JPH0527883A - インピーダンス整合器 - Google Patents

インピーダンス整合器

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JPH0527883A
JPH0527883A JP18507691A JP18507691A JPH0527883A JP H0527883 A JPH0527883 A JP H0527883A JP 18507691 A JP18507691 A JP 18507691A JP 18507691 A JP18507691 A JP 18507691A JP H0527883 A JPH0527883 A JP H0527883A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
impedance matching
coaxial connector
modular jack
longitudinal direction
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP18507691A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsunori Kitagawa
勝則 北川
Yoshinori Suzuki
義則 鈴木
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】接続した機器からの突出量を小さくする。 【構成】インピーダンス整合回路を内蔵したケース1を
直方体状に形成する。ケース1の長手方向の一方の端面
に、インピーダンス整合回路の不平衡側端子に接続した
同軸コネクタ2を突設する。ケース1の長手方向の他端
部の側面に、インピーダンス整合回路の平衡側端子に接
続したモジュラプラグを挿入するプラグ挿入口3aが開
口したモジュラジャック3を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、同軸ケーブルを伝送媒
体に用いているコンピュータのディジタル通信網におい
て、伝送媒体としてツイストペア線を用いることができ
るように、同軸ケーブルとツイストペア線との間でのイ
ンピーダンス整合を行うようにしたインピーダンス整合
器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、ローカルエリア・ネットワー
ク等のコンピュータ間のディジタル通信では、伝送媒体
として同軸ケーブルを用いたものが多い。同軸ケーブル
は、比較的曲がりにくいものであるから、配線施工が面
倒であり、ツイストペア線に比較して高価であるという
問題がある。
【0003】一方、同軸ケーブルに比較してツイストペ
ア線は、曲がりやすい上に安価であるから、コンピュー
タの伝送経路にツイストペア線を用いることが考えられ
ている。しかしながら、コンピュータの接続部には同軸
コネクタが採用されているから、ツイストペア線を用い
る場合には、インピーダンスを整合させるとともに、電
線接続器の形状を変換することが要求される。このよう
な要求を満たすために、コンピュータ等の同軸コネクタ
に接続される同軸コネクタと、ツイストペア線に接続し
たモジュラプラグに接続されるモジュラジャックとをケ
ースに設け、同軸コネクタとモジュラジャックとの間
に、インピーダンスを整合させるインピーダンス整合回
路を接続したインピーダンス整合器が考えられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種のイ
ンピーダンス整合器としては、図7に示すように、ケー
ス1が直方体状に形成され、長手方向の一端面に同軸コ
ネクタ2が突設され、長手方向の他端面にモジュラジャ
ック3が露出する形式のものが考えられている。しかし
ながら、このような形状のインピーダンス整合器Aを用
いると、図8に示すように、インピーダンス整合器Aの
コンピュータBからの突出量が大きくなるものであるか
ら、コンピュータBの背面に配線カバーCを取り付ける
ことができなくなり、多数のケーブルが露出して見苦し
いという問題が生じる。
【0005】一方、このような問題を解決するために、
図9に示すように、インピーダンス整合器Aとコンピュ
ータBとの間を同軸ケーブル6を介して接続することも
考えられている。しかしながら、この構成では、ケース
1が配線カバーCから露出しているから外観を損なうと
いう問題が生じる。また、同軸ケーブル6が余分に必要
であるから、コスト高につながるという問題がある。
【0006】本発明は上記問題点の解決を目的とするも
のであり、配線カバーの中にケースを収めることができ
るようにして、接続状態の外観を美麗にするとともに、
余分な同軸ケーブルを用いる必要がなく比較的低価格で
提供できるようにしたインピーダンス整合器を提供しよ
うとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、コンピュータ
のディジタル通信用の同軸ケーブルに接続されたコネク
タが着脱自在に結合される同軸コネクタと、ツイストペ
ア線に接続されたモジュラプラグが着脱自在に結合され
るモジュラジャックと、同軸コネクタとモジュラジャッ
クとの間でインピーダンスを整合させるインピーダンス
整合回路とをケースに設けたことを共通の構成としてい
るものである。
【0008】請求項1の発明では、ケースは、直方体状
に形成されていて、長手方向の一方の端面に同軸コネク
タが露出し、上記端面に隣合う一面の長手方向の他端部
にモジュラジャックが露出する。請求項2の発明では、
ケースは、直方体状に形成されていて、長手方向の一端
部の側面に同軸コネクタが露出し、長手方向の他端部に
モジュラジャックが配設されている。
【0009】
【作用】請求項1の構成によれば、ケースが直方体状で
あって、ケースの長手方向の一方の端面に同軸コネクタ
が露出し、長手方向の他端部ではケースの側面にモジュ
ラジャックが露出するので、同軸コネクタの接続方向と
モジュラジャックの接続方向とが互いに直交することに
なり、同軸コネクタとモジュラジャックとの接続方向が
ケースの長手方向である従来例に比較すれば、モジュラ
ジャックに接続されるモジュラプラグのケースからの突
出寸法だけ、コンピュータ等の機器からの突出寸法を従
来よりも小さくすることができるのである。
【0010】請求項2の構成によれば、ケースが直方体
状であって、ケースの長手方向の側面に同軸コネクタが
露出し、ケースの長手方向の他端部にモジュラジャック
が配設されているので、ケースの長手方向がコンピュー
タの外周面に沿う方向となってコンピュータ等の機器か
らの突出寸法を従来よりも大幅に小さくすることができ
るのである。
【0011】
【実施例】
(実施例1)図1に示すように、ケース1は直方体状で
あって、長手方向の一方の端面に同軸コネクタ2が突設
される。同軸コネクタ2には、たとえばBNC型のもの
を用いることができ、必要に応じて、プラグ型とレセプ
タクル型とのいずれかが用いられる。一方、同軸コネク
タ2を突設した端面に直交する側面であって、ケース1
の長手方向の他端部にはモジュラジャック3のプラグ挿
入口3aが開口する。モジュラジャック3には、たとえ
ば8極8芯型のものを用いる。
【0012】この構成によれば、同軸コネクタ2の接続
方向とモジュラジャック3の接続方向とが直交するか
ら、従来構成に比較すれば、モジュラプラグがケースか
ら突出する寸法の分だけ、コンピュータ等の接続機器か
らの突出寸法が小さくなるのである。ところで、ケース
1内にはインピーダンス整合回路4を構成する部品が実
装される。インピーダンス整合回路4は、接続すべきコ
ンピュータの機種に応じて設計される。すなわち、富士
通Kシリーズでは、伝送媒体に125Ωの同軸ケーブル
を用いているから、100Ωのツイストペア線を用いる
とすれば、図2に示すような回路構成とする。ここで、
不平衡端子T1 に同軸コネクタ2を接続し、平衡端子T
2 にモジュラジャック3を接続する。各巻線n1 ,n2
の巻比は20:20であり、各抵抗R1 ,R2 ,R3
それぞれ15Ω,15Ω,560Ωと設定すればよい。
また、富士通Mシリーズでは、93Ωの同軸ケーブルを
用いるから、同じ巻線n1 ,n2 を用いて抵抗R1 ,R
2 ,R3 をそれぞれ10Ω,27Ω,270Ωと設定す
ればよい。ここに、巻線n1 ,n2 は、円環状のトロイ
ダルコアに巻装される。一方、IBM5080シリーズ
では、75Ωの同軸ケーブルを用いているから、100
Ωのツイストペア線を用いるために、図3に示すよう
に、平衡側端子T2 の巻線n2 にセンタタップを有する
ものを用い、巻線n1 ,n2 の巻比を12:14とすれ
ばよい。ここにおいて、不平衡側端子T1 と平衡側端子
2 とを結ぶ方向を、ケース1の長手方向とするように
部品を配置するのが普通である。
【0013】(実施例2)本実施例では、図4に示すよ
うに、ケース1の長手方向の一端部の側面に同軸コネク
タ2が突設され、ケース1の長手方向の他端部の側面で
あって同軸コネクタ2を設けた側面の背面側になる側面
にモジュラジャック3のプラグ挿入口3aを開口させて
いる。この構成では、同軸コネクタ2とモジュラジャッ
ク3との接続方向がいずれもケース1の長手方向に直交
する方向であるから、コンピュータ等の機器からの突出
寸法が従来よりも大幅に小さくなるのである。他の構成
は実施例1と同様である。
【0014】(実施例3)本実施例では、図5に示すよ
うに、ケース1の長手方向の一端部の側面に同軸コネク
タ2が突設され、ケース1の長手方向の端面にモジュラ
ジャック3のプラグ挿入口3aを開口させている。この
構成では、実施例2の構成に比較して、同軸コネクタ2
の突出方向について、ケース1からのモジュラプラグの
突出寸法分だけコンピュータ等の機器からの突出量を小
さくすることができるのである。他の構成は実施例1と
同様である。
【0015】上記構成のインピーダンス整合器Aは、た
とえば、図6に示すように、コンピュータBの背面の同
軸コネクタに同軸コネクタ2を接続して使用され、モジ
ュラジャック3には、伝送媒体であるツイストペア線5
に接続されたモジュラプラグが接続される。この場合、
コンピュータBからのケース1の突出寸法は大幅に小さ
くすることができるから、配線カバーCを取り付けて外
観を美麗にし、かつ、インピーダンス整合器Aにほこり
が付着したり、他の部材が衝突したりするのを防止する
ことができるのである。また、余分な同軸ケーブルを必
要としないから、低コストで提供できるのである。
【0016】
【発明の効果】請求項1の発明は、ケースが直方体状で
あって、ケースの長手方向の一方の端面に同軸コネクタ
が露出し、長手方向の他端部ではケースの側面にモジュ
ラジャックが露出するので、同軸コネクタの接続方向と
モジュラジャックの接続方向とが互いに直交することに
なり、同軸コネクタとモジュラジャックとの接続方向が
ケースの長手方向である従来例に比較すれば、モジュラ
ジャックに接続されるモジュラプラグのケースからの突
出寸法だけ、コンピュータ等の機器からの突出寸法を従
来よりも小さくすることができるという利点がある。
【0017】請求項2の発明は、ケースが直方体状であ
って、ケースの長手方向の側面に同軸コネクタが露出
し、ケースの長手方向の他端部にモジュラジャックが配
設されているので、ケースの長手方向がコンピュータの
外周面に沿う方向となってコンピュータ等の機器からの
突出寸法を従来よりも大幅に小さくすることができると
いう効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1を示す斜視図である。
【図2】実施例に用いるインピーダンス整合回路の一例
を示す回路図である。
【図3】実施例に用いるインピーダンス整合回路の他例
を示す回路図である。
【図4】実施例2を示す斜視図である。
【図5】実施例3を示す斜視図である。
【図6】実施例の使用状態を示す概略図である。
【図7】従来例を示す斜視図である。
【図8】従来の使用状態を示す概略図である。
【図9】従来例の他の使用状態を示す概略図である。
【符号の説明】
1 ケース 2 同軸コネクタ 3 モジュラジャック 4 インピーダンス整合回路 5 ツイストペア線

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータのディジタル通信用の同軸
    ケーブルに接続されたコネクタが着脱自在に結合される
    同軸コネクタと、ツイストペア線に接続されたモジュラ
    プラグが着脱自在に結合されるモジュラジャックと、同
    軸コネクタとモジュラジャックとの間でインピーダンス
    を整合させるインピーダンス整合回路とをケースに設け
    たインピーダンス整合器において、ケースは、直方体状
    に形成されていて、長手方向の一方の端面に同軸コネク
    タが露出し、上記端面に隣合う一面の長手方向の他端部
    にモジュラジャックが露出することを特徴とするインピ
    ーダンス整合器。
  2. 【請求項2】 コンピュータのディジタル通信用の同軸
    ケーブルに接続されたコネクタが着脱自在に結合される
    同軸コネクタと、ツイストペア線に接続されたモジュラ
    プラグが着脱自在に結合されるモジュラジャックと、同
    軸コネクタとモジュラジャックとの間でインピーダンス
    を整合させるインピーダンス整合回路とをケースに設け
    たインピーダンス整合器において、ケースは、直方体状
    に形成されていて、長手方向の一端部の側面に同軸コネ
    クタが露出し、長手方向の他端部にモジュラジャックが
    配設されて成ることを特徴とするインピーダンス整合
    器。
JP18507691A 1991-07-25 1991-07-25 インピーダンス整合器 Withdrawn JPH0527883A (ja)

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JP18507691A JPH0527883A (ja) 1991-07-25 1991-07-25 インピーダンス整合器

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JP18507691A JPH0527883A (ja) 1991-07-25 1991-07-25 インピーダンス整合器

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JPH0527883A true JPH0527883A (ja) 1993-02-05

Family

ID=16164401

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18507691A Withdrawn JPH0527883A (ja) 1991-07-25 1991-07-25 インピーダンス整合器

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