JPH05289765A - レジューム制御装置およびバッテリ保護装置 - Google Patents

レジューム制御装置およびバッテリ保護装置

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JPH05289765A
JPH05289765A JP4092885A JP9288592A JPH05289765A JP H05289765 A JPH05289765 A JP H05289765A JP 4092885 A JP4092885 A JP 4092885A JP 9288592 A JP9288592 A JP 9288592A JP H05289765 A JPH05289765 A JP H05289765A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 パーソナルコンピュータなどのレジューム制
御装置に関し、通信処理機能の動作を一時的に停止可能
とする。 【構成】 処理手段101からの要求に応じて、処理手
段101が通信パスを介して行う通信を制御する通信ア
ダプタ装置102を備えたコンピュータシステムのレジ
ューム制御装置において、レジューム指示の入力に応じ
て、処理手段101に伝送路が一時的に切断された旨を
通知して、通信パスの切断要求の送出を促す切断指示手
段111と、レジューム解除指示の入力に応じて、処理
手段101に伝送路の切断状態が回復した旨を通知し
て、通信パスの接続要求の送出を促す再開指示手段11
2と、レジューム指示の入力に応じて、通信アダプタ装
置102への電力の供給を停止し、レジューム解除指示
の入力に応じて、通信アダプタ装置102への電力の供
給を再開する電力供給手段113とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パーソナルコンピュー
タなどにおいて、利用者が一時的に処理を中断した際
に、表示部やディスク装置などの入出力装置の動作を一
時的に停止するレジューム機能を実現するレジューム制
御装置に関する。また、携帯用パーソナルコンピュータ
などにおいて、商用電源から内蔵のバッテリに切り換え
た際にバッテリの消耗を防ぐバッテリ保護装置に関す
る。
【0002】利用者は、パーソナルコンピュータ(以
下、パソコンと略称する)を常時利用しているわけでは
なく、別の仕事をするためにパソコンによる処理を中断
する場合がある。このときに、利用しているときと同様
にパソコンの表示部やディスク装置などを駆動していた
のでは、無駄な電力が消費されてしまう。一方、パソコ
ン全体の電源を切断してしまえば、電力が無駄に消費さ
れることはないが、メモリの内容もクリアされてしまう
ので、再びプログラムやデータをメモリにロードしてパ
ソコンを立ち上げなければならない。
【0003】上述したような無駄な電力の消費を防ぐと
ともに、再度のイニシャルプログラムロード(IPL)
処理を不要とするために、パソコン全体の電源を切断す
るのではなく、メモリの内容を保持した状態で、表示部
やディスク装置への電源供給のみを停止して動作を一時
的に停止させるレジューム機能が実現されている。
【0004】ところで、パソコンを通信アダプタ装置を
介して通信回線やローカルエリアネットワーク(LA
N)に接続して、大型計算機の端末として動作させた
り、パソコン間でファイルの転送処理を行ったりするネ
ットワーク処理を利用する利用者も多い。これに応じ
て、回線アダプタ装置やLANアダプタ装置などの通信
アダプタ装置を内蔵したパソコンも実現されており、こ
のようなパソコンは、パソコン本体側から通信アダプタ
装置に電源を供給する構成となっている。このため、通
信アダプタ装置への電力の供給停止も含めたレジューム
機能が必要とされている。
【0005】また、携帯用パソコンを用いて同様のネッ
トワーク処理を行う利用者も増加している。但し、携帯
用パソコンの場合は、内蔵しているバッテリの容量に比
べて通信アダプタ装置の消費電力が大きいので、ネット
ワーク処理を行う際には、電源コードを介して商用電源
から電源の供給を受けることが必要である。このため、
ネットワーク処理の実行中に、電源コードのプラグがコ
ンセントから外れたりしてバッテリから電源を供給する
バッテリモードに移行した場合に、通信アダプタ装置の
消費電力のためにバッテリが消耗してしまうことを防ぐ
バッテリ保護装置が必要とされている。
【0006】
【従来の技術】従来のレジューム制御装置は、図7に示
すように、レジューム処理部711と各入出力装置への
電源のオン/オフを制御するソフトスイッチ721とを
備えて構成されており、利用者はキーボードに設けられ
たレジュームキーを押下することにより、上述したレジ
ューム処理部711にレジューム指示を入力するように
なっている。
【0007】このレジューム指示に応じて、レジューム
処理部711は、まず、表示部やディスク装置などの各
入出力装置のデバイスドライバ701に対して、動作を
停止することができるか否かを問い合わせる。この問い
合わせに対して停止可能である旨が通知されたときに、
レジューム処理部711が、該当する入出力装置に対応
するソフトスイッチ721を介して電力供給回路731
を制御し、その入出力装置への電源の供給を停止する構
成となっている。
【0008】このようにして、パソコンに備えられた表
示部やディスク装置への電源の供給を一時的に停止する
ことにより、消費電力を抑えることができる。この場合
は、利用者が起動したプロセスの状態はメモリ内に保持
されており、また、表示用メモリの内容なども保持され
る。したがって、利用者が再度レジュームキーを押下し
て、レジューム状態の解除を指示したときに、レジュー
ム処理部711が、各ソフトスイッチ721を操作して
電源の供給を再開すれば、利用者は、レジューム指示を
入力したときと同じ状態で処理を再開することができ
る。
【0009】上述したレジューム制御装置の場合は、ネ
ットワーク処理がパソコン内部だけで閉じた処理ではな
いことを考慮して、レジューム状態においても通信アダ
プタ装置(図示せず)への電源を供給し続けていた。こ
の場合は、物理的な通信パスである回線の接続状態およ
び論理的な通信パスであるセションの接続状態がともに
保持されているから、利用者によるレジューム状態の解
除指示に応じて、いつでもネットワーク処理を再開する
ことができる。
【0010】また、レジューム指示に応じて、レジュー
ム処理部711が、まず、表示部などを介して利用者に
ネットワーク処理の中止を促し、これに応じた利用者の
指示により、通信アダプタ装置を介して設定された通信
パスを切断し、その後に、通信アダプタ装置への電源の
供給を停止する構成のレジューム制御装置もある。
【0011】また、図8に、従来のバッテリ保護装置の
構成を示す。図8において、電力変換部801は、商用
電源に接続された電源コードから供給される交流電流か
ら各部の駆動電力を生成するものであり、この電力変換
部801の出力とバッテリ104の出力との一方が、切
換回路802を介して、表示部や通信アダプタ装置に供
給される構成となっている。
【0012】また、電源監視部803は、上述した電力
変換部801への交流電源の供給状態を監視しており、
交流電源の供給が停止したときに、電源コードのプラグ
がコンセントからはずれたと判断し、切換回路802に
バッテリ104への切り換えを指示するとともに、オペ
レーションシステム(OS)811にその旨を通知す
る。
【0013】これに応じて、オペレーションシステム8
11が、表示制御部821に電源コードがコンセントか
ら外れた旨のメッセージの表示を依頼し、表示制御部8
21と表示部とが上述したメッセージの表示処理を行っ
て、利用者に電源コードの再接続を促すことにより、バ
ッテリ104の消耗防止を図る構成となっている。
【0014】この場合は、バッテリ104からの電力
は、切換回路802を介して通信アダプタ装置も含めた
各部に供給され続けている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うに、従来のレジューム制御装置は、レジューム状態に
おいても通信アダプタ装置に電源を供給し続けていた。
したがって、メモリの内容を保持するために必要な電力
の他に、通信アダプタ装置を動作させるための電力が必
要となるので、レジューム状態に移行してもパソコン全
体としての消費電力を抑えることができなかった。
【0016】一方、レジューム指示に応じて通信パスを
切断してしまえば、レジューム状態の間は通信アダプタ
装置に電源を供給する必要がないから、レジューム状態
での消費電力を抑えることができる。しかしながら、通
信アダプタ装置への電源を切断すれば、通信アダプタ装
置に内蔵されたメモリ内の制御プログラムやデータは当
然に失われるので、レジューム状態を解除した際に、再
度、通信アダプタ装置の制御プログラムをロードする必
要がある。
【0017】ここで、従来は、パソコンを立ち上げた後
は、通信アダプタ装置の電源が切断されないことを前提
としていたため、通信アダプタ装置への制御プログラム
のロードは、パソコンの立ち上げ時に同時に行われるよ
うになっている。このため、回線アダプタ装置への制御
プログラムをロードするために、利用者は、他の処理を
一旦終了して、再びIPLを行う必要がある。
【0018】更に、この方法を用いた場合は、レジュー
ム状態に移行する際に、利用者は一旦セションの切断を
指示する必要があり、また、ネットワーク処理を再開す
るために、通信アダプタ装置に制御プログラムをロード
した後に、再び相手先の処理装置との間のセションを確
立する旨を指示する必要があった。
【0019】また、従来のバッテリ保護装置は、電源コ
ードが外れたことを利用者に通知して、利用者に電源コ
ードの接続を促しているが、電源コードを接続するか否
かを利用者に任せている。このため、利用者が表示され
たメッセージに気付かなかった場合などには、通信アダ
プタ装置の消費電力のためにバッテリが消耗してしま
い、メモリの内容が失われてしまう可能性があった。
【0020】本発明は、通信処理機能の動作を一時的に
停止可能なレジューム制御装置を提供することを目的と
する。また、バッテリモードに移行した際に、自動的に
消費電力を削減してバッテリの消耗を防ぐバッテリ保護
装置を提供することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】図1は、請求項1のレジ
ューム制御装置の構成を示す図である。請求項1の発明
は、処理手段101からの要求に応じて、伝送路を介す
る通信パスを接続/切断するとともに、処理手段101
が通信パスを介して行う通信を制御する通信アダプタ装
置102を備えたコンピュータシステムのレジューム制
御装置において、レジューム状態への移行を指示するレ
ジューム指示の入力に応じて、処理手段101に伝送路
が一時的に切断された旨を通知して、通信パスを切断す
る旨の切断要求の送出を促す切断指示手段111と、レ
ジューム状態の解除を指示するレジューム解除指示の入
力に応じて、処理手段101に伝送路の切断状態が回復
した旨を通知して、通信パスを接続する旨の接続要求の
送出を促す再開指示手段112と、レジューム指示の入
力に応じて、通信アダプタ装置102への電力の供給を
停止し、レジューム解除指示の入力に応じて、通信アダ
プタ装置102への電力の供給を再開する電力供給手段
113とを備えたことを特徴とする。
【0022】図2は、請求項2のバッテリ保護装置の構
成を示す図である。請求項2の発明は、処理手段101
からの接続要求および切断要求に応じて、伝送路を介す
る通信パスを設定/切断するとともに、処理手段101
が通信パスを介して行う通信を制御する通信アダプタ装
置102と、交流電源103からの電力供給状態に応じ
て、交流電源103とバッテリ104とを切り換える切
換手段105を有し、通信アダプタ装置102に電力を
供給する電力供給手段106とを備えたコンピュータシ
ステムのバッテリ保護装置において、切換手段105が
交流電源103からバッテリ104に切り換えた旨を示
すバッテリモード通知の入力に応じて、処理手段101
に伝送路が一時的に切断された旨を通知して、通信パス
を切断する旨の切断要求の送出を促す切断指示手段12
1と、切換手段105がバッテリ104から交流電源1
03に切り換えた旨を示すバッテリモード解除通知の入
力に応じて、処理手段101に伝送路の切断状態が回復
した旨を通知して、通信パスを接続する旨の接続要求の
送出を促す再開指示手段122と、バッテリモード指示
の入力に応じて、電力供給手段106から通信アダプタ
装置102への電力の供給を切断し、バッテリモード解
除指示の入力に応じて、電力供給手段106から通信ア
ダプタ装置102への電力の供給を再開する電力供給制
御手段123とを備えたことを特徴とする。
【0023】
【作用】請求項1の発明は、レジューム指示の入力に応
じて、切断指示手段111が動作することにより、処理
手段101に切断要求の送出を促して、通信アダプタ装
置102を介して設定された通信パスを切断し、レジュ
ーム解除指示の入力に応じて、再開指示手段112が動
作することにより、処理手段101に接続要求の送出を
促して、通信アダプタ装置102を介して再度通信パス
を接続することができる。また、電力供給手段113に
より、レジューム指示およびレジューム解除指示に応じ
て、通信アダプタ装置102への電力の供給を切断/再
開することができる。これにより、伝送路を介する通信
処理を一時的に停止することが可能となり、通信処理機
能を含めたレジューム機能を実現することができる。
【0024】請求項2の発明は、バッテリモード通知の
入力に応じて、切断指示手段121が動作することによ
り、処理手段101に切断要求の送出を促して、通信ア
ダプタ装置102を介して設定された通信パスを切断
し、バッテリモード解除通知の入力に応じて、再開指示
手段122が動作することにより、処理手段101に接
続要求の送出を促して、通信アダプタ装置102を介し
て再度通信パスを接続することができる。また、電力供
給制御手段123が、バッテリモード通知およびバッテ
リモード解除通知に応じて動作することにより、切換手
段105により交流電源103がバッテリ104に置き
換えられている間は、電力供給手段106から通信アダ
プタ装置102への電力の供給を切断し、自動的に消費
電力を削減して、バッテリの過度な消耗を防ぐことが可
能となる。
【0025】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例につい
て詳細に説明する。図3に、本発明のレジューム制御装
置を適用したパソコンシステムの実施例構成図を示す。
【0026】図3において、パソコンに備えられたキー
ボードには、レジュームキー201が設けられており、
レジュームキー検出部202は、このレジュームキー2
01の押下を検出して、検出結果をレジューム処理部2
03に通知する構成となっている。
【0027】このレジューム処理部203は、レジュー
ムキー検出部202からの通知に応じて、上述した従来
のレジューム処理部711と同様に、各入出力装置(表
示部やディスク装置など)に対するレジューム処理を行
うとともに、ネットワーク制御部211にレジューム指
示が入力された旨を通知する構成となっている。また、
上述したレジュームキー検出部202から再びレジュー
ムキーが押下された旨の検出結果が通知されたときに、
このレジューム処理部203は、レジューム状態の解除
が指示されたと判断し、レジューム処理部711と同様
のレジューム解除処理を行うとともに、ネットワーク制
御部211にレジューム解除指示が入力された旨を通知
する。上述したレジューム処理部203は、従来と同様
に、オペレーションシステムの1部として実現すればよ
い。
【0028】また、図3において、パソコンシステム
は、通信アダプタ装置102として、回線を介する通信
を制御する回線アダプタ装置204を備えており、この
回線アダプタ装置204を介して回線に接続され、他の
処理装置(図示せず)との間で通信可能な構成となって
いる。また、処理手段101に相当する通信アプリケー
ションプロセス(以下、通信プロセスと略称する)20
5は、上述したネットワーク制御部211を介して回線
アダプタ装置204に指示を送出し、この回線アダプタ
装置204によって設定された通信パスを介して通信処
理を行う構成となっている。
【0029】ネットワーク制御部211は、従来と同様
の通信制御処理を行う通信制御部212を備えている。
この通信制御部212は、上述した通信プロセス205
からの指示に応じて、プロトコル制御ドライバ221お
よびデバイスドライバ222を介して回線アダプタ装置
204を制御する構成となっている。また、このネット
ワーク制御部211は、上述したレジューム指示および
レジューム解除指示を後述するネットワーク制御プロセ
ス231に中継する中継部213と、この中継部213
と通信制御部212とからの指示に応じて動作する通知
保留部214とを備えている。この通知保留部214
は、保留指示に応じて、デバイスドライバ222からの
セションの切断完了通知(後述する)を保留し、保留解
除指示に応じて、上述した通信制御部212に通知する
構成となっている。また、ダウンロード処理部215
は、ダウンロード指示の入力に応じて、デバイスドライ
バ222を介して回線アダプタ装置204内のメモリ
に、アダプタモジュール格納部206に格納された制御
プログラムをロードする構成となっている。
【0030】また、図3において、ネットワーク制御プ
ロセス231は、レジューム指示やレジューム解除指示
などの通知に応じて、受付処理部232が、指示発行部
233に対して、ネットワーク処理機能についてのレジ
ューム動作を制御するための指示(後述する)の発行を
指示する構成となっている。この指示発行部233が発
行する指示は、上述した通信プロセス205からの指示
と同様に、ネットワーク制御部211に送出される。
【0031】このネットワーク制御プロセス231は、
レジューム指示およびレジューム解除指示に応じて、他
の通信プロセス205を管理する立場となるので、予め
デーモンプロセスとして設定しておけばよい。
【0032】また、図3において、レジスタ241は、
上述したデバイスドライバ222と電源制御部242と
の双方からアクセス可能な構成となっており、この電源
制御部242は、レジスタ241の内容に応じて、スイ
ッチ243をオン/オフすることにより、電力供給回路
244から回線アダプタ装置204への電源の供給を断
続する構成となっている。
【0033】このレジスタ241の各ビットは、表示部
やディスク装置などの入出力装置(図示せず)および上
述した回線アダプタ装置204にそれぞれ対応してお
り、デバイスドライバ222に設けられたレジスタ操作
部223は、このレジスタ241の回線アダプタ装置2
04に対応するビットを操作する構成となっている。
【0034】以下、ネットワーク処理機能のレジューム
動作について、レジューム状態へ移行する際の動作とレ
ジューム状態を解除する際の動作とに分けて説明する。
図4に、レジューム状態への移行動作の説明図を示す。
【0035】利用者がレジューム状態への移行を指示す
るためにレジュームキー201を押下すると、レジュー
ムキー検出部202により、レジュームキー201が押
下された旨がレジューム処理部203に通知される。こ
れに応じて、レジューム処理部203により、ネットワ
ーク制御部211にレジューム指示が通知され、更に、
中継部213により、ネットワーク制御プロセス231
の受付処理部232に通知される。また、このときに、
中継部213は、通知保留部214に保留指示を通知し
ておけばよい。
【0036】このレジューム指示に応じて、受付処理部
232はレジューム状態への移行が指示された旨を認識
し、指示発行部233に回線切断指示の発行を指示す
る。これに応じて、指示発行部233により、回線切断
指示がネットワーク制御部211に送出され、ネットワ
ーク制御部211の通信制御部212およびデバイスド
ライバ222を介して回線アダプタ装置204に回線の
切断が指示され、回線の切断処理が実行される。
【0037】回線切断処理が完了した旨の完了通知は、
デバイスドライバ222から通信制御部212に通知さ
れ、更にネットワーク制御プロセス231に通知され
る。これに応じて、受付処理部232は、指示発行部2
33に対して、ネットワーク処理のために獲得された本
体資源の初期化を指示する本体資源初期化指示の発行を
指示する。これに応じて、指示発行部233が発行した
本体資源初期化指示は、ネットワーク制御部211の通
信制御部212を介して、プロトコル制御ドライバ22
1およびデバイスドライバ222に通知され、これらの
各部が獲得したバッファなどの資源が解放される。ま
た、このとき、通信制御部212は、リトライ可能なエ
ラーとして、回線が切断された旨を通信プロセス205
に通知して、通信プロセス205に、この回線の切断は
一時的なものであって、所定時間後に再び接続を試みる
ことにより回復可能であることを示している。
【0038】このように、リトライ可能なエラーとして
回線の切断が通知され、回線の切断が一時的で回復可能
な障害であることが示された場合は、通信プロセス20
5は、ネットワーク制御部211にセション切断要求を
送出して一旦セションを切断し、その後、セションの切
断が完了した旨が通知されてから、再びセションの確立
する構成となっている。
【0039】したがって、ネットワーク制御部211と
ネットワーク制御プロセス231とが上述した処理を行
うことにより、切断指示手段111の機能を実現し、レ
ジューム指示に応じて、処理手段101に相当する通信
プロセス205に論理的な通信パスであるセションの切
断を促すことができる。
【0040】上述したセション切断要求は、ネットワー
ク制御部211の通信制御部212によって、デバイス
ドライバ222に通知され、このデバイスドライバ22
2によりセション切断処理が実行される。その後に、デ
バイスドライバ222側から送出されるセションの切断
完了通知は、通知保留部214によって保留され、通信
プロセス205には通知されないので、通信プロセス2
05は、セション切断要求に対する完了通知待ち状態と
なる。
【0041】また、ネットワーク制御プロセス231の
受付処理部232は、上述した本体資源初期化指示に対
する完了通知に応じて、回線アダプタ装置204への電
源切断指示の発行を指示発行部233に指示する。これ
に応じて、指示発行部233から上述した電源切断指示
が送出され、ネットワーク制御部211の通信制御部2
12を介して、デバイスドライバ222に通知される。
デバイスドライバ222は、この指示に応じて、セショ
ンの切断が完了していることを確認し、レジスタ操作部
223を起動してレジスタ241の回線アダプタ装置2
04に対応するビットをクリアし、回線アダプタ装置2
04への電源の供給を停止する旨を示せばよい。
【0042】すなわち、ネットワーク制御プロセス23
1からの指示に応じてデバイスドライバ222のレジス
タ操作部223がレジスタ241を操作することによ
り、電源制御部242とスイッチ243とを制御して、
電力供給回路244から回線アダプタ装置204への電
源の供給を切断する構成となっており、これらの各部に
よって、電力供給手段113の電力供給切断機能が実現
されている。
【0043】ここで、通信プロセス205が複数ある場
合は、ネットワーク制御部211の通信制御部212
は、各通信プロセス205に回線が切断された旨を通知
すればよい。また、この場合に、デバイスドライバ22
2は、各通信プロセス205に対応するセションの切断
処理が終了したことを確認した後に、レジスタ操作部2
23を起動すればよい。
【0044】このようにして、ネットワーク処理機能を
含めたレジューム状態を実現することが可能となる。こ
の場合は、回線アダプタ装置204への電源の供給も停
止されるので、従来のレジューム状態に比べて、パソコ
ン全体としての消費電力を抑える効果が大きい。
【0045】図5に、レジューム状態の解除動作の説明
図を示す。パソコンがレジューム状態となっているとき
に、利用者がレジュームキー201を押下すると、レジ
ュームキー検出部202からの通知に応じて、レジュー
ム処理部203は、レジューム状態の解除が指示された
と判断し、ネットワーク制御部211にレジューム解除
指示を通知する。このレジューム解除指示は、ネットワ
ーク制御部211の中継部213により、更に、ネット
ワーク制御プロセス231に通知される。
【0046】このレジューム解除指示に応じて、受付処
理部232は、指示発行部233に電源投入指示の発行
を指示し、これに応じて、指示発行部233によって発
行された電源投入指示は、ネットワーク制御部211の
通信制御部212を介してデバイスドライバ222に通
知される。デバイスドライバ222は、この電源投入指
示に応じてレジスタ操作部223を起動し、レジスタ2
05の該当するビットをセットして電源の供給を行う旨
を示せばよい。これにより、電源制御部242によって
スイッチ243がオン状態とされ、電力供給回路244
から回線アダプタ装置204への電源の供給が再開され
る。
【0047】このようにして、レジューム解除指示に応
じて回線アダプタ装置204への電源の供給を再開する
構成となっており、電力供給手段113の電力供給再開
機能が実現されている。
【0048】この電源投入動作の完了通知は、デバイス
ドライバ222からネットワーク制御部211の通信制
御部212を介してネットワーク制御プロセス231に
通知され、この完了通知に応じて、受付処理部232に
より、指示発行部233にダウンロード指示の発行が指
示される。これに応じて、指示発行部233が発行した
ダウンロード指示は、ネットワーク制御部211のダウ
ンロード処理部215に通知され、このダウンロード処
理部215とデバイスドライバ222とを介して、回線
アダプタ装置204のメモリへのダウンロード処理が実
行される。
【0049】これにより、電源投入動作の完了に応じ
て、回線アダプタ装置204のメモリに制御プログラム
を自動的にダウンロードすることができるので、利用者
が改めて制御プログラムのダウンロードを指示する必要
はない。
【0050】上述したダウンロード処理が完了した旨の
通知は、デバイスドライバ222からネットワーク制御
部211の通信制御部212を介してネットワーク制御
プロセス231に通知される。
【0051】これに応じて、受付処理部232は、指示
発行部233に本体資源活性化指示の送出を指示し、こ
れに応じて、指示発行部233から本体資源活性化指示
がネットワーク制御部211に通知され、更に、通信制
御部212により、プロトコル制御ドライバ221およ
びデバイスドライバ222に通知される。これに応じ
て、これらの各部により必要なバッファなどの資源の獲
得動作が行われ、通信処理動作が可能な状態となる。ま
た、このとき、通信制御部212は、通知保留部214
に保留解除指示を送出すればよい。これに応じて、セシ
ョンの切断完了通知が、通知保留部214から通信制御
部212を介して通信プロセス205に通知される。こ
れに応じて、通信プロセス205は、切断完了通知待ち
の状態から脱出し、所定時間後に、ネットワーク制御部
211に対してセション確立要求を送出する。
【0052】このように、ネットワーク制御プロセス2
31とネットワーク制御部211とが上述した処理を行
うことにより、再開指示手段112の機能を実現し、レ
ジューム解除指示に応じて、処理手段101に相当する
通信プロセス205に論理的な通信パスであるセション
の確立を促すことができる。
【0053】上述したセション確立要求に応じて、ネッ
トワーク制御部211,プロトコル制御ドライバ22
1,デバイスドライバ222が動作し、回線アダプタ装
置204により相手先の処理装置との間の回線が接続さ
れて、改めてセションが確立される。また、この回線の
接続が完了した旨が、デバイスドライバ222からネッ
トワーク制御部211を介して通信プロセス205に通
知され、これに応じて、通信プロセス205は、新たに
確立されたセションを介して他のアプリケーションプロ
セスとの間の通信処理を続行することができる。
【0054】このようにして、レジューム解除指示に応
じて、自動的に物理的な通信パスである回線を接続する
とともに論理的な通信パスであるセションを再び確立す
ることができるので、利用者が、意識的にセションの確
立を指示する必要はなく、利用者の手間を省くことがで
きる。
【0055】更に、上述したように、回線アダプタ装置
204へのダウンロードなどの処理を行っている間は、
通信プロセス205をセションの切断完了通知待ちの状
態としておくことにより、通信プロセス205が、セシ
ョンの確立要求を繰り返すことを防ぐことができる。し
たがって、レジューム状態が解除された際に、セション
の確立要求に対応する処理のために、他のプロセスの処
理効率が大幅に劣化することはない。
【0056】また、ネットワーク制御プロセス231を
プロセス空間に作り、このネットワーク制御プロセス2
31が、ネットワーク制御部211を介してプロトコル
制御ドライバ221,デバイスドライバ222を制御す
る構成とすることにより、ネットワーク制御部211,
プロトコル制御ドライバ221,デバイスドライバ22
2の変更を最小限に止めることができる。
【0057】なお、請求項1の発明は、LANアダプタ
装置を備えて、LANを介して他の処理装置上のアプリ
ケーションプロセスと通信するパソコンシステムにも適
用することができる。また、複数の種類の異なる通信ア
ダプタ装置を備え、様々な伝送路を介して通信を行うパ
ソコンシステムに適用することも可能である。
【0058】以下、請求項2の発明について説明する。
図6に、請求項2のバッテリ保護装置を適用したパソコ
ンシステムの実施例構成図を示す。但し、図6におい
て、図3に示した各部に対応するものは同一の符号を付
して示す。
【0059】図6において、電力変換部301は、交流
電源103に相当するものであり、交流の商用電源から
各部の駆動電力を生成する構成となっている。この電力
変換部301の出力は、バッテリ104の出力ととも
に、切換回路302に入力されており、この切換回路3
02の出力が、スイッチ341を介して回線アダプタ装
置204に供給されている。
【0060】また、図6において、電源監視部303
は、上述した電力変換部301の出力を監視して、この
電力変換部301に交流電源が供給されているか否かを
切換回路302に通知する構成となっており、これに応
じて切換回路302が電力変換部301とバッテリ10
4とを切り換えることにより、切換手段105の機能を
実現する構成となっている。この切換回路302は、電
源監視部303から交流電源が供給されていない旨が通
知されたときに、電力変換部301からバッテリ104
に切り換える構成とすればよい。
【0061】上述した電源監視部302からの通知は、
オペレーションシステム内に設けられたモード切換処理
部304にも通知されている。このモード切換処理部3
04は、交流電源が供給されていない旨の通知に応じ
て、ネットワーク制御部311にバッテリモード通知を
送出し、その後、交流電源の供給が再開された旨の通知
に応じて、ネットワーク制御部311にバッテリモード
解除通知を送出する構成となっている。
【0062】このネットワーク制御部311は、図3に
示したネットワーク制御部211の中継部213に代え
て、中継部312を備えて構成されており、この中継部
312が、上述したバッテリモード通知およびバッテリ
モード解除通知をそれぞれレジューム指示およびレジュ
ーム解除指示に変換して、ネットワーク制御プロセス2
31に通知する構成となっている。
【0063】これに応じて、ネットワーク制御プロセス
231の受付処理部232および指示発行部233が、
図4に示したレジューム状態への移行動作と同様に、回
線切断指示および本体資源初期化指示をネットワーク制
御部311の通信制御部212に送出し、通信制御部2
12が、回線が切断された旨をリトライ可能なエラーと
して通信プロセス205に通知することにより、切断指
示手段121の機能を実現し、通信プロセス205にセ
ションの切断を促す構成となっている。
【0064】上述したようにしてセションの切断処理が
終了した後に、ネットワーク制御プロセス231が電源
切断指示を通信制御部212に送出し、これに応じて、
デバイスドライバ222のレジスタ操作部223がレジ
スタ241の該当ビットをクリアすることにより、バッ
テリモード通知の入力に応じて、回線アダプタ装置20
4への電源の供給を停止することができ、電力供給制御
手段123の電力供給切断機能が実現されている。
【0065】これにより、バッテリモードへの移行に応
じて回線アダプタ装置204への電源の供給を停止し
て、自動的に消費電力を削減することができ、バッテリ
104の過度な消耗を防ぐことが可能となる。この場合
は、バッテリ104の管理を利用者に任せるのではな
く、パソコン側でバッテリ104を保護することができ
るので、利用者へのサービス性を向上することができ
る。
【0066】なお、この場合は、バッテリモードへの移
行に応じて、通信プロセス205の処理は一旦中断され
るので、モード切換部304は、電源コードがはずれた
旨のメッセージとともにネットワーク処理機能を一時的
に停止する旨のメッセージを表示部に表示させ、利用者
に通知すればよい。
【0067】また、中継部312は、バッテリモード通
知をレジューム指示として中継する際に、通知保留部2
14にセションの切断完了通知の保留を指示する構成と
なっており、これに応じて、通知保留部214により、
デバイスドライバ222からのセションの切断完了通知
が保留されている。したがって、通信プロセス205
は、バッテリモードの間は、セションの切断完了通知待
ちのスリープ状態となっている。
【0068】その後、利用者が電源コードをコンセント
に挿入すると、電源監視部302からの通知に応じて、
モード切換部304は、バッテリモード解除通知をネッ
トワーク制御部311に送出する。
【0069】このバッテリモード解除通知に応じて、中
継部312により、レジューム解除指示がネットワーク
制御プロセス231に通知され、これに応じて、受付処
理部232と指示発行部233とが動作し、電源投入指
示が通信制御部212を介してデバイスドライバ222
に送出される。この指示に応じて、デバイスドライバ2
22のレジスタ操作部223がレジスタ241の該当ビ
ットをセットすることにより、回線アダプタ装置204
への電源の供給が開始され、電力供給制御手段123の
電力供給再開機能が実現されている。
【0070】このようにして、利用者が電源コードをコ
ンセントに差し込んだことにより、商用電源からの電源
の供給が再開されたときに、自動的に回線アダプタ装置
204への電源を再び投入することが可能となる。
【0071】また、図5に示したレジューム解除動作と
同様にして、ネットワーク制御プロセス231は、ダウ
ンロード処理部215にダウンロード指示を送出し、回
線アダプタ装置204のダウンロード処理を起動する。
また、ダウンロード処理の完了通知に応じて、本体資源
活性化指示を通信制御部212に送出して、プロトコル
制御ドライバ221およびデバイスドライバ222を動
作可能な状態とする。これにより、バッテリモードの解
除に応じて、自動的に回線アダプタ204を再び使用可
能な状態とすることができる。
【0072】なお、上述したように、通知保留部214
がセションの切断完了通知を保留し、通信プロセス20
5を切断完了通知待ちの状態とすることにより、通信プ
ロセス205がセション確立要求を繰り返すことを防い
でいる。これにより、バッテリモードで動作している他
のプロセスは、通信プロセス205に妨げられることな
く動作することが可能となり、これらのプロセスの処理
効率の低下を防ぐことができる。ここで、通信プロセス
205には、高い優先順位が与えられていることが多い
ので、上述したようにして通信プロセス205をスリー
プ状態として、他のプロセスの動作を妨げないようにし
たことによる効果は大きい。
【0073】また、通信制御部212が、上述した本体
資源活性化指示に対するデバイスドライバ222の完了
通知に応じて、通知保留部214に保留を解除する旨を
指示し、通知保留部214に保留されたセションの切断
完了通知を該当する通信プロセス205に通知すること
により、通信プロセス205にセションの接続を促すこ
とができ、再開指示手段122の機能を実現することが
できる。
【0074】これにより、バッテリモードの解除に応じ
て、自動的に通信パスを再接続することが可能となり、
通信プロセス205による通信処理を再開することがで
きる。したがって、利用者がセションの確立を指示する
必要はなく、利用者の手間を省くことができる。
【0075】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明は、
レジューム指示およびレジューム解除指示に応じて、通
信アダプタ装置への電源を供給を切断/再開するととも
に、通信パスを切断/再接続することができるので、ネ
ットワーク処理機能を含めたレジューム機能を実現する
ことが可能である。これにより、レジューム状態におけ
るパソコンの消費電力を抑えるとともに、レジューム状
態への移行およびレジューム状態の解除の際の利用者の
手間を省くことができる。
【0076】また、請求項2の発明は、バッテリモード
指示およびバッテリモード解除指示に応じて、通信アダ
プタ装置への電源を供給を切断/再開することにより、
バッテリモードに移行した際に、自動的に消費電力を削
減し、バッテリが過度に消耗することを防止可能であ
り、利用者に頼ることなくバッテリを保護することがで
きる。更に、バッテリモード指示に応じて一旦通信パス
を切断した後に、利用者の手を煩わせることなく、バッ
テリモード解除指示に応じて自動的に通信パスを再接続
することができるので、電源コードが外れた場合などの
利用者の手間を省くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1のレジューム制御装置の構成を示す図
である。
【図2】請求項2のバッテリ保護装置の構成を示す図で
ある。
【図3】請求項1のレジューム制御装置を適用したパソ
コンシステムの実施例構成図である。
【図4】レジューム状態への移行動作の説明図である。
【図5】レジューム状態の解除動作の説明図である。
【図6】請求項2のバッテリ保護装置を適用したパソコ
ンシステムの実施例構成図である。
【図7】従来のレジューム制御装置の構成図である。
【図8】従来のバッテリ保護装置の構成図である。
【符号の説明】
101 処理手段 102 通信アダプタ装置 103 交流電源 104 バッテリ 105 切換手段 106,113 電力供給手段 111,121 切断指示手段 112,122 再開指示手段 123 電力供給制御手段 201 レジュームキー 202 レジュームキー検出部 203,711 レジューム処理部 204 回線アダプタ装置 205 通信アプリケーションプロセス(通信プロセ
ス) 206 アダプタモジュール格納部 211,311 ネットワーク制御部 212 通信制御部 213,312 中継部 214 通知保留部 215 ダウンロード処理部 221 プロトコル制御ドライバ 222,701 デバイスドライバ 223 レジスタ操作部 231 ネットワーク制御プロセス 232 受付処理部 233 指示発行部 241 レジスタ 242 電源制御部 243 スイッチ 244,731 電力供給回路 301,801 電力変換部 302,802 切換回路 303,803 電源監視部 304 モード切換処理部 721 ソフトスイッチ 811 オペレーションシステム(OS) 821 表示制御部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理手段(101)からの要求に応じ
    て、伝送路を介する通信パスを接続/切断するととも
    に、前記処理手段(101)が前記通信パスを介して行
    う通信を制御する通信アダプタ装置(102)を備えた
    コンピュータシステムのレジューム制御装置において、 レジューム状態への移行を指示するレジューム指示の入
    力に応じて、前記処理手段(101)に前記伝送路が一
    時的に切断された旨を通知して、前記通信パスを切断す
    る旨の切断要求の送出を促す切断指示手段(111)
    と、 レジューム状態の解除を指示するレジューム解除指示の
    入力に応じて、前記処理手段(101)に前記伝送路の
    切断状態が回復した旨を通知して、前記通信パスを接続
    する旨の接続要求の送出を促す再開指示手段(112)
    と、 前記レジューム指示の入力に応じて、前記通信アダプタ
    装置(102)への電力の供給を停止し、前記レジュー
    ム解除指示の入力に応じて、前記通信アダプタ装置(1
    02)への電力の供給を再開する電力供給手段(11
    3)とを備えたことを特徴とするレジューム制御装置。
  2. 【請求項2】 処理手段(101)からの接続要求およ
    び切断要求に応じて、伝送路を介する通信パスを設定/
    切断するとともに、前記処理手段(101)が前記通信
    パスを介して行う通信を制御する通信アダプタ装置(1
    02)と、交流電源(103)からの電力供給状態に応
    じて、前記交流電源(103)とバッテリ(104)と
    を切り換える切換手段(105)を有し、前記通信アダ
    プタ装置(102)に電力を供給する電力供給手段(1
    06)とを備えたコンピュータシステムのバッテリ保護
    装置において、 前記切換手段(105)が交流電源(103)からバッ
    テリ(104)に切り換えた旨を示すバッテリモード通
    知の入力に応じて、前記処理手段(101)に前記伝送
    路が一時的に切断された旨を通知して、前記通信パスを
    切断する旨の切断要求の送出を促す切断指示手段(12
    1)と、 前記切換手段(105)がバッテリ(104)から交流
    電源(103)に切り換えた旨を示すバッテリモード解
    除通知の入力に応じて、前記処理手段(101)に前記
    伝送路の切断状態が回復した旨を通知して、前記通信パ
    スを接続する旨の接続要求の送出を促す再開指示手段
    (122)と、 前記バッテリモード指示の入力に応じて、前記電力供給
    手段(106)から前記通信アダプタ装置(102)へ
    の電力の供給を切断し、前記バッテリモード解除指示の
    入力に応じて、前記電力供給手段(106)から前記通
    信アダプタ装置(102)への電力の供給を再開する電
    力供給制御手段(123)とを備えたことを特徴とする
    バッテリ保護装置。
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