JPH05289644A - 自動コントラスト調整装置 - Google Patents

自動コントラスト調整装置

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Publication number
JPH05289644A
JPH05289644A JP4115221A JP11522192A JPH05289644A JP H05289644 A JPH05289644 A JP H05289644A JP 4115221 A JP4115221 A JP 4115221A JP 11522192 A JP11522192 A JP 11522192A JP H05289644 A JPH05289644 A JP H05289644A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
contrast
display
resistance value
temperature
resistance
Prior art date
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Pending
Application number
JP4115221A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinari Honda
良成 本多
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP4115221A priority Critical patent/JPH05289644A/ja
Publication of JPH05289644A publication Critical patent/JPH05289644A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ディスプレイ装置のコントラストを自動調整
することにより、使用者の煩雑なコントラスト調整作業
を不要にし、操作環境をより良くする。 【構成】 情報処理装置のディスプレイ装置において、
ディスプレイ装置の温度を検出するためのセンサーと、
前記ディスプレイ装置のコントラストを変えるための抵
抗部と、前記センサーの検出温度に基づいて前記抵抗部
の抵抗値を可変し、前記ディスプレイ装置のコントラス
トを自動調整するための制御手段とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報処理装置における
ディスプレイ装置の自動コントラスト調整装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のディスプレイ装置のコン
トラストを調整する場合、情報処理装置の使用者がコン
トラスト調整用のH/W(滑り抵抗器)を用いて調整す
るのが一般的であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来の方法では、
STNディスプレイを使用した場合、情報処理装置に電
源を入れてしばらくの間ディスプレイが暗く、情報処理
装置の使用時間が長くなるについて、ディスプレイが熱
を持つためにだんだんディスプレイが白くなっていく。
そのため、情報処理装置使用者が随時コントラストを調
整しなければ、画面が見づらくなっていくという問題が
あった。
【0004】本発明は、このような問題点を解消するた
めになされたもので、その目的はコントラストを自動的
に調整することにより、使用者の煩雑なコントラスト調
整作業を不要にした自動コントラスト調整装置を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、情報処理装置
のディスプレイ装置において、ディスプレイ装置の温度
を検出するためのセンサーと、前記ディスプレイ装置の
コントラストを変えるための抵抗部と、前記センサーの
検出温度に基づいて前記抵抗部の抵抗値を可変し、前記
ディスプレイ装置のコントラストを自動調整するための
制御手段とを有することを特徴とする自動コントラスト
調整装置によって実現される。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て詳細に説明する。図1は本発明の自動コントラスト調
整装置の一実施例を示したブロック図である。図1にお
いて、1は情報処理装置のディスプレイ、12はこのデ
ィスプレイ11の所定位置に取り付けられた温度センサ
ーである。また、13は温度センサー12で検出された
温度に従って制御信号を作成するための制御部、14は
この制御部13の制御信号により内部の抵抗器の抵抗値
が可変される抵抗部である。
【0007】抵抗部13は図2に示すように、抵抗器2
9と切換スイッチ30から構成されており、端子31に
制御部13から制御信号が入力されると、その制御信号
に応じて切換スイッチ30が切換わるようになってい
る。従って、制御信号に応じて端子32と33間の抵抗
値が変化し、この抵抗変化に応じてディスプレイ11の
コントラストが変化するものである。
【0008】次に、本実施例の具体的動作について図3
により説明する。まず、温度センサー12で、ディスプ
レイ11の温度をセンスする(ステップ21)。センス
された温度情報は制御部13へ伝達され(ステップ2
2)、これをもとに制御部13では抵抗値を計算する
(ステップ23)。計算方法については、詳しく後述す
る。計算された抵抗値は制御信号として抵抗部14へ伝
達され(ステップ24)、その値によりコントラストを
適正に調整するのに必要な抵抗の値に変換される(ステ
ップ25)。そして、抵抗値が変換されることにより、
ディスプレイ11のコントラストに変換され、コントラ
ストは所望のコントラストに自動調整される(ステップ
26)。
【0009】ここで、制御部13の抵抗値の計算方法に
ついて説明する。なお、本実施例の制御においては、次
の2つの問題がある。1つはコントラストの調整には個
人差があること、もう1つはすばやく制御しなくてはな
らないことである。そこで、2つの問題点を解決するた
めに、ここではファジー制御を用いることにする。
【0010】今回の制御を行うための基本的な式を
(1)式に示す。
【0011】 R(i+1)=R(i)+Aμ(i)…(1) 但し、Rは抵抗値、iは温度センサーが温度をセンスし
た回数、Aは定数(前例がないため、未知数)、μは制
御操作量(ファジー制御を適用し決定)である。なお、
(1)式の初期値R(0)やμ(0)、定数Aは今まで
前例がないため、現状では未知数であるが、経験的にあ
る程度の値に決める事ができる。
【0012】次に、制御操作量μの決定方法について説
明する。制御操作量μはディスプレイの温度差(ΔT
(i))に依存する。コントラストを制御するにあたっ
て、何回かディスプレイの温度をセンスし、その情報を
必要とするが、ディスプレイの温度差(ΔT(i))と
は、前回センスしたディスプレイの温度と、今回センス
したディスプレイの温度の差のことを言う。このディス
プレイの温度差(ΔT(i))をメンバーシップ関数に
当てはめて、制御操作量μを決定する。メンバーシップ
関数は三角形型や、釣り鐘型など様々あるが、今回の制
御では図4に示すように、三角形型でラベルの数(三角
形の数)を3個としたメンバーシップ関数を用いること
にする。この三角形は底辺と高さが同じである特殊な三
角形である。
【0013】図4において、αを前件部の規格化定数、
γを後件部の規格化定数と呼ぶことにする。三角形の上
部に書かれている「PS,ZO,NL」はそれぞれのル
ール「Positive Small、Zero、Ne
gative Large」を示している。前件部の規
格化定数α、後件部の規格化定数γも前例がないため、
未知数である。このメンバーシップ関数を用い、ディス
プレイの温度差ΔT(i)を。前件部の規格化定数に当
てはめて、各ルールの三角形と交わった点を高さとする
三角形の面積比により、制御操作量μを求めることがで
きる。分かりやすくするために、各定数に具体的な数字
を代入して説明する。
【0014】図4のメンバーシップ関数に各定数とし
て、α=1、γ=2、ΔT(i)=0.4、を代入し、
μを求める。αの尺度にΔT(i)を代入し各ルールの
三角形と交わった点の高さを求める。この高さは計算で
簡単に求められる。その結果、図5に示すように「Z
O」の三角形と交わった点の高さは0.6、「NL」の
三角形と交わった点の高さは0.4となる。
【0015】次に、この高さの三角形の面積を求め、面
積比を出す。前にも言ったように、この三角形は、高さ
と底辺が同じである三角形であるので、計算で簡単に求
められる。その結果、「ZO」の三角形の面積は0.1
8、「NL」の三角形の面積は0.08となる。よって
面積比は、ZO:NL=9:4となる。
【0016】次に、この面積比とγとによりμを求める
と、「ZO」の三角形の頂点を示すγの値は0、「N
L」の三角形の頂点を示すγの値は2となる。図6に示
すようにこの0と2を9対4に分ける点が求めるμの値
となる。
【0017】 μ=2÷(9+4)×9=1.384… このように求められるμの値を(1)式に代入して、抵
抗値を求めることができる。最後に、コントラストの個
人差の問題であるが、現状、前件部、後件部の規格化定
数は未定であるが、研究により定まってくる。ある一定
の値で定められたならば、メーカ側がある程度、ユーザ
に調整させる枠を提供することにより個人差の問題も解
消することができる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、ディスプ
レイのコントラストを自動的に調整することにより、従
来のような随時コントラストを調整しなければならない
という問題点を解消でき、常時適切なコントラストで作
業ができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動コントラスト調整装置の一実施例
を示したブロック図である。
【図2】図1の抵抗部14の具体的構成を示した図であ
る。
【図3】図1の実施例の動作を示したフローチャートで
ある。
【図4】図1の制御部13の抵抗値計算に使用されるメ
ンバーシップ関数を示した図である。
【図5】メンバーシップ関数に定数を代入して各ルール
の三角形と交わった点の高さを求めた様子を示した図で
ある。
【図6】メンバーシップ関数において制御操作量μを求
めた様子を示した図である。
【符号の説明】
11 デイスプレイ 12 温度センサー 13 制御部 14 抵抗部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報処理装置のディスプレイ装置におい
    て、ディスプレイ装置の温度を検出するためのセンサー
    と、前記ディスプレイ装置のコントラストを変えるため
    の抵抗部と、前記センサーの検出温度に基づいて前記抵
    抗部の抵抗値を可変し、前記ディスプレイ装置のコント
    ラストを自動調整するための制御手段とを有することを
    特徴とする自動コントラスト調整装置。
JP4115221A 1992-04-09 1992-04-09 自動コントラスト調整装置 Pending JPH05289644A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4115221A JPH05289644A (ja) 1992-04-09 1992-04-09 自動コントラスト調整装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4115221A JPH05289644A (ja) 1992-04-09 1992-04-09 自動コントラスト調整装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05289644A true JPH05289644A (ja) 1993-11-05

Family

ID=14657363

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4115221A Pending JPH05289644A (ja) 1992-04-09 1992-04-09 自動コントラスト調整装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH05289644A (ja)

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