JPH0528021Y2 - - Google Patents
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- JPH0528021Y2 JPH0528021Y2 JP14210988U JP14210988U JPH0528021Y2 JP H0528021 Y2 JPH0528021 Y2 JP H0528021Y2 JP 14210988 U JP14210988 U JP 14210988U JP 14210988 U JP14210988 U JP 14210988U JP H0528021 Y2 JPH0528021 Y2 JP H0528021Y2
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- cylinder device
- gas
- tank
- mixed
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Landscapes
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本考案は、流動性を高めるためガスが混入せし
められた原料を用いて成形を行う反応射出成形装
置の原料供給装置に関する。
められた原料を用いて成形を行う反応射出成形装
置の原料供給装置に関する。
（従来の技術）
樹脂成形品を成形する反応射出成形（RIM）
においては２種以上の原料を原料注入シリンダ装
置により混合ヘツド内に射出して混合させ、この
混合原料を密閉した金型内に注入し金型内で重合
反応させて成形品が形成される。このような成形
品の強度を増すため、強化材（milled glass，
flake glass，wollastnite，whisker等）を原料
内に混入したいわゆるRRIM成形方法が多く行わ
れる。このような混入系原料は見かけ粘度も高
く、また原料処方においてもDETDA（ジエチル
トルエンジアミン）による鎖延長システム、末端
アミン化ポリエーテルを用いたポリウレア系シス
テム等では型内硬化反応が速いため、短時間注入
および原料の高流動性が要求される。このため、
強化材混入原料にN2等のミクロガスを分散させ
型内の原料流動性を高め、強化材等の分散をよく
し、成形品の性能を向上させるニユークリエーシ
ヨン（Nucleation）コントロールが一般に適用
されている（例えば、特開昭61−104805号公報参
照）。このニユークリエーシンコントロールにお
いては、高粘度、高速反応系でかつ高濃度の補強
材を含む分散系材料を取り扱う場合は特に高濃度
のガス混入が要求される。しかしこのような高粘
度、高速反応、高濃度補強材含有系で高濃度のガ
ス混入を行つた原料は原料内のガス分散が不安定
となり、原料液と補強材とガスのバランスが失わ
れ、前述したように原料注入シリンダ装置に原料
吸引が行われる際、ガス部分が多く吸引されるこ
とにより、非常にガス濃度の高い原料がシリンダ
装置内に吸引される。この状態で原料の混合ヘツ
ドへの射出が行われるとシリンダ装置のピストン
作動による圧縮時、射出系内の材料圧が射出、混
合に必要な所定圧に達せず、ピストンが下端へ到
達するまで圧縮操作が続き、材料の射出が不可能
となり、原料の供給が不可能となる。このため前
記ピストンの吸引速度を極度に下げることにより
原料のシリンダ装置内流動速度を下げシリンダ装
置内に吸引される材料を均一状態とする等の対策
がとられていた。
においては２種以上の原料を原料注入シリンダ装
置により混合ヘツド内に射出して混合させ、この
混合原料を密閉した金型内に注入し金型内で重合
反応させて成形品が形成される。このような成形
品の強度を増すため、強化材（milled glass，
flake glass，wollastnite，whisker等）を原料
内に混入したいわゆるRRIM成形方法が多く行わ
れる。このような混入系原料は見かけ粘度も高
く、また原料処方においてもDETDA（ジエチル
トルエンジアミン）による鎖延長システム、末端
アミン化ポリエーテルを用いたポリウレア系シス
テム等では型内硬化反応が速いため、短時間注入
および原料の高流動性が要求される。このため、
強化材混入原料にN2等のミクロガスを分散させ
型内の原料流動性を高め、強化材等の分散をよく
し、成形品の性能を向上させるニユークリエーシ
ヨン（Nucleation）コントロールが一般に適用
されている（例えば、特開昭61−104805号公報参
照）。このニユークリエーシンコントロールにお
いては、高粘度、高速反応系でかつ高濃度の補強
材を含む分散系材料を取り扱う場合は特に高濃度
のガス混入が要求される。しかしこのような高粘
度、高速反応、高濃度補強材含有系で高濃度のガ
ス混入を行つた原料は原料内のガス分散が不安定
となり、原料液と補強材とガスのバランスが失わ
れ、前述したように原料注入シリンダ装置に原料
吸引が行われる際、ガス部分が多く吸引されるこ
とにより、非常にガス濃度の高い原料がシリンダ
装置内に吸引される。この状態で原料の混合ヘツ
ドへの射出が行われるとシリンダ装置のピストン
作動による圧縮時、射出系内の材料圧が射出、混
合に必要な所定圧に達せず、ピストンが下端へ到
達するまで圧縮操作が続き、材料の射出が不可能
となり、原料の供給が不可能となる。このため前
記ピストンの吸引速度を極度に下げることにより
原料のシリンダ装置内流動速度を下げシリンダ装
置内に吸引される材料を均一状態とする等の対策
がとられていた。
（考案が解決しようとする課題）
しかしこのようなシリンダ装置による吸引速度
の低下はシリンダ装置の吸引時間延長による成形
サイクル時間延長時の欠点があつた。
の低下はシリンダ装置の吸引時間延長による成形
サイクル時間延長時の欠点があつた。
このため原料が収容されているタンクの下に流
動ポンプを設け、シリンダ装置吸引時に強制的に
原料をシリンダ装置内に送り込み射出する方法が
考えられたが、この方法は高粘度流体用ポンプ
（MOYNO ポンプ等）が必要であり、また補強
材によるポンプ内の摩耗が起こるため性能の維持
が困難となる等の設備上の問題があつた。
動ポンプを設け、シリンダ装置吸引時に強制的に
原料をシリンダ装置内に送り込み射出する方法が
考えられたが、この方法は高粘度流体用ポンプ
（MOYNO ポンプ等）が必要であり、また補強
材によるポンプ内の摩耗が起こるため性能の維持
が困難となる等の設備上の問題があつた。
本考案は前述したような課題に鑑み、良好なガ
ス濃度の原料をタンクより確実に供給可能な反応
射出成形装置の原料供給装置の提供を目的とす
る。
ス濃度の原料をタンクより確実に供給可能な反応
射出成形装置の原料供給装置の提供を目的とす
る。
（課題を解決するための手段）
本考案は、少なくとも気体が混入せしめられた
原料を含む２種以上の原料を成形型内に供給し、
反応させて成形品を得る反応射出成形装置におい
て前記気体が混入せしめられた原料を前記成形型
に向けて供給する原料供給装置であり、 前記気体が混入せしめられた原料を収容する原
料タンクと、前記原料タンク内の原料を吸引した
後、該原料を前記成形型に向けて供給するシリン
ダ装置と、前記シリンダ装置による原料の吸引
時、前記原料タンク内の圧力を初期圧より高める
気体供給手段とを備えて成ることを特徴とする。
原料を含む２種以上の原料を成形型内に供給し、
反応させて成形品を得る反応射出成形装置におい
て前記気体が混入せしめられた原料を前記成形型
に向けて供給する原料供給装置であり、 前記気体が混入せしめられた原料を収容する原
料タンクと、前記原料タンク内の原料を吸引した
後、該原料を前記成形型に向けて供給するシリン
ダ装置と、前記シリンダ装置による原料の吸引
時、前記原料タンク内の圧力を初期圧より高める
気体供給手段とを備えて成ることを特徴とする。
（作用）
本考案は、前述したような構造を有するためシ
リンダ装置の原料吸引時、原料タンク内の圧力が
高められて粘度の高い原料液が容易にタンク外へ
流出するようになる。このためガス部分のみがシ
リンダ装置内へ吸引されることが防止されて良好
な濃度の原料の供給が可能となる。
リンダ装置の原料吸引時、原料タンク内の圧力が
高められて粘度の高い原料液が容易にタンク外へ
流出するようになる。このためガス部分のみがシ
リンダ装置内へ吸引されることが防止されて良好
な濃度の原料の供給が可能となる。
（実施例）
以下、図面を用いて本考案の実施例を説明す
る。反応射出成形装置の一部を第１図に示す。複
数の原料を成形型１内に供給し重合反応させ樹脂
成形品を作成する反応射出成形の装置は、原料２
を収容する原料タンク３とこのタンク３内の原料
を吸引して、混合ヘツド４へ射出するシリンダ装
置５等からなる原料供給装置６を有している。第
１図に示す原料供給装置６の原料タンク３には強
化材および原料の流動性を高めるためのガスが混
入せしめられている原料２が収容されており、こ
の原料タンク３に気体を供給し加圧する気体供給
手段７が設けられている。
る。反応射出成形装置の一部を第１図に示す。複
数の原料を成形型１内に供給し重合反応させ樹脂
成形品を作成する反応射出成形の装置は、原料２
を収容する原料タンク３とこのタンク３内の原料
を吸引して、混合ヘツド４へ射出するシリンダ装
置５等からなる原料供給装置６を有している。第
１図に示す原料供給装置６の原料タンク３には強
化材および原料の流動性を高めるためのガスが混
入せしめられている原料２が収容されており、こ
の原料タンク３に気体を供給し加圧する気体供給
手段７が設けられている。
すなわち原料タンク３内には、原料液に補強材
混入装置１０により補強材が混入されさらにこの
補強材が混入された原料の粘度を下げ流動性を上
げるため５Kg／cm2の圧力でニユークリエーシヨン
装置１１によりN2ガスが混入され攪拌装置１２
により均一に攪拌されてなる高粘度、高速反応、
高濃度補強材含有の混合系原料が収容されてい
る。この原料２はシリンダ装置５のピストン５ａ
の上下動に伴つてシリンダ装置５内へ吸引され混
合ヘツド４に射出される。このシリンダ装置５の
機能を第２Ａ図〜第２Ｃ図に示す。第２Ａ図に示
すようにシリンダ装置５による吸引が行なわれて
いない状態ではシリンダ装置５のピストン５ａは
通常位置である下端に停止している。これは、シ
リンダ装置５内に原料２が収容されている状態で
長時間停止することによる補強材のシリンダ装置
５底部への沈降を防止するためである。このとき
吸引バルブ１３は開放されている。
混入装置１０により補強材が混入されさらにこの
補強材が混入された原料の粘度を下げ流動性を上
げるため５Kg／cm2の圧力でニユークリエーシヨン
装置１１によりN2ガスが混入され攪拌装置１２
により均一に攪拌されてなる高粘度、高速反応、
高濃度補強材含有の混合系原料が収容されてい
る。この原料２はシリンダ装置５のピストン５ａ
の上下動に伴つてシリンダ装置５内へ吸引され混
合ヘツド４に射出される。このシリンダ装置５の
機能を第２Ａ図〜第２Ｃ図に示す。第２Ａ図に示
すようにシリンダ装置５による吸引が行なわれて
いない状態ではシリンダ装置５のピストン５ａは
通常位置である下端に停止している。これは、シ
リンダ装置５内に原料２が収容されている状態で
長時間停止することによる補強材のシリンダ装置
５底部への沈降を防止するためである。このとき
吸引バルブ１３は開放されている。
第２Ｂ図に示すようにシリンダ装置５による原
料２の吸引が行われる際にはピストン５ａが上昇
する。このとき第１図に示すセンサ１４によりピ
ストン上昇信号が気体供給手段７の気体供給バル
ブ７ａに送られバルブ７ａが閉鎖状態から開放状
態となる。これと同時に気体供給部７ｂから10
Kg／cm2の圧力でN2等の気体が原料タンク３内に
送られタンク内圧力が上昇する。このためピスト
ン５ａの上昇に伴つて原料２の吸引が行なわれる
際、原料タンク２内の原料２が吸引方向に加圧さ
れN2ガスが適度に分散した良好な濃度の原料が
矢印Ａ方向へ吸引されシリンダ装置５内へ収容さ
れる。
料２の吸引が行われる際にはピストン５ａが上昇
する。このとき第１図に示すセンサ１４によりピ
ストン上昇信号が気体供給手段７の気体供給バル
ブ７ａに送られバルブ７ａが閉鎖状態から開放状
態となる。これと同時に気体供給部７ｂから10
Kg／cm2の圧力でN2等の気体が原料タンク３内に
送られタンク内圧力が上昇する。このためピスト
ン５ａの上昇に伴つて原料２の吸引が行なわれる
際、原料タンク２内の原料２が吸引方向に加圧さ
れN2ガスが適度に分散した良好な濃度の原料が
矢印Ａ方向へ吸引されシリンダ装置５内へ収容さ
れる。
第２Ｃ図に示すようにシリンダ装置５内の原料
２を矢印Ｂ方向へ射出する際にはピストン５ａが
下降せしめられる。これに伴い原料２はある程度
までシリンダ５内で圧縮され混合ヘツドに射出、
循環される。このとき前記吸引バルブ１３は閉鎖
状態となる。
２を矢印Ｂ方向へ射出する際にはピストン５ａが
下降せしめられる。これに伴い原料２はある程度
までシリンダ５内で圧縮され混合ヘツドに射出、
循環される。このとき前記吸引バルブ１３は閉鎖
状態となる。
混合ヘツド４には補強材、ガスの混入されてい
ない異なる原料が他方のシリンダ（図示せず）か
ら矢印Ｃ方向に射出され前述した混合原液と重合
反応せしめられる。
ない異なる原料が他方のシリンダ（図示せず）か
ら矢印Ｃ方向に射出され前述した混合原液と重合
反応せしめられる。
このとき前記気体供給装置７のバルブ７ｂはピ
ストン５ａの下降信号を受けて閉鎖状態に戻り、
原料タンク内の圧力は吸引前の圧力（初期圧）５
Kg／cm2に戻る。
ストン５ａの下降信号を受けて閉鎖状態に戻り、
原料タンク内の圧力は吸引前の圧力（初期圧）５
Kg／cm2に戻る。
以下、実施例をあげて説明する。
以下の組成のポリオール系原料液（Ａ液）とイ
ソシアネート系原料液（Ｂ液）とを混合し、反応
させてRIMウレタンを形成した。
ソシアネート系原料液（Ｂ液）とを混合し、反応
させてRIMウレタンを形成した。
材料系（RRIMポリウレア）
Ａ液（ポリオール系）
ポリエーテルポリアミン
ジエチルトルエンジアミン 100pbw
強化材ミルドフアイバーグラス 60pbw
Ｂ液（イソシアネート）
MDI（メチレンジフエニルジイソシアネー
ト） 80pbw このときＡ液に強化材を上記の組成で加え、さ
らにニユークリエーシヨンコントロールを行い、
N2ガスをＡ液の原料タンク内に4.0〜5.0Kg／cm2混
入させ、シリンダ装置に原料吸引が行われる時、
タンク内圧力を所定圧まで高めた。このときＡ液
の原料粘度（見かけ粘度）は7500cP（50℃）であ
り原料比重は1.31（50℃）である。また原料ニユ
ークリエーシヨンコントロール比重は0.70〜0.75
であり、ニユークリエーシヨンコントロール条件
は原料タンク中攪拌翼回転数240〜260rpmであ
る。
ト） 80pbw このときＡ液に強化材を上記の組成で加え、さ
らにニユークリエーシヨンコントロールを行い、
N2ガスをＡ液の原料タンク内に4.0〜5.0Kg／cm2混
入させ、シリンダ装置に原料吸引が行われる時、
タンク内圧力を所定圧まで高めた。このときＡ液
の原料粘度（見かけ粘度）は7500cP（50℃）であ
り原料比重は1.31（50℃）である。また原料ニユ
ークリエーシヨンコントロール比重は0.70〜0.75
であり、ニユークリエーシヨンコントロール条件
は原料タンク中攪拌翼回転数240〜260rpmであ
る。
このようなＡ液のシリンダ装置吸引時の原料タ
ンク内圧力とシリンダ装置内に吸引される原料の
実質量の関係を第３図に示す。原料タンク内の圧
力を気体供給装置からのN2ガスの圧入を５Kg／
cm2，７Kg／cm2，10Kg／cm2に変化させてシリンダ装
置内へ流入する原料の量を均一原料系流入仮想線
と比較したものであり、シリンダ容量は10l（ピス
トン下死点を0lと定義）、シリンダ吸入速度1.0l／
sec、原料比重1.31、タンク内ニユークリエーシ
ヨン比重0.75、タンク内ニユークリエーシヨン量
4.27％とする。
ンク内圧力とシリンダ装置内に吸引される原料の
実質量の関係を第３図に示す。原料タンク内の圧
力を気体供給装置からのN2ガスの圧入を５Kg／
cm2，７Kg／cm2，10Kg／cm2に変化させてシリンダ装
置内へ流入する原料の量を均一原料系流入仮想線
と比較したものであり、シリンダ容量は10l（ピス
トン下死点を0lと定義）、シリンダ吸入速度1.0l／
sec、原料比重1.31、タンク内ニユークリエーシ
ヨン比重0.75、タンク内ニユークリエーシヨン量
4.27％とする。
このグラフから明らかなように原料タンク内の
圧力が10Kg／cm2であるときの原料の流入量が最も
好ましい。したがつて上記実施例における原料タ
ンク内の圧力は、第４図に示すようにシリンダ装
置非吸引時の初期圧を4.5〜5.0Kg／cm2の範囲と
し、吸引時9.5〜10.0Kg／cm2の範囲まで加圧し、
ピストン下降時、初期圧に戻して原料の圧縮、射
出、循環を行うよう加圧を中止することが好まし
い。
圧力が10Kg／cm2であるときの原料の流入量が最も
好ましい。したがつて上記実施例における原料タ
ンク内の圧力は、第４図に示すようにシリンダ装
置非吸引時の初期圧を4.5〜5.0Kg／cm2の範囲と
し、吸引時9.5〜10.0Kg／cm2の範囲まで加圧し、
ピストン下降時、初期圧に戻して原料の圧縮、射
出、循環を行うよう加圧を中止することが好まし
い。
（考案の効果）
本考案は、原料タンク内からシリンダ装置によ
り原料を吸引する際の原料タンク内の圧力を初期
圧より高めたため、シリンダ装置内への原料吸引
が加圧され粘度の高い原料がシリンダ装置内に吸
引可能となり、原料内に混入されている気体のみ
シリンダ装置内に吸引される等の不均一な状態で
の原料供給が防止され、所定のガス濃度の良好な
状態の原料がシリンダ装置内へ供給される。この
ため原料の正確な供給が可能となる。
り原料を吸引する際の原料タンク内の圧力を初期
圧より高めたため、シリンダ装置内への原料吸引
が加圧され粘度の高い原料がシリンダ装置内に吸
引可能となり、原料内に混入されている気体のみ
シリンダ装置内に吸引される等の不均一な状態で
の原料供給が防止され、所定のガス濃度の良好な
状態の原料がシリンダ装置内へ供給される。この
ため原料の正確な供給が可能となる。
第１図は本考案の反応射出成形の原料供給装置
の一実施例の構造を示す略図、第２Ａ図は前記実
施例のシリンダ装置のピストンの通常位置を示す
略図、第２Ｂ図は前記ピストンの上昇位置を示す
略図、第２Ｃ図は前記ピストンの下降位置を示す
略図、第３図はタンク内の圧力とシリンダ装置へ
の原料供給量の関係を示すグラフ、第４図は原料
タンク内の圧力とシリンダ装置作動との関係を示
すグラフである。 １……成形型、２……原料、３……原料タン
ク、４……混合ヘツド、５……シリンダ装置、６
……原料供給装置、７……気体供給手段。
の一実施例の構造を示す略図、第２Ａ図は前記実
施例のシリンダ装置のピストンの通常位置を示す
略図、第２Ｂ図は前記ピストンの上昇位置を示す
略図、第２Ｃ図は前記ピストンの下降位置を示す
略図、第３図はタンク内の圧力とシリンダ装置へ
の原料供給量の関係を示すグラフ、第４図は原料
タンク内の圧力とシリンダ装置作動との関係を示
すグラフである。 １……成形型、２……原料、３……原料タン
ク、４……混合ヘツド、５……シリンダ装置、６
……原料供給装置、７……気体供給手段。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 少なくとも気体が混入せしめられた原料を含む
２種以上の原料を成形型内に供給し、反応させて
成形品を得る反応射出成形装置における前記気体
が混入せしめられた原料を前記成形型に向けて供
給する原料供給装置であつて、 前記気体が混入せしめられた原料を収容する原
料タンクと、前記原料タンク内の原料を吸引した
後、該原料を前記成形型に向けて供給するシリン
ダ装置と、前記シリンダ装置による原料の吸引
時、前記原料タンク内の圧力を初期圧より高める
気体供給手段とを備えて成ることを特徴とする反
応射出成形装置の原料供給装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14210988U JPH0528021Y2 (ja) | 1988-10-31 | 1988-10-31 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14210988U JPH0528021Y2 (ja) | 1988-10-31 | 1988-10-31 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0261620U JPH0261620U (ja) | 1990-05-08 |
| JPH0528021Y2 true JPH0528021Y2 (ja) | 1993-07-19 |
Family
ID=31407776
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14210988U Expired - Lifetime JPH0528021Y2 (ja) | 1988-10-31 | 1988-10-31 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0528021Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20180115956A (ko) * | 2017-04-14 | 2018-10-24 | 재단법인 경북하이브리드부품연구원 | 일정한 유량제어가 가능한 열경화성 수지 주입 장치 |
-
1988
- 1988-10-31 JP JP14210988U patent/JPH0528021Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20180115956A (ko) * | 2017-04-14 | 2018-10-24 | 재단법인 경북하이브리드부품연구원 | 일정한 유량제어가 가능한 열경화성 수지 주입 장치 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0261620U (ja) | 1990-05-08 |
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