JPH05284202A - コードレスホン試験装置 - Google Patents

コードレスホン試験装置

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JPH05284202A
JPH05284202A JP10233992A JP10233992A JPH05284202A JP H05284202 A JPH05284202 A JP H05284202A JP 10233992 A JP10233992 A JP 10233992A JP 10233992 A JP10233992 A JP 10233992A JP H05284202 A JPH05284202 A JP H05284202A
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JP
Japan
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cordless phone
signal
frequency
telephone line
low frequency
Prior art date
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Pending
Application number
JP10233992A
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English (en)
Inventor
Koji Maehara
広治 前原
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 すべての機種の代替を可能とし、コードレス
ホンの故障の切分け、故障の原因究明を容易とする。 【構成】 コードレスホン200と交換機300との間
に設けられるコードレスホン試験装置100であって、
アンテナ6から受信したRF信号を受信回路部40で受
信し、スピーカ17を作動させる。受信周波数は、制御
部27で可変できる。送信回路部50は、数KHzステ
ップで送信周波数が可変であり、これにより、すべての
コードレスホンの代替ができ、無線側のチェックが行え
ることを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コードレスホンの設置
時または故障時などの保守時に使用し、故障または使用
不能の原因を究明するために用いるコードレスホン試験
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、コードレスホンが使用不能になっ
たり、故障した場合、代替機に交換して現象の確認を行
い、正常に戻れば機器の故障と判断していた。この場合
でも、販売している機種が多くなると全機種の予備機を
持つ必要があり、現実には困難であった。
【0003】一方、代替機に交換しても現象が変わらな
い場合には、電話回線(有線側)の動作確認と無線側の
動作確認(いわゆる切分け試験)をする必要がある。電
話回線(有線側)の動作を確認するためには、信号方式
が簡単なため各種の専用の試験装置や市販のオシロスコ
ープなどが容易に利用可能である。無線側では、スペク
トラムアナライザなどが利用できるが、電波のキャリア
だけしか観測できず、しかもコードレスホンは一瞬しか
電波を送出しないため、故障の原因究明が困難であっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、コードレ
スホンが故障した場合、従来は有線側の動作確認は容易
であっても、無線側の動作確認は困難であり、特に、多
数の機種に対応することができないという問題点があっ
た。
【0005】本発明は、すべての機種の代替を可能と
し、コードレスホンの故障の切分け、故障の原因究明を
容易にすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明にかかるコードレ
スホン試験装置は、電話回線入力端子と、電話回線の状
態を検出する状態検出部と、コードレスホン接続装置と
の接続端子と、電波を送受信するアンテナと、受信周波
数可変の受信回路部と、送信周波数可変の送信回路部
と、各種状態を表示する表示部と、電話回線に低周波信
号を送出する低周波信号送出部と、ッコードレスホンの
情報チャネルから低周波信号を含んだチャネルを検出す
る低周波信号検出部と、全体を制御する制御部と、信号
記録・再生部とから構成されたものである。
【0007】
【作用】本発明においては、電話回線側から低周波信号
を送出し、それを受信することで、コードレスホン各機
種ごとに異なっているIDコードや制御シーケンスを記
憶することにより、すべての機種の代替を可能とし、無
線側の試験を行う。
【0008】
【実施例】図1は本発明の一実施例を説明するための概
略構成を示すブロック図、図2は、図1におけるコード
レスホン試験器の構成の詳細を示す機能ブロック図、図
3は着信時のコードレスホンの基本フロー例と、コード
レスホン試験装置の検出部上の関係を示した図である。
【0009】図1,図2において、1は電話回線を接続
するモジュラジャック等の電話回線入力端子、2は電話
回線のループ検出回路、3は直流転極(リバース)信号
検出回路、4は着信信号(IR)検出回路、5はコード
レスホン接続装置を接続するためのモジュラジャック等
の接続端子、6はアンテナ、7は送信周波数と受信周波
数を分離するためのアイソレータ、8は高周波のゲイン
を調節するアッテネータ、9は高周波増幅器、10は受
信した高周波とローカル発振器の周波数を混合する第1
のミキサー、11はローカル発振器、12は中間周波増
幅器、13は第2のミキサー、14は中間周波増幅器、
15は周波数変調(FM)の復調器(検波器)、16は
低周波増幅器、17は受信信号や音声を受聴するための
スピーカ、18はフェーズロックループ(PLL)回路
を含む電圧制御発振器(VCO)、19は不要高周波を
除去するためのバンドパスフィルタ(BPF)、20は
送信用の終段増幅器、21は目的とする送信周波数にす
るための第2のミキサー、22はローカル発振器、23
は中間周波の増幅器、24は第1のミキサー、25は発
振した周波数をn倍にする逓倍器、26は水晶発振器、
27はマイクロコンピュータ、ROM、RAM、液晶ド
ライバなどを含む制御部、28は操作用のボタン類、2
9は、例えば、液晶やLEDなどの表示部、30は音声
や信号などを記録したり再生したりする信号記録・再生
部、31は低周波信号送出部、32は低周波信号検出
部、40は受信回路部、50は送信回路部であり、以上
で本発明のコードレスホン試験装置100が構成され
る。200はコードレスホンで、コードレスホン親機で
あるコードレス接続装置61とコードレスホン子機62
からなる。300は交換機である。そして、ループ検出
回路2,直流転極信号検出回路3,着信信号検出回路4
で電話回線の状態を検出する状態検出部が構成される。
【0010】以下に、図1と図2の本発明の機能動作を
説明する。まず、受信回路部40の機能動作としては、
通常の無線機やコードレスホンと同様に、アンテナ6か
ら受信したRF信号を増幅した後、第1のミキサー10
で周波数を換え、復調器15で低周波の信号(ベースバ
ンド信号)に変換され、スピーカ17から音として聞く
ことができる。受信周波数は制御部27の信号によりV
CO18の周波数により可変できる。通常は、PLL回
路により安定に数kHzステップで受信周波数を可変す
ることが可能である。本実施例では、高周波増幅付のダ
ブルスーパヘテロダイン方式を示したが、シングルスー
パヘテロダイン方式、トリプルスーパヘテロダイン方式
などでもミキサーの数が異なるだけで、基本的な動作は
同様である。
【0011】一方、送信回路部50の機能動作として
は、水晶発振器26で発振した周波数を逓倍器25で逓
倍(n倍)し、第1のミキサー24で中間周波数に変換
した後に増幅し、さらに、ローカル発振器22と第2の
ミキサー21より目的とする送信周波数をつくり、終段
増幅器20、不要な高周波を除去するためのBPF19
を経由して、アンテナ6から送信される。送信周波数
は、制御部27の信号によりVCO18の周波数により
可変できる。通常は、受信回路部40のPLL回路と共
用し、安定に数kHzステップで送信周波数を可変する
ことが可能である。
【0012】コードレスホン200では、87の情報チ
ャネルと2つの制御チャネルがあり、制御部27でVC
O18を制御することにより、任意のチャネルをモニタ
したり送信したりすることが可能である。
【0013】また、信号記録・再生部30は、例えば、
PCMやADPCMなどの方式により信号や音声を記録
・再生することができ、低周波信号送出部31から電話
回線側に、仮に300Hz未満の低周波信号を送出し、
低周波信号検出部32でこの信号を識別することによ
り、無線区間で他のコードレスホンと当該のコードレス
ホンとを識別できるため、コードレスホン接続装置61
やコードレスホン子機62のIDコードなども記録・再
生することができる。このため、コードレスホン200
の動作がおかしかったり故障の場合に、IDコードやコ
ードレスホン接続装置61とコードレスホン子機62と
の制御シーケンスの信号を記録しておくことにより、コ
ードレスホン接続装置61またはコードレスホン子機6
2を模擬することが可能であり、どちらの装置が故障か
を切り分けることができる。
【0014】さらに、電話回線の各種信号も本装置に引
き込んでいるため、コードレスホン接続装置61または
コードレスホン子機62から発振した場合に、回線のル
ープができているかをループ検出回路2で知ることがで
き、さらに、相手が応答したかどうかを直流転極信号検
出回路3で知ることが可能である。
【0015】本実施例では省略したが、公知の技術によ
りダイヤルトーン(DT)や話中音(BT)や呼出音
(RBT)などの信号音の検出回路を付加すれば、より
一層、故障切り分けの精度が向上する。
【0016】次に、図3で本実施例における着信時の動
作フローについて説明する。コードレスホン200への
着信の場合には、本装置の着信信号検出回路4で着信信
号を検出することにより着信が分かり、この着信情報が
コードレスホン接続装置61までいっているか、コード
レスホン子機62まで電波を通して到達しているかは、
アンテナ6で制御チャネルまたは情報チャネルをモニタ
することにより知ることが可能である。もちろん、コー
ドレスホン子機62のベルが鳴動すれば着信信号が到達
していることが本装置を使用しなくても分かる。このと
き、コードレスホン接続装置61およびコードレスホン
子機62は、キャリアセンス機能(混信を防止するため
の装置)を備えているため、発着信時にコードレスホン
接続装置61およびコードレスホン子機62は、送信に
先立ち使用する周波数が空き状態にあるかどうかについ
ての判定を行い、空き状態である場合にのみ当該周波数
に対応する送信周波数の電波の発射を行い通信路を設定
するため、発着信時に当該電波の周波数が塞がっている
場合には、電波を発射しない。コードレスホン試験装置
100は、2組の制御チャネルの電波の受信状態を記録
し判断後、表示部29に通信ができないことを表示させ
る。制御チャネルは2チャネルあるが、どちらのチャネ
ルを使用しているかは短時間に両チャネルの搬送波をス
キャンすれば容易に識別することが可能である。なお、
前述の低周波信号が重畳されているか否かにより、他の
コードレスホンの信号との識別が可能である。コードレ
スホン接続装置61またはコードレスホン子機62が故
障と推定される場合には、それらのIDコードを含んだ
制御信号をシーケンスに沿って送信することが可能なた
め、従来苦労していた特に、無線区間での故障切り分け
が容易になる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、電話回
線入力端子と、電話回線の状態を検出する状態検出部
と、コードレスホン接続装置との接続端子と、電波を送
受信するアンテナと、受信周波数可変の受信回路部と、
送信周波数可変の送信回路部と、各種状態を表示する表
示部と、電話回線に低周波信号を送出する低周波信号送
出部と、コードレスホンの情報チャネルから低周波信号
を含んだチャネルを検出する低周波信号検出部と、全体
を制御する制御部と、信号記録・再生部とから構成され
ているので、電話回線側から低周波信号を送出し本装置
で検出し、電話回線の各種の信号を検出するとともに、
無線区間のIDコードや制御シーケンスを記憶し、コー
ドレスホン接続装置やコードレスホン子機を模擬するこ
とが可能なため、無線区間や無線区間と電話回線(有線
区間)との対応関係が正確に把握でき、故障の切り分け
が容易になるメリットがある。
【0018】また、既販売コードレスホンの全ての機種
のIDコードや制御シーケンスを記憶できるため、コー
ドレスホン接続装置やコードレスホン子機を模擬するこ
とが可能であり、数十機種の予備機を持つ必要がないと
いう大きなメリットがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の概略構成を示すブロック図
である。
【図2】図1の実施例の構成の詳細を示す機能ブロック
図である。
【図3】図1の実施例における着信時のコードレスホン
の基本フロー例とコードレスホン試験装置の検出部上の
関係を示す図である。
【符号の説明】
1 電話回線入力端子 2 ループ検出回路 3 直流転極(リバース)信号検出回路 4 着信信号検出回路 5 接続端子 6 アンテナ 7 アイソレータ 8 アッテネータ 9 高周波増幅器 10 第1のミキサー 11 ローカル発振器 12 中間周波増幅器 13 第2のミキサー 14 中間周波増幅器 15 周波数変調(FM)の復調器(検波器) 16 低周波増幅器 17 スピーカ 18 電圧制御発振器(VCO) 19 バンドパスフィルタ(BPF) 20 終段増幅器 21 第2のミキサー 22 ローカル発振器 23 増幅器 24 第1のミキサー 25 逓倍器 26 水晶発振器 27 制御部 28 ボタン類 29 表示部 30 信号記録・再生部 31 低周波信号送出部 32 低周波信号検出部 40 受信回路部 50 送信回路部 61 コードレスホン接続装置 62 コードレスホン子機 100 コードレスホン試験装置 200 コードレスホン 300 交換機

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話回線入力端子と、電話回線の状態を
    検出する状態検出部と、コードレスホン接続装置との接
    続端子と、電波を送受信するアンテナと、受信周波数可
    変の受信回路部と、送信周波数可変の送信回路部と、各
    種状態を表示する表示部と、電話回線に低周波信号を送
    出する低周波信号送出部と、コードレスホンの情報チャ
    ネルから低周波信号を含んだチャネルを検出する低周波
    信号検出部と、全体を制御する制御部と、信号記録・再
    生部とから構成されたことを特徴とするコードレスホン
    試験装置。
JP10233992A 1992-03-30 1992-03-30 コードレスホン試験装置 Pending JPH05284202A (ja)

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JP (1) JPH05284202A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100464903B1 (ko) * 1998-05-15 2005-04-06 삼성전자주식회사 무선전화기용 단일칩ic 시험방법

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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