JPH07226271A - 信号線接続用アダプタ装置 - Google Patents
信号線接続用アダプタ装置Info
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- JPH07226271A JPH07226271A JP1678194A JP1678194A JPH07226271A JP H07226271 A JPH07226271 A JP H07226271A JP 1678194 A JP1678194 A JP 1678194A JP 1678194 A JP1678194 A JP 1678194A JP H07226271 A JPH07226271 A JP H07226271A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】接続が比較的に容易な平衡線路を用いて複数の
信号伝送機器同士を接続することのできる信号線接続用
アダプタ装置を提供する。 【構成】このアダプタ装置の器体1は、ボディ2とカバ
ー3とから構成されている。器体1の両端面には、モジ
ュラジャック4のプラグ挿入口5と、丸形コネクタ7の
接続部7aとが露出させてある。器体1内には平衡信号
と不平衡信号とを可逆的に変換する変換回路が実装され
た回路基板11が納装してある。つまり、丸形コネクタ
7から入力または出力される不平衡信号と、モジュラジ
ャック4から入力または出力される平衡信号とを可逆的
に変換できる。したがって、比較的に接続作業が容易な
平衡線路を用いることができるため、配線作業が容易に
なるものである。
信号伝送機器同士を接続することのできる信号線接続用
アダプタ装置を提供する。 【構成】このアダプタ装置の器体1は、ボディ2とカバ
ー3とから構成されている。器体1の両端面には、モジ
ュラジャック4のプラグ挿入口5と、丸形コネクタ7の
接続部7aとが露出させてある。器体1内には平衡信号
と不平衡信号とを可逆的に変換する変換回路が実装され
た回路基板11が納装してある。つまり、丸形コネクタ
7から入力または出力される不平衡信号と、モジュラジ
ャック4から入力または出力される平衡信号とを可逆的
に変換できる。したがって、比較的に接続作業が容易な
平衡線路を用いることができるため、配線作業が容易に
なるものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータ等の信号
伝送機器間に配線される信号伝送用の平衡線路と不平衡
線路とを接続する信号線接続用アダプタ装置に関するも
のである。
伝送機器間に配線される信号伝送用の平衡線路と不平衡
線路とを接続する信号線接続用アダプタ装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、コンピュータ等の複数の信号伝送
機器同士を接続するのには、不平衡線路である同軸ケー
ブルを用いていた。
機器同士を接続するのには、不平衡線路である同軸ケー
ブルを用いていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記構成で
は同軸ケーブルを用いているため、複数の信号伝送機器
同士の接続を変更するような場合に、配線作業の作業性
が悪いという問題があった。本発明は上記問題点の解決
を目的とするものであり、接続が比較的に容易な平衡線
路を用いて複数の信号伝送機器同士を接続することので
きる信号線接続用アダプタ装置を提供しようとするもの
である。
は同軸ケーブルを用いているため、複数の信号伝送機器
同士の接続を変更するような場合に、配線作業の作業性
が悪いという問題があった。本発明は上記問題点の解決
を目的とするものであり、接続が比較的に容易な平衡線
路を用いて複数の信号伝送機器同士を接続することので
きる信号線接続用アダプタ装置を提供しようとするもの
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上記
目的を達成するために、信号伝送用の平衡線路と不平衡
線路とを接続する信号線接続用アダプタ装置であって、
平衡信号と不平衡信号とを可逆的に変換する変換回路が
実装された回路基板を器体内に納装し、器体の一端面に
平衡線路の先端に付設された平衡線路用コネクタが抜差
自在に接続される平衡線路用受側コネクタを備えるとと
もに、他端面に不平衡線路の先端に付設された不平衡線
路用コネクタが抜差自在に接続される不平衡線路用受側
コネクタを備えたことを特徴とする。
目的を達成するために、信号伝送用の平衡線路と不平衡
線路とを接続する信号線接続用アダプタ装置であって、
平衡信号と不平衡信号とを可逆的に変換する変換回路が
実装された回路基板を器体内に納装し、器体の一端面に
平衡線路の先端に付設された平衡線路用コネクタが抜差
自在に接続される平衡線路用受側コネクタを備えるとと
もに、他端面に不平衡線路の先端に付設された不平衡線
路用コネクタが抜差自在に接続される不平衡線路用受側
コネクタを備えたことを特徴とする。
【0005】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、ボディとカバーとから器体を構成し、平衡線路用受
側コネクタ又は不平衡線路用受側コネクタの本体側面に
形成された突条部と、平衡線路用受側コネクタ又は不平
衡線路用受側コネクタが取り付けられる補助板と各々嵌
合する嵌合溝をボディ及びカバーの一方若しくは両方に
設けたことを特徴とする。
て、ボディとカバーとから器体を構成し、平衡線路用受
側コネクタ又は不平衡線路用受側コネクタの本体側面に
形成された突条部と、平衡線路用受側コネクタ又は不平
衡線路用受側コネクタが取り付けられる補助板と各々嵌
合する嵌合溝をボディ及びカバーの一方若しくは両方に
設けたことを特徴とする。
【0006】請求項3の発明は、請求項1又は請求項2
の発明において、平衡線路用受側コネクタと変換回路と
の間の2本の伝送線から成る平衡線路間に双方向性サー
ジアブソーバ要素を並列接続したことを特徴とする。請
求項4の発明は、請求項3記載の発明において、双方向
性サージアブソーバ要素は、ダイオードとツェナーダイ
オードとを逆直列に接続した2組の直列回路を逆並列に
接続して成ることを特徴とする。
の発明において、平衡線路用受側コネクタと変換回路と
の間の2本の伝送線から成る平衡線路間に双方向性サー
ジアブソーバ要素を並列接続したことを特徴とする。請
求項4の発明は、請求項3記載の発明において、双方向
性サージアブソーバ要素は、ダイオードとツェナーダイ
オードとを逆直列に接続した2組の直列回路を逆並列に
接続して成ることを特徴とする。
【0007】請求項5の発明は、請求項1乃至請求項4
記載の発明において、平衡線路用コネクタ及び不平衡線
路用コネクタに具備され平衡線路及び不平衡線路に接続
された信号伝送機器を介して接地される複数の接地用端
子に対応する接地用受側端子を平衡線路用受側コネクタ
及び不平衡線路用受側コネクタにそれぞれ設け、これら
接地用受側端子同士を接続したことを特徴とする。
記載の発明において、平衡線路用コネクタ及び不平衡線
路用コネクタに具備され平衡線路及び不平衡線路に接続
された信号伝送機器を介して接地される複数の接地用端
子に対応する接地用受側端子を平衡線路用受側コネクタ
及び不平衡線路用受側コネクタにそれぞれ設け、これら
接地用受側端子同士を接続したことを特徴とする。
【0008】
【作用】請求項1の発明の構成では、信号伝送用の平衡
線路と不平衡線路とを接続する信号線接続用アダプタ装
置であって、平衡信号と不平衡信号とを可逆的に変換す
る変換回路が実装された回路基板を器体内に納装し、器
体の一端面に平衡線路の先端に付設された平衡線路用コ
ネクタが抜差自在に接続される平衡線路用受側コネクタ
を備えるとともに、他端面に不平衡線路の先端に付設さ
れた不平衡線路用コネクタが抜差自在に接続される不平
衡線路用受側コネクタを備えたので、複数の信号伝送機
器同士を比較的に接続作業が容易な平衡線路によって接
続することができるものである。
線路と不平衡線路とを接続する信号線接続用アダプタ装
置であって、平衡信号と不平衡信号とを可逆的に変換す
る変換回路が実装された回路基板を器体内に納装し、器
体の一端面に平衡線路の先端に付設された平衡線路用コ
ネクタが抜差自在に接続される平衡線路用受側コネクタ
を備えるとともに、他端面に不平衡線路の先端に付設さ
れた不平衡線路用コネクタが抜差自在に接続される不平
衡線路用受側コネクタを備えたので、複数の信号伝送機
器同士を比較的に接続作業が容易な平衡線路によって接
続することができるものである。
【0009】請求項2の発明の構成では、ボディとカバ
ーとから器体を構成し、平衡線路用受側コネクタ又は不
平衡線路用受側コネクタの本体側面に形成された突条部
と、平衡線路用受側コネクタ又は不平衡線路用受側コネ
クタが取り付けられる補助板と各々嵌合する嵌合溝をボ
ディ及びカバーの一方若しくは両方に設けたので、突条
部及び補助板を嵌合溝に嵌合することによって、ボディ
とカバーとで平衡線路用受側コネクタ及び不平衡線路用
受側コネクタとをしっかりと固定することができ、しか
も、組立の際にも位置決めがし易いものである。
ーとから器体を構成し、平衡線路用受側コネクタ又は不
平衡線路用受側コネクタの本体側面に形成された突条部
と、平衡線路用受側コネクタ又は不平衡線路用受側コネ
クタが取り付けられる補助板と各々嵌合する嵌合溝をボ
ディ及びカバーの一方若しくは両方に設けたので、突条
部及び補助板を嵌合溝に嵌合することによって、ボディ
とカバーとで平衡線路用受側コネクタ及び不平衡線路用
受側コネクタとをしっかりと固定することができ、しか
も、組立の際にも位置決めがし易いものである。
【0010】請求項3の発明の構成では、平衡線路用受
側コネクタと変換回路との間の2本の伝送線から成る平
衡線路間に双方向性サージアブソーバ要素を並列接続し
たので、雷等によって平衡線路に発生するサージ電圧か
ら回路素子を保護することができるものである。請求項
4の発明の構成では、双方向性サージアブソーバ要素
は、ダイオードとツェナーダイオードとを逆直列に接続
した2組の直列回路を逆並列に接続して成るので、簡単
な構成で双方向性のサージアブソーバ要素を実現するこ
とができるものである。
側コネクタと変換回路との間の2本の伝送線から成る平
衡線路間に双方向性サージアブソーバ要素を並列接続し
たので、雷等によって平衡線路に発生するサージ電圧か
ら回路素子を保護することができるものである。請求項
4の発明の構成では、双方向性サージアブソーバ要素
は、ダイオードとツェナーダイオードとを逆直列に接続
した2組の直列回路を逆並列に接続して成るので、簡単
な構成で双方向性のサージアブソーバ要素を実現するこ
とができるものである。
【0011】請求項5の発明の構成では、平衡線路用コ
ネクタ及び不平衡線路用コネクタに具備され平衡線路及
び不平衡線路に接続された信号伝送機器を介して接地さ
れる複数の接地用端子に対応する接地用受側端子を平衡
線路用受側コネクタ及び不平衡線路用受側コネクタにそ
れぞれ設け、これら接地用受側端子同士を接続したの
で、複数のグランド線を接続することができ、外来のノ
イズが上記信号伝送機器を介してグランドに落ちるた
め、回路の耐ノイズ特性を向上させることができるもの
である。
ネクタ及び不平衡線路用コネクタに具備され平衡線路及
び不平衡線路に接続された信号伝送機器を介して接地さ
れる複数の接地用端子に対応する接地用受側端子を平衡
線路用受側コネクタ及び不平衡線路用受側コネクタにそ
れぞれ設け、これら接地用受側端子同士を接続したの
で、複数のグランド線を接続することができ、外来のノ
イズが上記信号伝送機器を介してグランドに落ちるた
め、回路の耐ノイズ特性を向上させることができるもの
である。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1乃至図5を参照
して説明する。図1及び図2は、本実施例における信号
線接続用アダプタ装置の構造を示すものであり、このア
ダプタ装置の器体1は、函形に形成されたボディ2と、
ボディ2に結合される函形のカバー3とから構成されて
いる。器体1の長手方向に対向する両端面には、後述す
るモジュラジャック4のプラグ挿入口5が露出するモジ
ュラジャック用開口部6と、丸形コネクタ7の接続部7
aが露出する丸形コネクタ用開口部8とがそれぞれ設け
てある。これらのモジュラジャック用開口部6と丸形コ
ネクタ用開口部8とは、ボディ2及びカバー3の長手方
向の両端面をそれぞれ四角形状と半円形状に切り欠いて
形成されている。
して説明する。図1及び図2は、本実施例における信号
線接続用アダプタ装置の構造を示すものであり、このア
ダプタ装置の器体1は、函形に形成されたボディ2と、
ボディ2に結合される函形のカバー3とから構成されて
いる。器体1の長手方向に対向する両端面には、後述す
るモジュラジャック4のプラグ挿入口5が露出するモジ
ュラジャック用開口部6と、丸形コネクタ7の接続部7
aが露出する丸形コネクタ用開口部8とがそれぞれ設け
てある。これらのモジュラジャック用開口部6と丸形コ
ネクタ用開口部8とは、ボディ2及びカバー3の長手方
向の両端面をそれぞれ四角形状と半円形状に切り欠いて
形成されている。
【0013】本実施例におけるモジュラジャック4は8
極のものであって、四角柱状のジャック本体4aの一端
面にプラグ挿入口5を開口させ、このプラグ挿入口5に
モジュラプラグ(図示せず)を抜差自在に挿入接続する
ようにした周知の構造を持つものである。また、ジャッ
ク本体4aのプラグ挿入口5が開口した面と隣合う両側
側面のプラグ挿入口5近傍には、プラグ挿入口5が開口
したジャック本体4aの端面と略平行に突条部9が突設
してあり、この突条部9と嵌合する嵌合溝10がカバー
3のモジュラジャック用開口部6近傍の内側壁に設けて
ある。そして、このモジュラジャック4は後述する平衡
信号と不平衡信号とを可逆的に変換する変換回路が実装
された回路基板11の長手方向の一端部に実装されるの
である。
極のものであって、四角柱状のジャック本体4aの一端
面にプラグ挿入口5を開口させ、このプラグ挿入口5に
モジュラプラグ(図示せず)を抜差自在に挿入接続する
ようにした周知の構造を持つものである。また、ジャッ
ク本体4aのプラグ挿入口5が開口した面と隣合う両側
側面のプラグ挿入口5近傍には、プラグ挿入口5が開口
したジャック本体4aの端面と略平行に突条部9が突設
してあり、この突条部9と嵌合する嵌合溝10がカバー
3のモジュラジャック用開口部6近傍の内側壁に設けて
ある。そして、このモジュラジャック4は後述する平衡
信号と不平衡信号とを可逆的に変換する変換回路が実装
された回路基板11の長手方向の一端部に実装されるの
である。
【0014】一方、本実施例における丸形コネクタ7
は、3極のバイオネットロック式のコネクタであって、
四角形状の補助板12に穿孔された貫通孔に丸形コネク
タ7の非接続側端部を挿通し、取付ナット13をこの非
接続側端部に螺合して丸形コネクタ7を補助板12に締
め付け固定している。また、丸形コネクタ7の非接続側
端部から突出する3本の端子ピン14には、回路基板1
1から導出されたリード線15が半田付け等の方法で接
続され、丸形コネクタ7がリード線15を介して回路基
板11に電気的に接続されているのである。さらに、ボ
ディ2及びカバー3の丸形コネクタ用開口部8側の端部
には、その内側壁との間に僅かな間隙を設けて隔壁16
が形成されており、この隔壁16は丸形コネクタ用開口
部8を形成する半円形状の切欠と同じ形状に切り欠かれ
ている。すなわち、この隔壁16とボディ2及びカバー
3の内側壁面との間に形成された間隙から成る嵌合用空
所17に、丸形コネクタ7が取り付けられた補助板12
を挿入し、補助板12がボディ2及びカバー3の嵌合用
空所17と嵌合することによって、補助板12をボディ
2とカバー3とでしっかりと固定するとともに、組立の
際には位置決めを行うことができるのである。
は、3極のバイオネットロック式のコネクタであって、
四角形状の補助板12に穿孔された貫通孔に丸形コネク
タ7の非接続側端部を挿通し、取付ナット13をこの非
接続側端部に螺合して丸形コネクタ7を補助板12に締
め付け固定している。また、丸形コネクタ7の非接続側
端部から突出する3本の端子ピン14には、回路基板1
1から導出されたリード線15が半田付け等の方法で接
続され、丸形コネクタ7がリード線15を介して回路基
板11に電気的に接続されているのである。さらに、ボ
ディ2及びカバー3の丸形コネクタ用開口部8側の端部
には、その内側壁との間に僅かな間隙を設けて隔壁16
が形成されており、この隔壁16は丸形コネクタ用開口
部8を形成する半円形状の切欠と同じ形状に切り欠かれ
ている。すなわち、この隔壁16とボディ2及びカバー
3の内側壁面との間に形成された間隙から成る嵌合用空
所17に、丸形コネクタ7が取り付けられた補助板12
を挿入し、補助板12がボディ2及びカバー3の嵌合用
空所17と嵌合することによって、補助板12をボディ
2とカバー3とでしっかりと固定するとともに、組立の
際には位置決めを行うことができるのである。
【0015】そして、上記回路基板11を丸形コネクタ
7とともに器体1内に納装した際に、モジュラジャック
4のプラグ挿入口5が器体1のモジュラジャック用開口
部6から露出するとともに、丸形コネクタ7の接続部7
aが丸形コネクタ用開口部8から露出するものである。
なお、本実施例におけるボディ2とカバー3とは、熱溶
着或いは接着により結合してある。
7とともに器体1内に納装した際に、モジュラジャック
4のプラグ挿入口5が器体1のモジュラジャック用開口
部6から露出するとともに、丸形コネクタ7の接続部7
aが丸形コネクタ用開口部8から露出するものである。
なお、本実施例におけるボディ2とカバー3とは、熱溶
着或いは接着により結合してある。
【0016】次に、図3に基づいて上記回路基板11に
実装された変換回路について説明する。モジュラジャッ
ク4には、後述する4対のツイストペアケーブルから成
る信号伝送線Lnの先端に設けられたモジュラプラグが
挿入接続される。この信号伝送線Lnの4対のツイスト
ペアケーブルの内1対のツイストペアケーブルLn1,
Ln2 が平衡信号伝送用の平衡線路として使用される。
モジュラジャック4の端子41 ,42 を介して上記ツイ
ストペアケーブルLn1 ,Ln2 と接続される信号線L
1 ,L2 間には、ダイオードD1 ,D2 とツェナーダイ
オードZD1 ,ZD2 とをそれぞれ逆直列に接続した2
組の直列回路を逆並列に接続して構成された双方向性の
サージアブソーバ素子21が並列に挿入接続してある。
実装された変換回路について説明する。モジュラジャッ
ク4には、後述する4対のツイストペアケーブルから成
る信号伝送線Lnの先端に設けられたモジュラプラグが
挿入接続される。この信号伝送線Lnの4対のツイスト
ペアケーブルの内1対のツイストペアケーブルLn1,
Ln2 が平衡信号伝送用の平衡線路として使用される。
モジュラジャック4の端子41 ,42 を介して上記ツイ
ストペアケーブルLn1 ,Ln2 と接続される信号線L
1 ,L2 間には、ダイオードD1 ,D2 とツェナーダイ
オードZD1 ,ZD2 とをそれぞれ逆直列に接続した2
組の直列回路を逆並列に接続して構成された双方向性の
サージアブソーバ素子21が並列に挿入接続してある。
【0017】そして、サージアブソーバ素子21の次段
においては、信号線L1 ,L2 にそれぞれバラントラン
スT1 の巻線n1 ,n2 が直列に挿入接続してあり、さ
らに、バラントランスT1 の次段に抵抗R1 〜R3 から
成る対称T形のインピーダンス整合用の四端子回路が挿
入接続され、この四端子回路の次段に丸形コネクタ7が
接続してある。つまり、バラントランスT1 と抵抗R1
〜R3 から成る四端子回路とによって変換回路27を構
成してあり、伝送信号は、変換回路27よりも丸形コネ
クタ7側では不平衡信号であって、逆に変換回路27よ
りもモジュラジャック4側では平衡信号として伝送され
るのである。ここで、変換回路27よりも丸形コネクタ
7側の不平衡側においては、信号線L2 は信号用グラン
ド線となる。また、モジュラジャック4の残りの6極の
内4極の端子43 〜46 は、後述する丸形コネクタ7の
フレームグランド用の端子ピン143 に互いに並列に接
続してあり、バラントランスT1 より丸形コネクタ7側
において信号グランド用の信号線L2 と丸形コネクタ7
のフレームグランド用の端子ピン143 とに並列にサー
ジアブソーバ素子22を接続してある。
においては、信号線L1 ,L2 にそれぞれバラントラン
スT1 の巻線n1 ,n2 が直列に挿入接続してあり、さ
らに、バラントランスT1 の次段に抵抗R1 〜R3 から
成る対称T形のインピーダンス整合用の四端子回路が挿
入接続され、この四端子回路の次段に丸形コネクタ7が
接続してある。つまり、バラントランスT1 と抵抗R1
〜R3 から成る四端子回路とによって変換回路27を構
成してあり、伝送信号は、変換回路27よりも丸形コネ
クタ7側では不平衡信号であって、逆に変換回路27よ
りもモジュラジャック4側では平衡信号として伝送され
るのである。ここで、変換回路27よりも丸形コネクタ
7側の不平衡側においては、信号線L2 は信号用グラン
ド線となる。また、モジュラジャック4の残りの6極の
内4極の端子43 〜46 は、後述する丸形コネクタ7の
フレームグランド用の端子ピン143 に互いに並列に接
続してあり、バラントランスT1 より丸形コネクタ7側
において信号グランド用の信号線L2 と丸形コネクタ7
のフレームグランド用の端子ピン143 とに並列にサー
ジアブソーバ素子22を接続してある。
【0018】上記変換回路の動作について説明すると、
モジュラジャック4を介して信号線L1 ,L2 を伝送さ
れる平衡信号は、バラントランスT1 によって不平衡信
号に変換されて丸形コネクタ7を介して外部に出力さ
れ、逆に、丸形コネクタ7を介して信号線L1 ,L2 を
伝送される不平衡信号が平衡信号に変換されてモジュラ
ジャック4を介してツイストペアケーブルから成る信号
伝送線Lnに出力されるのである。ここで、バラントラ
ンスT1 とモジュラジャック4との間に双方向性のサー
ジアブソーバ素子21を接続してあり、サージアブソー
バ素子21はその両端電圧を一定電圧以下に制限するよ
うに動作するので、雷等により生じたサージ電圧が信号
伝送線Ln若しくは丸形コネクタ7に接続される不平衡
線路から変換回路に伝わるのを防止して、回路素子を保
護することができるのである。また、本実施例において
は、信号グランド用の信号線L2 と丸形コネクタ7のフ
レームグランド用の端子ピン143 とに並列にサージア
ブソーバ素子22を接続してあるため、このサージアブ
ソーバ素子22がサージ電流の流出経路となり、変換回
路をサージ電圧から保護することができるとともに、平
衡線路の平衡度が下がることがないものである。
モジュラジャック4を介して信号線L1 ,L2 を伝送さ
れる平衡信号は、バラントランスT1 によって不平衡信
号に変換されて丸形コネクタ7を介して外部に出力さ
れ、逆に、丸形コネクタ7を介して信号線L1 ,L2 を
伝送される不平衡信号が平衡信号に変換されてモジュラ
ジャック4を介してツイストペアケーブルから成る信号
伝送線Lnに出力されるのである。ここで、バラントラ
ンスT1 とモジュラジャック4との間に双方向性のサー
ジアブソーバ素子21を接続してあり、サージアブソー
バ素子21はその両端電圧を一定電圧以下に制限するよ
うに動作するので、雷等により生じたサージ電圧が信号
伝送線Ln若しくは丸形コネクタ7に接続される不平衡
線路から変換回路に伝わるのを防止して、回路素子を保
護することができるのである。また、本実施例において
は、信号グランド用の信号線L2 と丸形コネクタ7のフ
レームグランド用の端子ピン143 とに並列にサージア
ブソーバ素子22を接続してあるため、このサージアブ
ソーバ素子22がサージ電流の流出経路となり、変換回
路をサージ電圧から保護することができるとともに、平
衡線路の平衡度が下がることがないものである。
【0019】また、モジュラジャック4の平衡線路以外
の残りの6極の内4極の端子43 〜46 は、丸形コネク
タ7のフレームグランド用の端子ピン143 に互いに並
列に接続してあり、上記4極の端子43 〜46 に対応し
た信号伝送線Ln3 〜Ln6及び丸形コネクタ7のフレ
ームグランド用の端子ピン143 に対応した不平衡線路
は、保安用グランドとして信号伝送機器のフレームを介
して接地されるものであるから、外来のノイズは上記保
安用のグランドに落ちることになる。よって、外来のノ
イズに対する耐ノイズ特性を向上させることができるの
である。
の残りの6極の内4極の端子43 〜46 は、丸形コネク
タ7のフレームグランド用の端子ピン143 に互いに並
列に接続してあり、上記4極の端子43 〜46 に対応し
た信号伝送線Ln3 〜Ln6及び丸形コネクタ7のフレ
ームグランド用の端子ピン143 に対応した不平衡線路
は、保安用グランドとして信号伝送機器のフレームを介
して接地されるものであるから、外来のノイズは上記保
安用のグランドに落ちることになる。よって、外来のノ
イズに対する耐ノイズ特性を向上させることができるの
である。
【0020】図4に示すように、信号伝送線Lnにより
本実施例の信号線接続用アダプタ装置Aと接続される信
号伝送機器23においては、平衡信号伝送用のツイスト
ペアケーブルLn1 ,Ln2 に接続された信号線L3 ,
L4 間にダイオードとツェナーダイオードとから成るサ
ージアブソーバ素子21を挿入接続し、その次段にノイ
ズ除去用のコモンモードチョークコイルTcが接続して
ある。さらに、コモンモードチョークコイルTcの次段
にバラントランスT1 と抵抗R1 〜R3 から成る四端子
回路とが接続してあり、信号線L4 は信号グランドSG
として接地してある。また、信号線L4 と、フレームグ
ランドFG用に用いられる信号線L5 との間にもサージ
アブソーバ素子22が接続してある。ここで、信号線L
5 は保安用のために信号伝送機器23の接地されたフレ
ーム等に接続してある。
本実施例の信号線接続用アダプタ装置Aと接続される信
号伝送機器23においては、平衡信号伝送用のツイスト
ペアケーブルLn1 ,Ln2 に接続された信号線L3 ,
L4 間にダイオードとツェナーダイオードとから成るサ
ージアブソーバ素子21を挿入接続し、その次段にノイ
ズ除去用のコモンモードチョークコイルTcが接続して
ある。さらに、コモンモードチョークコイルTcの次段
にバラントランスT1 と抵抗R1 〜R3 から成る四端子
回路とが接続してあり、信号線L4 は信号グランドSG
として接地してある。また、信号線L4 と、フレームグ
ランドFG用に用いられる信号線L5 との間にもサージ
アブソーバ素子22が接続してある。ここで、信号線L
5 は保安用のために信号伝送機器23の接地されたフレ
ーム等に接続してある。
【0021】さらに、抵抗R1 〜R3 から成る四端子回
路の次段に、抵抗R4 とコンデンサC1 とをそれぞれ並
列に接続し、その次段に抵抗R5 とコンデンサC2 とを
信号線L3 ,L4 に各々接続して両信号線L3 ,L4 を
一点で信号受信用のレシーバ25に入力している。ま
た、抵抗R4 の両端にレシーバ25と並列に信号送信用
のドライバ26が接続してある。すなわち、この信号伝
送機器23は、信号線接続用アダプタ装置Aを通って伝
送されてくる平衡信号を内部において不平衡信号に変換
し、レシーバ25によりその不平衡信号を受信するとと
もに、ドライバ26から送信される不平衡信号を内部に
おいて平衡信号に変換して信号線接続用アダプタ装置A
に伝送しているのである。
路の次段に、抵抗R4 とコンデンサC1 とをそれぞれ並
列に接続し、その次段に抵抗R5 とコンデンサC2 とを
信号線L3 ,L4 に各々接続して両信号線L3 ,L4 を
一点で信号受信用のレシーバ25に入力している。ま
た、抵抗R4 の両端にレシーバ25と並列に信号送信用
のドライバ26が接続してある。すなわち、この信号伝
送機器23は、信号線接続用アダプタ装置Aを通って伝
送されてくる平衡信号を内部において不平衡信号に変換
し、レシーバ25によりその不平衡信号を受信するとと
もに、ドライバ26から送信される不平衡信号を内部に
おいて平衡信号に変換して信号線接続用アダプタ装置A
に伝送しているのである。
【0022】本実施例の信号線接続用アダプタ装置Aを
用いた信号伝送機器のシステム構成の例を図5に示す。
このシステムにおいては、信号伝送機器である1台のホ
ストコンピュータ装置30と、複数台のコンピュータ端
末装置31(図5においては1台のみを図示)との間で
データ伝送を行っており、ホストコンピュータ装置30
及び複数のコンピュータ端末装置31の各入出力ポート
と信号線接続用アダプタ装置Aとを一端に丸形プラグを
備えた変換コード32によって接続している。そして、
ホストコンピュータ装置30に接続した信号線接続用ア
ダプタ装置Aと、各コンピュータ端末装置31に接続し
た信号線接続用アダプタ装置Aとを4対のツイストペア
ケーブルから成る信号伝送線Lnにより配線分配装置3
3を介して接続している。ここで、これらの信号伝送機
器同士を接続するのに従来では不平衡線路である同軸ケ
ーブルによって配線していたが、信号線接続用アダプタ
装置Aを用いることによって平衡線路であるツイストペ
アケーブルによって配線接続することができ、同軸ケー
ブルによって配線接続する場合に比較して配線作業を容
易にすることができるものである。
用いた信号伝送機器のシステム構成の例を図5に示す。
このシステムにおいては、信号伝送機器である1台のホ
ストコンピュータ装置30と、複数台のコンピュータ端
末装置31(図5においては1台のみを図示)との間で
データ伝送を行っており、ホストコンピュータ装置30
及び複数のコンピュータ端末装置31の各入出力ポート
と信号線接続用アダプタ装置Aとを一端に丸形プラグを
備えた変換コード32によって接続している。そして、
ホストコンピュータ装置30に接続した信号線接続用ア
ダプタ装置Aと、各コンピュータ端末装置31に接続し
た信号線接続用アダプタ装置Aとを4対のツイストペア
ケーブルから成る信号伝送線Lnにより配線分配装置3
3を介して接続している。ここで、これらの信号伝送機
器同士を接続するのに従来では不平衡線路である同軸ケ
ーブルによって配線していたが、信号線接続用アダプタ
装置Aを用いることによって平衡線路であるツイストペ
アケーブルによって配線接続することができ、同軸ケー
ブルによって配線接続する場合に比較して配線作業を容
易にすることができるものである。
【0023】
【発明の効果】請求項1の発明は、信号伝送用の平衡線
路と不平衡線路とを接続する信号線接続用アダプタ装置
であって、平衡信号と不平衡信号とを可逆的に変換する
変換回路が実装された回路基板を器体内に納装し、器体
の一端面に平衡線路の先端に付設された平衡線路用コネ
クタが抜差自在に接続される平衡線路用受側コネクタを
備えるとともに、他端面に不平衡線路の先端に付設され
た不平衡線路用コネクタが抜差自在に接続される不平衡
線路用受側コネクタを備えたので、複数の信号伝送機器
同士を比較的に接続作業が容易な平衡線路によって接続
することができ、配線作業を容易にすることができると
いう効果がある。
路と不平衡線路とを接続する信号線接続用アダプタ装置
であって、平衡信号と不平衡信号とを可逆的に変換する
変換回路が実装された回路基板を器体内に納装し、器体
の一端面に平衡線路の先端に付設された平衡線路用コネ
クタが抜差自在に接続される平衡線路用受側コネクタを
備えるとともに、他端面に不平衡線路の先端に付設され
た不平衡線路用コネクタが抜差自在に接続される不平衡
線路用受側コネクタを備えたので、複数の信号伝送機器
同士を比較的に接続作業が容易な平衡線路によって接続
することができ、配線作業を容易にすることができると
いう効果がある。
【0024】請求項2の発明は、ボディとカバーとから
器体を構成し、平衡線路用受側コネクタ又は不平衡線路
用受側コネクタの本体側面に形成された突条部と、平衡
線路用受側コネクタ又は不平衡線路用受側コネクタが取
り付けられる補助板と各々嵌合する嵌合溝をボディ及び
カバーの一方若しくは両方に設けたので、突条部及び補
助板を嵌合溝に嵌合することによって、ボディとカバー
とで平衡線路用受側コネクタ及び不平衡線路用受側コネ
クタとをしっかりと固定することができ、しかも、組立
の際にも位置決めがし易いという効果がある。
器体を構成し、平衡線路用受側コネクタ又は不平衡線路
用受側コネクタの本体側面に形成された突条部と、平衡
線路用受側コネクタ又は不平衡線路用受側コネクタが取
り付けられる補助板と各々嵌合する嵌合溝をボディ及び
カバーの一方若しくは両方に設けたので、突条部及び補
助板を嵌合溝に嵌合することによって、ボディとカバー
とで平衡線路用受側コネクタ及び不平衡線路用受側コネ
クタとをしっかりと固定することができ、しかも、組立
の際にも位置決めがし易いという効果がある。
【0025】請求項3の発明は、平衡線路用受側コネク
タと変換回路との間の2本の伝送線から成る平衡線路間
に双方向性サージアブソーバ要素を並列接続したので、
雷等によって平衡線路に発生するサージ電圧から回路素
子を保護することができるという効果がある。請求項4
の発明は、双方向性サージアブソーバ要素は、ダイオー
ドとツェナーダイオードとを逆直列に接続した2組の直
列回路を逆並列に接続して成るので、簡単な構成で双方
向性のサージアブソーバ要素を実現することができると
いう効果がある。
タと変換回路との間の2本の伝送線から成る平衡線路間
に双方向性サージアブソーバ要素を並列接続したので、
雷等によって平衡線路に発生するサージ電圧から回路素
子を保護することができるという効果がある。請求項4
の発明は、双方向性サージアブソーバ要素は、ダイオー
ドとツェナーダイオードとを逆直列に接続した2組の直
列回路を逆並列に接続して成るので、簡単な構成で双方
向性のサージアブソーバ要素を実現することができると
いう効果がある。
【0026】請求項5の発明は、平衡線路用コネクタ及
び不平衡線路用コネクタに具備され平衡線路及び不平衡
線路に接続された信号伝送機器を介して接地される複数
の接地用端子に対応する接地用受側端子を平衡線路用受
側コネクタ及び不平衡線路用受側コネクタにそれぞれ設
け、これら接地用受側端子同士を接続したので、複数の
グランド線を接続することができ、外来のノイズが上記
信号伝送機器を介してグランドに落ちるため、回路の耐
ノイズ特性を向上させることができるという効果があ
る。
び不平衡線路用コネクタに具備され平衡線路及び不平衡
線路に接続された信号伝送機器を介して接地される複数
の接地用端子に対応する接地用受側端子を平衡線路用受
側コネクタ及び不平衡線路用受側コネクタにそれぞれ設
け、これら接地用受側端子同士を接続したので、複数の
グランド線を接続することができ、外来のノイズが上記
信号伝送機器を介してグランドに落ちるため、回路の耐
ノイズ特性を向上させることができるという効果があ
る。
【図1】実施例を示す分解斜視図である。
【図2】同上を示すものであり、(a)は正面図、
(b)は上面図、(c)は下面図、(d)は一部破断し
た側面図、(e)は背面図、(f)は(e)のX−X線
断面図である。
(b)は上面図、(c)は下面図、(d)は一部破断し
た側面図、(e)は背面図、(f)は(e)のX−X線
断面図である。
【図3】同上の回路構成図である。
【図4】同上を信号伝送機器と接続した状態の回路構成
図である。
図である。
【図5】同上を用いた信号伝送システムの構成図であ
る。
る。
1 器体 2 ボディ 3 カバー 4 モジュラジャック 5 プラグ挿入口 7 丸形コネクタ 9 突条部 10 嵌合溝 11 回路基板 12 補助板 17 嵌合用空所
Claims (5)
- 【請求項1】 信号伝送用の平衡線路と不平衡線路とを
接続する信号線接続用アダプタ装置であって、平衡信号
と不平衡信号とを可逆的に変換する変換回路が実装され
た回路基板を器体内に納装し、器体の一端面に平衡線路
の先端に付設された平衡線路用コネクタが抜差自在に接
続される平衡線路用受側コネクタを備えるとともに、他
端面に不平衡線路の先端に付設された不平衡線路用コネ
クタが抜差自在に接続される不平衡線路用受側コネクタ
を備えたことを特徴とする信号線接続用アダプタ装置。 - 【請求項2】 ボディとカバーとから器体を構成し、平
衡線路用受側コネクタ又は不平衡線路用受側コネクタの
本体側面に形成された突条部と、平衡線路用受側コネク
タ又は不平衡線路用受側コネクタが取り付けられる補助
板と各々嵌合する嵌合溝をボディ及びカバーの一方若し
くは両方に設けたことを特徴とする請求項1記載の信号
線接続用アダプタ装置。 - 【請求項3】 平衡線路用受側コネクタと変換回路との
間の2本の伝送線から成る平衡線路間に双方向性サージ
アブソーバ要素を並列接続したことを特徴とする請求項
1又は請求項2記載の信号線接続用アダプタ装置。 - 【請求項4】 双方向性サージアブソーバ要素は、ダイ
オードとツェナーダイオードとを逆直列に接続した2組
の直列回路を逆並列に接続して成ることを特徴とする請
求項3記載の信号線接続用アダプタ装置。 - 【請求項5】 平衡線路用コネクタ及び不平衡線路用コ
ネクタに具備され平衡線路及び不平衡線路に接続された
信号伝送機器を介して接地される複数の接地用端子に対
応する接地用受側端子を平衡線路用受側コネクタ及び不
平衡線路用受側コネクタにそれぞれ設け、これら接地用
受側端子同士を接続したことを特徴とする請求項1乃至
請求項4記載の信号線接続用アダプタ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1678194A JPH07226271A (ja) | 1994-02-10 | 1994-02-10 | 信号線接続用アダプタ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1678194A JPH07226271A (ja) | 1994-02-10 | 1994-02-10 | 信号線接続用アダプタ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07226271A true JPH07226271A (ja) | 1995-08-22 |
Family
ID=11925740
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1678194A Withdrawn JPH07226271A (ja) | 1994-02-10 | 1994-02-10 | 信号線接続用アダプタ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07226271A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100325039B1 (ko) * | 1999-02-04 | 2002-03-04 | 루이스 에이. 헥트 | 전기 커넥터용 어댑터 프레임 조립체 |
WO2010061511A1 (ja) * | 2008-11-28 | 2010-06-03 | 三菱電機株式会社 | 信号伝送装置 |
-
1994
- 1994-02-10 JP JP1678194A patent/JPH07226271A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100325039B1 (ko) * | 1999-02-04 | 2002-03-04 | 루이스 에이. 헥트 | 전기 커넥터용 어댑터 프레임 조립체 |
WO2010061511A1 (ja) * | 2008-11-28 | 2010-06-03 | 三菱電機株式会社 | 信号伝送装置 |
JPWO2010061511A1 (ja) * | 2008-11-28 | 2012-04-19 | 三菱電機株式会社 | 信号伝送装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010508 |