JPH05288193A - ポンプ用インペラ - Google Patents

ポンプ用インペラ

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Publication number
JPH05288193A
JPH05288193A JP10843792A JP10843792A JPH05288193A JP H05288193 A JPH05288193 A JP H05288193A JP 10843792 A JP10843792 A JP 10843792A JP 10843792 A JP10843792 A JP 10843792A JP H05288193 A JPH05288193 A JP H05288193A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vane
main plate
shroud
impeller
side vane
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP10843792A
Other languages
English (en)
Inventor
Risuke Nayama
理介 名山
Yasuyuki Fujitani
泰之 藤谷
Masahiko Sakamoto
正彦 坂本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP10843792A priority Critical patent/JPH05288193A/ja
Publication of JPH05288193A publication Critical patent/JPH05288193A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ベーン3の付け根部の強度を増大させるとと
もに接合作業を容易化し、かつ、接合部の信頼性を向上
する。 【構成】 主板1とシュラウド2にそれぞれベーン3の
一部3a、3bを一体に形成する。そして、主板側ベーン3a
とシュラウド側ベーン3bを突き合わせて、傾斜面5で接
合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は液体、ガスまたはこれら
の混合液体を取り扱う遠心または斜流ポンプ用インペラ
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種インペラの1例が図2及び
図3に示されている。図2において、1は主板、2はシ
ュラウド、3はこれらの間に架設されたベーンである。
図3に示すように、主板1と複数のベーン3とは機械加
工により一体に形成され、各ベーン3の先端はそれぞれ
シュラウド2の内面に面接合されている。そして、ベー
ン3の基端と主板1との角隅部には丸み4が形成されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のインペラに
おいては、ベーン3の先端とシュラウド2との角隅部に
丸みを形成することができないため、この部分に応力が
集中するという問題があった。これに対処するため、ベ
ーン3の先端をシュラウド2の内面にアーク溶接によっ
て溶接すると、その作業性が悪く、また、歪が大きいと
いう問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、主板とこれに対向するシュラウドとの間に複数
のベーンを架設してなるポンプ用インペラにおいて、上
記主板及びシュラウドにそれぞれベーンの一部を一体に
形成し、主板側ベーン及びシュラウド側ベーンを突き合
わせ接合したことを特徴とするポンプ用インペラにあ
る。主板側ベーンとシュラウド側ベーンの接合面をベー
ンの表面に対して傾斜させることができる。
【0005】
【作用】本発明においては、上記構成を具えているた
め、主板側ベーン及びシュラウド側ベーンの付け根部の
強度が増大し、かつ、これら付け根部にそれぞれ丸みを
容易に形成しうる。また、ベーンの中間部で突き合わせ
接合しているので、接合作業が容易であり、また、中間
部に掛かる力は付け根部に比し少ないので、接合部の信
頼性が向上する。また、主板側ベーンとシュラウド側ベ
ーンの接合面をベーンの表面に対して傾斜させれば、接
合部に作用する剪断応力に対する強度が向上する。
【0006】
【実施例】本発明の1実施例が図1に示されている。ベ
ーン3はその中間部で2分され、主板側ベーン3aとシュ
ラウド側ベーン3bとからなる。主板側ベーン3aは主板1
と一体に機械加工により形成され、主板側ベーン3aの付
け根には丸み4が形成されている。シュラウド側ベーン
3bはシュラウド2と一体に機械加工により形成され、シ
ュラウド側ベーン3bの付け根には丸み4が形成されてい
る。
【0007】主板側ベーン3aの先端とシュラウド側ベー
ン3bの先端とを突き合わせて金ろうを用いて真空ろう付
けによって接合されている。そして、主板側ベーン3aと
シュラウド側ベーン3bとの接合面5はベーン3の表面に
対して45°傾斜する傾斜面とされている。なお、主板側
ベーン3aとシュラウド側ベーン3bはその先端に溶接開先
を設けてアーク溶接等によって溶接することもできる。
【0008】
【発明の効果】本発明においては、主板及びシュラウド
にそれぞれベーンの一部を一体に形成したため、大きな
力が作用するベーンの付け根部の強度を増大しうる。そ
して、ベーンの付け根部に丸みを容易に形成できるの
で、付け根部への応力集中を防止しうる。また、主板側
ベーン及びシュラウド側ベーンをベーンの中間部で突き
合わせ接合したため、接合作業が容易になるとともに接
合部の信頼性を向上できる。
【0009】更に、主板側ベーンとシュラウド側ベーン
の接合面をベーンの表面に対して傾斜させれば、ベーン
の接合面の剪断強度を増大することができ、従って、イ
ンペラの耐久性、信頼性を向上しうる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例を示す図3に対応する断面図
である。
【図2】従来のインペラの正面図である。
【図3】図2のA−A線に沿う断面図である。
【符号の説明】
1 主板 2 シュラウド 3 ベーン 3a 主板側ベーン 3b シュラウド側ベーン 5 接合面 4 丸み

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主板とこれに対向するシュラウドとの間
    に複数のベーンを架設してなるポンプ用インペラにおい
    て、上記主板及びシュラウドにそれぞれベーンの一部を
    一体に形成し、主板側ベーン及びシュラウド側ベーンを
    突き合わせ接合したことを特徴とするポンプ用インペ
    ラ。
  2. 【請求項2】 主板側ベーンとシュラウド側ベーンとの
    接合面をベーンの表面に対して傾斜させたことを特徴と
    する請求項1記載のポンプ用インペラ。
JP10843792A 1992-04-02 1992-04-02 ポンプ用インペラ Withdrawn JPH05288193A (ja)

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JPH05288193A true JPH05288193A (ja) 1993-11-02

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006161729A (ja) * 2004-12-08 2006-06-22 Fujitsu General Ltd 送風機と、それを備えた空気調和機
JP2008303740A (ja) * 2007-06-05 2008-12-18 Kawamoto Pump Mfg Co Ltd 給水ポンプのインペラ及びインペラの製造方法

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