JPH0528683A - 磁気ヘツド駆動装置およびそれを用いた磁気記録装置 - Google Patents

磁気ヘツド駆動装置およびそれを用いた磁気記録装置

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JPH0528683A
JPH0528683A JP18434891A JP18434891A JPH0528683A JP H0528683 A JPH0528683 A JP H0528683A JP 18434891 A JP18434891 A JP 18434891A JP 18434891 A JP18434891 A JP 18434891A JP H0528683 A JPH0528683 A JP H0528683A
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displacement
seek
plane
magnifying mechanism
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JP18434891A
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Youken Kin
容權 金
Masaaki Matsumoto
真明 松本
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】磁気デイスク装置などの磁気記録装置の磁気ヘ
ッド駆動装置に、圧電素子または磁歪素子の変位を拡大
する変位拡大機構を設けて磁気ヘツドをシ−ク駆動さ
せ、低消費電力で素速いシ−クが行え、かつ磁気ヘツド
の起動および停止時の強制的な浮上量の制御が可能な構
造の磁気ヘツド駆動装置およびそれを装着した磁気記録
装置を提供する。 【構成】圧電素子1あるいは磁歪素子の変位を、テコの
原理を利用した1段または2段の変位拡大機構3で拡大
し磁気ヘッド5のシーク駆動を行う。また、圧電素子2
あるいは磁歪素子の変位を1段で拡大し磁気ヘッド5の
浮上量制御を行う。変位拡大機構3は左右対称構造とな
し、シ−ク駆動面内から突出した面外構成部材7を設け
る。すべての切欠き部は同一面上に配置する。切欠き部
はシーク駆動あるいは面外駆動が自由に行えるように作
製されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気ディスク装置、フ
レキシブルディスク装置および光ディスク装置などの磁
気記録装置に係り、特に、圧電素子もしくは磁歪素子の
変位を高効率で拡大させて磁気ヘッドのシーク駆動およ
び磁気ヘッドと記録媒体との浮上量もしくは接触力を制
御するのに好適な磁気ヘツド駆動装置およびそれを装着
した磁気記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の磁気記録装置において、磁気ヘッ
ドのシーク駆動はボイスコイルモータ(VCM)あるい
はロータリー型VCMを用いて行われていた。また、電
界あるいは磁界を加えると伸縮運動を起こす圧電素子あ
るいは磁歪素子は、数nmの変位分解能を持っており、
上記素子単体の固有振動数も高いので、例えば真空装置
内での試料の移送を行なう機器の駆動源として用いられ
ていた。この圧電素子が利用されている公知例として、
レビユ− オブ サイアンテイフィツク インスツル
−メント,49(12),(1978年12月),第1
735頁から第1740頁〔Rev.Sci.Inst
rum.,Vol.49,No.12,pp.1735
−1740(1978)〕が挙げられる。また、磁気記
録装置において、圧電素子を磁気ヘツドスライダに装着
して磁気ヘッドの浮上量を制御する方法が、 アイ・イ
−・イ−・イ−,トランザクシヨン オン マグネチツ
クス,エム エ− ジ−26(5),(1990年),
第2478頁から第2483頁〔 IEEE Tran
sactions onMagnetics,Vol.
26,No.5,pp.2478−2483(199
0)〕に提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の磁気ヘツド駆動
装置に用いられている磁気ヘツドのシ−ク駆動を行うV
CMにおいては、電磁力によつて可動子が駆動され、可
動子に装着された磁気ヘッドがシーク駆動を行うように
構成されている。可動子は永久磁石、またはコイルによ
り構成されており、磁気ヘッドに比べて非常に重量が重
いという問題があつた。すなはち、磁気ヘッドだけでは
なく可動子まで駆動させる構造であるために従来の磁気
記録装置では大電力を必要とした。また、圧電素子およ
び磁歪素子の出力変位は、数μm程度であり、シングル
ヘッド機器においては磁気ヘツドのストロークが数十m
m、マルチヘッド機器においては数百μmであるので、
圧電素子または磁歪素子を磁気ヘッドのシーク用駆動素
子として用いるためには、磁気ヘツドの変位を拡大させ
る機構が必要となる。そして、磁気ヘツドの素速いシー
ク駆動を行なうためには、磁気ヘツドの変位拡大機構の
固有振動数が高くなければならない。さらに、磁気ヘツ
ドのシーク駆動の中心点に平行な移動力が掛らないよう
にする必要があり、磁気ヘッドとシーク駆動の中心点を
結ぶ線を対称軸として左右対称な構造の変位拡大機構と
することが必要である。従来の磁気ヘツドの浮上量制御
においては、制御し得る浮上量は最大数μm程度であっ
た。しかし、CSS(Contact−Start−S
top)機器における起動時の磁気ヘッドの外力による
強制的な浮上量の制御、あるいはUL(Unload−
Load)機器における起動時および停止時の強制的な
浮上量の制御を行なうためには、少なくとも数十μm程
度の浮上ストロークが必要である。また、従来の変位拡
大機構においては、変位拡大の支点となる切欠き部同士
間の相対的な位置関係が明確でなく、圧電素子または磁
歪素子の変位が拡大される間に素子からの入力変位の損
失が発生し、実際に拡大される変位、すなわち実効変位
の拡大率が小さいという問題があつた。
【0004】本発明の目的は、上記従来技術における問
題点を解消するものであつて、磁気記録装置における磁
気ヘツド駆動装置に圧電素子または磁歪素子を用い、こ
れらの素子の変位を高効率で拡大することが可能な変位
拡大機構を設けて、磁気ヘツドのシ−ク駆動および磁気
ヘツドと記録媒体との浮上量もしくは接触力を制御する
のに好適な磁気ヘツド駆動装置およびそれを用いた磁気
記録再生装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記本発明の目的を達成
するために、磁気ヘツドのシ−ク駆動装置として、従来
のVCMの代わりに圧電素子または磁歪素子を用い、こ
れらの素子の変位をテコの原理を利用して拡大させる左
右対称構造の変位拡大機構を構成し、該変位拡大機構の
先端部に磁気ヘッドを設けてシーク駆動を行わせる。変
位拡大機構は、磁気ヘツドのシ−ク駆動方向と、磁気ヘ
ツドと、該磁気ヘツドのシ−ク駆動の中心点を結ぶ線上
にある対称軸とを含む面内方向に、上記対称軸を中心と
して左右対称に配置した面内構成部材と、上記面内方向
に対し垂直な面外方向もしくは上記対称軸から放射線方
向の面外方向に突出させて設けた面外構成部材からなり
該面外構成部材は、上記シ−ク駆動の中心点を中心とし
て面内方向には自在に回動するが、面外方向の運動は拘
束される構造とするか、または磁気ヘツドのシ−ク駆動
の中心点を中心として上記面内方向および面外方向に自
在に回動可能な構造となし、さらに上記面外構成部材に
も圧電素子または磁歪素子を装着し、磁気ヘツドの面内
方向または面外方向への駆動を可能な構成とするもので
ある。そして、変位拡大機構における変位の拡大段数は
1段、多くても2段に制限することが望ましい。また、
変位拡大機構の固有振動数を高くして素速いシ−クを行
わしめるため、変位拡大機構の構成部材であるア−ム
を、磁気ヘッドに近づくほど細く、かつ薄くして等価質
量を減少させることが好ましい。そして、変位拡大機構
の固有振動数を高くし、磁気ヘッドの浮上量の制御と磁
気ヘツドのシーク駆動とを同時に行うために、面外方向
への素子の入力変位を1段拡大させる面外構成部材を設
けることが好ましい。さらに、変位拡大機構の実効拡大
率を上げるために、圧電素子または磁歪素子の変位を、
テコの原理を利用して拡大する変位拡大機構の変位の支
点となる部分を、自在に湾曲が可能な切欠き構造とな
し、変位拡大機構の実効拡大率を上げるために、全ての
切欠き部を同一線上あるいは同一面上に配置することが
望ましい。一般的には、切欠き部の移動方向が磁気ヘツ
ドのシーク駆動中心点を中心とする回転駆動方向と一致
するように全ての切欠き部を配置するものである。そし
て、本発明の磁気ヘツド駆動装置を、磁気記録媒体へ情
報の記録または再生を行う磁気記録装置に装着すること
により、負荷の等価質量が少なく低消費電力で素速いア
クセスが行える高性能の磁気記録装置を実現させること
ができる。
【0006】
【作用】圧電素子または磁歪素子の変位を、テコの原理
を利用して拡大する変位拡大機構を設けることにより、
5−10μm程度である圧電素子あるいは磁歪素子の変
位を数百μm程度に拡大して磁気ヘッドのシーク駆動を
行わせることができる。そして、変位拡大機構を左右対
称構造とすることにより、磁気ヘツドのシーク駆動の中
心点に平行な移動力が掛らなくなるので実効拡大率を上
げることができる。そして、シーク駆動の中心点の切欠
き部を省くことで、仮想のシーク駆動中心点と切欠き部
との距離が短くなり、大きな変位拡大率が得られる。ま
た、変位拡大機構における変位の拡大段数を1段あるい
は2段に制限することにより、効率の良い実効変位拡大
率が得られる。さらに、切欠き部の移動方向と磁気ヘツ
ドのシーク駆動の中心点を中心とする回転駆動方向とを
一致させることにより、圧電素子または磁歪素子から入
力される変位の損失が減少し、効率の良い変位拡大機構
が得られる。さらに、磁気ヘツドのシ−ク駆動方向と、
磁気ヘツドと、該磁気ヘツドのシ−ク駆動の中心点を結
ぶ線上にある対称軸とを含む面内方向に、上記対称軸を
中心として左右対称に配置した面内構成部材の他に、上
記面内方向に対して垂直な面外方向、または上記対称軸
から放射線方向の面外方向に突出させた構造の面外構成
部材を設けることにより、変位拡大機構の固有振動数が
向上し、磁気ヘツドの素速いシ−ク駆動を行うことがで
きる。さらに、圧電素子あるいは磁歪素子を、上記面外
構成部材に取り付けることにより、数十μmオ−ダの磁
気ヘツドの浮上量の制御が可能となる。
【0007】
【実施例】以下に、本発明の一実施例を挙げ、図面を用
いてさらに詳細に説明する。図1は、本発明の磁気ヘツ
ド駆動装置を磁気ディスク装置に適用した場合の構成の
一例を示す模式図である。図において、シーク用圧電素
子1と、浮上量調整用圧電素子2を、変位拡大機構3に
設け、シーク用圧電素子1の変位を2段で拡大させ、浮
上量調整用圧電素子2の変位を1段で拡大する場合を示
す。上記素子の変位は、テコの原理によって拡大させ
る。二つのシーク用圧電素子1は、互いに逆の伸縮運動
を起こすように駆動させる。切欠き部4は、磁気ヘツド
のシーク駆動の中心点となっており、変位拡大機構3
は、切欠き部4と磁気ヘッド5を結ぶ線を対称軸として
左右対称構造に構成してある。そして、変位拡大機構3
の固有振動数を上げるために、シーク駆動の中心である
切欠き部4から磁気ヘッド5に近づくほど変位拡大機構
3のアーム6の幅を細くし、厚さを薄くしている。さら
に、面外構成部材7を設け、変位拡大機構3の固有振動
数を高くする。固定部9と1段レバー10との間に設け
られている切欠き部8には、磁気ヘッド5が自在にシー
ク駆動するように、磁気ヘツド5と、シ−ク駆動の中心
点を結ぶ線上にある対称軸を含む面内方向に切欠き部を
形成する。シーク用圧電素子1と1段レバー10との間
に設けられた切欠き部11と、1段レバー10とアーム
6との間に設けられた切欠き部12と、浮上量調整用圧
電素子2と面外構成部材7との間に設けられた切欠き部
13と、シーク駆動の中心である切欠き部4には、シー
ク駆動と面外方向への駆動が自在に行えるように面内方
向と面外方向に切欠き部を形成する。切欠き部4、8、
11、12と13、すなわち全ての切欠き部は同一面上
に設ける。上記の変位拡大機構により拡大された磁気ヘ
ツドの変位は、数百μm程度になるので、例えばマルチ
ヘツド機器のヘツド駆動装置として好適に用いることが
できる。さらに、浮上量調整用圧電素子を駆動させるこ
とで、起動および停止時の強制的な浮上量制御を適切に
行うことができる。なお、圧電素子の代わりに、例えば
図2に示すような磁歪素子も使用できる。コイル17か
ら発生した磁界は、磁気回路18を通して磁歪体16に
印加されると、磁歪体16は磁界強さの変化に応じて伸
縮運動を起こす。図3、図4、図5、図6と図7には、
面外構成部材7を、面内方向に対して垂直な方向あるい
は変位拡大機構3の対称軸19から放射線方向に設けた
場合の構成の一例を示す。図3、図4、図5と図6に示
す変位拡大機構は、面外構成部材7と固定部9との間に
設けた浮上量調整用圧電素子2を適当な組合せで伸縮駆
動させることにより、磁気ヘッド駆動の自由度を一段と
向上させることができる。図8、図9と図10には、磁
気ヘッドのシーク駆動方向の変位のみを、2段あるいは
1段で拡大させる場合の一例を示す。全ての切欠き部
は、磁気ヘッド5が自在にシーク駆動を行うように面内
方向に切欠き部を設けている。図11と図12は、シー
ク駆動の中心である切欠き部4を省略した場合の一例を
示す。切欠き部4を省いた場合は、二つのシーク用圧電
素子1を逆相同変位で駆動すれば、シーク駆動の中心は
対称軸上に存在する。図13と図14は、変位拡大機構
3における全ての切欠き部がシーク駆動の中心点4を中
心とする回転駆動方向と一致して動作するように切欠き
部を設けた場合の一例を示す。図15は、磁気ヘッド5
のシーク方向の変位のみを拡大し、さらに変位拡大機構
3の固有振動数を上げるために面外構成部材7を設けた
場合の一例を示す。
【0008】以上の実施例においては、本発明をディス
ク装置の磁気ヘツド駆動装置に適用した場合について説
明したが、本発明はデイスク装置に限らず、他の磁気記
録媒体に情報の記録再生を行なう磁気記録装置にも適用
することができることは言うまでもない。
【0009】
【発明の効果】以上、詳細に説明したごとく、本発明の
圧電素子または磁歪素子の変位を拡大させる変位拡大機
構を備えた磁気ヘツド駆動装置によれば、磁気ヘッド
を、従来のVCMなどの重い可動子自身を動かしてシー
ク駆動させるのではなく、シーク駆動の中心点を中心と
して回転駆動させるので、負荷の等価質量が小さくなり
低消費電力で駆動できる磁気記録再生装置が実現でき
る。また、マルチヘッド機器のような、ストロークが数
百μmである機器のヘッド駆動装置として極めて好適に
用いることができる。さらに、変位拡大機構には面外構
成部材が設けられているため、固有振動数が向上し、磁
気ヘツドの位置決め制御帯域の向上がはかられる。ま
た、数十μmの浮上量制御が行えるので、CSS機器に
おける起動時の磁気ヘッドの強制的な浮上あるいはUL
機器における起動時及び停止時の強制的な浮上量制御が
行える。さらに、変位拡大機構の切欠き部の相対的な位
置関係から変位拡大の尺度が明確となり、実効変位拡大
率の高い変位拡大機構を設計することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例で例示した磁気ヘッド駆動装置
の概観を示す斜視図。
【図2】本発明の実施例で例示した磁歪素子の概観を示
す斜視図。
【図3】本発明の実施例で例示した面外構成部材が面内
方向に垂直に設けられ、左右対称の変位拡大機構を示す
模式図。
【図4】本発明の実施例で例示した面外構成部材が対称
軸から放射線方向に設けられ、左右対称の変位拡大機構
を示す模式図。
【図5】本発明の実施例で例示した面内構成部材である
ア−ムに対し垂直な面外構成部材をアームの上下面に設
けた変位拡大機構の一例を示す模式図。
【図6】本発明の実施例で例示した対称軸から放射線方
向に設けた面外構成部材を持つ変位拡大機構の一例を示
す模式図。
【図7】本発明の実施例で例示した対称軸を中心として
面内構成部材であるア−ムに対し垂直方向の面外構成部
材を持つ変位拡大機構の一例を示す模式図。
【図8】本発明の実施例で例示した2段変位拡大機構の
一例を示す模式図。
【図9】本発明の実施例で例示した1段変位拡大機構の
一例を示す模式図。
【図10】本発明の実施例で例示した2段変位拡大機構
の一例を示す模式図。
【図11】本発明実施例で例示した2段変位拡大機構の
一例を示す模式図。
【図12】本発明の実施例で例示した1段変位拡大機構
の一例を示す模式図。
【図13】本発明の実施例で例示した切欠き部の移動方
向とシーク駆動の中心点を中心とする回転駆動方向と一
致する2段変位拡大機構の一例を示す模式図。
【図14】本発明の実施例で例示した切欠き部の移動方
向とシーク駆動の中心点を中心とする回転駆動方向と一
致する1段変位拡大機構の一例を示す模式図。
【図15】本発明の実施例で例示した他の構造の磁気ヘ
ッド駆動装置の概観を示す斜視図。
【符号の説明】
1…シ−ク用圧電素子 2…浮上量調整用圧電素子 3…変位拡大機構 4,8,11,12,13…切欠き部 5…磁気ヘツド 6…ア−ム 7…面外構成部材 9…固定部 10…1段レバ− 14…ジンバル 15…ディスク記録媒体 16…磁歪体 17…コイル 18…磁気回路 19…対称軸

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気ヘツドのシ−ク駆動および磁気ヘツド
    と媒体との浮上量または接触力を制御して磁気記録を行
    う磁気ヘツド駆動装置であつて、上記シ−ク駆動または
    媒体との浮上量もしくは接触力の制御用素子として圧電
    素子を用い、該圧電素子の変位をテコの原理を利用して
    拡大させる変位拡大機構を設けたことを特徴とする磁気
    ヘツド駆動装置。
  2. 【請求項2】磁気ヘツドのシ−ク駆動および磁気ヘツド
    と媒体との浮上量または接触力を制御して磁気記録を行
    う磁気ヘツド駆動装置であつて、上記シ−ク駆動または
    媒体との浮上量もしくは接触力の制御用素子として磁歪
    素子を用い、該磁歪素子の変位をテコの原理を利用して
    拡大させる変位拡大機構を設けたことを特徴とする磁気
    ヘツド駆動装置。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2記載の磁気ヘツド
    駆動装置において、磁気ヘツドと、該磁気ヘツドのシ−
    ク駆動の中心点を結ぶ線を対称軸として左右対称構造の
    変位拡大機構を設けたことを特徴とする磁気ヘツド駆動
    装置。
  4. 【請求項4】請求項1ないし請求項3のいずれか1項に
    おいて、変位拡大機構が、圧電素子もしくは磁歪素子の
    変位を、テコの原理を利用して1段階もしくは2段階で
    変位を拡大させる構造としたことを特徴とする磁気ヘツ
    ド駆動装置。
  5. 【請求項5】請求項1ないし請求項4のいずれか1項に
    おいて、変位拡大機構を構成する部材が、磁気ヘツドの
    シ−ク駆動の中心点から磁気ヘツドに近付くほど、変位
    拡大機構を構成する部材の幅が細く、かつ厚さを薄くし
    た構造とすることを特徴とする磁気ヘツド駆動装置。
  6. 【請求項6】請求項1ないし請求項5のいずれか1項に
    おいて、変位拡大機構は、磁気ヘツドのシ−ク駆動方向
    と、磁気ヘツドと、該磁気ヘツドのシ−ク駆動の中心点
    を結ぶ線上にある対称軸とを含む面内方向に、上記対称
    軸を中心として左右対称に配置した面内構成部材と、上
    記面内方向に対し垂直な面外方向もしくは上記対称軸か
    ら放射線方向の面外方向に突出させて設けた面外構成部
    材からなり、該面外構成部材は、上記シ−ク駆動の中心
    点を中心として面内方向には自在に回動し、上記面外方
    向の運動は拘束される構造としたことを特徴とする磁気
    ヘツド駆動装置。
  7. 【請求項7】請求項1ないし請求項5のいずれか1項に
    おいて、変位拡大機構は、磁気ヘツドのシ−ク駆動方向
    と、磁気ヘツドと、該磁気ヘツドのシ−ク駆動の中心点
    を結ぶ線上にある対称軸とを含む面内方向に、上記対称
    軸を中心として左右対称に配置した面内構成部材と、上
    記面内方向に対し垂直な面外方向もしくは上記対称軸か
    ら放射線方向の面外方向に突出させて設けた面外構成部
    材からなり、該面外構成部材は、上記シ−ク駆動の中心
    点を中心として上記面内方向および面外方向に自在に回
    動可能な構造となし、上記面外構成部材にも圧電素子も
    しくは磁歪素子を装着し、磁気ヘツドの面内方向および
    面外方向への駆動を可能とした構造とすることを特徴と
    する磁気ヘツド駆動装置
  8. 【請求項8】請求項1ないし請求項7のいずれか1項に
    おいて、圧電素子もしくは磁歪素子の変位を、テコの原
    理を利用して拡大させる変位拡大機構の変位の支点とな
    る部分を、自在に湾曲が可能な切欠き構造となし、上記
    変位拡大機構に設ける全ての切欠き部において、該切欠
    き部の移動方向が、磁気ヘツドのシ−ク駆動中心点を中
    心とする回動方向と一致するように構成したことを特徴
    とする磁気ヘツド駆動装置。
  9. 【請求項9】請求項1ないし請求項8のいずれか1項記
    載の磁気ヘツド駆動装置を、磁気記録、再生を行う磁気
    記録装置に装着してなることを特徴とする磁気記録装
    置。
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