JPH05278917A - シートスタック装置 - Google Patents

シートスタック装置

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JPH05278917A
JPH05278917A JP5016309A JP1630993A JPH05278917A JP H05278917 A JPH05278917 A JP H05278917A JP 5016309 A JP5016309 A JP 5016309A JP 1630993 A JP1630993 A JP 1630993A JP H05278917 A JPH05278917 A JP H05278917A
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sheets
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JP5016309A
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Thomas Acquaviva
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    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H83/00Combinations of piling and depiling operations, e.g. performed simultaneously, of interest apart from the single operation of piling or depiling as such
    • B65H83/02Combinations of piling and depiling operations, e.g. performed simultaneously, of interest apart from the single operation of piling or depiling as such performed on the same pile or stack
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H29/00Delivering or advancing articles from machines; Advancing articles to or into piles
    • B65H29/50Piling apparatus of which the discharge point moves in accordance with the height to the pile
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2511/00Dimensions; Position; Numbers; Identification; Occurrences
    • B65H2511/10Size; Dimensions
    • B65H2511/15Height, e.g. of stack
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    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
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    • B65H2511/21Angle
    • B65H2511/214Inclination

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Pile Receivers (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
  • Discharge By Other Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 シートをシートスタック高さに合わせて排出
させてトレーにスタックさせるとともに、シート落下時
間を短縮させる。 【構成】 薄膜シート24を、重力によって落下してス
タック22の最上部に沈降するように、予め設定された
シート排出軌道角度でこのスタック22上に順次排出す
る。スタック22の高さに比例するスタック高さ制御信
号を得るために、スタッキング・トレー23中のスタッ
ク22の高さを概算するとともに、シート排出軌道角
度、及び、トレー23に対して排出時のシート24の放
出点17の高さを自動的に上昇、降下し、スタック22
上に排出されるシート24の沈降時間が最小化されて、
広範囲のスタック高さに対してスタックが改善されるよ
うに、このシート排出軌道角度を、シート24が排出さ
れる前に、上記スタック高さ制御信号に応じた角度に変
更する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シートスタック(積
重)が改善されるようにスタック高さにしたがって自動
的に変更される可変シート排出軌道が設けられている、
ペーパ原稿等の薄膜シートをスタックする比較的簡易な
改良装置に関する。
【0002】本装置は、原稿シートを、複写機やプリン
タ又はスキャナの原稿スタックハンドラの開放トレー又
はビンに、さらに迅速で且つさらに確実に再スタックさ
せる場合、特に、原稿シートを、コピー前に反転される
ように、又は、多重再循環による、多層丁合いされたコ
ピーとなるように、迅速に再循環させる必要がある場合
に、特に適する。しかしながら、開示される同装置は、
高速フィニッシャ・コンパイラと出力スタッカ等、他の
潜在的なシートスタックの改良に適用される。
【0003】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】排出さ
れるシートがシート・スタックの頂部シート上に必ずス
タックするように、シートをこの頂部シートよりも高く
排出させることの大きな欠点は、軽量のペーパシートの
沈降時間が比較的長いことである。略水平なシートの落
下又は沈降は、このシートがその比較的極小の重力によ
ってシート・スタック最上部に降下するにつれて、当該
シートの大きな空気抵抗によって抵抗を受ける。
【0004】シートの再スタック、特に、スタック最上
部に排出されたシートの沈降に関する様々な問題は、特
定の原稿ハンドラ使用を含めて、技術上周知である。ま
た、例えば、米国特許第5,078,378号やこの特
許に引用される他の特許に記載されるタイプの再循環原
稿ハンドラ(RDH)は、ここでは、単に、本装置の1
つの応用の1実例として開示される。かかるRDHのト
レー原稿再スタックの制御を改善する1つのアプローチ
の典型的な実例は、米国特許第4,469,319号に
示されている。この特許では、シート排出ローラ、及
び、それらのローラーと関連するバッフル(そらせ板)
が、トレー中により大きな寸法のシートを収容するよう
にトレーの後壁とともに水平に後方へ変位されるにつれ
て、シートのコルゲーション(波形;corrugation )が
増加される、シートの可変コルゲーションが開示されて
いる。また、当該特許では、シート排出位置における可
撓性シートの撓曲又はノックダウン・フラップ100、
101、102が開示されている。また、米国特許第
5,076,558号では、上記可撓性の撓曲フラップ
(142)と、これに加えて、排出されたシート(14
1)に何らかの方法で送られる空気圧と、が使用され
る。さらに、米国特許第4,436,301号では、再
スタックの難点が論じられるとともに、過剰スタックバ
キューム搬送と機械的ベール前縁ノックダウンのシステ
ムが使用される。但し、かかるシートの「ノックダウ
ン」システムは、排出されたシートの前縁を、タイミン
グを早まって下方に撓曲させがちであり、好ましくな
い。また、上記「ノックダウン」システムは、シート・
スタックの取り外し又は積載と干渉することがあるの
で、これによって、破損されることがある。
【0005】他の関係では、米国特許第4,858,9
09号に開示されるように、異なった理由で、コピーシ
ートがトレー中に送り出しされる間にシート送り方向を
変更するために、コピーシートの出力スタッカ又は両面
複写用トレーの複数の排出ローラ間の相対的ニップ位置
又は角度を回転させることが知られている。
【0006】さらに背景として、原稿シートを再スタッ
クすることは、原稿シートの厚さ、材料、重量、及び、
状態(例えば、既存のカール、しわ、折れ込み等)が大
幅に異なるので、特に困難である。異なる原稿シート
を、順次共にコピーすべく、同じ一連の原稿中に混ぜ合
わせることさえできる。しかし、上記各引用に示される
ように、原稿積載トレーには、オープン・オペレータ・
アクセスが望ましい。又、同上の原稿積載トレーは、多
くの場合、送給と画像形成後に原稿を再スタックする機
能を有することが必要である。したがって、原稿シート
は、事実上、シートを再スタックする又は戻り搬送する
このトレーの一端から、当該トレー中に、流入又は投入
されることが多い。即ち、通常、原稿シートは、一旦、
開放再スタックトレー領域中に放出されると、ほとんど
制御又は誘導されないので、スタック最上部に沈降する
ためには重力によってトレー中に落下する必要がある
が、これは、このシートの当該方向の強い空気抵抗によ
って抵抗を受ける。それにも係わらず、高速の複写機又
はその他の画像形成機の原稿ハンドラでは、再スタック
は、高速度で行われる必要がある。シート再スタック時
間、特に沈降時間は、原稿処理速度を制限する主要な要
素である。
【0007】一般に、各々の原稿シートは、ここでの実
例に示されるように、この原稿の前縁が原稿排出領域か
らトレーの対向側の略垂直な再スタック壁面に衝打する
まで、主として慣性によって、ほぼ水平に(上方軌道
を)且つ平坦に移動する。但し、この軌道は、既にトレ
ー内にあるシート・スタックの既に存在する高さの変動
(一連の原稿のサイズとシート厚さによって異なる)に
適合する必要がある。又、同軌道は、急速に移動するシ
ートの変化する空力特性に適合する必要があり、したが
って、シートが排出されるにつれてこのシートの前縁の
上昇又は下降に影響を与える翼の役目をすることができ
る。したがって、一般に、比較的高い再スタック排出上
方軌道角度と、再スタック壁上の比較的高い衝打点と
が、設けられる。このような軌道角度と衝打点とが設け
られない場合は、搬入原稿の前縁が、既に再スタックト
レーに在中するシート・スタックの最上部に当たった
り、係止することがあるので、湾曲して、深刻な紙詰ま
り状態が生じる。[例えば、米国特許第4,480,8
24号では、かかるRDHの再スタック問題の更に詳細
な論述及びその他が、原稿トレー紙詰まり検出システム
に基づいて記載されている。]但し、原稿軌道角度を、
これら再スタックの全ての問題に対応するぐらい高く設
定すると、全シートのシート沈降時間が大幅に増加す
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】ここで開示される装置で
は、スタックされるシートの再入軌道経路又は目標は、
変更され、そして、通常、シート沈降時間を短縮するた
め、非常に低く設定されるが、この設定は、当該シート
再入軌道を、送給排出される搬入シート上のスタックの
スタック高さの差異に応じて自動的に調整して設定する
ことによって行われる。
【0009】本発明の請求項1記載のシートスタック装
置は、シートが重力によって落下してスタック最上部に
沈降するように、シート排出手段が、前記シートを予め
設定されたシート排出軌道角度で前記スタック上に順次
排出させることによって、スタッキング・トレー中にス
タックするように前記シートを前記スタッキング・トレ
ー中に排出させるシートスタック装置において、前記ス
タックの高さに比例するスタック高さ制御信号を提供す
るために、前記スタッキング・トレー中の前記スタック
高さを判断(概算)する手段と、前記シート排出軌道角
度が、低いスタック高さの場合は自動的に降下されると
ともに、高いスタック高さでは自動的に上昇され、これ
によって、前記スタック上に排出されるシートの沈降時
間が最小化されるように、前記シート排出手段の前記シ
ート排出軌道角度を、前記シートが前記スタック高さ制
御信号に比例反応して排出される角度に変更する手段と
を含むことを特徴とする。
【0010】本発明の請求項2記載の発明は、請求項1
記載のシートスタック装置であって、前記シート排出手
段が、シートを、前記トレーの片側近傍から、前記トレ
ーの対向側近傍の再スタック壁上の衝打位置に向かって
排出するとともに、前記シート排出軌道角度の変更に応
じて前記再スタック壁上の前記衝打位置が変わることを
特徴とする。
【0011】本発明の請求項3記載の発明は、請求項1
記載のシート再スタック装置であって、前記シート排出
軌道角度を変更する手段が、前記トレーに対して排出時
のシート排出点の高さも変更することを特徴とする。
【0012】ここで開示される特定の実施例に固有の1
つの特徴は、フィルム状(薄膜)シートが重力によって
落下してスタック最上部に沈降するように、予め設定さ
れたシート排出軌道角度で、当該シートを順次このスタ
ック上に排出させることによって、薄膜シートを、スタ
ッキング・トレー中に全体的に水平なシート・スタック
の状態でスタックされるように順次送給するスタックシ
ステム(装置の方法)において、スタックの高さに比例
するスタック高さ制御信号を提供するために前記スタッ
キング・トレー中のスタック高さを概算(推定)するこ
とと、前記シート排出軌道角度が、低いスタック高さの
場合は自動的に降下されると共に、高いスタック高さで
は自動的に上昇され、これによって、スタック上に排出
されるシートの沈降時間が最小化されるように、前記シ
ート排出軌道角度を、シートが排出される前に、前記ス
タック高さ制御信号に比例応答してシートが排出される
角度に変更すること、とからなる改良を提供することに
ある。
【0013】さらに、ここで開示される同システムによ
って得られる他の固有の特徴には、前記シート排出軌道
角度の前記変更が、トレー中にシートが排出される前に
シート排出経路を可変的に旋回することを含むこと;及
び/又は、排出時のシート放出点の高さをトレーに相対
して変更することを含むこと;及び/又は、前記シート
は、トレーの片側近傍から、トレーの対向側近傍の再ス
タック壁上の衝打位置に向かって排出されると共に、前
記シート排出軌道角度の変更に応じて、排出されるシー
トの前記再スタック壁上の前記衝打位置が変更されるこ
と;及び/又は、シート排出手段が、シート搬送経路隔
壁と排出ローラ手段;及び/又は、前記スタック高さ制
御信号に応じて、前記搬送経路隔壁と排出ローラ手段と
を旋回ユニットとして可変的に旋回させる手段を含むこ
と、及び、前記スタッキング・トレーが、原稿シート
を、シート排出手段に入る前に画像形成されるように前
記再スタックトレーの底部から送り出す、再循環原稿ハ
ンドラの原稿再スタックトレーであることと、が個別に
又は組み合わせて含まれる。
【0014】開示される同装置は、通常の制御システム
を使って、通常のように容易に制御作動させることがで
きる。かかる制御ファンクションとロジックを、通常の
マイクロプロセッサに対応する通常のソフトウェア命令
でプログラム作成して実行することは、一般に周知であ
り望ましいことである。このことは、特許や各種市販の
複写機によって開示されている。言うまでもなく、当該
ソフトウェアは、使用されている特定の機能と特定のソ
フトウェア・システムと特定のマイクロプロセッサ又は
マイクロコンピュータ・システムとによって異なるが、
但し、当業者には、必要以上の実験作業がなくても、こ
こに記載されるような機能説明か、あるいは、ソフトウ
ェアとコンピュータ技術の一般知識と共に通常の機能に
関する従来の知識で、利用できるであろうし、又は、容
易にプログラミング可能であろう。あるいは、他に様々
な既知又は適切なハードワイヤード・ロジック又はスイ
ッチング・システムを利用する制御装置を設けることが
できる。
【0015】
【実施例】図2と(従来の技術と題される)図3は、上
記引用の米国特許第5,078,378号の図2と図7
に示されるように、単に、RDHトレー中のシート・ス
タックのセット高さを測定するのに適した既知手段の1
つの実例として用意されるものである。
【0016】本発明は、ここで例示される特定の装置の
実例に限定されない。例えば、米国特許第5,078,
378号自体が、[ここでのシステムと異なる目的で]
トレー中のシート・スタックの高さを測定する、他の多
様な手段に言及している。
【0017】図1を詳細に参照すると、前記米国特許第
5,078,378号等に示されるように、再循環原稿
ハンドラ(recirculating document handler)(RD
H)20に一体化された可変軌道式シート再スタッキン
グシステム10の1例が図示されている。このRDH2
0では、セット又はスタック22を構成する個々の原稿
シート24は、技術上周知のように、エアーナイフ27
セパレータ補助装置付きバキューム・ボトム・シートフ
ィーダ26によって、スタッキング・トレー23から順
次送り出される。[このエアーナイフ27は、シートが
送出し時にトレー23中に1、2枚しかないような極小
セットの場合に停止されることができる。]通常、原稿
シート24は、図示されるようにフィードローラによっ
て画像形成ステーション又はプラテン30へ次々に送給
された後、任意に、両面印刷原稿の反転セクション又は
ステーション32に送り込まれるとともに、このステー
ション32によって反転される。ここでは、画像形成ス
テーション30から戻ってくる原稿24は、トレー23
の領域中のセット又はスタック22上へ再スタックする
ように、位置17において排出される前に可変軌道式シ
ート再スタックシステム10中に送り込まれる。しかし
ながら、本システムは、また、原稿が送り出されるのと
同じ側から当該原稿をトレーに戻す、原稿ハンドラと共
に用いることもできる。
【0018】この実施例では、再スタックシステム10
には、モータ・コントロール12によって駆動されるス
テッパ・モータ・ドライブ11が含まれ、シートの排出
又は軌道角度と、シート排出の位置又は高さとの両方を
自動的に再セットするようになっている。かかる再セッ
トは、この実施例では、旋回出力ユニット13として、
その他の点では、従来のコピーシート出力バッフル(そ
らせ板)又はガイド14a、14bと排出ローラ対16
a、16bを喋着することによって行われる。スタック
シート24に対する上記排出経路と排出駆動ユニット1
3の全体を、上流側のピボット軸18を中心に旋回させ
ることができる。この特定の実施例(多数の機械的な代
替が可能なことは、明らかであろう)では、ステッパ・
モータ・ドライブ11は、旋回出力経路ユニット13を
前記ピボット軸18を中心に旋回させるために、前記ユ
ニット13に連結されるギア部分を駆動させるギア伝導
出力を有し、これによって、出力バッフル14と排出ロ
ーラ16は、図1にこれらの実線と破線の各位置の間の
差と、これに相応する17と17’の異なるシート排出
位置と、に示されるように揺動される。これら2つの代
表的な位置の間の選択された位置への上記移動は、この
特定のトレー23に対して、異なる最大から最小までの
代表的なスタック高さによって変更される。かかるスタ
ック高さは、22と22’の各スタックの実線と破線に
よって、図1に相応に例示されている。
【0019】シート再スタックシステム10のステッパ
・モータ・ドライブ・コントロール12は、従来のRD
H又は複写機の制御装置100によって、駆動及び制御
させることができる。通常、この制御装置100は、原
稿スタックのセット(設定)高さ測定システム40に接
続されている。ここでは、この原稿スタック高さ測定シ
ステム40は、RDH20のトレー23中のシート24
のスタック22最上部に載置される、通常の再セット可
能なセット・セパレータ・アーム42を含む。前記米国
特許第5,078,378号に示されるように、スタッ
ク22最上部のこのセット・セパレータのアーム42の
載置位置は、アーム42若しくはその延長部の異なる位
置にある光学センサ又はスイッチ43及び44の様々な
閉塞又は非閉塞の組み合わせによって、スタック22の
セット高さを近似的に求めるたり、あるいは、概算する
ために使用することができる。その高さ切換え信号の組
み合わせは、制御装置100に接続されているので、前
記特許にさらに詳細に説明されているように、スタック
高さを概算するのに充分な情報が制御装置100に提供
される。[当該特許、及び、他に引用された従来の技術
による特許に言及されるように、上記信号を、エアーナ
イフ27等のエアーナイフ・レベルの制御のために提供
することは周知であるので、この制御の詳細をここで説
明する必要はない。][また、前記特許に記述されるよ
うに、所望により、シートが送り出されると同時にこれ
らシートをカウントすることによって、更に高い精度を
得ることができる。]
【0020】したがって、制御装置100では、従来の
RDH20のコントロール・ロジックを使って、スタッ
ク22から22’の高さの近似決定を行うことができる
とともに、この決定に応じて、対応する制御信号を提供
することができる。該制御信号は、ここでは、軌道角度
を実行可能な限り低く維持するように、ステッパ・モー
タ・ドライブ11がユニット13の相応の旋回を実行す
るようにコントロール12に送られる。
【0021】ここでは、再スタックシステム10の制御
のために測定されるのは、スタックの高さであって、シ
ート厚さによって変化するスタック中のシート枚数では
ないことに留意することが重要である。但し、出力トレ
ー等、他の幾つかの用途では、積重された出力シートの
トレー搬入総計(トレーが前回空になった時から)を用
いて、大体のスタック高さ概算を得ることができる。
【0022】また、隔壁14あるいは排出ローラ16ま
たはその他を備えたシート再スタックシステム10の場
合、引用された特許に記述されるように、排出されたシ
ートにコルゲーション(波形)、可変コルゲーションで
さえも、を設けることができることが認識されるであろ
う。無論、このコルゲーションによって、技術上周知の
ように、シート・コルゲーションに伴うシートのはり強
度(beam strength )の増加によって、垂れたり湾曲し
たりするシートの性向に抗して、シートを、それが排出
されている時、比較的直線状の排出コースに維持するの
が容易になる。
【0023】ここでの再スタックシステム10では、従
来のものでよい再スタック位置合わせ衝打壁50が設け
られている。即ち、許容最大厚さのスタック22の頂部
シートの最大高さレベルよりもかなり上に達する、再ス
タックトレー23の対向側の前方ストップ壁50であ
る。同システム10では、図1に示されるように、前記
衝打壁50上には、52から52’までの可変範囲の衝
打位置又は点が有る。周知のように、この衝打壁50に
は、再スタックシートの前縁の衝撃を部分的に吸収させ
るとともに、叉、このシートの衝打後に上方に湾曲され
る場合であっても当該シートの前縁が衝打壁50を上方
へ這上らないようにするために、既知の、ファイバが下
方に配向された「一方向ファイバ」材表面を被着するこ
とができる。
【0024】従来の技術による典型的なシステムでは、
シートは、空のトレーや、あるいは、数枚の原稿しか収
納していないトレー中に再スタックする場合でさえ、再
スタック壁50の上部へ高く衝打する、したがって、ト
レー23の底部のフィード機構26に沈降するまで長い
時間がかかる。また、セット・セパレータ・フィンガ
(アーム)42は、トレーに搬入するセットの最終シー
トに応じて駆動される。このセット・セパレータ・フィ
ンガ42が駆動されて、次に、未沈降シートに載上しよ
うとする場合、このフィンガ42は、この未沈降シート
に倒れかかったり、あるいは、当該シートの下に潜り込
んだりすることがある。これが起こると、重ね送り又は
不良状態が発生されて、当機械は停止する。したがっ
て、沈降時間を最小限化するためには、シートをできる
限り低く再スタック壁50に向けて射出するのが都合良
い。但し、原稿ハンドラのトレーは、シートを、例え
ば、0〜250枚までいくらでも収納することができる
ので、スタック最上部までの距離を、使用されているセ
ットのサイズに応じて変えることができる。
【0025】本システムによって、再スタック壁50上
の52から52’の再スタック衝打領域は、相応に、ト
レー23中のスタック22の高さの関数として自動的に
調節される。この調節は、出力経路ユニット13を旋回
させ、したがって、排出点(位置)17と排出軌道角度
とを、現在の実際のスタック高さを表す信号に応じて昇
降させる、ステッパ・モータ・ドライブ11の前記同一
作動によって行われる。それでも、シートの所望のコル
ゲーション形状と大きさは、この特定の代表的なシステ
ムではスタック装置10の上記態様を変更させる必要が
ないので、不変のままにすることができる。より早い沈
降とフィーダによるより早い取得の他のもう一つの利点
は、衝打点が変更され、したがって、シートが常に略同
一の箇所を衝打して、この壁50の同一箇所の表面を摩
耗させることはないため、再スタック壁50の表面材
が、より長持ちする点である。
【0026】スタック高さにしたがって再スタックシー
トの排出軌道と位置とをこのように調節又は再セットす
ることを、最初のシートが再スタック排出ローラ16a
と16bの送出しニップに達する前に、完了させること
が望ましく、この結果、再スタックシートが、全部、再
スタックの改善のために最初に、適正に配向排出され
る。このような出力シートの軌道角度と停止高さの調整
は、提供される高さ情報を使って、連続的に又は略連続
的に(周期的に)行うことができることが望ましい。即
ち、ここでは、シート排出軌道角度を、シートが(前記
スタック高さ制御信号に応答して)排出される角度に変
更することは、シートが排出される前に行われるのが望
ましいが、一方、シート排出中、又は、排出後に変更さ
せることもできる。[また、ここで、調整されるのは、
出力ローラ16とランプ又はバッフル14の位置であっ
て、ニップの幾何学的位置(geometry)ではないこと、
即ち、出力ローラ16aと16bの相対的ニップを回転
させる必要がないことに留意されたい。この相対的ニッ
プを回転させる場合、とりわけ、少なくとも1組の当該
ローラ16a又は16bを駆動させる必要があるので、
一層複雑な機構が必要となる。]
【0027】本システムは、各々のスタックシートを、
トレー中のスタック最上部への沈降がより短時間で済む
ように、配向排出させることができるので、より高速の
再循環原稿ハンドラ等を自動的に使用可能にする。再ス
タックされるシートが空中で要する時間は短縮される。
このように、シートをスタックさせることができる、そ
して、所望に応じて、はるかに迅速にボトムフィーダに
よって再捕獲される。また、セット・セパレータ・フィ
ンガ42が、再スタックシートの下に再セットされた
り、または、シート詰まりしたりする可能性は低減され
る。開示されたこのシステムは、高速再循環原稿ハンド
ラにおける潜在的作動許容範囲を、ピッチを省略したり
生産性を低下させずに、わずかシート2、3枚のスタッ
ク高さから250枚のシートを超えるスタック高さまで
拡張させる可能性を有すると確信される。
【0028】なを、上記システムでは、シート・スタッ
ク用に高価な昇降機構や移動フロアは、一切不要であ
る。スタッキング・トレー23又は他のスタッキング・
トレーは、簡単な固定ビン又はトレーでよい。これは、
特に、ボトム・シート・フィーダ・システムの場合に、
ここで開示されるように、スタック22から送り出され
るシートの送り位置を変更しないようするのに好都合で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の軌道可変式シートスタックシステムを
組み込んでいる再循環原稿ハンドラの一態様を示す概略
正面図である。
【図2】図1のスタックシステム用にセパレータと一体
化された、公知のセット高さ概算又は測定システムを図
示する部分平面図である。
【図3】図1のスタックシステム用にセパレータと一体
化された、公知のセット高さ概算又は測定システムを図
示する部分拡大側面図である。
【符号の説明】
10 可変軌道式シート再スタックシステム 11 ステッパ・モータ・ドライブ 12 モータ・コントロール 13 旋回出力ユニット 14 バッフル 16 排出ローラ 17 シート排出位置 22 スタック 23 スタッキング・トレー 24 原稿シート 40 原稿スタックのセット高さ測定システム 42 セット・セパレータ・アーム 50 衝打壁 52 衝打点 100 制御装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートが重力によって落下してスタック
    最上部に沈降するように、シート排出手段が、前記シー
    トを予め設定されたシート排出軌道角度で前記スタック
    上に順次排出させることによって、スタッキング・トレ
    ー中にスタックするように前記シートを前記スタッキン
    グ・トレー中に排出させるシートスタック装置におい
    て、 前記スタックの高さに比例するスタック高さ制御信号を
    提供するために、前記スタッキング・トレー中の前記ス
    タック高さを判断する手段と、 前記シート排出軌道角度が、低いスタック高さの場合は
    自動的に降下されるとともに、高いスタック高さでは自
    動的に上昇され、これによって、前記スタック上に排出
    されるシートの沈降時間が最小化されるように、前記シ
    ート排出手段の前記シート排出軌道角度を、前記シート
    が前記スタック高さ制御信号に比例応答して排出される
    角度に変更する手段と、 を含む、シートスタック装置。
  2. 【請求項2】 前記シート排出手段が、シートを、前記
    トレーの片側近傍から、前記トレーの対向側近傍の再ス
    タック壁上の衝打位置に向かって排出するとともに、前
    記シート排出軌道角度の変更に応じて前記再スタック壁
    上の前記衝打位置が変わる、請求項1記載のシートスタ
    ック装置。
  3. 【請求項3】 前記シート排出軌道角度を変更する手段
    が、前記トレーに対して排出時のシート排出点の高さも
    変更する、請求項1記載のシートスタック装置。
JP5016309A 1992-03-05 1993-02-03 シートスタック装置 Withdrawn JPH05278917A (ja)

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US07/846,095 US5152515A (en) 1992-03-05 1992-03-05 Variable trajectory document restacking system
US846095 2001-04-30

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JPH05278917A true JPH05278917A (ja) 1993-10-26

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ID=25296928

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US5152515A (en) 1992-10-06

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