JP2684469B2 - コネクタのカバーインシュレータに電線を正しく配線する装置 - Google Patents

コネクタのカバーインシュレータに電線を正しく配線する装置

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JP2684469B2
JP2684469B2 JP19748591A JP19748591A JP2684469B2 JP 2684469 B2 JP2684469 B2 JP 2684469B2 JP 19748591 A JP19748591 A JP 19748591A JP 19748591 A JP19748591 A JP 19748591A JP 2684469 B2 JP2684469 B2 JP 2684469B2
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electric
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寛 熊沢
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はコネクタのカバーイン
シュレータに電線を正しく配線する装置に関する。さら
に詳しく述べると、この発明は角型コネクタに電線を圧
接する装置において、そのカバーインシュレータに自動
的に順序正しく整列して配線する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子機器のインターフェース用として使
用される角型のコネクタに複数本の被覆電線から成るケ
ーブルを圧接するには、各電線の被覆にあらかじめマー
クした一定の順序にしたがって、1対のカバーインシュ
レータに電線を配線しなければならない。
【0003】ところで、カバーインシュレータに電線を
一定の順序で配線するには、専ら、作業者が電線の被覆
にほどこされたマークを判別して配線する。しかし、こ
の人為的な配線方法では、その作業中に、順番を誤って
配線するおそれが少くない。また、多数の電線をカバー
インシュレータの所定の部位に配線することは、すこぶ
る面倒な作業であって、時間的にも費用の上でも不経済
である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明が解決しよう
とする問題点は、コネクタのカバーインシュレータの所
定の部位に、複数本の電線を、各電線に付けてある順序
にしたがって配線するのに、その配線位置に誤りを生
じ、その作業が容易でない点にある。
【0005】〔問題を解決するための手段〕 この発明は、ケーブルを構成する複数本の電線を電気的
に線番を判別し、正しく配線する装置を提供する。
【0006】
【実施例】この発明の好ましい実施態様を図面を参照し
て詳細に説明する。まず第一に、この発明は、図1に示
すような角型コネクタ1の構成部分である1対のカバー
インシュレータ2にケーブル3を構成する複数本の被覆
電線4を配線する装置に関する。
【0007】カバーインシュレータ2はケーブル3の複
数の被覆電線4の各々を配線して取付けるために、その
一方の側面に長手方向に沿って複数の電線挿入溝5が形
成してある。
【0008】ケーブル3の複数本の被覆電線4の各々
は、まずその被覆の色がそれぞれ別個にしてあり、ま
た、図2に示すように、被覆の表面に電線4の長手方向
に沿って、一定の間隔をとって、連続的に「ドット・マ
ーク」6がつけてある。このドット・マーク6も電線毎
に各種の色わけがしてあり、そのマークを構成するドッ
トの数も異なるようにしてある。したがって、これら被
覆電線4の各々の被覆の色と、ドット・マークの色と、
ドットの数との組合せによって、それぞれの被覆電線4
の線番が決定される。
【0009】さて、ケーブル3のこれら被覆電線4の各
々を、その線番に応じて正しくカバーインシュレータ2
の所定の電線挿入溝5に配線するために、この発明の装
置は、図3に示すように、基台10上に配置される主と
して機械的に作動される構成部分と、これら機械的構成
部分に付随して設けた電気的構成素子、あるいは機械的
構成部分を作動する電気的駆動装置などと電気的に接続
させる電気制御器200とから成っている。
【0010】図5に示すように、基台10に長手方向に
伸長するようにレールブロック12が固定してある。レ
ールブロック12には、その長手軸線方向に移動するこ
とができるように直動ベアリング14が取付けてあり、
この直動ベアリング14と共に移動することができるよ
うにスライド・ベース16が直動ベアリング14に取付
けてある。このスライド・ベース16には治具台18が
その上を滑動することができるように取付けてある。こ
の治具台18に1対のカバーインシュレータ2を装着す
る。
【0011】スライドベース16をレールブロック12
の長手軸線方向に移動するために、レールブロック12
に沿ってボールねじ20を配設する。このボールねじ2
0に両端がそれぞれ基台10に固定した軸受装置22,
23に支持してあり、その一方の端部はジョイント装置
24を介して、ステッピングモーター26の出力軸に接
続してある。ステッピングモーター26は、後述するよ
うに、電気制御器200に連絡してあって、それからの
制御パルスを受けて駆動される。
【0012】ボールねじ20にはボールナット28が装
架してあり、これに固定したボールナットホルダー29
がスライドベース16に取付けてある。したがって、ス
テッピングモーター26が付勢されて、その出力軸がい
ずれか一方、たとえば時計まわりの方向に回転すると、
ボールねじ20も同方向に回転して、これに装架してあ
るボールナット28が、図5の矢印Aの方向(以下「前
方」という)に移動するようにしてある。したがってス
ライドベース16およびこれに装架されるカバーインシ
ュレータ2を図5の矢印Aの方向に移動する。ステッピ
ングモーター26が、以上と反対の方向に回転すれば、
いうまでもなく、スライドベース16およびカバーイン
シュレータ2は前記と反対方向、すなわち矢印Bの方向
(以下「後方」という)に移動する。
【0013】基台10には、図4に示すように、ボール
ねじ20の外側と、レールブロック12の外側とに、そ
れぞれ直立側壁部材30と31とが固定してある。直立
側壁部材30と31との前端は、それぞれ内方に伸長
し、間隔をとって配した支持部材32,33に取付けて
あり、直立側壁部30と31との後端はブリッジ部材3
4で接続してある。これらの支持部材32,33には前
方スリットベース36,37がそれぞれ取付けてあり、
ブリッジ部材34には後方スリットベース38,39が
取付けてある(図7)。なお、前方スリットベース3
6,37と後方スリットベース38,39との間には電
線4が1本だけ挿入できる間隙40が設けてあり、この
間隙40の前方に光センサの投光器203が、また後方
にその受光器204が設けてある(図6)。
【0014】図7,図8および図9に示すように、後方
スリットベース38,39には、それぞれの外側面に垂
直方向の溝42が形成してあり、滑動カム部材44が嵌
装してある。この滑動カム部材44の下端の後側縁は先
細に傾斜するカム面46にしてある。そして、この滑動
カム部材44に組合せて電線挿入部材48が取付けてあ
る。この滑動カム部材44と電線挿入部材48とは、後
に詳述するように駆動されるレバー50の作動によって
上下に移動される。
【0015】さてまた、後方スリットベース38,39
のそれぞれの外側面には、その下縁に近接して水平溝5
2が形成してあって、垂直溝42とT字形に交わってい
る。この水平溝52内を滑動することができるように電
線ストッパー部材54が配設してある。このストッパー
部材54の先端は、前方スリットベース36,37と後
方スリットベース38,39の間隙40に挿入される電
線4を受けとめるように、間隙40中に突出されてい
る。そのために、電線ストッパー部材54の後端にコイ
ルばね56が配設してある。そして、このコイルばね5
6の力に抗して、電線ストッパー部材54が後退する
と、間隙40内の電線4の拘束を自由にすることができ
る。すなわち、そのために、電線ストッパー部材54に
は後方スリットベース38,39の垂直溝42の幅と一
致する縦溝58が設けてあり、しかも滑動カム部材44
が下方に移動されないときには、コイルばね56の作用
によって、垂直溝42の後側壁よりも縦溝58の後側壁
が僅かながら前方に位置するようにしてある。すなわ
ち、滑動カム部材44が下方に移動されない限り、電線
ストッパー部材54は間隙40内に挿入された電線の通
過を阻止する。
【0016】電線挿入部材48には、図9に示すよう
に、ピン部材60が、部材48の内側面より外方に突出
するように取付けてあって、その突出部分は後方スリッ
トベース38,39の垂直溝42の前方に設けた細長い
溝62を貫通して、後方スリットベース38,39の対
向する側面に突出している。
【0017】レバー50は前述した電線挿入部材48を
上下に移動するためのもので、図6、10および11に
示すように、基台10の後部に配設したモーター64に
よって作動される。なお、このモーター64はシンクロ
ナス・モーターとすることが望ましい。レバー50の長
手方向の中間部は後方スリットベース36、37に軸6
6によって枢着してある。図10に示すように、レバー
50の後端はモーター64の出力軸65に取付けた第一
のリンクレバー68にピン70で枢着した第二のリンク
レバー72にピン74で接続してある。したがって、モ
ーター64の出力軸65の回転によって、レバー50の
前端は軸66を支点として上下に揺動することができ
る。レバー50の前端は、図9に明示してあるように、
二又の指部76,77にしてあって、この部分にそれぞ
れの電線挿入部材48より外方に突出するピン部材60
に嵌合するようにピン部材挿入溝78が形成してある。
【0018】前述したように、スライド・ベース16に
は治具台18がその上を滑動することができるように取
付けてあって、この治具台18にケーブル3の電線4を
配線する1対のカバーインシュレータ2を装着する。こ
のカバーインシュレータ2の取付けを容易にするために
は治具台18を基台10より前方に引き出すことが望ま
しい。そのために、治具台18には、適当なハンドル8
0が取付けてある(図3)。また、治具台18は、1対
のカバーインシュレータ2の中央にケーブル3を配設す
ることができるように、長手中心軸線に沿ってケーブル
挿入用溝82が形成してあり、取付けたカバーインシュ
レータ2の長手方向の中央部に該当する位置にケーブル
3を固定するクランプ装置84,85が設けてある(図
6)。
【0019】治具台18をハンドル80を操作して基台
10より前方に引き出しておいて、1対のカバーインシ
ュレータ2を治具台18の所定の位置に取付け、図3に
示すように、ケーブル3を下方からクランプ装置84,
85に挿入して固定した後に、再びハンドル80を操作
して治具台18をスライド・ベース16に沿って滑動し
て、ケーブル3の端部から伸長する被覆電線4をカバー
インシュレータ2の電線挿入溝5の所定部位に配線する
ために、電線挿入部材48に近接する所定の位置にまで
移動する。
【0020】その位置を決定し、電線4をガイドするた
めに、治具台18の上方に、1対のカバープレート8
6,87が適当な手段で、スライドベース16に固定し
てある。1対のカバープレート86,87は、それぞれ
の内側縁に沿って、ケーブル3の複数本の電線4を一束
として移動できるように間隔が取ってあり、これらカバ
ープレート86,87の後方の内側縁は電線4を1本だ
け通すことができる電線通過用間隙88にしてある(図
11)。また、ガイドプレート86,87のいずれか一
方には、後述するように、電線4の線番を電気的に検出
する検知素子90が取付けてある。
【0021】1対のカバープレート86,87の後方
に、L字形の第三のカバープレート92が取付けてあ
る。カバープレート86および87の後端縁とL字形の
カバープレート92の前端縁との間には、それぞれ電線
4が1本だけ通過できる第二および第三の電線通過用間
隙94,96が形成できるようにしてある。これらの間
隙94と96とはケーブル3の複数本の電線4を治具台
18に取付けた1対のカバーインシュレータ2のいずれ
かの一方に振り分けるためのもので、装置が作動してい
ない状態においては、第二の電線通過用間隙94の中心
線は、前方スリットベース36,37と後方スリットベ
ース38,39との間の間隙40の中心線について、カ
バーインシュレータ2の電線挿入溝5の溝間のピッチに
おいて3ピッチ分だけ前方(図12について右側)に位
置し、第三の電線通過用間隙96は間隙40の中心線に
ついて前方(図12の右側)に前記ピッチにおいて6ピ
ッチ分だけ離れている。すなわち、図12に示すよう
に、第二の電線通過用間隙94の位置を間隙40の位置
と整列させると、第三の電線通過用間隙96は間隙40
の位置よりも電線挿入溝5の溝間の3ピッチ分だけ右側
に食い違って位置する。
【0022】前方スリットベース36,37と後方スリ
ットベース38,39とは固定しているから、ステッピ
ングモーター26が作動してスライドベース16が移動
し、それとともにカバープレート86,87および第三
のカバープレート92が移動して、第二の電線通過用間
隙94と第三の電線通過用間隙96のいずれかが、固定
されている前方スリットベース36,37と後方スリッ
トベース38,39との間の間隙40と一致しなけれ
ば、間隙94または96を通した電線を間隙40を通し
てカバーインシュレータ2の所望の電線挿入溝5に挿入
することができない。
【0023】そこで、この発明によれば、ガイドプレー
ト86,87のいずれか一方に設けた電線4の線番を検
出する電気的検知素子90と、ステッピングモーター2
6やモーター64その他の電気装置の作動を制御する電
気制御器200との電気的接続を行う回路の一部に、コ
ネクタ1のカバーインシュレータ2に配線するケーブル
3の電線4を利用する。
【0024】すなわち、その目的のために、ケーブル3
の複数本の電線4をコネクタ1と接続する側と反対側の
端部において、その線番にしたがって、あらかじめ電気
制御器200の線番判別回路201に接続する専用コネ
クタ98に接続しておく。
【0025】前述したように、ケーブル3を1対のカバ
ーインシュレータ2を搭載した治具台18のケーブル固
定用クランプ装置84,85で固定した後、複数本の被
覆電線4の任意の一本をとり出して、カバープレート8
6,87の電線通過用間隙88を通すと、検知素子90
の先端に被覆電線4が触れて、その被覆が傷ついて、そ
の裸電線がこの検知素子90に接触して、制御器200
の線番判別回路201が作動し、この線番の電線につい
てのカバーインシュレータ2の該当する電線挿入溝が判
別される。
【0026】ところで、いま仮に、カバープレート86
側に搭載したカバーインシュレータに奇数番の電線を配
線するものとし、このカバーインシュレータの電線挿入
溝5を電線通過用間隙94に近接する溝から、順次、線
番「1」,「3」,「5」…と配線するものとし、ま
た、前記操作で判別した電線の線番を「1」とする。
【0027】すると、制御器200の主制御回路202
からステッピングモーター26にスライドベース16を
3ピッチだけ後方へ移動するパルス信号が送られる。こ
れによってボールねじ20が回動して、スライドベース
16に固定してあるカバープレート86,87,92も
共に後方に移動して、電線通過用間隙94も後方に3ピ
ッチ移動し、この間隙94が前方スリットベース36,
37と後方スリットベース38,39の間隙40の位置
と一致する。そこで、この電線を間隙94を経て間隙4
0内に挿入することができる。間隙40に電線が挿入さ
れることによって、光センサの投光器204から受光器
205に送られる光線がさえぎられ、これに同期して、
間隙94がカバーインシュレータ2の電線挿入溝5の線
番1の溝に一致するようにステッピングモータ26が回
転する。続いてモーター64が駆動されて、その出力軸
65を1回転させる。
【0028】出力軸65の1/2回転によって、これに
連絡したレバー50が軸66を支点として揺動し、レバ
ー50のピン部材挿入溝78によって、この溝に嵌装さ
れている電線挿入部材48のピン60が下降し、電線挿
入部材48といっしょに滑動カム部材44が降下するこ
とによって、このカム部材44の傾斜カム面46によっ
て、水平溝52内の電線ストッパー部材54がコイルば
ね56の作用に抗して後退し、電線ストッパー部材54
の前端にとどまっていた電線を電線挿入部材48によっ
て押下げて、カバーインシュレータ2の電線挿入溝5の
線番1の溝に挿入する。
【0029】モーター64の出力軸65の残る1/2回
転によってレバー50は、もとの位置に復帰すると共
に、ステッピングモーター26に前と逆の運転が指示さ
れて、スライドベース16は再びもとの位置に戻り電線
挿入の1サイクルが完了する。
【0030】〔発明の効果〕 以上に詳細に説明したこの発明の構造と、その作動とか
ら十分に理解することができるように、この発明によれ
ば、角型コネクタのカバーインシュレータの所定の電線
挿入溝に、ケーブルの複数本の線番を電気的に読み取っ
て判別し、カバーインシュレータを取り付けた治具台を
スライドベースについて選択的に移動させるようにステ
ッピングモーターを作動し、カバーインシュレータに取
り付けるべき所定の電線が電線挿入用の間隙を通過する
と、電線挿入用のレバーを駆動するモーターを付勢し
て、この電線をカバーインシュレータの所定の電線挿入
溝に圧入する。したがって、コード中の複数本の電線の
線番を的確かつ迅速に判別し、これをカバーインシュレ
ータに自動的に配線することができる。
【0031】それ故、きわめて単純で、しかも面倒な配
線作業をすこぶる能率よく、しかも正しく遂行すること
ができる絶大な効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の装置によってケーブルの複数の電線
を配線する角型コネクタとそのカバーインシュレータと
を示す分解組立斜視図である。
【図2】この発明の装置において使用するケーブルの複
数本の電線の線番のマークを説明する略図である。
【図3】この発明のコネクタのカバーインシュレータに
電線を正しく配線する装置の全体を示す斜視図である。
【図4】この発明の装置の正面図である。
【図5】図4の線V−Vに沿い矢印Aの方向に見た側断
面図である。
【図6】この発明の装置のステッピングモーターとそれ
によって駆動されるボールねじ及びスライドベースなど
の構成を説明するために、装置の一部を取外して示す平
面図である。
【図7】この発明の装置の電線挿入部分の構成を説明
し、電線が電線ストッパーで受けとめられている状態を
示す略側面図である。
【図8】図7と同様で、電線が電線ストッパーより下方
に送られた状態を示す略側面図である。
【図9】図7に示す部分の構成を説明するための組立分
解略斜視図である。
【図10】この発明の電線挿入部材を上下に駆動するレ
バーと、このレバーとモーターの出力軸との連絡関係を
説明するための略図である。
【図11】この発明の装置の一部を省略して示す平面図
である。
【図12】この発明において、電線をガイドする部分
と、電線を挿入するカバープレート間の間隙の相互の位
置関係を説明するための、図11の一部を切欠いて示す
略平面図である。
【図13】この発明の装置の作動を電気的に制御する回
路の構成を示すブロック線図である。
【符号の説明】
1 角型コネクタ 2 カバーインシュレータ 3 ケーブル 4 被覆電線 5 電線挿入溝 6 ドット・マーク 10 基台 12 レールブロック 14 直動ベアリング 16 スライドベース 18 治具台 20 ボールねじ 22,23 軸受装置 24 ジョイント装置 26 ステッピングモーター 28 ボルトナット 36,37 前方スリットベース 38,39 後方スリットベース 40 間隙 42 垂直溝 44 滑動カム部材 46 傾斜カム面 48 電線挿入部材 50 レバー 52 水平溝 54 電線ストッパー部材 56 コイルばね 58 電線ストッパー部材(54)の縦溝 60 ピン部材 62 細長い溝 64 モーター 66 レーバー(50)の枢軸 68 第一のリンクレバー 80 治具台(18)のハンドル 82 電線挿入用溝 84,85 ケーブル固定用のクランプ装置 88 電線通過用間隙 90 検知素子 92 第三のカバープレート 94 第二の電線通過用間隙 96 第三の電線通過用間隙 98 専用コネクタ 200 電気制御器 201 線判別回路 202 主制御回路 203 光センサの投光器 204 光センサの受光器

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーブルの複数本の電線の各々に付けら
    れた線番にしたがって、コネクタを構成する1対のカバ
    ーインシュレータの複数の電線挿入溝に該当する線番の
    電線を配線するために、前記カバーインシュレータを前
    記電線挿入溝を上面にして間隔をとって平行に搭載する
    治具台と、 前記治具台に前記ケーブルの一方の端部を固定するクラ
    ンプ装置と、 前記治具台を長手軸線方向に移動するためにボールねじ
    と協働するようにしたことと、 前記ボールねじを回転するようにしたステッピングモー
    ターと、 前記ステッピングモーターに電気的に接続した電気制御
    器を含む電気回路と、 前記ケーブルの他方の端部を前記電気回路に接続したこ
    とと、 前記ケーブルの一方の端部の電線の1本だけを通すこと
    のできる第一の電線通過用間隙を形成するように前記治
    具台の上方に、これと一体に移動できるように取付けた
    1対のカバープレートと、 前記カバープレートに前記間隙を通した電線と接触し、
    これを介して前記電気回路の電線の線番判別回路に信号
    を伝送する検知素子を設けたことと、 前記1対のカバープレートのそれぞれの端縁との間に前
    記第一の電線通過用間隙に対して直交する第二と第三の
    電線通過用間隙を形成するように配設した第三のカバー
    プレートと、 前記第二と第三の電線通過用間隙を前記カバーインシュ
    レータの電線挿入溝の3ピッチ分の間隔をもって相互に
    喰違うように形成したことと、 前記ボールねじの長手軸線に対して平行に1対のスリッ
    トベースを電線1本だけを通すことのできる間隙をとっ
    て固定し、前記スリットベースの一方に垂直溝を設けて
    滑動カム部材と電線挿入部材とを前記垂直溝に沿って移
    動可能に配設したことと、 前記第二と第三の電線通過溝のいずれか一方と前記1対
    のスリットベース間の間隙との位置が一致したときに前
    記間隙を通る電線を検出する光センサを前記スリットベ
    ースに取付けたことと、 前記滑動カム部材と電線挿入部材とを垂直方向に移動す
    るために前記スリットベースにレバーを枢着し、その一
    方の端部を前記電線挿入部材に接続し、他端をモーター
    によって駆動されるリンクレバーに取付けたことと、 前記モーターの作動を前記光センサの出力信号によって
    制御することとから成るコネクタのカバーインシュレー
    タに電線を正しく配線する装置。
  2. 【請求項2】 前記治具台を台板に固定したレールブロ
    ック上を移動することのできる直動ベアリングに固定し
    たスライドベース上を滑動できるように取付けて成る請
    求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 前記検知素子を前記1対のカバープレー
    トの一方に取付けて成る請求項1に記載の装置。
  4. 【請求項4】 前記カバーインシュレータに配線すべき
    ケーブルの電線を前記電気回路の一部とするようにした
    請求項1に記載の装置。
  5. 【請求項5】 前記スリットベースの下部に前記垂直溝
    と直交する水平溝を設け、電線ストッパー部材を常時前
    記1対のスリットベース間の間隙を閉塞しかも滑動でき
    るように前記水平溝内に配設して成る請求項1に記載の
    装置。
  6. 【請求項6】 前記電線ストッパー部材の一端にコイル
    ばねを配設し、前記間隙を閉塞する位置に押し出すよう
    にして成る請求項5に記載の装置。
  7. 【請求項7】 前記電線ストッパー部材に前記垂直溝と
    整列する滑動カム部材を通す空所を設けて成る請求項5
    に記載の装置。
  8. 【請求項8】 前記滑動カム部材の下部後側を先細の傾
    斜カム面とする請求項1に記載の装置。
  9. 【請求項9】 前記スリットベースに前記垂直溝と平行
    に細長い溝を設け、前記電線挿入部材に前記細長い溝を
    貫通するピン部材を固定し、前記ピン部材を前記スリッ
    トベースに枢着したレバーに係合するようにして成る請
    求項1に記載の装置。
  10. 【請求項10】 前記光センサを投光器と受光器とから
    成るものとした請求項1に記載の装置。
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