JPH0528455Y2 - - Google Patents
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- JPH0528455Y2 JPH0528455Y2 JP1988015367U JP1536788U JPH0528455Y2 JP H0528455 Y2 JPH0528455 Y2 JP H0528455Y2 JP 1988015367 U JP1988015367 U JP 1988015367U JP 1536788 U JP1536788 U JP 1536788U JP H0528455 Y2 JPH0528455 Y2 JP H0528455Y2
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- JP
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- cooler
- compartment
- defrosting
- cooling
- ice
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- Expired - Lifetime
Links
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 12
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Landscapes
- Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
- Defrosting Systems (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本考案は冷却貯蔵庫の改良構成に関し、特に冷
凍室とそれより温度の高い貯蔵室を独立の冷媒回
路にて冷却するようにした冷却貯蔵庫に関する。
凍室とそれより温度の高い貯蔵室を独立の冷媒回
路にて冷却するようにした冷却貯蔵庫に関する。
(ロ) 従来の技術
従来此種冷却貯蔵庫では例えば特公昭45−
25071号公報に示される如く、冷凍室と冷蔵室に
それぞれ独立の冷媒回路を準備し、それぞれ各冷
却器にて冷却していた。
25071号公報に示される如く、冷凍室と冷蔵室に
それぞれ独立の冷媒回路を準備し、それぞれ各冷
却器にて冷却していた。
(ハ) 考案が解決しようとする課題
斯かる構成で両冷媒回路の冷却器を除霜する
際、同時に除霜が開始されると冷蔵庫全体の発熱
量が過大となるため、一方の除霜中は他方の除霜
を禁止し、同時に開始されようとする時に冷蔵室
側の冷却器を優先すると、冷凍室側の冷却器の冷
却能力の低下により冷凍室の冷却に支障を来たす
問題があつた。
際、同時に除霜が開始されると冷蔵庫全体の発熱
量が過大となるため、一方の除霜中は他方の除霜
を禁止し、同時に開始されようとする時に冷蔵室
側の冷却器を優先すると、冷凍室側の冷却器の冷
却能力の低下により冷凍室の冷却に支障を来たす
問題があつた。
本考案は斯かる問題点を解決した冷却貯蔵庫を
提供する事を目的としている。
提供する事を目的としている。
(ニ) 課題を解決するための手段
本考案は、冷凍室と、この冷凍室よりも高い温
度に維持される貯蔵室と、前記冷凍室を冷却する
第1の冷却器と第1のコンプレツサを含む第1の
冷媒回路と、前記貯蔵室を冷却する第2の冷却器
と第2のコンプレツサを含む第2の冷媒回路と、
前記各冷却器に対応する2つの除霜用電気ヒータ
とを備えた冷却貯蔵庫において、前記2つの除霜
用電気ヒータのうち何れか一方の電気ヒータへの
通電中には、他方の電気ヒータへの通電を禁止
し、この一方の電気ヒータへの通電停止後にこの
一方の電気ヒータへの通電を禁止して他方の電気
ヒータに通電させ、同時に除霜開始指令があつた
ときには、前記冷凍室を冷却する第1の冷却器に
対応する電気ヒータを優先させて通電する制御装
置を設けた冷却貯蔵庫を提供するものである。
度に維持される貯蔵室と、前記冷凍室を冷却する
第1の冷却器と第1のコンプレツサを含む第1の
冷媒回路と、前記貯蔵室を冷却する第2の冷却器
と第2のコンプレツサを含む第2の冷媒回路と、
前記各冷却器に対応する2つの除霜用電気ヒータ
とを備えた冷却貯蔵庫において、前記2つの除霜
用電気ヒータのうち何れか一方の電気ヒータへの
通電中には、他方の電気ヒータへの通電を禁止
し、この一方の電気ヒータへの通電停止後にこの
一方の電気ヒータへの通電を禁止して他方の電気
ヒータに通電させ、同時に除霜開始指令があつた
ときには、前記冷凍室を冷却する第1の冷却器に
対応する電気ヒータを優先させて通電する制御装
置を設けた冷却貯蔵庫を提供するものである。
(ホ) 作用
本考案によれば両冷媒回路の冷却器の同時除霜
を禁止すると共に同時に開始されようとする時は
冷凍室を冷却する冷却器を優先し、冷凍室の冷却
能力を確保する。
を禁止すると共に同時に開始されようとする時は
冷凍室を冷却する冷却器を優先し、冷凍室の冷却
能力を確保する。
(ヘ) 実施例
次に図面において実施例を説明する。第1図は
本考案の冷却貯蔵庫1の縦断面図を示し、第2図
は冷凍室2、氷温室3の各扉4,5及び急冷室6
の内扉7を除く冷却貯蔵庫1の斜視図を示す。8
は前方に開口する断熱箱体で、その庫内は断熱性
の仕切壁9によつて上下に区画され、上方に凍結
温度に冷却される冷凍室2と下方に0℃〜−5℃
程の氷温貯蔵温度に維持される氷温室3が形成さ
れている。急冷室6は冷凍室2の左上隅角部に縦
仕切10及び横仕切11によつて形成されてい
る。氷温室3背面には間隔を存して断熱板12が
取付けられ、この間隔を冷却室13とし、ここに
第2の冷却器としての氷温室用冷却器14が縦設
される。15は氷温室用冷却器14の上方に配置
された氷温室用送風機である。氷温室用送風機1
5はプロペラフアンであり、回転して氷温室用冷
却器14と熱交換した冷気を加速し、前方の吐出
口16から氷室温3内に吐出して断熱板12下端
の吸込口17より吸引するものである。又、18
は第2の冷媒回路で、冷却貯蔵庫1下部に形成し
た機械室19内に設置した第2のコンプレツサ2
0、その前方の蒸発コンデンサ21、断熱箱体8
内に配設される主コンデンサ22、減圧器23及
び氷温室用冷却器14を順次連通接続して成る。
本考案の冷却貯蔵庫1の縦断面図を示し、第2図
は冷凍室2、氷温室3の各扉4,5及び急冷室6
の内扉7を除く冷却貯蔵庫1の斜視図を示す。8
は前方に開口する断熱箱体で、その庫内は断熱性
の仕切壁9によつて上下に区画され、上方に凍結
温度に冷却される冷凍室2と下方に0℃〜−5℃
程の氷温貯蔵温度に維持される氷温室3が形成さ
れている。急冷室6は冷凍室2の左上隅角部に縦
仕切10及び横仕切11によつて形成されてい
る。氷温室3背面には間隔を存して断熱板12が
取付けられ、この間隔を冷却室13とし、ここに
第2の冷却器としての氷温室用冷却器14が縦設
される。15は氷温室用冷却器14の上方に配置
された氷温室用送風機である。氷温室用送風機1
5はプロペラフアンであり、回転して氷温室用冷
却器14と熱交換した冷気を加速し、前方の吐出
口16から氷室温3内に吐出して断熱板12下端
の吸込口17より吸引するものである。又、18
は第2の冷媒回路で、冷却貯蔵庫1下部に形成し
た機械室19内に設置した第2のコンプレツサ2
0、その前方の蒸発コンデンサ21、断熱箱体8
内に配設される主コンデンサ22、減圧器23及
び氷温室用冷却器14を順次連通接続して成る。
冷凍室2背面には間隔を存して断熱板25が取
付けられ、この間隔を冷却室26としてここに第
1の冷却器としての冷凍室用冷却器27が縦設さ
れる。冷凍室用冷却器27の上方の冷却室26内
にはプロペラフアンにて構成される冷凍室用送風
機29が配設され、又、これの前方に位置する断
熱板25の左上部の急冷室6背方に対応する部分
には比較的開口面積の大なる吐出口30が穿設さ
れ、その右側の急冷室6部分以外の冷凍室2に対
応する位置に比較的開口面積の小なる吐出口が並
列して穿設されている。32は断熱板25下端に
形成した吸込口である。又、33は第1の冷媒回
路で、コンプレツサ20と同様に機械室19内に
設置される第1のコンプレツサ34、蒸発コンデ
ンサ42、断熱箱体8内に配設される主コンデン
サ35、減圧器36及び冷凍室用冷却器27を順
次連通接続して成る。冷凍室用送風機29は回転
して冷凍室用冷却器27と熱交換した冷気を加速
し前方の吐出口30,31から急冷室6及び冷凍
室2内に吐出して吸込口32より吸引するもので
ある。第1の冷媒回路33には第2の冷媒回路1
8よりも低沸点の冷媒が封入され、又、蒸発コン
デンサ42は蒸発コンデンサ21上方に重ねて配
置されることになる。
付けられ、この間隔を冷却室26としてここに第
1の冷却器としての冷凍室用冷却器27が縦設さ
れる。冷凍室用冷却器27の上方の冷却室26内
にはプロペラフアンにて構成される冷凍室用送風
機29が配設され、又、これの前方に位置する断
熱板25の左上部の急冷室6背方に対応する部分
には比較的開口面積の大なる吐出口30が穿設さ
れ、その右側の急冷室6部分以外の冷凍室2に対
応する位置に比較的開口面積の小なる吐出口が並
列して穿設されている。32は断熱板25下端に
形成した吸込口である。又、33は第1の冷媒回
路で、コンプレツサ20と同様に機械室19内に
設置される第1のコンプレツサ34、蒸発コンデ
ンサ42、断熱箱体8内に配設される主コンデン
サ35、減圧器36及び冷凍室用冷却器27を順
次連通接続して成る。冷凍室用送風機29は回転
して冷凍室用冷却器27と熱交換した冷気を加速
し前方の吐出口30,31から急冷室6及び冷凍
室2内に吐出して吸込口32より吸引するもので
ある。第1の冷媒回路33には第2の冷媒回路1
8よりも低沸点の冷媒が封入され、又、蒸発コン
デンサ42は蒸発コンデンサ21上方に重ねて配
置されることになる。
この蒸発コンデンサ42上には蒸発皿38が載
置される。更に氷温室用冷却器14下方には露受
39が配置され、この露受39から断熱箱体8壁
内を氷温室用排水管40が延在して蒸発皿38上
方に開放している。更に冷却室26下方からは冷
凍室用排水管46が断熱箱体8壁内を延在して蒸
発皿38上方に開放している。両排水管46,4
0を別々に蒸発皿38に導くことによつて、送風
機29の回転に伴い氷温室3側の冷気が、排水管
46より冷凍室2に吸引されるのを防止してい
る。
置される。更に氷温室用冷却器14下方には露受
39が配置され、この露受39から断熱箱体8壁
内を氷温室用排水管40が延在して蒸発皿38上
方に開放している。更に冷却室26下方からは冷
凍室用排水管46が断熱箱体8壁内を延在して蒸
発皿38上方に開放している。両排水管46,4
0を別々に蒸発皿38に導くことによつて、送風
機29の回転に伴い氷温室3側の冷気が、排水管
46より冷凍室2に吸引されるのを防止してい
る。
次に第3図は本考案の制御回路50を示す。5
1はマイクロコンピユータであり、冷凍室2の温
度を感知するセンサー52及び氷室温3の温度を
感知するセンサー53、感知するセンサー54及
び氷温室用冷却器14の温度を感知するセンサー
55の出力を入力し、マイクロコンピユータ51
の出力は第1のコンプレツサ34、冷凍室用送風
機29、第2のコンプレツサ20、氷温室用送風
機15、冷凍室用冷却器27の除霜用電気ヒータ
56及び氷温室用冷却器14の除霜用電気ヒータ
57に接続されている。マイクロコンピユター1
5は冷凍室2の温度が−18℃等の上限温度に上昇
したら第1のコンプレツサ34と冷凍室用送風機
29を運転し、−22℃等の下限温度に低下したら
双方を停止する。それによつて冷凍室2内を平均
−20℃とする。又、マイクロコンピユター51は
氷温室3の温度が0℃等の上限温度に上昇したら
第2のコンプレツサ00と氷温室用送風機15を
運転し、−2℃等の下限温度に低下したら双方を
停止する。これによつて氷温室3内を平均−1℃
とする。
1はマイクロコンピユータであり、冷凍室2の温
度を感知するセンサー52及び氷室温3の温度を
感知するセンサー53、感知するセンサー54及
び氷温室用冷却器14の温度を感知するセンサー
55の出力を入力し、マイクロコンピユータ51
の出力は第1のコンプレツサ34、冷凍室用送風
機29、第2のコンプレツサ20、氷温室用送風
機15、冷凍室用冷却器27の除霜用電気ヒータ
56及び氷温室用冷却器14の除霜用電気ヒータ
57に接続されている。マイクロコンピユター1
5は冷凍室2の温度が−18℃等の上限温度に上昇
したら第1のコンプレツサ34と冷凍室用送風機
29を運転し、−22℃等の下限温度に低下したら
双方を停止する。それによつて冷凍室2内を平均
−20℃とする。又、マイクロコンピユター51は
氷温室3の温度が0℃等の上限温度に上昇したら
第2のコンプレツサ00と氷温室用送風機15を
運転し、−2℃等の下限温度に低下したら双方を
停止する。これによつて氷温室3内を平均−1℃
とする。
次に第4図に示すマイクロコンピユータ51の
フローチヤートで冷却貯蔵庫1の除霜制御につい
て説明する。ステツプS1で第1のコンプレツサ3
4が運転中か判断し、運転中であればステツプS2
でマイクロコンピユータ51が機能として有する
タイマーT1を減算する。ここでタイマーT1には
予め10時間設定されているものとする。次にステ
ツプS3でタイマーT1のカウントが零か否か判断
し、否であればステツプS8に進む。又、ステツプ
S1で第1のコンプレツサ34が停止していればス
テツプS8に進む。即ちタイマーT1は第1のコン
プレツサ34の運転時間中減算する。ステツプS3
でタイマーT1のカウントが零になるとステツプ
S4で氷温室用冷却器14が除霜中か否か判断し、
除霜中でなければステツプS5で電気ヒータ56に
通電し、冷凍室用冷却器27の除霜を開始し、次
にステツプS7でタイマーT1に10時間を設定する。
即ち、第1のコンプレツサ34の運転時間が通算
10時間になると冷凍室用冷却器27の除霜が開始
される。
フローチヤートで冷却貯蔵庫1の除霜制御につい
て説明する。ステツプS1で第1のコンプレツサ3
4が運転中か判断し、運転中であればステツプS2
でマイクロコンピユータ51が機能として有する
タイマーT1を減算する。ここでタイマーT1には
予め10時間設定されているものとする。次にステ
ツプS3でタイマーT1のカウントが零か否か判断
し、否であればステツプS8に進む。又、ステツプ
S1で第1のコンプレツサ34が停止していればス
テツプS8に進む。即ちタイマーT1は第1のコン
プレツサ34の運転時間中減算する。ステツプS3
でタイマーT1のカウントが零になるとステツプ
S4で氷温室用冷却器14が除霜中か否か判断し、
除霜中でなければステツプS5で電気ヒータ56に
通電し、冷凍室用冷却器27の除霜を開始し、次
にステツプS7でタイマーT1に10時間を設定する。
即ち、第1のコンプレツサ34の運転時間が通算
10時間になると冷凍室用冷却器27の除霜が開始
される。
次にステツプS8で第2のコンプレツサ20が運
転中か否か判断し、運転中であればステツプS9で
マイクロコンピユータ51が機能として有するタ
イマーT2を減算する。ここでタイマーT2には予
め8時間設定されているものとする。次にステツ
プS10でタイマーT2のカウントが零か否か判断
し、否であればステツプS15に進む。又、ステツ
プS8で第2のコンプレツサ20が停止していれば
ステツプS15に進む。即ちタイマーT2は第2のコ
ンプレツサ20の運転時間中減算する。ステツプ
S10でタイマーT2のカウントが零になるとステツ
プS11で冷凍室用冷却器27が除霜中か否か判断
し、除霜中でなければステツプS12で電気ヒータ
57に通電し、氷温室用冷却器14の除霜を開始
し、次にステツプS14でタイマーT2に8時間を設
定する。即ち、第2のコンプレツサ20の運転時
間が通算8時間になると氷温室用冷却器14の除
霜が開始される。
転中か否か判断し、運転中であればステツプS9で
マイクロコンピユータ51が機能として有するタ
イマーT2を減算する。ここでタイマーT2には予
め8時間設定されているものとする。次にステツ
プS10でタイマーT2のカウントが零か否か判断
し、否であればステツプS15に進む。又、ステツ
プS8で第2のコンプレツサ20が停止していれば
ステツプS15に進む。即ちタイマーT2は第2のコ
ンプレツサ20の運転時間中減算する。ステツプ
S10でタイマーT2のカウントが零になるとステツ
プS11で冷凍室用冷却器27が除霜中か否か判断
し、除霜中でなければステツプS12で電気ヒータ
57に通電し、氷温室用冷却器14の除霜を開始
し、次にステツプS14でタイマーT2に8時間を設
定する。即ち、第2のコンプレツサ20の運転時
間が通算8時間になると氷温室用冷却器14の除
霜が開始される。
次にステツプS15で冷凍室用冷却器27が除霜
中か否か判断し、除霜中ならステツプS15で冷凍
室用冷却器27の温度TEFが18℃以上か否か判
断し、以上でなければステツプS18に進み、以上
となつたらステツプS17に進み、冷凍室用冷却器
27の除霜を終了する。一方、ステツプS18では
氷温室用冷却器14が除霜中か判断し、除霜中な
らばステツプS19で氷温室用冷却器14の温度
TEHが13℃以上か判断し、以上でなければ次に
進み、以上であればステツプS20で氷温室用冷却
器14の除霜を開始する。
中か否か判断し、除霜中ならステツプS15で冷凍
室用冷却器27の温度TEFが18℃以上か否か判
断し、以上でなければステツプS18に進み、以上
となつたらステツプS17に進み、冷凍室用冷却器
27の除霜を終了する。一方、ステツプS18では
氷温室用冷却器14が除霜中か判断し、除霜中な
らばステツプS19で氷温室用冷却器14の温度
TEHが13℃以上か判断し、以上でなければ次に
進み、以上であればステツプS20で氷温室用冷却
器14の除霜を開始する。
ここで、ステツプS4で氷温室用冷却器14の除
霜中である時はステツプS6に進み、タイマーT1
にカウント1を設定してステツプS8に進む。即
ち、氷温室用冷却器14の除霜中はステツプS5に
進まないので冷凍室用冷却器27の除霜は開始さ
れない。又、ステツプS11で冷凍室用冷却器27
の除霜中である時はステツプS13に進み、タイマ
ーT2にカウント1を設定してステツプS15に進
む。即ち、冷凍室用冷却器27の除霜中はステツ
プS13に進まないので氷温室用冷却器14の除霜
は開始されない。従つて両電気ヒータ56,57
に同時に通電される事は無く、冷却貯蔵庫1全体
の発熱量が過大となる事はなく、又、配線への通
電々流も許容範囲を越えることはない。又、冷凍
室2と冷蔵庫3は仕切壁9にて断熱されているも
のの、双方の冷却器14,27が同時に除霜され
ると、室2,3内の温度が異常に高くなる危険性
もあるが、本考案によればこれも防止される。
霜中である時はステツプS6に進み、タイマーT1
にカウント1を設定してステツプS8に進む。即
ち、氷温室用冷却器14の除霜中はステツプS5に
進まないので冷凍室用冷却器27の除霜は開始さ
れない。又、ステツプS11で冷凍室用冷却器27
の除霜中である時はステツプS13に進み、タイマ
ーT2にカウント1を設定してステツプS15に進
む。即ち、冷凍室用冷却器27の除霜中はステツ
プS13に進まないので氷温室用冷却器14の除霜
は開始されない。従つて両電気ヒータ56,57
に同時に通電される事は無く、冷却貯蔵庫1全体
の発熱量が過大となる事はなく、又、配線への通
電々流も許容範囲を越えることはない。又、冷凍
室2と冷蔵庫3は仕切壁9にて断熱されているも
のの、双方の冷却器14,27が同時に除霜され
ると、室2,3内の温度が異常に高くなる危険性
もあるが、本考案によればこれも防止される。
又、ステツプS3でタイマーT1のカウントが1
の時にステツプS10でもタイマーT2のカウントが
1となり、次回同時に双方の冷却器27,14が
除霜開始されようとする時、ステツプS3がS10よ
り先であることにより、冷凍室用冷却器27が先
に除霜を開始される事になる。従つて、より冷却
作用を必要とする冷凍室用冷却器27の冷却機能
を優先して良好に維持できる。
の時にステツプS10でもタイマーT2のカウントが
1となり、次回同時に双方の冷却器27,14が
除霜開始されようとする時、ステツプS3がS10よ
り先であることにより、冷凍室用冷却器27が先
に除霜を開始される事になる。従つて、より冷却
作用を必要とする冷凍室用冷却器27の冷却機能
を優先して良好に維持できる。
尚、ステツプS17或いはS20で除霜が終了すれば
ステツプS11或いはS4からS12或いはS5に進むので
開始を待機せしめられていた方の冷却器の除霜は
他方の除霜終了後開始される。
ステツプS11或いはS4からS12或いはS5に進むので
開始を待機せしめられていた方の冷却器の除霜は
他方の除霜終了後開始される。
(ト) 考案の効果
本考案の制御装置によれば、一方の除霜用電気
ヒータへの通電時に他方の除霜用電気ヒータに通
電されることはなく、電力制限器を用いることな
く冷却貯蔵庫の発熱量及び消費電力量を抑制でき
る。また同時に除霜開始指令があつた場合には、
外気温度との差が大きく霜が付きやすい冷凍室に
対応した第1の冷却器を除霜を優先して行うよう
にしたため、冷凍室の温度上昇抑制及び第1の冷
却器の冷却能力回復が優先的に行え、冷凍室を効
率よく冷却できる。
ヒータへの通電時に他方の除霜用電気ヒータに通
電されることはなく、電力制限器を用いることな
く冷却貯蔵庫の発熱量及び消費電力量を抑制でき
る。また同時に除霜開始指令があつた場合には、
外気温度との差が大きく霜が付きやすい冷凍室に
対応した第1の冷却器を除霜を優先して行うよう
にしたため、冷凍室の温度上昇抑制及び第1の冷
却器の冷却能力回復が優先的に行え、冷凍室を効
率よく冷却できる。
第1図は冷却貯蔵庫の縦断面図、第2図は扉を
除く冷却貯蔵庫の前方斜視図、第3図は制御装置
を示す図、第4図はマイクロコンピユータのソフ
トウエアを示すフローチヤートである。 2……冷凍室、3……氷温室、14……氷温室
用冷却器、18……第2の冷媒回路、20……第
2のコンプレツサ、27……冷凍室用冷却器、3
3……第1の冷媒回路、34……第1のコンプレ
ツサ、50……制御装置、56,57……電気ヒ
ータ。
除く冷却貯蔵庫の前方斜視図、第3図は制御装置
を示す図、第4図はマイクロコンピユータのソフ
トウエアを示すフローチヤートである。 2……冷凍室、3……氷温室、14……氷温室
用冷却器、18……第2の冷媒回路、20……第
2のコンプレツサ、27……冷凍室用冷却器、3
3……第1の冷媒回路、34……第1のコンプレ
ツサ、50……制御装置、56,57……電気ヒ
ータ。
Claims (1)
- 冷凍室と、この冷凍室よりも高い温度に維持さ
れる貯蔵室と、前記冷凍室を冷却する第1の冷却
器と第1のコンプレツサを含む第1の冷媒回路
と、前記貯蔵室を冷却する第2の冷却器と第2の
コンプレツサを含む第2の冷媒回路と、前記各冷
却器に対応する2つの除霜用電気ヒータとを備え
た冷却貯蔵庫において、前記2つの除霜用電気ヒ
ータのうち何れか一方の電気ヒータへの通電中に
は、他方の電気ヒータへの通電を禁止し、この一
方の電気ヒータへの通電停止後にこの一方の電気
ヒータへの通電を禁止して他方の電気ヒータに通
電させ、同時に除霜開始指令があつたときには、
前記冷凍室を冷却する第1の冷却器に対応する電
気ヒータを優先させて通電する制御装置を設けた
ことを特徴とする冷却貯蔵庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988015367U JPH0528455Y2 (ja) | 1988-02-08 | 1988-02-08 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988015367U JPH0528455Y2 (ja) | 1988-02-08 | 1988-02-08 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01120084U JPH01120084U (ja) | 1989-08-15 |
JPH0528455Y2 true JPH0528455Y2 (ja) | 1993-07-21 |
Family
ID=31227361
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988015367U Expired - Lifetime JPH0528455Y2 (ja) | 1988-02-08 | 1988-02-08 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0528455Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3611961B2 (ja) * | 1998-02-24 | 2005-01-19 | 松下冷機株式会社 | 冷蔵庫 |
JP5261066B2 (ja) * | 2008-08-08 | 2013-08-14 | シャープ株式会社 | 冷凍冷蔵庫及び冷却庫 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4969154U (ja) * | 1972-09-26 | 1974-06-17 | ||
JPS53133256U (ja) * | 1977-03-29 | 1978-10-21 |
-
1988
- 1988-02-08 JP JP1988015367U patent/JPH0528455Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01120084U (ja) | 1989-08-15 |
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