JPH05288946A - 光周波数分岐素子 - Google Patents

光周波数分岐素子

Info

Publication number
JPH05288946A
JPH05288946A JP9255092A JP9255092A JPH05288946A JP H05288946 A JPH05288946 A JP H05288946A JP 9255092 A JP9255092 A JP 9255092A JP 9255092 A JP9255092 A JP 9255092A JP H05288946 A JPH05288946 A JP H05288946A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
waveguide
optical
optical frequency
frequency branching
light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9255092A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3061083B2 (ja
Inventor
Katsunari Okamoto
勝就 岡本
Senta Suzuki
扇太 鈴木
Hiroshi Takahashi
浩 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP9255092A priority Critical patent/JP3061083B2/ja
Publication of JPH05288946A publication Critical patent/JPH05288946A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3061083B2 publication Critical patent/JP3061083B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 偏波依存性のない光周波数分岐特性を有する
光周波数分岐素子を提供する。 【構成】 基板11上に第1および第2の光導波路1
2、13を配置し、その2箇所で互いに接近させて方向
性結合器14、15を構成し、方向性結合器14、15
間の第1および第2の光導波路12、13間に導波路長
差を設けた光導波路素子において、導波路長の長い第1
の光導波路12の領域16のコア幅がコア厚に比べて広
く、他はコア幅とコア厚とが等しいようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光通信分野等において
有用な導波路型の光周波数分岐素子に関し、光分岐特性
の偏波依存性を緩和するように工夫したものである。
【0002】
【従来の技術】光周波数分岐素子は、周波数多重光通信
において異なるキャリア周波数の光を合波、分岐するた
めに不可欠な素子である。光周波数分岐素子としては、
従来、図5に示すような非対称マッハ・ツェンダー型光
周波数分岐素子、あるいは図6に示すようなアレイ導波
路格子型光周波数分岐素子が知られている。
【0003】図5に示す光周波数分岐素子では、シリコ
ン基板51上に光導波路52、53が配置され、光導波
路52、53の2箇所でこれら光導波路52、53を互
いに接近させることにより方向性結合器54、55が構
成されており、光導波路52、53の一端をそれぞれ入
力ポート52A,53Aとし、他端をそれぞれ出力ポー
ト52B,53Bとしている。また、2個の方向性結合
器54、55の間の光導波路52、53の導波路長差は
ΔLに設定されている。なお、一般的には光導波路5
2、53の幅および厚みは一定である。
【0004】このように構成された非対称マッハ・ツェ
ンダー型光周波数分岐素子の入力ポート52Aに、周波
数f(波長λ=c/f:c=3×108 m/s)の信号
光P 0 が入射した場合、出力ポート52B,53Bの出
力P1 、およびP2 はそれぞれ次のようになる。 P1 =P0sin2 (φ) (1) P2 =P0cos2 (φ) (2) ここで、φは光導波路の伝搬定数をβc とすると次式で
与えられる。 φ=(1/2)βc ΔL=(πf/c)nc ΔL (3) ただし、nc は等価屈折率であり、波数k(=2π/
λ)を用いると次式で表される。 nc =βc /k (4)
【0005】つぎに、入力ポート52Aに周波数f1
およびf2 の二つの信号光が入射した場合を考えよう。
周波数f1 、およびf2 の光に対してMを整数として、
それぞれ次式(5a),(5b)が成り立つとする。 φ(f1 )=(πf1 /c)nc ΔL=Mπ (5a) φ(f2 )=(πf2 /c)nc ΔL=Mπ−(π/2)(5b) このとき、式(1)、(2)より、出力ポート52B,
53Bの各波長の光に対する出力P1 (f1 )、P
2 (f1 )、P1 (f2 )、P2 (f2 )は次式で表さ
れる。 P1 (f1 )=O、 P2 (f1 )=P0 (6a) P1 (f2 )=P0 、 P2 (f2 )=O (6b) これより、周波数f1 の光は出力ポート53Bに出射
し、周波数f2 の光は出力ポート52Bに出射すること
がわかる。また、式(5a),(5b)を書き直すと、
2個の方向性結合器54、55間の光導波路52、53
の導波路長差ΔLに関する条件は次のように表される。 ΔL=c/{2nc (f1 −f2 )} (7)
【0006】したがって、図5に示すような非対称マッ
ハ・ツェンダー型光周波数分岐素子においては、式
(7)が満足されるように導波路長差ΔLを設定する
と、周波数f1 およびf2 の二つの信号光を別々の出力
ポートに導くことができる。一例として、f1 =19
3.54THZ (λ=1.55μm)、f1 ーf2 =10
GHZ 、nc =1.445とすると、M=9677、ΔL
=1.04cmとなる。
【0007】しかしながら、シリコンを基板とする石英
系光導波路においては、ガラスがシリコンの熱収縮によ
る圧縮応力を受けるために、基板面に平行な偏波の光
(TEモード)と基板面に垂直な偏波の光(TMモー
ド)の伝搬定数が異なり、光周波数分岐特性に偏波依存
性があった。例えば、TEモードとTMモードの伝搬定
数をβc,TE、βc,TMとし、式(4)で定義される等価屈
折率をそれぞれnc,TE、n c,TMとして、TEモードに対
して式(5)が満足されるように導波路長差ΔLが設定
されているとする。すなわち、次式(8a),(8b)
が満足されているとする。 φTE(f1 )=(πf1 /c)nc,TEΔL=Mπ (8a) φTE(f2 )=(πf2 /c)nc,TEΔL=Mπ−(π/2) (8b) このとき、TMモードに対しては次式(9a),(9
b)が成り立つ。 φTM(f1 )=(πf1 /c)nc,TMΔL =Mπ{1+(Bc / nc,TE)} (9a) φTM(f2 )=(πf2 /c)nc,TMΔL ={Mπ−(π/2)}{1+(Bc / nc,TE)}(9b) ただし、ここでBc はTMモードとTEモードの複屈折
率であり次式(10)で与えられる。なお、シリコンを
基板とする石英系光導波路においては、Bc =1〜4×
10-4程度である。 Bc =nc,TM−nc,TE (10)
【0008】前述の例に基づいて、f1 =193.54
THZ (λ=1.55μm)、f1 −f2 =10GHZ 、n
c,TE=1.445、M=9677、ΔL=1.04c
m、B c =2×10-4とするとTEモード、およびTM
モードに対する光分岐特性は次のようになる。 P1,TE(f1 )=0、 P2,TE (f1 )=P0 (11a) P1,TE(f2 )=P0 、 P2,TE (f2 )=0 (11b) P1,TM(f1 )=P0 sin2 (MπBc /nc,TE) ≒0.766P0 (12a) P2,TM(f1 )=P0 cos2 (MπBc /nc,TE) ≒0.234P0 (12b) P1,TM(f2 )=P0 cos2 [{Mπ−(π/2)}(Bc /nc,TE)] ≒0.234P0 (13a) P2,TM(f2 )=P0 sin2 [{Mπ−(π/2)}(Bc /nc,TE)] ≒0.766P0 (13b)
【0009】このように、従来の非対称マッハ・ツェン
ダー型光周波数分岐素子においては、光周波数分岐特性
に偏波依存性があり、偏波面が規定されない単一モード
光ファイバと接続した場合には、所望の光周波数分岐特
性が得られないという問題がある。
【0010】一方、図6に示すようなアレイ導波路格子
型光周波数分岐素子においては、シリコン基板61上に
入力用チャネル導波路62、チャネル導波路アレイ6
3、および出力用チャネル導波路64が配置されてお
り、また、前記入力用チャネル導波路62とチャネル導
波路アレイ63とを接続する第1の扇型スラブ導波路6
5と、前記チャネル導波路アレイ63と出力用チャネル
導波路64とを接続する第2の扇型スラブ導波路66と
が配置されている。なお、チャネル導波路アレイ63に
おける各光導波路は、順次ΔLずつ導波路長が変化する
ように設定されている。また、一般には、各光導波路の
幅および厚さは一定である。
【0011】このように構成されたアレイ導波路格子型
光周波数分岐素子の入力用チャネル導波路62に、周波
数f(波長λ=c/f)の信号光が入射した場合、チャ
ネル導波路アレイ63と第2の扇型スラブ導波路66と
の接続部分近傍における光の伝搬の様子は図7に示すよ
うになる。ここで、Rは、扇型スラブ導波路66の半径
である。いま、(q−1)番目の導波路を伝搬してきた
光とq番目の導波路を伝搬してきた光に着目する。チャ
ネル導波路アレイ63と第2の扇型スラブ導波路66と
の境界AおよびBにおける二つの光の位相は、それぞれ
次式で与えられる。なお、Lはチャネル・導波路アレイ
63における最短の導波路の長さである。 φ=βc (L+qΔL) (14a) φ=βc [L+(q−1)ΔL] (14b)
【0012】つぎに、扇型スラブ導波路中に距離Rの位
置に点Pをとり、境界AおよびBから伝搬する光の位相
を求めてみる。スラブ導波路66における光の伝搬定数
は、チャネル導波路63中の伝搬定数βc とは異なるの
で、これをβS とすると、境界AおよびBから点Pに到
る光の位相は次のように表される。ただし、dはAとB
の間隔であり、θは直線APと中心線との角度である。 ψA =βS R (15a) ψB =βS (R+d sinθ) (15b)
【0013】したがって、チャネル導波路アレイ63を
通って扇型スラブ導波路66の点Pに到る隣合う二つの
導波路の光の位相差は、次式(16)で示される。 Θ=(φA +ψA )−(φB +ψB ) (16) したがって、Θ=2mπ(mは整数)のとき、光は強め
合って干渉する。すなわち、次式(17)が成り立つと
き、チャネル導波路アレイ20を通った光は点Pに集光
する。 Θ=βc ΔL−βS d sinθ=2mπ (17)
【0014】式(17)は等価屈折率を用いて表すと次
のようになる。 nc ΔL−nS d sinθ=mλ (18) ただし、nS はスラブ導波路領域の等価屈折率であり、
次式で表される。 nS =βS /k (19) また、扇型スラブ導波路66の中心線上の点Oと点Pと
の距離xm とすると、x m は次式で表される。 xm =R sinθ=(nc ΔL−mλ){R/(nS d)}(20) この式(20)から、波長λの光が扇型スラブ導波路6
6の中心線上の点Oに集光するための条件は、xm =0
より、次のようになる。 m=(nc ΔL/λ) (21) 一例として、λ=1.55μm(f=193.54T
HZ )、nc =1.445とするとm=1548であ
る。
【0015】つぎに、波長がδλ(=−λ2 δf/c)
だけ異なる光が図6のアレイ導波路格子型光周波数分岐
素子に入射した場合を考える。この場合、式(18)、
(20)より次式が得られる。 nc (λ+δλ)ΔL−nS (λ+δλ)d{(xm +δx)/R} =(λ+δλ)m (22) なお、nc (λ+δλ)、nS (λ+δλ)はそれぞ
れ、波長(λ+δλ)の光に対するチャネル導波路、お
よびスラブ導波路の屈折率であり、(xm +δx)波長
(λ+δλ)の光が集光する位置である。
【0016】ここで、式(20)、(21)、(2
2)、およびnS ≫{λ(dnS /dλ)}であること
を用いると、次式が成り立つ。 δx=−{(mR)/(nS d)}(Nc /nc )δλ ={(λ2 mR)/(nS dc)}(Nc /nc )δf(23) ただし、Nc は群屈折率であり、次式で表される。 Nc =nc ーλ(dnc /dλ) (24)
【0017】前述のパラメータλ=1.55μm(f=
193.54THZ )、nc =1.445、m=154
8を用い、さらにΔL=1660μm、d=20μm、
R=6mm,Nc =1.465、nS =1.45とする
と、式(23)より、δxは次式のようになる。 δx=2.6×10-15 δf (m) (25) すなわち、δf=10GHZ のときには、上式からδx=
26μmとなり、10GH Z 間隔で周波数の異なる光を分
離できることがわかる。
【0018】なお、図5の非対称マッハ・ツェンダー型
光周波数分岐素子と図6のアレイ導波路格子型光周波数
分岐素子との相違点は、前者が二つの周波数の光を分離
するのに対して、後者は多数の周波数の光を一括して分
離できる点である。
【0019】ところで、シリコンを基板とする石英系光
導波路においては、ガラスがシリコンの熱収縮による圧
縮応力を受けるために、基板面に平行な偏波の光(TE
モード)と基板面に垂直な偏波の光(TMモード)の伝
搬定数が異なり、従来の図6に示すようなアレイ導波路
格子型光周波数分岐素子においても光周波数分岐特性に
偏波依存性がある。
【0020】例えば、TEモードとTMモードのチャネ
ル導波路における伝搬定数をβc,TE、βc,TM、スラブ導
波路における伝搬定数をβS,TE、βS,TMとし、等価屈折
率をそれぞれnc,TE、nc,TM、およびnS,TE、nS,TM
して、TEモードに対して式(21)が満足されるよう
に導波路長差ΔLが設定されているとする。すなわち、
mは次式で表され、TEモードの光は点Oに集光する
(xm ,TE =0)とする。 m=(nc,TEΔL)/λ (26)
【0021】このとき、TMモードの光に対しては、式
(20)より、次式が得られる。 xm,TM=(nc,TMΔLーmλ){R/(nS,TMd)} (27)
【0022】TMモードとTEモードの複屈折率は、通
常Bc =nc,TM−nc,TE=2×10 -4(コア厚さ=コア
幅=7μm、屈折率差Δ=0.7%の場合)、BS =n
S,TM−nS,TE=1.8×10-4(コア厚さ=7μm、屈
折率差Δ=0.7%の場合)であるから、上式よりTE
モードとTMモードの光の集光する位置のずれは、次式
のようになる。 xm,TM−xm,TE=(Bc RΔL)/(nS,TMd) ≒68.7(μm) (28)
【0023】このように、従来のアレイ導波路格子型光
周波数分岐素子においては、光周波数分岐特性に偏波依
存性があり、偏波面が規定されない単一モード光ファイ
バと接続した場合には、所望の光周波数分岐特性が得ら
れないという問題がある。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】前述したように従来の
図5に示すような非対称マッハ・ツェンダー型光周波数
分岐素子、あるいは図6に示すようなアレイ導波路格子
型光周波数分岐素子においては、光周波数分岐特性に偏
波依存性があり、偏波面が規定されない単一モード光フ
ァイバ(日本縦貫光通信回線等、既設の全ての光ファイ
バ)と接続した場合には、所望の光周波数分岐特性が得
られないという問題がある。
【0025】本発明は、このような事情に鑑みなされた
ものであり、コア幅がコア厚さに比べて広い矩形光導波
路を採用することにより、構造的複屈折率で基板の圧縮
応力に基づく複屈折率を緩和して偏波依存性をなくし、
大容量・長距離光通信に適した光周波数分岐素子を提供
することを目的とする。
【0026】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成する本発
明に係る光周波数分岐素子は、基板上に配置された第1
および第2の導波路と、これら第1および第2の導波路
を2箇所で互いに接近させて構成した第1および第2の
方向性結合器とを具え、前記第1および第2の方向性結
合器の間を連結する前記第1および第2の導波路に導波
路長差を設けた光周波数分岐素子において、前記第1お
よび第2の導波路のうち導波路長の長い方の導波路の一
部分はコア幅がコア厚に比べて広く、且つ前記第1およ
び第2の導波路の残りの部分はコア幅とコア厚とが等し
いことを特徴とし、また、基板上に配置された入力用チ
ャネル導波路、チャネル導波路アレイおよび出力用チャ
ネル導波路と、前記入力用チャネル導波路とチャネル導
波路アレイとを接続する第1の扇型スラブ導波路と、前
記チャネル導波路アレイと出力用チャネル導波路とを接
続する第2の扇型スラブ導波路とを具え、前記チャネル
導波路アレイの長さが所定の導波路長差で順次長くなる
ように構成された光導波路素子において、前記チャネル
導波路アレイの各々の導波路の一部分はコア幅がコア厚
に比べて広く、且つ前記チャネル導波路アレイの各々の
導波路の残りの部分はコア幅とコア厚とが等しいことを
特徴とする。
【0027】
【作用】コア幅がコア厚さに比べて広い矩形光導波路に
おいては、光の閉じ込め効果がTEモードとTMモード
に対して異なるために、構造的複屈折率が生じる。この
構造的複屈折率は、コア幅がコア厚さに比べて広い場合
には、シリコン基板の圧縮応力に基づく複屈折率を打ち
消すようにはたらく。したがって、光導波路の一部分の
コア幅をコア厚さに比べて広くすることによって、偏波
依存性のない光周波数分岐特性を得ることができる。
【0028】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて説明する。
【0029】図1には一実施例に係る光周波数分岐素子
を示す。同図に示すように、シリコン基板11上に光導
波路12、13が配置され、光導波路12、13の2箇
所でこれら光導波路12、13を互いに近接させること
により方向性結合器14、15が構成されており、光導
波路12、13の一端をそれぞれ入力ポート12A、1
3Aとし、他端をそれぞれ出力ポート12B、13Bと
している。また、2個の方向性結合器14、15の間の
光導波路12、13の導波路長差はΔLに設定されてい
る。さらに、2個の方向性結合器14、15間の光導波
路12、13のうち導波路長の長い方(ここでは光導波
路12)の一部において、長さL′の領域16にわたっ
て導波路のコア幅(2a)がコア厚(2t)に比べて広
くなっている。ただし、領域16のコア厚2tは他の領
域の光導波路12、13のコア厚と同じであり、コア幅
2aのみが他の領域の光導波路12、13に比べて広く
なっている。また、コア幅の広い領域16の光導波路と
他の光導波路とは、緩やかなテーパによって接続されて
いる。なお、図1ではテーパの接続部分の図示は省略さ
れている。
【0030】本実施例の非対称マッハ・ツェンダー型光
周波数分岐素子の入力ポート12Aに、周波数f(波長
λ=c/f)の信号光P0 が入射した場合、出力ポート
12B,13Bの出力P1 、およびP2 はそれぞれ次の
ようになる。 P1 =P0 sin2 (φ) (29) P2 =P0 cos2 (φ) (30) ここで、φは光導波路12、13の伝搬定数をβc 、領
域16の伝搬定数をβとすると、次式で表される。 φ=(1/2){βL′−βc (L′−ΔL)} (31)
【0031】いま、光導波路12、13におけるTEモ
ードの伝搬定数をβc,TE、等価屈折率をnc,TEとし、領
域16におけるTEモードの伝搬定数をβTE、等価屈折
率をnTEとして、TEモードに対して次式が満足される
ように導波路長差ΔL、および領域16の長さL′が設
定されているとする。すなわち、Mを整数としたとき周
波数f1 およびf2 の光に対して、それぞれ次式が成り
立つとする。 φTE(f1 )=(πf1 /c){nTEL′−nc,TE(L′−ΔL)} =Mπ (32a) φTE(f2 )=(πf2 /c){nTEL′−nc,TE(L′−ΔL)} =Mπ−(π/2) (32b) このとき、TEモードの光に対しては、次式が成り立
つ。 P1,TE(f1 )=0、 P2,TE(f1 )=P0 (33a) P1,TE(f2 )=P0 、 P2,TE(f2 )=0 (33b)
【0032】つぎに、光導波路12、13におけるTM
モードの伝搬定数をβc,TM、等価屈折率をnc,TMとし、
領域16におけるTMモードの伝搬定数をβTM、等価屈
折率をnTMとして、TMモードに対する光伝搬特性を求
めてみる。M′を整数とするとき周波数f1 およびf2
の光に対して、それぞれ次式が成り立つとする。 φTM(f1 )=(πf1 /c){nTEL′−nc,TM(L′−ΔL)} =M′π (34a) φTM(f2 )=(πf2 /c){nTEL′−nc,TM(L′−ΔL)} =M′π−(π/2) (34b) このとき、TMモードの光に対しては、次式が成り立
つ。 P1,TM(f1 )=0、 P2,TM(f1 )=P0 (35a) P1,TM(f2 )=P0 、 P2,TM(f2 )=0 (35b)
【0033】ここで、式(33a),(33b),(3
5a),(35b)が満足されるためには、式(32
a),(32b),(34a),(34b)より、次式
(36a),(36b)が成り立てばよいことがわか
る。 {nTEL′−nc,TE(L′−ΔL)}=c/{2(f1 −f2 )}(36a) {nTML′−nc,TM(L′−ΔL)}=c/{2(f1 −f2 )}(36b)
【0034】すなわち、上式より、L′は次式で与えら
れる。 L′={Bc /(Bc −B)}ΔL (37) したがって、式(37)が成り立つように領域16の長
さL′を設定すれば、TEモードおよびTMモードのい
ずれの光に対しても式(33a),(33b),(35
a),(35b)が満足され、偏波依存性のない光周波
数分岐特性を得ることができる。ただし、式(37)に
おいてBc は式(10)で与えられ、Bは次式で与えら
れる。 B=nTM−nTE (38)
【0035】図2は、屈折率差Δ=2%、コア厚2t=
3μmの光導波路において、コア幅2aを変化させたと
きの領域16の光導波路の複屈折率Bの変化を波長λ=
1.55μmに対して計算したものである。2a=3μ
mの場合の複屈折率は、他の領域の光導波路12、13
の複屈折率Bc と同じとなる。一例として、2a=5μ
mとすると、B=8×10-5(nTE=1.4616、n
TM=nTE+B)である。f1 =193.54THZ (λ=
1.55μm)、f1 −f2 =10GHZ とすると、光導
波路12、13の複屈折率はBc =2×10-4(nc,TE
=1.457、nc,TM=nc,TE+B)であるから、M=
M′=9677、ΔL=1.024cm,L′=1.7
07cmとなる。
【0036】図1の光周波数分岐素子の一作製例とし
て、石英系光導波路を例を説明する。まず、Si基板上
に火災堆積法によってSiO2 下部クラッド層を堆積
し、次にGoO2 をドーパントとして添加したSiO2
ガラスのコア層を堆積した後に、電気炉で透明ガラス化
した。次に、前記設計に基づくマスクパターンを用いて
コア層をエッチングしてコアを形成した後、再びSiO
2 上部クラッド層を堆積して作製した。
【0037】このように、作製した光周波数分岐素子の
入力ポート12Aに波長1.55μm帯の周波数f1
よびf2 の2つの信号光を入射させたところ、入射光の
偏波状態にかかわらず周波数f1 の光は出力ポート13
Bに出射し、周波数f2 の光は出力ポート12Bに出射
することが確かめられた。
【0038】図3には他の実施例に係る光周波数分岐素
子を示す。同図に示すように、シリコン基板31上に入
力用チャネル導波路32、チャネル導波路アレイ33お
よび出力用チャネル導波路34が配置され、また、前記
入力用チャネル導波路32とチャネル導波路アレイ33
とを接続する第1の扇型スラブ導波路35と、前記チャ
ネル導波路アレイ33と出力用チャネル導波路34とを
接続する第2の扇型スラブ導波路36とが配置されてい
る。ここで、チャネル導波路アレイ33における各光導
波路は、順次ΔLずつ導波路長が変化するように設定さ
れている。また、チャネル導波路アレイ33の一部にお
いて、長さL′の領域37にわたって導波路のコア幅
(2a)がコア厚(2t)に比べて広くなっている。た
だし、領域31のコア厚2tは他の領域のチャネル光導
波路のコア厚と同じであり、コア幅2aのみが他の領域
の光導波路に比べて広くなっている。また、コア幅の広
い領域37の光導波路と他のチャネル光導波路とは、緩
やかなテーパによって接続されている。なお、図3では
テーバの部分は省略されている。
【0039】本実施例のアレイ導波路格子型光周波数分
岐素子の入力用チャネル導波路32に、周波数f(波長
λ=c/f)の信号光が入射した場合、チャネル導波路
アレイ33と第2の扇型スラブ導波路36との接続部近
傍における光の伝搬の様子は図4に示すようになる。こ
こで、Rは、扇型スラブ導波路の半径である。
【0040】いま、(q−1)番目の導波路を伝搬して
きた光とq番目の導波路を伝搬してきた光に着目する。
チャネル導波路アレイ33と第2の扇型スラブ導波路3
6との境界AおよびBにおける2つの光の位相は、それ
ぞれ次式で与えられる。ここで、Lはチャネル導波路ア
レイ33における最短の導波路の長さである。 φA =βc [L+qΔL−qL′]+βqL′ (39a) φB =βc [L+(q−1)ΔL−(q−1)L′]+β(q−1)L′ (39b)
【0041】つぎに、扇型スラブ導波路中に距離Rの位
置に点Pをとり、境界AおよびBから伝搬する光の位相
を求めると次のようになる。 ψA =βS R (40a) ψB =βS (R+d sinθ) (40b)
【0042】したがって、チャネル導波路アレイ33を
通って扇型スラブ導波路36の点Pに到る隣合う二つの
導波路の光の位相差は、次式(41)で示される。 Θ=(φA +ψA )−(φB +ψB ) (41) そして、Θ=2mπ(mは整数)のとき、光は強め合っ
て干渉する。すなわち、次式(42)が成り立つとき、
チャネル導波路アレイ33を通った光は点Pに集光す
る。 Θ=βc (ΔL−L′)+βL′−βS d sinθ=2mπ (42) また、扇型スラブ導波路36の中心線上の点Oと点Pと
の距離xm とすると、次式で与えられる。 xm ={βc (ΔL−L′)+βL′−2mπ}/(βS d) (43) この式(43)から、各周波数ω0 (=2πf0 ;波長
λ0 )の光が扇型スラブ導波路36の中心線上の点Oに
集光するための条件は、xm =0より、次式(44)で
表される。 βc (ΔL−L′)+βL′−2mπ (44)
【0043】つぎに、各周波数がδω(=2πδf)だ
け異なる光が図3のアレイ導波路格子型光周波数分岐素
子に入射した場合を考える。この場合、式(42)、
(43)、およびxm =0を用いると次式が得られる。 δx ={(2πRδf)/(βS d)}{βc ′(ΔL−L′)+β′L′} (45) ただし、ここで、β′は次式で表され、また、Nは式
(24)で与えられる群屈折率である。 β′=dβ/dω=(1/c)(dβ/dω)≒N/C (46) いま、チャネル導波路33、扇型スラブ導波路36、お
よびコア幅の広い領域37におけるTEおよびTMモー
ドの伝搬定数が、βc,TE、βS,TE、βTE、および
βc,TM、βS,TM、βTM、であるとする。このとき、式
(44)および(45)に対して、次の式(47a),
(47b),(48)が満足されるとき、TE、TMモ
ードに光は偏波状態に依らず一括して周波数分離される
ことがわかる。 βc,TE(ΔL−L′)+βTEL′=2mπ (47a) βc,TM(ΔL−L′)+βTML′=2mπ (47b) {(2πRδf)/(βS,TEd)}{βc,TE′(ΔL−L′)+βTE′L′} {(2πRδf)/(βS,TMd)}{βc,TM′(ΔL−L′)+βTM′L′} (48)
【0044】チャネル導波路33、扇型スラブ導波路3
6、およびコア幅の広い領域37におけるTEおよびT
Mモードの等価屈折率がnc,TE、nS,TE、nTE、および
c, TM、nS,TM、nTMであり、群屈折率がNc,TE、N
S,TE、NTE、およびNc,TM、N S,TM、NTMであるとす
る。このとき、式(48)に対して、次の式(49
a),(49b),(49c)なる関係を用いる。 nS,TM/nS,TE ≒ 1 (49a) Nc,TM−Nc,TE ≒ nc,TM−nc,TE (49b) NTM−NTE ≒ nTM−nTE (49c) これにより、式(47)、(48)は次の条件が成り立
てば満足されることがわかる。 L′={Bc /(Bc −B)}ΔL (50) ただし、上式においてBc は式(10)で与えられ、B
は式(38)で与えられる。
【0045】一例として、コア幅の広い領域37におけ
るコア厚2t=3μm、コア幅2a=5μmとすると、
B=8×10-5(nTE=1.4616、nTM=nTE
B)である。λ=1.55μm(f=193.54T
HZ )、d=20μm、R=6mm、NTE=1.48
2、Nc,TE=1.477、nS =1.466とすると、
チャネル導波路33の複屈折率はBc =2×10-4(n
c,TE=1.457、nc,TM=n TE+B)であるから、m
=1548、ΔL=1638μm、L′=2730μm
のとき式(45)より、次式が得られる。 δx=2.57×10-15 δf (m) (51) そして、δf=10GHZ のときには、上式からδx=2
5.7μmとなり、偏波状態に関係なく10GHZ 間隔で
周波数の異なる光を分離できることがわかる。
【0046】次に、本実施例の光周波数分岐素子の製造
を石英系光導波路を用いて行った例を示す。まず、Si
基板上に火災堆積法によってSiO2 下部クラッド層を
堆積し、次いでGoO2 をドーパントとして添加したS
iO2 ガラスのコア層を堆積した後に、電気炉で透明ガ
ラス化した。次に、前記設計に基づくマスクパターンを
用いてコア層をエッチングしてコアを形成した後、再び
SiO2 上部クラッド層を堆積して作製した。このよう
に、作製した光周波数分岐素子の入力用チャネル導波路
39に波長1.55μm帯で周波数間隔10GHZ の光を
入射させたところ、入射光の偏波状態にかかわらずδx
=25.7μm間隔に置かれた出力用チャネル導波路3
4に周波数間隔10GHZ の光が分離されることが確かめ
られた。
【0047】
【発明の効果】以上、実施例に基づいて具体的に説明し
たように、本発明の光周波数分岐素子は、コア幅がコア
厚さに比べて広い矩形光導波路を採用することにより、
構造的複屈折率で基板の圧縮応力に基づく複屈折率緩和
をしているので、入射光の偏波状態に関係なく異なるキ
ャリア周波数の光を合波、分岐できるために、周波数多
重光通信において大きな利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る光周波数分岐素子の構
成図である。
【図2】コア幅2aを変化させたときの図1の領域16
の光導波路の複屈折率Bの変化を波長λ=1.55μm
に対して計算した図である。
【図3】本発明の他の実施例に係る光周波数分岐素子の
構成図である。
【図4】図3のチャネル導波路アレイ33と第2の扇型
スラブ導波路36の接続部近傍における光の伝搬を示す
図である。
【図5】従来の非対称マッハ・ツェンダー型光周波数分
岐素子を示す図である。
【図6】従来のアレイ導波路格子型光周波数分岐素子を
示す図である。
【図7】チャネル導波路アレイ63と第2の扇型スラブ
導波路66の接続部近傍における光の伝搬を示す図であ
る。
【符号の説明】
11 シリコン基板 12、13 第1および第2の光導波路 14、15 第1および第2の方向性結合器 16 コア厚にくらべてコア幅が広い光導波路の領域 31 シリコン基板 32 入力用チャネル導波路 33 チャネル導波路アレイ 34 出力用チャネル導波路 35 第1の扇型スラブ導波路 36 第2の扇型スラブ導波路 37 コア厚にくらべてコア幅が広い光導波路の領域

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に配置された第1および第2の導
    波路と、これら第1および第2の導波路を2箇所で互い
    に接近させて構成した第1および第2の方向性結合器と
    を具え、前記第1および第2の方向性結合器の間を連結
    する前記第1および第2の導波路に導波路長差を設けた
    光周波数分岐素子において、前記第1および第2の導波
    路のうち導波路長の長い方の導波路の一部分はコア幅が
    コア厚に比べて広く、且つ前記第1および第2の導波路
    の残りの部分はコア幅とコア厚とが等しいことを特徴と
    する光周波数分岐素子。
  2. 【請求項2】 基板上に配置された入力用チャネル導波
    路、チャネル導波路アレイおよび出力用チャネル導波路
    と、前記入力用チャネル導波路とチャネル導波路アレイ
    とを接続する第1の扇型スラブ導波路と、前記チャネル
    導波路アレイと出力用チャネル導波路とを接続する第2
    の扇型スラブ導波路とを具え、前記チャネル導波路アレ
    イの長さが所定の導波路長差で順次長くなるように構成
    された光導波路素子において、前記チャネル導波路アレ
    イの各々の導波路の一部分はコア幅がコア厚に比べて広
    く、且つ前記チャネル導波路アレイの各々の導波路の残
    りの部分はコア幅とコア厚とが等しいことを特徴とする
    光周波数分岐素子。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、導波路が石英
    系光導波路であることを特徴とする光周波数分岐素子。
JP9255092A 1992-04-13 1992-04-13 光周波数分岐素子 Expired - Lifetime JP3061083B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9255092A JP3061083B2 (ja) 1992-04-13 1992-04-13 光周波数分岐素子

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9255092A JP3061083B2 (ja) 1992-04-13 1992-04-13 光周波数分岐素子

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05288946A true JPH05288946A (ja) 1993-11-05
JP3061083B2 JP3061083B2 (ja) 2000-07-10

Family

ID=14057513

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9255092A Expired - Lifetime JP3061083B2 (ja) 1992-04-13 1992-04-13 光周波数分岐素子

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3061083B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001059495A1 (fr) * 2000-02-10 2001-08-16 Nippon Telegraph And Telephone Corporation Interferometre optique a guide d'ondes
WO2002075409A3 (en) * 2001-03-16 2004-03-11 Lightwave Microsystems Corp Arrayed waveguide grating with waveguides of unequal widths
US6847772B2 (en) 2002-02-14 2005-01-25 Fujitsu Limited Planar optical waveguide device

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001059495A1 (fr) * 2000-02-10 2001-08-16 Nippon Telegraph And Telephone Corporation Interferometre optique a guide d'ondes
US6757454B2 (en) 2000-02-10 2004-06-29 Nippon Telegraph And Telephone Corporation Polarization desensitized optical waveguide interferometer
WO2002075409A3 (en) * 2001-03-16 2004-03-11 Lightwave Microsystems Corp Arrayed waveguide grating with waveguides of unequal widths
US6853769B2 (en) 2001-03-16 2005-02-08 Lightwave Microsystems Corporation Arrayed waveguide grating with waveguides of unequal widths
US6847772B2 (en) 2002-02-14 2005-01-25 Fujitsu Limited Planar optical waveguide device

Also Published As

Publication number Publication date
JP3061083B2 (ja) 2000-07-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5341444A (en) Polarization compensated integrated optical filters and multiplexers
US4781424A (en) Single mode channel optical waveguide with a stress-induced birefringence control region
JP3784720B2 (ja) 導波路型光干渉計
JP3022181B2 (ja) 導波路型光合分波器
JP3703013B2 (ja) 干渉計光回路及びその製造方法
US7035491B2 (en) Integrated optics polarization beam splitter using form birefringence
EP0304709A2 (en) Waveguide type optical device
JP2005010805A6 (ja) 導波路型光干渉計
JPH11174246A (ja) プレーナ形光導波路
CN114739376A (zh) 基于二氧化硅波导偏振分束器的空芯光子晶体光纤陀螺
JPH0672964B2 (ja) 導波形光干渉計
JP5169536B2 (ja) 光合分波素子
JPH05288946A (ja) 光周波数分岐素子
JPH0660982B2 (ja) 導波形マツハ・ツエンダ光干渉計
JP4263027B2 (ja) 導波路型光信号処理器
JP2848144B2 (ja) チューナブル光フィルタ
JP2625289B2 (ja) 導波型光分岐素子
Takato et al. Silica-based single-mode guided-wave devices
JP3042667B2 (ja) 光マルチチャネルセレクタ
JP3715206B2 (ja) 干渉計光回路製造方法
JPH06308338A (ja) 導波路型光部品
JPH0660803B2 (ja) マツハ・ツエンダ−形光干渉計
JP2000171652A (ja) 光導波路型光分岐合波回路
JPH0782132B2 (ja) 導波形偏光分離素子
JPH1031121A (ja) グレ−ティングを用いた導波路型の合分波器

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20000404

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090428

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090428

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100428

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100428

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110428

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120428

Year of fee payment: 12

EXPY Cancellation because of completion of term