JPH05285421A - 空気清浄機等における集塵電極 - Google Patents
空気清浄機等における集塵電極Info
- Publication number
- JPH05285421A JPH05285421A JP8358792A JP8358792A JPH05285421A JP H05285421 A JPH05285421 A JP H05285421A JP 8358792 A JP8358792 A JP 8358792A JP 8358792 A JP8358792 A JP 8358792A JP H05285421 A JPH05285421 A JP H05285421A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dust collecting
- comb
- collecting electrode
- shaped
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 各種空気清浄機に使用される集塵電極におい
て、高価、かつ信頼性が低いという課題を解決し、生産
性が容易で、安価で、信頼性を十分に得ることが可能な
集塵電極を得る。 【構成】 櫛状の導電層を絶縁フィルムによって被覆し
たフィルム１と櫛状導電箔２とを順次積層構造となるよ
うに組み合わせる。
て、高価、かつ信頼性が低いという課題を解決し、生産
性が容易で、安価で、信頼性を十分に得ることが可能な
集塵電極を得る。 【構成】 櫛状の導電層を絶縁フィルムによって被覆し
たフィルム１と櫛状導電箔２とを順次積層構造となるよ
うに組み合わせる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、空中に浮遊する塵あい
粒子を帯電させて集塵する空気清浄機等における集塵電
極に関する。
粒子を帯電させて集塵する空気清浄機等における集塵電
極に関する。
【０００２】
【従来の技術】図２，図３に従来の製法による集塵電極
を示す。図２は帯状の導電層を絶縁フィルムによって被
覆したフィルム１１（以下帯状ラミネートフィルムと呼
ぶ）と帯状の導電箔１２（以下、帯状導電箔と呼ぶ）と
を巻回方式にて順次積層構造になるようにした集塵電極
であって、枠本体１３に収納して使用に供される。な
お、図において１４は巻芯部、１５は空隙である。図３
は一定の長さに切断した帯状ラミネートフィルム１１と
一定の長さに切断した帯状の導電箔１２とを順次交互に
重ねて積層構造にした集塵電極であって、枠本体１６に
収納した後、蓋１７を封着して使用に供される。
を示す。図２は帯状の導電層を絶縁フィルムによって被
覆したフィルム１１（以下帯状ラミネートフィルムと呼
ぶ）と帯状の導電箔１２（以下、帯状導電箔と呼ぶ）と
を巻回方式にて順次積層構造になるようにした集塵電極
であって、枠本体１３に収納して使用に供される。な
お、図において１４は巻芯部、１５は空隙である。図３
は一定の長さに切断した帯状ラミネートフィルム１１と
一定の長さに切断した帯状の導電箔１２とを順次交互に
重ねて積層構造にした集塵電極であって、枠本体１６に
収納した後、蓋１７を封着して使用に供される。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記図２
に示す巻回方式では、巻芯部１４と帯状ラミネートフィ
ルム１１との間において空隙１５ができてしまい、この
部分の集塵特性が低下するという課題があった。さらに
巻回方式では帯状ラミネートフィルム１１および帯状導
電箔１２を前もって加工しておくことができないため、
生産性も悪いという課題もあった。また図３に示す積み
重ね積層方式では、帯状ラミネートフィルム１１同志お
よび帯状導電箔１２同志をそれぞれ導電性ゴム１８，１
９によって別々に接触させることによって電気的接続を
得て電極を取り出していたが、信頼性としては十分では
なく、さらに帯状ラミネートフィルム１１の幅ｌ1およ
び帯状導電箔１２の幅ｌ2が狭いものに対しては作業性
が非常に悪く、また導電性ゴム１８，１９の値段も高
く、しかも帯状導電箔１２の厚みが薄いものに対しては
導電性ゴム１８，１９が切断することがあり、電気的接
続が得られないなどの課題が発生した。
に示す巻回方式では、巻芯部１４と帯状ラミネートフィ
ルム１１との間において空隙１５ができてしまい、この
部分の集塵特性が低下するという課題があった。さらに
巻回方式では帯状ラミネートフィルム１１および帯状導
電箔１２を前もって加工しておくことができないため、
生産性も悪いという課題もあった。また図３に示す積み
重ね積層方式では、帯状ラミネートフィルム１１同志お
よび帯状導電箔１２同志をそれぞれ導電性ゴム１８，１
９によって別々に接触させることによって電気的接続を
得て電極を取り出していたが、信頼性としては十分では
なく、さらに帯状ラミネートフィルム１１の幅ｌ1およ
び帯状導電箔１２の幅ｌ2が狭いものに対しては作業性
が非常に悪く、また導電性ゴム１８，１９の値段も高
く、しかも帯状導電箔１２の厚みが薄いものに対しては
導電性ゴム１８，１９が切断することがあり、電気的接
続が得られないなどの課題が発生した。
【０００４】本発明は上記課題を解決するものであり、
生産性が高く、十分な信頼性が得られる集塵電極を提供
することを目的とする。
生産性が高く、十分な信頼性が得られる集塵電極を提供
することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、櫛状の導電層を絶縁フィルムによって被覆
したフィルムと櫛状導電箔とを順次積層構造となるよう
に組み合わせてなるものである。
に本発明は、櫛状の導電層を絶縁フィルムによって被覆
したフィルムと櫛状導電箔とを順次積層構造となるよう
に組み合わせてなるものである。
【０００６】
【作用】したがって本発明によれば、櫛状の導電層を絶
縁フィルムによって被覆したフィルム（以下、櫛状ラミ
ネートフィルムと呼ぶ）と櫛状導電箔とを順次積層構造
となるように組み合わせることによって容易に絶縁フィ
ルムによって被覆された導電層と絶縁がなされていない
導電箔とを順次積層構造にすることが可能となる。しか
も導電箔が櫛状になって連なっているため、電気的接続
はどこか１箇所ずつから取り出すだけで容易に電極を取
り出すことができるので生産性も容易で、かつ安価で信
頼性を十分に得ることができる。
縁フィルムによって被覆したフィルム（以下、櫛状ラミ
ネートフィルムと呼ぶ）と櫛状導電箔とを順次積層構造
となるように組み合わせることによって容易に絶縁フィ
ルムによって被覆された導電層と絶縁がなされていない
導電箔とを順次積層構造にすることが可能となる。しか
も導電箔が櫛状になって連なっているため、電気的接続
はどこか１箇所ずつから取り出すだけで容易に電極を取
り出すことができるので生産性も容易で、かつ安価で信
頼性を十分に得ることができる。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。
しながら説明する。
【０００８】図１は本発明の一実施例の集塵電極の構造
を示すものであり、１は櫛状ラミネートフィルム、２は
櫛状導電箔である。櫛状ラミネートフィルム１の構成
は、アルミ箔等からなる櫛状の導電層３をポリプロピレ
ンフィルム等からなる絶縁フィルムで被覆したものであ
る。櫛状導電箔２の構成は櫛状のアルミ箔等からなるも
のである。この櫛状ラミネートフィルム１と櫛状導電箔
２とを順次積層構造となるように組み合わせたものを集
塵電極枠本体４に組み込み高圧電極接点金具５と櫛状ラ
ミネートフィルム１の導電層６およびアース電極接点金
具７と櫛状導電箔２を電気的に接続させる黄銅等よりな
るリベット８および９で締着することによって電極を取
り出す。なお、１０は集塵電極枠の蓋である。
を示すものであり、１は櫛状ラミネートフィルム、２は
櫛状導電箔である。櫛状ラミネートフィルム１の構成
は、アルミ箔等からなる櫛状の導電層３をポリプロピレ
ンフィルム等からなる絶縁フィルムで被覆したものであ
る。櫛状導電箔２の構成は櫛状のアルミ箔等からなるも
のである。この櫛状ラミネートフィルム１と櫛状導電箔
２とを順次積層構造となるように組み合わせたものを集
塵電極枠本体４に組み込み高圧電極接点金具５と櫛状ラ
ミネートフィルム１の導電層６およびアース電極接点金
具７と櫛状導電箔２を電気的に接続させる黄銅等よりな
るリベット８および９で締着することによって電極を取
り出す。なお、１０は集塵電極枠の蓋である。
【０００９】このように上記実施例によれば、櫛状ラミ
ネートフィルム１と櫛状導電箔２とを用いて積層構造と
したことにより、生産性が容易で安価、かつ高い信頼性
を得ることができた。
ネートフィルム１と櫛状導電箔２とを用いて積層構造と
したことにより、生産性が容易で安価、かつ高い信頼性
を得ることができた。
【００１０】
【発明の効果】上記実施例より明らかなように本発明
は、櫛状ラミネートフィルムと櫛状導電箔とを順次積層
構造となるように組み合わせることによって生産性が容
易で安価で、かつ高信頼性を十分に得ることが可能な集
塵電極を提供することができる。
は、櫛状ラミネートフィルムと櫛状導電箔とを順次積層
構造となるように組み合わせることによって生産性が容
易で安価で、かつ高信頼性を十分に得ることが可能な集
塵電極を提供することができる。
【図１】本発明の一実施例における集塵電極の組立前の
斜視図
斜視図
【図２】従来の巻回方式による集塵電極の組立前の斜視
図
図
【図３】従来の積層方式による集塵電極の組立前の斜視
図
図
１ 櫛状の導電層を絶縁フィルムによって被覆したフ
ィルム ２ 櫛状導電箔
ィルム ２ 櫛状導電箔
Claims (1)
- 【請求項１】 櫛状の導電層を絶縁フィルムによって被
覆したフィルムと櫛状導電箔とを順次積層構造となるよ
うに組み合わせてなる空気清浄機等における集塵電極。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8358792A JPH05285421A (ja) | 1992-04-06 | 1992-04-06 | 空気清浄機等における集塵電極 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8358792A JPH05285421A (ja) | 1992-04-06 | 1992-04-06 | 空気清浄機等における集塵電極 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05285421A true JPH05285421A (ja) | 1993-11-02 |
Family
ID=13806630
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8358792A Pending JPH05285421A (ja) | 1992-04-06 | 1992-04-06 | 空気清浄機等における集塵電極 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05285421A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7238225B2 (en) * | 2003-01-07 | 2007-07-03 | Lg Electronics Inc. | Plasma air dust collector |
| US10933431B2 (en) | 2015-11-20 | 2021-03-02 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Electric dust collection device and manufacturing method therefor |
-
1992
- 1992-04-06 JP JP8358792A patent/JPH05285421A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7238225B2 (en) * | 2003-01-07 | 2007-07-03 | Lg Electronics Inc. | Plasma air dust collector |
| US10933431B2 (en) | 2015-11-20 | 2021-03-02 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Electric dust collection device and manufacturing method therefor |
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