JPH05279047A - ガラス溶融炉の融液制御弁 - Google Patents
ガラス溶融炉の融液制御弁Info
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- JPH05279047A JPH05279047A JP7800892A JP7800892A JPH05279047A JP H05279047 A JPH05279047 A JP H05279047A JP 7800892 A JP7800892 A JP 7800892A JP 7800892 A JP7800892 A JP 7800892A JP H05279047 A JPH05279047 A JP H05279047A
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- JP
- Japan
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- melt
- control valve
- glass
- melting furnace
- outflow
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B5/00—Melting in furnaces; Furnaces so far as specially adapted for glass manufacture
- C03B5/16—Special features of the melting process; Auxiliary means specially adapted for glass-melting furnaces
- C03B5/26—Outlets, e.g. drains, siphons; Overflows, e.g. for supplying the float tank, tweels
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B5/00—Melting in furnaces; Furnaces so far as specially adapted for glass manufacture
- C03B5/16—Special features of the melting process; Auxiliary means specially adapted for glass-melting furnaces
- C03B5/18—Stirring devices; Homogenisation
- C03B5/187—Stirring devices; Homogenisation with moving elements
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B7/00—Distributors for the molten glass; Means for taking-off charges of molten glass; Producing the gob, e.g. controlling the gob shape, weight or delivery tact
- C03B7/08—Feeder spouts, e.g. gob feeders
- C03B7/086—Plunger mechanisms
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B7/00—Distributors for the molten glass; Means for taking-off charges of molten glass; Producing the gob, e.g. controlling the gob shape, weight or delivery tact
- C03B7/08—Feeder spouts, e.g. gob feeders
- C03B7/092—Stirring devices; Homogenisation
Abstract
(57)【要約】
【目的】簡単な構成且つ低価格であると共に、融液を効
率よく撹拌でき且つ撹拌された融液の流出量及び融液の
流出・制止タイミングを任意に調節できる融液制御弁を
提供する。 【構成】ガラス溶融炉のルツボ２０のノズル部２６まで
延出した回転軸部３６に設けられており、この回転軸部
３６の延出端に構成され、回転軸部３６を所定方向に所
定回速度で回転させることによって、ノズル部２６から
のガラス融液２２の流出量及びガラス融液２２の流出・
制止タイミングを任意に調節可能なスクリュー部３４
と、回転軸部３６の回転動作に伴ってルツボ２０内のガ
ラス融液２２を撹拌する複数枚の羽根３８とを備えてい
る。
率よく撹拌でき且つ撹拌された融液の流出量及び融液の
流出・制止タイミングを任意に調節できる融液制御弁を
提供する。 【構成】ガラス溶融炉のルツボ２０のノズル部２６まで
延出した回転軸部３６に設けられており、この回転軸部
３６の延出端に構成され、回転軸部３６を所定方向に所
定回速度で回転させることによって、ノズル部２６から
のガラス融液２２の流出量及びガラス融液２２の流出・
制止タイミングを任意に調節可能なスクリュー部３４
と、回転軸部３６の回転動作に伴ってルツボ２０内のガ
ラス融液２２を撹拌する複数枚の羽根３８とを備えてい
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ガラス溶融炉内で溶融
された融液の撹拌及び流出量を制御する制御弁に関す
る。
された融液の撹拌及び流出量を制御する制御弁に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来、ガラス溶融炉において、ガラス融
液を均質化させるため、例えば、特開昭５０−１５６５
２２号公報（以下、第１例と称する）及び特公昭６１−
４０６０４号公報（以下、第２例と称する）に開示され
た撹拌装置が適用されている。第１例の装置は、側面に
長窓が形成された中空の撹拌筒を備えており、この撹拌
筒を溶解槽中で回転させることでガラス融液に遠心力を
与えて、ガラス融液を撹拌筒から長窓を通って循環さ
せ、撹拌させるように構成されている。
液を均質化させるため、例えば、特開昭５０−１５６５
２２号公報（以下、第１例と称する）及び特公昭６１−
４０６０４号公報（以下、第２例と称する）に開示され
た撹拌装置が適用されている。第１例の装置は、側面に
長窓が形成された中空の撹拌筒を備えており、この撹拌
筒を溶解槽中で回転させることでガラス融液に遠心力を
与えて、ガラス融液を撹拌筒から長窓を通って循環さ
せ、撹拌させるように構成されている。
【０００３】第２例の装置は、回転軸の長手方向に所定
の間隔で複数枚の羽根を備えていると共に、隣設する羽
根の傾斜角を互いに逆向きに配置させて構成されてい
る。羽根を回転すると、ガラス融液は、隣設する羽根相
互の間において、互いに逆方向に流されるため、ガラス
融液は対流しつつ停滞し、順次少量ずつ下層に移動す
る。また、上述した撹拌装置に適用される撹拌棒とし
て、例えば、特開昭５８−９８３０号公報（以下、第３
例と称する）に開示された撹拌棒が知られている。第３
例の撹拌棒は、円形の管軸の外周面に、螺旋状に翼板を
溶接して構成されている。
の間隔で複数枚の羽根を備えていると共に、隣設する羽
根の傾斜角を互いに逆向きに配置させて構成されてい
る。羽根を回転すると、ガラス融液は、隣設する羽根相
互の間において、互いに逆方向に流されるため、ガラス
融液は対流しつつ停滞し、順次少量ずつ下層に移動す
る。また、上述した撹拌装置に適用される撹拌棒とし
て、例えば、特開昭５８−９８３０号公報（以下、第３
例と称する）に開示された撹拌棒が知られている。第３
例の撹拌棒は、円形の管軸の外周面に、螺旋状に翼板を
溶接して構成されている。
【０００４】このような撹拌装置が適用されたガラス溶
融炉には、通常、ガラス融液の流出量を制御するため
に、弁が設けられており、弁を開閉することにより、ガ
ラス融液の流出量あるいは流出タイミングが制御されて
いる。
融炉には、通常、ガラス融液の流出量を制御するため
に、弁が設けられており、弁を開閉することにより、ガ
ラス融液の流出量あるいは流出タイミングが制御されて
いる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような弁
は、上述した撹拌装置とは、別体としてガラス溶融炉に
設けられており、例えば、図３に示すように、弁２がル
ツボ４の中央部に配置されている場合には、弁２を昇降
させる昇降機構６が邪魔になるため、撹拌機構８は、中
央部を回避した位置に配置させねばならない。
は、上述した撹拌装置とは、別体としてガラス溶融炉に
設けられており、例えば、図３に示すように、弁２がル
ツボ４の中央部に配置されている場合には、弁２を昇降
させる昇降機構６が邪魔になるため、撹拌機構８は、中
央部を回避した位置に配置させねばならない。
【０００６】このように撹拌機構８を配置させると、撹
拌器１０の回転半径は、ルツボ４の内壁と撹拌機構８と
の間に規制された範囲に限定されて小さくならざるを得
ない。この結果、ガラス融液１２に対する撹拌効率が低
下するという問題がある。このような問題を解決するた
めには、複数の撹拌機構８を配置させればよいが、装置
の構成が複雑になると共にコストが上昇する。
拌器１０の回転半径は、ルツボ４の内壁と撹拌機構８と
の間に規制された範囲に限定されて小さくならざるを得
ない。この結果、ガラス融液１２に対する撹拌効率が低
下するという問題がある。このような問題を解決するた
めには、複数の撹拌機構８を配置させればよいが、装置
の構成が複雑になると共にコストが上昇する。
【０００７】ルツボ４の中心部で撹拌するために、弁２
の昇降機構６の外側に同軸状に撹拌機構８を外装させる
ことも考えられる。具体的には、図４に示すように、撹
拌機構８は、弁２の昇降機構６の外側に同軸状に配置さ
れた中空筒１４と、この中空筒１４の外側に設けられた
複数枚の撹拌用羽根１６と、を備えている。
の昇降機構６の外側に同軸状に撹拌機構８を外装させる
ことも考えられる。具体的には、図４に示すように、撹
拌機構８は、弁２の昇降機構６の外側に同軸状に配置さ
れた中空筒１４と、この中空筒１４の外側に設けられた
複数枚の撹拌用羽根１６と、を備えている。
【０００８】このように同軸状に撹拌機構８を配置させ
る場合、弁２の昇降機構６と中空筒１４の内壁との間に
所定の間隙部１８を形成しなければならず装置のコンパ
クト化が困難になる。しかも、この間隙部１８にガラス
融液１２が入り込んで付着した場合には、次期溶融時に
異物として混入してしまうという問題がある。また、間
隙部１８に入り込んだガラス融液が融けきれない場合に
は、撹拌機構８が円滑に駆動できなくなるという問題も
ある。
る場合、弁２の昇降機構６と中空筒１４の内壁との間に
所定の間隙部１８を形成しなければならず装置のコンパ
クト化が困難になる。しかも、この間隙部１８にガラス
融液１２が入り込んで付着した場合には、次期溶融時に
異物として混入してしまうという問題がある。また、間
隙部１８に入り込んだガラス融液が融けきれない場合に
は、撹拌機構８が円滑に駆動できなくなるという問題も
ある。
【０００９】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされ、その目的は、簡単な構成且つ低価格であると
共に、融液を効率よく撹拌でき、且つ、撹拌された融液
の流出量及び融液の流出・制止タイミングを任意に調節
できる融液制御弁を提供することにある。
になされ、その目的は、簡単な構成且つ低価格であると
共に、融液を効率よく撹拌でき、且つ、撹拌された融液
の流出量及び融液の流出・制止タイミングを任意に調節
できる融液制御弁を提供することにある。
【００１０】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明の融液制御弁は、溶融炉の融液用出口
開口まで延出した回転部材に設けられており、
るために、本発明の融液制御弁は、溶融炉の融液用出口
開口まで延出した回転部材に設けられており、
【００１１】この回転部材の延出端に構成され、前記回
転部材を所定方向に所定の回転速度で回転させることに
よって、前記出口開口からの前記融液の流出量及び前記
融液の流出・制止タイミングを任意に調節可能な融液制
御手段と、前記回転部材の回転動作に伴って前記溶融炉
内の前記融液を撹拌する撹拌手段と、を備えている。
転部材を所定方向に所定の回転速度で回転させることに
よって、前記出口開口からの前記融液の流出量及び前記
融液の流出・制止タイミングを任意に調節可能な融液制
御手段と、前記回転部材の回転動作に伴って前記溶融炉
内の前記融液を撹拌する撹拌手段と、を備えている。
【００１２】
【作用】融液制御弁の回転部材の回転方向及び回転速度
を、適宜、制御することで、出口開口からの融液の流出
量及び融液の流出・制止タイミング及び撹拌状態が任意
に且つ同時に制御される。
を、適宜、制御することで、出口開口からの融液の流出
量及び融液の流出・制止タイミング及び撹拌状態が任意
に且つ同時に制御される。
【００１３】
【実施例】以下、本発明の一実施例に係るガラス溶融炉
の融液制御弁について図１及び図２を参照して説明す
る。
の融液制御弁について図１及び図２を参照して説明す
る。
【００１４】本実施例の融液制御弁が適用されるガラス
溶融炉には、白金が内張りされたセラミックス製ルツボ
２０が配置可能に構成されている。このルツボ２０は、
その底部中央にガラス融液２２が流出可能な出口開口２
４と、この出口開口２４から下方に向って先細り状にテ
ーパが施されたノズル部２６とを備えている。このよう
なルツボ２０が適用されるガラス溶融炉の炉体２８は、
ルツボ２０に投入された原料を溶融させるヒータ３０を
備えている。
溶融炉には、白金が内張りされたセラミックス製ルツボ
２０が配置可能に構成されている。このルツボ２０は、
その底部中央にガラス融液２２が流出可能な出口開口２
４と、この出口開口２４から下方に向って先細り状にテ
ーパが施されたノズル部２６とを備えている。このよう
なルツボ２０が適用されるガラス溶融炉の炉体２８は、
ルツボ２０に投入された原料を溶融させるヒータ３０を
備えている。
【００１５】本実施例の融液制御弁は、上述したルツボ
２０に適用可能であって、溶融されたガラス融液２２を
均質化させると共に、均質化されたガラス融液２２を適
量だけノズル部２６から所定の型３２に流出させるよう
に構成されている。以下、本実施例の融液制御弁の構成
について説明する。
２０に適用可能であって、溶融されたガラス融液２２を
均質化させると共に、均質化されたガラス融液２２を適
量だけノズル部２６から所定の型３２に流出させるよう
に構成されている。以下、本実施例の融液制御弁の構成
について説明する。
【００１６】本実施例の融液制御弁は、ノズル部２６の
テーパ形状の内径より僅かに小径の先細り状の融液制御
手段即ちスクリュー部３４と、このスクリュー部３４か
ら垂直上方に延出して駆動部（図示しない）に接続され
た回転部材即ち回転軸部３６と、この回転軸部３６の外
周面に周方向に所定の間隔で取付けられた撹拌手段即ち
複数枚の羽根３８とを備えている。
テーパ形状の内径より僅かに小径の先細り状の融液制御
手段即ちスクリュー部３４と、このスクリュー部３４か
ら垂直上方に延出して駆動部（図示しない）に接続され
た回転部材即ち回転軸部３６と、この回転軸部３６の外
周面に周方向に所定の間隔で取付けられた撹拌手段即ち
複数枚の羽根３８とを備えている。
【００１７】スクリュー部３４は、先細り状に且つ螺旋
状に巻着されたフィン３５を備えており、その外径がノ
ズル部２６のテーパ状内径よりも僅かに小さく構成され
ているため、両者の間には僅かな間隙が形成される。こ
の結果、駆動部（図示しない）を介して回転軸部３６を
正逆回転（図中矢印Ｓで示す方向に回転）させることに
よって、スクリュー部３４は、ノズル部２６内で円滑に
正逆回転される。
状に巻着されたフィン３５を備えており、その外径がノ
ズル部２６のテーパ状内径よりも僅かに小さく構成され
ているため、両者の間には僅かな間隙が形成される。こ
の結果、駆動部（図示しない）を介して回転軸部３６を
正逆回転（図中矢印Ｓで示す方向に回転）させることに
よって、スクリュー部３４は、ノズル部２６内で円滑に
正逆回転される。
【００１８】このスクリュー部３４に適用されたフィン
３５は、スクリュー部３４を、例えば正方向に回転させ
ると、ルツボ２０内のガラス融液２２に対して、このガ
ラス融液２２をルツボ２０内に押し止めようとする方向
の力を作用させる。このとき、スクリュー部３４は、制
止弁として機能する。一方、逆方向に回転させると、ル
ツボ２０内のガラス融液２２に対して、今度は、このガ
ラス融液２２をノズル部２６から流出させようとする方
向の力を作用させる。このとき、スクリュー部３４は、
開放弁として機能する。また、羽根３８は、夫々、耐火
性材料から成り、融液制御弁をルツボ２０内にセットさ
せた際、ガラス融液２２内に浸漬されるように構成され
ている。なお、回転軸部３６は、白金製あるいはセラミ
ックス等の耐火性材料の表面を白金で覆ったものを適用
することができ得る。以下、本実施例の融液制御弁の動
作について説明する。
３５は、スクリュー部３４を、例えば正方向に回転させ
ると、ルツボ２０内のガラス融液２２に対して、このガ
ラス融液２２をルツボ２０内に押し止めようとする方向
の力を作用させる。このとき、スクリュー部３４は、制
止弁として機能する。一方、逆方向に回転させると、ル
ツボ２０内のガラス融液２２に対して、今度は、このガ
ラス融液２２をノズル部２６から流出させようとする方
向の力を作用させる。このとき、スクリュー部３４は、
開放弁として機能する。また、羽根３８は、夫々、耐火
性材料から成り、融液制御弁をルツボ２０内にセットさ
せた際、ガラス融液２２内に浸漬されるように構成され
ている。なお、回転軸部３６は、白金製あるいはセラミ
ックス等の耐火性材料の表面を白金で覆ったものを適用
することができ得る。以下、本実施例の融液制御弁の動
作について説明する。
【００１９】ルツボ２０の上方からガラスのバッチ又は
カレット等の原料を投入した後、ヒータ３０を作動させ
てルツボ２０内の原料を加熱する。ガラスが融解してノ
ズル部２６から流出し始めた後、駆動部（図示しない）
を駆動させて回転軸部３６を正方向に回転させて羽根３
８及びスクリュー部３４を正方向に回転させる。このと
きの回転数は、ノズル部２６からガラス融液２２が流出
しないように、ガラス融液２２の流出量と戻し量とが釣
り合うように調節される。この結果、ルツボ２０内のガ
ラス融液２２は、ルツボ２０内に押し止められつつ、撹
拌される。
カレット等の原料を投入した後、ヒータ３０を作動させ
てルツボ２０内の原料を加熱する。ガラスが融解してノ
ズル部２６から流出し始めた後、駆動部（図示しない）
を駆動させて回転軸部３６を正方向に回転させて羽根３
８及びスクリュー部３４を正方向に回転させる。このと
きの回転数は、ノズル部２６からガラス融液２２が流出
しないように、ガラス融液２２の流出量と戻し量とが釣
り合うように調節される。この結果、ルツボ２０内のガ
ラス融液２２は、ルツボ２０内に押し止められつつ、撹
拌される。
【００２０】ガラス融液２２が充分に撹拌されて均質化
した後、再び、駆動部を駆動させて回転軸部３６を逆方
向に回転させる。この結果、ガラス融液２２は、撹拌さ
れつつノズル部２６から流出される。このときの流出状
態は、回転軸部３６の回転数を調節することによって、
適当に制御することができる。
した後、再び、駆動部を駆動させて回転軸部３６を逆方
向に回転させる。この結果、ガラス融液２２は、撹拌さ
れつつノズル部２６から流出される。このときの流出状
態は、回転軸部３６の回転数を調節することによって、
適当に制御することができる。
【００２１】具体的には、回転軸部３６の回転数を徐々
に減少させて、所望の流出状態となったときに、その回
転数を維持させておく。この結果、ノズル部２６から連
続的に且つ所望の流出状態でガラス融液２２が流出され
る。
に減少させて、所望の流出状態となったときに、その回
転数を維持させておく。この結果、ノズル部２６から連
続的に且つ所望の流出状態でガラス融液２２が流出され
る。
【００２２】また、駆動部を反転作動させると、回転軸
部３６の回転方向は正逆方向に断続的に切換わる。この
結果、ノズル部２６から断続的にガラス融液２２が流出
される。
部３６の回転方向は正逆方向に断続的に切換わる。この
結果、ノズル部２６から断続的にガラス融液２２が流出
される。
【００２３】即ち、本実施例の融液制御弁を、適宜、正
逆方向に切換えることによって、ガラス融液２２を均質
化させつつ流出量を任意に調節できる。更に、制御弁の
切換を素早く反転させることによって、均質化させつつ
断続的にガラス融液２２を流出させることもできる。
逆方向に切換えることによって、ガラス融液２２を均質
化させつつ流出量を任意に調節できる。更に、制御弁の
切換を素早く反転させることによって、均質化させつつ
断続的にガラス融液２２を流出させることもできる。
【００２４】上述したように本実施例の融液制御弁は、
単一の回転軸部３６の回転方向及び回転速度を制御する
だけで、ガラス融液２２の流出量と流出・制止タイミン
グ、及び、撹拌状態を同時に制御させることができるた
め、弁と撹拌機構とが独立していた従来の装置に比べて
簡単且つコンパクトな構成となる。なお、本発明は上述
した実施例の構成に限定されることはなく、請求の範囲
で任意に変更可能であることは言うまでもない。
単一の回転軸部３６の回転方向及び回転速度を制御する
だけで、ガラス融液２２の流出量と流出・制止タイミン
グ、及び、撹拌状態を同時に制御させることができるた
め、弁と撹拌機構とが独立していた従来の装置に比べて
簡単且つコンパクトな構成となる。なお、本発明は上述
した実施例の構成に限定されることはなく、請求の範囲
で任意に変更可能であることは言うまでもない。
【００２５】
【発明の効果】本発明は、単一の回転部材の回転方向及
び回転速度を制御するだけで、溶融炉の出口開口からの
融液の流出量と融液の流出・制止タイミング、及び、撹
拌状態を同時に制御させることができるため、弁と撹拌
機構とが独立していた従来の装置に比べて簡単且つコン
パクトな構成となる。
び回転速度を制御するだけで、溶融炉の出口開口からの
融液の流出量と融液の流出・制止タイミング、及び、撹
拌状態を同時に制御させることができるため、弁と撹拌
機構とが独立していた従来の装置に比べて簡単且つコン
パクトな構成となる。
【図１】本発明の一実施例に係るガラス溶融炉の融液制
御弁の主要構成のみを拡大して示す図。
御弁の主要構成のみを拡大して示す図。
【図２】図１に示す融液制御弁が適用されたガラス溶融
炉の全体の構成を概略的に示す図。
炉の全体の構成を概略的に示す図。
【図３】撹拌機構が、弁を回避した位置に設けられた従
来の撹拌装置を示す図。
来の撹拌装置を示す図。
【図４】撹拌機構が、弁の昇降機構の外側に同軸状に配
置された従来の撹拌装置を示す図。
置された従来の撹拌装置を示す図。
２０…ルツボ、２２…ガラス融液、２６…ノズル部、３
４…スクリュー部、３６…回転軸部、３８…羽根。
４…スクリュー部、３６…回転軸部、３８…羽根。
Claims (1)
- 【請求項１】 溶融炉の融液用出口開口まで延出した回
転部材に設けられており、 この回転部材の延出端に構成され、前記回転部材を所定
方向に所定の回転速度で回転させることによって、前記
出口開口からの前記融液の流出量及び前記融液の流出・
制止タイミングを任意に調節可能な融液制御手段と、 前記回転部材の回転動作に伴って前記溶融炉内の前記融
液を撹拌する撹拌手段と、を備えているガラス溶融炉の
融液制御弁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7800892A JPH05279047A (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | ガラス溶融炉の融液制御弁 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7800892A JPH05279047A (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | ガラス溶融炉の融液制御弁 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05279047A true JPH05279047A (ja) | 1993-10-26 |
Family
ID=13649765
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7800892A Withdrawn JPH05279047A (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | ガラス溶融炉の融液制御弁 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05279047A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1072562A2 (de) * | 1999-07-29 | 2001-01-31 | W. Lindner Maschinen GmbH | Verfahren und Vorrichtung zur Regelung der Ausflussmenge von flüssigem Glas bei einem Fliessfeeder |
| EP1072561A2 (de) * | 1999-07-29 | 2001-01-31 | Schott-Rohrglas GmbH | Rührvorrichtung zum Auflösen von Schlieren in einer Glasschmelze |
| JP2016540995A (ja) * | 2013-10-31 | 2016-12-28 | エフ．ホフマン−ラ ロシュ アーゲーＦ． Ｈｏｆｆｍａｎｎ−Ｌａ Ｒｏｃｈｅ Ａｋｔｉｅｎｇｅｓｅｌｌｓｃｈａｆｔ | 流体を撹拌および分注するためのカートリッジ、自動分析器ならびに生体試料を分析する方法 |
-
1992
- 1992-03-31 JP JP7800892A patent/JPH05279047A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US10345322B2 (en) | 2013-10-31 | 2019-07-09 | Roche Diagnostics Operations, Inc. | Cartridge for stirring and dispensing a fluid, automatic analyzer and method of analyzing a biological sample |
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