JPH05279682A - 潤滑剤及びその潤滑剤を塗布した磁気記録媒体 - Google Patents

潤滑剤及びその潤滑剤を塗布した磁気記録媒体

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JPH05279682A
JPH05279682A JP8064492A JP8064492A JPH05279682A JP H05279682 A JPH05279682 A JP H05279682A JP 8064492 A JP8064492 A JP 8064492A JP 8064492 A JP8064492 A JP 8064492A JP H05279682 A JPH05279682 A JP H05279682A
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JP
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lubricant
magnetic recording
recording medium
magnetic
perfluoropolyether
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Hirofumi Kondo
洋文 近藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】各種使用条件において優れた潤滑性が保たれる
とともに、長時間にわたり潤滑効果が持続され、走行
性、耐摩耗性、耐久性等に優れた磁気記録媒体を提供す
る。 【構成】末端にアルコキシルカルボニル基を持つパーフ
ルオロポリエーテルに分子内に水酸基を持つ長鎖炭化水
素を加えた潤滑剤、及び非磁性支持体上に少なくとも磁
性層を有してなる磁気記録媒体において、磁性層表面に
前記潤滑剤を塗布したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気テープ、磁気ディ
スク等の磁気記録媒体に関するものであり、特に末端に
アルコキシカルボニル基を持つパーフルオロポリエーテ
ルに分子内に水酸基を持つ長鎖炭化水素を加えた潤滑剤
を塗布した磁気記録媒体に関するものである。更に末端
にアルコキシカルボニル基を持つパーフルオロポリエー
テルに対して分子内に水酸基を持つ長鎖炭化水素をモル
比で0.01から100を加えた潤滑剤を塗布した磁気
記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、強磁性金属材料を蒸着等の手法
により非磁性支持体上に被着し、これを磁性層としたい
わゆる金属薄膜型の磁気記録媒体では、磁性層表面の平
滑性が極めて良好であるため、磁気ヘッドやガイドロー
ラー等の摺動部材に対する実質的な接触面積が大きく、
従って摩擦係数が大きくなり凝着現象(いわゆる張り付
き)が起き易く走行性や耐久性に欠ける等問題点が多
い。
【0003】そこで、これら問題点を改善するために各
種の潤滑剤を使用することが検討されており、従来より
高級脂肪酸やそのエステル等を上記磁気記録媒体の磁性
層にトップコートすることにより摩擦係数を抑えようと
する試みがされている。ところで、磁気記録媒体に使用
される潤滑剤には、その性質上非常に厳しい特性が要求
され、従来用いられている潤滑剤では対応することが難
しいのが現状である。
【0004】即ち、磁気記録媒体に使用される潤滑剤に
は、(1)寒冷地での使用に際して所定の潤滑効果が確
保されるように低温特性に優れること、(2)磁気ヘッ
ドとのスペーシングが問題となるので極めて薄く塗布で
きることと、その場合にも十分な潤滑特性が発揮される
こと、(3)長時間、あるいは長時間の使用に耐え、潤
滑効果が持続すること、等が要求される。
【0005】ところが、従来より使用されていた高級脂
肪酸やそのエステル等は、0℃以下のような低温条件上
では凍結して固化して潤滑剤としての機能が損なわれた
り、長時間の耐久性に欠ける傾向にある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、磁気録
媒体の分野においては、使用される潤滑剤の能力不足に
起因して、走行性耐久性等の実用特性に不満を残してい
る。そこで本発明は、各種使用条件下において優れた潤
滑性が保たれるとともに、長時間にわたり潤滑効果が持
続され、走行性、耐摩耗性、耐久性等に優れた磁気記録
媒体を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上述の目的
を達成せんものと鋭意研究を重ねた結果、末端にアルコ
キシカルボニル基を持つパーフルオロポリエーテルに分
子内に水酸基を持つ長鎖炭化水素を加えた潤滑剤を塗布
した磁気記録媒体がこの目的に適合することを見いだし
本発明を完成するに至ったものである。
【0008】即ち、本発明の磁気記録媒体は、非磁性支
持体上に少なくとも磁性層を形成してなる磁気記録媒体
であって、末端にアルコキシカルボニル基を持つパーフ
ルオロポリエーテルに分子内に水酸基を持つ長鎖炭化水
素を加えた潤滑剤を保有することを特徴とする磁気記録
媒体である。その添加量としては、末端にアルコキシカ
ルボニル基を持つパーフルオロポリエーテルに対して分
子内に水酸基を持つ長鎖炭化水素をモル比で0.01か
ら100加えた潤滑剤を塗布した磁気記録媒体がこの目
的に適合することを見いだし本発明を完成するに至った
ものである。
【0009】即ち、本発明の磁気記録媒体は、非磁性支
持体上に少なくとも磁性層を形成してなる磁気記録媒体
であって、末端にアルコキシカルボニル基を持つパーフ
ルオロポリエーテルに対して分子内に水酸基を持つ長鎖
炭化水素をモル比で0.01から100を加えた潤滑剤
を保有することを特徴とする磁気記録媒体である。
【0010】即ち、本発明は特に蒸着テープのような薄
膜磁気記録媒体表面に塗布することにより高温高湿ある
いは低温低湿等の、過酷な条件下で使用した場合にでも
良好な耐久性が得られ、しかもその特性が劣化しないも
のである。
【0011】本発明の分子内に水酸基を持つ長鎖炭化水
素は、具体的には、表1にその構造を示すが、炭素数は
6以上であり30以下、分岐構造、不飽和結合、異性体
構造、脂環構造によらず選択することができる。より好
ましくは炭素数としては10以上であり22以下直鎖状
のものが良い。炭素数が少ないとその効果が少なくな
り、多いと溶解性が小さくなるので一般的ではなくな
る。末端にアルコキシカルボニル基を持つパーフルオロ
ポリエーテルとしては単官能及び多官能のパーフルオロ
ポリエーテルを使用する事が可能で、例えばその例とし
ては単官能としては、
【0012】ダイキン工業社製のDemnum
【化1】
【0013】デュポン社製のクライトックス
【化2】
【0014】モンテフルオス社製の
【化3】
【0015】多官能としては、モンテフルオス社製のフ
ォンブリンZ-DEAL
【化4】 があるが何等これに限定されるものではない。
【0016】ここで、上記パーフルオロポリエーテルの
化学構造式中のk、l、m、n、p、q、は1以上の整
数を示す。また、その分子量としては特に限定はしない
が600から5000程度が好ましい。分子量が大きく
なりすぎると吸着基の効果が小さくなり、小さいとフッ
素の効果が薄れる。
【0017】本発明の磁気記録媒体は、末端にアルコキ
シカルボニル基を持つパーフルオロポリエーテルに分子
内に水酸基を持つ長鎖炭化水素を加えた化合物を潤滑剤
として保有してなるものである。
【0018】ここで、本発明が適用される磁気記録媒体
としては、非磁性支持体表面に蒸着等の手法により磁性
膜が磁性層として形成される、いわゆる金属薄膜型の磁
気記録媒体に適用することが可能である。また、この金
属薄膜型の磁気記録媒体においては、非磁性支持体と磁
性層との間に下地層を介した構成の磁気記録媒体に適用
することができる。
【0019】この場合には、適用可能な金属薄膜型の磁
気記録媒体の非磁性支持体、金属磁性薄膜は何等限定さ
れるものではなく、従来より知られるものが何でも使用
できる。例示するならば、非磁性支持体としては先の塗
布型の磁気記録媒体と同様のものが使用可能である。こ
の場合、非磁性支持体にAl合金板やガラス板等の剛性
を有する基板を使用した場合には、基板表面にアルマイ
ト処理等の酸化皮膜やNi−P皮膜等を形成してその表
面を硬くするようにしてもよい。
【0020】金属磁性薄膜は、メッキやスパッタリン
グ、真空蒸着等のPVDの手法により連続膜として形成
されるもので、Fe、Co、Ni等の金属やCo−Ni
系合金、Co−Pt系合金、Co−Pt−Ni系合金、
Fe−Co系合金、Fe−Ni系合金、Fe−Co−N
i系合金、Fe−Ni−B系合金、Fe−Co−B系合
金、Fe−Co−Ni−B系合金等からなる面内磁化記
録金属磁性膜やCo−Cr系合金薄膜が例示される。
【0021】特に、面内磁化記録金属磁性薄膜の場合、
予め非磁性支持体上にBi、Sb、Pb、Sn、Ga、
In、Ge、Si、Tl等の低融点非磁性材料の下地層
を形成しておき、金属磁性材料を垂直方向から蒸着ある
いはスパッタし、金属磁性薄膜中にこれら低融点非磁性
材料を拡散せしめ、配向性を解消して面内等方性を確保
するとともに、抗磁性を向上するようにしても良い。
【0022】また、前述のごときハードディスクとする
場合には、金属磁性薄膜表面に、カーボン膜、ダイヤモ
ンド状あるいはアモルファス状カーボン膜、酸化クロム
膜、SiO2 膜等の硬質保護膜を形成するようにしても
よい。
【0023】かかる、金属薄膜型の磁気記録媒体に前記
末端にアルコキシカルボニル基を持つパーフルオロポリ
エーテルに分子内に水酸基を持つ長鎖炭化水素を加えた
潤滑剤を保有せしめる方法としては、金属磁性薄膜表面
や前記保護膜表面に潤滑剤層をトップコートする方法が
挙げられる。この場合、末端にアルコキシカルボニル基
を持つパーフルオロポリエーテルに分子内に水酸基を持
つ長鎖炭化水素を加えた化合物の塗布量としては、0.
5−100mg/m2 であることが望ましく、1−20
mg/m2 であることがより好ましい。
【0024】上述の末端にアルコキシカルボニル基を持
つパーフルオロポリエーテルに分子内に水酸基を持つ長
鎖炭化水素を加えた化合物は、単独で磁気記録媒体の潤
滑剤として用いてもよいが、従来公知の潤滑剤と組み合
わせて用いてもよい。
【0025】さらに、より厳しい条件に対処し潤滑効果
を持続させるために重量比30:70−70:30程度
の配合比で極圧剤を併用してもよい。極圧剤は、境界潤
滑領域において部分的に金属接触を生じたときにこれに
伴う摩擦熱によって金属面と反応し、反応生成物皮膜を
形成することにより摩擦、摩耗防止作用を行うものであ
って、リン系極圧剤、硫黄系極圧剤、ハロゲン系極圧
剤、有機金属系極圧剤、複合系極圧剤等のいずれも使用
できる。
【0026】また、上述の潤滑剤、極圧剤の他、必要に
応じて、防錆剤を併用してもよい。防錆剤としては、通
常この種の磁気記録媒体の防錆剤として使用されるもの
であればいずれも使用でき、例えばフェノール類、ナフ
トール類、キノン類、窒素原子を含む複素環化合物、酸
素原子を含む複素環化合物、硫黄原子を含む複素環化合
物等である。
【0027】ところで、上述の金属薄膜型の磁気録媒体
において、磁性層である金属磁性薄膜の他に、バックコ
ート層や下塗層等が必要に応じて形成されていてもよ
い。例えば、バックコート層は磁性塗膜と同様の樹脂結
合剤に導電性を付与するためのカーボン系微粉末や表面
粗度をコントールするための無機顔料を添加し塗布形成
されるものである。
【0028】本発明においては、このバックコート層に
前述の末端にアルコキシカルボニル基を持つパーフルオ
ロポリエーテルに分子内に水酸基を持つ長鎖炭化水素を
加えた潤滑剤を内添、あるいはトップコートにより含有
せしめてもよい。あるいは、磁性塗膜、金属磁性薄膜と
バックコート層にいずれも末端にアルコキシカルボニル
基を持つパーフルオロポリエーテルに分子内に水酸基を
持つ長鎖炭化水素を加えた潤滑剤として内添、トップコ
ートする等、種々の組み合わせも可能である。
【0029】
【作用】末端にアルコキシカルボニル基を持つパーフル
オロポリエーテルに分子内に水酸基を持つ長鎖炭化水素
を加えた潤滑剤、特にその添加量として分子内にアルコ
キシカルボニル基を持つパーフルオロポリエーテルに対
して分子内に水酸基を持つ長鎖炭化水素をモル比で0.
01から100を加えた潤滑剤は、良好な潤滑作用を発
揮して摩擦係数を低減する。また、この潤滑作用は低温
下等の厳しい条件下においても損なわれることはない。
従って、この分子内にアルコキシカルボニル基を持つパ
ーフルオロポリエーテルに分子内に水酸基を持つ長鎖炭
化水素を加えた潤滑剤を塗布した磁気記録媒体は、分子
内にアルコキシカルボニル基を持つパーフルオロポリエ
ーテルに水酸基を持つ長鎖炭化水素を加えた潤滑剤の前
記潤滑効果により走行性の改善が図られ、耐久性が向上
する。
【0030】
【実施例】以下、本発明の具体的な実施例について説明
するが、本発明はこの実施例に限定されるものではない
ことはいうまでもない。分子内にアルコキシカルボニル
基を持つパーフルオロポリエーテルに分子内に水酸基を
持つ長鎖炭化水素を加えた潤滑剤を表1に示す。
【0031】
【表1】
【0032】表1に示す合成物を使用して以下に示す磁
気記録媒体を作成した。金属薄膜型磁気記録媒体(蒸着
テープ)に適用した実施例について説明する。 −実施例1− 10μ厚のポリエチレンテレフタレートフィルムに斜方
蒸着法によりCoを被着させ、膜厚200nmの強磁性
金属薄膜を形成した。次ぎに、この金属磁性薄膜表面
に、表1中の潤滑剤1(合成物1)をフレオンとエタノ
ールの混合溶媒に溶解したものを塗布量が5mg/m2
となるように塗布し、8ミリ幅に裁断してサンプルテー
プを作製した。
【0033】−実施例2〜実施例14− 実施例1において、潤滑剤として使用した表1中の潤滑
剤1を潤滑剤2−潤滑剤14に変えて、他は実施例1と
同様の方法のよりサンプルテープを作製した。
【0034】なお、比較例として、全く潤滑剤を使用し
ていないブランクテープ、末端にアルコキシルカルボニ
ル基を持つパーフルオロポリエーテルを単独で潤滑剤と
して用いた場合についても測定した。
【0035】上述のようにして作製された各サンプルテ
ープについて、即ち実施例1〜実施例14及び比較例1
〜比較例4に関し、温度25℃湿度60%のとき、温度
40℃湿度80%、温度−5℃のときの摩擦係数、スチ
ル耐久性、シャトル耐久性について測定を行った。スチ
ル耐久性は、ポーズ状態での出力の−3dBまでの減衰
時間を評価した。シャトル耐久性は、1回につき2分間
のシャトル走行を行い、出力が3dB低下するまでのシ
ャトル回数で評価した。その結果を表2、表3に示す。
【0036】
【表2】
【0037】
【表3】
【0038】−実施例15〜実施例34− 次に添加量を変化させた場合についての結果を示す。末
端にアルコキシカルボニル基を持つパーフルオロポリエ
ーテルに対して分子内に水酸基を持つ長鎖炭化水素をモ
ル比で0.01から100を加えた潤滑剤15−34の
組成を表4、表5に示す。
【0039】
【表4】
【0040】
【表5】
【0041】表4、表5に示す潤滑剤を使用して、実施
例1と同様に以下に示す磁気記録媒体を作成した。実施
例1において、潤滑剤として使用した表1中の潤滑剤1
を表4及び表5中の潤滑剤15−潤滑剤34に変えて、
他は実施例1と同様の方法のよりサンプルテープを作製
した。上述のようにして作製された各サンプルテープに
ついて、温度25℃湿度60%のとき、温度40℃湿度
80%のときの摩擦係数について測定を行った。なお、
比較例として、全く潤滑剤を使用していないブランクテ
ープ、末端にアルコキシカルボニル基を持つパーフルオ
ロポリエーテルを単独で潤滑剤として使用した場合につ
いても測定した。その結果を表6、表7に示す。
【0042】
【表6】
【0043】
【表7】
【0044】表2、表3、表6及び表7から明らかなよ
うに、潤滑剤として末端にアルコキシカルボニル基を持
つパーフルオロポリエーテルを単独で用いた場合よりも
末端にアルコキシカルボニル基を持つパーフルオロポリ
エーテルに分子内に水酸基を持つ長鎖炭化水素を加えた
潤滑剤として使用することにより、摩擦係数、スチル耐
久性、シャトル耐久性等は、各種条件でも劣化すること
なく非常に良好な結果が得られた。またそのときの添加
量として、末端にアルコキシカルボニル基を持つパーフ
ルオロポリエーテルに対して分子内に水酸基を持つ長鎖
炭化水素をモル比で0.01から100を加えた潤滑剤
として使用することにより、摩擦係数は、各種条件でも
劣化することなく非常に良好な結果が得られた。
【0045】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように本発明
の磁気記録媒体は、末端にアルコキシカルボニル基を持
つパーフルオロポリエーテルに分子内に水酸基を持つ長
鎖炭化水素を加えた潤滑剤を保有しているので、如何な
る使用条件下でも潤滑性を保つことができ、また長期に
わたりその潤滑性を保つことができる。したがって、本
発明の磁気記録媒体は走行性、耐摩耗性、耐久性に優れ
たものである。
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C10N 40:18

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 末端にアルコキシカルボニル基を持つパ
    ーフルオロポリエーテルに分子内に水酸基を持つ長鎖炭
    化水素を加えた潤滑剤。
  2. 【請求項2】 非磁性支持体上に少なくとも磁性層を有
    してなる磁気記録媒体において、磁性層表面に末端にア
    ルコキシカルボニル基を持つパーフルオロポリエーテル
    に分子内に水酸基を持つ長鎖炭化水素化合物を加えた潤
    滑剤を塗布したことを特徴とする磁気記録媒体。
  3. 【請求項3】 末端にアルコキシカルボニル基を持つパ
    ーフルオロポリエーテルに分子内に水酸基を持つ長鎖炭
    化水素を加えた潤滑剤においてパーフルオロポオリエー
    テルに対する長鎖炭化水素のモル比が0.01から10
    0である潤滑剤。
JP8064492A 1992-04-02 1992-04-02 潤滑剤及びその潤滑剤を塗布した磁気記録媒体 Pending JPH05279682A (ja)

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