JPH05282597A - 車輌に対する消火栓警告システム - Google Patents

車輌に対する消火栓警告システム

Info

Publication number
JPH05282597A
JPH05282597A JP4112254A JP11225492A JPH05282597A JP H05282597 A JPH05282597 A JP H05282597A JP 4112254 A JP4112254 A JP 4112254A JP 11225492 A JP11225492 A JP 11225492A JP H05282597 A JPH05282597 A JP H05282597A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
voice
fire hydrant
fireplug
timer circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4112254A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuo Yamaguchi
光男 山口
Hajime Kondo
一 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
S K G KK
Original Assignee
S K G KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by S K G KK filed Critical S K G KK
Priority to JP4112254A priority Critical patent/JPH05282597A/ja
Publication of JPH05282597A publication Critical patent/JPH05282597A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Emergency Alarm Devices (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】消火栓付近に違法駐車する車輌に対して警報を
発して消火栓近くの駐車金利エリア内の違法駐車を少な
くする。道路に埋設された消火栓を確実に使用すること
を可能にする。消火作業を円滑に行う。 【構成】道路に埋設された消火栓の側方に設けられた標
識柱を設ける。標識柱に、該消火栓を中心に所定の範囲
内に位置する車輌を検出する検出装置を取り付ける。車
輌が検出装置の検出エリア内に位置する時間を計測する
タイマー回路を設ける。記憶部材に警告情報に関する音
声データを記憶させる。タイマー回路の計測値が所定値
以上になったとき、制御手段により消火栓付近に車輌が
駐車していると判定して記憶部材から音声データをアク
セスして音声出力装置から警告情報を音声出力させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、道路に埋設された消
火栓付近に違法駐車した車輌に対する消火栓警告システ
ムに関する。
【0002】
【従来技術】道路交通法により、消火栓を中心に前後5
m以内の道路上に車輌を駐車することが禁止されている
が、消火栓付近における違法駐車が後を絶たないのが実
情である。このため、当該消火栓を使用して消火作業を
行うことが不可能か、あるいは困難になっている。
【0003】このように違法駐車した車輌を強制的に移
動させる際に、該車輌を破損したとき、移動させた者に
対して器物破損などにより民事上の損害賠償が請求され
るおそれがあり、違法駐車した車輌を移動させることが
できないのが実情であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本出願人は、上記した
問題を解決するため、先に特願平2−410358号に
おいて、消火用止水栓が取り付けられた升の上面を覆う
ように取り付けられ、少なくとも1個以上の手掛け孔が
形成された消火栓蓋において、上面に設けられた穴を防
水状態で面一状に覆う強化透明板と、強化透明板の下方
に設けられた光電池と、強化透明板の下方に設けられた
車両センサーと、光電池からの電力を充電して駆動電源
および制御電源として電力を供給する充電用電池と、警
告情報の音声データが記憶された記憶部材と、音声デー
タを音声出力する音声出力部材と、車両センサーからの
検出信号の出力状態が所定の時間以上、継続したとき、
車両センサーの上方に車両が停止したと判断して記憶部
材に記憶された音声データをアクセスして音声出力部材
から警告情報を音声出力させる制御回路とを備えた消火
栓蓋を提案したが、この消火栓蓋にあっては、車輌の通
過に伴って強化透明板が傷付いたり、タイヤなどにより
汚れたりして光電池に対する所定量の光の照射が困難に
なって電力を充分に供給できないとともに車両センサー
による車輌の検出を確実に行えない問題を有している。
【0005】この問題は、消火栓蓋、特に強化透明板の
保守管理を確実に行うことにより回避し得るが、そのた
めに多くの経費がかかっていた。
【0006】本発明は、上記した従来の欠点を解決する
ために発明されたものであり、その目的とするところ
は、簡易な保守管理により消火栓付近に違法駐車しよう
とする車輌に対して確実に警告を発することができ、円
滑な消火作業を可能にすることができる車輌に対する消
火栓警告システムを提供することにある。
【0007】
【問題点を解決するための手段】このため本発明は、道
路に埋設された消火栓の側方に設けられた標識柱と、該
標識柱に取り付けられ、該消火栓を中心に所定の範囲内
に位置する車輌を検出する検出装置と、該検出装置の検
出エリア内に車輌が位置したときに起動されて時間を計
測するタイマー回路と、警告情報に関する音声データが
記憶された記憶部材と、音声データを音声信号に変換し
て音声出力する音声出力装置と、タイマー回路の計測値
が所定値以上になったとき、消火栓付近に車輌が駐車し
ていると判定して記憶部材から音声データをアクセスし
て音声出力装置から警告情報を音声出力させる制御手段
とからなることを特徴としている。
【0008】
【発明の作用】本発明は上記のように構成されるため、
消火栓の駐車禁止エリア内に車輌が位置したとき、制御
手段は検出装置からの信号に基づいてタイマー回路を起
動し、該タイマー回路による計数時間が所定の時間であ
るか否かを判定する。そしてタイマー回路による計数時
間が所定の時間内に検出装置からの検出信号が非検出状
態へ遷移したとき、制御手段は車輌が単に消火栓付近を
通過したと判断してタイマー回路をリセットさせる。反
対に、タイマー回路による計測時間が所定の時間以上に
なったとき、制御手段は検出された車両が消火栓付近に
違法駐車していると判断し、記憶部材から警告情報に関
する音声データをアクセスし、該音声データを音声出力
することにより車輌運転者へ警告を行う。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に従って説明
する。
【0010】図1は車輌に対する消火栓警告システムの
概略を示す説明図である。
【0011】図2は検出エリアを示す説明図である。
【0012】道路1の路側には消火栓2を収容した消火
栓升3が埋設されている。そして該消火栓升3に対する
直近箇所の歩道あるいは道路上には標識柱5が立設さ
れ、この標識柱5は上部アーム5aが消火栓升3の上方
へのびる逆L字型に形成されている。
【0013】上部アーム5aの先端部には検出装置とし
ての複数(3個)の車輌センサー7が、全体として図2
に示す消火栓升3の左右5mの範囲を検出エリアとする
ように取り付けられている。そして夫々の車輌センサー
7は熱センサー、磁気センサー、電磁波センサーあるい
は超音波センサーなどにより構成されている。
【0014】標識柱5の柱部5bには収容ボックス9が
取り付けられ、該収容ボックス9には後述する制御装置
などが収容されている。また、収容ボックス9の外部に
は太陽電池アレイ板11が取り付けられている。
【0015】図3は車輌に対する消火栓警告システムの
制御概略を示す電気的ブロック図である。
【0016】ボックス9には充電用電池13が内蔵さ
れ、該充電用電池13には太陽電池アレイ板11がレギ
ュレーター15を介して接続され、太陽電池アレイ板1
1により光発電された電力は充電用電池13に充電され
る。太陽電池アレイ板11の発電容量および充電用電池
13の充電容量は、夜間における消費電力に応じて設定
される。そして充電用電池13からの電力は後述するス
ピーカー29およびブザー33の駆動電源と、後述する
CPU17の制御電源として使用される。
【0017】制御手段としてのCPU17には複数の車
輌センサー7がORゲート8を介して接続され、いずれ
かの車輌センサー7の検出エリア内に車輌などが位置し
たとき、ORゲート8からの車輌検出信号がCPU17
に入力される。また、CPU17にはタイマー回路19
が接続され、ORゲート8からの車輌検出信号が入力さ
れたとき、該タイマー回路19を起動して計測を開始さ
せる。
【0018】CPU17にはROM21および記憶部材
としてのRAM23が接続され、ROM21には警報プ
ログラムデータが記載されている。また、RAM23に
は複数の音声データが記憶されている。この音声データ
としては、例えば「ここに消火栓があります。直ちに車
輌を移動して下さい。」などの車輌センサー7による車
輌検出時間の長短に応じた各種の警報情報で構成されて
いる。
【0019】CPU17にはバッファメモリ25が接続
され、該バッファメモリ25には車輌センサー7による
車輌検出時間に応じてRAM23からアクセスされた音
声データが記憶される。また、CPU17には音声合成
回路27が接続され、該音声合成回路27はバッファメ
モリ25から転送された音声データを音声合成してアナ
ログの音声信号へ変換する。そして該音声合成回路27
には音声出力部材としてのスピーカー29が接続され、
該スピーカー29により音声信号の音声が出力される。
さらに、CPU17にはブザー駆動回路31が接続さ
れ、該ブザー駆動回路31にはブザー33が接続されて
いる。
【0020】次に、上記のように構成された車輌に対す
る消火栓警告システムの作用を説明する。
【0021】いずれかの車輌センサー7の検出エリア内
に車輌が位置したとき、CPU17はORゲート8から
入力される車輌検出信号に基づいてタイマー回路19を
起動させる。今、車輌が、単に夫々の車輌センサー7の
検出エリア内を通過するのみで、駐車しない場合には、
ORゲート8からの車輌検出信号が、適宜時間経過後に
非検出状態へ遷移する。これによりCPU17は検出し
た車輌が夫々の車輌センサー7の検出領域を通過して駐
車しないと判断してタイマー回路19をリセットさせ
る。
【0022】反対に、車輌センサー7の検出エリア内の
いずれかに車輌が所定の時間t1 以上の間、継続して位
置する場合、CPU17はタイマー回路19の計数値に
基づいて車輌が夫々の車輌センサー7の検出エリア内に
駐車すると判定し、タイマー回路19による計測時間に
応じた第1の警告情報に関する第1の音声データをRA
M23からアクセスしてバッファメモリ25へ転送させ
る。そして転送された第1の音声データは音声合成回路
27により音声合成されてアナログの音声信号へ変換さ
れた後、スピーカー29から音声出力される。これによ
り車輌運転者に対し、駐車位置が消火栓2の駐車禁止エ
リアであることを警告する。
【0023】次に、タイマー回路19の計測時間がt2
(t2 >t1 )以上の場合、CPU17はタイマー回路
19の計数値に基づいてRAM23から第2の音声デー
タをアクセスしてバッファメモリ25へ転送し、該第2
の音声データを音声出力させるとともにブザー駆動回路
31に駆動信号を出力してブザー33を鳴動させる。
【0024】上記説明は、太陽電池アレイ板11により
光発電された電力で充電用電池13に充電してその電力
を駆動電源および制御電源として使用するものとした
が、既設の電気配線から電力を確保することが可能な場
合には、太陽電池アレイ板11とレギュレーター15お
よび充電用電池13は不要である。
【0025】また、上記説明は複数の車輌センサー7と
ORゲート8を使用していずれかの車輌センサー7の検
出エリア内に車輌が位置したとき、車輌検出信号を出力
するものとしたが、単一の車輌センサーにより駐車禁止
エリアの全体をカバーできるのであれば、ORゲート8
は不要である。
【0026】
【発明の効果】このため本発明は、簡易な保守管理によ
り消火栓付近に違法駐車しようとする車輌に対して確実
に警告を発することができ、円滑な消火作業を可能にす
ることができる車輌に対する消火栓警告システムを提供
することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は車輌に対する消火栓警告システムの概略
を示す説明図である。
【図2】図2は検出エリアを示す説明図である。
【図3】図3は車輌に対する消火栓警告システムの制御
概略を示す電気的ブロック図である。
【符号の説明】
1 道路 2 消火栓 3 消火栓升 5 標識柱 7 車輌センサー 17 制御手段としてのCPU 19 タイマー回路 23 記憶部材としてのRAM 27 音声合成回路 29 スピーカー 33 ブザー
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G10L 3/00 8946−5H

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】道路に埋設された消火栓の側方に設けられ
    た標識柱と、該標識柱に取り付けられ、該消火栓を中心
    に所定の範囲内に位置する車輌を検出する検出装置と、
    該検出装置の検出エリア内に車輌が位置したときに起動
    されて時間を計測するタイマー回路と、警告情報に関す
    る音声データが記憶された記憶部材と、音声データを音
    声信号に変換して音声出力する音声出力装置と、タイマ
    ー回路の計測値が所定値以上になったとき、消火栓付近
    に車輌が駐車していると判定して記憶部材から音声デー
    タをアクセスして音声出力装置から警告情報を音声出力
    させる制御手段とからなる車輌に対する消火栓警告シス
    テム。
  2. 【請求項2】記憶部材にはタイマー回路の計測時間に応
    じた複数の警告情報に関する音声データが記憶され、制
    御手段は記憶部材からタイマー回路の計測時間に応じて
    警告情報を順次アクセスして音声出力装置から音声出力
    させる請求項1の車輌に対する消火栓警告システム。
JP4112254A 1992-04-02 1992-04-02 車輌に対する消火栓警告システム Pending JPH05282597A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4112254A JPH05282597A (ja) 1992-04-02 1992-04-02 車輌に対する消火栓警告システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4112254A JPH05282597A (ja) 1992-04-02 1992-04-02 車輌に対する消火栓警告システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05282597A true JPH05282597A (ja) 1993-10-29

Family

ID=14582107

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4112254A Pending JPH05282597A (ja) 1992-04-02 1992-04-02 車輌に対する消火栓警告システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05282597A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005173955A (ja) * 2003-12-11 2005-06-30 Takaoka Electric Mfg Co Ltd 車輌検出システム
CN104778809A (zh) * 2014-01-14 2015-07-15 宋思豪 禁止乱停车警报装置
KR20190127205A (ko) * 2018-05-03 2019-11-13 주식회사 이레소방엔지니어링 옥외소화전 불법주차 경고시스템
KR102450767B1 (ko) * 2021-06-22 2022-10-25 윤우현 화재 발생 경보 기능을 포함하는 불법 주정차 모니터링 소화전 시스템

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005173955A (ja) * 2003-12-11 2005-06-30 Takaoka Electric Mfg Co Ltd 車輌検出システム
CN104778809A (zh) * 2014-01-14 2015-07-15 宋思豪 禁止乱停车警报装置
KR20190127205A (ko) * 2018-05-03 2019-11-13 주식회사 이레소방엔지니어링 옥외소화전 불법주차 경고시스템
KR102450767B1 (ko) * 2021-06-22 2022-10-25 윤우현 화재 발생 경보 기능을 포함하는 불법 주정차 모니터링 소화전 시스템

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100364121B1 (ko) 차량사고예방과 도난방지를 위한 자동경고 및 차량주변상황 영상/음향 기록장치
CN108422996A (zh) 一种集成bsd、sdg功能的泊车系统及自动泊车控制方法
KR20110011893A (ko) 지정주차공간의 주차관리 및 이동 유도장치
JPH05282597A (ja) 車輌に対する消火栓警告システム
CN206524389U (zh) 电动车智能防盗电瓶
CN108986399A (zh) 一种车载事故自动报警预警系统
CN1329745C (zh) 汽车车用安全距离检测及安全控制方法和装置
JP3176774B2 (ja) 高さ制限超過検知・警報装置
JPH10160555A (ja) 荷重センサ付横断溝と重量検知システム
JPH0579066A (ja) 路面下消火栓用蓋板
CN110570532A (zh) 车辆收费用的卡机的智能伸缩式驱动装置及其控制方法
CN109435838A (zh) 一种高速路用车祸智能提醒装置与提醒方法
CN208101829U (zh) 基于微波传感器的超声波的盲区检测装置
CN212743539U (zh) 一种智能车库停车辅助系统
CN106548578B (zh) 一种声光报警装置
CN211200139U (zh) 一种警示路桩
CN107323415A (zh) 智能自控汽车防盗油、盗货报警器
CN206849109U (zh) 高速公路自动发卡机防撞提示装置
WO1999040554A2 (en) Portable motor vehicle speed awareness and surveillance system
CN210658107U (zh) 一种高速公路分流岛示警装置
CN220820866U (zh) 一种道路交通预警信号系统
JP3302437B2 (ja) 駐車禁止警告装置
CN220977773U (zh) 一种市政道桥隧道管廊用警示装置
CN206541439U (zh) 控速智能提示屏
CN215453068U (zh) 一种多角度调节的停车场安防监控用监控摄像头