JPH0528974A - フイルム電池 - Google Patents
フイルム電池Info
- Publication number
- JPH0528974A JPH0528974A JP3207356A JP20735691A JPH0528974A JP H0528974 A JPH0528974 A JP H0528974A JP 3207356 A JP3207356 A JP 3207356A JP 20735691 A JP20735691 A JP 20735691A JP H0528974 A JPH0528974 A JP H0528974A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- external
- terminal
- film battery
- current collector
- terminal connection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Landscapes
- Connection Of Batteries Or Terminals (AREA)
- Sealing Battery Cases Or Jackets (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 外部短絡を防止し、安全面に優れ、かつ外部
端子との接続が簡単なフィルム電池を提供すること。 【構成】 外装部２と、端子接続部３と、集電体１１，
１５とを有し、前記外装部２は、電気絶縁性のフィルム
からなり、前記端子接続部３を除いて前記集電体１１，
１５の表面を覆っていることを特徴とする。また、前記
端子接続部３は、前記外装部２の平面に溝状に形成され
ていることを特徴とする。さらに、溝状の前記端子接続
部３は、上部開口面３１の幅寸法ａが底面３２の幅寸法
ｂより小であることを特徴とする。
端子との接続が簡単なフィルム電池を提供すること。 【構成】 外装部２と、端子接続部３と、集電体１１，
１５とを有し、前記外装部２は、電気絶縁性のフィルム
からなり、前記端子接続部３を除いて前記集電体１１，
１５の表面を覆っていることを特徴とする。また、前記
端子接続部３は、前記外装部２の平面に溝状に形成され
ていることを特徴とする。さらに、溝状の前記端子接続
部３は、上部開口面３１の幅寸法ａが底面３２の幅寸法
ｂより小であることを特徴とする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、フィルム電池の構造に
関するものである。
関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、超薄形で柔軟性を特徴とするフィ
ルム電池が開発されている。このフィルム電池は、その
集電体兼外装材に金属箔が用いられており、該金属箔が
露出していた。また、外部端子と接続する端子接続部
は、金属箔の一部を変形して形成されていた。
ルム電池が開発されている。このフィルム電池は、その
集電体兼外装材に金属箔が用いられており、該金属箔が
露出していた。また、外部端子と接続する端子接続部
は、金属箔の一部を変形して形成されていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】フィルム電池を折り曲
げて使用した時、前記金属箔からなる正極と負極の集電
体同志が接触したり、該集電体と外部金属とが接触して
外部短絡が発生した。また、金属箔の切断部で手を切る
等のけがが発生し、安全面にも問題があった。さらに端
子接続部は薄い金属箔であるため外部端子との接続及び
固定は困難であった。
げて使用した時、前記金属箔からなる正極と負極の集電
体同志が接触したり、該集電体と外部金属とが接触して
外部短絡が発生した。また、金属箔の切断部で手を切る
等のけがが発生し、安全面にも問題があった。さらに端
子接続部は薄い金属箔であるため外部端子との接続及び
固定は困難であった。
【０００４】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であって、その目的とするところは、外部短絡を防止
し、安全面に優れ、かつ外部端子との接続を簡単に行な
えるフィルム電池に提供することにある。
であって、その目的とするところは、外部短絡を防止
し、安全面に優れ、かつ外部端子との接続を簡単に行な
えるフィルム電池に提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のフィルム電池は、外装部２と、端子接続部
３と、集電体１１，１５とを有するフィルム電池であっ
て、前記外装部２は、電気絶縁性のフィルムからなり、
前記端子接続部３を除いて前記集電体１１，１５の表面
を覆っていることを特徴とするものである。そして、前
記端子接続部３は、前記外装部２の平面に溝状に形成さ
れ、上部開口面３１の幅寸法ａが底面３２の幅寸法ｂよ
り小であることが外部端子を接続固定する上で好まし
い。
に、本発明のフィルム電池は、外装部２と、端子接続部
３と、集電体１１，１５とを有するフィルム電池であっ
て、前記外装部２は、電気絶縁性のフィルムからなり、
前記端子接続部３を除いて前記集電体１１，１５の表面
を覆っていることを特徴とするものである。そして、前
記端子接続部３は、前記外装部２の平面に溝状に形成さ
れ、上部開口面３１の幅寸法ａが底面３２の幅寸法ｂよ
り小であることが外部端子を接続固定する上で好まし
い。
【０００６】
【作 用】集電体１１，１５の表面が電気絶縁性のフィ
ルムで覆われているため外部短絡が防止でき、集電体の
切断部も前記フィルムで覆われているため取扱上安全で
ある。また、端子接続部である溝に外部端子を挿入する
だけで接続でき、溝上面を粘着テープなどで塞ぐことに
より簡単に外部端子を固定できる。さらに、溝の開口面
を底面より小とすることにより外部端子を溝内へ固定で
きる。
ルムで覆われているため外部短絡が防止でき、集電体の
切断部も前記フィルムで覆われているため取扱上安全で
ある。また、端子接続部である溝に外部端子を挿入する
だけで接続でき、溝上面を粘着テープなどで塞ぐことに
より簡単に外部端子を固定できる。さらに、溝の開口面
を底面より小とすることにより外部端子を溝内へ固定で
きる。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【０００８】（実施例１）図１は、本発明電池の一実施
例を示す一部欠裁斜視図であり、１１は正極集電体、１
５は負極集電体で、共にＳｕＳ３０４からなる。正極集
電体１１に正極合剤１２が圧着された正極と負極集電体
１５にＬｉ箔１４が圧着された負極との間に電解液を含
浸させたセパレータ１３を介在させて、前記集電体１
１，１５の周囲を封口材１６で封口して発電要素を構成
する。その後、幅０．５ｍｍ、長さ５ｍｍの溝からなる
端子接続部３を電池の上面と下面に対称に形成されるよ
うに打ち抜いた厚さ４０μｍのポリエチレンフィルムで
前記発電要素を被覆して外装部２を形成した。
例を示す一部欠裁斜視図であり、１１は正極集電体、１
５は負極集電体で、共にＳｕＳ３０４からなる。正極集
電体１１に正極合剤１２が圧着された正極と負極集電体
１５にＬｉ箔１４が圧着された負極との間に電解液を含
浸させたセパレータ１３を介在させて、前記集電体１
１，１５の周囲を封口材１６で封口して発電要素を構成
する。その後、幅０．５ｍｍ、長さ５ｍｍの溝からなる
端子接続部３を電池の上面と下面に対称に形成されるよ
うに打ち抜いた厚さ４０μｍのポリエチレンフィルムで
前記発電要素を被覆して外装部２を形成した。
【０００９】（実施例２）図２は、本発明電池の他の実
施例を示す外観斜視図であり、発電要素は実施例１と同
様であるが、負極集電体１５の一部が正極集電体１１と
同一平面になる様配置されている。端子接続部３として
幅０．５ｍｍ、長さ５ｍｍの溝を５ｍｍの間隔で２本平
行に打ち抜いた厚さ２０μｍの塩化ビニルフィルムで前
記発電要素を被覆し外装部２を形成した。この端子接続
部３にピン状の外部端子４を接続固定するには図３のよ
うに外部端子４を端子接続部３の上面から押し込んで挿
入し、粘着テープ５等で端子接続部３の上部開口面３１
を塞いだ。そうすると外部端子４が端子接続部３から外
れることなく使用できた。
施例を示す外観斜視図であり、発電要素は実施例１と同
様であるが、負極集電体１５の一部が正極集電体１１と
同一平面になる様配置されている。端子接続部３として
幅０．５ｍｍ、長さ５ｍｍの溝を５ｍｍの間隔で２本平
行に打ち抜いた厚さ２０μｍの塩化ビニルフィルムで前
記発電要素を被覆し外装部２を形成した。この端子接続
部３にピン状の外部端子４を接続固定するには図３のよ
うに外部端子４を端子接続部３の上面から押し込んで挿
入し、粘着テープ５等で端子接続部３の上部開口面３１
を塞いだ。そうすると外部端子４が端子接続部３から外
れることなく使用できた。
【００１０】（実施例３）実施例２に作製したフィルム
電池の外装部２の表面にさらに端子接続部として幅０．
３ｍｍ、長さ５ｍｍの溝を５．２ｍｍの間隔で２本平行
に打ち抜いた厚さ２０μｍの塩化ビニルフィルムを図４
のように溝が重なるように被覆し、２層からなる外装部
２を形成した。この溝すなわち端子接続部３に外部端子
４を上から押し込んで挿入したところ、外部端子４は容
易に溝３に入り、溝３に固定されて外れることがなかっ
た。これは、溝３の上部開口面３１の幅寸法ａ（０．３
ｍｍ）が底面３２の幅寸法ｂ（０．５ｍｍ）より小さく
形成されているためである。
電池の外装部２の表面にさらに端子接続部として幅０．
３ｍｍ、長さ５ｍｍの溝を５．２ｍｍの間隔で２本平行
に打ち抜いた厚さ２０μｍの塩化ビニルフィルムを図４
のように溝が重なるように被覆し、２層からなる外装部
２を形成した。この溝すなわち端子接続部３に外部端子
４を上から押し込んで挿入したところ、外部端子４は容
易に溝３に入り、溝３に固定されて外れることがなかっ
た。これは、溝３の上部開口面３１の幅寸法ａ（０．３
ｍｍ）が底面３２の幅寸法ｂ（０．５ｍｍ）より小さく
形成されているためである。
【００１１】尚、端子接続部３の上部開口面３１の幅寸
法ａを底面３２の幅寸法ｂより小とするには例えば図５
のように溝の側壁３３に傾斜をもたせてもよく、上記実
施例に限るものではない。
法ａを底面３２の幅寸法ｂより小とするには例えば図５
のように溝の側壁３３に傾斜をもたせてもよく、上記実
施例に限るものではない。
【００１２】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので次に記載する効果を奏する。 （１）請求項１記載の構成によれば、外力による集電体
同志の接触や外部金属の接触による短絡を防止でき、集
電体の切断部分によるけがも防ぐことが出来る。 （２）請求項２記載の構成によれば、集電体の一部を加
工することなく外部端子との接続部を形成でき、粘着テ
ープ等で簡単に外部端子を固定できる。 （３）請求項３記載の構成によれば、外部端子を端子接
続部へ挿入するだけで簡単に外部端子と接続固定でき
る。
ているので次に記載する効果を奏する。 （１）請求項１記載の構成によれば、外力による集電体
同志の接触や外部金属の接触による短絡を防止でき、集
電体の切断部分によるけがも防ぐことが出来る。 （２）請求項２記載の構成によれば、集電体の一部を加
工することなく外部端子との接続部を形成でき、粘着テ
ープ等で簡単に外部端子を固定できる。 （３）請求項３記載の構成によれば、外部端子を端子接
続部へ挿入するだけで簡単に外部端子と接続固定でき
る。
【図１】本発明の第１の実施例を示す一部欠裁斜視図で
ある。
ある。
【図２】本発明の第２の実施例を示す斜視図である。
【図３】図２の端子接続部に外部端子を固定した要部断
面図である。
面図である。
【図４】本発明の第３の実施例の端子接続部に外部端子
を挿入した要部断面図である。
を挿入した要部断面図である。
【図５】図３の端子接続部の変形例を示す要部断面図で
ある。
ある。
２ 外装部
３ 端子接続部
１１ 正極集電体
１５ 負極集電体
３１ 上部開口面
３２ 底面
ａ 上部開口面の幅寸法
ｂ 底面の幅寸法
Claims (3)
- 【請求項１】 外装部（２）と、端子接続部（３）と、
集電体（１１，１５）とを有するフィルム電池であっ
て、 前記外装部（２）は、電気絶縁性のフィルムからなり、
前記端子接続部（３）を除いて前記集電体（１１，１
５）の表面を覆っていることを特徴とする、 フィルム電池。 - 【請求項２】 請求項１記載の端子接続部（３）は、前
記外装部（２）の平面に溝状に形成されていることを特
徴とする、 フィルム電池。 - 【請求項３】 請求項２記載の端子接続部（３）は、上
部開口面（３１）の幅寸法（ａ）が底面（３２）の幅寸
法（ｂ）より小であることを特徴とする、 フィルム電池。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3207356A JPH0528974A (ja) | 1991-07-23 | 1991-07-23 | フイルム電池 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3207356A JPH0528974A (ja) | 1991-07-23 | 1991-07-23 | フイルム電池 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0528974A true JPH0528974A (ja) | 1993-02-05 |
Family
ID=16538377
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3207356A Pending JPH0528974A (ja) | 1991-07-23 | 1991-07-23 | フイルム電池 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0528974A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008123504A1 (ja) | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Fujifilm Corporation | 紫外線吸収剤組成物 |
| JP2016066520A (ja) * | 2014-09-25 | 2016-04-28 | 昭和電工パッケージング株式会社 | 蓄電デバイス |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5456771A (en) * | 1977-10-14 | 1979-05-08 | Cho Lsi Gijutsu Kenkyu Kumiai | Soft xxray exposing device |
| JPH02309555A (ja) * | 1989-05-24 | 1990-12-25 | Brother Ind Ltd | シート状電池 |
-
1991
- 1991-07-23 JP JP3207356A patent/JPH0528974A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5456771A (en) * | 1977-10-14 | 1979-05-08 | Cho Lsi Gijutsu Kenkyu Kumiai | Soft xxray exposing device |
| JPH02309555A (ja) * | 1989-05-24 | 1990-12-25 | Brother Ind Ltd | シート状電池 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008123504A1 (ja) | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Fujifilm Corporation | 紫外線吸収剤組成物 |
| JP2016066520A (ja) * | 2014-09-25 | 2016-04-28 | 昭和電工パッケージング株式会社 | 蓄電デバイス |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP4202861B2 (ja) | パウチ型リチウム二次電池 | |
| JP4243409B2 (ja) | リチウム２次電池 | |
| JP4276102B2 (ja) | パウチ型リチウム二次電池とその製造方法 | |
| JP4963609B2 (ja) | 二次電池 | |
| JP2004014516A (ja) | ケースを備えた電池 | |
| JPH1095187A (ja) | 平板形バッテリ及び接点手段を含む薄型カード | |
| JP2004515879A (ja) | シールドされたリードを備えたリチウムイオン電池及び／又はリチウムイオンポリマー電池 | |
| KR100922742B1 (ko) | 파우치형 케이스와, 이를 적용한 리튬 이차 전지 | |
| JPH0864199A (ja) | 電 池 | |
| KR100911004B1 (ko) | 전지부와 이를 채용한 리튬이차전지 | |
| GB2122413A (en) | Elliptical column type non- aqueous electrolyte battery | |
| KR100858807B1 (ko) | 파우치형 케이스와, 이를 채용한 리튬이차전지 | |
| JP2002042775A5 (ja) | ||
| JP3063924B2 (ja) | 薄形電池 | |
| JPH0528974A (ja) | フイルム電池 | |
| JP2548464B2 (ja) | 非水電解液電池 | |
| CN211265527U (zh) | 一种扣式电池 | |
| KR100319096B1 (ko) | 리튬 이온 폴리머 전지 및 그 제조방법 | |
| KR20070056428A (ko) | 이차전지 | |
| JP3272225B2 (ja) | パック電池 | |
| JP2002313311A (ja) | リチウム二次電池 | |
| JPH09134729A (ja) | 非水電解液電池 | |
| JP2002117900A (ja) | コイン形電池 | |
| JPS61126765A (ja) | 扁平形電池 | |
| CN217881809U (zh) | 电芯、电池及电子设备 |