JPH0528228A - Pc部品の図面作成装置 - Google Patents
Pc部品の図面作成装置Info
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- JPH0528228A JPH0528228A JP3178403A JP17840391A JPH0528228A JP H0528228 A JPH0528228 A JP H0528228A JP 3178403 A JP3178403 A JP 3178403A JP 17840391 A JP17840391 A JP 17840391A JP H0528228 A JPH0528228 A JP H0528228A
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- parts
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 建築物に仕様の変更等があった場合にPC部
品の製作図の修正等の作業を容易に行うことができるP
C部品の図面作成装置を得る。 【構成】 所定の2本の通り芯の配置を表すデータと、
前記2本の通り芯を跨ぐように配置される梁用PC部品
のデータと、前記梁用PC部品の長手方向端部に接する
ように配置される柱に関するデータと、前記梁用PC部
品に接するように配置される床用PC部品のデータと、
を対応させて記憶し、通り芯の隣接する通り芯との間隔
が変更された場合または前記柱に関するデータが消去さ
れた場合(ステップ650 または656 の判定が肯定された
場合)には対応する梁用PC部品及び床用PC部品を表
示し(ステップ660 、664 )、前記梁用PC部品のデー
タが消去された場合(ステップ656 が否定された場合)
には対応する床用PC部品を表示する(ステップ664
)。
品の製作図の修正等の作業を容易に行うことができるP
C部品の図面作成装置を得る。 【構成】 所定の2本の通り芯の配置を表すデータと、
前記2本の通り芯を跨ぐように配置される梁用PC部品
のデータと、前記梁用PC部品の長手方向端部に接する
ように配置される柱に関するデータと、前記梁用PC部
品に接するように配置される床用PC部品のデータと、
を対応させて記憶し、通り芯の隣接する通り芯との間隔
が変更された場合または前記柱に関するデータが消去さ
れた場合(ステップ650 または656 の判定が肯定された
場合)には対応する梁用PC部品及び床用PC部品を表
示し(ステップ660 、664 )、前記梁用PC部品のデー
タが消去された場合(ステップ656 が否定された場合)
には対応する床用PC部品を表示する(ステップ664
)。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はPC部品の図面作成装置
に関する。
に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、建築工事においては鉄骨、鉄筋等
の骨組みを組み立てた後、板状の材料を用いて前記骨組
みを取り囲むように型を作り、この型の中にコンクリー
トを流し込む。コンクリートが硬化した後に型を取り外
すことにより建築物の構造体(建築躯体)が完成する。
また、近年ではプレキャストコンクリート(以下、PC
という)部品を用いて建築躯体を構築するPC工法が広
範に用いられている。このPC工法では、建築躯体を構
造機能の特徴から柱、梁、壁、床等の部分に分け、各部
分毎に、要求される大きさ、形状、強度等に応じたPC
部品を製作し、このPC部品を組み立てて建築躯体を構
築する。従ってPC部品には様々なバリエーションが存
在する。
の骨組みを組み立てた後、板状の材料を用いて前記骨組
みを取り囲むように型を作り、この型の中にコンクリー
トを流し込む。コンクリートが硬化した後に型を取り外
すことにより建築物の構造体(建築躯体)が完成する。
また、近年ではプレキャストコンクリート(以下、PC
という)部品を用いて建築躯体を構築するPC工法が広
範に用いられている。このPC工法では、建築躯体を構
造機能の特徴から柱、梁、壁、床等の部分に分け、各部
分毎に、要求される大きさ、形状、強度等に応じたPC
部品を製作し、このPC部品を組み立てて建築躯体を構
築する。従ってPC部品には様々なバリエーションが存
在する。
【0003】ところで、PC部品を製作するためには、
PC部品を構成するコンクリート、鉄筋、鉄骨等の形状
と数量を表示するPC部品製作図が必要である。従来、
この製作図は殆ど手書きで作成しており、作成に時間が
かかっていた。このため、最近のPC工法の増大に伴っ
てPC部品製作図の作成作業の生産性の向上が強く要望
されている。
PC部品を構成するコンクリート、鉄筋、鉄骨等の形状
と数量を表示するPC部品製作図が必要である。従来、
この製作図は殆ど手書きで作成しており、作成に時間が
かかっていた。このため、最近のPC工法の増大に伴っ
てPC部品製作図の作成作業の生産性の向上が強く要望
されている。
【0004】これを解決するために、一部では市販のC
ADを用いてPC部品の製作図を作成することが行われ
ている。CADでは図面のコピーや修正が容易であるた
め、部分的に多少異なっている複数のPC部品の製作図
を作成したりする場合に有効である。
ADを用いてPC部品の製作図を作成することが行われ
ている。CADでは図面のコピーや修正が容易であるた
め、部分的に多少異なっている複数のPC部品の製作図
を作成したりする場合に有効である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記C
ADを用いてPC部品の製作図を作成する場合、該PC
部品を用いる建築物の図面を参照して該建築物で使用す
るPC部品の個々の製作図を作成する。従って、建築物
の仕様が変更されて、例えば特定箇所の通り芯の間隔が
変更された場合、前記建築物の図面を参照して影響を受
ける全てのPC部品を調査し、該PC部品の製作図を修
正する必要があるので、作業が煩雑であった。
ADを用いてPC部品の製作図を作成する場合、該PC
部品を用いる建築物の図面を参照して該建築物で使用す
るPC部品の個々の製作図を作成する。従って、建築物
の仕様が変更されて、例えば特定箇所の通り芯の間隔が
変更された場合、前記建築物の図面を参照して影響を受
ける全てのPC部品を調査し、該PC部品の製作図を修
正する必要があるので、作業が煩雑であった。
【0006】本発明は上記事実を考慮して成されたもの
で、建築物に仕様の変更等があった場合にPC部品の製
作図の修正等の作業を容易に行うことができるPC部品
の図面作成装置を得ることが目的である。
で、建築物に仕様の変更等があった場合にPC部品の製
作図の修正等の作業を容易に行うことができるPC部品
の図面作成装置を得ることが目的である。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明に係るPC部品の図面作成装置は、建築物の通
り芯の配置を表すデータと、前記建築物の柱に関するデ
ータと、前記建築物で使用される梁用PC部品及び床用
PC部品のデータと、が入力され、前記データに基づい
て梁用PC部品及び床用PC部品の製作図を作成するP
C部品の図面作成装置であって、所定の2本の通り芯
と、前記2本の通り芯を跨ぐように配置される梁用PC
部品と、前記梁用PC部品の長手方向端部に接するよう
に配置される柱と、前記梁用PC部品に接するように配
置される床用PC部品と、を対応させて記憶する記憶手
段と、前記通り芯の隣接する通り芯との間隔が変更され
た場合または前記柱に関するデータが消去された場合に
は前記対応する梁用PC部品及び床用PC部品を表示
し、前記梁用PC部品のデータが消去された場合には前
記対応する床用PC部品を表示する表示手段と、を有し
ている。
に本発明に係るPC部品の図面作成装置は、建築物の通
り芯の配置を表すデータと、前記建築物の柱に関するデ
ータと、前記建築物で使用される梁用PC部品及び床用
PC部品のデータと、が入力され、前記データに基づい
て梁用PC部品及び床用PC部品の製作図を作成するP
C部品の図面作成装置であって、所定の2本の通り芯
と、前記2本の通り芯を跨ぐように配置される梁用PC
部品と、前記梁用PC部品の長手方向端部に接するよう
に配置される柱と、前記梁用PC部品に接するように配
置される床用PC部品と、を対応させて記憶する記憶手
段と、前記通り芯の隣接する通り芯との間隔が変更され
た場合または前記柱に関するデータが消去された場合に
は前記対応する梁用PC部品及び床用PC部品を表示
し、前記梁用PC部品のデータが消去された場合には前
記対応する床用PC部品を表示する表示手段と、を有し
ている。
【0008】
【作用】本発明では、所定の2本の通り芯と、前記2本
の通り芯を跨ぐように配置される梁用PC部品と、前記
梁用PC部品の長手方向端部に接するように配置される
柱と、前記梁用PC部品に接するように配置される床用
PC部品と、を対応させて記憶する。そして、通り芯の
隣接する通り芯との間隔が変更された場合または柱に関
するデータが消去された場合には対応する梁用PC部品
及び床用PC部品を表示し、梁用PC部品のデータが消
去された場合には対応する床用PC部品を表示するよう
にしている。このため、建築物の仕様が変更されて、例
えば通り芯の間隔が変更された等の場合には影響を受け
るPC部品が表示されるので、建築物の図面を参照して
影響を受けるPC部品を調査する等の作業が不要にな
り、PC部品製作図の修正等の作業を容易に行うことが
できる。
の通り芯を跨ぐように配置される梁用PC部品と、前記
梁用PC部品の長手方向端部に接するように配置される
柱と、前記梁用PC部品に接するように配置される床用
PC部品と、を対応させて記憶する。そして、通り芯の
隣接する通り芯との間隔が変更された場合または柱に関
するデータが消去された場合には対応する梁用PC部品
及び床用PC部品を表示し、梁用PC部品のデータが消
去された場合には対応する床用PC部品を表示するよう
にしている。このため、建築物の仕様が変更されて、例
えば通り芯の間隔が変更された等の場合には影響を受け
るPC部品が表示されるので、建築物の図面を参照して
影響を受けるPC部品を調査する等の作業が不要にな
り、PC部品製作図の修正等の作業を容易に行うことが
できる。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。図1には本発明に係るPC部品の製作図作
成装置300が示されている。
に説明する。図1には本発明に係るPC部品の製作図作
成装置300が示されている。
【0010】PC部品製作図作成装置300はパーソナ
ルコンピュータ302と、パーソナルコンピュータ30
2の入出力ポート310に接続される各種の入出力機器
と、から構成される。パーソナルコンピュータ302
は、CPU304、ROM306、RAM308及び入
出力ポート310を備え、これらは互いにバスによって
接続されている。本実施例では入出力ポート310に接
続される入出力機器として、フロッピーディスク、ハー
ドディスク等の記憶媒体で構成され記憶したプログラ
ム、データが読出されると共にデータが書き込まれる外
部記憶装置312と、オペレータがデータ等を入力する
ためのキーボード314及びマウス316と、処理結果
を表示するためのディスプレイ318と、処理結果を印
刷するためのレーザビームプリンタ320と、を用いて
いる。なお、レーザビームプリンタ320に代えてXY
プロッタ等を用いてもよい。
ルコンピュータ302と、パーソナルコンピュータ30
2の入出力ポート310に接続される各種の入出力機器
と、から構成される。パーソナルコンピュータ302
は、CPU304、ROM306、RAM308及び入
出力ポート310を備え、これらは互いにバスによって
接続されている。本実施例では入出力ポート310に接
続される入出力機器として、フロッピーディスク、ハー
ドディスク等の記憶媒体で構成され記憶したプログラ
ム、データが読出されると共にデータが書き込まれる外
部記憶装置312と、オペレータがデータ等を入力する
ためのキーボード314及びマウス316と、処理結果
を表示するためのディスプレイ318と、処理結果を印
刷するためのレーザビームプリンタ320と、を用いて
いる。なお、レーザビームプリンタ320に代えてXY
プロッタ等を用いてもよい。
【0011】パーソナルコンピュータ302及び各入出
力機器をPC部品製作図作成装置300として作用させ
るためのプログラムは前記外部記憶装置312に記憶さ
れている。このプログラムはPC部品製作図作成装置3
00に電源が投入されると読出され、実行される。な
お、外部記憶装置312には市販のCADソフト(本実
施例ではCADVANTAGE:商品名)も記憶されている。
力機器をPC部品製作図作成装置300として作用させ
るためのプログラムは前記外部記憶装置312に記憶さ
れている。このプログラムはPC部品製作図作成装置3
00に電源が投入されると読出され、実行される。な
お、外部記憶装置312には市販のCADソフト(本実
施例ではCADVANTAGE:商品名)も記憶されている。
【0012】次に本実施例の作用を説明する。本実施例
に係るPC部品製作図作成装置300では、建設工事単
位に、前記建設工事に関連するデータを入力して前記建
設工事で使用する全てのPC部品の製作図を作成する。
以下、図2のフローチャートを参照してPC部品製作図
作成装置300の作用を説明する。
に係るPC部品製作図作成装置300では、建設工事単
位に、前記建設工事に関連するデータを入力して前記建
設工事で使用する全てのPC部品の製作図を作成する。
以下、図2のフローチャートを参照してPC部品製作図
作成装置300の作用を説明する。
【0013】ステップ500では、PC部品の製作図の
作成を行う建設工事を特定するための工事物件データを
入力するようオペレータに指示する。これによりオペレ
ータは、工事物件データとして前記建設工事の工事番
号、工事名称、建築物のフロア数等のデータをキーボー
ド314及びマウス316を介してPC部品製作図作成
装置300に入力する。 次のステップ502では建築
物の各フロアに関する情報を入力するようオペレータに
指示する。これにより、オペレータは建築物のフロア番
号、フロア名称等のデータを各フロア毎に入力する。
作成を行う建設工事を特定するための工事物件データを
入力するようオペレータに指示する。これによりオペレ
ータは、工事物件データとして前記建設工事の工事番
号、工事名称、建築物のフロア数等のデータをキーボー
ド314及びマウス316を介してPC部品製作図作成
装置300に入力する。 次のステップ502では建築
物の各フロアに関する情報を入力するようオペレータに
指示する。これにより、オペレータは建築物のフロア番
号、フロア名称等のデータを各フロア毎に入力する。
【0014】次のステップ504以降では、建築物の各
フロアにおけるPC部品の配置、建築物を構成するPC
部品に関するデータ等の入力を行う。すなわち、ステッ
プ504ではデータ入力を行うフロアが選択されたか否
か判定する。データ入力を行うフロアが選択されてステ
ップ504の判定が肯定されると、ステップ506では
割付データの入力を行うか否か判定する。割付データは
建築物の各フロアにおける柱、梁、床の配置等を表すデ
ータであり、後述する梁用PC部品及び床用PC部品の
単品データの入力を行う前に入力される。
フロアにおけるPC部品の配置、建築物を構成するPC
部品に関するデータ等の入力を行う。すなわち、ステッ
プ504ではデータ入力を行うフロアが選択されたか否
か判定する。データ入力を行うフロアが選択されてステ
ップ504の判定が肯定されると、ステップ506では
割付データの入力を行うか否か判定する。割付データは
建築物の各フロアにおける柱、梁、床の配置等を表すデ
ータであり、後述する梁用PC部品及び床用PC部品の
単品データの入力を行う前に入力される。
【0015】ステップ506の判定が肯定された場合、
ステップ510では各フロアに配置される柱、梁等の部
品の位置を特定するための座標として使用される通り芯
の設定を行う。図7に示すように、通り芯はX方向及び
Y方向に沿って延びる複数の仮想的な線で構成され、個
々の通り芯を識別するための通り芯番号と、各通り芯間
の間隔と、が入力されることによって設定される。通
常、通り芯にほぼ沿うように梁が配置され、X方向に沿
って延びる通り芯とY方向に沿って延びる通り芯とが交
差した位置付近に柱(図7参照)が配置される。
ステップ510では各フロアに配置される柱、梁等の部
品の位置を特定するための座標として使用される通り芯
の設定を行う。図7に示すように、通り芯はX方向及び
Y方向に沿って延びる複数の仮想的な線で構成され、個
々の通り芯を識別するための通り芯番号と、各通り芯間
の間隔と、が入力されることによって設定される。通
常、通り芯にほぼ沿うように梁が配置され、X方向に沿
って延びる通り芯とY方向に沿って延びる通り芯とが交
差した位置付近に柱(図7参照)が配置される。
【0016】次のステップ512では、前記通り芯の交
差位置に配置する柱の割付データの入力を行う。本実施
例では柱の形状として角柱と丸柱とを選択可能とされて
いる(図7には例として角柱を示す)。角柱を選択した
場合には、割付データとして、個々の柱を識別するため
の記号と、柱のX方向及びY方向に沿った全幅と、前記
交差位置に対する柱の端面のX方向及びY方向の偏芯
と、を入力する。また丸柱を選択した場合には、割付デ
ータとして、個々の柱を識別するための記号と、柱の外
径と、前記交差位置に対する柱の中心のX方向及びY方
向の偏芯と、を入力する。なおPC部品製作図作成装置
300では、割付データを入力して所定の交差位置に設
定した柱を、他の交差位置にコピーする機能を有してお
り、この機能を利用することにより柱の割付データ入力
作業を軽減することもできる。入力された柱の割付デー
タは外部記憶装置312に記憶される。
差位置に配置する柱の割付データの入力を行う。本実施
例では柱の形状として角柱と丸柱とを選択可能とされて
いる(図7には例として角柱を示す)。角柱を選択した
場合には、割付データとして、個々の柱を識別するため
の記号と、柱のX方向及びY方向に沿った全幅と、前記
交差位置に対する柱の端面のX方向及びY方向の偏芯
と、を入力する。また丸柱を選択した場合には、割付デ
ータとして、個々の柱を識別するための記号と、柱の外
径と、前記交差位置に対する柱の中心のX方向及びY方
向の偏芯と、を入力する。なおPC部品製作図作成装置
300では、割付データを入力して所定の交差位置に設
定した柱を、他の交差位置にコピーする機能を有してお
り、この機能を利用することにより柱の割付データ入力
作業を軽減することもできる。入力された柱の割付デー
タは外部記憶装置312に記憶される。
【0017】ステップ514では、前記通り芯に沿って
柱と柱の間に配置する梁の割付データとして、梁の位
置、タイプ、全幅、通り芯に対する梁の幅方向の偏芯等
を入力する。なお、梁についても柱と同様に、割付デー
タを入力して設定した梁を他の箇所にコピーすることが
できる。また、入力された梁の割付データは外部記憶装
置312に記憶されるが、このとき同時に、前記梁が跨
いでいる2本の通り芯の通り芯番号と、前記梁の長手方
向両端に接する柱を識別するための記号と、を前記割付
データと対応させて記憶する。例として、図6において
梁1の割付データが入力された場合、通り芯A及び通り
芯Bの通り芯番号と、柱aと柱bを識別する記号と、を
前記割付データと対応させて記憶する。
柱と柱の間に配置する梁の割付データとして、梁の位
置、タイプ、全幅、通り芯に対する梁の幅方向の偏芯等
を入力する。なお、梁についても柱と同様に、割付デー
タを入力して設定した梁を他の箇所にコピーすることが
できる。また、入力された梁の割付データは外部記憶装
置312に記憶されるが、このとき同時に、前記梁が跨
いでいる2本の通り芯の通り芯番号と、前記梁の長手方
向両端に接する柱を識別するための記号と、を前記割付
データと対応させて記憶する。例として、図6において
梁1の割付データが入力された場合、通り芯A及び通り
芯Bの通り芯番号と、柱aと柱bを識別する記号と、を
前記割付データと対応させて記憶する。
【0018】一方ステップ506の判定が否定された場
合は、PC部品単体データの入力を行うと判断し、ステ
ップ516では梁用PC部品について単品データの入力
を行うか否か判定する。ステップ516の判定が肯定さ
れた場合はステップ518へ移行し、梁用PC部品の単
品データの入力処理を行う。
合は、PC部品単体データの入力を行うと判断し、ステ
ップ516では梁用PC部品について単品データの入力
を行うか否か判定する。ステップ516の判定が肯定さ
れた場合はステップ518へ移行し、梁用PC部品の単
品データの入力処理を行う。
【0019】このステップ518における梁用PC部品
の単品データの入力処理について、図3のフローチャー
トを参照して詳細に説明すると、ステップ550ではデ
ータの入力を行う梁用PC部品が鉄骨とコンクリートと
鉄筋とで構成されるSRC梁か否か判定する。ステップ
550の判定が肯定された場合には、ステップ552で
上記SRC梁で使用する鉄骨は、長手方向両端部のフラ
ンジが幅広とされたハンチ有りの鉄骨か否か判定する。
ステップ552の判定が肯定された場合には、ステップ
554で図8に示すようなハンチ有の鉄骨のモデル図を
ディスプレイ318に表示し、ハンチ有の鉄骨のパラメ
ータの寸法データを入力するよう指示する。ハンチ有の
鉄骨のパラメータは次の表に示す通りである。
の単品データの入力処理について、図3のフローチャー
トを参照して詳細に説明すると、ステップ550ではデ
ータの入力を行う梁用PC部品が鉄骨とコンクリートと
鉄筋とで構成されるSRC梁か否か判定する。ステップ
550の判定が肯定された場合には、ステップ552で
上記SRC梁で使用する鉄骨は、長手方向両端部のフラ
ンジが幅広とされたハンチ有りの鉄骨か否か判定する。
ステップ552の判定が肯定された場合には、ステップ
554で図8に示すようなハンチ有の鉄骨のモデル図を
ディスプレイ318に表示し、ハンチ有の鉄骨のパラメ
ータの寸法データを入力するよう指示する。ハンチ有の
鉄骨のパラメータは次の表に示す通りである。
【0020】
【表1】 なお、上記パラメータの中の右フランジ幅は、左フラン
ジ幅の寸法データが入力されると、同一の寸法が初期値
として設定されるようになっている。また、右ウェブ
幅、右フランジ厚、右フランジ長についても同様に、各
々左ウェブ厚、左フランジ厚、左フランジ長の寸法デー
タが初期値として設定される。従って、通常用いられる
左右対称の断面を有する鉄骨を使用する場合には、上記
12個のパラメータのうち8個のパラメータの寸法デー
タを入力することによって鉄骨の寸法データ入力作業が
完了するので、データ入力作業が軽減される。
ジ幅の寸法データが入力されると、同一の寸法が初期値
として設定されるようになっている。また、右ウェブ
幅、右フランジ厚、右フランジ長についても同様に、各
々左ウェブ厚、左フランジ厚、左フランジ長の寸法デー
タが初期値として設定される。従って、通常用いられる
左右対称の断面を有する鉄骨を使用する場合には、上記
12個のパラメータのうち8個のパラメータの寸法デー
タを入力することによって鉄骨の寸法データ入力作業が
完了するので、データ入力作業が軽減される。
【0021】ステップ552の判定が否定された場合に
はステップ556で、図9に示すようなハンチ無しの鉄
骨のモデル図をディスプレイ318に表示し、ハンチ無
の鉄骨のパラメータの寸法データを入力するよう指示す
る。ハンチ無の鉄骨のパラメータは次の表に示す通りで
ある。
はステップ556で、図9に示すようなハンチ無しの鉄
骨のモデル図をディスプレイ318に表示し、ハンチ無
の鉄骨のパラメータの寸法データを入力するよう指示す
る。ハンチ無の鉄骨のパラメータは次の表に示す通りで
ある。
【0022】
【表2】 上記のように、ハンチ無しの鉄骨を使用する場合には4
個のパラメータの寸法データを入力することによって鉄
骨の寸法データ入力作業が完了する。
個のパラメータの寸法データを入力することによって鉄
骨の寸法データ入力作業が完了する。
【0023】次のステップ558では、図10に示すよ
うにSRC梁の平面図モデルを表示し、SRC梁の平面
図モデルのパラメータの寸法データを入力するよう指示
する。SRC梁の平面図モデルのパラメータは次の表に
示す通りである。
うにSRC梁の平面図モデルを表示し、SRC梁の平面
図モデルのパラメータの寸法データを入力するよう指示
する。SRC梁の平面図モデルのパラメータは次の表に
示す通りである。
【0024】
【表3】 なお、上記パラメータの中のアゴ位置に関するパラメー
タについては、初期値がアゴ無しに対応する値、すなわ
ち「0」とされている。従って、アゴ無しのSRC梁の
製作図を作成する場合には、アゴ位置に関するパラメー
タの寸法データを入力する必要がなく、データ入力作業
を軽減することができる。
タについては、初期値がアゴ無しに対応する値、すなわ
ち「0」とされている。従って、アゴ無しのSRC梁の
製作図を作成する場合には、アゴ位置に関するパラメー
タの寸法データを入力する必要がなく、データ入力作業
を軽減することができる。
【0025】また幅方向寸法を表す左コン全幅、左コン
片幅上、左コン片幅下の各パラメータについては割付デ
ータとして入力された幅方向寸法が初期値として設定さ
れ、中コン片幅上、中コン片幅下、右コン全幅、右コン
片幅上、右コン片幅下の各パラメータについても、SR
C梁が長手方向中間部を中心として左右対称となるよう
な値が初期値として設定されるので、前記左右対称のS
RC梁の製作図を作成する場合のデータ入力作業を軽減
することができる。
片幅上、左コン片幅下の各パラメータについては割付デ
ータとして入力された幅方向寸法が初期値として設定さ
れ、中コン片幅上、中コン片幅下、右コン全幅、右コン
片幅上、右コン片幅下の各パラメータについても、SR
C梁が長手方向中間部を中心として左右対称となるよう
な値が初期値として設定されるので、前記左右対称のS
RC梁の製作図を作成する場合のデータ入力作業を軽減
することができる。
【0026】また、上記表にはチェック項目も記載され
ている。例えば最初のチェック項目では、寸法データが
入力されると左端鉄骨の寸法と鉄骨長の寸法と右端鉄骨
の寸法との和がスパン長、すなわちステップ514で記
憶した2本の通り芯の間隔に一致しているか否かをチェ
ックし、一致していない場合には寸法データが矛盾して
いるとしてエラーが表示するようにしている。2番目以
降のチェック項目についても同様である。これにより、
寸法データの入力誤り等が減少する。なお、スパン長は
割付データとして入力された通り芯の間隔を使用する。
ている。例えば最初のチェック項目では、寸法データが
入力されると左端鉄骨の寸法と鉄骨長の寸法と右端鉄骨
の寸法との和がスパン長、すなわちステップ514で記
憶した2本の通り芯の間隔に一致しているか否かをチェ
ックし、一致していない場合には寸法データが矛盾して
いるとしてエラーが表示するようにしている。2番目以
降のチェック項目についても同様である。これにより、
寸法データの入力誤り等が減少する。なお、スパン長は
割付データとして入力された通り芯の間隔を使用する。
【0027】次のステップ560では、図11に示すよ
うにSRC梁の正面図モデルを表示し、SRC梁の正面
図モデルのパラメータの寸法データを入力するよう指示
する。SRC梁の正面図モデルのパラメータは次の表に
示す通りである。
うにSRC梁の正面図モデルを表示し、SRC梁の正面
図モデルのパラメータの寸法データを入力するよう指示
する。SRC梁の正面図モデルのパラメータは次の表に
示す通りである。
【0028】
【表4】 なお、上記パラメータの中の閉鎖型スターラップ(表中
ではSTで表示)に関するパラメータについては、SRC
梁の長手方向に沿って閉鎖型スターラップを均等に割付
けた場合の値が初期値として設定される。このため、上
記場合には入力作業が軽減される。
ではSTで表示)に関するパラメータについては、SRC
梁の長手方向に沿って閉鎖型スターラップを均等に割付
けた場合の値が初期値として設定される。このため、上
記場合には入力作業が軽減される。
【0029】次のステップ562では、図12に示すよ
うにSRC梁の左側面図モデルを表示し、SRC梁の左
側面図モデルのパラメータの寸法データを入力するよう
指示する。SRC梁の左側面図モデルのパラメータは次
の表に示す通りである。
うにSRC梁の左側面図モデルを表示し、SRC梁の左
側面図モデルのパラメータの寸法データを入力するよう
指示する。SRC梁の左側面図モデルのパラメータは次
の表に示す通りである。
【0030】
【表5】 次のステップ564では、図13に示すようにSRC梁
の右側面図モデルを表示し、SRC梁の右側面図モデル
のパラメータの寸法データを入力するよう指示する。S
RC梁の右側面図モデルのパラメータは次の表に示す通
りである。
の右側面図モデルを表示し、SRC梁の右側面図モデル
のパラメータの寸法データを入力するよう指示する。S
RC梁の右側面図モデルのパラメータは次の表に示す通
りである。
【0031】
【表6】 ステップ564を実行した後はステップ574へ移行す
る。一方、ステップ550の判定が否定された場合は、
データの入力を行う梁用PC部品がコンクリートと鉄筋
とで構成されるRC梁であると判断し、ステップ566
では図14に示すようにRC梁の平面図モデルを表示
し、RC梁の平面図モデルのパラメータの寸法データを
入力するよう指示する。RC梁の平面図モデルのパラメ
ータは次の表に示す通りである。
る。一方、ステップ550の判定が否定された場合は、
データの入力を行う梁用PC部品がコンクリートと鉄筋
とで構成されるRC梁であると判断し、ステップ566
では図14に示すようにRC梁の平面図モデルを表示
し、RC梁の平面図モデルのパラメータの寸法データを
入力するよう指示する。RC梁の平面図モデルのパラメ
ータは次の表に示す通りである。
【0032】
【表7】 なお、RC梁についてもSRC梁と同様に、アゴ位置に
関するパラメータの初期値はアゴ無しの場合に対応する
値とされ、幅方向寸法を表す各パラメータの初期値はR
C梁が長手方向中間部を中心として左右対称の場合に対
応した値とされているので、上記場合にデータ入力作業
が軽減される。
関するパラメータの初期値はアゴ無しの場合に対応する
値とされ、幅方向寸法を表す各パラメータの初期値はR
C梁が長手方向中間部を中心として左右対称の場合に対
応した値とされているので、上記場合にデータ入力作業
が軽減される。
【0033】次のステップ568では図15に示すよう
にRC梁の正面図モデルを表示し、RC梁の正面図モデ
ルのパラメータの寸法データを入力するよう指示する。
RC梁の正面図モデルのパラメータは次の表に示す通り
である。
にRC梁の正面図モデルを表示し、RC梁の正面図モデ
ルのパラメータの寸法データを入力するよう指示する。
RC梁の正面図モデルのパラメータは次の表に示す通り
である。
【0034】
【表8】 なお、閉鎖型スターラップに関するパラメータについて
もSRC梁と同様に、RC梁の長手方向に沿って閉鎖型
スターラップが均等に割付けた場合の値が初期値として
設定されるので、上記場合には入力作業が軽減される。
もSRC梁と同様に、RC梁の長手方向に沿って閉鎖型
スターラップが均等に割付けた場合の値が初期値として
設定されるので、上記場合には入力作業が軽減される。
【0035】次のステップ570では図16に示すよう
にRC梁の左側面図モデルを表示し、RC梁の左側面図
モデルのパラメータの寸法データを入力するよう指示す
る。RC梁の左側面図モデルのパラメータは次の表に示
す通りである。
にRC梁の左側面図モデルを表示し、RC梁の左側面図
モデルのパラメータの寸法データを入力するよう指示す
る。RC梁の左側面図モデルのパラメータは次の表に示
す通りである。
【0036】
【表9】 次のステップ572では図17に示すようにRC梁の右
側面図モデルを表示し、RC梁の右側面図モデルのパラ
メータの寸法データを入力するよう指示する。RC梁の
右側面図モデルのパラメータは次の表に示す通りであ
る。
側面図モデルを表示し、RC梁の右側面図モデルのパラ
メータの寸法データを入力するよう指示する。RC梁の
右側面図モデルのパラメータは次の表に示す通りであ
る。
【0037】
【表10】 ステップ572を実行した後はステップ574へ移行す
る。
る。
【0038】ステップ574では、図18に示すように
仕口ジョイント(J)部のモデル図を表示し、仕口J部
の位置、取付角度を表すデータを入力するよう指示す
る。仕口J部のパラメータは次の表に示す通りである。
仕口ジョイント(J)部のモデル図を表示し、仕口J部
の位置、取付角度を表すデータを入力するよう指示す
る。仕口J部のパラメータは次の表に示す通りである。
【0039】
【表11】 ステップ576では詳細情報を入力するために仕口が選
択されたか否か判定する。ステップ576の判定が否定
された場合には、ステップ580で仕口に関するデータ
入力が終了したか否か判定する。ステップ580の判定
が否定された場合はステップ576へ戻る。
択されたか否か判定する。ステップ576の判定が否定
された場合には、ステップ580で仕口に関するデータ
入力が終了したか否か判定する。ステップ580の判定
が否定された場合はステップ576へ戻る。
【0040】図18に示す仕口J部のモデル図上に表示
された「詳細」ボタンがマウス316でクリックされる
と、ディスプレイ318の表示画面の中央近傍に、複数
の仕口の名称を並べたウィンドウメニューを表示する。
ここで、いずれかの仕口の名称がクリックされると、ス
テップ576の判定が肯定される。ステップ576の判
定が肯定されるとステップ578へ移行し、例として図
19に示すような仕口詳細モデルを表示し、仕口詳細モ
デルのパラメータの寸法データを入力するよう指示す
る。仕口詳細モデルのパラメータは次の表に示す通りで
ある。
された「詳細」ボタンがマウス316でクリックされる
と、ディスプレイ318の表示画面の中央近傍に、複数
の仕口の名称を並べたウィンドウメニューを表示する。
ここで、いずれかの仕口の名称がクリックされると、ス
テップ576の判定が肯定される。ステップ576の判
定が肯定されるとステップ578へ移行し、例として図
19に示すような仕口詳細モデルを表示し、仕口詳細モ
デルのパラメータの寸法データを入力するよう指示す
る。仕口詳細モデルのパラメータは次の表に示す通りで
ある。
【0041】
【表12】 なお、表1乃至表12に示した梁用PC部品の各パラメ
ータは、データ入力作業の軽減と汎用性とを考慮して設
定されており、また前述のように、データ入力作業を軽
減するための初期値設定等の仕掛けも設けられているの
で、データ入力作業は従来と比較して非常に短時間で完
了する。また、PC部品製作図作成装置300では、所
定箇所に配置される梁用PC部品のパラメータとして入
力された寸法データをコピーして、他の箇所に配置され
る梁用PC部品の寸法データとして流用できるようにな
っている。これを利用することにより、同一形状または
若干異なる形状の梁用PC部品の寸法データ入力作業を
軽減することができる。
ータは、データ入力作業の軽減と汎用性とを考慮して設
定されており、また前述のように、データ入力作業を軽
減するための初期値設定等の仕掛けも設けられているの
で、データ入力作業は従来と比較して非常に短時間で完
了する。また、PC部品製作図作成装置300では、所
定箇所に配置される梁用PC部品のパラメータとして入
力された寸法データをコピーして、他の箇所に配置され
る梁用PC部品の寸法データとして流用できるようにな
っている。これを利用することにより、同一形状または
若干異なる形状の梁用PC部品の寸法データ入力作業を
軽減することができる。
【0042】ステップ580の判定が肯定された場合に
はステップ582へ移行し、上記でデータを入力した梁
用PC部品の図面名称、鉄骨を識別するための鉄骨記号
等の部材データの入力を行うよう指示する。次のステッ
プ584では上記で入力されたデータを外部記憶装置3
12に記憶して梁用PC部品の単品データ入力処理を終
了し、図2のフローチャートのステップ522へ移行す
る。
はステップ582へ移行し、上記でデータを入力した梁
用PC部品の図面名称、鉄骨を識別するための鉄骨記号
等の部材データの入力を行うよう指示する。次のステッ
プ584では上記で入力されたデータを外部記憶装置3
12に記憶して梁用PC部品の単品データ入力処理を終
了し、図2のフローチャートのステップ522へ移行す
る。
【0043】一方、ステップ516の判定が否定された
場合はステップ520へ移行し、床用PC部品について
単品データの入力処理を行う。この床用PC部品の単品
データの入力処理について図4のフローチャートを参照
して詳細に説明すると、ステップ600では図20に示
すように床用PC部品のコンクリートモデルを表示し、
床用PC部品のコンクリートモデルのパラメータの寸法
データを入力するよう指示する。床用PC部品のコンク
リートモデルのパラメータは次の表に示す通りである。
場合はステップ520へ移行し、床用PC部品について
単品データの入力処理を行う。この床用PC部品の単品
データの入力処理について図4のフローチャートを参照
して詳細に説明すると、ステップ600では図20に示
すように床用PC部品のコンクリートモデルを表示し、
床用PC部品のコンクリートモデルのパラメータの寸法
データを入力するよう指示する。床用PC部品のコンク
リートモデルのパラメータは次の表に示す通りである。
【0044】
【表13】 ステップ602では、寸法データを入力する床用PC部
品における主筋の方向をオペレータに選択させ、主筋の
方向がX方向の場合には図21に示す配力筋モデルを、
主筋の方向がY方向の場合には図22に示す配力筋モデ
ルを表示し、床用PC部品の配力筋モデルのパラメータ
の寸法データを入力するよう指示する。床用PC部品の
配力筋モデルのパラメータは次の表に示す通りである。
品における主筋の方向をオペレータに選択させ、主筋の
方向がX方向の場合には図21に示す配力筋モデルを、
主筋の方向がY方向の場合には図22に示す配力筋モデ
ルを表示し、床用PC部品の配力筋モデルのパラメータ
の寸法データを入力するよう指示する。床用PC部品の
配力筋モデルのパラメータは次の表に示す通りである。
【0045】
【表14】 なお、床用PC部品を製作する際に配力筋の配置を示す
製作図を使用しない場合がある。このような場合にはス
テップ602の処理を実行することなく次のステップ6
04へ移行する。
製作図を使用しない場合がある。このような場合にはス
テップ602の処理を実行することなく次のステップ6
04へ移行する。
【0046】ステップ604では、上記でデータを入力
した床用PC部品の図面名称、部材名等の部材データの
入力を行うよう指示する。ステップ606では上記で入
力されたデータを外部記憶装置312に記憶する。ま
た、前記床用PC部品が接している4本の梁を識別する
データを上記で入力した単品データと対応させて記憶す
る。例として図6において床1の単品データが入力され
た場合、梁1、梁2、梁3及び梁4を識別するデータを
前記単品データと対応させて記憶する。
した床用PC部品の図面名称、部材名等の部材データの
入力を行うよう指示する。ステップ606では上記で入
力されたデータを外部記憶装置312に記憶する。ま
た、前記床用PC部品が接している4本の梁を識別する
データを上記で入力した単品データと対応させて記憶す
る。例として図6において床1の単品データが入力され
た場合、梁1、梁2、梁3及び梁4を識別するデータを
前記単品データと対応させて記憶する。
【0047】なお、表13及び表14に示した床用PC
部品の各パラメータはデータ入力作業の軽減と汎用性と
を考慮して設定されており、また前述のように、データ
入力作業を軽減するための初期値設定等の仕掛けも設け
られているので、データ入力作業は従来と比較して非常
に短時間で完了する。また、PC部品製作図作成装置3
00では前記と同様に、所定箇所に配置される床用PC
部品のパラメータとして入力された寸法データをコピー
して、他の箇所に配置される床用PC部品の寸法データ
として流用できるようになっており、同一形状または若
干異なる形状の床用PC部品の寸法データ入力作業を軽
減することができる。以上で床用PC部品の単品データ
入力処理を終了し、図2のフローチャートのステップ5
22へ移行する。
部品の各パラメータはデータ入力作業の軽減と汎用性と
を考慮して設定されており、また前述のように、データ
入力作業を軽減するための初期値設定等の仕掛けも設け
られているので、データ入力作業は従来と比較して非常
に短時間で完了する。また、PC部品製作図作成装置3
00では前記と同様に、所定箇所に配置される床用PC
部品のパラメータとして入力された寸法データをコピー
して、他の箇所に配置される床用PC部品の寸法データ
として流用できるようになっており、同一形状または若
干異なる形状の床用PC部品の寸法データ入力作業を軽
減することができる。以上で床用PC部品の単品データ
入力処理を終了し、図2のフローチャートのステップ5
22へ移行する。
【0048】ステップ522では建築物の全フロアの割
付データ、梁用PC部品の単品データ及び床用PC部品
の単品データの入力が終了したか否か判定する。ステッ
プ522の判定が否定された場合にはステップ504へ
戻り、ステップ522の判定が肯定されるまでステップ
504乃至ステップ522を繰り返し、割付データ、梁
用PC部品の単品データ及び床用PC部品の単品データ
の入力処理を行う。
付データ、梁用PC部品の単品データ及び床用PC部品
の単品データの入力が終了したか否か判定する。ステッ
プ522の判定が否定された場合にはステップ504へ
戻り、ステップ522の判定が肯定されるまでステップ
504乃至ステップ522を繰り返し、割付データ、梁
用PC部品の単品データ及び床用PC部品の単品データ
の入力処理を行う。
【0049】ステップ522の判定が肯定された場合に
はステップ524で、各データの修正を行うか否か判定
する。建築物の仕様の変更等によって通り芯の間隔の変
更、または柱の消去、または梁の消去を行う場合にはス
テップ524の判定が肯定され、ステップ526でデー
タの修正処理を行う。
はステップ524で、各データの修正を行うか否か判定
する。建築物の仕様の変更等によって通り芯の間隔の変
更、または柱の消去、または梁の消去を行う場合にはス
テップ524の判定が肯定され、ステップ526でデー
タの修正処理を行う。
【0050】このデータの修正処理について図5のフロ
ーチャートを参照して説明すると、ステップ650では
データの修正は通り芯の間隔の変更であるか否か判定す
る。ステップ650の判定が肯定された場合はステップ
652へ移行し、前記ステップ514で梁用PC部品の
割付データに対応させて記憶した通り芯番号を参照し
て、間隔を変更する2本の通り芯を跨いでいる梁用PC
部品を検索する。例として、図6の通り芯Aと通りBの
間隔を変更した場合には、梁1が通り芯Aと通り芯Bを
跨ぐ梁用PC部品として検索される。ステップ654で
梁用PC部品が検索されるとステップ660へ移行す
る。
ーチャートを参照して説明すると、ステップ650では
データの修正は通り芯の間隔の変更であるか否か判定す
る。ステップ650の判定が肯定された場合はステップ
652へ移行し、前記ステップ514で梁用PC部品の
割付データに対応させて記憶した通り芯番号を参照し
て、間隔を変更する2本の通り芯を跨いでいる梁用PC
部品を検索する。例として、図6の通り芯Aと通りBの
間隔を変更した場合には、梁1が通り芯Aと通り芯Bを
跨ぐ梁用PC部品として検索される。ステップ654で
梁用PC部品が検索されるとステップ660へ移行す
る。
【0051】一方、ステップ650の判定が否定された
場合にはステップ656へ移行し、データの修正は柱の
データの消去であるか否か判定する。ステップ656の
判定が肯定された場合にはステップ658に移行し、前
記ステップ514で梁用PC部品の割付データに対応さ
せて記憶した柱を識別するための記号データを参照し、
長手方向の端部が前記データを消去する柱に接するよう
に配置される梁用PC部品を検索する。例として図6の
柱bを消去した場合には、梁1及び梁2が柱bに接する
梁用PC部品として検索される。ステップ654で梁用
PC部品が検索されるとステップ660へ移行する。
場合にはステップ656へ移行し、データの修正は柱の
データの消去であるか否か判定する。ステップ656の
判定が肯定された場合にはステップ658に移行し、前
記ステップ514で梁用PC部品の割付データに対応さ
せて記憶した柱を識別するための記号データを参照し、
長手方向の端部が前記データを消去する柱に接するよう
に配置される梁用PC部品を検索する。例として図6の
柱bを消去した場合には、梁1及び梁2が柱bに接する
梁用PC部品として検索される。ステップ654で梁用
PC部品が検索されるとステップ660へ移行する。
【0052】ステップ660では検索した梁用PC部品
をディスプレイ318上に通常とは異なる色で表示し、
前記変更の影響を受けて該梁用PC部品のデータに矛盾
が生じている旨をオペレータに通知する。これにより、
建築物の仕様の変更等によって通り芯間隔を変更または
柱を消去した場合に、オペレータが前記変更または消去
によって影響を受けた梁用PC部品を建築物の図面を参
照して調査する必要がなく、建築物の仕様の変更等に伴
うデータの修正を容易に行うことができる。ステップ6
60を実行した後はステップ662へ移行する。また、
前記ステップ656の判定が否定された場合にも、デー
タの修正は梁用PC部品のデータの消去であると判断
し、ステップ662へ移行する。
をディスプレイ318上に通常とは異なる色で表示し、
前記変更の影響を受けて該梁用PC部品のデータに矛盾
が生じている旨をオペレータに通知する。これにより、
建築物の仕様の変更等によって通り芯間隔を変更または
柱を消去した場合に、オペレータが前記変更または消去
によって影響を受けた梁用PC部品を建築物の図面を参
照して調査する必要がなく、建築物の仕様の変更等に伴
うデータの修正を容易に行うことができる。ステップ6
60を実行した後はステップ662へ移行する。また、
前記ステップ656の判定が否定された場合にも、デー
タの修正は梁用PC部品のデータの消去であると判断
し、ステップ662へ移行する。
【0053】ステップ662では前記ステップ606で
床用PC部品の単品データに対応させて記憶した梁を識
別するデータを参照し、検索した梁用PC部品またはデ
ータを消去する梁用PC部品に接するように配置される
床用PC部品を検索する。例として、ステップ660の
処理で図6の梁3が検索された場合または梁3のデータ
を消去する場合には、床1が床用PC部品として検索さ
れる。これにより、上記と同様にオペレータが前記変更
または消去によって影響を受けた床用PC部品を建築物
の図面を参照して調査する必要がなく、建築物の仕様の
変更等に伴うデータの修正を容易に行うことができる。
次のステップ664では前記ステップ660と同様に、
検索した床用PC部品をディスプレイ318上に通常と
は異なる色で表示し、前記変更または消去の影響を受け
て該床用PC部品のデータに矛盾が生じている旨をオペ
レータに通知する。
床用PC部品の単品データに対応させて記憶した梁を識
別するデータを参照し、検索した梁用PC部品またはデ
ータを消去する梁用PC部品に接するように配置される
床用PC部品を検索する。例として、ステップ660の
処理で図6の梁3が検索された場合または梁3のデータ
を消去する場合には、床1が床用PC部品として検索さ
れる。これにより、上記と同様にオペレータが前記変更
または消去によって影響を受けた床用PC部品を建築物
の図面を参照して調査する必要がなく、建築物の仕様の
変更等に伴うデータの修正を容易に行うことができる。
次のステップ664では前記ステップ660と同様に、
検索した床用PC部品をディスプレイ318上に通常と
は異なる色で表示し、前記変更または消去の影響を受け
て該床用PC部品のデータに矛盾が生じている旨をオペ
レータに通知する。
【0054】次のステップ666では上記でエラー表示
したPC部品のデータを修正または消去するようオペレ
ータに要請する。オペレータがキーボード314を操作
してPC部品のデータを修正または消去するとステップ
668へ移行し、データの矛盾が解消されたか否か判定
する。ステップ668の判定が否定された場合にはステ
ップ666へ戻り、再度データの修正または消去を要請
する。これにより、データの矛盾が生じている状態で放
置されることがない。前記矛盾が生じていたPC部品の
寸法データに正確な値が設定され、ステップ668の判
定が肯定されると、図2のフローチャートのステップ2
58へ移行する。
したPC部品のデータを修正または消去するようオペレ
ータに要請する。オペレータがキーボード314を操作
してPC部品のデータを修正または消去するとステップ
668へ移行し、データの矛盾が解消されたか否か判定
する。ステップ668の判定が否定された場合にはステ
ップ666へ戻り、再度データの修正または消去を要請
する。これにより、データの矛盾が生じている状態で放
置されることがない。前記矛盾が生じていたPC部品の
寸法データに正確な値が設定され、ステップ668の判
定が肯定されると、図2のフローチャートのステップ2
58へ移行する。
【0055】図2のフローチャートのステップ528で
は、上記処理によって入力されたデータに基づいて、P
C部品の製作図及び割付図の自動作図を行う。すなわ
ち、CADソフト「CADVANTAGE」を起動し、記憶してい
るデータを読取り、該データを図面を構成する線分の始
点の座標と終点の座標とから成るCADソフト用のデー
タ群に変換し、「CADVANTAGE」が提供するマクロを発行
して前記図面を自動的に描画させる。このように、前記
図面を構成する全ての線の始点の座標と終点の座標とを
オペレータが設定する必要がないので、データ入力作業
を軽減することができる。
は、上記処理によって入力されたデータに基づいて、P
C部品の製作図及び割付図の自動作図を行う。すなわ
ち、CADソフト「CADVANTAGE」を起動し、記憶してい
るデータを読取り、該データを図面を構成する線分の始
点の座標と終点の座標とから成るCADソフト用のデー
タ群に変換し、「CADVANTAGE」が提供するマクロを発行
して前記図面を自動的に描画させる。このように、前記
図面を構成する全ての線の始点の座標と終点の座標とを
オペレータが設定する必要がないので、データ入力作業
を軽減することができる。
【0056】次のステップ530では図面の修正がある
か否か判定する。例えば、特殊な形状のPC部品を使用
しており、前記特殊な形状を自動作図の対象とされた項
目で表現できない場合には前記判定が肯定される。ただ
し、自動作図の対象項目は汎用性を考慮して選択されて
いるため、このステップ530の判定が肯定されること
は稀である。ステップ530の判定が肯定された場合、
ステップ532で「CADVANTAGE」を起動してオペレータ
によって「CADVANTAGE」を操作させ、前記特殊な形状を
表現するよう図面を修正させる。これにより、特殊な形
状のPC部品についても特殊な形状が表現された図面を
作成することができる。
か否か判定する。例えば、特殊な形状のPC部品を使用
しており、前記特殊な形状を自動作図の対象とされた項
目で表現できない場合には前記判定が肯定される。ただ
し、自動作図の対象項目は汎用性を考慮して選択されて
いるため、このステップ530の判定が肯定されること
は稀である。ステップ530の判定が肯定された場合、
ステップ532で「CADVANTAGE」を起動してオペレータ
によって「CADVANTAGE」を操作させ、前記特殊な形状を
表現するよう図面を修正させる。これにより、特殊な形
状のPC部品についても特殊な形状が表現された図面を
作成することができる。
【0057】ステップ534では、上記で描画した図面
をレーザビームプリンタ320によって印刷する。これ
により、例として図23乃至図25に示すようなPC部
品の製作図及び図26に示すような割付図が出力され
る。このように、レーザビームプリンタ320あるいは
XYプロッタ等により図面を印刷するので、手書きで作
成した図面と比較して、より精密でかつ一定品質の図面
が得られる。
をレーザビームプリンタ320によって印刷する。これ
により、例として図23乃至図25に示すようなPC部
品の製作図及び図26に示すような割付図が出力され
る。このように、レーザビームプリンタ320あるいは
XYプロッタ等により図面を印刷するので、手書きで作
成した図面と比較して、より精密でかつ一定品質の図面
が得られる。
【0058】なお、本PC部品の製作図作成装置300
では、入力された割付データ及び単品データを使用し
て、モデル図に対応する図面以外の図面、例えば裏面図
等を印刷することもできる。
では、入力された割付データ及び単品データを使用し
て、モデル図に対応する図面以外の図面、例えば裏面図
等を印刷することもできる。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、所定の
2本の通り芯と、前記2本の通り芯を跨ぐように配置さ
れる梁用PC部品と、前記梁用PC部品の長手方向端部
に接するように配置される柱と、前記梁用PC部品に接
するように配置される床用PC部品と、を対応させて記
憶するようにしたので、建築物に仕様の変更等があった
場合にPC部品の製作図の修正等の作業を容易に行うこ
とができる、という優れた効果が得られる。
2本の通り芯と、前記2本の通り芯を跨ぐように配置さ
れる梁用PC部品と、前記梁用PC部品の長手方向端部
に接するように配置される柱と、前記梁用PC部品に接
するように配置される床用PC部品と、を対応させて記
憶するようにしたので、建築物に仕様の変更等があった
場合にPC部品の製作図の修正等の作業を容易に行うこ
とができる、という優れた効果が得られる。
【図1】本実施例に係るPC部品の図面作成装置の構成
を示す概略構成図である。
を示す概略構成図である。
【図2】本実施例に係るPC部品の図面作成装置のメイ
ンルーチンを説明するフローチャートである。
ンルーチンを説明するフローチャートである。
【図3】梁単品データ入力処理を説明するフローチャー
トである。
トである。
【図4】床単品データ入力処理を説明するフローチャー
トである。
トである。
【図5】データ修正処理を説明するフローチャートであ
る。
る。
【図6】梁用PC部品の割付データ及び床用PC部品の
単品データに対応させて記憶するデータを説明するため
の説明図である。
単品データに対応させて記憶するデータを説明するため
の説明図である。
【図7】柱の割付データ入力時の画面イメージである。
【図8】SRC梁のハンチ有鉄骨モデルのパラメータ入
力時の画面イメージである。
力時の画面イメージである。
【図9】SRC梁のハンチ無鉄骨モデルのパラメータ入
力時の画面イメージである。
力時の画面イメージである。
【図10】SRC梁の平面図モデルのパラメータ入力時
の画面イメージである。
の画面イメージである。
【図11】SRC梁の正面図モデルのパラメータ入力時
の画面イメージである。
の画面イメージである。
【図12】SRC梁の左側面図モデルのパラメータ入力
時の画面イメージである。
時の画面イメージである。
【図13】SRC梁の右側面図モデルのパラメータ入力
時の画面イメージである。
時の画面イメージである。
【図14】RC梁の平面図モデルのパラメータ入力時の
画面イメージである。
画面イメージである。
【図15】RC梁の正面図モデルのパラメータ入力時の
画面イメージである。
画面イメージである。
【図16】RC梁の左側面図モデルのパラメータ入力時
の画面イメージである。
の画面イメージである。
【図17】RC梁の右側面図モデルのパラメータ入力時
の画面イメージである。
の画面イメージである。
【図18】梁用PC部品の仕口J部モデルのパラメータ
入力時の画面イメージである。
入力時の画面イメージである。
【図19】梁用PC部品の仕口詳細モデルのパラメータ
入力時の画面イメージである。
入力時の画面イメージである。
【図20】床用PC部品のコンクリートモデルのパラメ
ータ入力時の画面イメージである。
ータ入力時の画面イメージである。
【図21】X方向に沿って主筋が配置される床用PC部
品の配力筋モデルのパラメータ入力時の画面イメージで
ある。
品の配力筋モデルのパラメータ入力時の画面イメージで
ある。
【図22】Y方向に沿って主筋が配置される床用PC部
品の配力筋モデルのパラメータ入力時の画面イメージで
ある。
品の配力筋モデルのパラメータ入力時の画面イメージで
ある。
【図23】本実施例に係るPC部品の図面作成装置によ
って作成されたSRC梁単品の製作図の例を示す図面で
ある。
って作成されたSRC梁単品の製作図の例を示す図面で
ある。
【図24】本実施例に係るPC部品の図面作成装置によ
って作成された床のコンクリート部分の製作図の例を示
す図面である。
って作成された床のコンクリート部分の製作図の例を示
す図面である。
【図25】本実施例に係るPC部品の図面作成装置によ
って作成された床の配力筋部分の製作図の例を示す図面
である。
って作成された床の配力筋部分の製作図の例を示す図面
である。
【図26】本実施例に係るPC部品の図面作成装置によ
って作成された割付図の例を示す図面である。
って作成された割付図の例を示す図面である。
300 PC部品製作図作成装置 302 パーソナルコンピュータ 312 外部記憶装置 318 ディスプレイ 320 レーザビームプリンタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉岡 裕 東京都中央区銀座8丁目21番1号 株式会 社竹中工務店東京本店内 (72)発明者 高瀬 優 東京都中央区銀座8丁目21番1号 株式会 社竹中工務店東京本店内 (72)発明者 金岩 哲夫 東京都江東区南砂二丁目5番14号 株式会 社竹中工務店技術研究所内 (72)発明者 宮川 哲也 東京都江東区南砂二丁目5番14号 株式会 社竹中工務店技術研究所内
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 建築物の通り芯の配置を表すデータと、
前記建築物の柱に関するデータと、前記建築物で使用さ
れる梁用PC部品及び床用PC部品のデータと、が入力
され、前記データに基づいて梁用PC部品及び床用PC
部品の製作図を作成するPC部品の図面作成装置であっ
て、 所定の2本の通り芯と、前記2本の通り芯を跨ぐように
配置される梁用PC部品と、前記梁用PC部品の長手方
向端部に接するように配置される柱と、前記梁用PC部
品に接するように配置される床用PC部品と、を対応さ
せて記憶する記憶手段と、 前記通り芯の隣接する通り芯との間隔が変更された場合
または前記柱に関するデータが消去された場合には前記
対応する梁用PC部品及び床用PC部品を表示し、前記
梁用PC部品のデータが消去された場合には前記対応す
る床用PC部品を表示する表示手段と、 を有するPC部品の図面作成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3178403A JP3001297B2 (ja) | 1991-07-18 | 1991-07-18 | Pc部品の図面作成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3178403A JP3001297B2 (ja) | 1991-07-18 | 1991-07-18 | Pc部品の図面作成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0528228A true JPH0528228A (ja) | 1993-02-05 |
JP3001297B2 JP3001297B2 (ja) | 2000-01-24 |
Family
ID=16047891
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3178403A Expired - Fee Related JP3001297B2 (ja) | 1991-07-18 | 1991-07-18 | Pc部品の図面作成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3001297B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7253175B1 (ja) * | 2022-08-29 | 2023-04-06 | 株式会社Arent | 構造部材設計方法、構造部材設計プログラム |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111391923A (zh) * | 2020-04-02 | 2020-07-10 | 宁波吉利汽车研究开发有限公司 | 一种用于车辆的后纵梁总成及其设计方法 |
-
1991
- 1991-07-18 JP JP3178403A patent/JP3001297B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7253175B1 (ja) * | 2022-08-29 | 2023-04-06 | 株式会社Arent | 構造部材設計方法、構造部材設計プログラム |
WO2024047686A1 (ja) * | 2022-08-29 | 2024-03-07 | 株式会社Arent | 構造部材設計方法、構造部材設計プログラム |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3001297B2 (ja) | 2000-01-24 |
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