JPH05287721A - 杭支持層検出方法 - Google Patents

杭支持層検出方法

Info

Publication number
JPH05287721A
JPH05287721A JP8558492A JP8558492A JPH05287721A JP H05287721 A JPH05287721 A JP H05287721A JP 8558492 A JP8558492 A JP 8558492A JP 8558492 A JP8558492 A JP 8558492A JP H05287721 A JPH05287721 A JP H05287721A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
auger
excavation
value
data
detecting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8558492A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2735734B2 (ja
Inventor
Akira Oshima
島 章 大
Kazuki Tsubota
田 和 樹 坪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Concrete Industries Co Ltd
Sanwa Kizai Co Ltd
Original Assignee
Nippon Concrete Industries Co Ltd
Sanwa Kizai Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Concrete Industries Co Ltd, Sanwa Kizai Co Ltd filed Critical Nippon Concrete Industries Co Ltd
Priority to JP8558492A priority Critical patent/JP2735734B2/ja
Publication of JPH05287721A publication Critical patent/JPH05287721A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2735734B2 publication Critical patent/JP2735734B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)
  • Earth Drilling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 予め測定して得た地盤のN値データと実際の
掘削時の検出データに基づく地盤支持力データを同一画
面に表示して比較判定を容易とした杭支持層検出方法を
提供する。 【構成】 地盤を削孔する掘削機のオーガを駆動するオ
ーガ駆動用モータの掘削時における電流値を検出する電
流データ検出手段9と、前記オーガ4の上下方向移動距
離を検出する深度検出手段11と、前記各検出手段から
の検出信号をパソコン入力用デジタル信号に変換する信
号変換装置18と、この信号変換装置からの信号入力に
基づき電流データおよび予めボーリング調査して得たN
値データを入力して同一画面に表示するCRT19を有
するパソコン17とを用い、N値をCRT19に表示し
ておき、掘削機による掘削開始と同時にオーガの電流デ
ータと掘削深度の測定を開始し、この検出信号をパソコ
ン17へ入力してCRT19にN値データと共に同一画
面に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、地中に杭を建込む際に
杭の支持層到達状況を容易に確認することができる杭支
持層検出方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からアースオーガ等の掘削機を用い
て地盤を掘削する杭打ち作業においては、杭の先端部が
地盤の支持層に到達したか否かを確認する必要がある。
【0003】上記支持層の確認については、例えば特公
昭56−17511号公報に記載のように、掘削によっ
て得られる積分電流値と予め調査された土質柱状図のN
値とを対比することによって行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記従来の
支持層の確認作業においては、出力される積分電流値の
記録用紙と別紙の土質柱状図とを対比しなければなら
ず、支持層の判定作業がきわめて煩雑となるという問題
があった。
【0005】本発明はこれに鑑み、予め調査された土質
柱状図のN値曲線と掘削時の検出データに基づく地盤の
硬軟データ(積分電流値)とを深度を基準とした同一画
面に表示し得るようにし、比較判定作業を容易とした杭
支持層検出方法を提供することを目的としてなされたも
のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記従来の技術が有する
問題点を解決することを課題として、本発明は、地盤を
削孔する掘削機のオーガを駆動するオーガ駆動用モータ
の掘削時における電流値を検出する電流データ検出手段
と、前記オーガの上下方向移動距離を検出する深度検出
手段と、前記各検出手段からの検出信号をパソコン入力
用デジタル信号に変換する信号変換装置と、この信号変
換装置からの信号入力に基づき電流データおよび予めボ
ーリング調査して得たN値データを入力して同一画面に
表示するCRTを有するパソコンとを用い、上記N値を
CRTに表示しておき、掘削機による掘削開始と同時に
オーガの電流データと掘削深度とを前記電流データ検出
手段および深度検出手段により測定を開始し、この検出
信号を前記信号変換装置によりデジタル信号に変換しパ
ソコンへ入力してCRTにN値データと共に同一画面に
表示し、掘削途中でオーガを引抜く場合にはその引抜き
開始点からの電流データの積算を中断し、掘削再開時に
前記引抜き開始点から電流データの積算を再開すること
を特徴とする。
【0007】
【作用】パソコンには、予めボーリング調査により得ら
れたN値データに基づく深度とN値とを入力しておき、
実際の杭打ち時における掘削時の段階的掘削深さにおけ
る電流データをそれぞれ検出して前記のボーリング調査
に基づく深度とN値に対応するようパソコンで演算し、
座標化してその両者をパソコンのCRTに画面表示す
る。この両者の表示内容を同一画面内で比較して杭の支
持力状況、支持層到達状況を確認する。途中でオーガを
引上げる場合は、その引上げ距離については電流データ
を積算せず、掘削再開時に前記引上げ開始点からの電流
データを積算する。
【0008】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例を参照して
説明する。
【0009】図1は本発明において用いる掘削機の一例
としてスクリュオーガによるものを示しており、この掘
削機は走行台車1にタワー2がステー3により垂直方向
に支持され、このタワー2の前面側にはスクリュオーガ
4を駆動する駆動用モータおよび減速機を有する駆動部
5がタワー2にそって昇降するようワイヤロープ6で吊
持されている。このワイヤロープ6はタワー2の上端の
トップシーブ7を経由して走行台車1のウインチ8によ
り巻上げ巻下げされるようになっている。
【0010】走行台車1には、駆動用モータの電流デー
タを検出する電流データ検出器9が設けられ、また前記
ワイヤロープ6の巻出しにより回転する部材、例えば中
間シーブ10にロータリエンコーダ等による深度検出器
11が設けられ、駆動部5の下降距離、すなわちスクリ
ュオーガ4の掘削深さを検出するようになされている。
なお、ここで電流データとは、電流値、または電力値の
ように電流値を変換して得られるデータをいう。
【0011】深度検出器11としてエンコーダを用いる
場合には、図4に正面を、図5に平面を示すように、中
間シーブ10の軸12にアーム13を設け、このアーム
13の先端にエンコーダ14を取付け、このエンコーダ
14の回転子15にワイヤロープ6を押えローラ16に
より押圧してワイヤロープ6の移動をエンコーダ14に
回転として伝達し、ワイヤロープ6の移動量から掘削深
度を算出するように構成される。
【0012】前記電流データ検出器9および深度検出器
11により検出された検出信号は、図3に示すようにパ
ーソナルコンピュータ17(以下パソコンという)と通
信可能なようにデジタル信号に変換する信号変換装置1
8へ入力され、ここで変換されたデジタル信号はパソコ
ン17へ入力される。
【0013】パソコン17には、予めボーリング調査に
よって得たN値データに基づく深度とN値とが入力され
ており、また前記信号変換装置18からの信号入力に基
づき電流データについてはスクリュオーガ4の一定距離
(例えば10cm刻み)ごとに演算し、各積分値を深度ご
とに積算してその積算値のピーク値とピーク値とを結ん
で表示し、CRT19の画面上で前記ボーリング調査に
よる支持層の状況を示す深度−N値のグラフと実際の杭
打ち時における杭の支持層の状況を示すグラフとを同時
に同一画面として表示するようになっている。
【0014】掘削途中で主として排土効率を高めるた
め、図6(A)から図6(B)の状態まで掘削したのち
図6(C)のようにスクリュオーガ4を若干引上げて排
土させる場合がある。この場合には、掘削開始(図6
(A))から所定深さまでの掘削距離L1 については測
定を行ない、図6(C)の引上げ距離L2 についてはそ
の値を記憶し、電流データの積算は行なわず、再び掘削
を開始するとき図6(C)の距離L2 は測定せずに新た
な掘削開始点からの電流データの積算を行なうようプロ
グラムされている。
【0015】図において20は操作盤、21はプリンタ
であり、この操作盤20には深度表示部22、積算電流
表示部23、FD残量注意ランプ24、杭番号有りラン
プ25、深度リセットボタン26、計測スイッチ27、
継足しスイッチ28、杭番号設定スイッチ29、ワイヤ
本数設定スイッチ30、開始深度設定スイッチ31等が
配設されている。
【0016】したがってパソコン17には予めボーリン
グ調査により得たN値データに基づき深度とN値とが入
力されており、実際の杭打ち時の掘削時に段階的掘削深
さにおける電流データが電流データ検出器9により検出
されると共にワイヤロープ6の移動が深度検出器11に
より検出され、これらの信号は信号変換装置18へ入力
されてデジタル信号に変換される。変換されたデジタル
信号はパソコン17へ入力され、前記のボーリング調査
に基づく深度とN値に対応するようパソコン17で演算
し、図3に示すようにCRT19の画面19a上にボー
リング調査によるデータAと実際の測定によるデータB
とが同時に表示される。この両者のデータA、Bを比較
観察することにより杭の支持層への到達までの状況を確
認することができる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、パ
ソコンのCRTに地盤のN値と実際の掘削による電流デ
ータとを同時に表示して地盤の支持層の状態を確認する
ことができ、支持層の判定作業を容易かつ正確に行なう
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施するに用いる掘削機の一例を示す
側面図。
【図2】本発明の一実施例を示す系統図。
【図3】図2のCRTに表示される表示内容を示す説明
図。
【図4】深度検出手段の一実施例を示す正面図。
【図5】同、平面図。
【図6】(A)〜(D)は掘削途中でオーガを引上げる
場合の説明図。
【図7】操作盤の正面図。
【符号の説明】
4 スクリュオーガ 5 駆動部 6 ワイヤロープ 9 電流データ検出器 11 深度検出器 14 深度検出器としてのエンコーダ 17 パソコン 18 信号変換装置 19 CRT

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】地盤を削孔する掘削機のオーガを駆動する
    オーガ駆動用モータの掘削時における電流値を検出する
    電流データ検出手段と、前記オーガの上下方向移動距離
    を検出する深度検出手段と、前記各検出手段からの検出
    信号をパソコン入力用デジタル信号に変換する信号変換
    装置と、この信号変換装置からの信号入力に基づき電流
    および予めボーリング調査して得たN値データを入力し
    て同一画面に表示するCRTを有するパソコンとを用
    い、上記N値をCRTに表示しておき、掘削機による掘
    削開始と同時にオーガの電流データと掘削深度とを前記
    電流データ検出手段および深度検出手段により測定を開
    始し、この検出信号を前記信号変換装置によりデジタル
    信号に変換しパソコンへ入力してCRTにN値データと
    共に同一画面に表示し、掘削途中でオーガを引抜く場合
    にはその引抜き開始点からの電流データの積算を中断
    し、掘削再開時に前記引抜き開始点から電流データの積
    算を再開することを特徴とする杭支持層検出方法。
JP8558492A 1992-04-07 1992-04-07 杭支持層検出方法 Expired - Fee Related JP2735734B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8558492A JP2735734B2 (ja) 1992-04-07 1992-04-07 杭支持層検出方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8558492A JP2735734B2 (ja) 1992-04-07 1992-04-07 杭支持層検出方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05287721A true JPH05287721A (ja) 1993-11-02
JP2735734B2 JP2735734B2 (ja) 1998-04-02

Family

ID=13862868

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8558492A Expired - Fee Related JP2735734B2 (ja) 1992-04-07 1992-04-07 杭支持層検出方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2735734B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100453678B1 (ko) * 2002-05-23 2004-10-22 한우선 보링 그라우팅용 심도측정장치 및 방법
JP2009221662A (ja) * 2008-03-13 2009-10-01 Mlt Soil:Kk オールケーシング工法における掘削データ管理システム
JP2018071320A (ja) * 2016-11-04 2018-05-10 ジャパンパイル株式会社 地盤の掘削方法
JP2018112010A (ja) * 2017-01-12 2018-07-19 株式会社大林組 支持層到達判定方法及び判定支援システム
JP2019031839A (ja) * 2017-08-08 2019-02-28 株式会社大林組 支持層到達判定方法及び判定支援システム

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100453678B1 (ko) * 2002-05-23 2004-10-22 한우선 보링 그라우팅용 심도측정장치 및 방법
JP2009221662A (ja) * 2008-03-13 2009-10-01 Mlt Soil:Kk オールケーシング工法における掘削データ管理システム
JP2018071320A (ja) * 2016-11-04 2018-05-10 ジャパンパイル株式会社 地盤の掘削方法
JP2018112010A (ja) * 2017-01-12 2018-07-19 株式会社大林組 支持層到達判定方法及び判定支援システム
JP2019031839A (ja) * 2017-08-08 2019-02-28 株式会社大林組 支持層到達判定方法及び判定支援システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2735734B2 (ja) 1998-04-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2735733B2 (ja) 杭支持層検出装置
CN107130645B (zh) 多功能振动式桩井沉渣检测仪
JP2013072271A (ja) 杭埋設工法で用いる支持層到達推定方法および支持層到達推定支援装置
JP2735734B2 (ja) 杭支持層検出方法
JPH0674637U (ja) 杭支持層検出装置
JP3675164B2 (ja) 地盤改良機における支持地盤位置検出方法および支持地盤位置検出装置
JPH11181772A (ja) 鋼管杭打設装置
JP4340209B2 (ja) 杭打機用深度測定装置
JP6850624B2 (ja) 高圧噴射撹拌工の施工状況確認方法及びこの方法を用いた地盤改良体の造成方法
JPH0868620A (ja) 掘削孔の孔壁形状測定装置
JP3352812B2 (ja) 地盤硬さの計測方法及び装置
JPH01137017A (ja) ニューマチックケーソン工法における掘削装置の運転制御装置
JPH10252U (ja) 杭支持層検出装置
JP4757889B2 (ja) オールケーシング工法における掘削データ管理システム
JP3002075B2 (ja) 掘削機のロープ交換警報装置
JPH0517943A (ja) 振動打設杭の支持力測定方法
JP2021001446A (ja) 既設杭軌跡管理システム
JPS62178624A (ja) 水中コンクリ−ト打設装置
JP7188768B2 (ja) 支持層判定システム
JPS62220691A (ja) オ−ガ掘削地盤用掘削地盤状態検出装置
JP2895677B2 (ja) 地盤硬度の判断装置
JP2789381B2 (ja) 杭穴における地質の判別方法
JPS63524A (ja) 拡底坑掘削機用バケツト開度検出器
CN216379672U (zh) 一种桩基底部沉渣厚度检测工具
KR100422456B1 (ko) 이동말뚝의 경계면 응력 측정방법 및 장치

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 11

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090109

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 11

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090109

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100109

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 13

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110109

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120109

Year of fee payment: 14

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees