JPH0528746Y2 - - Google Patents

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JPH0528746Y2
JPH0528746Y2 JP1987157755U JP15775587U JPH0528746Y2 JP H0528746 Y2 JPH0528746 Y2 JP H0528746Y2 JP 1987157755 U JP1987157755 U JP 1987157755U JP 15775587 U JP15775587 U JP 15775587U JP H0528746 Y2 JPH0528746 Y2 JP H0528746Y2
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JP
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coil
base
iron core
terminal block
insulating
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JP1987157755U
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JPH0163122U (ja
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  • Coils Of Transformers For General Uses (AREA)
  • Connections Arranged To Contact A Plurality Of Conductors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) この考案は、例えば蛍光ランプなどの放電灯を
光源とする照明器具に組込まれて使用される放電
灯用安定器に関する。
(従来の技術) 一般にこの種の安定器は、鉄心にコイルを装着
して安定器エレメントを構成し、この安定器エレ
メントを金属製のベースの上に加締め付けてな
る。そしてコイルは、例えば実公昭58−7623号に
見られるように、予めボビンに巻回されていて、
この状態で鉄心に組込まれている。コイルの一部
は鉄心の端面から突出して外部に露出し、この露
出部がベースに対向するが、コイルがボビンに巻
回された構成のものにおいては、そのボビンのフ
ランジでコイルの露出部が保持され、これにより
コイルとベースとの接触が防止され、コイルの電
気絶縁が図られる。しかしながらこのようにコイ
ルをボビンに巻回する構成のものにあつては、そ
のボビンの使用により材料コストが嵩んで高価に
なつてしまう難点がある。
そこで、ボビンを用いずに、リング状に巻回し
たコイルを鉄心に直接装着してコストの低減を図
ることが考えられる。
(考案が解決しようとする問題点) ところがこのようにボビンを使用しない構成の
場合、鉄心の端面から突出したコイルの露出部が
下方に垂れ下がるように変形してベースに接触
し、この接触で絶縁不良を起す恐れがあり、この
ためコイルとベースとの間隔を大きくとる必要が
生じ、この結果、安定器全体の外形形状が嵩んで
大型化してしまうという問題がある。コイルの露
出部に絶縁テープを巻付けるようにすることも考
えられるが、しかしコイルの露出部はU字状に曲
つており、したがつてその作業は相当面倒で煩わ
しいものとなつてしまう。この考案はこのような
問題点の解決を目的としたものである。
[考案の構成] (問題点を解決するための手段) この考案は上述のような問題点を解決するため
に、鉄心にコイルを装着し、このコイルと鉄心と
を絶縁部材で電気的に絶縁して安定器エレメント
を構成し、この安定器エレメントをベースの上に
取付け、さらに前記ベースの上に前記鉄心の端面
に対向して、合成樹脂で一体に形成されかつ底壁
を有する端子台を取付け、この端子台には前記底
壁から延出してベースの上面側に浮き上がる弾性
的な絶縁部を形成し、この絶縁部を前記鉄心の端
面から突出したコイルの露出部の下部に弾性的に
圧接させてこの絶縁部により前記コイルの露出部
を支持するようにしたものである。
(作用) コイルの露出部とベースとの接触がその間に介
在した端子台の絶縁部により防止されてコイルの
電気絶縁が確実に図られる。
(実施例) 以下、この考案の一実施例について図面を参照
して説明する。
図中1は安定器エレメントで、この安定器エレ
メント1は細長状の鉄心2と、長円リング状のコ
イル3とで構成されている。鉄心2はT型コア2
aとC型コア2bとを組合わせてなり、またコイ
ル3の直線部分の外周にそれぞれ絶縁部材として
の絶縁テープ4,4が巻付けられている。そして
コイル3がT型コア2aの凸部の外周に嵌合し、
この状態でT型コア2aの上にC型コア2bが被
冠され、これにより安定エレメント1が構成さ
れ、コイル3と鉄心2とが前記絶縁テープ4,4
で電気的に絶縁されている。
6は金属製のベースで、このベース6の両側縁
には加締め片7,7が起立形成され、またベース
6の中央部にはその長手方向に沿つてビード状の
突条8が一体に形成されている。
また前記鉄心2には、両側外面に前記加締め片
7,7に対応するV字状の切溝9,9が、下面中
央部に前記突条8に対応するコ字状の切溝10が
それぞれの長手方向に沿つて形成されている。そ
してベース6の上に鉄心2が載置し、切溝10が
突条8に嵌合する状態でベース6の加締め片7,
7がそれぞれその内側に加締められ、これにより
加締め片7,7の上端縁が鉄心2のV字状の切溝
9,9に噛合するように係合して鉄心2がベース
6に加締め付けられ、安定器エレメント1とベー
ス6とが一体化されている。さらにベース6に
は、鉄心2の両端側に対応する部分に加締め爪1
1…が設けられ、これら加締め爪11…が鉄心2
の端面にそれぞれ加締め付けられ、これにより鉄
心2の長手方向に対する移動が阻止されている。
ベース6の両端側は後述する端子台の取付部1
5,15として鉄心2の両端側に一体に延出して
いる。この取付部15の両側部には切起し加工に
よる取付片16,16が互いに対向して形成され
ている。17,17は合成樹脂で一体に形成され
た端子台で、この端子台17は両側壁18,18
および端壁19ならびに底壁20とを一体に有す
る一端面開放のほぼ箱形状に構成されている。底
壁20の両側部には切込21,21が施され、こ
れにより底壁20の両側縁の大部分が側壁18,
18から切離されている。そしてこの底壁20の
基端側の両側縁にはエツジ状の差込部22,22
が形成され、またこの底壁20の中間から先端側
の部分は弾性を有する絶縁部23として斜め上方
に傾斜し、この絶縁部23の先端縁に係止爪24
が設けられている。さらに底壁20の上面には一
対の端子筒26,26が並列して突出形成されて
いる。この端子筒26は断面が矩形で、その互い
に対向する両側壁には上端縁から中間部にまで達
するスリツト27,27が施されている。また底
壁20の中間部にこれら端子筒26,26に対向
して弾性変形可能なピン28,28が突出形成さ
れている。端子台17の側壁18,18の外面に
は、突部29,29が設けられ、これら突部2
9,29に上下に貫通する差込孔30,30が形
成されている。
このように構成された端子台17は、該端子台
17をベース6の取付部15の上に載置するとと
もに、この端子台17を鉄心2の配置側にスライ
ドさせてエツジ状の差込部22,22を取付片1
6,16の内側に差込むことにより取付部15に
取付けられている。そして端子台17が鉄心2の
配置側にスライドするのに伴つて、絶縁部23が
鉄心2の端面から突出したコイル3の露出部3a
とベース2の上面との間に進入し、、係止爪24
がU字状に曲つた前記露出部3aの内側に係合
し、絶縁部23がコイル3の露出部3aにその下
方から弾性的に圧接し、これにより該露出部3a
が上方に弾性的に押圧され、また係止爪24が前
記露出部3aの内側に係合することにより端子台
17の離脱が防止されている。なお、ベース6の
他方側の取付部15においても同様の構造で端子
台17が取付けられている。
コイル3の端末線3b,3bは、鉄心2の一方
端側に導出され、ピン28,28の側面部分を通
してその一方端側に配置した端子台17における
端子筒26,26のスリツト27,27間に差込
まれて掛渡され、この状態で端子筒26,26内
に楔状に構成された所謂セルフロツク式の端子3
3,33が圧入され、これにより端末線3b,3
bが端子33,33に機械的および電気的に接続
されている。そして前記端子33,33にその上
方から外部リード線(図示せず)が挿入され、機
械的および電気的に接続されるものである。
鉄心2の両端側に突出したコイル3の露出部3
a,3aの上面部分はそれぞれ保護板35,35
で覆われている。この保護板35はコ字状に形成
され、その両側壁の端縁部分に挿入片36,36
が形成され、これら挿入片36,36に弾性変形
可能な折返し舌片35a,35aが一体に設けら
れている。そして挿入片36,36が端子台17
の差込孔30,30に挿入され、この挿入に応じ
て折返し舌片36a,36aが弾性的に変形して
差込孔30,30を通過し、この通過後に折返し
舌片36a,36aが再び拡開してその端縁が突
部29,29に係合し、これにより挿入片36,
36の抜出しが防止され、保護板35が端子台1
7に対して安定して取付けられている。また各保
護板35,35に隣接して各端子台17,17の
上面の開口部にそれぞれカバー38,38は装着
され、これにより安定器の全体の外観が偏平な直
方形となつている。
このように鉄心2の両端面から突出したコイル
3の露出部3a,3aとベース6との間には、端
子台17,17の一部で構成された絶縁部23,
23が介在しており、このため露出部3a,3a
がベース6に直接接触するようなことがなく、こ
れによりコイル3の絶縁不良を確実に防止するこ
とができる。しかも、コイル3の露出部3a,3
aが前記絶縁部23,23により弾性的に上方に
押圧されており、このため露出部3a,3aの垂
れ下がり変形を防止してコイル3の電気絶縁をよ
り一層確実に保持することができる。そしてこの
ようにコイル3とベース6との電気絶縁を確実に
図ることができるから、コイル3とベース6とを
接近して配置でき、これにより安定器の高さ寸法
を小さく抑えて小型に構成することができる。さ
らにベース6に形成された突条8により、該ベー
ス6が補強される利点がある。
[考案の効果] 以上説明したようにこの考案によれば、鉄心の
端面から突出したコイルの露出部とベースとの接
触を端子台の一部を利用して確実に防止すること
ができ、したがつてコイルとベースとを接近させ
て安定器の全体を小型に構成することができると
いう効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示し、第1図は安
定器の要部の断面図、第2図は安定器の全体の斜
視図、第3図は同じく平面図、第4図は同じく側
面図、第5図は同じく断面図、第6図はベースに
対する端子台の取付構造を示す断面図、第7図は
端子台に対する保護板の取付構造を示す断面図、
第8図は第7図の矢印A方向から見た正面図、第
9図は端子台の内部構成を示す平面図、第10図
は端子台の平面図、第11図はベースの平面図、
第12図はコイルの端末線と端子との接続構造を
示す分解状態の斜視図である。 2……鉄心、3……コイル、3a……露出部、
6……ベース、17……端子台、23……絶縁
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 鉄心にコイルを装着し、このコイルと鉄心とを
    絶縁部材で電気的に絶縁して安定器エレメントを
    構成し、この安定器エレメントをベースの上に取
    付け、さらに前記ベースの上に前記鉄心の端面に
    対向して、合成樹脂で一体に形成されかつ底壁を
    有する端子台を取付け、この端子台には前記底壁
    から延出してベースの上面側に浮き上がる弾性的
    な絶縁部を形成し、この絶縁部を前記鉄心の端面
    から突出したコイルの露出部の下部に弾性的に圧
    接させてこの絶縁部により前記コイルの露出部を
    支持したことを特徴とする放電灯用安定器。
JP1987157755U 1987-10-15 1987-10-15 Expired - Lifetime JPH0528746Y2 (ja)

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JP1987157755U JPH0528746Y2 (ja) 1987-10-15 1987-10-15

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JPH0163122U JPH0163122U (ja) 1989-04-24
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