JPH0528092B2 - - Google Patents
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- JPH0528092B2 JPH0528092B2 JP13949386A JP13949386A JPH0528092B2 JP H0528092 B2 JPH0528092 B2 JP H0528092B2 JP 13949386 A JP13949386 A JP 13949386A JP 13949386 A JP13949386 A JP 13949386A JP H0528092 B2 JPH0528092 B2 JP H0528092B2
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- drying chamber
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Landscapes
- Meat, Egg Or Seafood Products (AREA)
- Storage Of Fruits Or Vegetables (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、魚類、肉類、芋類等の食品材料を、
熱風で焼成せしめると共に、焼成物の乾燥をも同
時にできる熱風焼成乾燥装置に関する。
熱風で焼成せしめると共に、焼成物の乾燥をも同
時にできる熱風焼成乾燥装置に関する。
[従来の技術]
従来、この種の熱風焼成装置は、実開昭49−
30593号公報に記載されているようなものがあり、
これを第8図を用いて説明する。1は焼成乾燥
室、2は熱風発生機であつて、熱風発生機2はバ
ーナ3および送風機4からなり、焼成乾燥室1の
基端に接続されている。5は排気筒であつて、焼
成乾燥室1の他端側に設けられている。焼成乾燥
室1内には、コンテナ6が出し入れ自在となつて
おり、このコンテナ6に焼成材料を載せて焼成乾
燥室1に収納するようになつている。
30593号公報に記載されているようなものがあり、
これを第8図を用いて説明する。1は焼成乾燥
室、2は熱風発生機であつて、熱風発生機2はバ
ーナ3および送風機4からなり、焼成乾燥室1の
基端に接続されている。5は排気筒であつて、焼
成乾燥室1の他端側に設けられている。焼成乾燥
室1内には、コンテナ6が出し入れ自在となつて
おり、このコンテナ6に焼成材料を載せて焼成乾
燥室1に収納するようになつている。
[発明が解決しようとする課題]
ところで、このような従来の熱風焼成乾燥装置
において、熱風発生機のバーナ3として灯油気化
バーナを用いたものでは、点火時と消火時に悪臭
が発生するので、これが焼成乾燥中の材料に悪影
響を及ぼすのを避けるため、材料の収納はバーナ
の点火後或は気化燃焼移行後に、また、その取出
しはバーナを消火せずに行う必要がある。
において、熱風発生機のバーナ3として灯油気化
バーナを用いたものでは、点火時と消火時に悪臭
が発生するので、これが焼成乾燥中の材料に悪影
響を及ぼすのを避けるため、材料の収納はバーナ
の点火後或は気化燃焼移行後に、また、その取出
しはバーナを消火せずに行う必要がある。
このため、材料の出し入れに時間的制約を受け
るだけでなく、材料の取出しにあたつて焼成乾燥
室を開くと熱風が一度に勢いよく噴出して危険を
伴うという問題点があつた。
るだけでなく、材料の取出しにあたつて焼成乾燥
室を開くと熱風が一度に勢いよく噴出して危険を
伴うという問題点があつた。
本発明は、焼成乾燥室に焼成材料の出し入れを
行うにあたつて、いちいちバーナの点火や消火、
あるいは気化燃焼への移行の確認を行うなどの時
間的制約を受けることがないようにすると共に、
焼成乾燥室から熱風の噴出をなくして作業上の危
険を防止することができる許りか、さらに、従来
の焼成乾燥装置に見られる如く、焼成乾燥室内の
温度がその下層部より上層部が高くなつて焼成乾
燥ムラが生じるのを未然に防止するための熱風焼
成乾燥装置を得ることを目的としたものである。
行うにあたつて、いちいちバーナの点火や消火、
あるいは気化燃焼への移行の確認を行うなどの時
間的制約を受けることがないようにすると共に、
焼成乾燥室から熱風の噴出をなくして作業上の危
険を防止することができる許りか、さらに、従来
の焼成乾燥装置に見られる如く、焼成乾燥室内の
温度がその下層部より上層部が高くなつて焼成乾
燥ムラが生じるのを未然に防止するための熱風焼
成乾燥装置を得ることを目的としたものである。
[課題を解決するための手段]
上記目的を達成するために、本発明の熱風焼成
乾燥装置においては、上部に焼成乾燥室102
を、その下部に熱風室103をそれぞれ形成す
る。この熱風室103の送風先端側は焼成乾燥室
102の一端に連通し、熱風室103の送風基端
側には熱風発生機105を接続し、焼成乾燥室1
02の他端側を排気筒109に接続する。そし
て、熱風が熱風室103から焼成乾燥室102に
折返し状に流通させるように構成する。この構成
のものにおいて、熱風室103の基端側を排気窓
110を介して排気筒109に連通させ、この排
気窓110および熱風室103の送気口111を
交互に開閉する開閉板112,113を設ける。
そして、焼成乾燥室102と熱風室103との仕
切板119に多数の熱風分散上昇口120を形成
し、熱風室103から焼成乾燥室102内全体に
熱風が均等に流通するように構成したものであ
る。
乾燥装置においては、上部に焼成乾燥室102
を、その下部に熱風室103をそれぞれ形成す
る。この熱風室103の送風先端側は焼成乾燥室
102の一端に連通し、熱風室103の送風基端
側には熱風発生機105を接続し、焼成乾燥室1
02の他端側を排気筒109に接続する。そし
て、熱風が熱風室103から焼成乾燥室102に
折返し状に流通させるように構成する。この構成
のものにおいて、熱風室103の基端側を排気窓
110を介して排気筒109に連通させ、この排
気窓110および熱風室103の送気口111を
交互に開閉する開閉板112,113を設ける。
そして、焼成乾燥室102と熱風室103との仕
切板119に多数の熱風分散上昇口120を形成
し、熱風室103から焼成乾燥室102内全体に
熱風が均等に流通するように構成したものであ
る。
また、熱風室103と焼成乾燥室102との折
返し連通部に、焼成乾燥室102に流入する熱風
を下向きに案内する送気案内板121を配設した
ものである。
返し連通部に、焼成乾燥室102に流入する熱風
を下向きに案内する送気案内板121を配設した
ものである。
[作用]
今、開閉板112,113を操作して、排気窓
110が閉じられ、かつ熱風室103の送気口1
11を開いた状態とすれば、熱風発生機105で
発生され、熱風室103に送られた熱風は、熱風
室103を通つて焼成乾燥室102に折返し状に
流通し、焼成乾燥室102内に収納した魚類、肉
類或は芋類等の食品材料を熱風により焼成乾燥す
る。
110が閉じられ、かつ熱風室103の送気口1
11を開いた状態とすれば、熱風発生機105で
発生され、熱風室103に送られた熱風は、熱風
室103を通つて焼成乾燥室102に折返し状に
流通し、焼成乾燥室102内に収納した魚類、肉
類或は芋類等の食品材料を熱風により焼成乾燥す
る。
ところで、開閉板112,113を排気窓11
0が開かれ、かつ熱風室103の送気口111が
閉じられた状態とすれば、熱風発生機105から
の熱風は、熱風室103に流入せずに全て排気筒
109から排出される。したがつて、熱風発生機
105のバーナ106の点火や消火時にも開閉板
112,113を、この状態としておけば、バー
ナ106で悪臭が発生しても、焼成乾燥室102
に収納した材料に悪影響を及ぼすことがないの
で、バーナ106の点火および消火にかかわら
ず、それに時間的制約を受けることなく焼成乾燥
室102に材料の出し入れができる。また、この
状態においては熱風が熱風室103から焼成乾燥
室102に流入しないので、焼成乾燥室102内
に材料を出し入れしても熱風が噴出せず、作業上
の安全が図られる。
0が開かれ、かつ熱風室103の送気口111が
閉じられた状態とすれば、熱風発生機105から
の熱風は、熱風室103に流入せずに全て排気筒
109から排出される。したがつて、熱風発生機
105のバーナ106の点火や消火時にも開閉板
112,113を、この状態としておけば、バー
ナ106で悪臭が発生しても、焼成乾燥室102
に収納した材料に悪影響を及ぼすことがないの
で、バーナ106の点火および消火にかかわら
ず、それに時間的制約を受けることなく焼成乾燥
室102に材料の出し入れができる。また、この
状態においては熱風が熱風室103から焼成乾燥
室102に流入しないので、焼成乾燥室102内
に材料を出し入れしても熱風が噴出せず、作業上
の安全が図られる。
一方、焼成乾燥室102と排風室103との仕
切板119に多数の熱風分散上昇口120を形成
すると共に熱風室103と焼成乾燥室102との
折返し連通部に熱風を下向きに案内する送風案内
板121を配設したので、熱風室103から焼成
乾燥室102内の上層部および下層部全体にわた
つて熱風が均一に流通し、焼成乾燥室102内に
収納した材料は焼成乾燥ムラを発生させることな
く焼成乾燥される。
切板119に多数の熱風分散上昇口120を形成
すると共に熱風室103と焼成乾燥室102との
折返し連通部に熱風を下向きに案内する送風案内
板121を配設したので、熱風室103から焼成
乾燥室102内の上層部および下層部全体にわた
つて熱風が均一に流通し、焼成乾燥室102内に
収納した材料は焼成乾燥ムラを発生させることな
く焼成乾燥される。
[実施例]
実施例について図面を参照して説明する。
第1図ないし第5図において、101は、装置
本体であつて、上部には焼成乾燥室102が、そ
の下部には熱風室103が形成されており、熱風
室103の送風先端側と焼成乾燥室102の一端
は熱風折返し室104を介して連通されている。
105は、熱風発生機であつて、この熱風発生機
105の送風側は熱風室103の送風基側に着脱
自在に接続されている。熱風発生機105は、バ
ーナ106および送風機107を備えてなるもの
である。焼成乾燥室102の他端側は熱風排気室
108を介して排気筒109に接続され、また、
熱風室103の基端側は排気窓110を介して熱
風排気室108に連通されている。そして、上記
熱風室103の送風基端側には、熱風室103の
排気窓110およびその送気口111を交互に開
閉する開閉板112および113が回転軸114
によつて一体回転するように開閉自在に設けられ
ており、開閉板112,113は、排気窓110
を開いた状態で焼成乾燥室102と熱風排気室1
08との間、また、熱風室103と熱風送風機1
05との間を遮断するものである。115は開閉
板112,113の開閉操作レバーである。焼成
乾燥室102の上面にはスライド開閉自在の蓋1
16,116が設けられており、この蓋116,
117の開閉により焼成乾燥室102内に焼成材
料の出し入れが行われる。117は、蓋116に
設けられた透明な覗窓であり、118は、蓋11
6の把手である。
本体であつて、上部には焼成乾燥室102が、そ
の下部には熱風室103が形成されており、熱風
室103の送風先端側と焼成乾燥室102の一端
は熱風折返し室104を介して連通されている。
105は、熱風発生機であつて、この熱風発生機
105の送風側は熱風室103の送風基側に着脱
自在に接続されている。熱風発生機105は、バ
ーナ106および送風機107を備えてなるもの
である。焼成乾燥室102の他端側は熱風排気室
108を介して排気筒109に接続され、また、
熱風室103の基端側は排気窓110を介して熱
風排気室108に連通されている。そして、上記
熱風室103の送風基端側には、熱風室103の
排気窓110およびその送気口111を交互に開
閉する開閉板112および113が回転軸114
によつて一体回転するように開閉自在に設けられ
ており、開閉板112,113は、排気窓110
を開いた状態で焼成乾燥室102と熱風排気室1
08との間、また、熱風室103と熱風送風機1
05との間を遮断するものである。115は開閉
板112,113の開閉操作レバーである。焼成
乾燥室102の上面にはスライド開閉自在の蓋1
16,116が設けられており、この蓋116,
117の開閉により焼成乾燥室102内に焼成材
料の出し入れが行われる。117は、蓋116に
設けられた透明な覗窓であり、118は、蓋11
6の把手である。
前記焼成乾燥室102と熱風室103との仕切
板119には、熱風室103の送風先端側寄りに
多数の熱風分散上昇口120が設けられており、
また熱風折返し室104内の上部には、熱風室1
03から焼成乾燥室102に流入する熱風を下向
きに案内する送気案内板121が配設されてい
る。
板119には、熱風室103の送風先端側寄りに
多数の熱風分散上昇口120が設けられており、
また熱風折返し室104内の上部には、熱風室1
03から焼成乾燥室102に流入する熱風を下向
きに案内する送気案内板121が配設されてい
る。
焼成乾燥室102で焼成される材料は、第6図
に示す如くきコンテナ122に載せて出し入れが
行われる。すなわち、123は、その枠体、12
4は、金網状の材料載せ棚、125は、油汁受
皿、126は、手さげ用のハンドルである。
に示す如くきコンテナ122に載せて出し入れが
行われる。すなわち、123は、その枠体、12
4は、金網状の材料載せ棚、125は、油汁受
皿、126は、手さげ用のハンドルである。
第7図には他の実施例が示されている。この実
施例のものは、焼成乾燥室102および熱風室1
03の前面側に開閉扉127,127が設けられ
ている。なお、128は、覗窓、129は、把手
である。
施例のものは、焼成乾燥室102および熱風室1
03の前面側に開閉扉127,127が設けられ
ている。なお、128は、覗窓、129は、把手
である。
以上のように構成された実施例のものにおい
て、熱風発生機105から送風される熱風が熱風
室103を通つて焼成乾燥室102に流入し、焼
成乾燥室102内に収納された材料が焼成乾燥さ
れる。
て、熱風発生機105から送風される熱風が熱風
室103を通つて焼成乾燥室102に流入し、焼
成乾燥室102内に収納された材料が焼成乾燥さ
れる。
ところで、開閉操作レバー115の操作によつ
て開閉板112,113を第5図に示す状態にす
れば、熱風室103の排気窓110が開き、かつ
送気口111が閉じ、さらに、燃焼乾燥室102
の熱風排気室108が閉じるので、熱風発生機1
05から送風される熱風は排気窓110から熱風
排気室108を経て排気筒109に全て排気され
る。したがつて、焼成乾燥室102に材料を出し
入れする際に、開閉板112,113をこの状態
にしておけば、蓋116,116を開いても熱風
の噴出がなく、その作業を安全に行うことができ
る。また、熱風送風機105のバーナ106に灯
油気化バーナを用いたものでは、点火または消火
の際に悪臭が発生するが、この際にも開閉板11
2,113によつて熱風室103の送気口111
および焼成乾燥室102の熱風排気室108側を
閉じておけば、焼成乾燥室102内に悪臭が流入
せず、その影響を受けることがない。したがつ
て、焼成乾燥室102に材料の出し入れを行うに
あたつて、熱風発生機105のバーナ点火や消火
による時間的制約を受けることなく、作業を円滑
かつ能率よく行うことができる。
て開閉板112,113を第5図に示す状態にす
れば、熱風室103の排気窓110が開き、かつ
送気口111が閉じ、さらに、燃焼乾燥室102
の熱風排気室108が閉じるので、熱風発生機1
05から送風される熱風は排気窓110から熱風
排気室108を経て排気筒109に全て排気され
る。したがつて、焼成乾燥室102に材料を出し
入れする際に、開閉板112,113をこの状態
にしておけば、蓋116,116を開いても熱風
の噴出がなく、その作業を安全に行うことができ
る。また、熱風送風機105のバーナ106に灯
油気化バーナを用いたものでは、点火または消火
の際に悪臭が発生するが、この際にも開閉板11
2,113によつて熱風室103の送気口111
および焼成乾燥室102の熱風排気室108側を
閉じておけば、焼成乾燥室102内に悪臭が流入
せず、その影響を受けることがない。したがつ
て、焼成乾燥室102に材料の出し入れを行うに
あたつて、熱風発生機105のバーナ点火や消火
による時間的制約を受けることなく、作業を円滑
かつ能率よく行うことができる。
その上、焼成乾燥室102と熱風室103との
仕切板119に熱風分散上昇口120を設けたの
で、熱風室103から焼成乾燥室102に流入す
る熱風の一部がこの熱風分散上昇口120を通つ
てその下層部にも分布するので、焼成乾燥室10
2内全体の熱風分布が均等に保たれる。さらに、
熱風折返し室104内の上部に送気案内板121
を設けたので、熱風室103から焼成乾燥室10
2に流入する熱風を下向きに案内して、前記熱風
分散上昇口120から上昇する熱風と混合分散さ
せることができ、焼成乾燥室102内の熱風分布
をより一層均等にして、材料の焼成仕上がり状態
をさらに良好にすることができる。
仕切板119に熱風分散上昇口120を設けたの
で、熱風室103から焼成乾燥室102に流入す
る熱風の一部がこの熱風分散上昇口120を通つ
てその下層部にも分布するので、焼成乾燥室10
2内全体の熱風分布が均等に保たれる。さらに、
熱風折返し室104内の上部に送気案内板121
を設けたので、熱風室103から焼成乾燥室10
2に流入する熱風を下向きに案内して、前記熱風
分散上昇口120から上昇する熱風と混合分散さ
せることができ、焼成乾燥室102内の熱風分布
をより一層均等にして、材料の焼成仕上がり状態
をさらに良好にすることができる。
なお、第7図に示す他例のものでは、焼成乾燥
室102および熱風室103の前面側が開閉扉1
27,127で開閉できるので、ここから焼成乾
燥室102および熱風室103に焼成材料を出し
入れすることができ、装置の使用効率が一段と向
上する。
室102および熱風室103の前面側が開閉扉1
27,127で開閉できるので、ここから焼成乾
燥室102および熱風室103に焼成材料を出し
入れすることができ、装置の使用効率が一段と向
上する。
次に焼成乾燥態様の実施を示す。
生いわし5Kg(約30尾)を、内臓を取除き塩水
に1回通す前処理を行う。そして、この材料を熱
風温度250℃で10分間加熱した場合、胴体がきつ
ね色となり、脂肪分が表皮面に滲出して焼上りも
よく、佳味である。なお、頭と尾の部分が少し焦
げ、油汁受125に少量の油汁が滴下する程度で
ある。
に1回通す前処理を行う。そして、この材料を熱
風温度250℃で10分間加熱した場合、胴体がきつ
ね色となり、脂肪分が表皮面に滲出して焼上りも
よく、佳味である。なお、頭と尾の部分が少し焦
げ、油汁受125に少量の油汁が滴下する程度で
ある。
さつまいも5Kg(直径3〜5cm程度のもの)
を、熱風温度240℃、加熱時間12分間の場合、平
均に焼上がり、黒焦げ部分は全く生じない。
を、熱風温度240℃、加熱時間12分間の場合、平
均に焼上がり、黒焦げ部分は全く生じない。
[発明の効果]
要するに本発明は、前記の如く構成したもので
あるから、焼成乾燥室102に焼成材料の出し入
れを行うにあたつては、いちいちバーナ106の
点火や消火或は気化燃焼への移行の確認を行うな
どの時間的制約を受けることがなく、また、焼成
乾燥室102から熱風の噴出をなくして作業上の
危険を防止することができ、さらに、焼成乾燥室
102内の温度分布を上下層にわたつて均等に
し、焼成乾燥ムラの発生をなくして良好に仕上げ
ることができる効果を奏する。
あるから、焼成乾燥室102に焼成材料の出し入
れを行うにあたつては、いちいちバーナ106の
点火や消火或は気化燃焼への移行の確認を行うな
どの時間的制約を受けることがなく、また、焼成
乾燥室102から熱風の噴出をなくして作業上の
危険を防止することができ、さらに、焼成乾燥室
102内の温度分布を上下層にわたつて均等に
し、焼成乾燥ムラの発生をなくして良好に仕上げ
ることができる効果を奏する。
図面は本発明に係る熱風焼成乾燥装置の実施例
を示すものであつて、第1図は全体の縦断正面
図、第2図は同上平面図、第3図は第1図A−A
線矢視方向の縦断平面図、第4図は縦断側面図、
第5図は一部の縦断正面図、第6図はコンテナの
全体斜視図、第7図は他例の一部を破断した正面
図、第8図は従来例を示す縦断正面図である。 102……焼成乾燥室、103……熱風室、1
05……熱風発生機、109……排気筒、110
……排気窓、111……送気口、112,113
……開閉板、119……仕切板、120……熱風
分散上昇口、121……送気案内板。
を示すものであつて、第1図は全体の縦断正面
図、第2図は同上平面図、第3図は第1図A−A
線矢視方向の縦断平面図、第4図は縦断側面図、
第5図は一部の縦断正面図、第6図はコンテナの
全体斜視図、第7図は他例の一部を破断した正面
図、第8図は従来例を示す縦断正面図である。 102……焼成乾燥室、103……熱風室、1
05……熱風発生機、109……排気筒、110
……排気窓、111……送気口、112,113
……開閉板、119……仕切板、120……熱風
分散上昇口、121……送気案内板。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 上部に焼成乾燥室を、その下部に熱風室をそ
れぞれ形成し、熱風室の送風先端側を焼成乾燥室
の一端に連通させると共に、熱風室の送風基端側
に熱風発生機を接続し、焼成乾燥室の他端側に排
気筒を接続して、熱風を熱風室から焼成乾燥室に
折返し状に流通させるように構成したものにおい
て、熱風室の基端側を排気窓を介して排気筒に連
通させ、上記排気窓および熱風室の送気口を交互
に開閉する開閉板を設け、焼成乾燥室と熱風室と
の仕切板に多数の熱風分散上昇口を形成して、熱
風室から焼成乾燥室内全体に熱風が均等に流通す
るように構成したことを特徴とする熱風焼成乾燥
装置。 2 熱風室と焼成乾燥室との折返し連通部に、焼
成乾燥室に流入する熱風を下向きに案内する送気
案内板を配設したことを特徴とする特許請求の範
囲第1項記載の熱風焼成乾燥装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61139493A JPS62296831A (ja) | 1986-06-16 | 1986-06-16 | 熱風焼成乾燥装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61139493A JPS62296831A (ja) | 1986-06-16 | 1986-06-16 | 熱風焼成乾燥装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62296831A JPS62296831A (ja) | 1987-12-24 |
JPH0528092B2 true JPH0528092B2 (ja) | 1993-04-23 |
Family
ID=15246548
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61139493A Granted JPS62296831A (ja) | 1986-06-16 | 1986-06-16 | 熱風焼成乾燥装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62296831A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7297904B2 (en) * | 2003-09-18 | 2007-11-20 | Premark Feg Llc | Convection oven and related air flow system |
CN102960780A (zh) * | 2012-11-08 | 2013-03-13 | 天津科技大学 | 一种自动连续喷料烤鱼一体机及其烤鱼方法 |
AU2018227438A1 (en) * | 2017-03-01 | 2019-07-04 | Belshaw Bros., Inc. | Rack oven and systems for using the same |
-
1986
- 1986-06-16 JP JP61139493A patent/JPS62296831A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62296831A (ja) | 1987-12-24 |
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