JPH1011337A - 記憶装置におけるデータ制御方法 - Google Patents

記憶装置におけるデータ制御方法

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JPH1011337A
JPH1011337A JP8162710A JP16271096A JPH1011337A JP H1011337 A JPH1011337 A JP H1011337A JP 8162710 A JP8162710 A JP 8162710A JP 16271096 A JP16271096 A JP 16271096A JP H1011337 A JPH1011337 A JP H1011337A
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JP
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data
magnetic disk
address
host processor
storage device
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JP8162710A
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Akiyoshi Hashimoto
顕義 橋本
Atsushi Tanaka
淳 田中
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ガーベジコレクションによって移動されるデー
タ量を減少させる。 【解決手段】読み出し処理において、利用頻度の高いデ
ータを断片化の進行していない領域に移動させること
で、ガーベジコレクションによって処理されるデータ量
を減少させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子計算機システム
等の記憶装置におけるファイル管理システムに係り、特
にデータ転送制御の高速化に関する。
【0002】
【従来の技術】以下では、高速なファイルシステムであ
るログ構造化ファイルシステム(LogStructured File S
ystem以下 LFSと略)を説明し、LFSを利用する
際の問題点について述べる。
【0003】《ログ構造化ファイルシステム》Rosenblu
m et al.“The Design and Implimentation of a Log
StructuredFile System”,エイシーエム トランザクシ
ョン オン コンピュータ システムズ(ACM Transact
ion on Computer Systems),Vol. 10,No. 1,Feb. 19
92,pp26-52 において提案されたログ構造化ファイルシ
ステムは新しい全てのデータを「ログ」と呼ばれる順次
構造の形態で記憶装置に書き込むものである。もっとも
特徴的な点は、データを更新する場合である。
【0004】通常のファイルシステムにおけるデータの
更新では、上書きされるために、上記データのアドレス
が変化することはない。一方、LFSでは、上書きされ
ずに未使用領域にホストからの書き込み命令がきた順に
書き込まれる。従って、データの更新が行われると上記
データのアドレスが変化する。この性質により、書き込
み処理が一括してシーケンシャルに行われ、書き込み性
能が改善される。
【0005】その一方、上書きを行わないので、常に大
量の連続した未使用領域を確保しておかなければならな
い。また、データの更新を重ねるうちに、現在利用中の
データ(以後、ライブデータと呼ぶ)と更新され、利用
されなくなった古いデータ(以後、デッドデータと呼
ぶ)がファイルシステム内に散在する(断片化)。その
結果、シーケンシャルな一括書き込みができなくなるの
で、性能低下を招く。また、LFSにおけるデータの読
み出しは、通常のファイルシステムと同じものであるの
で、断片化が進行した状態では読み出し性能も低下す
る。
【0006】これらの問題を解決するために、散在する
ライブデータをまとめて、一ヶ所に書き込み、連続した
空き領域を確保する操作が必要である。この操作をガー
ベジコレクション(Garbage Collection 以下GCと略
す。前記論文ではsegment cleaningと呼ぶ)という。G
C起動中はバックグラウンドでデータの移動が起こるた
め、記憶装置の性能が低下する。前記論文では、この性
能の低下を避けるための方策が提案されている。
【0007】一つの例を挙げると、GCのコストとGC
によって得られる利得(空き領域の容量など)を定義
し、利得とコストの比が最大になる領域に対して優先的
にGCを行う方法がある。この方法は、適切にGC対象
領域を選択することで性能低下を防ぐものであるが、G
Cの絶対的な処理量を減少させることを目指したもので
はない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】GC起動中はバックグ
ラウンドでデータの読み出し、書き込みが起こるため、
記憶装置の性能が低下する。これまで、GCによる性能
低下を軽減する方式が提案されてきたが、効率のよいG
Cを目指したもので、GCの処理量自身を減少させるも
のではなかった。
【0009】本発明の目的は、GCの処理量を減少させ
ることで、GCによる性能の低下を小さくする方法を提
供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】GCは断片化したファイ
ルシステム内でライブデータを拾い集めて、まとまった
領域に書き込み、その結果、連続した空き領域を確保す
る処理である。GCによって移動されるデータは更新さ
れずにファイルシステム内を移動しなかったライブデー
タである。
【0011】これらのデータは (1)まったくアクセスがなかった (2)読み出しアクセスのみ の二つの場合がある。
【0012】(1)の場合は、GC以外の何らかの処理
を行っても、単なるGCに比べて処理量が少なくならな
い。しかし、このようなデータが大多数を占めた場合は
アクセスパターンの局所性が強い場合であると言える。
従って、大多数のデータがGCの対象にならず、GCに
よる性能の低下は問題にならない。
【0013】(2)の場合は、読み出し処理時にホスト
にデータを転送するとき、一時的に上記データは制御装
置内のバッファに格納されるので、そのまま断片化の進
行していない領域へ書き込むことにすると、GCによっ
て処理されるデータ量は減少する。しかし読み出し要求
がくるたびにデータの移動が行われれば、性能の低下を
招く場合もある。そこで、データの利用頻度を監視して
利用頻度の高いデータに対してのみ前記処理を行えば、
性能の低下を免れることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例を図面を参照し
つつ説明する。図1は本実施例の構成図である。101
は記憶装置102に入出力命令を出すホストプロセッサ
である。記憶装置102は制御装置103とデータを格
納する磁気ディスク116などから構成されている。
【0015】制御装置103は実際の処理を行うマイク
ロプロセッサ105と、データの利用頻度を計数するカ
ウンタ104と、メモリ106と、データを一時的に格
納するデータバッファ112を持っている。
【0016】メモリ106には記憶装置を管理する上で
必要な以下の管理情報などが格納されている。また、そ
の他マイクロプロセッサ105を駆動するための情報も
格納されている。
【0017】アドレス変換テーブル107は、ホストプ
ロセッサ101が認識するデータのアドレスと記憶装置
102内での上記データの実際のアドレスを図2に示す
ように対応づけるものである。
【0018】利用頻度テーブル108は、磁気ディスク
116に格納されているデータの利用頻度を図3に示す
ように記録したものである。
【0019】ログ構造化ファイル管理テーブル109
は、LFSを管理するテーブルである。ログ構造化ファ
イル管理テーブル109は図4に示す形態をとってい
る。
【0020】しきい値110とは、データの読み出し時
に上記データをファイルシステム内で移動させるかどう
か決定する利用頻度のしきい値である。本しきい値は、
全データの利用頻度の平均値とするが、ユーザが設定す
ることもできる。
【0021】書き込み先アドレス111とは、本発明に
よる読み出し処理後のデータ移動,GCによるデータ移
動,ホストからの書き込み要求に対して、上記データの
書き込み先アドレスを指定したものである。
【0022】通常は、上記読み出しデータの移動先を決
定するにあたって、 (1)移動先アドレスを磁気ディスク装置内で最後に書き
込まれたデータの次アドレスの未使用領域に決定する (2)移動先アドレスを磁気ディスクのシーク時間が最小
となる未使用領域に決定する (3)磁気ディスク装置が複数あった場合、移動先アドレ
スを、移動前とは異なる待ち行列のもっとも少ない磁気
ディスク装置の未使用領域とする。
【0023】などの方法に従って書き込み先アドレスを
決定するが、ユーザが指定することもできる。
【0024】上記三つの方法は読み出し頻度の高いデー
タの移動先アドレスを決定する方式であるが、単なる書
き込み処理における磁気ディスクへの書き込み先アドレ
スの決定方式としても使用できる。
【0025】データバッファ112はホストプロセッサ
101−磁気ディスク装置116の間でデータを転送す
る際に一時的に上記データを格納するものである。デー
タバッファ112はリード面113とライト面114を
持っている。リード面113は、ホストプロセッサ10
1へ転送するデータを格納し、ライト面114はホスト
プロセッサ101からのデータを格納する。
【0026】磁気ディスク制御装置115は、磁気ディ
スク116に対して、シーク,データ転送等の制御を行
うものである。
【0027】図2はアドレス変換テーブル107であ
る。ホストから見たアドレス201はホストが認識して
いるデータのアドレスが格納されている。記憶装置内の
アドレス202は記憶装置内で実際に格納されているデ
ータのアドレスである。同じ行のアドレスがそれぞれ対
応している。LFSでは、データ更新の際に上記データ
の位置が変わってしまうために、アドレス変換テーブル
が必要である。
【0028】図3は利用頻度テーブル108である。ホ
ストから見たアドレス301は、図2におけるホストか
ら見たアドレス201と同じものである。利用頻度30
2は、上記データの利用頻度である。301の列に書か
れているアドレスに格納されているデータの利用頻度
が、同じ行の302の列に書かれた値である。後述する
が、本発明ではこの利用頻度は、読み出し処理のときに
計数するので、読み出しアクセス回数である。
【0029】図4は、ログ構造化ファイル管理テーブル
109である。セグメント401とは、複数のデータか
らなるLFSの管理単位である。セグメントは前記論文
によると、一回の書き込みデータ量に比べて十分大きな
容量をもったものとして定義される。アドレス402
は、図2の記憶装置内のアドレス202と同じものであ
る。データの状態403は、アドレス402で示された
データの状態を格納している。データ状態403には現
在利用されている状態(ライブ),更新され利用されな
くなった状態(デッド),未使用の三つの状態がある。
【0030】以下、制御装置103が行う処理について
説明する。本実施例では、上記ファイルシステム管理手
段をもって発明の説明を行うが、管理テーブルの形式を
変更することは当業者には自明の事項に属する。
【0031】《読み出し処理》読み出し処理のフローチ
ャートを図5に示す。以下図5に従って読み出し処理の
説明を行う。
【0032】ステップ501 処理の始まり。
【0033】ステップ502 ホストプロセッサ101から読み出し要求があったと
き、マイクロプロセッサ105がアドレス変換テーブル
107を参照し、当該データを磁気ディスク116からデ
ータバッファ112のリード面113に格納後、ホスト
プロセッサ101に転送する。
【0034】ステップ503 マイクロプロセッサ105が、利用頻度テーブル108
を参照して利用頻度としきい値110との大小を判定す
る。
【0035】ステップ504 利用頻度がしきい値より小さい場合には利用頻度テーブ
ル108の上記データの利用頻度をカウンタ104が1
だけ増やして終了する。
【0036】ステップ505 ステップ503において、上記データの利用頻度がしき
い値より大きいと判定された場合には、データバッファ
112のライト面114に上記データを移動後、書き込
み先アドレス111によって指定された磁気ディスク1
16内のアドレスに上記データを書き込む。
【0037】ステップ506 マイクロプロセッサ105が、ログ構造化ファイル管理
テーブル109を更新する。具体的には、移動前のアド
レスのデータの状態403をライブからデッドとし、移
動後のデータの状態403を未使用からライブにする。
【0038】ステップ507 記憶装置内での上記データのアドレス202が変更され
たので、アドレス変換テーブル107において、上記デ
ータの記憶装置内のアドレス202をステップ506で
上記データが書き込まれたアドレスに更新する。
【0039】ステップ508 利用頻度テーブル108の上記データの利用頻度302
を0とする。これは上記データが頻繁にアクセスされる
データであり、読み出しのたびに上記データが移動する
ことを防いでいる。
【0040】ステップ509 処理の終了。
【0041】《書き込み処理》書き込み処理のフローチ
ャートを図6に示す。以下図6に従って、書き込み処理
を説明する。
【0042】ステップ601 処理の始まり。
【0043】ステップ602 ホストプロセッサ101が記憶装置102にデータの書
き込みを要求。
【0044】ステップ603 マイクロプロセッサ105が、該データをデータバッフ
ァ112のライト面114に格納する。
【0045】ステップ604 マイクロプロセッサ105が、書き込み処理の終了をホ
ストプロセッサ101に報告する。
【0046】ステップ605 マイクロプロセッサ105が、最後に書かれたデータの
次のアドレスの磁気ディスク116の未使用領域に書き
込む。
【0047】ステップ606 マイクロプロセッサ105が、ログ構造化ファイル管理
テーブル109においてステップ603で磁気ディスク
116に書き込まれた該データのアドレスのデータの状
態403を未使用からライブに変更する。
【0048】ステップ607 マイクロプロセッサ105が、アドレス変換テーブル1
07を参照して、新規書き込みかどうか判定する。新規
書き込みであれば、アドレス変換テーブル107に該デー
タのアドレス(ホストから見たアドレス201,記憶装
置内のアドレス202の両方)は記憶されていない。
【0049】ステップ608 既存のデータの更新の場合は、マイクロセッサ105
が、ログ構造化ファイル管理テーブル109において、
該データの以前のアドレスの状態403をライブからデ
ッドとする。
【0050】ステップ609 マイクロプロセッサ105が、アドレス変換テーブル1
07において、該データの記憶装置内のアドレス202
をステップ603で磁気ディスク116に書き込まれた
アドレスに変更。
【0051】ステップ610 新規書き込みの場合、マイクロプロセッサ105が、ア
ドレス変換テーブル107において、ホストから見たア
ドレス201に、ホスト101から指示された該データ
のアドレスを書き込む。
【0052】ステップ611 マイクロプロセッサ105が、アドレス変換テーブル1
07において、記憶装置内のアドレス202にステップ
603で、該データが磁気ディスク116に書き込まれ
たアドレスを書き込む。
【0053】ステップ612 処理の終了。
【0054】《ガーベジコレクション》GCのフローチ
ャートを図7に示す。GCは断片化の進んだ領域に対し
て実行される。GCの起動のタイミングとその対象領域
の決定方法は前記論文をはじめとする公知例で提案され
ている。従来の技術で述べたライトコストを最小化する
方法もこの一例であり、本実施例でも、この方法で説明
するが、本発明はGCによって移動するデータ量そのも
のを減少させるため、その効果は前記方法に左右される
ものではない。
【0055】ステップ701 処理の始まり。
【0056】ステップ702 マイクロプロセッサ105がGCを起動するかどうか前
記の方法により決定。起動しなければ、ステップ702
に戻る。
【0057】ステップ703 GCが起動されると、マイクロプロセッサ105がGC
の対象となる一つあるいは複数のセグメントを決定す
る。
【0058】ステップ704 マイクロプロセッサは、上記決定したセグメント内のラ
イブデータを磁気ディスク116からデータバッファ1
12のリード面113に格納する。
【0059】ステップ705 マイクロプロセッサ105が上記データをデータバッフ
ァ112のライト面114に移動後、書き込み先アドレ
ス111によって指定された磁気ディスク116の領域
に書き込む。
【0060】ステップ706 マイクロプロセッサ105がログ構造化ファイル管理テ
ーブル109においてステップ701で検索したセグメ
ントの状態403を未使用に変更する。ステップ702
において移動した上記データの移動先の状態をライブに
変更する。
【0061】ステップ707 アドレス変換テーブル107において、上記データの記
憶装置内のアドレス202を、マイクロプロセッサ10
5がステップ704で、磁気ディスク116に書き込ま
れたアドレスに変更する。
【0062】《書き込み先アドレス111の指定》書き
込み先アドレス111の指定の処理の流れを図8に従っ
て説明する。
【0063】ステップ801 処理の始まり。
【0064】ステップ802 マイクロプロセッサ105がログ構造化ファイル管理テ
ーブル109が更新されたかを判定する。更新されてい
なければ、ステップ802に戻る。
【0065】ステップ803 ログ構造化ファイル管理テーブル109が更新された場
合には、マイクロプロセッサ105が上記テーブルを参
照し、前記アドレス指定方法に従って、条件に合致する
未使用領域のアドレスを取得する。
【0066】ステップ804 マイクロプロセッサ105が書き込み先アドレス111
をステップ803で取得したアドレスに更新する。
【0067】本実施例では、複数の磁気ディスク装置を
もった記憶装置を説明したが、冗長性を持たせたデータ
を複数のディスクに分散して格納するディスクアレイ
や、その他不揮発性の記憶装置に対して本発明を適用す
ることは当業者には自明の事項に属する。
【0068】また、本発明の他の実施例として、次の構
造によりGC処理を削減することが可能である。
【0069】ログ構造化ファイルシステム(Log Struct
ured File System)によって該磁気ディスク装置にデー
タを格納する手段と、ホストプロセッサから見たデータ
のアドレスと該磁気ディスク装置内に実際に格納された
アドレスを対応づける手段と、該磁気ディスク装置内あ
るいは複数の磁気ディスク装置間をデータを移動させる
手段と、該ホストプロセッサと該磁気ディスク装置間を
データを移動させる手段と、該ホストプロセッサと該磁
気ディスク装置間のデータを移動させる際に一時的にデ
ータを格納するバッファと、を備えた制御装置からなる
記憶装置において、ホストプロセッサから読み出し要求
があった場合に、(1)ホストプロセッサから要求された
データだけでなく、磁気ディスク上、該データと隣接す
る位置に格納された複数のデータを該磁気ディスク装置
から読み出し、該制御装置内のバッファに書き込むステ
ップと、(2)ホストプロセッサから要求されたデータを
該制御装置内の該バッファからホストプロセッサへと転
送するステップと、(3)ステップ(1)で該制御装置内の
バッファに格納されたデータを磁気ディスク装置の他の
領域に書き込むステップと、 (4)ステップ(3)終了後、ファイルシステムの管理情報
を更新するステップからなる記憶装置におけるデータ制
御方法。
【0070】本実施例によれば、先読みしたデータを予
め別の場所にまとめ書きすることで、従来方式では、ガ
ーベジコレクションのためにわざわざ読み出していたス
テップを省略することができ、ガーベジコレクションの
ための読み出しが見かけ上なくなるのでオーバーヘッド
を削減することができる。
【0071】
【発明の効果】本発明によれば、ログ構造化ファイルシ
ステムによってデータを管理する磁気記憶装置におい
て、GCの処理量を減少させることで、GCによる性能
の低下を小さくすることができ、記憶装置の性能低下を
軽減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の記憶装置を示すブロック
図。
【図2】本発明の一実施例のアドレス変換テーブルを示
す図。
【図3】本発明の一実施例の利用頻度テーブルを示す
図。
【図4】本発明の一実施例の構造化ファイル管理テーブ
ルを示す図。
【図5】本発明の一実施例の利用頻度を評価してデータ
を移動させる処理の流れ図。
【図6】本発明の一実施例のログ構造化ファイル管理テ
ーブルとアドレス変換テーブルを更新する処理の流れ
図。
【図7】本発明の一実施例のGC処理の流れ図。
【図8】本発明の一実施例の記憶装置内でのデータの移
動先,書き込み先を指定する処理の流れ図。
【符号の説明】
101…ホストプロセッサ、102…記憶装置、103
…制御装置、104…カウンタ、105…マイクロプロ
セッサ、106…メモリ、107…アドレス変換テーブ
ル、108…利用頻度テーブル、109…ログ構造化フ
ァイル管理テーブル、110…しきい値、111…書き
込み先アドレス、112…データバッファ、113…リ
ード面、114…ライト面、115…磁気ディスク制御
装置、116…磁気ディスク、201…ホストから見た
アドレス、202…記憶装置内のアドレス、301…ホ
ストから見たデータのアドレス、302…利用頻度、4
01…セグメント、402…アドレス、403…データ
の状態。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 3/06 304 G06F 3/06 304N

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ログ構造化ファイルシステム(Log Struct
    ured File System)によって磁気ディスク装置にデータ
    を格納する手段と、ホストプロセッサから見たデータの
    アドレスと上記磁気ディスク装置内に実際に格納された
    アドレスを対応づける手段と、上記磁気ディスク装置内
    に格納されたデータの利用頻度を計数,記録する手段
    と、上記磁気ディスク装置内あるいは複数の磁気ディス
    ク装置間でデータを移動させる手段と、上記ホストプロ
    セッサと上記磁気ディスク装置間でデータを移動させる
    手段と、上記データを移動させる際に一時的にデータを
    格納するバッファとを備えた制御装置を有する記憶装置
    において、ホストプロセッサから読み出し要求があった
    場合に、(1)ホストプロセッサから要求されたデータを
    上記制御装置内のバッファに書き込んだ後、上記ホスト
    プロセッサへ転送するステップと、(2)上記制御装置の
    バッファに残された上記データの利用頻度を参照して、
    利用頻度が高いかどうか判定するステップと、(3)上記
    ステップ(2)において利用頻度が高いと判定された場
    合、磁気ディスク装置内の他の領域に上記データを制御
    装置内のバッファから転送するステップと、(4)上記ス
    テップ(3)終了後、ファイルシステムの管理情報を更新
    するステップと、(5)上記ステップ(2)において利用頻
    度が低いと判定された場合に、上記データの利用頻度を
    1だけ増やして記録するステップと、(6)上記ステップ
    (4)終了後、上記データの利用頻度を0にして記録する
    ステップ、からなることを特徴とする記憶装置における
    データ制御方法。
  2. 【請求項2】請求項1において、上記読み出しデータの
    移動先を決定するにあたって、移動先アドレスを磁気デ
    ィスク装置内で最後に書き込まれたデータの次アドレス
    の未使用領域に決定するステップを有する記憶装置にお
    けるデータ制御方法。
  3. 【請求項3】請求項1において、上記読み出しデータの
    移動先を決定するにあたって、移動先アドレスを磁気デ
    ィスクのシーク時間が最小となる未使用領域に決定する
    ステップを有する記憶装置におけるデータ制御方法。
  4. 【請求項4】請求項1において、磁気ディスク装置が複
    数あった場合、上記読み出しデータの移動先を決定する
    にあたって、移動先アドレスを、移動前とは異なる待ち
    行列のもっとも少ない磁気ディスク装置の未使用領域と
    するステップを有する記憶装置におけるデータ制御方
    法。
  5. 【請求項5】請求項1の制御装置において、ステップ
    (3)で、上記記憶装置のデータバッファ内で、上記デ
    ータを移動させた後、磁気ディスク装置へ転送される予
    定の他のデータとともに磁気ディスク装置へ転送するス
    テップを有する記憶装置におけるデータ制御方法。
  6. 【請求項6】ログ構造化ファイルシステム(Log Struct
    ured File System)によって該磁気ディスク装置にデー
    タを格納する手段と、ホストプロセッサから見たデータ
    のアドレスと該磁気ディスク装置内に実際に格納された
    アドレスを対応づける手段と、該磁気ディスク装置内あ
    るいは複数の磁気ディスク装置間をデータを移動させる
    手段と、該ホストプロセッサと該磁気ディスク装置間を
    データを移動させる手段と、該ホストプロセッサと該磁
    気ディスク装置間のデータを移動させる際に一時的にデ
    ータを格納するバッファと、を備えた制御装置からなる
    記憶装置において、ホストプロセッサから読み出し要求
    があった場合に、(1)ホストプロセッサから要求された
    データだけでなく、磁気ディスク上、該データと隣接す
    る位置に格納された複数のデータを該磁気ディスク装置
    から読み出し、該制御装置内のバッファに書き込むステ
    ップと、(2)ホストプロセッサから要求されたデータを
    該制御装置内の該バッファからホストプロセッサへと転
    送するステップと、(3)ステップ(1)で該制御装置内の
    バッファに格納されたデータを磁気ディスク装置の他の
    領域に書き込むステップと、(4)ステップ(3)終了後、
    ファイルシステムの管理情報を更新するステップを有す
    る記憶装置におけるデータ制御方法。
JP8162710A 1996-06-24 1996-06-24 記憶装置におけるデータ制御方法 Pending JPH1011337A (ja)

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