JPH05283369A - 微細加工装置 - Google Patents

微細加工装置

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JPH05283369A
JPH05283369A JP7716292A JP7716292A JPH05283369A JP H05283369 A JPH05283369 A JP H05283369A JP 7716292 A JP7716292 A JP 7716292A JP 7716292 A JP7716292 A JP 7716292A JP H05283369 A JPH05283369 A JP H05283369A
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JP
Japan
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plasma
reaction gas
electron beam
processed
fine
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Pending
Application number
JP7716292A
Other languages
English (en)
Inventor
Naohito Mizuno
直仁 水野
Yoshitaka Goto
吉孝 後藤
Seiji Fujino
誠二 藤野
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Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 被加工材料の材質を問わず、形状精度、仕上
げ面ともに高精度で任意の深さのハイアスペクト構造の
加工を低コストで実現する。 【構成】 シリコン基板15上にエミッタ12,ゲート
13,アノード14及び絶縁層16,17を半導体製造
技術を用いて形成して微小電子銃11を製作する。同様
に、反応ガス導入部18とプラズマ放出部20を半導体
製造技術を用いて形成し、これらを微小電子銃11に接
合して一体化する。微細加工時には、微小電子銃11で
生成した電子ビームEb を電子ビーム放出孔14aから
プラズマ生成領域19に向けて放出し、反応ガス導入部
18を通して導入された反応ガスをプラズマ化する。生
成されたプラズマPは、微細なプラズマビームPo とな
ってプラズマ放出部20から被加工材料21に向けて放
出され、被加工材料21に照射される。これにより、被
加工材料21が微細加工される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プラズマビームを被加
工材料に照射して微細加工を施す機能を備えた微細加工
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、微細トレンチや微細穴を形成する
微細加工装置の代表的なものとして、放電加工装置が知
られている。この放電加工装置は、図5に示すように、
オイル貯溜槽1内のオイル1a中に被加工材料2をホル
ダ電極3に保持させて設置している。そして、被加工材
料2の上方には、タングステン線等からなる加工電極4
が送り機構5により上下動可能且つ回転可能に支持され
ている。
【0003】そして、微細加工時には、送り機構5の動
作により加工電極4を回転させながら被加工材料2の方
向へ送り出すと共に、ホルダ電極3(被加工材料2)と
加工電極4との間に放電回路6を介して直流高電圧Vを
印加した状態にする。これにより、被加工材料2と加工
電極4との間に放電を発生させて、被加工材料2に放電
痕(クレータ)を形成し、その放電痕の集積として例え
ば図6に示すような加工穴7を形成するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記放
電加工装置では、微細加工が放電痕の集積として実現さ
れるものであるため、仕上げ面粗さが概して粗いという
いう欠点がある。
【0005】この場合、放電エネルギーE=C・V
2(C;コンデンサ容量,V;極間の印加電圧)を微小
にすれば仕上げ面粗さをある程度小さくできるが、放電
エネルギーEを微小にするためには、装置における浮遊
容量をできるだけ低減する必要があり、装置コストが高
くなってしまう欠点がある。しかも、放電を発生させる
ために被加工材料2が導電性材料に限られてしまい、加
工対象範囲が狭いという欠点もある。
【0006】更に、図6に示すように、加工穴7の深さ
が大きくなる(アスペクト比が大きくなる)に従って、
加工電極4は被加工材料2中を進むことになるので、加
工電極4先端における放電のみならず周側面からも図6
の矢印で示すように放電が進行することになる。このた
め、被加工材料2上面における穴径L1 と下方における
穴径L2 との間で差異が生じ、均一な穴径を得ることが
できないという欠点もある。
【0007】この様な放電加工装置の他に、ハイアスペ
クト構造の形成に利用されるものとして、LIGA(Li
thograpie Galvanoformung Abformung)プロセスがあ
る。このLIGAプロセスは、PMMA(ポリメタクリ
ル酸メチル)レジストを基板に厚く塗布し、X線、電子
線等によりフォトリソグラフィを行い、このレジストの
型に金属等を鋳込む方法(電鋳等)によってハイアスペ
クト構造を形成するものである。
【0008】しかしながら、LIGAプロセスでは、高
価なSOR(Synchrotron OrbitalRadiation )を用い
る必要があり、装置コストが大幅に高くなってしまうと
いう欠点がある。
【0009】本発明は、この様な従来の事情を考慮して
なされたものであり、その目的は、被加工材料の材質を
問わず、形状精度、仕上げ面ともに高精度で、任意の深
さのハイアスペクト構造の加工を低コストで実現できる
微細加工装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の微細加工装置は、反応ガスを導入する反応
ガス導入部と、導入された反応ガスに電子ビームを照射
して反応ガスをプラズマ化する電子ビーム発生源と、生
成されたプラズマを被加工材料に向けてビーム状に放出
するプラズマ放出部とを一体化した構成となっている
(請求項1)。
【0011】この場合、前記電子ビーム発生源は、エミ
ッタ、ゲート及びカソードを備え、前記エミッタとゲー
トとの間及びゲートとカソードとの間に電圧を印加する
ことによって電子ビームを発生する構成としたり(請求
項2)、或は、カソードとアノードを備え、前記カソー
ドとアノードとの間に電圧を印加することによって電子
ビームを発生する構成としても良い(請求項3)。
【0012】更に、前記プラズマ放出部から放出される
プラズマビームに磁界又は電界を印加することによりプ
ラズマビームを収束させるプラズマビーム収束手段を設
けても良い(請求項4)。
【0013】
【作用】上記構成によれば、反応ガス導入部を通して導
入された反応ガスに対し、電子ビーム発生源で発生した
電子ビームを照射して、反応ガスをプラズマ化し、生成
されたプラズマをプラズマ放出部から被加工材料に向け
てビーム状に放出して、被加工材料に照射する。これに
より、プラズマビーム中の励起状態にある化学的に活性
度の高いイオンやラジカル等の反応種が、プラズマビー
ムの照射エネルギーの補助を受けて被加工材料表面と化
学反応することによって、被加工材料表面を原子レベル
でエッチングする。そのため、被加工材料の材質を問わ
ず微細加工が可能になると共に、従来の放電加工に比べ
て、形状精度、仕上げ面ともに高精度で、任意の深さの
ハイアスペクト構造を形成することが可能となる。ま
た、被加工材料のプラズマビーム照射部の温度があまり
高くならないので、熱による被加工材料の損傷も防止で
きる。
【0014】更に、電子ビーム発生源、反応ガス導入部
及びプラズマ放出部の三者が一体化されているので、反
応ガス導入部から噴出した反応ガスが拡散せずに微小領
域でプラズマ化され、微細加工に適した微小プラズマを
得ることができる。
【0015】この場合、電子ビーム発生源は、エミッ
タ、ゲート及びカソードを備えた構成としたり(請求項
2)、或はカソードとアノードを備えた構成(請求項
3)としても良いが、いずれの構成でも、半導体製造技
術を用いて製作できるため、電子ビーム発生源を微細加
工に適するように微小且つ高精度に製作することが可能
である。
【0016】また、請求項4のようにプラズマ放出部か
ら放出されるプラズマビームをプラズマビーム収束手段
により収束させれば、一層微細な加工が可能となる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の第1実施例を図1に基づいて
説明する。電子ビーム発生源たる微小電子銃11は、電
子の放出源である円錐状のエミッタ12と、環状のゲー
ト13及び環状のアノード14を備え、エミッタ12が
形成されているシリコン基板15とゲート13との間及
びゲート13とアノード14との間は、それぞれ絶縁層
16,17により絶縁されている。そして、エミッタ1
2とゲート13との間及びゲート13とアノード14と
の間には、それぞれ直流電圧V1 ,V2 が印加されるよ
うになっている。これにより、エミッタ12から放出さ
れる電子が、エミッタ12とゲート13との間に発生す
る電界により加速された後、ゲート13とアノード14
との間に発生する電界によりビーム状に絞られ、この電
子ビームEb がアノード14の中心の電子ビーム放出孔
14aから放出される。
【0018】斯かる微小電子銃11は、例えば半導体製
造技術を用いて次のようにして作成される。まず、シリ
コン基板15の表面に、スパッタ,蒸着等によりSi
やSiO等の絶縁物を薄膜状に付着させて絶縁層
16を形成し、これをRIE(Reactive Ion Etching)
法により微細加工してエミッタ12の形成部分の絶縁層
16を除去する。次いで、絶縁層16の表面にスパッ
タ,蒸着等によりMoやW等の導電体を薄膜状に付着さ
せ、この導電性薄膜をRIE法等により微細加工して環
状のゲート13を形成する。この後、MoやW等からな
る円錐状のエミッタ12をスパッタ,蒸着等によりシリ
コン基板15に形成した後、ゲート13の表面に、上述
と同じ手順で、絶縁層17を介してMoやW等からなる
環状のアノード14を形成するものである。
【0019】一方、反応ガス導入部18は、反応ガスG
を電子ビーム放出孔14a近傍のプラズマ生成領域19
に導入するものである。この反応ガス導入部18は、表
面を熱酸化処理したSi又はガラス等の絶縁物からなる
2枚の基板18a,18bを接合して構成したものであ
り、各基板18a,18bにそれぞれ反応ガス導入用の
溝18c,18d,電子ビーム導入孔18e,プラズマ
放出孔18fをRIE等の気相エッチングやアルカリエ
ッチング等の液相エッチングにより形成した後、これら
2枚の基板18a,18bをSiの直接接合や陽極接合
等により一体化したものである。
【0020】また、プラズマ放出部20は、プラズマ生
成領域19に一直線状に繋がっており、プラズマ生成領
域19で生成されたプラズマPを、このプラズマ放出部
20から被加工材料21に向けてビーム状に放出するよ
うになっている。
【0021】以上の様に構成されたプラズマ放出部20
は、反応ガス導入部18と共に、微小電子銃11に対し
て、ガラス融着,陽極接合,拡散接合,ロウ付け,超高
真空常温接合等によって接合されて一体化されている。
【0022】次に、上記構成の微細加工装置を用いて行
う微細加工について説明する。微細加工時には、微小電
子銃11のエミッタ12とゲート13との間及びゲート
13とアノード14との間にそれぞれ直流電圧V1 ,V
2 を印加する。これにより、エミッタ12から放出され
る電子が、エミッタ12とゲート13との間に発生する
電界により加速された後、ゲート13とアノード14と
の間に発生する電界によりビーム状に絞られ、この電子
ビームEb がアノード14の中心の電子ビーム放出孔1
4aからプラズマ生成領域19に向けて放出される。
【0023】この状態で、反応ガスGを反応ガス導入部
18を通してプラズマ生成領域19に導入する。この様
にしてプラズマ生成領域19に導入された反応ガスG
は、電子ビーム放出孔14aから放出される電子ビーム
Eb に照射され、その照射エネルギーによりガス分子が
励起・電離されてプラズマ化される。生成されたプラズ
マPは、電子ビームEb の照射エネルギーによって加速
されつつ収束した微細なプラズマビームP0 となってプ
ラズマ放出部20から被加工材料21に向けて放出さ
れ、被加工材料21に照射される。
【0024】この際、反応ガスGとして、例えばHB
r,O,F,Br,CF,Cl等のエッチングガス
を用いれば、プラズマビームPo 中の励起状態にある化
学的に活性度の高いイオンやラジカル等の反応種が、プ
ラズマビームPo の照射エネルギーの補助を受けて被加
工材料21表面と化学反応することによって、被加工材
料21表面を原子レベルでエッチングする。そのため、
被加工材料21の材質を問わず微細加工が可能になると
共に、従来の放電加工に比べて、形状精度、仕上げ面と
もに高精度で、任意の深さのハイアスペクト構造を形成
することが可能となる。また、被加工材料21のプラズ
マビーム照射部の温度があまり高くならないので、熱に
よる被加工材料21の損傷も防止できる。
【0025】一方、反応ガスGとして、デポジションガ
ス(例えばSiH,WF/H混合ガス等)を使用
すれば、そのデポジション作用によりプラズマビーム照
射部に微小突起を成長させることができ、それによって
被加工材料21の表面に任意のパターンで描画したり、
或は成長した微小突起をマイクロマシンの構成部品とし
て利用することも可能である。
【0026】また、プラズマビームPo の照射中に、被
加工材料21をX−Y軸方向(プラズマビームPo と垂
直な座標軸方向)に適宜動かせば、所望の3次元構造を
形成できる。
【0027】以上説明した第1実施例によれば、電子ビ
ーム発生源たる微小電子銃11、反応ガス導入部18及
びプラズマ放出部20の三者が一体化されているので、
反応ガス導入部18から噴出した反応ガスが拡散せずに
微小領域でプラズマ化され、微細加工に適した微小プラ
ズマを得ることができる。
【0028】しかも、微小電子銃11は、半導体製造技
術を用いて製作できるため、微小電子銃11を微細加工
に適するように微小且つ高精度に製作することができ
て、例えば1μm以下の微小なプラズマビームPo も容
易に生成することができる。
【0029】一方、図2は本発明の第2実施例を示した
ものである。この第2実施例では、プラズマ放出部20
と被加工材料21との間にプラズマビーム収束手段たる
電磁コイル23を設けている。この場合、電磁コイル2
3の発生する磁界Bによってローレンツ力Fがプラズマ
ビームPo 中のイオンや電子に働くようになり、このロ
ーレンツ力FによってプラズマビームPo が絞り込まれ
て一層微細なビームに収束するようになり、一層微細な
加工が可能となる。
【0030】また、図3は本発明の第3実施例を示した
ものである。この第3実施例では、電子ビーム発生源2
4は、電子の放出源となるカソード25と、このカソー
ド25に絶縁層26を介して設けた環状のアノード27
とから構成されている。この電子ビーム発生源24も、
前述した第1実施例と同じく、半導体製造技術により形
成され、反応ガス導入部18及びプラズマ放出部20と
一体化されている。これ以外の構成は、前述した第1実
施例と同じである。
【0031】この第3実施例では、カソード25とアノ
ード27との間に直流電圧V3 を印加すると、カソード
25から放出された電子が、カソード25とアノード2
7との間に発生する電界により加速されつつビーム状に
絞られ、この電子ビームEbがアノード27の中心の電
子ビーム放出孔27aからプラズマ生成領域19に向け
て放出される。この電子ビームEb が反応ガス導入部1
8を通して導入される反応ガスに照射されて、この反応
ガスがプラズマ化される。生成されたプラズマPは、電
子ビームEb によって加速されつつ収束した微細なプラ
ズマビームP0となってプラズマ放出部20から被加工
材料21に向けて放出され、被加工材料21に照射され
る。
【0032】斯かる第3実施例においても、前述した第
1実施例と同じ効果を得ることができる。
【0033】一方、図4は本発明の第4実施例を示した
ものである。この第4実施例では、前述した第2実施例
と同じく、プラズマ放出部20と被加工材料21との間
にプラズマビーム収束手段たる電磁コイル23を設け
て、その磁界Bによるローレンツ力Fによってプラズマ
ビームPo を絞り込んで一層微細なビームに収束させる
ようになっている。これ以外の構成は、前述した第3実
施例と同じである。
【0034】尚、前述した第2実施例及び第4実施例に
おいて、プラズマ収束手段は、磁界を発生するものに限
らず、電界を発生してプラズマを収束させるようにして
も良い。
【0035】その他、本発明は、半導体製造技術を用い
て複数個の微小電子銃11(電子ビーム発生源24)を
アレイ状に形成して、複数本のプラズマビームをアレイ
状に発生させる構成としても良い等、要旨を逸脱しない
範囲内で種々の変形が可能である。
【0036】
【発明の効果】本発明は以上の説明から明らかなよう
に、反応ガス導入部を通して導入された反応ガスに対
し、電子ビーム発生源で発生した電子ビームを照射し
て、反応ガスをプラズマ化し、生成されたプラズマをプ
ラズマ放出部から被加工材料に向けてビーム状に放出し
て、被加工材料に照射することにより、被加工材料表面
を原子レベルでエッチングするようにしたので、被加工
材料の材質を問わず微細加工が可能になると共に、従来
の放電加工に比べて、形状精度、仕上げ面ともに高精度
で、任意の深さのハイアスペクト構造を形成することが
可能となる。
【0037】更に、電子ビーム発生源、反応ガス導入部
及びプラズマ放出部の三者が一体化されているので、反
応ガス導入部から噴出した反応ガスが拡散せずに微小領
域でプラズマ化され、微細加工に適した微小プラズマを
得ることができる。
【0038】しかも、電子ビーム発生源を半導体製造技
術を用いて製作できるため、電子ビーム発生源を微細加
工に適するように微小且つ高精度に製作することが可能
である。
【0039】その上、プラズマ放出部から放出されるプ
ラズマビームをプラズマビーム収束手段により収束させ
るようにしたので、一層微細な加工が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す微細加工装置の断面
【図2】本発明の第2実施例を示す微細加工装置の断面
【図3】本発明の第3実施例を示す微細加工装置の断面
【図4】本発明の第4実施例を示す微細加工装置の断面
【図5】従来の放電加工装置の概略を示すシステム構成
【図6】従来の放電加工による加工穴部分の拡大断面図
【符号の説明】
11は微小電子銃(電子ビーム発生源)、12はエミッ
タ、13はゲート、14はアノード、15はシリコン基
板、16及び17は絶縁層、18は反応ガス導入部、1
9はプラズマ生成領域、20はプラズマ放出部、21は
被加工材料、23は電磁コイル(プラズマビーム収束手
段)、24は電子ビーム発生源、25はカソード、26
は絶縁層、27はアノードである。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 反応ガスを導入する反応ガス導入部と、
    導入された反応ガスに電子ビームを照射して反応ガスを
    プラズマ化する電子ビーム発生源と、生成されたプラズ
    マを被加工材料に向けてビーム状に放出するプラズマ放
    出部とを一体化して構成したことを特徴とする微細加工
    装置。
  2. 【請求項2】 前記電子ビーム発生源は、エミッタ、ゲ
    ート及びカソードを備え、前記エミッタとゲートとの間
    及びゲートとカソードとの間に電圧を印加することによ
    って電子ビームを発生することを特徴とする請求項1記
    載の微細加工装置。
  3. 【請求項3】 前記電子ビーム発生源は、カソードとア
    ノードを備え、前記カソードとアノードとの間に電圧を
    印加することによって電子ビームを発生することを特徴
    とする請求項1記載の微細加工装置。
  4. 【請求項4】 前記プラズマ放出部から放出されるプラ
    ズマビームに磁界又は電界を印加することによりプラズ
    マビームを収束させるプラズマビーム収束手段を備えて
    いることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載
    の微細加工装置。
JP7716292A 1992-03-31 1992-03-31 微細加工装置 Pending JPH05283369A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009170237A (ja) * 2008-01-16 2009-07-30 Hitachi Displays Ltd 局所プラズマ処理装置及び処理方法
CN103766005A (zh) * 2011-10-20 2014-04-30 应用材料公司 用于均匀等离子体产生的切换式电子束等离子体源阵列
JP2019087702A (ja) * 2017-11-10 2019-06-06 東京エレクトロン株式会社 基板処理方法及び基板処理装置
JP2020013984A (ja) * 2018-07-19 2020-01-23 東京エレクトロン株式会社 基板処理装置

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