JPH05283380A - ドライエッチング装置 - Google Patents

ドライエッチング装置

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Publication number
JPH05283380A
JPH05283380A JP7645492A JP7645492A JPH05283380A JP H05283380 A JPH05283380 A JP H05283380A JP 7645492 A JP7645492 A JP 7645492A JP 7645492 A JP7645492 A JP 7645492A JP H05283380 A JPH05283380 A JP H05283380A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wafer
chamber
etching
cooling
reaction chamber
Prior art date
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Pending
Application number
JP7645492A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinobu Nagano
義信 長野
Ichiro Nakayama
一郎 中山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ウェハの冷却時間を大幅に短縮し、低温エッ
チングにおける処理速度を速めることのできるドライエ
ッチング装置を提供することを目的とする。 【構成】 反応室15の前段にウェハ冷却室18を設け
ることにより、エッチング処理時間を大幅に短縮するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は微細パターンのエッチン
グを行なうドライエッチング装置に関するもので、超高
集積度の半導体デバイスを製造する際に適用される低温
エッチング法に利用することができるドライエッチング
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体デバイスの微細パターンエッチン
グには、アンダーカットのない異法性エッチングが必要
であるが、従来はカーボンを含むポリマーをパターン側
壁に堆積させながらエッチングする側壁保護型エッチン
グが多く利用されてきた。しかしこの技術には、エッチ
ング装置の内壁にも堆積が起こりパーティクル源となる
問題があった。
【0003】これに対して近年、基板温度をマイナス数
十度まで下げることによって、カーボンフリーの状態で
処理する低温エッチング法が考案された。
【0004】以下に従来の低温エッチング法について説
明する。図2は従来の低温エッチング法の装置構成図で
ある。1は反応室、2は移載室、搬送アーム3によって
反応室1と、予備室4の間で被エッチング物であるウェ
ハを搬送する。図3は反応室の例を示す図である。5は
真空チャンバ、6は反応ガス導入口であり、7は排気口
である。8はウェハであり、下部電極9の上に置かれて
いる。下部電極9には冷媒の流入口10と流出口11が
あり、下部電極9は内部を流れる冷媒によってマイナス
数十度まで冷却される。よってその下部電極9上に置か
れたウェハ8も熱伝達によって一定時間後にはマイナス
数十度まで冷却される。また、12は上部電極、13は
セラミック絶縁材、14は高周波電源である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来構成の場
合、反応室内の下部電極とウェハの接触による熱伝達に
よって、ウェハの熱エネルギーを奪って低温化をはかる
のだが、これには一定の冷却時間が必要である。この冷
却時間のために全体の処理時間は長大化してしまう問題
点があった。
【0006】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、ウェハ冷却時間を大幅に短縮し、低温エッチングに
おける処理速度を速めることのできるドライエッチング
装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のドライエッチング装置は、反応室の前段に冷
却室を設け、エッチング処理前にウェハを予備冷却でき
るように構成されている。
【0008】
【作用】この構成によって、低温エッチングにおけるウ
ェハの冷却は、一枚前のウェハのエッチング処理中に行
なえるので、冷却時間の大部分は冷却室での冷却処理に
よって削減することができる。
【0009】
【実施例】以下本発明の実施例について、図面を参照し
ながら説明する。
【0010】図1において、15は反応室、16は移載
室、17はウェハ冷却室、18は予備室である。19は
移載室16に設けられた搬送アームである。
【0011】以上のように構成されたドライエッチング
装置について、その動作を説明する。本ドライエッチン
グ装置では予備室18に供給されたウェハは移載室16
に設けられた搬送アーム19によって、まずウェハ冷却
室17に搬送される。ここでウェハは反応室15での低
温エッチングに適した温度まで十分に予備冷却される。
またこの動作は反応室15で一枚前のウェハのエッチン
グ処理中に行なわれるため、冷却時間の大部分はエッチ
ング処理時間に加算されることはなくなる。このよう
に、あらかじめエッチング処理前に予備冷却されたウェ
ハを搬送アームで反応室に搬送しエッチング処理を行な
う。この時反応室の構造は図3と同様の構成である。
【0012】また予備冷却室での冷却方式は、反応室で
のウェハとステージ間の熱伝達による方法の他、ウェハ
とステージ間に不活性ガスHe等を微量に与える、ヘリ
ウム冷却方法や、低温のN2ガスをウェハ裏面に吹きつ
ける方法など、適宣選択することができる。
【0013】
【発明の効果】以上のように本発明は、反応室の前段に
ウェハ冷却室を設けることによってあらかじめウェハの
予備冷却を行なえるため、エッチング処理時間を全体的
に短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す構成図
【図2】従来のドライエッチング装置を示す構成図
【図3】ドライエッチング装置の反応室を示す構成図
【符号の説明】
15 反応室 16 移載室 17 予備室 18 ウェハ冷却室

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラズマ放電を用いて基板上に形成され
    た薄膜をエッチングするドライエッチング法において、
    反応室の前段にウェハ冷却室を設けることを特徴とする
    ドライエッチング装置。
JP7645492A 1992-03-31 1992-03-31 ドライエッチング装置 Pending JPH05283380A (ja)

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JP7645492A JPH05283380A (ja) 1992-03-31 1992-03-31 ドライエッチング装置

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JP7645492A JPH05283380A (ja) 1992-03-31 1992-03-31 ドライエッチング装置

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Publication Number Publication Date
JPH05283380A true JPH05283380A (ja) 1993-10-29

Family

ID=13605603

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