JPH05281150A - Icリード検査方法 - Google Patents

Icリード検査方法

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Publication number
JPH05281150A
JPH05281150A JP4080757A JP8075792A JPH05281150A JP H05281150 A JPH05281150 A JP H05281150A JP 4080757 A JP4080757 A JP 4080757A JP 8075792 A JP8075792 A JP 8075792A JP H05281150 A JPH05281150 A JP H05281150A
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JP
Japan
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lead
inspection
inspection stage
image
leads
Prior art date
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Pending
Application number
JP4080757A
Other languages
English (en)
Inventor
Masashi Makabe
正志 真壁
Akinori Horiuchi
昭憲 堀内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Miyagi Electronics Ltd
Original Assignee
Fujitsu Miyagi Electronics Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Miyagi Electronics Ltd filed Critical Fujitsu Miyagi Electronics Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は表面実装型ICのリードを検査する
ICリード検査方法に関し、許容範囲内にあるICを確
実に判別することを目的とする。 【構成】 検査ステージ22上に、液状部材23を塗布
し、IC24を載置する。そして、リング照明部25に
より照明を行い、検査ステージ22の下方からCCDカ
メラ26により撮像して、取り込まれた画像を処理して
IC24のリード24aの良否を判別する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、表面実装型ICのリー
ドを検査するICリード検査方法に関する。
【0002】近年、表面実装型の半導体装置(IC)の
平坦性はファインピッチ化、多ピン化によりユーザーよ
り高い信頼性、高精度なICリードの品質が要求され益
々厳しくなってきており、レーザー、光学系を使用した
ICリード検査が行われる。検査は、ICリードのピッ
チや実装基板に載置したときの浮き等を測定する。
【0003】このため、ICリードの許容範囲内にある
良品状態を確実に判別することが必要である。
【0004】
【従来の技術】図4に、従来のICリード検査装置の構
成図を示す。図4において、検査対象のICは、表面実
装型で、例えばQFP(Quad Flat Pakage)のIC11
であり、リード11aがパッケージの4方向より延出
し、先端が折曲された、いわゆるガルウィング形状のも
のである。
【0005】このIC11は、透明な検査ステージ12
上に載置され、検査ステージ12の下方にはCCDカメ
ラ13及び画像処理部14が配置される。
【0006】また、検査ステージ12の上方には、鉛直
方向に照明部15aが設置されると共に、斜め方向(例
えば45°)に照明部15bが設置される。
【0007】このようなIC検査装置は、照明部15a
による鉛直方向からの照明で得られるCCDカメラ13
の画像、及び照明部15bによる斜め方向からの照明で
得られるCCDカメラ13からの画像を画像処理部14
により二値化して画像処理を行う。
【0008】すなわち、照明部15aにより得られる画
像で、IC11のリード11aのピッチが測定され、リ
ード変形を生じているか否かを判別する。
【0009】また、照明部15bにより得られる画像の
鮮明度等で、IC11のリード11aにおける検査ステ
ージ12面の浮き量等を仮想的に計測して判別する。こ
の場合、全リード11aを計測するために位置を変え
て、2つの位置より行われる。これにより、リード11
aの0.10〜0.13mm程度の浮き量を測定することができ
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ICの多ピ
ン、ファインピッチ化に伴い、リード、浮き量の測定も
より高精度化が求められ、浮き量±10μm 以下の測定
精度が必要となってきている。従って、不良品であるに
も拘らず良品と判別する場合が生じ、良品と不良品の狭
間にある微妙なICを確実に判別することができないと
いう問題がある。
【0011】また、検査は検査ステージ12上の、あく
まで非接触の仮想平面上で行っており、実際の半田ペー
スト等で凹凸を有する実装基板上での実装状態と若干異
なるものであると共に、リード変形量の測定を主眼とし
ていることから、上述のように撮像処理を繰り返して行
うことから時間を要し、量産体系で行うには不向きであ
るという問題がある。
【0012】そこで、本発明は上記課題に鑑みなされた
もので、許容範囲内にあるICを確実に判別するICリ
ード検査方法を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題は、表面実装の
ためのリードを有する半導体装置を検査ステージ上に位
置させ、該リードの該検査ステージに対する仮想実装状
態を検査するICリード検査方法において、前記検査ス
テージ上に、液状部材を塗布して前記半導体装置を載置
し、載置された該半導体装置を照明手段により照明し、
該検査ステージの下方より、該半導体装置の前記リード
の該検査ステージに対する状態を撮像し、該撮像された
画像により、該リードの良否を判別することにより解決
される。
【0014】
【作用】上述のように、表面実装型の半導体装置(I
C)を検査ステージ上に載置するにあたり、液状部材を
介在させている。この液状部材は、実装基板上の半田ペ
ースト等と同様の役割を果たすことから、実際上の実装
状態と近似した形でICリードの検査を行うことが可能
となる。
【0015】すなわち、リード変形(浮き量)の許容範
囲内の量で液状部材の塗布厚さを設定すれば、液状部材
内に位置するリードは検査ステージ上に直接に接触され
ている状態で撮像されることになる。
【0016】従って、リードが液状部材内に位置するか
否かを画像で判別することにより、一度の撮像で簡易か
つ確実に、また短時間でICリードの検査を行うことが
可能となる。
【0017】
【実施例】図1に、本発明の一実施例の構成図を示す。
図1はIC検査装置21の概略を示したもので、透明な
検査ステージ22上には、液状部材23として例えばフ
ッ素系不活性液体が塗布され、表面実装型のリード24
aを有するIC24が載置される。
【0018】この液状部材23は、IC24のリード2
4aの変形量(浮き量)の許容範囲を例えば±10μm
とすると、該量と同じ10μm の厚さで塗布される。従
って、許容範囲が±5μm であれば、液状部材23の厚
さも5μm に設定される。
【0019】また、検査ステージ22の下方には、照明
手段であるリング照明部25を配置され、リング照明部
25の下方に例えばCCDカメラ26及び画像処理部2
7が配置される。なお、28はIC24を吸着して搬送
するIC搬送部である。
【0020】ここで、図2に、図1のリードの載置状態
を説明するための図を示す。図2(A)に示すように、
検査ステージ22上に、例えば厚さ10μm で塗布され
た液状部材23にIC24が載置される。このとき、I
C24のリード24aの何れかに浮き等のリード変形を
生じさせている場合、該液状部材23内に当該リード2
4aが位置すれば許容範囲の良品状態となる。
【0021】すなわち、液状部材23内にリード24a
が位置することは、下方から観察すれば、当該リード2
4aが検査ステージ22上に直接接触している状態に観
察されるものである。従って、リード24aが許容範囲
内にあるか否かを撮像することによって判別することが
できる。
【0022】そこで、図1及び図2におけるICリード
検査装置21の動作について説明する。まず、フッ素系
不活性液体23が塗布された検査ステージ22上に、I
C搬送部28により真空吸着されたIC24が載置され
る。そして、リング照明部25により照明が行われ、C
CDカメラ26により撮像される。
【0023】CCDカメラ26による撮像は、IC24
のリード24aが、検査ステージ22上に直接接触して
いる場合、及び、フッ素系不活性液体23内に位置して
いる場合には、その接触部分の輪郭が鮮明な画像として
得られる。また、リード24aが、フッ素系不活性液体
23の上方に位置している場合には、その影像の輪郭が
不鮮明な、又は欠けた画像として得られる。
【0024】これら画像を画像処理部27により計測し
て、リード変形が許容範囲内か否かを判別する。処理
は、図示しないが、例えば、CCDカメラ26からの画
像が、画像入力回路に取り込まれ、画像メモリに格納さ
れる。格納された画像は、二値化回路で設定パラメータ
に基づいて二値化される。そして、この二値化画像と、
予め記憶されている基準画像データとを比較して、許容
範囲以上に浮いているリードを判別するものである。
【0025】ここで、図3に、本発明の取り込み画像を
説明するための図を示す。図3(A)は、表面実装型の
ICのうち、QFP(Quad Flat Pakage)型のものを示
しており、図3(B)はPLCC(Plastic Leaded Chi
p Carrier )型のもの、図3(C)はPGA(Pin Grid
Array-package)型のものを示したものである。
【0026】例えば、図3(A)において、破線aで示
された部分が許容範囲以上に浮いたリード24aが存在
することを意味している。
【0027】このように、1度の撮像で簡易にリード欠
陥を短時間で確実に判別することができ、しかも、実装
基板上への実装状態に近似した状態で検査を行うことが
でき、量産体系に組み込むことが可能となる。
【0028】なお、上記実施例では、照明手段を検査ス
テージ22の下方に位置させて照明する場合を示した
が、検査対象がQFPのようにリードがパッケージに遮
られない表面実装型のICであれば、検査ステージ22
の斜め上方より照明を行っても同様の効果を有するもの
である。
【0029】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、検査対象
の半導体装置を載置させる検査ステージ上に液状部材を
塗布することにより、短時間かつ簡易に、許容範囲内の
ICを確実に判別することができ、高信頼性を得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成図である。
【図2】図1のリードの載置状態を説明するための図で
ある。
【図3】本発明の取り込む画像を説明するための図であ
る。
【図4】従来のICリード検査装置の構成図である。
【符号の説明】
21 ICリード検査装置 22 検査ステージ 23 液状部材 24 IC 24a リード 25 リング照明部 26 CCDカメラ 27 画像処理部 28 IC搬送部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面実装のためのリード(24a)を有
    する半導体装置(24)を検査ステージ(22)上に位
    置させ、該リード(24a)の該検査ステージ(22)
    に対する仮想実装状態を検査するICリード検査方法に
    おいて、 前記検査ステージ(22)上に、液状部材(23)を塗
    布して前記半導体装置(24)を載置する工程と、 載置された該半導体装置(24)を照明手段(25)に
    より照明する工程と、該検査ステージ(22)の下方よ
    り、該半導体装置(24)の前記リード(24a)の該
    検査ステージ(22)に対する状態を撮像する工程と、 該撮像された画像により、該リード(24a)の良否を
    判別する工程と、 を含むことを特徴とするICリード検査方法。
  2. 【請求項2】 前記照明手段(25)により、前記検査
    ステージ(22)の下方よりリング照明することを特徴
    とする請求項1記載のICリード検査方法。
  3. 【請求項3】 前記照明手段(25)により、前記検査
    ステージ(22)の斜め上方より照明することを特徴と
    する請求項1記載のICリード検査方法。
JP4080757A 1992-04-02 1992-04-02 Icリード検査方法 Pending JPH05281150A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4080757A JPH05281150A (ja) 1992-04-02 1992-04-02 Icリード検査方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4080757A JPH05281150A (ja) 1992-04-02 1992-04-02 Icリード検査方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05281150A true JPH05281150A (ja) 1993-10-29

Family

ID=13727288

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4080757A Pending JPH05281150A (ja) 1992-04-02 1992-04-02 Icリード検査方法

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JP (1) JPH05281150A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021124374A (ja) * 2020-02-05 2021-08-30 株式会社 コアーズ 測定装置及び測定方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2021124374A (ja) * 2020-02-05 2021-08-30 株式会社 コアーズ 測定装置及び測定方法

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