JPH0528907U - ポテンシヨメ−タ - Google Patents
ポテンシヨメ−タInfo
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- JPH0528907U JPH0528907U JP023821U JP2382191U JPH0528907U JP H0528907 U JPH0528907 U JP H0528907U JP 023821 U JP023821 U JP 023821U JP 2382191 U JP2382191 U JP 2382191U JP H0528907 U JPH0528907 U JP H0528907U
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- potentiometer
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- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01B—MEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
- G01B7/00—Measuring arrangements characterised by the use of electric or magnetic techniques
- G01B7/003—Measuring arrangements characterised by the use of electric or magnetic techniques for measuring position, not involving coordinate determination
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01C—RESISTORS
- H01C10/00—Adjustable resistors
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
- Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 オフセット調整の簡略化が図れると共に、抵
抗体が摩耗しても基準点が変化しないようにし、かつ制
御系へ影響を及ぼすことがないポテンショメ−タを提供
することにある。 【構成】 抵抗体上を摺設する摺動子の位置に応じた出
力を出力端子より得るポテンショメ−タであって、前記
抵抗体の基準となる出力電圧を発生する位置に基準出力
端子を設け、その端子に基準電圧を印加するよう構成し
たものである。
抗体が摩耗しても基準点が変化しないようにし、かつ制
御系へ影響を及ぼすことがないポテンショメ−タを提供
することにある。 【構成】 抵抗体上を摺設する摺動子の位置に応じた出
力を出力端子より得るポテンショメ−タであって、前記
抵抗体の基準となる出力電圧を発生する位置に基準出力
端子を設け、その端子に基準電圧を印加するよう構成し
たものである。
Description
【0001】
本考案は、回転位置検出センサ、位置検出センサ等として用いられるポテンシ ョメータに関するものである。
【0002】
従来から、回転位置や位置などを検出するポテンショメータがある。
【0003】 図9は、かかる従来のポテンショメ−タの等価回路の例を示す図である。 同図において、ポテンショメ−タは、接地(GND)端子41と電源端子42 との間に、例えば、印刷、または、CP(コンダクティブプラスチック)基板な ど用いて抵抗体40を形成し、該抵抗体40上を摺動子44が摺接するようにな っている。 なお、基板上には、特定位置検出用のスイッチパタ−ン(図示省略)を形成し てある。 43はポテンショメ−タの出力端子を示す。
【0004】 また、このポテンショメ−タでは、摺動子44の位置に応じた検出出力を出力 端子43より得る。 上記ポテンショメ−タでは、特定位置検出用のスイッチパタ−ンの位置におけ るポテンショメ−タ出力が基準出力電圧になる。
【0005】 一方、従来のポテンショメ−タの位置と出力電圧比(%)の関係を図10と図 11の出力特性図に示す。 図10はオフセット調整前の出力特性図で、図11はオフセット調整後の出力 特性図である。
【0006】 図10において、二点鎖線で示す直線は出力理論値OTで、オフセット前の出 力特性が、出力理論値に示す直線より下方に実線の略弓なりに撓んだ曲線OFで 表される。 R1は基準点理論位置を示し、R2は基準点出力である。
【0007】 また、基準点位置R3は、基準点理論位置R1よりオフセット量δ1ズレた位 置である。 このポテンショメ−タでは、特性図の基準点位置R1をオフセット量δ1ズレ し、基準点位置をR3にする必要がある。
【0008】 具体的には、上記ポテンショメ−タでは、ポテンショメータのハウジング(図 示省略)をオフセット量δ1だけズラすこと等により、オフセット調整をしてい る。
【0009】 図11は、オフセット調整後のポテンショメ−タのブラシの位置と出力電圧比 (%)の関係を示す出力特性図の例である。 同図において、R4はオフセット後の摺動子の基準点位置で、R5は基準点 出力である。 また、OBはオフセット調整後の出力特性を示すものである。
【0010】
しかし、上記ポテンショメ−タでは、任意の基準電圧を基準として位置を検出 するが、摺動子44が抵抗体40上を摺動するため、経時的に使用すると、抵抗 体40に摩耗が生じやすくなる。 それ故、かかるポテンショメ−タでは、抵抗体40の摩耗により基準となる出 力電圧の発生する位置が変化するだけでなく、出力の変動が多くなるという不具 合があった。
【0011】 一方、上記ポテンショメ−タでは、ポテンショメ−タ出力(検出出力)が変動 するために、検出出力をシステムの制御系に入力すると、信頼性のある、迅速な 制御をすることができないおそれがあった。
【0012】 また、従来のポテンショメ−タでは、オフセット調整を行う手間や、オフセッ ト調整を行うためのポテンショメータのハウジングの移動量を考慮した被検出物 との調整等の手間も必要になるという不具合もあった。
【0013】 さらに、上記ポテンショメ−タでは、電極間の距離が長くなるため、出力理論 値と実際の出力とのずれ(偏差)が大きくなるおそれもあった。
【0014】 そこで、本考案は、オフセット調整の簡略化が図れると共に、抵抗体が摩耗し ても基準点を変化しないようにすることができ、かつ、制御系に影響を及ぼすこ とがないポテンショメータを提供することを目的とする。
【0015】
上記目的を達成するため本考案は、接地端子と電源端子間に抵抗体を設け、該 抵抗体上を摺接する摺動子の位置に応じた出力を出力端子より得るポテンショメ ータであって、前記抵抗体の基準となる出力電圧を発生する位置に基準出力端子 を設け、該基準出力端子に基準電圧を印加するように構成したものである。
【0016】
抵抗体の基準となる出力電圧を発生する位置に基準出力端子を設け、該基準出 力端子に基準電圧を印加することにより、抵抗体に製造上のバラツキがあって も、オフセット調整を迅速にすることができると共に、制御系の制御を容易にす ることができるポテンショメータを提供することができる。
【0017】
次に、本考案の実施例について図に基づいて説明する。 図1は、本考案ポテンショメ−タの等価回路を示すクレ−ムに対応した図であ る。
【0018】 同図において、抵抗体4は、接地(GND)端子1と電源端子2間に印刷また は導電性の良好なプラスチックからなるCP(コンダクティブプラスチック)基 板等を用いて形成される。 抵抗体4上には、摺動子18が設けられ、一定範囲で摺動可能になっている。 また基準電圧端子5は、基準出力電圧Vref を出力する抵抗体4の基準点RP に接続する。 なお、出力端子3は、摺動子18の位置に応じた出力を得る端子である。
【0019】 本ポテンショメ−タでは、常に基準電圧端子5から基準出力電圧VrefOを印加 する抵抗体4の基準点RPが基準電圧Vref になるようにすることができる。
【0020】 図2は本考案による出力特性図を示す。 同図において、R10は基準点理論位置を示し、R11は基準点出力である。 座標点Xは、基準点理論位置R10における基準点出力R11を示すもので、 座標点Xにおいて、二点鎖線で表す出力理論値OTと実線で表す実際の出力特性 OUTが一致するよう、座標点Xに出力特性の一部が、いわば、つまみ寄せられ るような特性になる。
【0021】 これは、図1に示したように、常に基準電圧端子5から基準出力電圧VrefOを 印加する抵抗体4の任意点(この点を「基準点」とする)RPが基準電圧Vref になり、基準点の理論位置RPと実際の基準電圧出力位置が略一致することによ る。
【0022】 図3は、本考案の一実施例の回路図を示すものである。 同図は、図1のポテンショメ−タの等価回路を示す図に、ボルテージフォロワ 回路8を接続した具体的な回路図である。 図1と同一構成については、同一の符号を付し、詳しい説明を省略する。
【0023】 図3の回路では、電源6が電源端子2に接続され、抵抗体4とボルテージフォ ロワ回路8の電源となっている。 オペアンプ11の出力は、基準電圧端子5に接続され、抵抗体4に基準出力電 圧を与えている。 なお、7は接地(GND)、12,13はノイズフイルタ用コンデンサを示す ものである。
【0024】 本実施例のポテンショメ−タでは、オペアンプ11の出力,すなわち、抵抗体 4に与えられる基準出力電圧は、調整抵抗9,10の値を変えることにより、任 意の値に設定できる。
【0025】 図4は、本考案ポテンショメ−タの変形実施例を示す等価回路図である。 同図においても図1と同一の構成については、同一の符号を付し、詳しい説明 を省略する。
【0026】 接地端子1と電源端子2との間には、トリマブル抵抗14,15と抵抗体4が 並列に接続される。 トリマブル抵抗14,15は、直列接続され、またトリマブル抵抗14とトリ マブル抵抗15間に基準電圧端子5が接続される。 このため、基準電圧端子5に印加された基準出力電圧は、トリマブル抵抗 14,15のトリミング値により任意の値に設定することができる。
【0027】 図5は、本考案ポテンショメ−タの他の変形実施例を示す等価回路図である。 同図のポテンショメ−タは、トリマブル抵抗14,15を接地端子1と電源端 子3との間に接続しない点と、前記基準電圧端子5を基準電圧電源16と接続し た点で、その他の点では図4のポテンショメ−タと同じ構成からなる。 基準電圧端子5は、基準電圧電源16と接続したので、基準出力電圧VrefOを 基準電圧端子5に印加することができる。
【0028】 図6〜図8は、本考案の具体的な構成を示す図である。 なお、図1〜図5において説明した構成と同一の構成については、同じ符号を 付し、詳しい説明を省略する。
【0029】 これらの図において、基準電圧端子5の端部は、接地端子1および電源端子2 の幅より外側に形成されている。
【0030】 図7は図6のA−A断面図を示している。 同図において符号17は絶縁基板を示している。
【0031】 図8に本考案の別の具体的な構成例を示す。 図6の構成図との相違点は、基準電圧端子5を設ける地点が抵抗体4において 凸部に形成されていることであり、その他は図6の構成図と同じである。
【0032】 なお、上記実施例におけるポテンショメータは、直動タイプ,回転タイプのい ずれにも限定されるものではなく、本考案の趣旨を逸脱しない範囲であれば、ど のようなポテンショメ−タでもよいことは言うまでもない。
【0033】
以上述べたように本考案によれば、基準電圧出力位置が安定するので、ポテン ショメ−タを被検出物に取付ける時のオフセット調整が簡略化できる。
【0034】 また、抵抗体が摩耗しても基準点が変化しないので、ポテンショメ−タの耐久 性を向上させることができるだけでなく、ポテンショメ−タの検出出力をシステ ムの制御系に入力する場合にも信頼性のある、迅速な制御をすることができる。
【図1】本考案の基本的な等価回路図である。
【図2】本考案による出力特性図である。
【図3】本考案の第1実施例の等価回路図である。
【図4】本考案の第2実施例の等価回路図である。
【図5】本考案の第3実施例の等価回路図である。
【図6】本考案の具体的な構成例を示す説明図である。
【図7】図6のA−A線に沿う断面図である。
【図8】本考案の別の具体的な構成例を示す説明図であ
る。
る。
【図9】従来例の等価回路図である。
【図10】従来例によるオフセット調整前の出力特性図
である。
である。
【図11】従来例によるオフセット調整後の出力特性図
である。
である。
1 接地端子 2 電源端子 3 出力端子 4 抵抗体 5 基準電圧端子 6 電源 7 接地 14 トリマブル抵抗 15 トリマブル抵抗 16 基準電圧電源 18 摺動子
Claims (1)
- 【請求項1】接地端子と電源端子との間に抵抗体を設
け、該抵抗体上を摺接する摺動子の位置に応じた出力を
出力端子より得るポテンショメータにおいて、 前記抵抗体の基準となる出力電圧を発生する位置に基準
出力端子を設け、該基準出力端子に基準電圧を印加する
ように構成したことを特徴とするポテンショメータ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP023821U JPH0528907U (ja) | 1991-03-18 | 1991-03-18 | ポテンシヨメ−タ |
US07/853,319 US5323137A (en) | 1991-03-18 | 1992-03-18 | Potentiometer |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP023821U JPH0528907U (ja) | 1991-03-18 | 1991-03-18 | ポテンシヨメ−タ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0528907U true JPH0528907U (ja) | 1993-04-16 |
Family
ID=12121023
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP023821U Pending JPH0528907U (ja) | 1991-03-18 | 1991-03-18 | ポテンシヨメ−タ |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5323137A (ja) |
JP (1) | JPH0528907U (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5812411A (en) * | 1995-07-14 | 1998-09-22 | Calabrese; Joseph S. | Tapped variable potentiometer resistor with current sense and safety circuit |
JP2006332175A (ja) * | 2005-05-24 | 2006-12-07 | Freescale Semiconductor Inc | トリミング回路及び電子回路 |
CN102401875A (zh) * | 2010-09-07 | 2012-04-04 | 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 | 软性电路板测试电路 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5158973A (ja) * | 1974-11-20 | 1976-05-22 | Fujitsu Ltd | Hotenshomeetachokusendonohoshokairo |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2291246A (en) * | 1937-01-07 | 1942-07-28 | Int Resistance Co | Volume control |
US4150366A (en) * | 1976-09-01 | 1979-04-17 | Motorola, Inc. | Trim network for monolithic circuits and use in trimming a d/a converter |
-
1991
- 1991-03-18 JP JP023821U patent/JPH0528907U/ja active Pending
-
1992
- 1992-03-18 US US07/853,319 patent/US5323137A/en not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5158973A (ja) * | 1974-11-20 | 1976-05-22 | Fujitsu Ltd | Hotenshomeetachokusendonohoshokairo |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5323137A (en) | 1994-06-21 |
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