JPH05289302A - 木材の照りの移動を表現できるエンボス版及びその製造 方法 - Google Patents

木材の照りの移動を表現できるエンボス版及びその製造 方法

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JPH05289302A
JPH05289302A JP8724592A JP8724592A JPH05289302A JP H05289302 A JPH05289302 A JP H05289302A JP 8724592 A JP8724592 A JP 8724592A JP 8724592 A JP8724592 A JP 8724592A JP H05289302 A JPH05289302 A JP H05289302A
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JP
Japan
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film
line
light irradiation
photographing
respect
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JP8724592A
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English (en)
Inventor
Kyoko Furuse
京子 古瀬
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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  • Manufacture Or Reproduction Of Printing Formes (AREA)
  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 バーズアイメイプルのように小さな閉領域面
積を単位として多くの照りの移動を生じる木材の表面の
照りの移動感を表現するエンボス版及び化粧板を得る。 【構成】 天然の木材板の表面を基準方向に対して光の
照射方向を変えて複数枚写真撮影し、得られた各フィル
ムにおける所定値以上の明るさを持つ閉領域のみを取り
出した画像を作成する。次いで、該閉領域に撮影時の光
の照射方向と同方向に万線条溝を割り付け、得られた各
万線割り付け画像を見当を合わせて重ね合わせて一枚の
フィルムを作成する。該フィルムに基づきエンボス版を
製版する。また、該エンボス版を用いて化粧シートを熱
圧成形する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、木材の照りの移動を表
現するエンボス版及びその製造方法、さらにはそのよう
なエンボス版を用いてエンボス加工された化粧材に関
し、特に、小さな面積で照りの移動が激しく変化するよ
うな樹種の天然木材の表面をきわめて忠実に再現するこ
とができる、エンボス版及びその製造方法、該エンボス
版を用いてエンボス加工された化粧材に関する。
【0002】
【従来の技術】天然木材は、固有の光沢すなわち「照
り」を有している。それは、木材が平行に積み重ねられ
た細胞で出来ており、それが鉋で削られることにより細
胞内こうの凹状の内表面群が現れ、個々の細胞が微小な
凹面鏡になったような光沢を持つためといわれている。
図10a、bはその状態をモデル的に示しており、図1
0aのように繊維10の方向に平行に光を当てた場合は
細胞内こうに入った光の多くが正反射(鏡面反射)して
出てくるのに対し、繊維方向に直角方向に光が入った場
合には図10a、bのように細胞側壁で光が散乱し、強
い反射は生じない。すなわち、木材表面に光を当てたと
きに照りを生じた(明るく照った)部分は、光を反射し
ている、つまり光を当てた方向と木材繊維の方向が一致
している部分であり、また、照りを生じなかった(暗く
影になった)部分は細胞内こうで乱反射している、つま
り光を当てた方向と繊維方向が異なる部分といえる。
【0003】一般に、波状木理や節まわりにおいては、
木材繊維が複雑な曲線を描いているため、上記のような
明るく照った部分と暗く影になった部分とは光の入射方
向の変化あるいは見る人の位置の変化等によって微妙に
変化し、木材それぞれに特徴ある照りを発現させると共
に、見る人に「照り」の移動感を与えている。木目模様
を持つ化粧材を作成する場合、普通に印刷された木目模
様にこのような照りを表現させることは困難であり、こ
のことが見る人に対して天然の木材と印刷された木目模
様を持つ化粧材との間の無意識的識別感を与えているも
のと考えられる。
【0004】従来、木目印刷模様の化粧材に上記のよう
な照りの表現を持たせることにより天然木に近い感性を
見るものに与えるようにする努力がなされてきている。
例えは、光沢のある印刷インキ(パールインキ等)を用
いて印刷を行う方法、あるいは平行曲線群のパターンい
わゆる万線条溝からなるエンボス凹凸模様を透明樹脂シ
ートに形成しそれを基材に積層する方法等がある(特開
平4−175742号公報)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、光沢の
あるインキで印刷する方法は、特定の方向(角度)にお
いては全体に照りが発生するが他の方向では照りが生し
ないものであり、ある特定の光源と観察者との組合せに
対応して特有の模様状の照りの出る箇所と出ない箇所と
が生じ、見る方向あるいは光の方向の違いにより照りが
発生する箇所及び発生しない箇所が移動し、照りの模様
が変化するといういわゆる照りの移動感は生じ得ないも
のである。また、万線条溝からなるエンボス加工を施す
方法は、ラワン材のように光沢縞が木目の年輪模様方向
とほぼ平行でかつ比較的大きな面積を持つの照りの表現
あるいは移動感がゆったりとしかつなだらかな照りの表
現には、それを効果的に再現することが可能であるが、
バーズアイメイプル、サペリ(樹種)のように、あるい
は芽節の影響等で成長層が小円錐状に突出し板目面に小
径の円又は楕円の輪郭が現れたり、あるいは逆に成長層
が小円錐状に落ち込んだ場合のようなデインプルや鳥眼
杢のように小さな閉領域面積を単位とした照りの移動、
反転が激しく発現するものについては天然木材に近い照
りの表現を出すことは、擬似的にそのような曲線群を表
現することが困難なことから、ほぼ不可能であった。
【0006】本発明は上記のような従来の技術では未だ
解決できなかった小面積内での照りの表現を化粧材に与
えることが可能なエンボス版を得ることを目的としてい
る。また、本発明の他の目的はバーズアイメイプルのよ
うな天然木材が持つ小面積内での照りの状態をリアルに
発現できる化粧材を得ることを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、天然の木材板の表面を基準方向に対し
て光の照射方向を変えて複数枚撮影する工程、得られた
各撮像画における所定値以上の明るさを持つ閉領域のみ
を取り出した画像を作成する工程、該閉領域に撮影時の
光の照射方向を基準方向とした所定方向の万線条溝を割
り付ける工程、得られた各万線割り付け画像を見当を合
わせて重ね合わせる工程、及び該重ね合わされた画像に
基づきエンボス板を製版する工程とからなることを特徴
とする、木材の照りの移動を表現するエンボス版の製造
方法を開示する。
【0008】撮像手段が写真撮影手段であることは好ま
しい態様であるが、他にテレビカメラ、光学的スキャナ
ー等による撮像手段を用い、特定画像の取り込みや重ね
合わせ等をいわゆる電気的画像処理により行うこともも
ちろん可能である。また、各撮像画への万線条溝の割り
付け方向はその画像撮影時の光の照射方向と同一方向と
することは、撮影した天然木材の木目を同時に印刷した
化粧板を作成する場合には特に好ましい態様であるが、
これに限るものではなく、総ての撮像画において画像撮
影時の光の照射方向とは所定角度変移した方向に万線条
溝を割り付るようにしてもさしつかえない。
【0009】本発明は、さらに、上記のような方法で製
造されたエンボス版、そのエンボス版により製造される
化粧材をも開示している。本発明において、対象となる
天然木材に特に制限はない。前記のように、バーズアイ
メイプルのように小さい面積で照りの移動が激しい表面
特性を持つ木材を対象とした場合に、本発明は一層有効
に作用する。
【0010】また、天然の木材板の表面を予め設定した
角度の基準方向に対して光の照射方向を変えて複数枚撮
影するには、光源と撮像手段の方向とを固定して被撮影
体である木材を所定角度づつ回転させて複数回撮影して
もよく、逆に、木材を固定しておき光源と撮像手段とを
所定角度づつ回転させて撮影してもよい。回転角度も任
意であるが、木材あるいは撮像手段を基準線に対して少
なくとも180°回転させれば必要な画像を得ることが
可能である。また、撮像毎に移動する移動角度も任意で
あるが、15°、30°あるいは60°ピッチのように
等ピッチで回動させて撮像することが好ましい態様であ
り、ピッチ角が細かい程照りの移動がなだらかに起こ
り、よりリアル感、深み感、立体感が得られる。
【0011】撮像画から所定値以上の明るさを持つ閉領
域を取り出す手段は、従来公知のレイアウトスキャナー
等の画像処理手段を用いて光学的に走査し、電気信号に
変換し、A−D変換してデジタル化したデータとして記
録しておき、それをあるしきい値に基づき2値化したデ
ータとして出力して陰画として取り出してもよく、ま
た、在来の写真光学的手法、例えばリスフィルム等の硬
調(高ガンマ値)感光フィルムを用いて焼き付けること
により一定以上の明るさの部分を取り出すようにしても
よい。明るい部分のみを閉領域として取り出した複数枚
のネガフィルムを作成し、さらに該ネガフィルムからポ
ジフィルムを作成した後、該白場の部分に対して万線条
溝を割り付ける(以下において、原稿の明るい部分が白
く抜けるフィルムをポジフィルムと呼ぶこととする)。
【0012】割り付けは従来の印刷技術において万線を
割り付ける任意の手法を用い得るが好ましくは、次のよ
うにして行う。まず、プロッターによって描かせた直線
万線あるいは曲線万線を用意する。必要に応じて、線
比、ピッチによりカメラにより拡大・縮小してもよい。
万線幅は木材繊維の幅とほぼ等しい(例えば、バーズア
イメイプルの場合10〜23μ)ことが望ましい。その
万線を、それぞれのネガフィルムの白場に露光する。そ
の際に、それぞれのフィルムは基準線に方向を一致させ
て配置するようにし、該フィルムの白場に対して当該フ
ィルムの撮影時での基準線に対する光の照射方向の角度
と等しい角度(あるいは180°−照射方向角度)に万
線の方向を傾斜させて、それぞれ露光する。なお、万線
の方向を基準線と同一方向に固定しておき、ポジフィル
ムの方向を変化させても同様な結果を得ることができ
る。このようにすると、原稿の繊維方向と同方向の万線
が各閉領域内に形成される。
【0013】次に、このようにしてポジフィルムの白場
を撮影時の光の投光角度と平行になるよう万線と置き換
えた各万線置き換えフィルムを見当を合わせて一枚のフ
ィルムに多重露光等の手段により重ね合わせ、各フィル
ムの白場に置き換えた万線を重複した形で一枚のフィル
ム上に形成する。上記の処理は画像処理機上で行うこと
も可能である。その際には、例えば印刷の製版・集版工
程に用いられるレイアウトスキャナーを用い、該スキャ
ナーに各ネガフィルムと万線とを記憶させた後に、機械
上で万線角度を代えてネガフィルムの白場部分に万線を
はめ込み、最終的にそれぞれのフィルムを合成する。
【0014】もし、万線が全く入らない部分が生じた場
合には、その部分のポジフィルムをさらに作成し、その
箇所に既に形成した万線のいずれとも方向を異にする万
線を形成するようにしてもよい。好ましくはここで作成
される万線模様の方向は化粧板の作成時に別途印刷され
る木目模様の繊維の方向と等しい方向となるようにす
る。
【0015】それらのフィルムをさらに多重露光するこ
とにより、エンボス版作成用のネガフィルムを作成す
る。この原版フィルムに基づいて銅、鉄のような金属板
あるいは合成樹脂板に公知の光エッチング法により、感
光性レジストの塗工・露光・現像・エッチングを行って
製版することにより本発明によるエンボス版をうること
ができる。版への万線条溝の形成法としては光エッチン
グの他、Co2 レーザー等のレーサービームで溝を切削
加工してもよい。このようにした制作したエンボス版を
用いて熱可塑性樹脂に加熱押圧して万線条溝を賦型し、
その賦型された熱可塑性樹脂フィルムを適宜の木目模様
を印刷した基材とともに積層して化粧材を作成する。
【0016】なお、以上の方法で製造された化粧材上の
万線条溝の一例の斜視断面図を図8に示す。天然木の照
りを再現するためには通常図8における凹部幅WD 、凸
部幅WT (エンボス版上では逆に凸部幅WD 、凹部幅W
T )は1〜1000μ、特に5〜100μ程度が好まし
いものである。また、凹溝(凸部)の深さDは、1〜2
00μ、好ましくは5〜100μ程度が好ましい。
【0017】
〔実施例1〕
1.バーズアイメイプルの突板をサンドペーパーで研磨
し(#400)、クリアラッカーシンナー塗装仕上げを
し、それを原稿とした。
【0018】木目繊維方向が上下となる位置を角度の基
準方向すなわち0°と設定し、1方向(図1において左
側)より光を当て撮影した(図1a)。写真機の位置を
固定した状態で、原稿を左廻りに60°回転させ、同様
に1方向より光を当て2枚目の画像を撮影した(図1
b)。さらに、原稿を左廻りに120°回転させ、同様
に1方向より光を当て3枚目の画像を撮影した(図1
c)。 2.1で撮影した階調のある3枚のネガフィルムに対し
て、画像処理機(レイアウトスキャナー、イメージャー
III サイテックス社製)を用いて濃度分布処理を行っ
た。各フィルムの濃度の明るい部分(照りを生じた部
分)を一定のしきい値を基準として2値化処理を行い明
るい方から順に面積で1/3くらいになるように閉領域
として取り出した(図2、a,b,c)。 3.2で作成した3枚のフィルムそれぞれのネガフィル
ムすなわちポジフィルムを作成した(図3、a,b,
c)。 4.3で作成した3枚のポジフィルムのそれぞれの白場
を撮影時の投光角度と平行となるよう万線と置き換え
た。すなわち、プロッターによって描かせた直線万線を
カメラにより縮小して万線幅はバーズアイメイプル突板
の木材繊維の幅とほぼ等しい幅としたものを、それぞれ
のポジフィルムの白場a,b,cに対して露光した。そ
の際に、それぞれのフィルムは図4に示すように基準線
に方向を一致させて配置するようにし、該フィルムの白
場に対してそのフィルムの撮影時での基準線に対すて1
80°−照射方向角度となるように万線の方向を傾斜さ
せて、それぞれに露光した。万線比は、黒場:白場=6
0μ:60μとした。
【0019】具体的には、0°で撮影したフィルム
(a)には0°の万線。60°で撮影したフィルム
(b)には120°の万線。120°で撮影したフィル
ム(c)には60°の万線。で置き換えた(図4、a,
b,c)。 5.4で作成したそれぞれの万線置き換えフィルムa,
b,cを見当をあわせて1枚のフィルムに多重露光法に
より重ね合わせた(図5)。 6.まったく万線が入らない部分があったので、その部
分のネガフィルムを作成し、該フィルムに同様な手法に
より、木目の繊維方向と同方向(90°)の万線を露光
した(図6)。 7.前記5及び6のフィルムを合成し1枚のフィルムと
した(図7)。 8.銅版に感光性レジストを塗布し、7のネガフィルム
を積層して光を露光し、現像工程、腐食工程を経て、エ
ンボス版を作成した(版深20μ)。
【0020】上記のエンボス版を用いて、化粧PVCシ
ートに熱圧成型したところ、本物のバーズアイメイプル
突板の持つ小さな面積での多くの照りの移動を感じさせ
る化粧シートが得られた。本物の木と化粧シートを並べ
て、同じように動かしたところ同様な照りの移動が生
じ、両者の同じ部分が明るくなったり暗くなったりし
た。
【0021】すなわち、このようにして得られた化粧シ
ート表面の凹凸形状は、原稿の天然木突板表面の繊維群
の配列方向を角度の基準方向に対して、0°、60°、
120°、90°の4段階に量子化して再現したものと
考えることができる。 〔実施例2〕実施例1の上記4及び6の工程において、
直線万線に変えて平行正弦波曲線群からなる波状の万線
で置き換えた以外は同一の工程により、化粧シートを作
成した。
【0022】実施例1のものと比較し、よりリアルな照
りの状態が得られた。なお、以上の実施例の説明では、
照りの部分を円形領域として図示しかつ説明してきた
が、それはあくまでも説明を簡素化するためのみの目的
で円形領域としてにすぎず、実際の木板では図9に示す
ように不規則な形状の領域となる場合がほとんどである
ことは容易に理解されよう。
【0023】
【発明の効果】バーズアイメイプルのように小さな閉領
域面積を単位として多くの照りの移動を生じる木材の表
面の照りの移動を表現するエンボス版及び化粧板を得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 原稿の作成のために天然木板の表面を撮影す
る状態を説明する図。
【図2】 各ネガフィルムの濃度の濃い部分を閉領域と
して取り出した図。
【図3】 各フィルムのポジフィルムを示す図。
【図4】 各ポジフィルムの白場を万線と置き換えた
図。
【図5】 万線置き換えフィルムを見当をあわせて1枚
のフィルムに重ね合わせた図。
【図6】 万線が入らない部分のポジフィルムに万線を
露光した図。
【図7】 図5及び図6のフィルムを合成した図。
【図8】 本発明により製造された化粧材上の万線条溝
の一例の斜視断面図。
【図9】 天然木に本発明を適用した場合に実際に生じ
る閉領域の一例を模式的に示す図。
【図10】天然木板の照りの発生を説明する図。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天然の木材板の表面を予め設定した角度
    の基準方向に対して光の照射方向を変えて複数枚撮影す
    る工程、得られた各撮像画における所定値以上の明るさ
    を持つ閉領域のみを取り出した画像を作成する工程、該
    閉領域に撮影時の光の照射方向を基準方向とした所定方
    向の万線条溝を割り付ける工程、得られた各万線割り付
    け画像を見当を合わせて重ね合わせる工程、及び該重ね
    合わされた画像に基づきエンボス版を製版する工程とか
    らなることを特徴とする、木材の照りの移動を表現でき
    るエンボス版の製造方法。
  2. 【請求項2】 撮像手段が写真撮影手段であることを特
    徴とする、請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 該撮影時の光の照射方向を基準方向とし
    た所定方向が、撮影時の光の照射方向である、請求項1
    又は2記載の方法。
  4. 【請求項4】 天然の木材板の表面を基準方向に対して
    光の照射方向を変えて撮影した複数枚の撮像画にそれぞ
    れ存在する所定値以上の明るさを持つ閉領域に対応する
    閉鎖領域を有し、該閉鎖領域に対して撮影時の光の照射
    方向を基準方向とした所定方向の万線条溝が割り付けら
    れていることを特徴とする、エンボス版。
  5. 【請求項5】 天然の木材板の表面を基準方向に対して
    光の照射方向を変えて撮影した複数枚の撮像画にそれぞ
    れ存在する所定値以上の明るさを持つ閉領域に対応する
    閉鎖領域を有しており、該閉鎖領域に対して撮影時の光
    の照射方向を基準方向とした所定方向の万線条溝がエン
    ボス加工されていることを特徴とする化粧材。
JP8724592A 1992-04-08 1992-04-08 木材の照りの移動を表現できるエンボス版及びその製造 方法 Pending JPH05289302A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011046055A (ja) * 2009-08-26 2011-03-10 Takahashi Masanori 電飾用アクリル板の製造方法

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JP2011046055A (ja) * 2009-08-26 2011-03-10 Takahashi Masanori 電飾用アクリル板の製造方法

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