JPH05281969A - フットコントローラ - Google Patents

フットコントローラ

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Publication number
JPH05281969A
JPH05281969A JP4103547A JP10354792A JPH05281969A JP H05281969 A JPH05281969 A JP H05281969A JP 4103547 A JP4103547 A JP 4103547A JP 10354792 A JP10354792 A JP 10354792A JP H05281969 A JPH05281969 A JP H05281969A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
horizontal
heel
rotation shaft
turning shaft
foot
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP4103547A
Other languages
English (en)
Inventor
Yojiro Takabayashi
洋次郎 高林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Corp filed Critical Yamaha Corp
Priority to JP4103547A priority Critical patent/JPH05281969A/ja
Publication of JPH05281969A publication Critical patent/JPH05281969A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 上下方向の回動と水平方向の回動を同時に行
なう場合にも、踵が動くことがなくフットワークよく、
踏み込み動作や水平動作のスピードが落ちることのない
フットコントローラを提供する。 【構成】 垂直回動軸(6)、水平回動軸(14)およ
び踵支持部(21)を有するフットコントローラにおい
て、前記垂直回動軸を前記踵支持部と前記水平回動軸と
の間に配置し、前記垂直回動軸と前記水平回動軸間の距
離を踵支持部と前記垂直回動軸間の距離よりも大きくし
たことを特徴とするフットコントローラ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はフットコントローラに係
り、特に上下方向のみならず左右方向にも回動可能なフ
ットコントローラに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、フットコントローラは上下方向に
回動させるのみの機能を有するものが通常である。たと
えば電子楽器のフットコントローラはフットプレートを
踏み込んで上下方向に回動させ、その上下方向の回動量
に応じて、たとえば音量を制御するだけの機能を有する
ものが通常である。
【0003】フットコントローラは、たとえば爪先と踵
の間に上下方向回動軸(垂直回動軸)が設けられてお
り、上下方向の回動を爪先の踏み込み動作および踵の踏
み降ろし動作により行なう。
【0004】このようなフットコントローラを、上下方
向のみならず左右方向にも回動可能として、複数の機
能、たとえば音量の制御に加えて他の効果音の制御を持
たせたものが、特公昭38−7825号、特公昭49−
4645号、実公昭49−45289号等に開示されて
いる。
【0005】たとえば特公昭49−4645号のフット
コントローラは、箱状の支持体を有し、該支持体に固定
した軸受に水平方向に回動自在な回動軸(水平回動軸)
を支持している。この水平回動軸の上端部には水平回動
板が取付けられている。この水平回動板上に取付けられ
た回動軸(垂直回動軸)上に足踏みペダルが垂直方向に
回動自在に取付けられている。演奏者は、垂直回動軸の
やや後方に踵を載せ、前方に爪先を載せて踏み込み動作
および踵の踏み降ろし動作を行なう。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記した公報に開示さ
れたフットコントローラはいずれも上下方向回動軸と左
右方向の回動軸(水平回動軸)とが接近した位置あるい
は水平回動軸が上下方向回動軸よりも踵側に配置されて
いる。
【0007】このような配置のため、踏み込み動作と同
時に水平動作を行なうためには、爪先に踏み込み力が加
わっているにもかかわらず、踵を中心として爪先を左右
方向にスライド動作させる必要がある。力のかかってい
ない踵を中心として爪先を左右にスライドさせるのは不
自然であり、踵が動いてしまってフットワークが乱れ、
非常に動作しにくい。
【0008】一方、踵を固定しようとすると爪先に力が
入らず踏み込み動作のスピードが落ちてしまい、効果制
御等のタイミングが遅れるという問題点がある。
【0009】このため、踏み込み動作を行なった後水平
動作を行なうために力の作用点を踵に移し、踵を中心と
して爪先を水平移動させることになるが、水平動作が遅
れがちになると共に、重心が踵に移動する際に踏み込み
位置が少し戻ってしまうことがある。水平動作が遅れる
と効果制御等のタイミングが遅れてしまう。従って、本
発明の目的は、上記の問題点を解消することのできるフ
ットコントローラを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のフットコントロ
ーラは、垂直回動軸、水平回動軸および踵支持部を有
し、垂直回動軸を踵支持部と水平回動軸との間に配置
し、垂直回動軸と水平回動軸間の距離を踵支持部と垂直
回動軸間の距離よりも大きくしたことを特徴とする。
【0011】好ましくは、爪先支持部を挟んで左右両側
に、フットコントローラの中心線に対して傾斜して設け
られたガイドフィンと、該左右両側のガイドフィン間の
間隔を調節可能な調節手段とを備える。
【0012】
【作用】フットコントローラへ足を載せ、上下方向およ
び/または水平方向に回動させる。垂直回動軸を踵支持
部と水平回動軸との間に配置し、垂直回動軸と水平回動
軸間の距離を踵支持部と垂直回動軸間の距離よりも大き
くしてある。このように構成したことにより、演奏者の
拇脂丘をたとえば水平回動軸付近へ、踵と土踏まずの中
間を垂直回動軸付近に置くことができる。
【0013】踏み込み動作と同時に水平動作を行なう場
合には、踏み込み力が加わっている爪先を中心として踵
を左右方向にスライド動作させることができる。力のか
かっている爪先を中心として踵を左右にスライドさせる
のは自然であり、爪先が動くことがなくフットワークも
よく、非常に動作しやすい。従って、踏み込み動作のス
ピードも落ちることはなく、効果制御等のタイミングが
遅れることがない。
【0014】また、踏み込み動作および水平動作のいず
れも力の作用点を爪先に置いたまま行なえるので、水平
動作が遅れることがないので水平動作の遅れによる効果
制御等のタイミングが遅れることもない。また、踏み込
み位置が少し戻ってしまうこともない。各方向への回動
にともない、適当な回動量検出手段またはスイッチ手段
により各種の制御が行なわれる。
【0015】また、調節手段により、フットコントロー
ラ上の2つのガイドフィン間の間隔を調節すれば、演奏
者に合わせてフットコントローラ上の足の位置を安定さ
せることができる。
【0016】
【実施例】以下、図面に示した実施例に基づいて本発明
を説明する。図1〜図3は本発明のフットコントローラ
の一実施例を示し、図1は平面図、図2は側面図、図3
は図1のA−A断面図である。
【0017】図において、支持プレート2上には軸受部
4を介して水平方向に延在する垂直回動軸6が設けられ
ている。フットプレート7は上フットプレート8と下フ
ットプレート10により構成されている。下フットプレ
ート10は、その下部に垂下突状部12が固定されてい
る。該突状部12は垂直回動軸6と係合する水平方向の
孔部を有し支持プレート2に対して垂直(前後)方向に
回動可能に支持されている。
【0018】上フットプレート8は、下フットプレート
10に垂直方向に設けられた水平回動軸14を介して下
フットプレート10に対して平行に回動可能に支持され
ている。水平回動軸14の左右両側にはフットガイド1
6が間隔を置いて配置されている。フットガイド16に
は長孔15が形成され、アジャストネジ(調節手段)1
8により上フットプレート8に固定されている。2つの
フットガイド16のガイドフィン16Aの間は、演奏者
の足の爪先部分が置かれる爪先支持部17である。この
爪先支持部17の幅は、演奏者の足に合わせてアジャス
トネジ18の調整により調整可能である。図示のよう
に、水平回動軸14は爪先支持部17に設けられてい
る。
【0019】上フットプレート8と下フットプレート1
0間にはスプリング20が設けられ、上フットプレート
8をその水平方向回転の中立位置に付勢している。上フ
ットプレート8の、演奏者の踵が置かれる踵支持部21
の裏面には溝22が設けられており、この溝22の下方
の下フットプレート10にはスライドボリューム24が
設けられている。このスライドボリューム24は、下フ
ットプレート10に固定された抵抗体を含む本体24a
と、該下フットプレートに対して摺動可能な摺動端子2
4bとから構成され、摺動端子24bは上フットプレー
ト8の溝22と嵌合している。
【0020】このスライドボリューム24により、フッ
トコントローラの水平方向の回動量を検出する。また、
上下方向の回動量の検出はたとえば、垂直回動軸6へ接
続された検出装置28で該垂直回動軸6の回転量を検出
することにより行なうことができる。
【0021】図1、2の上フットプレート8の左端近く
にはガイドボール26が回転可能に設けられて要る。上
フットプレート8の水平方向回転に伴い、このガイドボ
ール26が下フットプレート10上を回転運動すること
により、上フットプレート8の水平方向回転が滑らかに
なる。
【0022】図2より明らかなように、垂直回動軸6は
踵支持部21と水平回動軸14との間に配置されてい
る。また、水平回動軸14と垂直回動軸6間の距離は、
踵支持部21と垂直回動軸6間の距離よりも大きくして
ある。このように構成したことにより、フットコントロ
ーラにたとえば演奏者の足を載せたとき、拇脂丘を水平
回動軸付近へ、踵と土踏まずの中間を垂直回動軸付近に
置くことができる。本実施例のフットコントローラは、
上下方向の回動によって、たとえば音量制御を行なうこ
とができる。
【0023】また、左右方向の回動によってスイッチの
切替を行なうことにより、たとえばオートリズムのオン
・オフ、プリセットの切替、トレモロ速度の切替、PA
N、リバーブ、アタックピッチ、サステイン等のオン・
オフ等の制御を行なうことができる。また、これらPA
N、リバーブ、アタックピッチ、サステイン等のアナロ
グ量を制御することができる。この場合、たとえばサス
テインのレートを段階的、無段階的に変更することがで
きる。
【0024】さらに、オン・オフ操作あるいはアナログ
的にコード音を、発生後に平均律から純正調に変化させ
ることもできる。アナログ制御の場合、その変化を極端
にしてコード構成音をコーラス効果がかかったようにす
ることもできる。さらに、移動フォルマントの山をリア
ルタイムに移動させることによって音色を変化させるよ
うにしてもよい。
【0025】本実施例のフットコントローラは、垂直回
動軸を踵支持部と水平回動軸との間に配置し、水平回動
軸と垂直回動軸間の距離を踵支持部と垂直回動軸間の距
離よりも大きくしたので、踏み込み動作と同時に水平動
作を行なう場合には、爪先に踏み込み力が加わっている
爪先を中心として踵を左右方向にスライド動作させるこ
とができる。力のかかっている爪先を中心として踵を左
右にスライドさせるのは自然であり、爪先が動くことが
なくフットワークもよく、非常に動作しやすい。従っ
て、踏み込み動作のスピードも落ちることはなく、効果
制御等のタイミングが遅れることがない。
【0026】また、踏み込み動作および水平動作のいず
れも力の作用点を爪先に置いたまま行なえるので、水平
動作が遅れることがないので水平動作の遅れによる効果
制御等のタイミングが遅れることもない。また、踏み換
えのため踏み込み位置が少し戻ってしまうこともない。
【0027】なお、演奏者が踏み戻し動作を行ないなが
ら水平動作を行なう場合、踵を踏み降ろした勢いで水平
動作を行なうことができるので、従来のフットコントロ
ーラのように、重心を踵へ移動しつつ爪先で水平動作を
行なう場合よりも連続動作を行ないやすい。図5は本発
明のフットコントローラの他の実施例を示す平面図であ
る。
【0028】この実施例は、間隔を置いて設けられた一
対のフットガイド16に設けられているガイドフィン1
6Aがフットコントローラの中心線に対して一定角をな
す点のみが図1〜図4に示した実施例と異なり、他の点
は同一であるので同一符号を付して示し、その説明を省
略する。
【0029】このようにガイドフィン16Aが傾斜して
いると、演奏者の足をフットコントローラに載せたと
き、足先がガイドフィン16Aにより固定されるので足
の位置が安定する。したがって、上述した垂直回動軸
6、水平回動軸14および踵支持部21の位置関係も安
定するので、前述の実施例で得られる効果を確実に得る
ことができる。
【0030】
【発明の効果】本発明のフットコントローラによれば、
上下方向の回動と水平方向の回動を同時に行なう場合に
も、力の入った爪先が動くことがなくフットワークよ
く、非常に動作しやすい。従って、踏み込み動作や水平
動作のスピードも落ちることはなく、制御のタイミング
が遅れることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のフットコントローラの一実施例の平
面図である。
【図2】 図1の実施例の側面図である。
【図3】 図1のA−A断面図である。
【図4】 図1の実施例の一部の斜視図である。
【図5】 本発明のフットコントローラの他の実施例を
示す平面図である。
【符号の説明】
2・・・支持プレート 4・・・軸受部 6・
・・垂直回動軸 7・・・フットプレート 8・・・上フットプレー
ト 10・・・下フットプレート 12・・・垂下突状部 14・・・水平回動軸 15・・・長孔 16・・
・フットガイド 16A・・・ガイドフィン 17・・・爪先支持部 18・・・アジャストネジ(調整手段) 20・・・
スプリング 21・・・踵支持部 22・・・溝 24・・・ス
ライドボリューム 26・・・ガイドボール

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 垂直回動軸、水平回動軸および踵支持部
    を有するフットコントローラにおいて、 前記垂直回動軸を前記踵支持部と前記水平回動軸との間
    に配置し、 前記垂直回動軸と前記水平回動軸間の距離を踵支持部と
    前記垂直回動軸間の距離よりも大きくしたことを特徴と
    するフットコントローラ。
JP4103547A 1992-03-30 1992-03-30 フットコントローラ Withdrawn JPH05281969A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4103547A JPH05281969A (ja) 1992-03-30 1992-03-30 フットコントローラ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4103547A JPH05281969A (ja) 1992-03-30 1992-03-30 フットコントローラ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05281969A true JPH05281969A (ja) 1993-10-29

Family

ID=14356856

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4103547A Withdrawn JPH05281969A (ja) 1992-03-30 1992-03-30 フットコントローラ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05281969A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016507778A (ja) * 2013-01-23 2016-03-10 リェビナック・エセ・エレ 電気機器のためのペダルボード支持体

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016507778A (ja) * 2013-01-23 2016-03-10 リェビナック・エセ・エレ 電気機器のためのペダルボード支持体

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990608