JPH05288388A - 圧縮機の予熱駆動装置 - Google Patents

圧縮機の予熱駆動装置

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Publication number
JPH05288388A
JPH05288388A JP4115531A JP11553192A JPH05288388A JP H05288388 A JPH05288388 A JP H05288388A JP 4115531 A JP4115531 A JP 4115531A JP 11553192 A JP11553192 A JP 11553192A JP H05288388 A JPH05288388 A JP H05288388A
Authority
JP
Japan
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compressor
bar
motor
phase
phases
Prior art date
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Pending
Application number
JP4115531A
Other languages
English (en)
Inventor
Ichiro Onishi
一郎 大西
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Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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Publication date
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Priority to JP4115531A priority Critical patent/JPH05288388A/ja
Publication of JPH05288388A publication Critical patent/JPH05288388A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 圧縮機モータの駆動回路部品、例えばインバ
ータ回路のパワートランジスタや圧縮機のモータ巻線に
部分的にストレスをかけず、巻線焼けに対する信頼性の
向上が図れる圧縮機の予熱駆動装置を提供する。 【構成】 圧縮機の停止中に一定時間毎にモータ巻線へ
の通電相を切り替えて圧縮機を予熱することにより、圧
縮機の駆動回路及びモータ巻線に均一に電流を流すこと
ができ、ある特定の相に固定して通電する従来方式に比
べて部分的にストレスがかからずに、暖房時の立上げも
スムーズとなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空気調和機等に用いら
れる圧縮機を、暖房時の立上がりをよくするために予熱
しておくための駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、圧縮機が冷却された状態で始動さ
れると、潤滑油中に多量の液冷媒が溶存し、潤滑油が稀
薄になって圧縮機の破損を招くので、これを防止するた
め、また暖房時の立上がりをよくするために、圧縮機を
予熱しておくことが行われている。この予熱は、例えば
特開昭63−263357号公報に示されているよう
に、圧縮機モータの3相中ある特定の2相に微弱電流を
流す欠相運転にて圧縮機モータの巻線温度を上昇させる
ことにより行われている。
【0003】いま、本実施例説明で用いる図1の圧縮機
駆動装置の構成を流用して、インバータ回路により駆動
されるブラシレスDCモータを備えた圧縮機において、
この圧縮機を予熱する従来方式を説明する。インバータ
回路を構成するブリッジ回路の上アームはU相をチョッ
ピング(チョッピング周波数は例えば約3kHz)し、
下アームはVバー相をオンする直流方式である場合、図
3に示すように、U相とVバー相は常にオンされ、その
他のV相、W相、Uバー相、Wバー相は常にオフの状態
とされる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、予熱運転時
に、常にインバータ回路のパワートランジスタのある特
定の相に固定して通電しているため、インバータ回路の
パワートランジスタ及び圧縮機のモータ巻線に部分的に
ストレスが集中する。このため、巻線焼けに対する信頼
性が低下するといった問題があった。
【0005】本発明は、上述した問題点を解決するもの
で、圧縮機モータの駆動回路部品、例えばインバータ回
路のパワートランジスタや圧縮機のモータ巻線に部分的
にストレスをかけず、巻線焼けに対する信頼性の向上が
図れる圧縮機の予熱駆動装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、圧縮機を駆動するモータに停止中に通電す
ることにより圧縮機を予熱する圧縮機の予熱駆動装置に
おいて、一定時間毎に前記モータの通電相を切り替える
ようにしたものである。
【0007】
【作用】上記の構成によれば、圧縮機の停止中に一定時
間毎にモータ巻線への通電相を切り替えて圧縮機を予熱
するので、圧縮機の駆動回路及びモータ巻線に均一に電
流を流すことができ、ある特定の相に固定して通電する
従来方式に比べて部分的にストレスがかかることはな
い。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面とともに説明
する。図1は回転数可変な圧縮機の駆動装置の一実施例
として、インバータ回路とブラシレスDCモータを用い
た駆動装置の全体構成を示す。図1において、直流電源
1には直流電圧を交流電圧に変換するインバータ回路2
が接続されている。インバータ回路2は、6個のスイッ
チング素子たるパワートランジスタ(Tr1〜Tr6)
を3相ブリッジ接続し、各トランジスタと逆並列にダイ
オード(D1〜D6)を接続してなり、交流基本波の周
波数と電圧を任意の値にPWM(パルス幅変調)制御で
きるものである。このインバータ回路2の交流出力電圧
がブラシレスDCモータ3のスター結線された3相の固
定子巻線に供給される。
【0009】このブラシレスDCモータ3は固定子巻線
と永久磁石形の回転子とからなり、冷媒サイクル内に配
設された圧縮機4に内蔵され、圧縮要素5を駆動する。
圧縮機4の駆動装置としてのマイクロコンピュータ9
は、所定の電圧と周波数のインバータスイッチング信号
を出力することで、インバータ回路2のU,V,W、及
びUバー,Vバー,Wバーの各相の6個のパワートラン
ジスタの導通を制御する。U,V,W相がチョッピング
されると、それぞれトランジスタTr1,Tr2,Tr
3がチョッピングに合わせて導通される。一方、Uバ
ー,Vバー,Wバー相がオンされると、それぞれトラン
ジスタTr4,Tr5,Tr6が導通される。圧縮機4
はアキュームレータ6を介して冷媒回路7に接続されて
いる。位置検出回路8は、インバータ回路2からブラシ
レスDCモータ3への給電ラインよりモータの逆起電力
を検出し、回転子の位置検出(回転数)信号としてマイ
クロコンピュータ9に入力する。
【0010】次に、本実施例装置の動作を図面を参照し
て説明する。図2は予熱時のタイムチャートである。こ
こでは、圧縮機の予熱方式が、例えば、ブリッジ回路の
上アームU,V,W各相を順次にチョッピング(チョッ
ピング周波数は例えば約3kHz)し、下アームVバ
ー,Wバー,Uバー各相を順次にオンする直流方式であ
る場合を説明する。図2に示すように、上アームU,
V,W各相は順次約2秒毎に切り替わってチョッピング
され、下アームVバー,Wバー,Uバー各相は順次約2
秒毎に切り替わってオンされる。U相が約2秒間チョッ
ピングされているとき、VバーとWバー相が1秒間ずつ
互い違いにオンされる。そして、例えば、トランジスタ
Tr1とトランジスタTr4とが同時に導通されて短絡
されることがないように、U相とUバー相とは同時にオ
ンされることはない。
【0011】以上のように通電を制御すると、パワート
ランジスタ及び圧縮機のモータ巻線に均等に通電される
ので、これらに部分的にストレスがかかることはなくな
る。なお、上記実施例では約2秒毎にパワートランジス
タの通電相を切り替える例を示したが、切り替える間隔
は約2秒に限られず、例えば約3秒でもよい。また、必
ずしも圧縮機を連続して予熱しているものでなくてもよ
く、予熱がON,OFFされるものであってもよい。こ
の場合は、ON,OFF毎に通電相が切り替わるように
すればよい。また、圧縮機駆動用モータとしてはブラシ
レスDCモータに限られず、かご形誘導電動機を使用し
ても同様の効果が得られる。
【0012】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、圧縮機の
停止中であってモータ巻線に通電して予熱する際に、一
定時間毎にモータ巻線への通電相を切り替えるようにし
ているので、圧縮機モータの駆動回路、例えばインバー
タ回路のパワートランジスタや圧縮機のモータ巻線に均
一にむらなく電流を流すことができ、部分的にストレス
がかかることがなくなる。このため、モータの巻線焼け
に対する信頼性の向上が図れ、暖房時の立上がりがスム
ーズに行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるインバータ回路とブラ
シレスDCモータを用いた駆動装置の全体構成を示す図
である。
【図2】本発明による予熱時のタイムチャートである。
【図3】従来の予熱時のタイムチャートである。
【符号の説明】
2 インバータ回路 3 ブラシレスDCモータ 4 圧縮機 9 マイクロコンピュータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機を駆動するモータに停止中に通電
    することにより圧縮機を予熱する圧縮機の予熱駆動装置
    において、一定時間毎に前記モータの通電相を切り替え
    るようにしたことを特徴とする圧縮機の予熱駆動装置。
JP4115531A 1992-04-07 1992-04-07 圧縮機の予熱駆動装置 Pending JPH05288388A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4115531A JPH05288388A (ja) 1992-04-07 1992-04-07 圧縮機の予熱駆動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4115531A JPH05288388A (ja) 1992-04-07 1992-04-07 圧縮機の予熱駆動装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05288388A true JPH05288388A (ja) 1993-11-02

Family

ID=14664842

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4115531A Pending JPH05288388A (ja) 1992-04-07 1992-04-07 圧縮機の予熱駆動装置

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JP (1) JPH05288388A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021038916A (ja) * 2020-11-25 2021-03-11 日立ジョンソンコントロールズ空調株式会社 空気調和機

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6213949A (ja) * 1985-07-10 1987-01-22 Hitachi Ltd 空気調和機
JPH05296527A (ja) * 1992-01-07 1993-11-09 Matsushita Seiko Co Ltd 圧縮機の予備加熱装置

Patent Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2021038916A (ja) * 2020-11-25 2021-03-11 日立ジョンソンコントロールズ空調株式会社 空気調和機

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19980331