JPH05286699A - 走行可能の電動リフト - Google Patents

走行可能の電動リフト

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Publication number
JPH05286699A
JPH05286699A JP11307392A JP11307392A JPH05286699A JP H05286699 A JPH05286699 A JP H05286699A JP 11307392 A JP11307392 A JP 11307392A JP 11307392 A JP11307392 A JP 11307392A JP H05286699 A JPH05286699 A JP H05286699A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clutch
output shaft
motor
rotation
continuously variable
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11307392A
Other languages
English (en)
Inventor
Jiro Kitagawa
二郎 北川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidec Drive Technology Corp
Original Assignee
Shimpo Industrial Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shimpo Industrial Corp filed Critical Shimpo Industrial Corp
Priority to JP11307392A priority Critical patent/JPH05286699A/ja
Publication of JPH05286699A publication Critical patent/JPH05286699A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 構内または工場内で物品の搬送に使用される
走行可能の電動リフトを設置する電動機の容量を特に小
さくして(例えば200W程度に小さくして)構成する
ことを目的とした。 【構成】 出力軸の回転速度を0とする点を変速範囲に
含むと共に負荷トルクの増大に伴って発生し得るトルク
の大きさを増大させられる電動機駆動の摩擦無段変速機
により台車1の走行と台車1上の重量物載置台の上昇下
降が行われるようにした。重量物載置台の上昇下降は上
記の摩擦無段変速機により中心軸線の方向をほぼ鉛直の
方向に向けて設置されたスクリユーを回転されるスクリ
ユージヤツキにより行わせ、摩擦無段変速機の発生しう
るトルクの大きさが摩擦無段変速機の出力軸の回転速度
の低下に伴って増大する点が重量物載置台の上昇下降に
利用されて重量物の操作に必要とする電動機の容量が小
さくてすむようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,構内または工場内にお
いての物品の搬送に利用される走行可能の電動リフトに
関する。
【0002】
【従来の技術】上記のリフトは簡易型運搬車で種々の形
式のものが知られている。この簡易型運搬車の1形式と
して走行用の駆動源としての1台のDCモータ と、物
品の上昇下降操作用の駆動源としての他の1台のDCモ
ータとを装備されたものがある。走行用の駆動源として
のDCモータの容量は物品の上昇下降操作用の駆動源と
してのDCモータの容量より遥かに小さい。1例を挙げ
ると、走行用のDCモータの容量が200Wとされてい
る場合に重量物の上昇下降操作用のDCモータは150
0Wというように容量がかなり大きいものが設けられ
る。
【0003】装備されている2台のDCモータの間にこ
のように大きい容量の差があるのは、重量物の上昇時に
おいては大きな抵抗が伴うことと、操作速度を充分大き
くすることが要求されることとによる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の簡易型運搬車に
おいて、2台のDCモータが装備され、且つ装備されて
いるこれら2台のDCモータの容量が顕著に相違するこ
とはこの簡易型運搬車の構造の複雑にし、価格の上昇を
招いている。このような状況の下にある簡易型運搬車に
ついては、でき得れば設置されるDCモータを1台です
ませ、同時に、設置されるDCモータについてもその容
量を可及的に小さくすることが望ましい。本発明は設置
するDCモータを1台とし、しかも設置されるDCモー
タの容量が比較的小さいにも拘わらず、重量物の上昇下
降操作に必要とする操作力が容量が小さいこのDCモー
タにより確保されるようにすることが本発明により解決
されるべき課題である。例を挙げて言えば、本発明は走
行用のDCモータが200Wの容量をもつものとされた
場合に、従来においては1500Wというような大容量
のものを使用して行われたテーブル上の重量物の上昇下
降操作を容量が小さいこのモータにより満足し得る操作
速度の下に行い得るようにすることを解決されるべき課
題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による走行可能の
電動リフトは、出力軸の回転速度を0とする点を変速範
囲に含むと共に出力軸の回転速度の低下に伴ない発生し
うるトルクの大きさを増大する電動機駆動の摩擦無段変
速機が設けられ、この摩擦無段変速機出力軸の回転を第
1のクラツチを介して走行車輪に伝達する走行用伝動系
と、上記摩擦無段変速機の出力軸の回転を上記第1のク
ラツチとは断続状態を逆にする第2のクラツチを介して
重量物載置台の昇降用スクリユージヤツキのスクリユー
に伝達する重量物の昇降用駆動系とより成り、上記スク
リユージヤツキのスクリユーがその中心軸線の方向をほ
ぼ鉛直の方向に向けて設けられていることを特徴とす
る。
【0006】上記本発明によるものは、従来のこの種電
動リフトにおいて採用されていたリンク機構を介しての
テーブルの上昇を行わないようにすると共に、摩擦無段
変速機の出力が台車の走行操作と重量物の上昇下降操作
との双方に利用されるようにするもので、本発明を図に
関連して説明すれば次のごとくである。
【0007】
【実施例】図1は本発明による電動リフトの1例を示す
側面図、図2は図1のIIーII線方向にとられた断面図、
図3は図2のIIIーIII線方向にととられた断面図であ
る。
【0008】図1において、1は台車、2,2aは台車
1の車輪である。これらの車輪2,2aのうち、車輪2
は駆動車輪である。駆動車輪2は「出力軸3の回転速度
を0とする点を変速範囲に含むと共に出力軸の回転速度
の低下に伴い発生し得るトルクの大きさを増大する電動
機駆動の摩擦無段変速機9」により図2に示す第1のク
ラツチ5を介して駆動される。なお、6は摩擦無段変速
機9の駆動用電動機、7は車軸、8は差動歯車装置であ
る。
【0009】本発明による装置においては電動機駆動の
摩擦無段変速機9の出力が断続状態を上記のクラツチ5
とは逆にする他の一つのクラツチ10を介して重量物の
上昇下降用の駆動系に伝達されて重量物の上昇下降動作
が行われる。クラツチ5を第1のクラツチ、クラツチ1
0を第2のクラツチと呼ぶこととすれば、第1のクラツ
チ5が「続」、第2のクラツチ10が「断」とされてい
る状態は電動リフトが走行に適応させられた状態であ
り、第1のクラツチ5が「断」、第2のクラツチ10が
「続」の状態は電動リフトが重量物の上昇下降に適応さ
せられた状態である。後者の状態においては摩擦無段変
速機9の出力軸の回転がスプロケツト車11,チエーン
12,スプロケツト車13,クラツチ10および傘歯車
14を経由して(図3を併せて参照されたい)図1に示
すスクリユージヤツキ15のスクリユー16に伝達され
て重量物載置台17の上昇下降がおこなわれる。なお、
18,19は重量物載置台17と台車1との間に介在さ
れた連結リンクである。
【0010】20は第1のクラツチ5と第2のクラツチ
10とを連動させて動かす操作レバー、21は電動リフ
トの舵取用ハンドル、22はこのハンドル21の頂部に
設けられたグリツプ、23は摩擦無段変速機9の速度制
御(変速操作)に利用される杆体である。
【0011】
【発明の効果】以上において説明した本発明は駆動源と
して2台のDCモータ(例えば、200Wの容量の走行
用電動機と1500Wの容量をもつ重量物の上昇下降用
電動機)を使用する簡易型電動リフトの構造を合理化
し、従来の簡易型電動リフトにおいて走行用に使用され
ていた電動機とほぼ同等の容量をもつ1台の電動機(例
えば容量が200Wの電動機)を駆動源とする1台の摩
擦無段変速機により従来の簡易型電動リフトに設けられ
た2台の電動機に依存した2種の動作(台車の走行と重
量物の上昇下降)とが共に支障なく行われ得るようにす
る効果をもたらすものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電動リフトの1例を示す側面図で
ある。
【図2】図1のIIーII線方向にとられた断面図である。
【図3】図2のIIIーIII線方向にとられた断面図であ
る。
【符号の説明】
1 台車 2,2a 車輪 3 摩擦無段変速機の出力軸 5 第1のクラツチ 6 摩擦無段変速機の駆動用電動機 7 車軸 8 差動歯車装置 9 摩擦無段変速機 10 第2のクラツチ 11 スプロケツト車 12 チエーン 13 スプロケツト車 14 傘歯車 15 スクリユージヤツキ 16 スクリユー 17 重量物載置台 18,19 連結リンク 20 操作レバー 21 舵取用ハンドル 22 グリツプ 23 杆体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出力軸の回転速度を0とする点を変速範
    囲に含むと共に出力軸の回転速度の低下に伴ない発生し
    うるトルクの大きさを増大する電動機駆動の摩擦無段変
    速機が設けられ、この摩擦無段変速機の出力軸の回転を
    第1のクラツチを介して走行車輪に伝達する走行用伝動
    系と、上記摩擦無段変速機の出力軸の回転を上記第1の
    クラツチとは断続状態を逆にする第2のクラツチを介し
    て重量物載置台の昇降用スクリユージヤツキのスクリユ
    ーに伝達する重量物の昇降用駆動系とより成り、上記ス
    クリユージヤツキのスクリユーがその中心軸線の方向を
    ほぼ鉛直の方向に向けて設けられていることを特徴とす
    る、走行可能の電動リフト。
  2. 【請求項2】 走行用伝動系と重量物の昇降用駆動系と
    が1本の操作レバーにより操作される請求項1の電動リ
    フト。
JP11307392A 1992-04-06 1992-04-06 走行可能の電動リフト Pending JPH05286699A (ja)

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JP11307392A JPH05286699A (ja) 1992-04-06 1992-04-06 走行可能の電動リフト

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JPH05286699A true JPH05286699A (ja) 1993-11-02

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102390794A (zh) * 2011-01-24 2012-03-28 朗瑞迪尔(天津)新能源科技有限公司 电动汽车电池组的便携更换车
CN103482535A (zh) * 2013-10-10 2014-01-01 袁培江 一种轻负载智能叉车
WO2018010376A1 (zh) * 2016-07-14 2018-01-18 庄利东 一种服装机械布匹提升机械
JP2021031299A (ja) * 2019-08-27 2021-03-01 舒泳軍 印刷業向けのヒートローラー搬送設備

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