JP3004541B2 - ベースバンドビデオ信号送信用自動トランス装置 - Google Patents
ベースバンドビデオ信号送信用自動トランス装置Info
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- JP3004541B2 JP3004541B2 JP6165829A JP16582994A JP3004541B2 JP 3004541 B2 JP3004541 B2 JP 3004541B2 JP 6165829 A JP6165829 A JP 6165829A JP 16582994 A JP16582994 A JP 16582994A JP 3004541 B2 JP3004541 B2 JP 3004541B2
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-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B10/00—Transmission systems employing electromagnetic waves other than radio-waves, e.g. infrared, visible or ultraviolet light, or employing corpuscular radiation, e.g. quantum communication
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N7/00—Television systems
- H04N7/10—Adaptations for transmission by electrical cable
- H04N7/108—Adaptations for transmission by electrical cable the cable being constituted by a pair of wires
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03H—IMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
- H03H7/00—Multiple-port networks comprising only passive electrical elements as network components
- H03H7/42—Networks for transforming balanced signals into unbalanced signals and vice versa, e.g. baluns
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- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
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- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
- Dc Digital Transmission (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ベースバンドビデオ信
号の伝送に関する。
号の伝送に関する。
【0002】
【従来技術の説明】ベースバンドビデオ信号は、事務所
内の机の上まで伝送して、安全をモニターしたり、工場
の生産ラインをモニターしたり、テレビ会議を行ったり
する為に、必要である。このような情報は、通常、シー
ルドされたワイヤケーブル、または、光ファイバケーブ
ルを設置する必要がある。しかし、更に経済的な方法と
しては、これらの構内に既に設置されている電話システ
ムのアナログ音声信号を伝送するのに用いられる未シー
ルドのツイストペアケーブルを用いることである。この
ようなビデオ信号の伝送は、すでに、AT&T社のSyst
imax(登録商標) Premises Distribution System Comp
onents Guide No.3726C(1990年12月)
で提供されている。
内の机の上まで伝送して、安全をモニターしたり、工場
の生産ラインをモニターしたり、テレビ会議を行ったり
する為に、必要である。このような情報は、通常、シー
ルドされたワイヤケーブル、または、光ファイバケーブ
ルを設置する必要がある。しかし、更に経済的な方法と
しては、これらの構内に既に設置されている電話システ
ムのアナログ音声信号を伝送するのに用いられる未シー
ルドのツイストペアケーブルを用いることである。この
ようなビデオ信号の伝送は、すでに、AT&T社のSyst
imax(登録商標) Premises Distribution System Comp
onents Guide No.3726C(1990年12月)
で提供されている。
【0003】最近の提案としては、合成したベースバン
ドビデオ信号をツイストワイヤペアを介して、アクティ
ブ要素を用いて、伝送して位相の遅延を補償しようとす
るものである。(米国特許第5,130,793号を参
照のこと)
ドビデオ信号をツイストワイヤペアを介して、アクティ
ブ要素を用いて、伝送して位相の遅延を補償しようとす
るものである。(米国特許第5,130,793号を参
照のこと)
【0004】さらに、経済的な方法としては、活性要素
を使用するのではなく、受動要素を用いて、ツイストペ
アケーブル上に、ビデオ信号を乗せることである。
を使用するのではなく、受動要素を用いて、ツイストペ
アケーブル上に、ビデオ信号を乗せることである。
【0005】複数の非同期ビデオチャネルを、同一のケ
ーブルシースを共有するツイストワイヤペアを介して伝
送することは、静電界のクロストークを引き起こすとい
う問題があり、この問題は、ビデオ信号によるバランス
のとれていない電圧条件に起因して、隣接するワイヤペ
ア対でクロストークが発生する。自動装置を用いて結合
するアプローチは、信号をバランスさせるために、トラ
ンスが必要である。しかし、このようなトランスは、ビ
デオバンド幅の低域で存在する電子信号を通過させる必
要がある。
ーブルシースを共有するツイストワイヤペアを介して伝
送することは、静電界のクロストークを引き起こすとい
う問題があり、この問題は、ビデオ信号によるバランス
のとれていない電圧条件に起因して、隣接するワイヤペ
ア対でクロストークが発生する。自動装置を用いて結合
するアプローチは、信号をバランスさせるために、トラ
ンスが必要である。しかし、このようなトランスは、ビ
デオバンド幅の低域で存在する電子信号を通過させる必
要がある。
【0006】米国特許第3,731,237号は、ブロ
ードバンドの信号の伝送用に3層の巻回を有する自動ト
ランスを用いることを提案しているが、このトランス
は、電子信号を通過させることができない。
ードバンドの信号の伝送用に3層の巻回を有する自動ト
ランスを用いることを提案しているが、このトランス
は、電子信号を通過させることができない。
【0007】また、米国特許第4,885,747号
は、3個の巻回を有するトランスを用いて、ブロードバ
ンドビデオ信号とベースバンドデータ信号とを、シール
ドされたツイストペアケーブルに結合している。このベ
ースバンド部分は、共通モードチョークを利用し、その
特性により、信号の電圧部分はバランスさせていない。
信号の電流部分のみが、バランスして、電磁界(静電界
ではなく)に起因するクロストークの量を軽減してい
る。
は、3個の巻回を有するトランスを用いて、ブロードバ
ンドビデオ信号とベースバンドデータ信号とを、シール
ドされたツイストペアケーブルに結合している。このベ
ースバンド部分は、共通モードチョークを利用し、その
特性により、信号の電圧部分はバランスさせていない。
信号の電流部分のみが、バランスして、電磁界(静電界
ではなく)に起因するクロストークの量を軽減してい
る。
【0008】米国特許第5,010,399号は、3個
の巻回を有するトランスを用いて、ベースバンドビデオ
信号を変調し、音声信号と同一のツイストワイヤペアを
共有している。
の巻回を有するトランスを用いて、ベースバンドビデオ
信号を変調し、音声信号と同一のツイストワイヤペアを
共有している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、非同期のベースバンドビデオ信号を、ケーブルシー
スを共有する、個別のツイストワイヤペアに結合するト
ランス装置を提供することである。
は、非同期のベースバンドビデオ信号を、ケーブルシー
スを共有する、個別のツイストワイヤペアに結合するト
ランス装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の装置は、特許請
求の範囲に記載したとうりである。
求の範囲に記載したとうりである。
【0011】
【実施例】図1は、本発明による一実施例を示す図で、
複数の非同期ビデオチャネルこの実施例では3個のチャ
ネルを、単一のケーブルシース内に含まれる個別のツイ
ストワイヤペアを介して、伝送する装置が開示されてい
る。ビデオ送受信機10は、3個のアナログベースバン
ドビデオチャネルを、入出力11、入出力12、入出力
13で生成、あるいは受信する。各入出力11、入出力
12、入出力13は、対応する標準同軸ケーブル14、
標準同軸ケーブル17、標準同軸ケーブル18にそれぞ
れ電気的に接続されている。
複数の非同期ビデオチャネルこの実施例では3個のチャ
ネルを、単一のケーブルシース内に含まれる個別のツイ
ストワイヤペアを介して、伝送する装置が開示されてい
る。ビデオ送受信機10は、3個のアナログベースバン
ドビデオチャネルを、入出力11、入出力12、入出力
13で生成、あるいは受信する。各入出力11、入出力
12、入出力13は、対応する標準同軸ケーブル14、
標準同軸ケーブル17、標準同軸ケーブル18にそれぞ
れ電気的に接続されている。
【0012】各標準同軸ケーブル14、標準同軸ケーブ
ル17は、標準のBNCプラグにより終端される。かく
して、標準同軸ケーブル14は、プラグ15、プラグ1
6により、標準同軸ケーブル17は、プラグ19、プラ
グ20により、標準同軸ケーブル18は、プラグ21、
プラグ22により終端される。
ル17は、標準のBNCプラグにより終端される。かく
して、標準同軸ケーブル14は、プラグ15、プラグ1
6により、標準同軸ケーブル17は、プラグ19、プラ
グ20により、標準同軸ケーブル18は、プラグ21、
プラグ22により終端される。
【0013】アダプタ30は、ポート31、ポート3
2、ポート33からなる第1セットを有し、この第1セ
ットは、標準同軸ケーブル14、標準同軸ケーブル1
7、標準同軸ケーブル18のプラグ16、プラグ20、
プラグ22に電気的に係合し、受信できる標準の受信口
である。アダプタ30の他端には、出力ポート、この実
施例では単一のモジュラージャック34が配置され、こ
のモジュラージャック34は、モジュラープラグ35と
電気的に係合して信号を受信、あるいは、送信する。す
なわち、モジュラージャック34は、少なくとも3個の
電気的ピンの対を有し、各対は、ポート31−ポート3
3の一つに接続される。この実施例においては、標準の
8ピンモジュラージャックが採用されている。
2、ポート33からなる第1セットを有し、この第1セ
ットは、標準同軸ケーブル14、標準同軸ケーブル1
7、標準同軸ケーブル18のプラグ16、プラグ20、
プラグ22に電気的に係合し、受信できる標準の受信口
である。アダプタ30の他端には、出力ポート、この実
施例では単一のモジュラージャック34が配置され、こ
のモジュラージャック34は、モジュラープラグ35と
電気的に係合して信号を受信、あるいは、送信する。す
なわち、モジュラージャック34は、少なくとも3個の
電気的ピンの対を有し、各対は、ポート31−ポート3
3の一つに接続される。この実施例においては、標準の
8ピンモジュラージャックが採用されている。
【0014】コード36は、標準の未シールドシールド
していないツイストペアコードで、少なくとも3個のツ
イストペアを有し、その反対端には、モジュラープラグ
35、モジュラープラグ37を有する。モジュラープラ
グ35は、アダプタ30のモジュラージャック34と適
合する。モジュラープラグ37は、モジュラージャック
38と適合し、このモジュラージャック38は、ビルの
壁に取り付けられた情報出力装置39の一部である。情
報出力装置39は、ビデオ信号を4対ケーブル40の個
別のツイストペアに入力し、この4対ケーブル40は、
ビル内に配置されている。この情報出力装置39は、A
T&T社のSystimax登録商標 PremisesDistribution Sy
stem の標準の一部である。AT&T社のSystimax登録
商標 Premises Distribution System Components Guide
No.3726C 1990年12月 3〜10ペー
ジを参照のこと
していないツイストペアコードで、少なくとも3個のツ
イストペアを有し、その反対端には、モジュラープラグ
35、モジュラープラグ37を有する。モジュラープラ
グ35は、アダプタ30のモジュラージャック34と適
合する。モジュラープラグ37は、モジュラージャック
38と適合し、このモジュラージャック38は、ビルの
壁に取り付けられた情報出力装置39の一部である。情
報出力装置39は、ビデオ信号を4対ケーブル40の個
別のツイストペアに入力し、この4対ケーブル40は、
ビル内に配置されている。この情報出力装置39は、A
T&T社のSystimax登録商標 PremisesDistribution Sy
stem の標準の一部である。AT&T社のSystimax登録
商標 Premises Distribution System Components Guide
No.3726C 1990年12月 3〜10ペー
ジを参照のこと
【0015】アダプタ30の詳細を図2に示す。ポート
31、ポート32、ポート33は、それぞれA、B、C
として指示される個別のビデオチャネルを受信し、この
実施例においては、標準のBNCメス型同軸コネクタを
有する。しかし、他の適当なコネクタを採用することも
できる。ポート31の信号部分は、定位置の1次巻線の
端部に結合される。一方、ポート31の設置部分は、定
位置の2次巻線の端部に接続される。この巻線の反対部
分は、モジュラージャック34の適当なピン7、8に接
続される。
31、ポート32、ポート33は、それぞれA、B、C
として指示される個別のビデオチャネルを受信し、この
実施例においては、標準のBNCメス型同軸コネクタを
有する。しかし、他の適当なコネクタを採用することも
できる。ポート31の信号部分は、定位置の1次巻線の
端部に結合される。一方、ポート31の設置部分は、定
位置の2次巻線の端部に接続される。この巻線の反対部
分は、モジュラージャック34の適当なピン7、8に接
続される。
【0016】同様に、ポート32の信号部分は、T2の
1次巻線の一端に接続され、ポート32の設置線は、T
2の2次巻線の一端に接続される。T2の巻線の他端は、
モジュラージャックの適当なピン6と3に接続される。
同様にして、アダプタ30の信号部分は、T3の1次巻
線の端部に接続され、設置線は、T3の2次巻線の一端
に接続される。T3の巻線の他端は、モジュラージャッ
ク34の適当なピン2と1に接続され、モジュラージャ
ックの4、5は、この実施例では使用されていない。
1次巻線の一端に接続され、ポート32の設置線は、T
2の2次巻線の一端に接続される。T2の巻線の他端は、
モジュラージャックの適当なピン6と3に接続される。
同様にして、アダプタ30の信号部分は、T3の1次巻
線の端部に接続され、設置線は、T3の2次巻線の一端
に接続される。T3の巻線の他端は、モジュラージャッ
ク34の適当なピン2と1に接続され、モジュラージャ
ックの4、5は、この実施例では使用されていない。
【0017】T1、T2、T3は、全て同一でも良く、本
発明によれば、図3に示すような構造をしている。同図
に示すように、各トランスは、3個の巻回N1、N2、N
3を有する。N1、N2は、1次巻線を形成し、N2、N3
は、2次巻線を形成する。すなわち、N2は、1次巻線
と2次巻線の両方にとって共通のものである。トランス
の公知の原理によれば、巻線は直列に接続されて、単一
の磁気コア41、42の周囲に巻回される。N1の一端
は、ビデオソースVSによりあらわされる入力ビデオ信
号に接続される。このビデオソースVSと、巻回N1、N
2の間に接続された抵抗R1は、ビデオソースのインピー
ダンスこの実施例においては約75オームをあらわす。
N1の他端は、N2の一端に接続され、トランスの出力に
接続される入出力13にも接続される。
発明によれば、図3に示すような構造をしている。同図
に示すように、各トランスは、3個の巻回N1、N2、N
3を有する。N1、N2は、1次巻線を形成し、N2、N3
は、2次巻線を形成する。すなわち、N2は、1次巻線
と2次巻線の両方にとって共通のものである。トランス
の公知の原理によれば、巻線は直列に接続されて、単一
の磁気コア41、42の周囲に巻回される。N1の一端
は、ビデオソースVSによりあらわされる入力ビデオ信
号に接続される。このビデオソースVSと、巻回N1、N
2の間に接続された抵抗R1は、ビデオソースのインピー
ダンスこの実施例においては約75オームをあらわす。
N1の他端は、N2の一端に接続され、トランスの出力に
接続される入出力13にも接続される。
【0018】N2の他端は、Rと並列に接続されたキャ
パシタCの一端に接続され、キャパシタCと抵抗Rの他
端は接地され、かつ、N3に接続される。N3の他端は、
標準同軸ケーブル14に接続され、この標準同軸ケーブ
ル14は、トランスの他の出力に接続される。
パシタCの一端に接続され、キャパシタCと抵抗Rの他
端は接地され、かつ、N3に接続される。N3の他端は、
標準同軸ケーブル14に接続され、この標準同軸ケーブ
ル14は、トランスの他の出力に接続される。
【0019】抵抗R2が、入出力13と標準同軸ケーブ
ル14の間に接続されて、これは、ツイストペアケーブ
ル図1の40のインピーダンスとなり、通常、100オ
ームの値を有する。
ル14の間に接続されて、これは、ツイストペアケーブ
ル図1の40のインピーダンスとなり、通常、100オ
ームの値を有する。
【0020】図3に示したトランスの動作を図4を参照
しながら説明する。図4は、トランスの出力電圧Vを周
波数fの関数としてあらわす。出力は、二つの部分に分
解できる。直列共鳴周波数f0以下の部分は、R´+XC
として、キャパシタと抵抗Rの抵抗値R´のインピーダ
ンスは、出力を制御し、一方、直列共振周波数f0以上
の部分は、XLとしてインダクタのインピーダンスが出
力信号を制御する。かくして、電子入力に対しては、キ
ャパシタCは、開回路として機能し、抵抗Rが電圧分割
器として機能して、その結果、電子信号は、入出力13
に出力される。しかし、直列共振周波数f0以上の周波
数においては、トランスの出力は、導体43、導体44
上のバランスした出力+V/2,−V/2としてあらわ
れる。それは、N2とN3は、等数の巻回を有し、その接
地線は、N2とN3の間で、対称的に配置されるからであ
る。この高周波数においては、Cは、短絡回路として機
能し、Rを無視する取り外す。
しながら説明する。図4は、トランスの出力電圧Vを周
波数fの関数としてあらわす。出力は、二つの部分に分
解できる。直列共鳴周波数f0以下の部分は、R´+XC
として、キャパシタと抵抗Rの抵抗値R´のインピーダ
ンスは、出力を制御し、一方、直列共振周波数f0以上
の部分は、XLとしてインダクタのインピーダンスが出
力信号を制御する。かくして、電子入力に対しては、キ
ャパシタCは、開回路として機能し、抵抗Rが電圧分割
器として機能して、その結果、電子信号は、入出力13
に出力される。しかし、直列共振周波数f0以上の周波
数においては、トランスの出力は、導体43、導体44
上のバランスした出力+V/2,−V/2としてあらわ
れる。それは、N2とN3は、等数の巻回を有し、その接
地線は、N2とN3の間で、対称的に配置されるからであ
る。この高周波数においては、Cは、短絡回路として機
能し、Rを無視する取り外す。
【0021】直列共振周波数f0は、1次巻線N1、N2
のインダクタンスLと、キャパシタCのキャパシタンス
C´の開回路によって図式により決定される。
のインダクタンスLと、キャパシタCのキャパシタンス
C´の開回路によって図式により決定される。
【数1】 この直列共振回路のQ品質係数もまた、LとC´とR´
Rの抵抗値によって、図式により決定される。
Rの抵抗値によって、図式により決定される。
【数2】
【0022】共振周波数f0は、できるだけ低い周波数
に設定するのが好ましく、バンド幅の主要部分XL部分
をバランスするのがよい。理想的には、f0は、15.
75kHz水平同期パルスの周波数以下が好ましい。
に設定するのが好ましく、バンド幅の主要部分XL部分
をバランスするのがよい。理想的には、f0は、15.
75kHz水平同期パルスの周波数以下が好ましい。
【0023】1次巻線N1の巻回数は、ビデオソースの
インピーダンスR1が、ケーブルのインピーダンスR2と
マッチするように選択する。出力は、バンド幅の大部分
にわたって、バランスし、インピーダンスはマッチして
いるので、ケーブルシースを共有するツイストワイヤペ
アに伝送されても、さまざまなビデオ信号の間で、最小
のクロストークしかない。
インピーダンスR1が、ケーブルのインピーダンスR2と
マッチするように選択する。出力は、バンド幅の大部分
にわたって、バランスし、インピーダンスはマッチして
いるので、ケーブルシースを共有するツイストワイヤペ
アに伝送されても、さまざまなビデオ信号の間で、最小
のクロストークしかない。
【0024】本発明の一般的な実施例によれば、N1巻
回数は27、N2とN3の巻回数は37である。キャパシ
タCのキャパシタンスC´は、4.7マイクロファラッ
ドで、共鳴周波数f0は、212Hzである。一般的な
応用としては、C´の値は、1.0〜4.7マイクロフ
ァラッドの間で、R´の値は200〜400オームの間
が好ましい。また、コアに対する高透磁率の材料を選択
することにより、1巻回あたりの最も高いインダクタン
スが達成できる。一般的に、この透磁率は、少なくとも
50,000である。
回数は27、N2とN3の巻回数は37である。キャパシ
タCのキャパシタンスC´は、4.7マイクロファラッ
ドで、共鳴周波数f0は、212Hzである。一般的な
応用としては、C´の値は、1.0〜4.7マイクロフ
ァラッドの間で、R´の値は200〜400オームの間
が好ましい。また、コアに対する高透磁率の材料を選択
することにより、1巻回あたりの最も高いインダクタン
スが達成できる。一般的に、この透磁率は、少なくとも
50,000である。
【0025】
【発明の効果】以上述べた本発明の構成により、内部巻
回のキャパシタンスを最小にすることにより、高周波応
答が改善され、トランス装置を小型化できる。
回のキャパシタンスを最小にすることにより、高周波応
答が改善され、トランス装置を小型化できる。
【図1】本発明の一実施例をあらわすブロック図であ
る。
る。
【図2】図1の一部をあらわす回路ブロック図である。
【図3】図2の一部をあらわす回路ブロック図である。
【図4】図3の回路の出力と周波数との関係を表すグラ
フである。
フである。
1、2、3、4、5、6、7、8 ピン 10 ビデオ送受信機 11、12、13 入出力 14、17、18 標準同軸ケーブル 15、16、19、20、21、22 プラグ 30 アダプタ 31、32、33 ポート 34、38 モジュラージャック 35、37 モジュラープラグ 36 コード 39 情報出力装置 40 4対ケーブル 41、42 コア 43、44 導体 T1 第1トランス T2 第2トランス T3 第3トランス N1 巻線 N2 巻線 N3 巻線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭64−71205(JP,A) 特開 平1−233925(JP,A) 特開 昭48−98743(JP,A) 特開 昭48−74709(JP,A) 特開 平7−240652(JP,A) 実開 昭62−98331(JP,U) 米国特許5363068(US,A)
Claims (7)
- 【請求項1】 ベースバンドビデオ信号送信用自動トラ
ンス装置において、 コア(41、42)の周囲に巻回された1次巻線
(N1、N2)と、 前記1次巻線に電気的に直列結合している、前記コア
(41、42)の周囲に巻回された少なくとも2個の2
次巻線(N2、N3)と、 2個の2次巻線(N2、N3)の電気的に隣接する端部の
間に、並列接続されたキャパシタ(C)と抵抗(R)
と、 前記キャパシタと抵抗の一端および、前記2次巻線の一
つの電気的接続点とに接続された接地接続と、 所定周波数以上のビデオ信号に対し、出力電圧をバラン
スさせるために、前記電気的接続端の反対側の、2次巻
線の一端に接続される出力リード(43、44)とから
なることを特徴とするベースバンドビデオ信号送信用自
動トランス装置。 - 【請求項2】 前記キャパシタ(C)のキャパシタンス
は、1.0〜4.7マイクロファラッドの範囲内にあり
前記抵抗(R)の抵抗値は、200〜400オームの範
囲内にあることを特徴とする請求項1の装置。 - 【請求項3】 前記所定の周波数とは、15.75kH
z以下であることを特徴とする請求項1の装置。 - 【請求項4】 前記コア(41、42)の透磁率は、少
なくとも50,000であることを特徴とする請求項1
の装置。 - 【請求項5】 前記1次巻線(N1、N2)の巻回数は、
ビデオソースとツイストペアワイヤケーブルの間の、イ
ンピーダンスマッチを提供できる数であることを特徴と
する請求項1の装置。 - 【請求項6】 前記出力は、ツイストペアワイヤケーブ
ル(40)に接続されることを特徴とする請求項1の装
置。 - 【請求項7】 複数のツイストペアワイヤケーブルを有
するケーブル上に、ベースバンドビデオ信号の、複数の
個別のチャネルを結合するシステムにおいて前記システ
ムは、個別のチャネルと、ツイストペアワイヤケーブル
の一つに電気的に接続される個別の自動トランス
(T1、T2、T3)を有し前記自動トランス(T1、
T2、T3)は、 コア(41、42)の周囲に巻回された1次巻線
(N1、N2)と、 前記1次巻線に電気的に直列結合している、前記コア
(41、42)の周囲に巻回された少なくとも2個の2
次巻線(N2、N3)と、 2個の2次巻線(N2、N3)の電気的に隣接する端部の
間に、並列接続されたキャパシタ(C)と抵抗(R)
と、 前記キャパシタと抵抗の一端および、前記2次巻線の一
つの電気的接続点とに接続された接地接続と、 所定周波数以上のビデオ信号に対し、出力電圧をバラン
スさせるために、前記電気的接続端の反対側の、2次巻
線の一端に接続される出力リード(43、44)とから
なることを特徴とするチャネルを結合するシステム
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