部分に第1の受電端
子ピン27が接触する。これにより、バッテリー1が有
する図示しない電池の電力をビデオカメラ21に供給で
きる状態になる。
【0043】尚、バッテリー1のビデオカメラ21への
装着が完了した時点では、受電端子ピン27、27´は
給電端子10、10´のそれぞれ右端部と接触し、この
接触は受電端子ピン27、27´に付勢されている弾発
力によって弾発的に行なわれる。
【0044】また、上記したように開放位置へと移動し
たメインシャッター14はバッテリー1をビデオカメラ
21から取り外すときに被覆位置へと戻される。
【0045】即ち、バッテリー1の取外しは該バッテリ
ー1を右方へ移動させて係合突部26、26、・・・と
係合溝5、5、6、6との係合を解除することによって
行なわれる。従って、このとき受電端子ピン27、27
´はバッテリー1に対して相対的に左方へ移動するの
で、それまで開放位置へと移動されていたメインシャッ
ター11は戻しバネ20の弾発力により受電端子ピン2
7、27´の後を追うように左方へ移動されて被覆位置
に戻される(図11参照)。
【0046】また、このとき第1の受電端子ピン27は
サブシャッター15の右側縁を押圧して該シャッター1
5を左方へ移動させる。従って、第1の給電端子10の
左半部は一旦露出されることになるが、サブシャッター
15は受電端子ピン27が端子露出孔9から抜けるのと
略同時に戻しバネ20の弾発力によって被覆位置に戻さ
れて給電端子10の左半部が被覆されると共に、メイン
シャッター14とサブシャッター15との間が閉じられ
る。
【0047】しかして、バッテリー1を取り外した時
は、第1の給電端子10は、常に、シャッター14、1
5によって被覆された状態になる。
【0048】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかなよう
に、本発明バッテリーは、電池が内蔵された外殻の取付
面に複数の給電端子が配置されたバッテリーであって、
給電端子を覆う位置と給電端子を露出させる位置との間
を直線方向に移動される2枚のシャッターと、該2枚の
シャッターに互いに接する方向への移動力を付勢する弾
発手段とを設け、受電側機器に装着されていない間は2
枚のシャッターが上記弾発部材の弾発力によって少なく
とも1つの給電端子を覆う位置に保持され、受電側機器
に装着されるときその受電端子ピンによりシャッターが
押圧されて2枚のシャッターの間が開き、それにより給
電端子が露出されて該給電端子に受電端子ピンが接触さ
れるようにしたことを特徴とする。
【0049】従って、本発明バッテリーにあっては、非
使用時においては給電端子の少なくとも一つがシャッタ
ーによって被覆されているので、複数の給電端子間での
ショートを防止することができ、しかも、シャッターに
よる給電端子の被覆状態はバッテリーを受電側機器に装
着するときにその受電端子ピンにより解除されて該受電
端子ピンと給電端子とが接触するので、バッテリーの使
用には何等支障が無く、かつ、バッテリーを装着する際
の操作が面倒になることも無く、また、ショート防止の
ための手段はシャッターと弾発部材のみから構成される
ため、構造が簡単で、かつ、コンパクトな形で付設する
ことができる。
【0050】尚、前記実施例においては、互いに逆極性
の関係にある給電端子の一方のみをシャッターにより開
閉自在に被覆するようにしたが、その両方を各別に被覆
するようにしても良い。
【0051】また、本発明は給電端子を3個有するバッ
テリーにも適用することができる。例えば、電源供給用
の2個の給電端子の他に電池温度検出用の端子を備えた
バッテリー等にあっては、少なくとも当該検出用端子と
逆極性の関係にある端子をシャッターにより開閉自在に
被覆するようにすれば良い。
【0052】この他、上記実施例に示したシャッターや
弾発部材、給電端子、受電端子ピンその他各部の構造な
いしは形状、更には、バッテリーの種類等は本発明を実
施するに当たっての具体化のほんの一例を示したものに
すぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に
解釈されてはならない。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2乃至図11と共に本発明をビデオカメラ用
のバッテリーに適用した実施の一例を示すもので、本図
はバッテリーの全体とビデオカメラが有する受電端子ピ
ンを示す斜視図である。
【図2】ビデオカメラとバッテリーを示す斜視図であ
る。
【図3】バッテリーのビデオカメラに対する装着の手順
を示すもので、一部を切り欠いて示す要部の平面図であ
る。
【図4】バッテリーの要部を分解して示す拡大斜視図で
ある。
【図5】バッテリーのビデオカメラに対する装着の初期
状態における要部を一部切り欠いて示す拡大正面図であ
る。
【図6】バッテリーのビデオカメラに対する装着が完了
した状態における要部を一部切り欠いて示す拡大正面図
である。
【図7】図5のVII−VII線に沿う断面図である。
【図8】図9及び図10と共にバッテリーがビデオカメ
ラに装着されるときの受電端子ピンによるシャッターの
移動を経時的に示すものであり、本図はバッテリーのビ
デオカメラに対する装着動作の初期の状態を一部切り欠
いて示す拡大平面図である。
【図9】バッテリーのビデオカメラに対する装着途中の
状態を一部切り欠いて示す拡大平面図である。
【図10】バッテリーのビデオカメラに対する装着が完
了した状態を一部切り欠いて示す拡大平面図である。
【図11】バッテリーをビデオカメラから取り外すとき
の状態を一部切り欠いて示す拡大平面図である。
【図12】従来のバッテリーの一例を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】 1 バッテリー 2 外殻 3 取付面 10 給電端子(1つの給電端子) 10´ 給電端子 14 シャッター 15 シャッター 20 弾発部材 21 受電側機器 27 受電端子ピン 27´ 受電端子ピン

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 電池が内蔵された外殻の取付面に複数の
    給電端子が配置されたバッテリーであって、給電端子を
    覆う位置と給電端子を露出させる位置との間を直線方向
    に移動される2枚のシャッターと、該2枚のシャッター
    に互いに接する方向への移動力を付勢する弾発手段とを
    設け、受電側機器に装着されていない間は2枚のシャッ
    ターが上記弾発部材の弾発力によって少なくとも1つの
    給電端子を覆う位置に保持され、受電側機器に装着され
    るときその受電端子ピンによりシャッターが押圧されて
    2枚のシャッターの間が開き、それにより給電端子が露
    出されて該給電端子に受電端子ピンが接触されるように
    したことを特徴とするバッテリー。
JP3206196A 1991-07-24 1991-07-24 バツテリー Pending JPH0528984A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3206196A JPH0528984A (ja) 1991-07-24 1991-07-24 バツテリー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3206196A JPH0528984A (ja) 1991-07-24 1991-07-24 バツテリー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0528984A true JPH0528984A (ja) 1993-02-05

Family

ID=16519389

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3206196A Pending JPH0528984A (ja) 1991-07-24 1991-07-24 バツテリー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0528984A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017509862A (ja) * 2013-12-20 2017-04-06 メトラー−トレド・セーフライン・リミテッド 金属検出器組立体、および金属検出器の組み立て方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017509862A (ja) * 2013-12-20 2017-04-06 メトラー−トレド・セーフライン・リミテッド 金属検出器組立体、および金属検出器の組み立て方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0838748B1 (en) Portable computer equipped with add-on battery
US5251105A (en) Portable electronic apparatus having a battery pack with a mechanism for latching and an independent mechanism for temporarily preventing detachment
JP2842308B2 (ja) 電子機器のバッテリケース実装構造
KR910010274A (ko) 붙이고 떼기 가능한 기억장치를 갖는 휴대형 기기
US5608612A (en) Electronic device having a fail-safe system for memory backup
EP0514284A2 (en) Lighting apparatus for video cameras and electrode device for its power supply
JP3899521B2 (ja) バッテリー装置
JPH11289367A (ja) 蓄電装置を含む電話方式装置及びこの電話方式装置に適した蓄電装置
JP2005079019A (ja) 電子機器
KR940001688B1 (ko) 배터리를 갖는 휴대용 전자기기
JPH0528984A (ja) バツテリー
US6290529B1 (en) Adapter for terminal unit
US4635225A (en) Magnetic bubble cassette
JP4163288B2 (ja) 電子機器
JPH0528983A (ja) バツテリー
JP2002063833A (ja) 緊急ボタンスイッチカバー構造
JP4721037B2 (ja) 電子機器
KR100804803B1 (ko) 바테리 팩 및 그것을 장착하기 위한 장치
JPS59165284A (ja) 電子機器
JP4163287B2 (ja) 電子機器
JPH066457Y2 (ja) 充電式バツテリ
JPH10208574A (ja) スイッチ装置
KR940004112Y1 (ko) 무선전화기 핸드셑의 밧데리팩 고정장치
JP3789773B2 (ja) 電池ケース及び該電池ケースを具えた電気機器
JP2606421Y2 (ja) ルーペ

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040223

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20040316

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20040413

A521 Written amendment

Effective date: 20040517

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20040520

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040615

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Effective date: 20040625

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 4

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080709

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 4

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080709

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 4

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080709

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080709

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 5

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090709

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090709

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100709

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110709

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110709

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120709

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120709

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130709

Year of fee payment: 9

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250