JPH0527U - コンバインの操縦室 - Google Patents
コンバインの操縦室Info
- Publication number
- JPH0527U JPH0527U JP5586791U JP5586791U JPH0527U JP H0527 U JPH0527 U JP H0527U JP 5586791 U JP5586791 U JP 5586791U JP 5586791 U JP5586791 U JP 5586791U JP H0527 U JPH0527 U JP H0527U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cockpit
- section
- threshing
- grain storage
- combine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Combines (AREA)
- Harvester Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 操縦者が疲労しないようにするために、運転
席に腰を掛けたままで分草状態を見易くし作業が順調に
行え快適な作業ができるものにする。 【構成】 走行車台(1)上の左右側に脱穀部(A)と
穀粒収納部(B)を搭載して並設し、脱穀部(A)の前
方に刈取部(C)を連設し穀粒収納部(B)の前側に操
縦室(D)を設けた構成のコンバインにおいて、前記操
縦室(D)を走行車台(1)に対して昇降自在にし所望
の高さ位置で操縦可能にする。
席に腰を掛けたままで分草状態を見易くし作業が順調に
行え快適な作業ができるものにする。 【構成】 走行車台(1)上の左右側に脱穀部(A)と
穀粒収納部(B)を搭載して並設し、脱穀部(A)の前
方に刈取部(C)を連設し穀粒収納部(B)の前側に操
縦室(D)を設けた構成のコンバインにおいて、前記操
縦室(D)を走行車台(1)に対して昇降自在にし所望
の高さ位置で操縦可能にする。
Description
【0001】
本考案は、コンバインの操縦室に関するものである。
【0002】
従来、走行車台上の左右側に脱穀部と穀粒収納部を搭載して並設し、脱穀部の 前方に刈取部を連設し穀粒収納部の前側に操縦室を設けた構成のコンバインで収 穫作業を行うとき操縦者は刈取部の最前端に設けられている分草板による植立穀 稈の分草状態を見ながら操向操作し機体を前進させるのであって、そのために分 草板を見通すのに運転席から離れ立ち姿で分草状態を見易くしている。
【0003】
コンバイン作業にあっては、このように運転席から離れ立ち姿で運転するのが 半ば当然のようになっているが、これでは長時間立っての作業となり操縦者は疲 労してくる。本考案はこの疲労がないようにするために、操縦者が立ち姿になら なくても分草状態を見易くして作業が順調に行えるものにしながら疲労を覚えず 快適な作業ができるようにするを目的として考案に至ったものである。
【0004】
そこで本考案は、走行車台上の左右側に脱穀部と穀粒収納部を搭載して並設し 、脱穀部の前方に刈取部を連設し穀粒収納部の前側に操縦室を設けた構成のコン バインにおいて、前記操縦室を走行車台に対して昇降自在にし所望の高さ位置で 操縦できるものにしたのである。
【0005】
このように構成したので、圃場において刈取脱穀作業を行うときは操縦室を上 昇させて運転席から分草板が見易い最適の位置にし運転席から離れることなく腰 掛けたまま操向操作するようにし、路上を走行したり傾斜地での作業においては 操縦室を下降させて低位置にするのである。
【0006】
以下本考案の操縦室に関して例示図面を参照し説明すると、このコンバインは クロ−ラ式の走行装置(2)上に載設した走行車台(1)の左側に脱穀部(A) を搭載し、右側には脱穀部(A)で打穀処理され風選された穀粒を貯留する穀粒 収納部(B)と原動用のエンジン(E)を前後にして搭載し、脱穀部(A)の前 方には刈取部(C)を穀粒収納部(B)の前側には操縦室(D)をそれぞれ配設 して、機体の前進とともに植立穀稈を刈取り打穀風選して穀粒を穀粒収納部(B )に収容し、脱穀後の排藁は機体の後方に落下するようにし穀粒収納部(B)に 収容された穀粒を適宜取出すように構成したものである。
【0007】 前記の操縦室(D)内には各走行操作レバ−群や脱穀クラッチレバ−(3)な どが装備され、その操縦室(D)は枠組構成されたフレ−ム(4)に前側と後側 および左側(刈取部側)とにそれぞれ所要部を透明材で形成した板体を張設し、 右側(操縦者の昇降側)にドアが開閉自在に取り付けられるとともに、上面には 天井板が張設されて略密閉状態で箱形に構成されている。
【0008】 そしてこのように構成されている操縦室(D)は、その底部側のフレ−ム(4 a)と走行車台(1)との間にもち上げ機構(5)を介装して操縦室(D)を走 行車台(1)に対して昇降自在にしている。すなわちもち上げ機構(5)は、制 御モ−タ(M)軸に直結する左ネジと右ネジ部を有する螺軸(6)の回転によっ て倒伏姿勢から起立姿勢に起立姿勢から倒伏姿勢に変更する数本の支承ア−ム( 7)により構成され、制御モ−タ(M)は直立する支持棒(8)との摺動により 前記支承ア−ム(7)の姿勢変更に伴う昇降に従って上下動するようになってい る。
【0009】 また、前記の制御モ−タ(M)は脱穀クラッチレバ−(3)の操作によって作 動する入切検知用のスイッチ(9)とコントロ−ラ(10)を介して接続され、 さらにこのコントロ−ラ(10)には操縦室(D)を単独で昇降させるスイッチ (11)と機体の左右前後の傾斜角度の限度を検知するセンサ−のスイッチ(1 2)がそれぞれ接続されて、 脱穀クラッチレバ−(3)を「入」側に操作する とスイッチ(9)がONしコントロ−ラ(10)を介して制御モ−タ(M)を回 転させもち上げ機構(5)により操縦室(D)を上昇させて所望の高さ位置にし 、逆に脱穀クラッチレバ−(3)を「切」がわに操作するとスイッチ(9)がO FFして操縦室(D)を下降させて低位置にするように構成され、昇降用のスイ ッチ(11)のON・OFF操作によっても単独で昇降するようにし、また、傾 斜角度検知センサ−のスイッチ(12)がONすると低位置になるようにしてい る。そしてこの場合の各スイッチ(9)(11)(12)によるもち上げ機構( 5)の優先動作順序は昇降用のスイッチ(11)・傾斜角度検知センサ−のスイ ッチ(12)・脱穀クラッチ入切検知用のスイッチ(9)の順にしてある。
【0010】 なお、(13)は操縦室(D)内に設けた運転席、(14)はバックミラ−、 (15)は分草板、(16)は引起しケ−スである。
【0011】 したがって、昇降用のスイッチ(11)をONするとその他のスイッチ(10 )(12)よりも優先してもち上げ機構(5)が動作して操縦室(D)を上昇さ せて高い位置にし、また傾斜角度検知センサ−のスイッチ(12)がON作動す ると下降して低位置となり機体を安定させ、圃場で刈取脱穀作業を行わんとして 脱穀クラッチレバ−(3)を「入」操作して脱穀部(A)を始動させると、入切 検知用のスイッチ(10)が作動し操縦室(D)を高い位置に上昇させるのであ る。そしてこの高い位置にすることによって、運転席(13)に腰掛ける操縦者 はその腰を掛けたままで「図2」に示すように視線(イ)が分草板(15)を見 通す最適の位置になり作業中は分草状態が見易くなって順調に作業が行えるので ある。
【0012】
本考案は以上説明したように、走行車台(1)上の左右側に脱穀部(A)と穀 粒収納部(B)を搭載して並設し、脱穀部(A)の前方に刈取部(C)を連設し 穀粒収納部(B)の前側に操縦室(D)を設けた構成のコンバインにおいて、前 記操縦室(D)を走行車台(1)に対して昇降自在にし所望の高さ位置で操縦可 能にしてあることを特徴とするものであるから、従来のもののように刈取脱穀作 業を行うとき操縦者が運転席(13)から離れて立ったまま運転しなくても、操 縦室(D)が所望の高さ位置になり操縦者は運転席(13)に腰を掛けたままで 刈取部(C)最前端の分草板(15)を見通すことができ、分草の状態が見易く なって作業が順調に行え疲労を覚えず快適な作業ができるのである。
【図1】特に操縦室を示したコンバインの側面図であ
る。
る。
【図2】操縦室の作用説明図である。
【図3】同操縦室の昇降動作フロ−チャ−ト図である。
1 走行車台 A 脱穀部 B 穀粒収納部 C 刈取部 D 操縦室
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 走行車台(1)上の左右側に脱穀部
(A)と穀粒収納部(B)を搭載して並設し、脱穀部
(A)の前方に刈取部(C)を連設し穀粒収納部(B)
の前側に操縦室(D)を設けた構成のコンバインにおい
て、前記操縦室(D)を走行車台(1)に対して昇降自
在にし所望の高さ位置で操縦可能にしてあることを特徴
とするコンバインの操縦室。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5586791U JPH0527U (ja) | 1991-06-20 | 1991-06-20 | コンバインの操縦室 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5586791U JPH0527U (ja) | 1991-06-20 | 1991-06-20 | コンバインの操縦室 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0527U true JPH0527U (ja) | 1993-01-08 |
Family
ID=13011031
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5586791U Pending JPH0527U (ja) | 1991-06-20 | 1991-06-20 | コンバインの操縦室 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0527U (ja) |
-
1991
- 1991-06-20 JP JP5586791U patent/JPH0527U/ja active Pending
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