JPH05289824A - ディスク装置に内蔵されるキャッシュメモリの制御方式 - Google Patents

ディスク装置に内蔵されるキャッシュメモリの制御方式

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JPH05289824A
JPH05289824A JP4092583A JP9258392A JPH05289824A JP H05289824 A JPH05289824 A JP H05289824A JP 4092583 A JP4092583 A JP 4092583A JP 9258392 A JP9258392 A JP 9258392A JP H05289824 A JPH05289824 A JP H05289824A
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JP
Japan
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track slot
track
control flag
cache memory
sequential
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JP4092583A
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English (en)
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Mitsuru Toyoda
満 豊田
Mitsuo Oyama
光男 大山
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】キャッシュメモリを内蔵するディスク装置にお
いて、キャッシュメモリの使用効率を高める。 【構成】ランダムアクセス用トラックスロットとシーケ
ンシャルアクセス用トラックスロットとに分けて管理さ
れるキャッシュメモリ3のトラックスロットを、シーケ
ンシャル入出力要求の多い時にはシーケンシャルアクセ
ス用トラックスロット数を多くし、逆にシーケンシャル
入出力要求の少ない時はランダムアクセス用トラックス
ロット数を多くするようにした。 【効果】ランダムアクセス,シーケンシャルアクセスの
割り合いに応じて最適なトラックスロット割り当てがで
きるので、キャッシュメモリの使用効率が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、キャッシュメモリを内
蔵するディスク装置において、キャッシュメモリの利用
効率を高めることができるキャッシュメモリ制御方式に
関する。
【0002】
【従来の技術】ディスク制御装置が複数の磁気ディスク
装置を制御するディスク記憶装置において、ディスク制
御装置が磁気ディスク装置にデータをリード/ライトす
る場合、磁気ディスク装置にヘッドの位置決めを指示し
た後、一旦、ディスク制御装置から切り離す。そして、
磁気ディスク装置は、ヘッドの位置決め後、データ転送
を行うためにディスク制御装置に対して再接続を要求す
る。しかし、この時、ディスク制御装置が、他の磁気デ
ィスク装置を制御中で、磁気ディスク装置の再接続要求
を受付出来ない場合は、他の磁気ディスク装置の制御が
終了するまで待つ必要がある。しかし、ディスクは回転
しているので、このような場合、ディスク制御装置がデ
ィスク装置と再接続された時、ヘッドは、もはや所望の
位置にない。これはRPS(Rotational Position Sens
ing)ミスと呼ばれる。RPSミスが発生すると無駄な回
転待ちをすることになるので、入出力性能が低下する。
【0003】RPSミス発生時の入出力性能の低下を防
ぐ方法として、例えば、特開平2−231621号公報に開示
されているように、磁気ディスク装置にキャッシュメモ
リを設ける方式が知られている。また、特開平2−23162
1 号公報では、シーケンシャルアクセス時に、隣接する
トラックを先読みしてキャッシュメモリに格納すること
によりシーケンシャルアクセス時の入出力性能を改善す
る方式が開示されている。また、特開平3−100718 号公
報では、キャッシュメモリをシーケンシャルアクセス用
領域と、ランダムアクセス(非シーケンシャルアクセス
を以下ランダムアクセスと呼ぶ)用領域に分離して制御
する制御方式が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記技術で
は、(1) キャッシュメモリのシーケンシャルアクセス
用領域とランダムアクセス用領域の割り付けが固定的で
あるので、シーケンシャルアクセスの多い処理では、ラ
ンダムアクセス用領域がほとんど使用されずに無駄にな
り、逆に、ランダムアクセスが多い処理では、シーケン
シャルアクセス用領域が無駄になる、(2) また、上位
装置がシーケンシャルアクセスを指示出来ない場合は、
シーケンシャルアクセス用領域とランダムアクセス用領
域の使い分けが困難になる、という問題点がある。
【0005】本発明の目的は、磁気ディスク装置に内蔵
されるキャッシュメモリの利用効率を高めることにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明では、(1)磁気ディスク装置に内蔵される
キャッシュメモリにおいて、ランダムアクセス用領域と
シーケンシャルアクセス用領域のメモリ容量の割合を可
変とした。すなわち、初期状態では、キャッシュメモリ
の全領域をランダムアクセス用領域に割り付けておき、
上位制御装置からシーケンシャルアクセスを指示された
場合か、ディスク装置がシーケンシャルアクセスを検出
した場合、ランダムアクセス用領域から、順次、シーケ
ンシャルアクセス領域に割り付けを移すようにした。ま
た、(2)上位制御装置がシーケンシャルアクセスを指
示できない場合、磁気ディスク装置でシーケンシャルア
クセスを検出し、シーケンシャルアクセス領域を割り付
けるようにした。
【0007】
【作用】以上に説明した手段によれば、ランダムアクセ
スの頻度の方が高くなると、磁気ディスク装置に内蔵さ
れるキャッシュメモリは、ランダムアクセス用として使
用される領域の方が多くなり、逆に、シーケンシャルア
クセスの頻度の方が高くなると、シーケンシャルアクセ
ス用として使用される領域の方が多くなる。この結果、
ディスク装置に内蔵されるキャッシュメモリの使用効率
を上げることができる。
【0008】また、上位制御装置からシーケンシャルア
クセスの指示を与えることができない場合にも、ディス
ク装置でシーケンシャルアクセスを検出できるので、キ
ャッシュメモリを効率良く使用することができる。
【0009】
【実施例】図1は本発明による方式により制御されるキ
ャッシュメモリを含む磁気ディスク装置のブロック図で
ある。図1において、1は情報が記録されている磁気デ
ィスク、2は磁気ディスク1の情報の書き込み/読みだ
しを行う書き込み/読みだし回路、3は書き込み/読み
だし回路2が磁気ディスク1から読みだした情報を蓄え
るキャッシュメモリ、4はキャッシュメモリ3に蓄えら
れた情報を上位処理装置に転送する入出力回路、5は本
発明による方式によりキャッシュメモリ3の制御を行う
マイクロプロセッサ、6は上位処理装置である。
【0010】図2にキャッシュメモリ3の説明図を示
す。図2において、キャッシュメモリ3は、磁気ディス
ク1のトラックの情報を複数トラック分蓄えることがで
きる容量を持っている。キャッシュメモリ3は、磁気デ
ィスク1の1トラック分の情報を蓄えることができるト
ラックスロットに分割して制御される。各トラックスロ
ットは、上位処理装置6からのランダム入出力要求時に
使用するランダムアクセス用トラックスロットか、シー
ケンシャル入出力要求時に使用するシーケンシャルアク
セス用トラックスロットとして制御される。
【0011】ランダム入出力要求に対する処理は、磁気
ディスク1から、要求されたトラックの情報のみをキャ
ッシュメモリ3に蓄える処理を行う。シーケンシャル入
出力要求に対する処理は、磁気ディスク1から、要求さ
れたトラックと同一のシリンダにあるトラックを、要求
されたトラックからシリンダ内の最終トラックまで順次
キャッシュメモリに蓄える処理を行う。
【0012】ランダムアクセス用トラックスロットの数
とシーケンシャルアクセス用トラックスロットの数は固
定されたものではなく、上位処理装置6からのシーケン
シャル入出力要求の頻度によって変化する。つまり、シ
ーケンシャル入出力要求が少ない場合はランダムアクセ
ス用トラックスロットの数が多くなるように制御され、
シーケンシャル入出力要求が多い場合はシーケンシャル
アクセス用トラックスロットの数が多くなるように制御
される。
【0013】この制御は、マイクロプロセッサ5により
キャッシュメモリ3を制御することにより実現され、図
3に示すトラックスロット制御フラグによりキャッシュ
メモリを制御する。
【0014】図3にマイクロプロセッサ5がキャッシュ
メモリ3のトラックスロットを制御するために使用する
トラックスロット制御フラグの構造を示す。トラックス
ロット制御フラグはリスト構造になっており、図3
(a)はランダムアクセス用トラックスロット制御フラ
グリスト、図3(b)はシーケンシャルアクセス用トラ
ックスロット制御フラグリストを示す。
【0015】ランダムアクセス用トラックスロットは双
方向ポインタリストであって、制御フラグリストの各ト
ラックスロット制御フラグ10−1〜10−4はキャッ
シュメモリ3のトラックスロットと1対1に対応してお
り、次のトラックスロット制御フラグを指し示す前方ポ
インタ15−1〜15−4,前のトラックスロット制御
フラグを指し示す後方ポインタ16−1〜16−4,ト
ラックスロット制御フラグに対応するトラックスロット
のアドレス17−1〜17−4を持っている。
【0016】一方、図3(b)に示すシーケンシャルア
クセス用トラックスロット制御フラグリストは、単方向
ポインタリストであり、後方ポインタを持たないところ
がランダムアクセス用トラックスロット制御フラグと異
なる。ここで、トラックスロット制御フラグと対応する
トラックスロットのアドレスは、トラックスロット制御
フラグとトラックスロットが1対1に対応しているため
に算出が可能であり、必ずしもトラックスロット制御フ
ラグに持っている必要はない。
【0017】以上に説明した、図3に示す制御フラグリ
ストに対応するキャッシュメモリのトラックスロット割
り付け状態を図8に示す。この状態では、トラックスロ
ット#1〜#4がランダムアクセス領域に、トラックス
ロット#5〜#8がシーケンシャルアクセス領域に割り
付けられる。
【0018】トラックスロットは、上位処理装置6から
のシーケンシャル入出力要求の頻度によって、ランダム
アクセス用トラックスロットかシーケンシャルアクセス
用トラックスロットに切り替えて使用される。このた
め、トラックスロット制御フラグは、対応するトラック
スロットがランダムアクセス用トラックスロットとして
使用される場合にはランダムアクセス用トラックスロッ
ト制御フラグリストにつながれ、シーケンシャルアクセ
ス用トラックスロットとして使用される場合にはシーケ
ンシャルアクセス用トラックスロット制御フラグリスト
につながれる。この制御は各トラックスロット制御フラ
グのポインタの値を変更することによって実現できる。
【0019】次にランダムアクセス時における、トラッ
クスロットの制御について詳細に説明する。図3(a)
に示すようにランダムアクセス用トラックスロット制御
フラグリストは、トップアンカ11−1から始まり、最
も新しく情報を蓄えたトラックスロットに対応するトラ
ックスロット制御フラグ10−1から最も古く情報を蓄
えたトラックスロットに対応するトラックスロット制御
フラグ10−4の順につながれている。キャッシュメモ
リ3に、上位処理装置6からのランダム入出力要求に対
応するトラックの情報を蓄えているトラックスロットが
存在しない場合は、ランダムアクセス用トラックスロッ
ト制御フラグリストのボトムアンカ12が指し示す位置
にあるトラックスロット制御フラグをトップアンカ11
−1が指し示す位置につなぎ替え、トラックスロット制
御フラグに対応するトラックスロットに、入出力要求に
対応するトラックの情報が蓄えられる。
【0020】キャッシュメモリ3に上位処理装置6から
のランダム入出力要求に対応するトラックの情報を蓄え
ているトラックスロットが存在する場合は、このトラッ
クスロットに対応するトラックスロット制御フラグをト
ップアンカ11−1の指し示す位置につなぎ替え、トラ
ックスロットに蓄えられている情報を上位処理装置6に
転送する。以上の制御により、トラックスロットの内容
更新は、LRU(LeastRecentry Used)アルゴリズムに従
って行なわれる。
【0021】次に図4に、ランダムアクセス用トラック
スロット制御フラグリストを双方向ポインタトラックス
ロット制御フラグで構成した場合と単方向ポインタトラ
ックスロット制御フラグで構成した場合の比較を示す。
【0022】ランダムアクセス用トラックスロット制御
フラグをつなぎ替える処理は、トラックスロット制御フ
ラグが双方向ポインタを用いている場合はつなぎ替える
トラックスロット制御フラグの持っているポインタ値だ
けで行うことができる。しかし、トラックスロット制御
フラグが単方向ポインタを用いている場合はランダムア
クセス用トラックスロット制御フラグリストをトップア
ンカから各トラックスロット制御フラグのポインタに従
って探索を行わないと、つなぎ替えるトラックスロット
制御フラグの前のトラックスロット制御フラグが分から
ないので、トラックスロット制御フラグのつなぎ替えを
行うことができない。
【0023】マイクロプロセッサ5は、上位処理装置6
から要求されたトラックの情報がキャッシュメモリ3に
存在することを判断するためにトラックスロット制御フ
ラグリストを探索する。この場合、トラックスロット制
御フラグリストをポインタに従って探索するよりも、メ
モリ上に配置された順序で各トラックスロット制御フラ
グを探索する方が早く判断することができる。このため
上位処理装置6から要求されたトラックの情報がキャッ
シュメモリ3に存在することを高速に判断するには、ラ
ンダムアクセス用トラックスロット制御フラグは双方向
ポインタを用いて構成する必要がある。
【0024】シーケンシャルアクセス時におけるトラッ
クスロット制御について詳細に説明する。図5にシーケ
ンシャルアクセス用トラックスロット制御フラグリスト
の初期状態を示す。図5(b)に示すように、初期状態
ではシーケンシャルアクセス用トラックスロット制御フ
ラグリストには、通常、トラックスロット制御フラグが
つながれていない。すなわち、シーケンシャルアクセス
用トラックスロットは割り付けられていない。シーケン
シャルアクセス用トラックスロット制御フラグリストに
トラックスロット制御フラグがつながれるのは、上位処
理装置6からのシーケンシャル入出力要求があったとき
か、マイクロプロセッサ5がランダム入出力要求が連続
したトラックに対して行われていると判断したときであ
る。
【0025】すなわち、上位処理装置6からシーケンシ
ャル入出力要求があった時、キャッシュメモリ3に上位
処理装置6からのシーケンシャル入出力要求に対応する
トラックの情報を蓄えているトラックスロットが存在し
ない場合は、ランダムアクセス用トラックスロット制御
フラグリストのボトムアンカ12が指し示す位置にある
トラックスロット制御フラグをシーケンシャルアクセス
用トラックスロット制御フラグリストにつなぎ替え、そ
の制御フラグに対応するトラックスロットにシーケンシ
ャル入出力が要求するトラックの情報を蓄える。キャッ
シュメモリ3に上位処理装置6からのシーケンシャル入
出力要求に対応するトラックの情報を蓄えているトラッ
クスロットが既に存在する場合は、そのトラックスロッ
トに対応するトラックスロット制御フラグをランダムア
クセス用トラックスロット制御フラグリストからシーケ
ンシャルアクセス用トラックスロット制御フラグリスト
につなぎ替え、トラックスロットに蓄えられている情報
を上位処理装置6に転送する。
【0026】次に上位処理装置6からのランダム入出力
要求に対応するトラックの前のトラックの情報がランダ
ムアクセス用トラックスロットに蓄えられている場合
は、マイクロプロセッサ5は、ランダム入出力要求が連
続したトラックに対して行われているものと判断する。
ランダム入出力に対応するトラックの情報を蓄えている
トラックスロットが存在しない場合は、ランダムアクセ
ス用トラックスロット制御フラグリストのボトムアンカ
12が指し示す位置にあるトラックスロット制御フラグ
をシーケンシャルトラックスロット制御フラグリストに
つなぎ替え、トラックスロット制御フラグに対応するト
ラックスロットにランダム入出力要求に対応するトラッ
クの情報を蓄える。一方、ランダム入出力要求に対応す
るトラックの情報を蓄えているトラックスロットが既に
存在する場合は、このトラックスロットに対応するトラ
ックスロット制御フラグをランダムアクセス用トラック
スロット制御フラグリストからシーケンシャルアクセス
用トラックスロット制御フラグリストにつなぎ替え、ト
ラックスロットに蓄えられている情報を上位処理装置6
に転送する。
【0027】1トラックの情報がシーケンシャルトラッ
クスロットに蓄えられたときに、シーケンシャルアクセ
ス用トラックスロットで、蓄えていた情報の上位処理装
置6への転送が終了しているトラックスロットが存在す
る場合は、そのトラックスロットに次のトラックの情報
が蓄えられる。シーケンシャルアクセス用トラックスロ
ットで、蓄えられていた情報の上位処理装置6への転送
が終了しているトラックスロットが存在しない場合は、
ランダムアクセス用トラックスロット制御フラグリスト
のボトムアンカ12が指し示す位置にあるトラックスロ
ット制御フラグをシーケンシャルトラックスロット制御
フラグリストにつなぎ替え、このトラックスロット制御
フラグに対応するトラックスロットに、次のトラックの
情報を蓄える。ただし、シーケンシャル用トラックスロ
ット制御フラグリストにつながれるトラックスロット制
御フラグの数は、あらかじめ定められた値に制限され
る。
【0028】図6にシーケンシャルアクセス用トラック
スロット制御フラグリストの終了状態を示す。シーケン
シャル入出力によって要求されたトラックと同一のシリ
ンダの最終トラックまでの情報を上位処理装置6に転送
終了したときか、上位処理装置6からシーケンシャル入
出力を中止することが要求された場合にシーケンシャル
入出力は終了する。すなわち、シーケンシャルアクセス
用トラックスロット制御フラグは、対応するトラックス
ロットに蓄えられている情報の上位処理装置6への転送
を終了したときに、シリンダ内の最終トラックまでの情
報が既に他のトラックスロットに蓄えられていて、次に
情報を蓄えるトラックが存在しない場合は、シーケンシ
ャルアクセス用トラックスロット制御フラグリストから
ランダムアクセス用トラックスロット制御フラグリスト
のボトムアンカ12が指し示す位置につなぎ替えられ
る。そしてシーケンシャルアクセス用トラックスロット
制御フラグリストにつながっているトラックスロット制
御フラグがなくなったときに、シーケンシャル入出力を
終了する。
【0029】また、上位処理装置6からシーケンシャル
入出力の中止が要求された場合は、シーケンシャルアク
セス用トラックスロットで、蓄えていた情報の、上位装
置6への転送を終了しているトラックスロットに対応す
るトラックスロット制御フラグは、ランダムアクセス用
トラックスロット制御フラグリストのボトムアンカ12
の指し示す位置につなぎ替えられ、蓄えている情報の、
上位装置6への転送を、まだ終了していないトラックス
ロットに対応するトラックスロット制御フラグは、ラン
ダムアクセス用トラックスロットの制御フラグリストの
トップアンカ11−1の指し示す位置につなぎ替えら
れ、シーケンシャル入出力を終了する。
【0030】次に、図7にシーケンシャルアクセス用ト
ラックスロット制御フラグリストが複数存在する場合を
示す。シーケンシャルアクセス用トラックスロット制御
フラグリストが複数存在することによって、上位処理装
置6からの複数のシーケンシャル入出力要求に対応する
ことができる。図7(b),(c)に示すように、二つの
シーケンシャルアクセス用トラックスロット制御フラグ
リストが存在し、このとき、キャッシュメモリ3のトラ
ックスロット割り付けは図9に示すように、トラックス
ロット#1〜#2がランダムアクセス用領域へ、トラッ
クスロット#3〜#6がシーケンシャルアクセス領域1
へ、トラックスロット#6〜#8がシーケンシャルアク
セス領域2へ割り付けられる。
【0031】シーケンシャルアクセス用トラックスロッ
ト制御フラグリストの数の制限値と一つのシーケンシャ
ルアクセス用トラックスロット制御フラグリストにつな
がれるトラックスロット制御フラグの数の制限値は、シ
ーケンシャル入出力要求の頻度や、1シーケンシャル入
出力当りの連続度によって変更する。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、キャッシュメモリを内
蔵するディスク装置において、非シーケンシャルアクセ
スとシーケンシャルアクセスのそれぞれの頻度に合わせ
て、キャッシュメモリの非シーケンシャルアクセス用領
域と、シーケンシャルアクセス用領域の割合を動的に変
更できるので、キャッシュメモリの利用効率を改善する
ことができる。また、上位処理装置からシーケンシャル
アクセスの指定ができない場合でも、ディスク装置がシ
ーケンシャルアクセスの判定を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による方式により制御されるキャッシュ
メモリを含んで成る磁気ディスク装置のブロック図。
【図2】キャッシュメモリの構成の一例を示す説明図。
【図3】トラックスロット制御フラグリストの構成の一
例を示すブロック図。
【図4】双方向ポインタトラックスロット制御フラグリ
ストと単方向ポインタトラックスロット制御フラグリス
トとの比較を示したブロック図。
【図5】トラックスロット制御フラグリストの初期状態
を示す説明図。
【図6】シーケンシャルアクセス用トラックスロット制
御フラグリストの終了状態を示すブロック図。
【図7】シーケンシャルアクセス用トラックスロット制
御フラグリストが複数存在する場合を示すブロック図。
【図8】図3に示すトラックスロット制御フラグリスト
によるキャッシュメモリのトラックスロット割り付けを
示す説明図。
【図9】図7に示すトラックスロット制御フラグリスト
によるキャッシュメモリのトラックスロット割り付けを
示す説明図。
【符号の説明】
1…磁気ディスク、2…書き込み/読みだし回路、3…
キャッシュメモリ、4…入出力回路、5…マイクロプロ
セッサ、6…上位処理装置。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディスク装置内に存在し、ディスクへの入
    出力データが一時格納され、シーケンシャルアクセスで
    使用する領域と、ランダムアクセスで使用する領域に分
    けて管理されるキャッシュメモリの制御において、前記
    シーケンシャルアクセスと前記ランダムアクセスの頻度
    に応じて、前記シーケンシャルアクセスで使用する領域
    の記憶容量と前記ランダムアクセスで使用する領域の記
    憶容量の割り合いを、動的に変更することを特徴とする
    ディスク装置に内蔵されるキャッシュメモリの制御方
    式。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記シーケンシャルア
    クセスで使用する領域の記憶容量と前記ランダムアクセ
    スで使用する記憶容量の割り合いの変更を、上位処理装
    置からディスク装置へのアクセスごとに行うディスク装
    置に内蔵されるキャッシュメモリの制御方式。
  3. 【請求項3】請求項1または2において、前記ディスク
    装置でランダムアクセスが連続したトラックに対して行
    なわれていることを検出することにより、シーケンシャ
    ルアクセスと判断する手段を設けたディスク装置に内蔵
    されるキャッシュメモリの制御方式。
JP4092583A 1992-04-13 1992-04-13 ディスク装置に内蔵されるキャッシュメモリの制御方式 Pending JPH05289824A (ja)

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JP (1) JPH05289824A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007041904A (ja) * 2005-08-04 2007-02-15 Hitachi Ltd ストレージ装置、ディスクキャッシュ制御方法及びディスクキャッシュの容量割当方法
JP2007265600A (ja) * 2006-03-27 2007-10-11 Toshiba Corp ディスクドライブ書き込み方法

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