JPH05282939A - ユニットケーブルの配列方法 - Google Patents

ユニットケーブルの配列方法

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JPH05282939A
JPH05282939A JP4105793A JP10579392A JPH05282939A JP H05282939 A JPH05282939 A JP H05282939A JP 4105793 A JP4105793 A JP 4105793A JP 10579392 A JP10579392 A JP 10579392A JP H05282939 A JPH05282939 A JP H05282939A
Authority
JP
Japan
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quad
hue
arrangement
array
core wire
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Pending
Application number
JP4105793A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Maeyashiki
浩 前屋敷
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SWCC Corp
Original Assignee
Showa Electric Wire and Cable Co
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Publication date
Application filed by Showa Electric Wire and Cable Co filed Critical Showa Electric Wire and Cable Co
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ユニットケーブルの絶縁心線を正確かつ迅速
に配列する。 【構成】 各カッド2A〜2Eの色相をカッド色判別器
13にてそれぞれ判別し、制御信号を制御部17に供給
する。また、各カッド毎の絶縁心線3a〜3dを線把持
・移動機構14にて移動させ、その色相を心線色判別器
15にて判別し、判別信号を制御部17に供給する。制
御部17は両判別信号にてデータ記憶部16よりカッド
配置位置データ及び心線配列位置データを取り込んでス
テッピングモータ11を介して配列具12の配列領域A
〜Eを配線位置(P)に順次位置決めし、各配列領域毎
に線把持・移動機構14にて絶縁心線3a〜3dを配列
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ユニットケーブルの各
カッドを形成する絶縁心線を色相の判別により所定位置
に配列する配列方法に関する。
【0002】
【従来の技術】き線ケーブルの如きユニットケーブル
は、最近では10対一括接続コネクタ(Pair Transfera
ble Splicing Connector : PATコネクタ)により接続さ
れており、これにより、例えば事故時の復旧作業の迅速
化を図っている。このユニットケーブルにコネクタ付け
を行う場合には、従来、作業者が各カッド毎の絶縁心線
の色相を目視にて判別し、設計書等に基づいてコネクタ
配列具の所定位置に絶縁心線を手作業にて配列し、その
後にコネクタ配列具をコネクタに組み込んでいる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このように絶
縁心線の色相判別を作業者が行う場合には、各カッド毎
に近似又は同一の色相の絶縁心線が存在するため、配列
不良の発生することが多い上に、配列作業に多大な手間
と時間を要する欠点があった。本発明はこのような点を
解決するためになされたもので、ユニットケーブルの絶
縁心線を正確かつ迅速に配列することができる配列方法
を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のユニットケーブ
ルの配列方法は、各カッドの色相を色判別器にて判別
し、この判別データに基づいてカッドを形成する絶縁心
線の配列具に対する配列領域を判定し、かつ各絶縁心線
の色相を色判別器にて判別し、この判別データに基づい
て各絶縁心線を配列領域の所定の位置に配列することを
特徴としている。
【0005】
【作用】色判別器がカッドの色相を判別すると、この判
別データにより配列具の対応する配列領域が判定され
る。ひき続き色判別器がカッドを形成している各絶縁心
線の色相を判別すると、この判別データにより配列領域
の所定の位置に各絶縁心線が配列される。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。図1は本発明に係る配列方法に用いられる
自動配列システムのブロック図であり、図2は配列対象
としてのき線ケーブルの一例を示す断面図である。図2
において、1はサブユニットを示し、このサブユニット
1は5つのカッド2A〜2Eを含んでいる。各カッド2
A〜2Eは4本の絶縁心線3a〜3dが撚り合わされ、
その上に発泡絶縁層4が設けられている。カッド2A〜
2Eの絶縁層4は青色、黄色、緑色、赤色、紫色にそれ
ぞれ着色されて色判別が可能となっている。また、各カ
ッドの絶縁心線3a〜3cは黒色、白色及び茶色の絶縁
層を有し、各カッドの残りの絶縁心線3dは色心線とし
てそれぞれ青色、黄色、緑色、赤色、紫色の絶縁層を有
している。尚、き線ケーブルは上記したサブユニット1
を所要数だけ撚り合わされ、その上に絶縁紙、シース層
等が設けられている。
【0007】次に、図1において、4は移動ベースを示
している。この移動ベース4はレール5上に長手方向に
移動可能に配置され、エアーシリンダ6にて往復移動さ
れる。移動ベース4上には複数の心線ホルダー部7が着
脱可能に等間隔で固定されている。各心線ホルダー部7
は断面略U字状の挿入溝が4本設けられており、各挿入
溝にはカッド2A〜2Eの絶縁心線3a〜3dがランダ
ムに挿入されている。移動ベース4にはカッド取付ベー
ス8が平行に連結され、カッド取付ベース8上にはカッ
ド2A〜2Eの端末がランダムに適宜の手段で取付けら
れている。尚、ユニット1は固定ベース9に固定されて
いる。
【0008】移動ベース4の先端側には配列移動ベース
10が配置されている。この配列移動ベース10は図示
しない案内手段を介して長手方向に移動可能に配され、
ステッピングモータ11にて往復移動される。配列移動
ベース10上には配列具12が取り外し可能に固定され
ている。この配列具12はPATコネクタの本体を形成
しており、A〜Eの配列領域に区分されている。これら
の配列領域A〜Eはカッド2A〜2E(絶縁心線3a〜
3d)がそれぞれ対応して配置される領域として設定さ
れ、それぞれ断面略半円形の挿入溝が4本設けられてい
る。
【0009】カッド2Bの端末近傍にはカッド色判別器
13が配置されている。この色判別器13は撮像素子及
び色判別回路等を含む構成を有し、カッド2A〜2E
(絶縁層4)からの反射光を光電変換し、得られた色相
信号を制御部17に供給する。制御部17は線把持・移
動機構14を制御する。線把持・移動機構14は絶縁心
線3a〜3dを一本毎に把持し、制御部17の制御で配
列具12上の所定位置まで移動し、把持した絶縁心線を
配列具12の挿入溝に挿入する。
【0010】また、制御部17には心線色判別器15が
接続されている。この心線色判別器15は上記したカッ
ド色判別器13と同一構成を有し、絶縁心線3a〜3d
からの反射光を光電変換し、得られた色相信号を制御部
17に供給する。更に、制御部17にはデータ記憶部1
6が接続されている。このデータ記憶部16は、例え
ば、フロッピーディスク装置から成り、カッド色判別器
13からの色相データに対応させて配列具12の配列領
域A〜Eに対するカッド2A〜2Eの配置位置を示すカ
ッド配置位置データが格納されている。また、このデー
タ記憶部16には心線色判別器15からの色相データに
対応させて各配列領域A〜Eにおける絶縁心線3a〜3
dの配列位置を示す心線配列位置データが格納されてい
る。
【0011】次に、本発明に係る配列方法について図1
の自動配列システムの動作と共に説明する。先ず、制御
部17はエアーシリンダ6を作動させて移動ベース4を
移動させ、ベース4の先端側の心線ホルダー部7を把持
位置に位置決めする。上記心線ホルダー部7が位置決め
されると、一端のカッド2Bも判別位置に位置決めされ
る。ここで制御部17がカッド色判別器13を作動させ
るので、カッド色判別器13はカッド2Bの色相を判別
し、本実施例では黄色の色相を判別し、この色相信号を
制御部17に供給する。
【0012】制御部17は受信した色相信号にて対応す
る色相(黄色)データを判定し、この色相データを検索
子としてデータ記憶部16を検索する。そして、対応す
るカッド配置位置データを取り込むと、制御部17はス
テッピングモータ11を作動させる。従って、配列移動
ベース10が移動し、配列具12が所定位置に位置決め
される。本実施例では黄色のカッド2Bは配列領域Bに
対応しているので、配列具12は配列領域Bが配線位置
(P)にくるように位置決めされる。
【0013】次に、制御部17は線把持・移動機構14
を制御動作させる。即ち、線把持・移動機構14は把持
位置の心線ホルダー部7より図1の右端部に位置する絶
縁心線3bを把持して該ホルダー部7より引き抜き、こ
の心線3bを判別位置まで移動させる。ここで制御部1
7が心線色判別器13を作動させるので、心線色判別器
13は絶縁心線3bの色相を判別し、本実施例では白色
の色相を判別し、この色相信号を制御部17に供給す
る。
【0014】制御部17は受信した色相信号にて対応す
る色相(白色)データを判定し、この色相データを検索
子としてデータ記憶部16を検索する。この場合制御部
17はカッド2Bと対応する配列領域Bにおける心線配
列位置データを取り込み、ステッピングモータ11を作
動させる。従って、配列移動ベース10が僅かに移動
し、配列領域Bの所定の挿入溝が心線押込位置に位置す
るように配列具12が位置決めされる。制御部17は更
に線把持・移動機構14を制御し、心線押込位置まで移
動させる。この位置において線把持・移動機構14は把
持していた絶縁心線3bを配列領域Bの所定の挿入溝に
押し込み、これにより絶縁心線3bを所定位置に配列す
る。
【0015】ひき続き、線把持・移動機構14は制御部
17にて制御動作され、心線ホルダー部7より次の絶縁
心線3aを把持して引き抜き、判別位置まで移動する。
一方、心線色判別器13は絶縁心線3aの色相(黒色)
を判別し、色相信号を制御部17に供給する。制御部1
7は対応する色相(黒色)データを判定し、データ記憶
部16を検索し、同様にカッド2Bと対応する配列領域
Bにおける心線配列位置データを取り込む。そして、ス
テッピングモータ11を作動させ、配列領域Bの所定の
挿入溝が心線押込位置に位置するように配列移動ベース
10を移動させ、配列具12を位置決めする。次いで、
線把持・移動機構14は制御部17の制御で把持してい
た絶縁心線3aを配列領域Bの所定の挿入溝に押し込
み、これにより絶縁心線3aを所定位置に配列する。
【0016】カッド2Bの他の絶縁心線3c、3dも同
様に判別位置まで移動されて色相を判別され、配列領域
Bの心線配列位置データに基づいて配列具12の所定の
挿入溝に押し込まれる。このように、カッド2Bを形成
する絶縁心線3a〜3dの配列領域Bにおける配列が終
了すると、移動ベース4の移動で次の心線ホルダー部7
が把持位置に位置決めされ、次のカッド2Aの色相(青
色)が判別される。この判別でデータ記憶部16よりカ
ッド配置位置データが取り込まれ、配列移動ベース10
が移動するので、配列具12は配列領域Aが配線位置
(P)にくるように位置決めされる。
【0017】その後は上記したと同様にカッド2Aの絶
縁心線3a〜3dがそれぞれ色相が判別され、心線配列
位置データに基づいて配列具12の配列領域Aにおいて
所定挿入溝に押し込まれる。以下、同様にカッド2E
(紫色)、2C(緑色)、2D(赤色)の色相が順次判
別され、配列具12の配列領域E、C、Dがそれぞれ配
線位置(P)に位置決めされる。そして、各カッド2
E、2C、2Dの絶縁心線3a〜3dが色相を判別さ
れ、心線配列位置データに基づいて所定位置に配列され
る。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
カッドの色相を色判別器にて判別し、この判別データに
基づいてカッドを形成する絶縁心線の配列具に対する配
列領域を判定し、かつ各絶縁心線の色相を判別し、この
判別データに基づいて絶縁心線を配列領域の所定の位置
に配列するようにしたので、ユニットケーブルであって
も各カッド毎の絶縁心線を正確かつ迅速に配列具に配列
することができる。また、導通検査ではなく、色相を判
定するので、電源を有しないケーブルの布設現場でも絶
縁心線を配列し、コネクタ付け作業を行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法に係る自動配列システムのブロック
図である。
【図2】き線ケーブルのサブユニットの断面図である。
【符号の説明】
2A〜2E カッド 3a〜3d 絶縁心線 4 移動ベース 7 心線ホルダー部 10 配列移動ベース 11 ステッピングモータ 13 カッド色判別器 15 心線色判別器 16 データ記憶部 17 制御部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 色相の相違する複数のカッドを含むユニ
    ット構成を有し、各カッドが色相の相違する絶縁心線か
    ら形成されているユニットケーブルの配列方法であっ
    て、前記カッドの色相を色判別器にて判別し、該判別デ
    ータに基づいて該カッドを形成する絶縁心線の配列具に
    対する配列領域を判定し、かつ前記各絶縁心線の色相を
    色判別器にて判別し、該判別データに基づいて該各絶縁
    心線を前記配列領域の所定の位置に配列することを特徴
    とするユニットケーブルの配列方法。
JP4105793A 1992-03-31 1992-03-31 ユニットケーブルの配列方法 Pending JPH05282939A (ja)

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