JPH0528332U - 歯科用ユニツト - Google Patents

歯科用ユニツト

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JPH0528332U
JPH0528332U JP7156291U JP7156291U JPH0528332U JP H0528332 U JPH0528332 U JP H0528332U JP 7156291 U JP7156291 U JP 7156291U JP 7156291 U JP7156291 U JP 7156291U JP H0528332 U JPH0528332 U JP H0528332U
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JP
Japan
Prior art keywords
instrument
hose
balloon
foot switch
air
Prior art date
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Pending
Application number
JP7156291U
Other languages
English (en)
Inventor
善男 山口
則夫 瀬戸
Original Assignee
株式会社長田中央研究所
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社長田中央研究所 filed Critical 株式会社長田中央研究所
Priority to JP7156291U priority Critical patent/JPH0528332U/ja
Publication of JPH0528332U publication Critical patent/JPH0528332U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 施術時、術者が使用しているインスツルメン
トに引き戻し力がかかならないようにした歯科ユニット
を提供する。 【構成】 インスツルメント使用中、該インスツルメン
トは、凹溝部10より引き出されて使用されるが、この
時、前記凹溝部10には引き出されたインスツルメント
に水、空気等を供給するインスツルメントホース4が載
っている。フットスイッチが駆動された時に、弁機構が
作動して、風船様のもの11が膨張してインスツルメン
トホース4を軽く押しつけ、インスツルメントホース4
が引き戻されるのを阻止する。インスツルメントの駆動
を停止すると、風船様体11に供給される空気が断たれ
るとともに、該風船様体11内の空気が排出され、
(b)図に示すように、該風船様体11が縮小されてイ
ンスツルメントホース4を押える力が解除される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】
本考案は、歯科用ユニット、より詳細には、歯科用ユニットにおけるインスツ ルメントホルダーの改良に関する。
【0002】
【従来技術】
歯科治療においては、エアータービン、マイクロエンジン、スケーラ等歯の治 療に必要なインスツルメントを種々使用するが、これらのインスツルメントは、 通常、例えば、ワークテーブル等と一体的に組み立てられたインスツルメントホ ルダーに載置されており、施術時、必要なインスツルメントを該インスツルメン トホルダーから引き出して使用するようにしている。 図3は、従来の歯科ユニットの要部の一例を示す斜視図で、図中、1はワーク テーブル、2はインスツルメントホルダー、3はインスツルメント、4は各イン スツルメントに水、空気、電気等を供給するチューブ、リード線等を内包するイ ンスツルメントホース、5はフットスイッチで、非使用時、各インスツルメント 3は、図示にように、インスツルメントホルダー2に載置されており、施術時、 必要なインスツルメントが該インスツルメントホルダーから引き出され、フット スイッチ5の操作によって駆動制御されて使用される。 而して、上述の歯科ユニットにおいては、施術時、インスツルメント3をイン スツルメントホルダー2から引き出して使用するが、その時、インスツルメント 3がインスツルメントホース4によって引き戻され、術者は、その引き戻し力に 抗して、インスツルメント3を保持して施術しなければならず、施術者の余計な 労力が強いられいた。
【0003】
【目的】
本考案は、上述のごとき実情に鑑みてなされたもので、特に、施術時、術者が 使用しているインスツルメントに引き戻し力がかかならないようにした歯科ユニ ットを提供することを目的としてなされたものである。
【0004】
【構成】
本考案は、上記目的を達成するために、インスツルメントを載置するための凹 溝を有するインスツルメントホルダーと、前記インスツルメントを駆動制御する フットスイッチとを有し、施術時、前記インスツルメントホルダーより前記イン スツルメントを引き出し、該インスツルメントを前記フットスイッチにて駆動制 御する歯科用ユニットにおいて、前記フットスイッチを作動して前記インスツル メントを駆動した時に、同時に前記凹溝内のインスツルメントホースを固定する 手段を作動させて前記インスツメルントホースの戻りを防止するようにしたこと を特徴としたものである。以下、本考案の実施例に基いて説明する。
【0005】 図1は、本考案の一実施例を説明するための要部構成図で、(a)図はインス ツルメント駆動中、(b)図は、インスツルメント停止中の状態を示す図で、図 示のように、インスツルメント使用中、該インスツルメントは、前述のように、 インスツルメントホルダー2のインスツルメント載置部である凹溝部10より引 き出されて使用されるが、この時、前記凹溝部10には引き出されたインスツル メントに水、空気等を供給するインスツルメントホース4が載っている。 前記凹溝部10の側方にはくぼみ10aが設けられており、この中に、弾性体 でできた風船様体のもの11が配設されており、フットスイッチ5が駆動された 時に、図示しない弁機構が作動して、該風船様のもの11内に空気が送り込まれ 、該風船様のもの11が膨張してインスツルメントホース4を軽く押しつけ、こ れによって、インスツルメントホース4が引き戻されるのを阻止するようにして いる。 次いで、フットスイッチ5を操作してインスツルメントの駆動を停止すると、 風船様体11に供給される空気が断たれるとともに、該風船様体11内の空気が 排出され、(b)図に示すように、該風船様体11が縮小されてインスツルメン トホース4を押える力が解除される。
【0006】 而して、インスツルメントホース4内には、前述のように、空気チューブ、水 チューブ、電気コード等が内包されており、特に、インスツルメントがエアータ ービンであるような場合、インスツルメントホース4を押える力が強すぎると、 空気チューブが押されて、エアータービンに供給されるエアーが減少し、エアー タービンの回転が低下し、治療作業に支障をきたす。この点に関し、本実施例の ように、風船様体のクッションの十分にきいたものを使用すると、インスツルメ ントホースにかかる力も緩らかく、空気チューブを押しつけるようなことなく、 インスツルメントホースを押えることができる。なお、この場合、風船様体11 の外表面に摩擦抵抗の大きいものを使用しておけば、インスツルメントホースが 引き戻されるのをより効果的に防止することができる。
【0007】 図2は、本考案の他の実施例を説明するための要部構成図で、この実施例は、 インスツルメントが引き出され、該インスツルメントが作動された時に、インス ツルメントホース4にバー12が落下し、その自重にて該インスツルメントホー ス4の引き戻しを防止するようにしたもので、この場合にも、バー12の下側つ まりインスツルメントホース4に接触する部分12′を摩擦抵抗の大きいもので 形成しておけば、より効果的にインスツルメントホースの引き戻しを防止するこ とができる。すなわち、図2において、(a)図は、インスツルメントが駆動さ れている時の状態を示す図、(b)図はインスツルメントが停止している時の状 態を示す図で、周知のようにして、フットスイッチが操作されると、電磁石15 が作動してレバー16の右端部が該電磁石15に吸引され、該レバー16はピン 17を中心に回動して、(b)図に示す状態から(a)図に示す状態になる。つ まり、レバー16はピン17を中心にして左方がスプリング14に抗して持ち上 げられ、レバー16とバー12の係合が解除され、バー12はその自重によりピ ン13を中心として反時計方向に回転し、インスツルメントホース4の上に落下 する。フットスイッチをオフにすると、電磁石15が消勢され、レバー16の左 方がスプリング14によって下方に引かれ、該レバー16とバー12とが係合し 、該レバー12の右端がピン13を中心にして時計方向に回転され、バー12は 、(b)図に示すように、インスツルメントホース4より持ち上げられる。斯様 に、この実施例によると、インスツルメントホース4には、バー12の自重によ る比較的小さい、つまり、バー12の大きさ、材質等によって必然的に定めるこ とのできる常に一定な(インスツルメントホースをつぶさない程度の)小さな力 を加えることができる。
【0008】
【効果】
以上の説明から明らかなように、本考案によると、歯科ユニットのインスツル メントホースに該インスツルメントホースを潰さない程度の弱い力をかけること によって、該インスツルメントホース内の空気チューブに何ら影響を与えること なく、換言すれば、エアータービンの回転力に何ら影響を与えることなく、使用 中におけるインスツルメントホースにかかる引き戻し力を阻止することができる 。 なお、図1,図2は、本考案の各実施例を説明するための図であるが、本考案 は、上記実施例に限定されるものではなく、フットスイッチの作動に連動して作 用し、かつ、インスツルメントホース内のエアーチューブに影響を与えることな く、換言すれば、エアータービンの回転力に影響を与えることなく、インスツル メントホースの引き戻しを防止できるものであれば図示構成のものに限定される ものでないことは容易に理解できよう。 例えば、以上には、インスツルメントホースがインスツルメントホルダーの上 に水平に載置されている場合の例について説明したが、図1に示した実施例のも のは、アシスタント用のインスツルメントホルダーのように、インスツルメント ホースが凹溝に垂直に配置されるものにも適用可能であることは容易に理解でき よう。 また、以上には、インスツルメントホースに風船様体又はバーを直接作用させ る例について説明したが、柔らかいクッション材、或いは摩擦材を介して作用さ せるようにしてもよいことも容易に理解できよう。 更に、以上には、風船様体を凹溝の一方の側から膨出させる例について説明し たが、両方から膨出させるようにしてもよく、或いは、凹溝以外の場所にて膨大 させてインスツルメントホースを固定してもよいことも容易に理解できよう。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の一実施例を説明するための要部構成
図である。
【図2】 本考案の他の実施例を説明するための要部構
成図である。
【図3】 本考案が適用される歯科ユニットの一例を説
明するための図である。
【符号の説明】
1…ワークテーブル、2…インスツルメントホルダー、
3…インスツルメント、4…インスツルメントホース、
5…フットスイッチ、10…インスツルメントホルダー
の凹溝部、11風船様体、12…バー、15…電磁石。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インスツルメントを載置するための凹溝
    を有するインスツルメントホルダーと、前記インスツル
    メントを駆動制御するフットスイッチとを有し、施術
    時、前記インスツルメントホルダーより前記インスツル
    メントを引き出し、該インスツルメントを前記フットス
    イッチにて駆動制御する歯科用ユニットにおいて、前記
    フットスイッチを作動して前記インスツルメントを駆動
    した時に、同時に前記凹溝内のインスツルメントホース
    を固定する手段を作動させて前記インスツメルントホー
    スの戻りを防止するようにしたことを特徴とする歯科用
    ユニット。
JP7156291U 1991-08-08 1991-08-12 歯科用ユニツト Pending JPH0528332U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7156291U JPH0528332U (ja) 1991-08-08 1991-08-12 歯科用ユニツト

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7103391 1991-08-08
JP3-71033 1991-08-08
JP7156291U JPH0528332U (ja) 1991-08-08 1991-08-12 歯科用ユニツト

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0528332U true JPH0528332U (ja) 1993-04-16

Family

ID=26412148

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7156291U Pending JPH0528332U (ja) 1991-08-08 1991-08-12 歯科用ユニツト

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0528332U (ja)

Cited By (3)

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