JPH05284858A - プラグポット苗用育苗マットの土供給装置 - Google Patents
プラグポット苗用育苗マットの土供給装置Info
- Publication number
- JPH05284858A JPH05284858A JP12140792A JP12140792A JPH05284858A JP H05284858 A JPH05284858 A JP H05284858A JP 12140792 A JP12140792 A JP 12140792A JP 12140792 A JP12140792 A JP 12140792A JP H05284858 A JPH05284858 A JP H05284858A
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- JP
- Japan
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- soil
- pot
- mat
- bed soil
- pots
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- Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 床土の鎮圧の確実化。
【構成】 鎮圧ロール１５の前に、ポット２上の床土は
残し前記ポット２間の床土のみを除去しうるスクレーパ
９を設け、スクレーパ９は、ポット２に臨む部分は床土
が残るように切欠部１２を形成する。
残し前記ポット２間の床土のみを除去しうるスクレーパ
９を設け、スクレーパ９は、ポット２に臨む部分は床土
が残るように切欠部１２を形成する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、プラグポット（この業
界では栓のような形をした凹部をプラグポットと呼んで
いる）苗用育苗マットの土供給装置に係るものである。
界では栓のような形をした凹部をプラグポットと呼んで
いる）苗用育苗マットの土供給装置に係るものである。
【０００２】
【従来技術】従来公知の実開昭６４−３８９４１号公報
には、合成樹脂の厚板に下部側は前記厚板の下面と一致
し上部側は前記厚板の上面と一致し上部側は大径である
ポットを縦横に形成した育苗マットを横移送させる移送
台と、該移送台の上方位置に設けた前記マット上に厚く
床土を供給しうる床土供給装置と、前記マット上に厚く
供給した床土を鎮圧する鎮圧ロールを持つものが記載さ
れている。
には、合成樹脂の厚板に下部側は前記厚板の下面と一致
し上部側は前記厚板の上面と一致し上部側は大径である
ポットを縦横に形成した育苗マットを横移送させる移送
台と、該移送台の上方位置に設けた前記マット上に厚く
床土を供給しうる床土供給装置と、前記マット上に厚く
供給した床土を鎮圧する鎮圧ロールを持つものが記載さ
れている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前記公知例は、育苗マ
ット上に厚く床土を供給し、その床土を鎮圧ロールで鎮
圧する構造であるが、鎮圧ロールによる床土鎮圧の目的
は、ポット内に床土を固く詰めることにあるのに、前記
床土は、ポットの上だけでなく、ポットとポットの間の
上にも厚く供給されているので、ポットとポットの間の
床土が邪魔をして、ポットの部分を充分に鎮圧できな
い。そこで、本発明は、鎮圧に邪魔となるポットとポッ
トの間の部分の床土は、除去するようにしたものであ
る。
ット上に厚く床土を供給し、その床土を鎮圧ロールで鎮
圧する構造であるが、鎮圧ロールによる床土鎮圧の目的
は、ポット内に床土を固く詰めることにあるのに、前記
床土は、ポットの上だけでなく、ポットとポットの間の
上にも厚く供給されているので、ポットとポットの間の
床土が邪魔をして、ポットの部分を充分に鎮圧できな
い。そこで、本発明は、鎮圧に邪魔となるポットとポッ
トの間の部分の床土は、除去するようにしたものであ
る。
【０００４】
【発明の目的】本発明は、育苗マットに供給した床土が
確実にポット内に鎮圧されるようにしたものである。
確実にポット内に鎮圧されるようにしたものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】よって本発明は、合成樹
脂の厚板に下部側は前記厚板の下面と一致し上部側は前
記厚板の上面と一致し上部側は大径であるポット２を縦
横に形成したプラグポット苗用育苗マット１を横移送さ
せる移送台５と、該移送台５の上方位置に設けた前記マ
ット１上に厚く床土を供給しうる床土供給装置６と、前
記マット１上に厚く供給した床土を鎮圧する鎮圧ロール
１５を持つものにおいて、前記鎮圧ロール１５の前に、
前記ポット２上の床土は残し前記ポット２間の床土のみ
を除去しうるスクレーパ９を設けたプラグポット苗用育
苗マットの土供給装置、および、前記スクレーパ９は、
前記ポット２に臨む部分は床土が残るように切欠部１２
を形成したプラグポット苗用育苗マットの土供給装置と
したものである。
脂の厚板に下部側は前記厚板の下面と一致し上部側は前
記厚板の上面と一致し上部側は大径であるポット２を縦
横に形成したプラグポット苗用育苗マット１を横移送さ
せる移送台５と、該移送台５の上方位置に設けた前記マ
ット１上に厚く床土を供給しうる床土供給装置６と、前
記マット１上に厚く供給した床土を鎮圧する鎮圧ロール
１５を持つものにおいて、前記鎮圧ロール１５の前に、
前記ポット２上の床土は残し前記ポット２間の床土のみ
を除去しうるスクレーパ９を設けたプラグポット苗用育
苗マットの土供給装置、および、前記スクレーパ９は、
前記ポット２に臨む部分は床土が残るように切欠部１２
を形成したプラグポット苗用育苗マットの土供給装置と
したものである。
【０００６】
【実施例】本発明の一実施例について図により説明する
と、１はナス、トマト等の野菜や花等のプラグポット苗
を育苗するプラグポット苗用育苗マットであり、発泡ス
チロール等の材料で四角形状の厚板状に形成され、前後
左右に所定間隔を置いて多数のポット２を形成する。ポ
ット２は下部に小径の透孔３を形成し、上方に至るに従
い大径に形成され、断面は逆さ円錐形状に形成されてい
る。前記プラグポット苗は、前記プラグポット苗用育苗
マット１のポット２に床土４を供給し、種子を播種し、
覆土、潅水等を行なって育苗されるが、育苗された苗の
根がポット２の形状に合せて逆円錐形状に絡み合ってい
るものが得られ、これを当業者はプラグポット苗と呼ん
でいる。
と、１はナス、トマト等の野菜や花等のプラグポット苗
を育苗するプラグポット苗用育苗マットであり、発泡ス
チロール等の材料で四角形状の厚板状に形成され、前後
左右に所定間隔を置いて多数のポット２を形成する。ポ
ット２は下部に小径の透孔３を形成し、上方に至るに従
い大径に形成され、断面は逆さ円錐形状に形成されてい
る。前記プラグポット苗は、前記プラグポット苗用育苗
マット１のポット２に床土４を供給し、種子を播種し、
覆土、潅水等を行なって育苗されるが、育苗された苗の
根がポット２の形状に合せて逆円錐形状に絡み合ってい
るものが得られ、これを当業者はプラグポット苗と呼ん
でいる。
【０００７】５は前記プラグポット苗用育苗マット１を
移送する移送台、６は前記移送台５の始端部上方位置に
設けた土供給装置であり、上部に供給ホッパ７を設け、
供給ホッパ７の下方に土繰出ベルト土繰出ベルト８を設
けている。床土供給装置６の前側にはスクレーパ９を設
ける。スクレーパ９は、金属板あるいはゴム・合成樹脂
等の弾性部材からなる平板部材１０を上方からみて三角
形状に屈曲させ、中央部が最も後方に位置し、側方に至
る従い前側に位置し、平板部材１０の左右側を取付部材
１１により高さ調節自在に前記移送台５の上面に取付け
ている。前記平板部材１０の下縁には前記プラグポット
苗用育苗マット１のポット２の左右間隔と同一間隔で、
かつ、ポット２の左右幅と略同一の切欠部１２を形成
し、各切欠部１２の間は掻出部１３を形成する。スクレ
ーパ９はプラグポット苗用育苗マット１上に供給された
床土４のうち、各ポット２の上方には切欠部１２により
床土４を残し、ポット２とポット２の間のプラグポット
苗用育苗マット１の上面１４の床土４を掻出部１３によ
り除去する。
移送する移送台、６は前記移送台５の始端部上方位置に
設けた土供給装置であり、上部に供給ホッパ７を設け、
供給ホッパ７の下方に土繰出ベルト土繰出ベルト８を設
けている。床土供給装置６の前側にはスクレーパ９を設
ける。スクレーパ９は、金属板あるいはゴム・合成樹脂
等の弾性部材からなる平板部材１０を上方からみて三角
形状に屈曲させ、中央部が最も後方に位置し、側方に至
る従い前側に位置し、平板部材１０の左右側を取付部材
１１により高さ調節自在に前記移送台５の上面に取付け
ている。前記平板部材１０の下縁には前記プラグポット
苗用育苗マット１のポット２の左右間隔と同一間隔で、
かつ、ポット２の左右幅と略同一の切欠部１２を形成
し、各切欠部１２の間は掻出部１３を形成する。スクレ
ーパ９はプラグポット苗用育苗マット１上に供給された
床土４のうち、各ポット２の上方には切欠部１２により
床土４を残し、ポット２とポット２の間のプラグポット
苗用育苗マット１の上面１４の床土４を掻出部１３によ
り除去する。
【０００８】スクレーパ９の前側には鎮圧ローラ１５を
設ける。鎮圧ローラ１５は図示は省略するが、バネによ
り常時下方に付勢されている。鎮圧ローラ１５の前側に
は均平ブラシ１６を設ける。均平ブラシ１６は、前記プ
ラグポット苗用育苗マット１の移送方向前側を低く、後
側を高く傾斜させ、先端は前記ポット２の上面よりやや
低く位置させる。均平ブラシ１６の前側には回転均平ブ
ラシ１７を前後に並設している。また、回転均平ブラシ
１７の前側には播種装置等を設けることもある。
設ける。鎮圧ローラ１５は図示は省略するが、バネによ
り常時下方に付勢されている。鎮圧ローラ１５の前側に
は均平ブラシ１６を設ける。均平ブラシ１６は、前記プ
ラグポット苗用育苗マット１の移送方向前側を低く、後
側を高く傾斜させ、先端は前記ポット２の上面よりやや
低く位置させる。均平ブラシ１６の前側には回転均平ブ
ラシ１７を前後に並設している。また、回転均平ブラシ
１７の前側には播種装置等を設けることもある。
【０００９】
【作用】次に作用を述べる。プラグポット苗用育苗マッ
ト１を移送台５に供給すると、床土供給装置６により土
の供給を受け、スクレーパ９の下方に至り、スクレーパ
９はプラグポット苗用育苗マット１上に供給された床土
４のうち、各ポット２の上方には切欠部１２により床土
４を残し、ポット２とポット２の間のプラグポット苗用
育苗マット１の上面１４の床土４を掻出部１３により除
去する。
ト１を移送台５に供給すると、床土供給装置６により土
の供給を受け、スクレーパ９の下方に至り、スクレーパ
９はプラグポット苗用育苗マット１上に供給された床土
４のうち、各ポット２の上方には切欠部１２により床土
４を残し、ポット２とポット２の間のプラグポット苗用
育苗マット１の上面１４の床土４を掻出部１３により除
去する。
【００１０】したがって、鎮圧ローラ１５は、ポット２
の上方にある床土４を、プラグポット苗用育苗マット１
の上面位置まで可及的に圧縮できるので、ポット２内の
床土４は確実に鎮圧される。
の上方にある床土４を、プラグポット苗用育苗マット１
の上面位置まで可及的に圧縮できるので、ポット２内の
床土４は確実に鎮圧される。
【００１１】鎮圧ローラ１５の下方を通過したプラグポ
ット苗用育苗マット１は、弾力のある均平ブラシ１６に
よりポット２とポット２の間のプラグポット苗用育苗マ
ット１の上面１４の床土４をポット２内に押し込めら
れ、更に回転均平ブラシ１７により余分な土が除去され
て、床土４の供給が完了する。
ット苗用育苗マット１は、弾力のある均平ブラシ１６に
よりポット２とポット２の間のプラグポット苗用育苗マ
ット１の上面１４の床土４をポット２内に押し込めら
れ、更に回転均平ブラシ１７により余分な土が除去され
て、床土４の供給が完了する。
【００１２】
【効果】本発明は、合成樹脂の厚板に下部側は前記厚板
の下面と一致し上部側は前記厚板の上面と一致し上部側
は大径であるポット２を縦横に形成したプラグポット苗
用育苗マット１を横移送させる移送台５と、該移送台５
の上方位置に設けた前記マット１上に厚く床土を供給し
うる床土供給装置６と、前記マット１上に厚く供給した
床土を鎮圧する鎮圧ロール１５を持つものにおいて、前
記鎮圧ロール１５の前に、前記ポット２上の床土は残し
前記ポット２間の床土のみを除去しうるスクレーパ９を
設けたプラグポット苗用育苗マットの土供給装置、およ
び、前記スクレーパ９は、前記ポット２に臨む部分は床
土が残るように切欠部１２を形成したプラグポット苗用
育苗マットの土供給装置としたものであるから、床土は
ポット２の上だけ厚く供給され、ポット２とポット２の
間の上の床土は除去されるので、鎮圧ローラ１５はポッ
ト２の上方にある床土４をプラグポット苗用育苗マット
１の上面位置まで可及的に圧縮でき、ポット２内の床土
４を確実に鎮圧するという効果を奏する。
の下面と一致し上部側は前記厚板の上面と一致し上部側
は大径であるポット２を縦横に形成したプラグポット苗
用育苗マット１を横移送させる移送台５と、該移送台５
の上方位置に設けた前記マット１上に厚く床土を供給し
うる床土供給装置６と、前記マット１上に厚く供給した
床土を鎮圧する鎮圧ロール１５を持つものにおいて、前
記鎮圧ロール１５の前に、前記ポット２上の床土は残し
前記ポット２間の床土のみを除去しうるスクレーパ９を
設けたプラグポット苗用育苗マットの土供給装置、およ
び、前記スクレーパ９は、前記ポット２に臨む部分は床
土が残るように切欠部１２を形成したプラグポット苗用
育苗マットの土供給装置としたものであるから、床土は
ポット２の上だけ厚く供給され、ポット２とポット２の
間の上の床土は除去されるので、鎮圧ローラ１５はポッ
ト２の上方にある床土４をプラグポット苗用育苗マット
１の上面位置まで可及的に圧縮でき、ポット２内の床土
４を確実に鎮圧するという効果を奏する。
【図１】 本発明の装置の斜視図。
【図２】 側面図。
【図３】 断面図。
【図４】 土供給状態断面図。
【図５】 公知例説明図。
１…プラグポット苗用育苗マット、２…ポット、３…透
孔、４…床土、５…移送台、６…床土供給装置、７…供
給ホッパ、８…土繰出ベルト、９…スクレーパ、１０…
平板部材、１１…取付部材、１２…切欠部、１３…掻出
部、１４…上面、１５…鎮圧ローラ、１６…均平ブラ
シ、１７…回転均平ブラシ。
孔、４…床土、５…移送台、６…床土供給装置、７…供
給ホッパ、８…土繰出ベルト、９…スクレーパ、１０…
平板部材、１１…取付部材、１２…切欠部、１３…掻出
部、１４…上面、１５…鎮圧ローラ、１６…均平ブラ
シ、１７…回転均平ブラシ。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成４年５月３０日
【手続補正１】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図２
【補正方法】変更
【補正内容】
【図２】
【手続補正２】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図３
【補正方法】変更
【補正内容】
【図３】
【手続補正３】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図４
【補正方法】変更
【補正内容】
【図４】
【手続補正４】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図５
【補正方法】変更
【補正内容】
【図５】
Claims (2)
- 【請求項１】 合成樹脂の厚板に下部側は前記厚板の下
面と一致し上部側は前記厚板の上面と一致し上部側は大
径であるポット２を縦横に形成したプラグポット苗用育
苗マット１を横移送させる移送台５と、該移送台５の上
方位置に設けた前記マット１上に厚く床土を供給しうる
床土供給装置６と、前記マット１上に厚く供給した床土
を鎮圧する鎮圧ロール１５を持つものにおいて、前記鎮
圧ロール１５の前に、前記ポット２上の床土は残し前記
ポット２間の床土のみを除去しうるスクレーパ９を設け
たプラグポット苗用育苗マットの土供給装置。 - 【請求項２】 請求項１において、前記スクレーパ９
は、前記ポット２に臨む部分は床土が残るように切欠部
１２を形成したプラグポット苗用育苗マットの土供給装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12140792A JPH05284858A (ja) | 1992-04-15 | 1992-04-15 | プラグポット苗用育苗マットの土供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12140792A JPH05284858A (ja) | 1992-04-15 | 1992-04-15 | プラグポット苗用育苗マットの土供給装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05284858A true JPH05284858A (ja) | 1993-11-02 |
Family
ID=14810415
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12140792A Withdrawn JPH05284858A (ja) | 1992-04-15 | 1992-04-15 | プラグポット苗用育苗マットの土供給装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05284858A (ja) |
-
1992
- 1992-04-15 JP JP12140792A patent/JPH05284858A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990706 |