JPH05278186A - ブロックマットの製造方法 - Google Patents
ブロックマットの製造方法Info
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- JPH05278186A JPH05278186A JP8390492A JP8390492A JPH05278186A JP H05278186 A JPH05278186 A JP H05278186A JP 8390492 A JP8390492 A JP 8390492A JP 8390492 A JP8390492 A JP 8390492A JP H05278186 A JPH05278186 A JP H05278186A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C66/00—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts
- B29C66/70—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material
- B29C66/71—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material characterised by the composition of the plastics material of the parts to be joined
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- Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
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Abstract
有する支持シートに接着剤を塗布し、支持シート上に前
記接着剤を介してブロックを載置するブロックマットの
製造方法において、接着剤噴射ノズル27および硬化剤
噴射ノズル28をコンベア上に設け、接着剤噴射ノズル
27および硬化剤噴射ノズル28からそれぞれ接着剤お
よび硬化剤を霧状に噴射混合して、硬化剤を混合された
接着剤を支持シート3に塗布する。 【効果】 支持シートに接着剤を塗布する直前に硬化剤
と混合することができ、硬化時間の短い接着剤および硬
化剤の組合せを用いることができ、また支持シートとブ
ロックに十分接着剤を浸透することができる。さらに、
ノズルにより接着剤を塗布するために、接着剤の使用量
が一定となると共に、適度な使用量を塗布することがで
きるので、製品の品質が向上し、接着剤の使用量も従来
に比べ低下する。また、製造効率が向上し、人がかぶれ
るのを防止できる。
Description
ート上に多数のブロックを接着し、これを法面、略面等
に敷設して法覆工等を行うためのブロックマットの製造
方法に関するものである。
に、施工性がよく運搬の容易なブロックマットがよく用
いられている。ブロックマットは可撓性を有する支持シ
ート上に多数のコンクリートブロックを接着したもの
で、例えば幅1.5m、長さ2m〜8mの支持シートに
たとえば20cm四方のコンクリートブロックが複数接着
されており、このブロックマットを法面等に敷き並べて
使用するものである。
板により形成されたコンベアに載せて、接着剤を塗布
し、次いで1列分のブロックを塗布された接着剤の上に
置いて加圧し、これを接着剤の硬化促進のために養生さ
せることにより製造していた。ブロックマットに用いら
れるシートは、通常ポリエチレン、ポリエステル等の合
成繊維からなる織布(いわゆるフィルタークロス)や不
織布が用いられている。また、接着剤は、エポキシ樹脂
系の接着剤と硬化剤を混合したものが用いられ、シート
に塗布する前に混合していた。そして、硬化を促進する
ために、50℃〜70℃程度の雰囲気温度に加熱した養
生槽によってなされている。
ため、鉄板とフィルタークロスの間には、鉄板とフィル
タークロスが接着しないように剥離用のシートが設けら
れている。接着剤をフィルタークロス上面から塗布しコ
ンクリートブロックを載せると、接着剤は剥離用シート
とコンクリートブロックの間に充填されて、フィルター
クロスとコンクリートブロックが接着される。最後に剥
離用シートを取り除いてブロックマットが作られる。
は人力によってなされることが多く、大量の接着剤と硬
化剤を予め混合し、支持シートに塗布していたため、硬
化時間が長くなるような接着剤と硬化剤の組合せが用い
られていた。従って、養生時間が長くかかり、製造効率
も良くなかった。また、予め接着剤と硬化剤を混合して
いたために硬化が開始しており、支持シートおよびブロ
ックに十分接着剤が浸透しないという問題があった。
が接着剤にかぶれることがあり、さらに、接着剤の使用
量が一定でなく、多すぎたり、少なすぎたりし、あるい
は塗布位置も一定でなく、ブロックの取付け強度が弱く
なるという問題があった。以上の点に鑑み、本発明は、
支持シートに接着剤を塗布する直前に接着剤と硬化剤と
を混合し、硬化時間の短い接着剤を用いることができる
ようになると共に、自動的に接着剤を塗布して製造効率
を向上させ、接着剤の使用量を最適とするブロックマッ
トの製造方法を提供することを課題とする。
置された多孔性かつ可撓性を有する支持シートに接着剤
を塗布し、該支持シート上に前記接着剤を介してブロッ
クを載置するブロックマットの製造方法において、接着
剤噴射ノズルおよび硬化剤噴射ノズルを前記コンベア上
に設け、該接着剤噴射ノズルおよび硬化剤噴射ノズルか
らそれぞれ接着剤および硬化剤を霧状に噴射混合して、
該硬化剤を混合された接着剤を前記支持シートに塗布す
ることを特徴とするブロックマットの製造方法である。
いることができる。
剤噴射ノズルをコンベア上に設け、接着剤噴射ノズルお
よび硬化剤噴射ノズルからそれぞれ接着剤および硬化剤
を霧状に噴射混合して、硬化剤を混合された接着剤を前
記支持シートに塗布するようにしたために、支持シート
に接着剤を塗布する直前に硬化剤と混合することがで
き、硬化時間の短い接着剤および硬化剤の組合せを用い
ることができ、また支持シートとブロックに十分接着剤
を浸透することができる。
めに、接着剤の使用量が一定となると共に、適度な使用
量を塗布することができるので、製品の品質が向上し、
接着剤の使用量も従来に比べ低下する。また、製造効率
が向上し、人がかぶれるのを防止できる。
る。図3はブロックマットを製造するための製造装置を
示す図であり、11はコンベア、12は接着剤塗布装
置、13は接着剤塗布制御装置、15はブロック押圧装
置、16は養生槽、17はパレット、18はパレット移
動装置、19、22はブロック移動装置、20はパレッ
ト回収装置、21はブロック底面加熱装置、23はブロ
ックプレッシャー、24および25は接着剤タンクであ
る。
成され、図示しない回転装置によって駆動されている。
各鉄板は、長さがフィルタークロスの幅より若干長い程
度であり、また幅はほぼコンクリートブロックの大きさ
に等しい。剥離用のシートおよびフィルタークロスがコ
ンベア11の図面左側からコンベア11の上に載せられ
る。フィルタークロスはポリエチレン、ポリエステル等
の合成繊維からなる織布で、幅1.5m、厚さ0.65
mmのものを使用している。次に接着剤タンク24およ
び25に貯蔵されている接着剤および硬化剤は接着剤塗
布制御装置13によって、接着剤塗布装置12に定量が
送られ、接着剤塗布装置12によって、フィルタークロ
スの所定の位置に塗布される。
17上に準備され、パレット移動装置18によって、ブ
ロック移動装置19の下まで移動される。ブロック移動
装置19はブロックマットの一列分のコンクリートブロ
ックを挟み込み、ブロック底面加熱装置21に移動させ
る。パレット17の上のすべてのコンクリートブロック
がブロック底面加熱装置21に移動され、空になったパ
レットはパレット回収装置20まで移動され、回収され
る。
ンクリートブロックは、その底面がおよそ50℃に加熱
される。ブロック底面加熱装置21によって底面を加熱
されたコンクリートブロックは1列分がブロック移動装
置22によってフィルタークロス上に移動され、フィル
タークロスの上に載置される。コンクリートブロックと
フィルタークロスは、コンベア11によってブロック押
圧装置15の下に移動され、ブロック押圧装置15によ
って押圧され、接着される。さらに、養生槽16の中を
通過しながら、コンクリートブロックとフィルタークロ
スが養生され、接着剤が加熱硬化され、ブロックマット
が完成する。
12を示す図であって、一列分のコンクリートブロック
を載置する位置に接着剤を塗布するものである。接着剤
塗布装置12は、支持部12aと、フィルタークロスの
幅方向に移動するように支持部12aに支持された接着
剤噴出部12bとからなる。接着剤噴出部12bの下面
には、コンクリートブロックの4隅に相当する位置に4
個のノズル26が設けられ、これらの4個のノズルがコ
ンクリートブロック1個おきに設けられている。本実施
例のようにブロックマットの一列が6個のコンクリート
ブロックである場合、コンクリートブロック3個分のノ
ズルが一個おきに設けられ、従って接着剤塗布装置12
の下面には12個のノズル26が設けられている。
した図である。ノズル26は、図2に示すように接着剤
噴射ノズル27と硬化剤噴射ノズル28とからなり、そ
れぞれ接着剤タンク24および硬化剤タンク25から導
入される接着剤と硬化剤とを霧状に噴射する。接着剤塗
布装置12の作用を以下に示す。まず、フィルタークロ
ス3がコンベア11によって接着剤塗布装置12の下に
移動すると、接着剤タンク24および硬化剤タンク25
から導入された接着剤と硬化剤が接着剤噴射ノズル27
と硬化剤噴射ノズル28とによって霧状に噴射される。
接着剤と硬化剤を霧状に噴射するために、接着剤タンク
24および硬化剤タンク25は粘度を上げないようにお
よそ50℃程度に加熱されている。霧状の接着剤と硬化
剤は空中で混合され、フィルタークロス3の上に円状に
塗布される。このようにして3個分のコンクリートブロ
ックの4隅に相当する位置に接着剤4が塗布される。次
いで、接着剤噴出部12bはフィルタークロス3の幅方
向にコンクリートブロック1個分移動し残りの3個分の
位置に、混合された接着剤が塗布される。従って、フィ
ルタークロス3のブロック1列に相当する所定の位置に
接着剤が塗布される。以降、上述したようにブロック移
動装置22によってコンクリートブロック2を接着剤4
の上に載置し、ブロック押圧装置15によって加圧さ
れ、次いで養生槽16を通過する間に養生して、コンク
リートブロックを製造することができる。
製造した場合、硬化時間の短い、すなわち養生時間の短
い接着剤および硬化剤を用いることができ、製造効率を
向上することができる。例えば、1日の製造能力は従来
約180m2 であったのに比べ本発明では250m2 と
なった。また、接着剤の使用量が約400g/m2 とな
り、従来人手によって製造されたときの約700g/m
2 に比べ大幅に接着剤を節約できる。さらに、人のかぶ
れなどもなく、作業者の健康上良好である。
た混合用ミキサにより接着剤と硬化剤とを混合し、混合
用ミキサの先端に設けられたノズルから混合された接着
剤を噴出して、支持シートに混合された接着剤を塗布す
るようにしたために、支持シートに接着剤を塗布する直
前に硬化剤と混合することができ、硬化時間の短い接着
剤および硬化剤の組合せを用いることができる。また、
支持シートとブロックに十分接着剤を浸透することがで
きる。
めに、接着剤の使用量が一定となると共に、適度な使用
量を塗布することができるので、製品の品質が向上し、
接着剤の使用量も従来に比べ低下する。また、製造効率
が向上し、人がかぶれるのを防止できる。
る。
るブロックマット製造装置の全体図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 コンベア上に載置された多孔性かつ可撓
性を有する支持シートに接着剤を塗布し、該支持シート
上に前記接着剤を介してブロックを載置するブロックマ
ットの製造方法において、接着剤噴射ノズルおよび硬化
剤噴射ノズルを前記コンベア上に設け、該接着剤噴射ノ
ズルおよび硬化剤噴射ノズルからそれぞれ接着剤および
硬化剤を霧状に噴射混合して、該硬化剤を混合された接
着剤を前記支持シートに塗布することを特徴とするブロ
ックマットの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8390492A JP3124821B2 (ja) | 1992-04-06 | 1992-04-06 | ブロックマットの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8390492A JP3124821B2 (ja) | 1992-04-06 | 1992-04-06 | ブロックマットの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05278186A true JPH05278186A (ja) | 1993-10-26 |
JP3124821B2 JP3124821B2 (ja) | 2001-01-15 |
Family
ID=13815616
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8390492A Expired - Fee Related JP3124821B2 (ja) | 1992-04-06 | 1992-04-06 | ブロックマットの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3124821B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6042318B2 (ja) * | 2013-12-06 | 2016-12-14 | ニチレイマグネット株式会社 | 物品収納ケースの取付け具 |
-
1992
- 1992-04-06 JP JP8390492A patent/JP3124821B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JP3124821B2 (ja) | 2001-01-15 |
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