JPH05282973A - 真空遮断器 - Google Patents
真空遮断器Info
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- JPH05282973A JPH05282973A JP4081168A JP8116892A JPH05282973A JP H05282973 A JPH05282973 A JP H05282973A JP 4081168 A JP4081168 A JP 4081168A JP 8116892 A JP8116892 A JP 8116892A JP H05282973 A JPH05282973 A JP H05282973A
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Links
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H33/00—High-tension or heavy-current switches with arc-extinguishing or arc-preventing means
- H01H33/60—Switches wherein the means for extinguishing or preventing the arc do not include separate means for obtaining or increasing flow of arc-extinguishing fluid
- H01H33/66—Vacuum switches
- H01H33/664—Contacts; Arc-extinguishing means, e.g. arcing rings
- H01H33/6641—Contacts; Arc-extinguishing means, e.g. arcing rings making use of a separate coil
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H33/00—High-tension or heavy-current switches with arc-extinguishing or arc-preventing means
- H01H33/02—Details
- H01H33/59—Circuit arrangements not adapted to a particular application of the switch and not otherwise provided for, e.g. for ensuring operation of the switch at a predetermined point in the ac cycle
- H01H33/596—Circuit arrangements not adapted to a particular application of the switch and not otherwise provided for, e.g. for ensuring operation of the switch at a predetermined point in the ac cycle for interrupting dc
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)
- High-Tension Arc-Extinguishing Switches Without Spraying Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】外部コイルを設け、電流零点に先んじてこのコ
イルに電流を通ずることにより、電極間の残留磁束を打
ち消す。 【構成】主回路に流れる過電流を過電流引き外し装置7
で検出し、固定電極2aから可動電極2bを開離し、ア
−クに電極自身で発生する軸方向磁界を印加させた後、
過電流引き外し装置7からの信号により、トリガギャッ
プ16を点弧して外部コイル12に電流を通じ軸方向磁
束を打ち消したところで電流零点が作られるように、過
電流引き外し装置7からの信号により、トリガギャップ
8を点弧して真空バルブ2に逆電流を挿入する。 【効果】電流零点での軸方向磁束を打ち消されるため荷
電粒子の半径方向への拡散が妨げられず、電流遮断後の
絶縁回復特性が向上して、遮断性能を向上することがで
きる。
イルに電流を通ずることにより、電極間の残留磁束を打
ち消す。 【構成】主回路に流れる過電流を過電流引き外し装置7
で検出し、固定電極2aから可動電極2bを開離し、ア
−クに電極自身で発生する軸方向磁界を印加させた後、
過電流引き外し装置7からの信号により、トリガギャッ
プ16を点弧して外部コイル12に電流を通じ軸方向磁
束を打ち消したところで電流零点が作られるように、過
電流引き外し装置7からの信号により、トリガギャップ
8を点弧して真空バルブ2に逆電流を挿入する。 【効果】電流零点での軸方向磁束を打ち消されるため荷
電粒子の半径方向への拡散が妨げられず、電流遮断後の
絶縁回復特性が向上して、遮断性能を向上することがで
きる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、真空バルブを用いた真
空遮断器、すなわち、規定以上の電流が回路に流れたと
きに電流を遮断し、回路を保護するのに用いられる真空
遮断器に関するものである。
空遮断器、すなわち、規定以上の電流が回路に流れたと
きに電流を遮断し、回路を保護するのに用いられる真空
遮断器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】真空遮断器は、電流零点において主電極
間の電気的絶縁を回復し、電流を遮断することによって
回路を過電流から保護するもので、例えば、図8に従来
の一般的な直流真空遮断器(直流回路遮断器とも呼ばれ
る)の回路図を、図9にその動作原理を示す。
間の電気的絶縁を回復し、電流を遮断することによって
回路を過電流から保護するもので、例えば、図8に従来
の一般的な直流真空遮断器(直流回路遮断器とも呼ばれ
る)の回路図を、図9にその動作原理を示す。
【0003】図8において、1は、直流回路遮断器であ
って、真空バルブ2、転流コンデンサ5、転流リアクト
ル6、トリガギャップ8、電磁反発コイル3、ショ−ト
リング4、過電流引き外し装置7、酸化亜鉛非直線抵抗
9から構成される。
って、真空バルブ2、転流コンデンサ5、転流リアクト
ル6、トリガギャップ8、電磁反発コイル3、ショ−ト
リング4、過電流引き外し装置7、酸化亜鉛非直線抵抗
9から構成される。
【0004】上記のように構成された従来の回路遮断器
1において、転流コンデンサ5は、あらかじめ充電装置
により図に示すように直流電源10側を負、負荷11側
を正になる極性に充電されている。主回路に過電流Io
が流れ、過電流引き外し装置7により検出されると同時
に、過電流引き外し装置7からの信号により、電磁反発
コイル3が励磁され、ショ−トリング4との間に電磁反
発力が生じ、時刻toにおいて真空バルブ2の可動電極
2bは、固定電極2aから開離し、可動電極2bと固定
電極2aの間にア−クが発生する。このときア−クに
は、固定電極2a(第1の磁束発生手段かつ接触子)、
可動電極2b(第1の磁束発生手段かつ接触子)自身に
よって発生する軸方向平行磁束φoが作用するため、ア
−クは、安定に電極間に維持される。
1において、転流コンデンサ5は、あらかじめ充電装置
により図に示すように直流電源10側を負、負荷11側
を正になる極性に充電されている。主回路に過電流Io
が流れ、過電流引き外し装置7により検出されると同時
に、過電流引き外し装置7からの信号により、電磁反発
コイル3が励磁され、ショ−トリング4との間に電磁反
発力が生じ、時刻toにおいて真空バルブ2の可動電極
2bは、固定電極2aから開離し、可動電極2bと固定
電極2aの間にア−クが発生する。このときア−クに
は、固定電極2a(第1の磁束発生手段かつ接触子)、
可動電極2b(第1の磁束発生手段かつ接触子)自身に
よって発生する軸方向平行磁束φoが作用するため、ア
−クは、安定に電極間に維持される。
【0005】真空バルブ2の開極後の時刻t2におい
て、過電流引き外し装置7からの信号により、トリガギ
ャップ8が点弧されると、転流コンデンサ5−転流リア
クトル6−トリガギャップ8−真空バルブ2の閉回路が
形成され、転流コンデンサ5が放電して主回路電流と逆
方向に逆電流Ic1が流れる。
て、過電流引き外し装置7からの信号により、トリガギ
ャップ8が点弧されると、転流コンデンサ5−転流リア
クトル6−トリガギャップ8−真空バルブ2の閉回路が
形成され、転流コンデンサ5が放電して主回路電流と逆
方向に逆電流Ic1が流れる。
【0006】この電流によって時刻t3において真空バ
ルブ2を流れる電流Io+Ic1が零点に達すると真空
バルブ2は、消弧し、主回路電流は、転流コンデンサ5
−転流リアクトル6−トリガギャップ8の回路に転流す
る。
ルブ2を流れる電流Io+Ic1が零点に達すると真空
バルブ2は、消弧し、主回路電流は、転流コンデンサ5
−転流リアクトル6−トリガギャップ8の回路に転流す
る。
【0007】負荷側のインダクタンスに蓄えられていた
エネルギは、転流コンデンサ5の充電エネルギに変換さ
れ、転流コンデンサ5の電圧が上昇し、酸化亜鉛非直線
抵抗9の動作電圧に達すると、酸化亜鉛非直線抵抗9が
放電し、遮断動作を完了する。
エネルギは、転流コンデンサ5の充電エネルギに変換さ
れ、転流コンデンサ5の電圧が上昇し、酸化亜鉛非直線
抵抗9の動作電圧に達すると、酸化亜鉛非直線抵抗9が
放電し、遮断動作を完了する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、図
9に示すように、主回路に流れる過電流Ioにより電極
自身によって発生した電極間の軸方向平行磁束φoの減
衰速度が時刻t2から挿入される逆電流Ic1の周期に
比べて遅いため、逆電流Ic1によって時刻t3に生じ
る主回路の過電流Io+Ic1の零点においてもφo’
に示すように、磁束φrが残留していた。
9に示すように、主回路に流れる過電流Ioにより電極
自身によって発生した電極間の軸方向平行磁束φoの減
衰速度が時刻t2から挿入される逆電流Ic1の周期に
比べて遅いため、逆電流Ic1によって時刻t3に生じ
る主回路の過電流Io+Ic1の零点においてもφo’
に示すように、磁束φrが残留していた。
【0009】このため、時刻t3の電流零点での電極間
の荷電粒子の半径方向への拡散が妨げられ、電極間の絶
縁回復速度が低下する結果、過渡回復電圧に耐えること
ができずに再発弧が生じ、遮断性能が抑えられるという
欠点があった。
の荷電粒子の半径方向への拡散が妨げられ、電極間の絶
縁回復速度が低下する結果、過渡回復電圧に耐えること
ができずに再発弧が生じ、遮断性能が抑えられるという
欠点があった。
【0010】本発明の目的は、上記課題を解決し、電極
(接触子)間の遮断性能の高い真空遮断器を提供するこ
とにある。
(接触子)間の遮断性能の高い真空遮断器を提供するこ
とにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、磁束を発生できる第1の磁束発生手段と、少なくと
も一対の、電路の開閉を行う接触子とを有する真空遮断
器において、第1の磁束発生手段の発生する磁束を打ち
消すように、磁束を発生する、少なくとも一つの第2の
磁束発生手段と、上記第2の磁束発生手段に電流を流す
電源回路とを有することとしたものである。
に、磁束を発生できる第1の磁束発生手段と、少なくと
も一対の、電路の開閉を行う接触子とを有する真空遮断
器において、第1の磁束発生手段の発生する磁束を打ち
消すように、磁束を発生する、少なくとも一つの第2の
磁束発生手段と、上記第2の磁束発生手段に電流を流す
電源回路とを有することとしたものである。
【0012】
【作用】磁束を発生できる第1の磁束発生手段と、少な
くとも一対の、電路の開閉を行う接触子とを有する真空
遮断器において、第2の磁束発生手段は、第1の磁束発
生手段の発生する磁束を打ち消すように、磁束を発生す
る。電源回路は、上記第2の磁束発生手段に電流を流
す。
くとも一対の、電路の開閉を行う接触子とを有する真空
遮断器において、第2の磁束発生手段は、第1の磁束発
生手段の発生する磁束を打ち消すように、磁束を発生す
る。電源回路は、上記第2の磁束発生手段に電流を流
す。
【0013】
【実施例】本実施例においては、真空バルブの外部に真
空バルブの主電極(接触子)を囲むように設けたコイル
(第2の磁束発生手段)に逆電流挿入に関連づけて電流
を通ずる。このとき、コイルに通ずる電流値とコイルの
構造を適切に選ぶことによって、主電流零点での主電極
間の残留磁束を打ち消すことができる。
空バルブの主電極(接触子)を囲むように設けたコイル
(第2の磁束発生手段)に逆電流挿入に関連づけて電流
を通ずる。このとき、コイルに通ずる電流値とコイルの
構造を適切に選ぶことによって、主電流零点での主電極
間の残留磁束を打ち消すことができる。
【0014】その結果、電流零点において荷電粒子の半
径方向への拡散が妨げられないために主電極間の絶縁回
復速度が抑えこまれず、真空遮断器の遮断性能を向上す
ることができる。
径方向への拡散が妨げられないために主電極間の絶縁回
復速度が抑えこまれず、真空遮断器の遮断性能を向上す
ることができる。
【0015】以下、本発明の第1の実施例を添付図面に
ついて説明する。
ついて説明する。
【0016】図1は、本発明の一実施例を示す回路図で
あり、図2は、図1に示す本発明の一実施例の動作原理
の説明図である。
あり、図2は、図1に示す本発明の一実施例の動作原理
の説明図である。
【0017】図1において、符号1は、直流回路遮断器
であって真空バルブ2、転流コンデンサ5、転流リアク
トル6、トリガギャップ8、電磁反発コイル3、ショ−
トリング4、過電流引き外し装置7、酸化亜鉛非直線抵
抗9、残留磁束打消用の外部コイル12、外部コイル1
2に電流を通ずるためのコンデンサ13、リアクトル1
4、トリガギャップ16から構成される。
であって真空バルブ2、転流コンデンサ5、転流リアク
トル6、トリガギャップ8、電磁反発コイル3、ショ−
トリング4、過電流引き外し装置7、酸化亜鉛非直線抵
抗9、残留磁束打消用の外部コイル12、外部コイル1
2に電流を通ずるためのコンデンサ13、リアクトル1
4、トリガギャップ16から構成される。
【0018】上記のように構成された回路遮断器1にお
いて、転流コンデンサ5は、あらかじめ図示しない充電
装置により図に示す極性に充電されている。主回路に過
電流Ioが流れ、過電流引き外し装置7により検出され
ると同時に、過電流引き外し装置7からの信号により、
電磁反発コイル3が励磁され、ショ−トリング4との間
に電磁反発力が生じ、時刻toにおいて真空バルブ2の
可動電極2bは、固定電極2aから開離し、可動電極2
bと固定電極2aの間にア−クが発生する。このときア
−クには、固定電極2a、可動電極2b自身によって発
生する軸方向平行磁束φoが作用するため、ア−クは、
安定に電極間に維持される。
いて、転流コンデンサ5は、あらかじめ図示しない充電
装置により図に示す極性に充電されている。主回路に過
電流Ioが流れ、過電流引き外し装置7により検出され
ると同時に、過電流引き外し装置7からの信号により、
電磁反発コイル3が励磁され、ショ−トリング4との間
に電磁反発力が生じ、時刻toにおいて真空バルブ2の
可動電極2bは、固定電極2aから開離し、可動電極2
bと固定電極2aの間にア−クが発生する。このときア
−クには、固定電極2a、可動電極2b自身によって発
生する軸方向平行磁束φoが作用するため、ア−クは、
安定に電極間に維持される。
【0019】真空バルブ2の開極後の時刻t1に、過電
流引き外し装置7からの信号により、トリガギャップ1
6が点弧されると、外部コイルの電源回路であるコンデ
ンサ13−リアクトル14−トリガギャップ16−外部
コイル12の閉回路が形成され、電源コンデンサ13が
放電して外部コイルに電流Ic2が流れる。この電流に
よって電極自身によって発生した軸方向平行磁束φoと
は逆極性の軸方向磁束φc2が主電極間に印加される。
流引き外し装置7からの信号により、トリガギャップ1
6が点弧されると、外部コイルの電源回路であるコンデ
ンサ13−リアクトル14−トリガギャップ16−外部
コイル12の閉回路が形成され、電源コンデンサ13が
放電して外部コイルに電流Ic2が流れる。この電流に
よって電極自身によって発生した軸方向平行磁束φoと
は逆極性の軸方向磁束φc2が主電極間に印加される。
【0020】そこで、主電極間の軸方向磁束が十分小さ
くなる時刻t3に真空バルブ2を流れる電流Io+Ic
1が電流零点を形成できるように時刻t2に、過電流引
き外し装置7からの信号により、トリガギャップ8を点
弧すると、転流コンデンサ5−転流リアクトル6−トリ
ガギャップ8−真空バルブ2の閉回路が形成されて転流
コンデンサ5が放電し、主回路電流と逆方向に逆電流I
c1が流れる。
くなる時刻t3に真空バルブ2を流れる電流Io+Ic
1が電流零点を形成できるように時刻t2に、過電流引
き外し装置7からの信号により、トリガギャップ8を点
弧すると、転流コンデンサ5−転流リアクトル6−トリ
ガギャップ8−真空バルブ2の閉回路が形成されて転流
コンデンサ5が放電し、主回路電流と逆方向に逆電流I
c1が流れる。
【0021】この電流によって時刻t3に真空バルブ2
を流れる電流Io+Ic1が零点に達すると真空バルブ
2は、消弧する。このとき主電極間の軸方向平行磁束
は、φo+φc2であって十分に小さく抑えられており
荷電粒子の半径方向への拡散が妨げられないため、良好
な絶縁回復特性を発揮する。
を流れる電流Io+Ic1が零点に達すると真空バルブ
2は、消弧する。このとき主電極間の軸方向平行磁束
は、φo+φc2であって十分に小さく抑えられており
荷電粒子の半径方向への拡散が妨げられないため、良好
な絶縁回復特性を発揮する。
【0022】主回路電流が遮断された後、主回路電流
は、転流コンデンサ5−転流リアクトル6−トリガギャ
ップ8の回路に転流する。負荷側のインダクタンスに蓄
えられていたエネルギは、転流コンデンサ5の充電エネ
ルギに変換され、転流コンデンサ5の電圧が上昇し、酸
化亜鉛非直線抵抗9の動作電圧に達すると、酸化亜鉛非
直線抵抗9が放電し遮断動作を完了する。
は、転流コンデンサ5−転流リアクトル6−トリガギャ
ップ8の回路に転流する。負荷側のインダクタンスに蓄
えられていたエネルギは、転流コンデンサ5の充電エネ
ルギに変換され、転流コンデンサ5の電圧が上昇し、酸
化亜鉛非直線抵抗9の動作電圧に達すると、酸化亜鉛非
直線抵抗9が放電し遮断動作を完了する。
【0023】このように逆電流を挿入する前に主電極間
の軸方向磁束を打ち消しておくことによって、電流遮断
後の絶縁回復特性を向上させ真空遮断器の遮断性能を向
上することができる。
の軸方向磁束を打ち消しておくことによって、電流遮断
後の絶縁回復特性を向上させ真空遮断器の遮断性能を向
上することができる。
【0024】図3は、本発明の第2の実施例を示す回路
図である。本実施例は、外部コイルのインダクタンスを
適切に設定することによって外部コイル12の電源回路
の中のリアクトルを省略したもので、部品点数が削減さ
れるため、低価格化、高信頼性化することができる。本
実施例でも図1に示す実施例と同様の作用効果を発揮す
ることができる。
図である。本実施例は、外部コイルのインダクタンスを
適切に設定することによって外部コイル12の電源回路
の中のリアクトルを省略したもので、部品点数が削減さ
れるため、低価格化、高信頼性化することができる。本
実施例でも図1に示す実施例と同様の作用効果を発揮す
ることができる。
【0025】図4は、本発明の第3の実施例を示す回路
図である。本実施例は、外部コイル12の電源回路をコ
ンデンサ13、抵抗15、トリガギャップ16によって
構成したもので、外部コイル12に通ずる電流の準定常
部分を図1あるいは図3に示す実施例よりも大きくとれ
るため、軸方向の合成磁束を長い時間にわたって準定常
的に打ち消すことができるという特徴を有する。
図である。本実施例は、外部コイル12の電源回路をコ
ンデンサ13、抵抗15、トリガギャップ16によって
構成したもので、外部コイル12に通ずる電流の準定常
部分を図1あるいは図3に示す実施例よりも大きくとれ
るため、軸方向の合成磁束を長い時間にわたって準定常
的に打ち消すことができるという特徴を有する。
【0026】図5は、本発明の第4の実施例を示す回路
図である。本実施例では、外部回路に流す電流の準定常
的な部分を図4の実施例よりもさらに長く得ることがで
き、図2に示す逆電流を挿入する時刻t2の自由度が大
きくなるという特徴を有する。
図である。本実施例では、外部回路に流す電流の準定常
的な部分を図4の実施例よりもさらに長く得ることがで
き、図2に示す逆電流を挿入する時刻t2の自由度が大
きくなるという特徴を有する。
【0027】図6は、本発明の第5の実施例を示す回路
図である。本実施例は、外部コイル12に通ずる電流を
回路遮断器1の外部の直流電源17から得る例であっ
て、外部コイルに電流を供給するためのコンデンサを回
路遮断器1の内部に備える必要がなく、低価格にできる
という特徴を有する。本実施例では、外部コイルの電源
電圧が低く、また流れる電流は、自然には零点をもたな
いため、開閉器18によって電流を制御する。
図である。本実施例は、外部コイル12に通ずる電流を
回路遮断器1の外部の直流電源17から得る例であっ
て、外部コイルに電流を供給するためのコンデンサを回
路遮断器1の内部に備える必要がなく、低価格にできる
という特徴を有する。本実施例では、外部コイルの電源
電圧が低く、また流れる電流は、自然には零点をもたな
いため、開閉器18によって電流を制御する。
【0028】本実施例は、外部コイルの電源を真空遮断
器の外部から得る例であるが、電磁反発コイル3の電源
や、転流回路用電源から位相を制御しながら外部コイル
に電流を供給すれば、より低価格化を図ることができ
る。
器の外部から得る例であるが、電磁反発コイル3の電源
や、転流回路用電源から位相を制御しながら外部コイル
に電流を供給すれば、より低価格化を図ることができ
る。
【0029】図7は、本発明の第6の実施例を示す回路
図である。符号19は、交流電源である。本実施例は、
外部コイル12、電源用コンデンサ5、リアクトル6、
ギャップスイッチ8からなる残留磁界打ち消し手段を交
流遮断器に適用した例である。交流の場合電流零点での
電流変化率は、電流の大きさに比例すため、大電流遮断
時には直流遮断器の場合と同様の現象で残留磁束の問題
が生ずる。そこで、電流零点に先んじて電極間の軸方向
磁束を打ち消しておけば良好な絶縁回復特性を得ること
ができ、遮断性能を向上することができる。
図である。符号19は、交流電源である。本実施例は、
外部コイル12、電源用コンデンサ5、リアクトル6、
ギャップスイッチ8からなる残留磁界打ち消し手段を交
流遮断器に適用した例である。交流の場合電流零点での
電流変化率は、電流の大きさに比例すため、大電流遮断
時には直流遮断器の場合と同様の現象で残留磁束の問題
が生ずる。そこで、電流零点に先んじて電極間の軸方向
磁束を打ち消しておけば良好な絶縁回復特性を得ること
ができ、遮断性能を向上することができる。
【0030】以上説明したように、本発明は、主電極間
の電流零点に先んじて主電極間の軸方向磁束を打ち消し
ておくことによって、電流零点での荷電粒子の半径方向
への拡散を妨げないため、電流遮断後の絶縁回復特性を
向上させ、真空遮断器の遮断性能を向上することができ
るという効果がある。
の電流零点に先んじて主電極間の軸方向磁束を打ち消し
ておくことによって、電流零点での荷電粒子の半径方向
への拡散を妨げないため、電流遮断後の絶縁回復特性を
向上させ、真空遮断器の遮断性能を向上することができ
るという効果がある。
【0031】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように、電極
(接触子)間の遮断性能の高い真空遮断器を提供でき
る。
(接触子)間の遮断性能の高い真空遮断器を提供でき
る。
【図1】本発明の第1の実施例を示す回路図
【図2】本発明の第1の実施例の動作原理の説明図
【図3】本発明の第2の実施例を示す回路図
【図4】本発明の第3の実施例を示す回路図
【図5】本発明の第4の実施例を示す回路図
【図6】本発明の第5の実施例を示す回路図
【図7】本発明の第6の実施例を示す回路図
【図8】従来の直流回路遮断器の回路図
【図9】従来の直流回路遮断器の動作原理の説明図
1・・・・回路遮断器 2a・・・固定電極 2b・・・可動電極 3・・・・電磁反発コイル 4・・・・ショ−トリング 5・・・・転流コンデンサ 6・・・・転流リアクトル 7・・・・過電流引き外し装置 8・・・・トリガギャップ 9・・・・酸化亜鉛非直線抵抗 10・・・・直流電源 11・・・・負荷 12・・・・外部コイル 13・・・・コンデンサ 14・・・・リアクトル 15・・・・抵抗 16・・・・トリガギャップ 17・・・・外部直流電源 18・・・・開閉器 19・・・・交流電源
フロントページの続き (72)発明者 橋本 斌 茨城県日立市久慈町4026番地 株式会社日 立製作所日立研究所内 (72)発明者 遠藤 俊吉 茨城県日立市久慈町4026番地 株式会社日 立製作所日立研究所内
Claims (7)
- 【請求項1】磁束を発生できる第1の磁束発生手段と、
少なくとも一対の、電路の開閉を行う接触子とを有する
真空遮断器において、 第1の磁束発生手段の発生する磁束を打ち消すように、
磁束を発生する、少なくとも一つの第2の磁束発生手段
と、 上記第2の磁束発生手段に電流を流す電源回路とを有す
ることを特徴とする真空遮断器。 - 【請求項2】真空容器内に配置された、少なくとも一対
の、軸方向磁束成分を発生できる主電極を有する真空バ
ルブを用いた真空遮断器において、 主電極の発生する軸方向磁束成分とは逆方向の軸方向磁
束成分を発生する、少なくとも一つの第2の磁束発生手
段と、 上記第2の磁束発生手段に電流を流す電源回路とを有す
ることを特徴とする真空遮断器。 - 【請求項3】請求項1または2記載の真空遮断器におい
て、 上記第2の磁束発生手段に電流を通ずるための電源回路
は、コンデンサとコイルとトリガギャップとを有するこ
とを特徴とする真空遮断器。 - 【請求項4】請求項1または2記載の真空遮断器におい
て、 上記第2の磁束発生手段に電流を通ずるための電源回路
は、コンデンサとトリガギャップとを有することを特徴
とする真空遮断器。 - 【請求項5】請求項1または2記載の真空遮断器におい
て、 上記第2の磁束発生手段に電流を通ずるための電源回路
は、コンデンサと抵抗器とトリガギャップとを有するこ
とを特徴とする真空遮断器。 - 【請求項6】請求項1または2記載の真空遮断器におい
て、 上記第2の磁束発生手段に電流を通ずるための電源回路
は、コンデンサとコイルをπ形回路に接続したものと、
トリガギャップとを有することを特徴とする真空遮断
器。 - 【請求項7】請求項1、2、3、4、5または6記載の
真空遮断器において、 上記第2の磁束発生手段に電流を通ずるための電源回路
は、上記真空遮断器の外部からの供給端子を有すること
を特徴とする真空遮断器。
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