JPH05282961A - 電気接触子の製造方法 - Google Patents
電気接触子の製造方法Info
- Publication number
- JPH05282961A JPH05282961A JP10575092A JP10575092A JPH05282961A JP H05282961 A JPH05282961 A JP H05282961A JP 10575092 A JP10575092 A JP 10575092A JP 10575092 A JP10575092 A JP 10575092A JP H05282961 A JPH05282961 A JP H05282961A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- contact
- strip
- caulking
- base material
- hole
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- Pending
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- Manufacture Of Switches (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 リベット接点材を作る必要がなく、また接点
のかしめスピードを速くでき、さらに接点頭部をプレス
成形する金型が不要で、また帯状台材が薄くても接点の
かしめ時に変形しない電気接触子の製造方法を提供す
る。 【構成】 帯状台材を順送りして一側端部に接点取付穴
を、他側端部にパイロット穴を、夫々一定間隔に貫通穿
設し、次に接点取付穴に、帯状台材よりも厚い無垢又は
クラッド接点帯材を順次打抜いて得た接点材を挿通し、
次いでこの接点材の両端外周部を圧潰して帯状台材の接
点取付穴の両端開口周縁にかしめ、然る後帯状台材を一
定間隔に切断する電気接触子の製造方法。
のかしめスピードを速くでき、さらに接点頭部をプレス
成形する金型が不要で、また帯状台材が薄くても接点の
かしめ時に変形しない電気接触子の製造方法を提供す
る。 【構成】 帯状台材を順送りして一側端部に接点取付穴
を、他側端部にパイロット穴を、夫々一定間隔に貫通穿
設し、次に接点取付穴に、帯状台材よりも厚い無垢又は
クラッド接点帯材を順次打抜いて得た接点材を挿通し、
次いでこの接点材の両端外周部を圧潰して帯状台材の接
点取付穴の両端開口周縁にかしめ、然る後帯状台材を一
定間隔に切断する電気接触子の製造方法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スイッチ、リレー等に
用いる電気接触子を製造する方法に関する。
用いる電気接触子を製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電気接触子を製造するには、図6
に示すように帯状台材1を順送りして一側端部に接点取
付穴2を、他側端部にパイロット穴3を、夫々一定の間
隔を存して貫通穿設し、次に図7に示すように接点線材
をヘッダー加工して得たリベット接点材4を、図8に示
すように前記帯状台材1の接点取付穴2に挿入し、脚部
4bを図9に示すように接点取付穴2の下端開口周縁に
かしめ、然る後帯状台材1を一定間隔に切断して図10に
示すように電気接触子5を作っている。
に示すように帯状台材1を順送りして一側端部に接点取
付穴2を、他側端部にパイロット穴3を、夫々一定の間
隔を存して貫通穿設し、次に図7に示すように接点線材
をヘッダー加工して得たリベット接点材4を、図8に示
すように前記帯状台材1の接点取付穴2に挿入し、脚部
4bを図9に示すように接点取付穴2の下端開口周縁に
かしめ、然る後帯状台材1を一定間隔に切断して図10に
示すように電気接触子5を作っている。
【0003】ところで、上記の電気接触子の製造方法で
は、予めヘッダー加工でリベット接点材4を作っておか
なければならない。またリベット接点材4を整列させて
順送りし、接点取付穴2に挿入しなければならないの
で、リベット接点4のかしめスピードが遅く、生産性が
低い。さらにリベット接点材4のかしめには、頭部4a
をプレス成形する金型と脚部4bをかしめる設備が必要
である。またリベット接点材4の脚部4bの全面を圧潰
して接点取付穴2の下端開口周縁にかしめる為、帯状台
材1の板厚が薄い場合、帯状台材1が変形し、切断して
得られる電気接触子5の寸法精度が悪くなるものであ
る。
は、予めヘッダー加工でリベット接点材4を作っておか
なければならない。またリベット接点材4を整列させて
順送りし、接点取付穴2に挿入しなければならないの
で、リベット接点4のかしめスピードが遅く、生産性が
低い。さらにリベット接点材4のかしめには、頭部4a
をプレス成形する金型と脚部4bをかしめる設備が必要
である。またリベット接点材4の脚部4bの全面を圧潰
して接点取付穴2の下端開口周縁にかしめる為、帯状台
材1の板厚が薄い場合、帯状台材1が変形し、切断して
得られる電気接触子5の寸法精度が悪くなるものであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、リベ
ット接点材を作ることなく、また接点のかしめスピード
を速くでき、さらに接点頭部をプレス成形する金型が不
要で、また帯状台材が薄くても接点材のかしめ時に変形
しない電気接触子の製造方法を提供しようとするもので
ある。
ット接点材を作ることなく、また接点のかしめスピード
を速くでき、さらに接点頭部をプレス成形する金型が不
要で、また帯状台材が薄くても接点材のかしめ時に変形
しない電気接触子の製造方法を提供しようとするもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の電気接触子の製造方法は、帯状台材を順送り
して一側端部に接点取付穴を、他側端部にパイロット穴
を、夫々一定間隔に貫通穿設し、次に接点取付穴に、帯
状台材よりも厚い無垢又はクラッド接点帯材を順次打ち
抜いて得た接点材を挿通し、次いでこの接点材の両端外
周部を圧潰して帯状台材の接点取付穴の両端開口周縁に
かしめ、然る後帯状台材を一定間隔に切断することを特
徴とするものである。
の本発明の電気接触子の製造方法は、帯状台材を順送り
して一側端部に接点取付穴を、他側端部にパイロット穴
を、夫々一定間隔に貫通穿設し、次に接点取付穴に、帯
状台材よりも厚い無垢又はクラッド接点帯材を順次打ち
抜いて得た接点材を挿通し、次いでこの接点材の両端外
周部を圧潰して帯状台材の接点取付穴の両端開口周縁に
かしめ、然る後帯状台材を一定間隔に切断することを特
徴とするものである。
【0006】
【作用】上記のように本発明の電気接触子の製造方法で
は、リベット接点を用いないので、予めヘッダー加工に
よりリベット接点材を作る必要がない。またリベット接
点材を整列させて順送りする必要がなく、接点帯材を順
次打ち抜いて得た接点材をそのまま帯状台材に順次貫通
穿設した接点取付穴に挿通し、直ちにかしめるので、か
しめスピードが速くなり、生産性が向上する。さらに接
点取付穴に挿通した接点材は、両端外周部を圧潰してか
しめるので、リベット接点材の場合のように頭部をプレ
ス成形する金型は不要であり、また帯状台材の接点取付
穴の両端開口周縁に、接点材のかしめ力があまりかから
ず、従って帯状台材が薄くとも変形せず、寸法精度の高
い電気接触子が得られる。
は、リベット接点を用いないので、予めヘッダー加工に
よりリベット接点材を作る必要がない。またリベット接
点材を整列させて順送りする必要がなく、接点帯材を順
次打ち抜いて得た接点材をそのまま帯状台材に順次貫通
穿設した接点取付穴に挿通し、直ちにかしめるので、か
しめスピードが速くなり、生産性が向上する。さらに接
点取付穴に挿通した接点材は、両端外周部を圧潰してか
しめるので、リベット接点材の場合のように頭部をプレ
ス成形する金型は不要であり、また帯状台材の接点取付
穴の両端開口周縁に、接点材のかしめ力があまりかから
ず、従って帯状台材が薄くとも変形せず、寸法精度の高
い電気接触子が得られる。
【0007】
【実施例】本発明の電気接触子の製造方法の一実施例を
図によって説明すると、図1に示す幅23mm、厚さ 0.1mm
の燐青銅よりなる帯状台材1を順送りして、一側端部に
直径 1.5mmの接点取付穴2を、他側端部に直径 1.5mmの
パイロット穴3を、夫々5mm間隔と5mm間隔に貫通穿設
し、次に接点取付穴2に、帯状台材1よりも厚い図2に
示す厚さ 0.7mm、幅 2.5mmのAgよりなる接点帯材6を
順次打ち抜いて得た直径1.45mmの接点材7を図3に示す
ように挿通し、次いでこの接点材7の両端外周部即ち直
径13mm〜1.45mmまでの外周部7aのみを圧潰して、図4
に示すように帯状台材1の接点取付穴2の両端開口周縁
にかしめ、然る後帯状台材1を図5に示すように2mm間
隔に切断して電気接触子8を得た。
図によって説明すると、図1に示す幅23mm、厚さ 0.1mm
の燐青銅よりなる帯状台材1を順送りして、一側端部に
直径 1.5mmの接点取付穴2を、他側端部に直径 1.5mmの
パイロット穴3を、夫々5mm間隔と5mm間隔に貫通穿設
し、次に接点取付穴2に、帯状台材1よりも厚い図2に
示す厚さ 0.7mm、幅 2.5mmのAgよりなる接点帯材6を
順次打ち抜いて得た直径1.45mmの接点材7を図3に示す
ように挿通し、次いでこの接点材7の両端外周部即ち直
径13mm〜1.45mmまでの外周部7aのみを圧潰して、図4
に示すように帯状台材1の接点取付穴2の両端開口周縁
にかしめ、然る後帯状台材1を図5に示すように2mm間
隔に切断して電気接触子8を得た。
【0008】こうして得た電気接触子8を 100個検査し
た処、台材の変形はなく、寸法精度が高いものであっ
た。また、接点帯材6を順次打抜いて得た接点材は、直
ちに帯状台材1の接点取付穴2に挿入し、かしめること
ができたので、従来のリベット接点材の場合に比べ著し
くかしめスピードが速くなり、電気接触子1の生産性が
向上した。
た処、台材の変形はなく、寸法精度が高いものであっ
た。また、接点帯材6を順次打抜いて得た接点材は、直
ちに帯状台材1の接点取付穴2に挿入し、かしめること
ができたので、従来のリベット接点材の場合に比べ著し
くかしめスピードが速くなり、電気接触子1の生産性が
向上した。
【0009】
【発明の効果】以上の通り本発明の電気接触子の製造方
法は、リベット接点材を用いないので、予めヘッダー加
工により作ることも、整列させて順送りすることも必要
がなく、接点帯材を順次打ち抜いて得た接点材をそのま
ま帯状台材に順次貫通穿設した接点取付穴に挿通し、直
ちにかしめるので、かしめスピードが速くなり、生産性
が向上する。また接点取付穴に挿通した接点材は、両端
外周部を圧潰してかしめるので、リベット接点材の場合
のように頭部をプレス成形する金型は不要であり、しか
も帯状台材の接点取付穴の両端開口周縁に、接点材のか
しめ力があまりかからず、従って帯状台材が薄くとも変
形せず、寸法精度の高い電気接触子が得られる。
法は、リベット接点材を用いないので、予めヘッダー加
工により作ることも、整列させて順送りすることも必要
がなく、接点帯材を順次打ち抜いて得た接点材をそのま
ま帯状台材に順次貫通穿設した接点取付穴に挿通し、直
ちにかしめるので、かしめスピードが速くなり、生産性
が向上する。また接点取付穴に挿通した接点材は、両端
外周部を圧潰してかしめるので、リベット接点材の場合
のように頭部をプレス成形する金型は不要であり、しか
も帯状台材の接点取付穴の両端開口周縁に、接点材のか
しめ力があまりかからず、従って帯状台材が薄くとも変
形せず、寸法精度の高い電気接触子が得られる。
【図1】本発明の電気接触子の製造方法の一実施例の工
程を示す図である。
程を示す図である。
【図2】本発明の電気接触子の製造方法の一実施例の工
程を示す図である。
程を示す図である。
【図3】本発明の電気接触子の製造方法の一実施例の工
程を示す図である。
程を示す図である。
【図4】本発明の電気接触子の製造方法の一実施例の工
程を示す図である。
程を示す図である。
【図5】本発明の電気接触子の製造方法の一実施例の工
程を示す図である。
程を示す図である。
【図6】従来の電気接触子の製造方法の工程を示す図で
ある。
ある。
【図7】従来の電気接触子の製造方法の工程を示す図で
ある。
ある。
【図8】従来の電気接触子の製造方法の工程を示す図で
ある。
ある。
【図9】従来の電気接触子の製造方法の工程を示す図で
ある。
ある。
【図10】従来の電気接触子の製造方法の工程を示す図で
ある。
ある。
1 帯状台材 2 接点取付穴 3 パイロット穴 6 接点帯材 7 接点材 7a 接点材の両端外周部 8 電気接触子
Claims (1)
- 【請求項1】 帯状台材を順送りして一側端部に接点取
付穴を、他側端部にパイロット穴を、夫々一定間隔に貫
通穿設し、次に接点取付穴に帯状台材よりも厚い無垢又
はクラッド接点帯材を順次打ち抜いて得た接点材を挿通
し、次いでこの接点材の両端外周部を圧潰して帯状台材
の接点取付穴の両端開口周縁にかしめ、然る後帯状台材
を一定間隔に切断することを特徴とする電気接触子の製
造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10575092A JPH05282961A (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | 電気接触子の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10575092A JPH05282961A (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | 電気接触子の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05282961A true JPH05282961A (ja) | 1993-10-29 |
Family
ID=14415925
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10575092A Pending JPH05282961A (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | 電気接触子の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05282961A (ja) |
-
1992
- 1992-03-31 JP JP10575092A patent/JPH05282961A/ja active Pending
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