JPH0527959Y2 - - Google Patents

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JPH0527959Y2
JPH0527959Y2 JP1989114112U JP11411289U JPH0527959Y2 JP H0527959 Y2 JPH0527959 Y2 JP H0527959Y2 JP 1989114112 U JP1989114112 U JP 1989114112U JP 11411289 U JP11411289 U JP 11411289U JP H0527959 Y2 JPH0527959 Y2 JP H0527959Y2
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hole
green
fairway
ball
cup
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はミニチユアゴルフコースに関する。
(従来の技術) 現在、一般的に行われているゴルフゲームは所
定ホール毎の打数をすべて合計した、全ホールの
打数を競うストロークプレー方式である。そし
て、各ホールのプレー態様はテイーグラウンドか
らのドライバー(またはアイアン)によるテイー
シヨツト、ウツドまたはアイアンによるセカンド
シヨツトまたはサードシヨツト、およびグリーン
上でのパターによるパツテイングからなる。
そのゴルフの中で、プロにとつても難しく、ま
たアマチユアにとつてはなおさら難しく、且つエ
キサイトするのはパツテイングである。ドライバ
ーで如何に飛距離を稼いでも、パツト数が多けれ
ば合計ストローク数で負けるからである。パツテ
イングは、直径が41.15mmのゴルフボール(スモ
ールサイズの場合)を、グリーン上に切られた直
径が108.0mmの円筒状の小さな孔(この孔を一般
にはカツプと称する。本願明細書においても、用
語「カツプ」を使用する)に最小打数で入れるこ
とが必要で、そのためにはボールには適正なスピ
ードと正確な方向性が要求される。
このパツテイングのみを競うようにしたゲーム
がミニチユアゴルフである。従来のミニチユアゴ
ルフコースは、長さが5〜10mのフエアウエイと
カツプの切られた直径数m程度のグリーンを有
し、コースの特徴としては、以下のようなものが
知られている。
フエアウエイが不規則にうねつているか、若
しくはフエアウエイに丘のような起伏が形成さ
れているもの。(以下、従来技術という) グリーンが最初にゴルフボールを打つ地点か
ら見てブラインドになつているもの。(以下、
従来技術という) グリーンが狭いか、ギリーンが高いギリーン
と低いグリーンの2段からなるか、またはグリ
ーンに傾斜が形成されているもの。(以下、従
来技術という) (考案が解決しようとする課題) 上記したようにミニチユアゴルフは、パツテイ
ングを競うゲームであるため、ただ単にフルサイ
ズゴルフコースをミニチユアにしたものは、コー
ス設計が難しすぎるか、簡単すぎて、プレーヤー
の競技意欲を高めることはできない。この点にお
いて、従来技術〜は通常のフルサイズゴルフ
コースに見られるものであり、プレーヤーにとつ
ては単にミニチユアにした場所でプレーしている
という意識しかないので、コースを攻略しようと
する意欲もそれほど高められない。
本考案は従来技術の有するこのような問題点に
鑑みてなされたもので、その目的は、自然をふん
だんに取り入れた、フルサイズゴルフコースを凌
ぐ雰囲気の中で、各コースに様々なアイデアを盛
り込んでトリツキーなコース設計をしたミニチユ
アゴルフコースを提供することにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本考案の要旨は フエアウエイとカツプの切られたグリーンを有
するミニチユアゴルフコースにおいて、上記フエ
アウエイからグリーン上のカツプに至る径路が近
い経路と遠い経路の2種類からなり、フエアウエ
イからグリーンに至る経路の途中に間歇的に開閉
するドアを有する著名建築物のミニチユアを配
し、フエアウエイから上記ドアを経てグリーンに
至る経路がカツプへの近い経路であることを特徴
とするミニチユアゴルフコースにある。
(作用) フエアウエイの端部に置かれたゴルフボールを
打ち、ミニチユア著名建築物のドアが開いている
ときにゴルフボールがこのドアに達すると、ゴル
フボールはこのドアを経てカツプに至る最短経路
でグリーンに達し、カツプに比較的近い位置まで
回転してやがて止まる。その結果、比較的容易に
第2打でカツプに入れることができる。この場
合、ボールがそのままカツプに入つて、いわゆる
ホール・イン・ワンを達成することもある。
一方、ミニチユア著名建築物のドアが閉じてい
るときにゴルフボールがこのドアに達すると、ゴ
ルフボールはカツプに至る経路が遠い経路を経て
グリーンに達し、カツプからかなり離れた位置で
止まる。その結果、第2打でカツプに入れること
は難しくなる。場合によつては、ボールをカツプ
に入れるまでに第3打、第4打を要することがあ
る。
(実施例) 本考案の実施例に係るミニチユアゴルフコース
には、雄大な敷地に緑・池・滝・噴水等の自然が
ふんだんに取り入れられており、特徴あるホール
の多くが、フエアウエイから著名な建築物のミニ
チユアを経てグリーンに達するようになつてい
る。
コースはA・B・C・Dの4つのブロツクに分
けてレイアウトされている。各ブロツクは8ホー
ルからなり、その他にA、Bブロツク用のNo.9ホ
ール、C、Dブロツク用のNo.9ホール、全ブロツ
ク共通のNo.18ホール(このホールは、A、Bブロ
ツク側およびC、Dブロツク側の両側からプレー
可能になつている)を有し、合計36ホールから構
成されている。
A、B、Dブロツクはトリツキーで楽しいホー
ルを有し、Cブロツクはシリアスにパツテイング
を楽しむホールのみからなつている。
また、全ホールの周り(フエアウエイおよびグ
リーン)は100mmの高さのコンクリートの壁で覆
われており、いわゆるOBは、でにくくなつてい
る。
以下に本考案の実施例をブロツク順に添付図面
と共に説明する。
〔Aブロツク〕
このブロツクは、No.2、No.6、No.8が特徴ある
構成を有しており、他のホールは従来のミニチユ
アゴルフコースと変わらない。
ANo.2ホールを示す第1図および第2図におい
て、1は幅1200mmのフエアウエイ、2は高さ100
mmのコンクリートの壁である。フエアウエイ1は
逆くの字状の段付部3から45mmの落差を経て幅
400mmのフエアウエイ1aに続いている。フエア
ウエイ1aには幅100mmのフエアウエイ1bが続
いている。フエアウエイ1aの両側部には、フエ
アウエイ1bに至る開口部4、段付部3との間の
開口部5を除いて高さ75mmの障壁6が設置されて
いる。
7は凱旋門を模したミニチユアであり、該凱旋
門の底部中央には直径100mmの小孔8が穿設され
ている。フエアウエイ1bの両側にも、開口部
4、小孔8に至る部分を除いて障壁6が設置され
ている。フエアウエイ1,1a,1bはこの小孔
8に向かつて上り勾配になつている。
9は中継ボツクスで小孔8より低いところにあ
り、小孔8と通じている。さらにこの中継ボツク
ス9はグリーン10のエツジに配設されたバスケ
ツト11に通じている。
フエアウエイ1からフエアウエイ1aに至る段
付部3の下部は、小孔12に向かつて四角錐を伏
せたような状態で傾斜している。この小孔12は
六角形状のグリーン10のエツジ14に通じてて
いる。15はグリーン10上に切られたカツプで
ある。グリーン10の周囲も高さ100mmの壁16
で覆われている。
ANo.6ホールを示す第3図および第4図におい
て、21は幅1200mmのフエアウエイ、22は高さ
100mmの壁である。23はフエアウエイの端部の
三方を覆う高さが600mmの障壁で、フエアウエイ
21はこの障壁23に向かつて上り勾配になつて
いる。
障壁23で囲まれた部分は、略台形状の水平面
24aと障壁23の角部に向かつて下方に傾斜し
た傾斜面24b,24cからなつている。上記水
平面24a、傾斜面24b,24cにはそれぞれ
直径が100mmの小孔25a,25b,25cが穿
設されている。
上記小孔25a,25b,25cはそれぞれ、
楕円形状のグリーン26の周囲を覆う高さ100mm
の壁27上のポイント28a,28b,28bに
通じている。
29はグリーン上に切られたカツプ、30はグ
リーン26上に形成された、底面の長さが300mm、
高さが50mmの小山状の障害物である。
ANo.8ホールを示す第5図および第6図におい
て、31は幅1200mmのフエアウエイ、32は高さ
100mmの壁である。フエアウエイ31は逆くの字
状の段付部33から45mmの落差を経て幅400mmの
フエアウエイ31aに続いている。フエアウエイ
31aの両側部には、段付部33との間の開口部
34を除いて高さ75mmの障壁35が設置されてい
る。
36はウイーンにある聖ステフアン大聖堂を模
したミニチユア、37は間歇的に開閉するドア
で、このドア37に向かつてフエアウエイ31,
31aは上り勾配になつている。ドア37に引き
続いて矩形の凹部38が形成され、この凹部38
には直径100mmの小孔39が穿設されている。そ
して、上記ドア37が開いている間にホールが聖
ステフアン大聖堂内に入ると軽快な音楽が演奏さ
れるようになつている。
フエアウエイ31からフエアウエイ31aに至
る段付部33の下部は小孔40に向かつて四角錐
を伏せたような状態で傾斜している。
上記小孔39,40はそれぞれ楕円形状のグリ
ーン42の周囲を覆う高さ100mmの壁43上のポ
イント44,45に通じている。
46はグリーン42上に切られたカツプであ
る。47は直径が100mmで高さが90mmの鉄製の障
害物である。
〔Bブロツク〕
このブロツクは、No.2、No.4、No.7が特徴ある
構成を有しており、他のホールは従来のミニチユ
アゴルフコースと変わらない。
BNo.2ホールを示す第7図および第8図におい
て、51は幅1200mmのフエアウエイ、52は高さ
100mmの壁である。フエアウエイ51は逆くの字
状の段付部53から45mmの落差を経て幅400mmの
フエアウエイ51aに続いている。
フエアウエイ51aの両側には、段付部53と
の間の開口部54を除いて高さ75mmの障壁55が
設置されている。
56はタージマハールを模したミニチユア、5
7は間歇的に開閉するドアで、このドア57に向
かつてフエアウエイ51,51aは上り勾配にな
つている。ドア57に引き続いて矩形の凹部58
が形成され、この凹部58には直径100mmの小孔
59が穿設されている。そして、上記ドア57が
開いている間にタージマハール内にボールが入る
と軽快な音楽が演奏されるようになつている。
フエアウエイ51からフエアウエイ51aに至
る段付部53の下部は小孔60に向かつて四角錐
を伏せたような状態で傾斜している。
上記小孔59は略矩形のグリーン62の周囲を
覆う高さ100mmの壁63上のポイント64に通じ
ており、小孔60は略矩形のサブグリーン65上
の周囲を覆う上記壁63上のポイント66に通じ
ている。
67はグリーン62に切られたカツプで、グリ
ーン62とサブグリーン65との間は、幅300mm
の連通部68を除いて台形断面の障害69が形成
されている。
第9図および第10図はBNo.4ホールを示し、
このBNo.4ホールは以下の点を除いてBNo.2ホー
ルと同様の構成である。BNo.2ホールでは、グリ
ーン62およびサブグリーン65の形状が矩形で
あるが、BNo.4ホールではそれらが円形のグリー
ン62′および円形のサブグリーン65′となつて
おり、またタージマハールを模したミニチユア5
6がオペラハウス(シドニー在)56′に代わつ
ている点である。
BNo.7ホールを示す第11図および第12図に
おいて、71はフエアウエイ、72は高さ100mm
の壁、73はフエアウエイ71上の地点73aか
ら略1回転して73bに至るループである。74
はグリーン、75はグリーン74上に切られたカ
ツプ、76は断面が三角形(底辺300mm×高さ600
mm)で高さが90mmの障害物である。
〔Dブロツク〕
このブロツクは、No.3、No.5、No.8が特徴ある
構成を有しており、他のホールは従来のミニチユ
アゴルフコースと変わらない。
第13図および第14図はDNo.3ホールを示
し、このホールの構成は以下の点を除けばANo.8
ホールと同様である。ANo.8ホールではグリーン
上には直径100mmで高さ90mmの4個の鉄製の障害
物47が設置されていたが、DNo.3ホールでは直
径250mmで高さが90mmの鉄製の障害物47′が楕円
状のグリーンの中央に1個あるだけであり、ANo.
8ホールでは聖ステフアン大聖堂を模したミニチ
ユア36がDNo.3ホールではドイツにあるノイツ
シユバンシユタイン城36′に代わつている点で
ある。
DNo.5ホールを示す第15図および第16図に
おいて、81はフエアウエイ、82は高さ100mm
の壁、83はフエアウエイ81上に穿設された
200mm×450mmの大きさの開口部である。フエアウ
エイ81は円形部84に続き、この円形部84の
中央には直径100mmの小孔85が穿設され、円形
部84はこの小孔85に向かつて擂鉢状に傾斜し
ている。
上記開口部83はグリーン86の周囲を覆う高
さ100mmの壁87上のポイント88に通じており、
小孔85はサブグリーン89の周囲を覆う同上壁
87上のポイント90に通じている。
91はグリーン86上に切られたカツプであ
る。グリーン86とサブグリーン89は台形断面
で高さが90mmの障害物92で隔離され、連通部9
3で通じている。
DNo.8ホールを示す第17図および第18図に
おいて、101は幅1200mmのフエアウエイ、10
2は高さ100mmのコンクリートの壁である。フエ
アウエイ101は逆くの字状の段付部103から
45mmの落差を経て幅400mmのフエアウエイ101
aに続いている。フエアウエイ101aには幅
100mmのフエアウエイ101が続いている。フエ
アウエイ101aの両側部には、フエアウエイ1
01bに至る開口部104、段付部103との間
の開口部105を除いて高さ75mmの障壁106が
設置されている。
107はピサの斜塔を模したミニチユアであ
り、該ピサの斜塔の底部には直径100mmの小孔1
08が穿設されており、フエアウエイ101,1
01a,101b,はこの小孔108に向かつて
上がり勾配になつている。そして、フエアウエイ
101bを経てピサの斜塔107内にボールが入
ると鐘が鳴らされるようになつている。
フエアウエイ101からフエアウエイ101a
に至る段付部103の下部は小孔109に向かつ
て四角錐を伏せたような状態で傾斜している。
上記小孔108はグリーン111の周囲を覆う
高さ100mmの壁112上のポイント113に通じ
ており、小孔109はサブグリーン114の周囲
を覆う同上壁112上のポイント115に通じて
いる。
116はグリーン111上に切られたカツプで
ある。グリーン111とサブグリーン114は台
形断面で高さが90mmの障害物117で隔離され、
連通部118で通じている。
No.18ホールを示す第19図および第20図にお
いて、121は幅1200mmのフエアウエイ、122
は高さ100mmのコンクリートの壁である。フエア
ウエイ121は逆くの字状の段付部123から45
mmの落差を経て幅400mmのフエアウエイ121a
に続いている。フエアウエイ121aには幅100
mmのフエアウエイ121bが続いている。フエア
ウエイ121aには、フエアウエイ121bに至
る開口部124。段付部123との間の開口部1
25を除いて高さ75mmの障壁126が設置されて
いる。
127はトーテムポールを模したミニチユアで
あり、該トーテムポールの底部には直径100mmの
小孔128が穿設されており、フエアウエイ12
1,121a,121b,はこの小孔128に向
かつて上り勾配になつている。
フエアウエイ121からフエアウエイ121a
に至る段付部の下部は小孔129に向かつて四角
錐を伏せたような状態で傾斜している。
上記小孔128はグリーン131の周囲を覆う
高さ100mmの壁132上のポイント133に通じ
ており、小孔129は同上壁132上のポイント
134に通じている。
なお、このホールはA、Bブロツク側および
C、Dブロツク側の両側からパツテイング可能で
あるが、プレー方法は同じである。
上記のように構成される本実施例において、特
徴あるホールのプレー法について説明する。
〔ANo.2ホール〕 フエアウエイ1の端部(図面において左側)に
置いたゴルフボールを適当な強さでパターで打
つ。真っ直ぐに打たれた場合、ボールは段付部3
からフエアウエイ1a上に落ち、さらに開口部4
を経てフエアウエイ1bに達し、小孔8に落ち
る。小孔8に落ちたボールは中継ボツクス9を経
てグリーン10のエツジに配設されたバスケツト
11に入る。この場合、グリーン10上のカツプ
15に入れなくてもホール・イン・ワンとみなさ
れる。
しかし、ボールが真つ直ぐに打たれなかつた場
合、フエアウエイ1aに達したボールは開口部4
には至らずに、障壁6でブロツクされてフエアウ
エイ1a上を下降しようとするが、45mmの段付部
3があるのでフエアウエイ1には戻ることはな
く、開口部5からその下部の四角錐状の傾斜面に
落ち、底部の小孔12を経てグリーン10のエツ
ジ14に達する。そのときのボールのスピードに
よつては、ビルヤードのクツシヨン作用のように
何度か壁16ではねかえされながら、ボールはグ
リーン10上を回転して、やがて止まる。
そして、現位置からカツプ15に向かつてパツ
テイングを行う。
〔ANo.6ホール〕 フエアウエイ21の端部(図面において左側)
に置いたゴルフボールを適当な強さでパターで打
つ。真つ直ぐに打たれたボールはフエアウエイ2
1を上り、水平面24a上を回転して、小孔25
aからグリーン26の周囲を覆う壁27上のポイ
ント28aに達する。そして、このポイント28
aに達したボールはその速度に応じてグリーン上
を回転してカツプ29に比較的近い位置でやがて
止まる。
しかし、ボールが真つ直ぐに打たれなかつた場
合、フエアウエイ21を上つたボールは傾斜面2
4bまたは24cに落ち、それぞれ小孔25bま
たは25cからグリーン26の周囲を覆う壁27
上のポピント28bを経てグリーン26上を回転
してやがて止まる。この場合、ポイント28bに
達したボールの最終停止位置は障害物30を介し
てカツプ29とは反対側になるので、第2打でカ
ツプに入れるのは難しくなる。場合によつては、
3打、4打と打数が増えることがある。
〔ANo.8ホール〕 フエアウエイ31の端部(図面において左側)
に置いたゴルフボールを適当な強さでパターで打
つ。真つ直ぐに打たれた場合、ボールは段付部3
3からフエアウエイ31a上に落ちる。ボールは
フエアウエイ31a上を回転していき、間歇的に
開閉するドア37が開いているときにはボールは
ドア37を経て矩形の凹部38の小孔39に落ち
る。小孔39に落ちたボールはグリーンの周囲を
覆う壁43上のポイント44を経て、グリーン4
2上をその速度に応じて回転しながらカツプ46
に比較的近い位置でやがて止まる。
しかし、真つ直ぐに打たれてフエアウエイ31
a上を回転していつても、ドア37に達したとき
にドア37が閉じているときは、ボールはフエア
ウエイ31a上を逆戻りし、段付部33に突き当
たつて開口部34から四角錐状の傾斜面に落ち、
その底部の小孔40からグリーン42の周囲を覆
う壁43上のポイント45に達する。ポイント4
5に達したボールはその速度に応じてグリーン4
2上を回転するが、カツプ46のある方向とは反
対の方向に進み、且つカツプ46との間には障害
物47があるので、2打でカツプ46に入れるの
は難しい。
〔BNo.2ホール〕 BNo.2ホールはサブグリーンを有している以外
は、ANo.8ホールと同様の構成である。
この場合、小孔59に落ちたボールはカツプ6
7の切られたグリーン62上を回転するので、2
打でカツプ67に入れるチヤンスがある。
しかし、小孔60からサブグリーン65に落ち
たボールは狭い連通部68を通らなければグリー
ン62に進めないので、カツプ67に入れるまで
の打数は増える可能性がある。
〔BNo.4ホール〕 BNo.2ホールではグリーンおよびサブグリーン
の形状が矩形であるが、このBNo.4ホールではそ
の形状が円形に変わつた点が構成上の相違点であ
り、プレー法は上記BNo.2ホールと同様である。
〔BNo.7ホール〕 フエアウエイ71の端部(図面において右側)
に置いたゴルフボールを適当な強さでパターで打
つ。このボールは地点73aからループ73内を
1回転して地点73bに至る。ボールの方向が適
正であれば、ボールは2個の障害物76の間を通
過してカツプ75の方向に向かう。従つて、ホー
ル・イン・ワンの可能性もある。
しかし、ボールの方向によつては障害物76に
当たつて弾かれてグリーン74上をある方向に回
転してやがて止まる。従つて、2打でカツプイン
するのは難しくなる。
〔DNo.3ホール〕 上記したANo.8ホールとは障害物の形状と個数
が違うだけであり、プレー法はANo.8ホールと同
じである。
〔DNo.5ホール〕 フエアウエイ81の端部(図面において右側)
に置いたゴルフボールを適当な強さでパターで打
つ。このボールが真つ直ぐに打たれ且つ速度が適
正であつた場合、開口部83に落ち、グリーン8
6の周囲を覆う壁87上のポイント88を経てグ
リーン86上を回転しながら、カツプ91の近く
でやがて止まる。従つて、第2打でカツプに入れ
うる可能性はある。
しかし、ボールが開口部83の側部を通つて円
形部84に達した場合、小孔85に落ちてサブグ
リーン89の周囲の壁87上のポイント90を経
てサブグリーン89上を回転する。サブグリーン
89とグリーン86との間には障害物92がある
から、サブグリーン89から狭い連通部93を通
らなければグリーン86には進めない。従つて、
カツプ91に入れるには、2打、3打と打数が増
えることがある。
〔DNo.8ホール〕 このホールはANo.2ホールの構成にサブグリー
ンを付加したものである。
小孔108に落ちたボールは。グリーン111
の周囲の壁112上のポイント113を経てグリ
ーン111上を回転しながら、カツプ116に比
較的近い位置で止まる。また、小孔109に落ち
たボールはサブグリーン114の周囲の壁112
上のポイント115を経てサブグリーン114上
を回転する。以後は、上記と同様のプレー法によ
りボールをカツプインする。
〔No.18ホール〕 このホールは基本的にはANo.2ホールと同様の
構成であり、小孔128に落ちたボールはポイン
ト133に達し、この場合はホール・イン・ワン
とみなされ、小孔129に落ちたボールはポイン
ト134に達し、この場合は打数3とみなされ
る。
ANo.8ホール、BNo.2ホール、BNo.4ホールお
よびDNo.3ホールでは、各ホールの建築物入口に
ある間歇的に開閉するドアが開いている間にボー
ルが建築物内に入ると軽快な音楽が演奏され、D
No.8ホールではピサの斜塔内にボールが入ると鐘
が鳴らされるので、プレーヤーはホール・イン・
ワンまたは2打でカツプに入れ得る可能性のある
ことを気持ち良く知ることができる。
本実施例においては、グリーン形状として円
形、楕円形、六角形、矩形のものを示したが、コ
ース設計者の意図に応じて如何なる形状のグリー
ンでも採用することができ、例えば、三角形とす
ることもできる。
(考案の効果) 様々な工夫を凝らしたホールから構成されて
いるので、通常のミニチユアゴルフコースでは
考えられないスリリングな面白さを体験でき、
ゴルフのベテランでも未体験な意外な楽しさを
発見することができる。
各ホールは高さが100mmの壁で覆われている
ので、いわゆるOBボールは出にくく、また、
その壁はビリヤードのバンクの役割を果たすの
で、クツシヨンボールの要領でボールをコント
ロールする楽しみもある。
各ブロツクをトリツキーなコースとシリアス
にパツテイングを楽しむためのプレーンなコー
スに区分することにより、飽きがくることもな
く、最初のホールから最終ホールまで楽しくゴ
ルフプレーを満喫できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はANo.2ホールの平面図、第2図は第1
図のA−A断面図、第3図はANo.6ホールの平面
図、第4図は第3図のB−B断面図、第5図はA
No.8ホールの平面図、第6図は第5図のC−C断
面図、第7図はBNo.2ホールの平面図、第8図は
第7図のD−D断面図、第9図はBNo.4ホールの
平面図、第10図は第9図のE−E断面図、第1
1図はBNo.7ホールの平面図、第12図は第11
図のF−F断面図、第13図はDNo.3ホールの平
面図、第14図は第13図のG−G断面図、第1
5図はDNo.5ホールの平面図、第16図aは第1
5図のH−H断面図、第16図bは第15図の
−断面図、第17図はDNo.8ホールの平面図、
第18図は第17図のJ−J断面図、第19図は
No.18ホールの平面図、第20図は第19図のK−
K断面図、第21図はコースの全体配置を示す図
である。 1,1a,1b,21,31,31a,51,
51a,71,81,101,101a,101
b,121,121a,121b……フエアウエ
イ、10,26,42,62,62′,74,8
6,111,131……グリーン、65,65′,
89,114……サブグリーン、15,29,4
6,67,75,91,116……カツプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フエアウエイとカツプの切られたグリーンを有
    するミニチユアゴルフコースにおいて、上記フエ
    アウエイからグリーン上のカツプに至る経路が近
    い経路と遠い経路の2種類からなり、フエアウエ
    イからグリーンに至る経路の途中に間歇的に開閉
    するドアを有する著名建築物のミニチユアを配
    し、フエアウエイから上記ドアを経てグリーンに
    至る経路がカツプへの近い経路であることを特徴
    とするミニチユアゴルフコース。
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JPS646850U (ja) * 1987-07-02 1989-01-13
JPS646849U (ja) * 1987-06-30 1989-01-13

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