JPH05284053A - 選局操作連動型アンテナ電源切り替え回路 - Google Patents

選局操作連動型アンテナ電源切り替え回路

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Publication number
JPH05284053A
JPH05284053A JP8180392A JP8180392A JPH05284053A JP H05284053 A JPH05284053 A JP H05284053A JP 8180392 A JP8180392 A JP 8180392A JP 8180392 A JP8180392 A JP 8180392A JP H05284053 A JPH05284053 A JP H05284053A
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JP
Japan
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antenna
satellite
power
power supply
circuit
Prior art date
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Application number
JP8180392A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiro Okazaki
敏裕 岡崎
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP8180392A priority Critical patent/JPH05284053A/ja
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  • Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)
  • Channel Selection Circuits, Automatic Tuning Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 衛星放送受信回路と衛星通信受信回路との内
蔵型テレビジョン受信機において、ユ−ザ−の選局によ
り,受信アンテナだけに電源を供給するアンテナ電源切
り替え回路を取り付け,無駄な電力消費を減らす。 【構成】 衛星放送受信回路と衛星通信受信回路とを内
蔵し,かつ,衛星放送用のチューナー4と衛星通信用の
チューナー5とを取り付けたテレビジョン受信機におい
て,各々のチューナーに共通した一つのアンテナ電源回
路16を取り付け,選局操作に連動してアンテナへの電
源供給回路を切り替える回路12を取り付けた構成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,衛星放送受信回路と衛
星通信受信回路を内蔵したテレビジョン受信機で,か
つ,衛星放送用のアンテナ端子と衛星通信用のアンテナ
端子を取り付けたテレビジョン受信機において,各々の
アンテナ端子に共通した一つのアンテナ用電源回路を取
り付け,受信するのに必要なアンテナだけに電源を供給
する為の,アンテナ電源切り替え回路を取り付け無駄な
電力消費を減らす事が出来るようにする,選局操作連動
型アンテナ電源切り替え回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年,衛星技術の進歩により衛星放送及
び衛星通信が一般化しようとしている。その中におい
て,既に衛星放送受信機はテレビジョン受信機の基本機
能になりつつある。又,近い内に衛星通信受信機もテレ
ビジョン受信機に内蔵されるようになるであろう。この
様な中において,エネルギ−消費量の問題が今まで以上
に大きな課題になってきている。しかし,従来の衛星放
送受信機内蔵型テレビジョン受信機では,衛星放送受信
機のアンテナの電源がユ−ザ−によりいったんオンされ
れば,衛星放送を受信するしないに関わりなくオンのま
まで使用される為,無駄な電力が消費されている。
【0003】以下,図面を用いて従来の技術の衛星放送
用アンテナの電源供給方式について説明する。
【0004】図6は,従来の衛星放送用アンテナの電源
供給方式を示すものである。図6中,1は衛星放送用ア
ンテナ,3は地上波用アンテナ,4は衛星放送用チュ−
ナ−,6は地上波用チュ−ナ−,7は選局用マイクロコ
ンピュ−タ−,8は信号処理回路,10はブラウン管,
11は信号源切り替えスイッチ(SW1),15はユ−
ザ−が手動で操作するアンテナ用電源スイッチ(SW
5),16はアンテナ用電源である。
【0005】ユ−ザ−がテレビジョン受信機を設置した
時に,衛星放送を受信することがあると思えば,15の
アンテナ用電源スイッチ(SW5)をオンする。
【0006】次にユ−ザ−が,7の選局用マイクロコン
ピュ−タ−を操作してチャンネルを設定すれば,7の選
局用マイクロコンピュ−タ−から,4の衛星放送用チュ
−ナ−,6の地上波用チュ−ナ−,11の信号源切り替
えスイッチ(SW1)を,コントロ−ルして,10のブ
ラウン管に映像を出力する。
【0007】一方,15のアンテナ用電源スイッチ(S
W5)は,ユ−ザ−の選局動作に関係無く,オンのまま
になっている。
【0008】従って,衛星放送用アンテナが不要の時で
も16のアンテナ用電源は,電源を供給しつづけてい
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記で述べたように従
来のアンテナへの電源供給回路では衛星放送を受信する
しないに関わりなく電力が消費されてしまう。
【0010】本発明は,上記問題点に鑑み,受信するの
に必要なアンテナだけに電源を供給するアンテナ電源切
り替え回路を取り付け無駄な電力消費を減らす事が出来
る回路を提供しようとするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する為
に,本発明の選局操作連動型アンテナ電源切り替え回路
は,衛星放送受信回路及び衛星通信受信回路を内蔵しか
つ,衛星放送用のアンテナ端子と衛星通信用のアンテナ
端子を取り付けたテレビジョン受信機において,各々の
アンテナ端子に共通した一つのアンテナ用電源回路を取
り付け,受信するのに必要なアンテナだけに電源を供給
する為の,アンテナ用電源を切り替える回路を取り付け
たものである。
【0012】
【作用】本発明は,受信に必要なアンテナだけに電源を
供給することが出来る回路を取り付ける為,無駄な電力
消費を減らす事が出来るものである。
【0013】
【実施例】以下,本発明の第1の実施例に於ける選局操
作連動型アンテナ電源切り替え回路について図面を参照
しながら説明する。
【0014】図1は,第1の実施例に於ける選局操作連
動型アンテナ電源切り替え回路の回路構成を示したもの
である。
【0015】図1中,1は衛星放送用アンテナ,2は衛
星通信用アンテナ,3は地上波用アンテナ,4は衛星放
送用チュ−ナ−,5は衛星通信用チュ−ナ−,6は地上
波用チュ−ナ−,7は選局用マイクロコンピュ−タ−,
8は信号処理回路,10はブラウン管,11は信号源切
り替えスイッチ(SW1),12はアンテナ用電源切り
替えスイッチ(SW2),15はユ−ザ−が手動で操作
するアンテナ用電源スイッチ(SW5),16はアンテ
ナ用電源である。
【0016】以上のように構成された選局操作連動型ア
ンテナ電源切り替え回路について,その動作を説明す
る。
【0017】ユ−ザ−がテレビジョン受信機を設置した
時に,衛星放送を受信することがあると思えば,15の
アンテナ用電源スイッチ(SW5)をオンする。
【0018】次にユ−ザ−が,7の選局用マイクロコン
ピュ−タ−を操作してチャンネルを設定すれば,7の選
局用マイクロコンピュ−タ−から,4の衛星放送用チュ
−ナ−,5の衛星通信用チュ−ナ−,6の地上波用チュ
−ナ−,11の信号源切り替えスイッチ(SW1),1
2のアンテナ用電源切り替えスイッチ(SW2)をコン
トロ−ルして,10のブラウン管に映像を出力する。
【0019】一方,15のアンテナ用電源スイッチ(S
W5)は,ユ−ザ−の選局動作に関係無くオンのままに
なっている。しかし,ユ−ザ−が衛星放送を選局した場
合,衛星放送用アンテナは必要だが,衛星通信用アンテ
ナは不要になる為,12のアンテナ用電源切り替えスイ
ッチ(SW2)は図1中7の選局用マイクロコンピュ−
タ−からのコントロ−ルを受けてSW2のAが選択さ
れ,16のアンテナ用電源は,衛星放送用アンテナだけ
に電源を供給し,衛星通信用アンテナには電源を供給し
ない為,無駄な電力消費を減らす事が出来る。また,ユ
−ザ−が衛星通信を選局した場合は同様な理由で,SW
2のBが選択され無駄な電力消費を減らす事が出来る。
表1にSW1,SW2の動作モ−ドをしめす。
【0020】
【表1】
【0021】以上のように,本実施例によれば,衛星放
送を選局したときには衛星放送のアンテナにだけ電源を
供給し,衛星通信を選局したときには衛星通信のアンテ
ナにだけ電源を供給する為,無駄な電力消費を減らす事
が出来る。
【0022】次に,本発明の第2の実施例に於ける選局
操作連動型アンテナ電源切り替え回路について図面を参
照しながら説明する。
【0023】図2は,第2の実施例に於ける選局操作連
動型アンテナ電源切り替え回路の回路構成を示したもの
である。
【0024】図2中,1は衛星放送用アンテナ,2は衛
星通信用アンテナ,3は地上波用アンテナ,4は衛星放
送用チュ−ナ−,5は衛星通信用チュ−ナ−,6は地上
波用チュ−ナ−,7は選局用マイクロコンピュ−タ−,
8は信号処理回路,9は裏録兼用モニタ−出力端子,1
0はブラウン管,11は信号源切り替えスイッチ(SW
1),12はアンテナ用電源切り替えスイッチ(SW
2),13は裏録時アンテナ用電源切り替えスイッチ
(SW3),14は裏録出力端子用信号源切り替えスイ
ッチ(SW4),15はユ−ザ−が手動で操作するアン
テナ用電源スイッチ(SW5),16はアンテナ用電源
である。
【0025】以上のように構成された選局操作連動型ア
ンテナ電源切り替え回路について,その動作を説明す
る。
【0026】ユ−ザ−がテレビジョン受信機を設置した
時に,衛星放送を受信することがあると思えば,15の
アンテナ用電源スイッチ(SW5)をオンする。
【0027】次にユ−ザ−が,7の選局用マイクロコン
ピュ−タ−を操作してチャンネルを設定すれば,7の選
局用マイクロコンピュ−タ−から,4の衛星放送用チュ
−ナ−,5の衛星通信用チュ−ナ−,6の地上波用チュ
−ナ−,11の信号源切り替えスイッチ(SW1),1
2のアンテナ用電源切り替えスイッチ(SW2),13
の裏録時アンテナ用電源切り替えスイッチ(SW3),
14の裏録出力端子用信号源切り替えスイッチ(SW
4)をコントロ−ルして,10のブラウン管や9の裏録
兼用モニタ−出力端子に映像を出力する。
【0028】一方,15のアンテナ用電源スイッチ(S
W5)は,ユ−ザ−の選局動作に関係無くオンのままに
なっている。しかし,ユ−ザ−が衛星放送を選局した場
合,衛星放送用アンテナは必要だが,衛星通信用アンテ
ナは不要になる為,12のアンテナ用電源切り替えスイ
ッチ(SW2)は7の選局用マイクロコンピュ−タ−か
らのコントロ−ルを受けてSW2のAが選択され,16
のアンテナ用電源は,衛星放送用アンテナだけに電源を
供給し,衛星通信用アンテナには電源を供給しない為,
無駄な電力消費を減らす事が出来る。
【0029】また,ユ−ザ−が衛星通信を選局した場合
は同様な理由で,SW2のBが選択され無駄な電力消費
を減らす事が出来る。
【0030】また,衛星放送の裏番組として衛星通信を
選択した場合(または,その逆の場合),7の選局用マ
イクロコンピュ−タ−からのコントロ−ルを受けて12
のアンテナ用電源切り替えスイッチ(SW2)はA(ま
たはB)が選択されると同時に,13の裏録時アンテナ
用電源切り替えスイッチ(SW3)はオン,14の裏録
出力端子用信号源切り替えスイッチ(SW4)はB(ま
たはA)が選択される。この時,16のアンテナ用電源
は,衛星放送用アンテナ,衛星通信用アンテナに電源を
供給する。
【0031】表2にSW1,SW2,SW3,SW4,
SW5の動作モ−ドをしめす。
【0032】
【表2】
【0033】以上のように,本実施例によれば,衛星放
送または衛星通信を選局した時には,どちらか片方のア
ンテナにのみ電源を供給する。また衛星放送の裏番組と
して衛星通信を受信した時またはその逆の時には,両方
のアンテナに電源を供給する為,裏番組にも対応できか
つ無駄な電力消費を減らす事も出来る。
【0034】次に,本発明の第3の実施例に於ける選局
操作連動型アンテナ電源切り替え回路について図面を参
照しながら説明する。
【0035】図3は,第3の実施例に於ける選局操作連
動型アンテナ電源切り替え回路の回路構成を示したもの
である。
【0036】図3中,1は衛星放送用アンテナ,2は衛
星通信用アンテナ,3は地上波用アンテナ,4は衛星放
送用チュ−ナ−,5は衛星通信用チュ−ナ−,6は地上
波用チュ−ナ−,7は選局用マイクロコンピュ−タ−,
8は信号処理回路,10はブラウン管,11は信号源切
り替えスイッチ(SW1),12はアンテナ用電源切り
替えスイッチ(SW2),15はユ−ザ−が手動で操作
するアンテナ用電源スイッチ(SW5),16はアンテ
ナ用電源である。
【0037】以上のように構成された選局操作連動型ア
ンテナ電源切り替え回路について,その動作を説明す
る。
【0038】ユ−ザ−がテレビジョン受信機を設置した
時に,衛星放送を受信することがあると思えば,15の
アンテナ用電源スイッチ(SW5)をオンする。
【0039】次にユ−ザ−が,7の選局用マイクロコン
ピュ−タ−を操作してチャンネルを設定すれば,7の選
局用マイクロコンピュ−タ−から,4の衛星放送用チュ
−ナ−,5の衛星通信用チュ−ナ−,6の地上波用チュ
−ナ−,11の信号源切り替えスイッチ(SW1),1
2のアンテナ用電源切り替えスイッチ(SW2)がコン
トロ−ルされ,10のブラウン管に映像を出力する。
【0040】一方,15のアンテナ用電源スイッチ(S
W5)は,ユ−ザ−の選局動作に関係無くオンのままに
なっている。 しかし,ユ−ザ−が衛星放送を選局した
場合,衛星放送用アンテナは必要だが,衛星通信用アン
テナは不要になる為,12のアンテナ用電源切り替えス
イッチ(SW2)は7の選局用マイクロコンピュ−タ−
からのコントロ−ルを受けてSW2のAが選択され,1
6のアンテナ用電源は,衛星放送用アンテナだけに電源
を供給し,衛星通信用アンテナには電源を供給しない
為,無駄な電力消費を減らす事が出来る。
【0041】また,ユ−ザ−が衛星通信を選局した場合
は同様な理由で,SW2のBが選択され無駄な電力消費
を減らす事が出来る。
【0042】また,ユ−ザ−が地上波放送を選局した場
合,衛星放送用アンテナ,衛星通信用アンテナは不要に
なる。そこで,7の選局用マイクロコンピュ−タ−によ
り,11の信号源切り替えスイッチ(SW1)はC,1
2のアンテナ用電源切り替えスイッチ(SW2)はCに
設定され,無駄な電力消費をせずに地上波放送を受信す
る事が出来る。
【0043】表3にSW1,SW2,SW5の動作モ−
ドをしめす。
【0044】
【表3】
【0045】以上のように,本実施例によれば,衛星放
送を選局したときには衛星放送のアンテナにだけ電源を
供給し,衛星通信を選局したときには衛星通信のアンテ
ナにだけ電源を供給し,地上波放送を選局したときには
アンテナに電源を供給しない為,無駄な電力消費を減ら
す事が出来る。
【0046】次に,本発明の第4の実施例に於ける選局
操作連動型アンテナ電源切り替え回路について図面を参
照しながら説明する。
【0047】図4は,第4の実施例に於ける選局操作連
動型アンテナ電源切り替え回路の回路構成を示したもの
である。
【0048】図4中,1は衛星放送用アンテナ,2は衛
星通信用アンテナ,3は地上波用アンテナ,4は衛星放
送用チュ−ナ−,5は衛星通信用チュ−ナ−,6は地上
波用チュ−ナ−,7は選局用マイクロコンピュ−タ−,
8は信号処理回路,9は裏録兼用モニタ−出力端子,1
0はブラウン管,11は信号源切り替えスイッチ(SW
1),12はアンテナ用電源切り替えスイッチ(SW
2),13は裏録時アンテナ用電源切り替えスイッチ
(SW3),14は裏録出力端子用信号源切り替えスイ
ッチ(SW4),15はアンテナ用電源スイッチ(SW
5),16はアンテナ用電源である。
【0049】以上のように構成された選局操作連動型ア
ンテナ電源切り替え回路について,その動作を説明す
る。
【0050】ユ−ザ−がテレビジョン受信機を設置した
時に,衛星放送を受信することがあると思えば,15の
アンテナ用電源スイッチ(SW5)をオンする。
【0051】次にユ−ザ−が,7の選局用マイクロコン
ピュ−タ−を操作してチャンネルを設定すれば,7の選
局用マイクロコンピュ−タ−から,4の衛星放送用チュ
−ナ−,5の衛星通信用チュ−ナ−,6の地上波用チュ
−ナ−,11の信号源切り替えスイッチ(SW1),1
2のアンテナ用電源切り替えスイッチ(SW2),13
の裏録時アンテナ用電源切り替えスイッチ(SW3),
14の裏録出力端子用信号源切り替えスイッチ(SW
4)をコントロ−ルして,10のブラウン管と9の裏録
兼用モニタ−出力端子に映像を出力する。
【0052】一方,15のアンテナ用電源スイッチ(S
W5)は,ユ−ザ−の選局動作に関係無くオンのままに
なっている。しかし,ユ−ザ−が衛星放送を選局した場
合,衛星放送用アンテナは必要だが,衛星通信用アンテ
ナは不要になる為,12のアンテナ用電源切り替えスイ
ッチ(SW2)は7の選局用マイクロコンピュ−タ−か
らのコントロ−ルを受けてSW2のAが選択され,16
のアンテナ用電源は,衛星放送用アンテナだけに電源を
供給し,衛星通信用アンテナには電源を供給しない為,
無駄な電力消費を減らす事が出来る。
【0053】また,ユ−ザ−が衛星通信を選局した場合
は同様な理由で,SW2のBが選択され無駄な電力消費
を減らす事が出来る。
【0054】また,衛星放送の裏番組として衛星通信を
選択した場合(または,その逆の場合),7の選局用マ
イクロコンピュ−タ−からのコントロ−ルを受けて12
のアンテナ用電源切り替えスイッチ(SW2)はA(ま
たはB)が選択されると同時に,13の裏録時アンテナ
用電源切り替えスイッチ(SW3)はオン,14の裏録
出力端子用信号源切り替えスイッチ(SW4)はB(ま
たはA)が選択される。この時,16のアンテナ用電源
は,衛星放送用アンテナ,衛星通信用アンテナに電源を
供給する。
【0055】また,ユ−ザ−が地上波放送を選局し,裏
番組を選択しない場合,衛星放送用アンテナ,衛星通信
用アンテナは不要になる。そこで,7の選局用マイクロ
コンピュ−タ−により,11の信号源切り替えスイッチ
(SW1)はC,12のアンテナ用電源切り替えスイッ
チ(SW2)はC,13の裏録時アンテナ用電源切り替
えスイッチ(SW3)はオフ,14の裏録出力端子用信
号源切り替えスイッチ(SW4)はDに設定され,無駄
な電力消費をせずに地上波放送を受信する事が出来る。
【0056】また,ユ−ザ−が地上波放送を選局し,裏
番組として衛星放送(または衛星通信)を選択した場
合,衛星放送用アンテナ(または衛星通信用アンテナ)
は必要になるが衛星通信用アンテナ(または衛星放送用
アンテナ)は不要になる。そこで,7の選局用マイクロ
コンピュ−タ−により,11の信号源切り替えスイッチ
(SW1)はC,12のアンテナ用電源切り替えスイッ
チ(SW2)はA(またはB),13の裏録時アンテナ
用電源切り替えスイッチ(SW3)はオフ,14の裏録
出力端子用信号源切り替えスイッチ(SW4)はA(ま
たはB)に設定される。
【0057】表4にSW1,SW2,SW3,SW4,
SW5の動作モ−ドをしめす。
【0058】
【表4】
【0059】以上のように,本実施例によれば,衛星放
送を選局したときには衛星放送のアンテナにだけ電源を
供給し,衛星通信を選局したときには衛星通信のアンテ
ナにだけ電源を供給し, 地上波放送を選局したときに
はアンテナに電源を供給しない。また衛星放送の裏番組
として衛星通信を受信した時またはその逆の時には,両
方のアンテナに電源を供給し,地上波放送の裏番組とし
て衛星放送を受信した時または衛星通信を受信した時に
は,どちらか片方のアンテナに電源を供給する為,裏番
組にも対応できかつ無駄な電力消費を減らす事が出来
る。
【0060】次に,本発明の第5の実施例に於ける選局
操作連動型アンテナ電源切り替え回路について図面を参
照しながら説明する。
【0061】図5は,第5の実施例に於ける選局操作連
動型アンテナ電源切り替え回路の回路構成を示したもの
である。
【0062】図5中,1は衛星放送用アンテナ,3は地
上波用アンテナ,4は衛星放送用チュ−ナ−,6は地上
波用チュ−ナ−,7は選局用マイクロコンピュ−タ−,
8は信号処理回路,9は裏録用出力端子,10はブラウ
ン管,11は信号源切り替えスイッチ(SW1),12
はアンテナ用電源切り替えスイッチ(SW2),14は
裏録出力端子用信号源切り替えスイッチ(SW4),1
5はユ−ザ−が手動で操作するアンテナ用電源スイッチ
(SW5),16はアンテナ用電源である。
【0063】以上のように構成された選局操作連動型ア
ンテナ電源切り替え回路について,その動作を説明す
る。
【0064】ユ−ザ−がテレビジョン受信機を設置した
時に,衛星放送を受信することがあると思えば,15の
アンテナ用電源スイッチ(SW5)をオンする。
【0065】次にユ−ザ−が,7の選局用マイクロコン
ピュ−タ−を操作してチャンネルを設定すれば,7の選
局用マイクロコンピュ−タ−から,4の衛星放送用チュ
−ナ−,6の地上波用チュ−ナ−,11の信号源切り替
えスイッチ(SW1),12のアンテナ用電源切り替え
スイッチ(SW2),14の裏録出力端子用信号源切り
替えスイッチ(SW4)をコントロ−ルして,10のブ
ラウン管と9の裏録兼用モニタ−出力端子に映像を出力
する。
【0066】一方,15のアンテナ用電源スイッチ(S
W5)は,ユ−ザ−の選局動作に関係無くオンのままに
なっている。しかし,ユ−ザ−が衛星放送を選局した場
合,衛星放送用アンテナは必要である為,12のアンテ
ナ用電源切り替えスイッチ(SW2)は7の選局用マイ
クロコンピュ−タ−からのコントロ−ルを受けてSW2
のAが選択される。
【0067】また,地上波放送の裏番組として衛星放送
を選択した場合,7の選局用マイクロコンピュ−タ−か
らのコントロ−ルを受けて12のアンテナ用電源切り替
えスイッチ(SW2)はAが選択されると同時に,14
の裏録出力端子用信号源切り替えスイッチ(SW4)は
Aが選択される。この時,16のアンテナ用電源は,衛
星放送用アンテナに電源を供給する。
【0068】また,ユ−ザ−が地上波放送を選局し,裏
番組を選択しない場合,衛星放送用アンテナは不要にな
る。そこで,7の選局用マイクロコンピュ−タ−によ
り,11の信号源切り替えスイッチ(SW1)はB,1
2のアンテナ用電源切り替えスイッチ(SW2)はB,
14の裏録出力端子用信号源切り替えスイッチ(SW
4)はCに設定され,無駄な電力消費をせずに地上波放
送を受信する事が出来る。
【0069】表5にSW1,SW2,SW4,SW5の
動作モ−ドをしめす。
【0070】
【表5】
【0071】以上のように,本実施例によれば,衛星放
送を選局したときには衛星放送のアンテナに電源を供給
し,地上波放送を選局したときにはアンテナに電源を供
給しない。また地上波放送の裏番組として衛星放送を受
信した時には,アンテナに電源を供給する為,裏番組に
も対応できかつ無駄な電力消費を減らす事が出来る。
【0072】
【発明の効果】上記のように本発明によれば,衛星放送
受信回路及び衛星通信受信回路内蔵型テレビジョン受信
機でユ−ザ−の選局により受信するのに必要なアンテナ
だけに電源を供給することができ無駄な電力消費を減ら
す事が出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に於ける選局操作連動型
アンテナ電源切り替え回路の回路構成
【図2】本発明の第2の実施例に於ける選局操作連動型
アンテナ電源切り替え回路の回路構成
【図3】本発明の第3の実施例に於ける選局操作連動型
アンテナ電源切り替え回路の回路構成
【図4】本発明の第4の実施例に於ける選局操作連動型
アンテナ電源切り替え回路の回路構成
【図5】本発明の第5の実施例に於ける選局操作連動型
アンテナ電源切り替え回路の回路構成
【図6】従来の衛星放送用アンテナの電源供給方式
【符号の説明】
1 衛星放送用アンテナ 2 衛星通信用アンテナ 3 地上波用アンテナ 4 衛星放送用チュ−ナ− 5 衛星通信用チュ−ナ− 6 地上波用チュ−ナ− 7 選局用マイクロコンピュ−タ− 8 信号処理回路 9 裏録兼用モニタ−出力端子 10 ブラウン管 11 信号源切り替えスイッチ(SW1) 12 アンテナ用電源切り替えスイッチ(SW2) 13 裏録時アンテナ用電源切り替えスイッチ(SW
3) 14 裏録出力端子用信号源切り替えスイッチ(SW
4) 15 アンテナ用電源スイッチ(SW5) 16 アンテナ用電源

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 衛星放送受信回路と衛星通信受信回路を
    内蔵しかつ,衛星放送用のアンテナ端子と衛星通信用の
    アンテナ端子を取り付けたテレビジョン受信機におい
    て,前記各々のアンテナ端子に電源を供給する一つのア
    ンテナ用電源を取り付け,さらに鑑賞しようとする衛星
    放送または衛星通信の番組選局操作のみに連動してアン
    テナ端子への電源供給を切り替える回路を取り付けた事
    を特徴とする,選局操作連動型アンテナ電源切り替え回
    路。
  2. 【請求項2】 衛星放送受信回路と衛星通信受信回路を
    内蔵しかつ,衛星放送用のアンテナ端子と衛星通信用の
    アンテナ端子を取り付けたテレビジョン受信機におい
    て,前記各々のアンテナ端子に電源を供給する一つのア
    ンテナ用電源を取り付け,さらに鑑賞しようとする衛星
    放送または衛星通信の番組選局操作のみに連動してアン
    テナ端子への電源供給を切り替える回路を取り付け,さ
    らに衛星放送の裏番組として衛星通信を受信する場合又
    はその逆の場合の切り替え回路を取り付けこの切り替え
    回路に連動してアンテナ用電源を切り替える回路を取り
    付けた事を特徴とする,選局操作連動型アンテナ電源切
    り替え回路。
  3. 【請求項3】 衛星放送受信回路と衛星通信受信回路を
    内蔵しかつ,衛星放送用のアンテナ端子と衛星通信用の
    アンテナ端子を取り付けたテレビジョン受信機におい
    て,前記各々のアンテナ端子に電源を供給する一つのア
    ンテナ用電源を取り付け,さらに鑑賞しようとする衛星
    放送または衛星通信の番組選局操作のみに連動してアン
    テナ端子への電源供給を切り替える回路を取り付け,さ
    らに地上波放送のみを鑑賞しようとする場合の切り替え
    回路を取り付け,地上波放送を選択した場合アンテナ用
    電源を切り放すアンテナ電源切り替え回路を取り付けた
    事を特徴とする,選局操作連動型アンテナ電源切り替え
    回路。
  4. 【請求項4】 衛星放送受信回路と衛星通信受信回路を
    内蔵しかつ,衛星放送用のアンテナ端子と衛星通信用の
    アンテナ端子を取り付けたテレビジョン受信機におい
    て,前記各々のアンテナ端子に電源を供給する一つのア
    ンテナ用電源を取り付け,さらに鑑賞しようとする衛星
    放送または衛星通信の番組選局操作のみに連動してアン
    テナ端子への電源供給を切り替える回路を取り付け,さ
    らに地上波放送のみを鑑賞しようとする場合の切り替え
    回路を取り付け,地上波放送を選択した場合アンテナ用
    電源を切り放すアンテナ電源切り替え回路を取り付け,
    さらに衛星放送の裏番組として衛星通信を受信する場合
    又はその逆の場合の切り替え回路を取り付けこの切り替
    え回路に連動してアンテナ用電源を切り替える回路を取
    り付け,さらに地上波放送の裏番組として衛星放送を受
    信する場合又は地上波放送の裏番組として衛星通信を受
    信する場合の切り替え回路を取り付けこの切り替え回路
    に連動してアンテナ用電源を切り替える回路を取り付け
    た事を特徴とする,選局操作連動型アンテナ電源切り替
    え回路。
  5. 【請求項5】 衛星放送受信回路と,衛星放送用のアン
    テナ端子とを備えたテレビジョン受信機において,アン
    テナ端子に電源を供給する一つのアンテナ用電源を取り
    付け,地上波放送の裏番組として衛星放送を受信する場
    合の切り替え回路を取り付けこの切り替え回路に連動し
    てアンテナ電源を切り替える回路を取り付けた事を特徴
    とする,選局操作連動型アンテナ電源切り替え回路。
JP8180392A 1992-04-03 1992-04-03 選局操作連動型アンテナ電源切り替え回路 Pending JPH05284053A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007306099A (ja) * 2006-05-09 2007-11-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd テレビジョン受信装置

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