JPH0527807Y2 - - Google Patents

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JPH0527807Y2
JPH0527807Y2 JP1986118257U JP11825786U JPH0527807Y2 JP H0527807 Y2 JPH0527807 Y2 JP H0527807Y2 JP 1986118257 U JP1986118257 U JP 1986118257U JP 11825786 U JP11825786 U JP 11825786U JP H0527807 Y2 JPH0527807 Y2 JP H0527807Y2
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JP
Japan
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battery
temperature sensor
holding means
thermistor
temperature
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JP1986118257U
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JPS6325465U (ja
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    • Y02E60/12

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  • Battery Mounting, Suspending (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、バツテリ装置の温度センサ装着機構
に係り、とくにバツテリ本体を保持するための保
持手段を備えたバツテリ装置の温度センサ装着機
構に関する。
〔従来技術〕
一般に、バツテリの充電に際しては、冬期は充
電不足、夏期には過充電になりがちである等のこ
とから、バツテリ温度(バツテリの液温)を考慮
して行う必要があり、これに関する種々の提案が
行われている(例えば実公昭60−41794号公報参
照)。
一方、上述したバツテリ温度は、正確を期する
観点からすれば、バツテリの液温を直接計測する
ことが望ましい。しかし、この直接的に計測する
手法にあつては、装置が大掛かりになり生産コス
トが著しく上がること、及び保守管理に手間が掛
かること等から、実用性に乏しかつた。このた
め、一般には、室温(周囲温度)を計測すること
によつてバツテリ温度としていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上述した室温を計測する手法に
あつては、温度センサの近傍に別の熱源が存在す
る等、バツテリ装置を使用する環境いかんによつ
て室温とバツテリ温度とに大きな差異を生じる場
合があり、近似的にせよ必ずしも正確なバツテリ
温度を計測することができないという不都合があ
つた。
〔考案の目的〕
本考案は、上述した点に鑑みなされたもので、
構成が簡単であつて、且つ、常に正確なバツテリ
温度を検出することのできるバツテリ装置の温度
センサ装着機構を提供することを、その目的とす
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案では、バツテリ本体2を保持する受け皿
としての保持手段4,20を有し、この保持手段
4,20の底面部に、所定間隔を隔てて底面部か
ら立ち上がつたバツテリ本体支持用の二本のレー
ル状のリブ部4A,20Aを設け、このリブ部4
A,20Aの内の少なくとも一方の上端面部分若
しくは当該リブ部4A,20Aの相互間に、バツ
テリ本体2の底面部外壁に当接する温度センサ1
0を配設している。そして、この温度センサ10
をバツテリ本体2側に常時押圧すると共に当該温
度センサ10を保持する板状ばね部材4B,20
Aaを保持手段4,20に設ける、という構成を
採つている。これによつて前述した目的を達成し
ようとするものである。
〔考案の実施例〕
〔第1実施例〕 以下、本考案の第1実施例を第1図ないし第3
図に基づいて説明する。
第1図ないし第2図において、符号2はバツテ
リ本体を示し、符号4はバツテリ本体2を保持す
るための保持手段としてのベセル(受皿)を示
し、これらによつてバツテリ装置が構成されてい
る。この内、ベセル4は、バツテリ本体2の底部
を保持できるよう角形の皿状に形成されている。
また、ベセル4の底面には、その内側からみた
場合、所定間隔を隔てて立上つた状態で凸状の、
2本のレール状のリブ部(山部)4A,4Aが第
1図の如く形成されている。従つて、バツテリ本
体2はベセル4のリブ部4A,4Aに載置される
こととなる。ここで、符号2A,2Aはバツテリ
本体の電極を示し、符号2B,……,2Bは液栓
を示す。また、符号6はベセル4を支持するフレ
ームである。
一方、ベセル4の各リブ部4Aの間には、第2
図に示す如く、コ字状の切欠き8が設けられてい
る。従つて、この切欠き8によつて板状ばね部材
としての角形の押圧片4Bがベセル4と一体に形
成される。この押圧片4Bは、所定のバネ効果を
有している。
押圧片4Bには、温度センサとしての機器組込
用のサーミスタ10がネジ止めされている。サー
ミスタ10は、第3図A,Bに示す如く、検出部
10Aと取付部10Bとが一体的に形成されると
ともに、側面からみると逆柄杓状に形成されてい
る。ここで、符号10C,10Cはリード線を示
す。
このため、ベセル4のリブ部4A,4Aの高さ
及びサーミスタ10の高さを適宜の寸法とするこ
とで、サーミスタ10を常にバツテリ本体2の底
面に密着させておくことができる。また、バツテ
リ本体2の自重のみならず、バツテリ本体2を介
してサーミスタ10に過大な外力が加わつたよう
な場合でも、押圧片4Bのバネ効果によつてその
外力を吸収することができ、サーミスタ10を保
護できる。また、リード線10C,10Cは、前
記切欠き8を利用して外部へ引き出すことができ
る。
従つて、本実施例を実施して、バツテリ温度を
検出すれば、室温を検出する場合に比較して、そ
の検出精度を飛躍的に向上させることができる。
従つて、前述した充電制御装置等に好適なものと
なる。また、押圧片4Bをベセル4の底面に簡単
にしかも堅固に設けることができるので、バネ部
材等を改めて設ける場合に比べてコスト低減を図
ることができる。更に、バツテリの保守管理も容
易なものとなつている。
〔第2実施例〕 次に、本考案の第2実施例を第4図ないし第7
図に基づいて説明する。ここで、前述した第1実
施例と同一の構成要素に対しては同一符号を用い
る。
第4図において、符号20は保持手段としての
ベセルを示す。このベセル20も前述した第1実
施例のものと同様に形成されており、2本のリブ
部20A,20Aを有している。そして、この各
リブ部20Aの上にバツテリ本体2を第5図の如
く載設して保持するようになつている。ここで、
符号22はベセル20をネジ止めによつて着脱自
在に支持するフレームである。また、ベセル20
とフレーム22の相互が当接する所定位置には水
抜き穴24,……,24が形成されている。
ベセル20のリブ部20Aの所定位置には、温
度センサとしてのサーミスタ10が装着されてい
る。具体的には、リブ部20Aの中央に第7図に
示す如く略H型の切込み26が施され、これによ
つて対向する板状ばね部材としての2つの押圧片
20Aa,20Abが形成されている。この押圧片
20Aa,20Abは第4図、第5図の如く、側面
からみて凹状に押し下げられ、リブ部20Aの頂
上部分より一段低い位置に水平部分を有してい
る。そして、この内、一方の押圧片20Aaの水
平部分に前述したサーミスタ10の取付部10B
がネジ止めされている。しかも、サーミスタ10
の検出部10Aがリブ部20Aの頂上より所定高
さtだけ突出するようになつている。反対に、検
出部10Aと他方の押圧片20Abとの間には
t′(t≒t′)の空隙が設けられている。また、サー
ミスタ10のリード線10C,10Cは、切込み
26の形成するすき間から外部に引き出されてい
る。
このため、サーミスタ10を装着した状態でバ
ツテリ本体2を載設すると、サーミスタ10の検
出部10Aは第4図中の仮想線Aの如く押し下げ
られる。しかし、この押し下げは空隙t′によつて
容易に吸収される。また、押圧片20Aa,20
Abにはバネ効果があることから、サーミスタ1
0の検出部は常にバツテリ本体2の底面に押し付
けられる。
このようにして本実施例においても、その作用
効果は前述の第1実施例と略同等のものとなるほ
か、サーミスタ10をリブ部20Aに設けるとし
ていることから、水やバツテリ液が該サーミスタ
10にかかり温度検出の誤差要因になるというこ
とも回避される。また、押圧片が2個であるた
め、バネ効果も大きいものが得られる。
なお、サーミスタ10における検出部10Aの
バツテリ本体2との当接部分には、熱伝導性ゴム
又はシリコングリス等を貼付け又は塗付するとし
てもよく、これによつてより精度のよいバツテリ
温度検出を行うことができる。また、前記各押圧
片は必ずしも前述した形状に限定されることな
く、同様の機能を有すれば他の形状であつてもよ
い。
〔考案の効果〕
本考案は、以上のように、構成が著しく簡単な
一体構成であることから、堅固であり耐振動性等
にも優れているとともに、バツテリ液があふれて
も、受皿である保持手段内の底面から立上つた位
置に温度センサが装備されているので、かかる場
合、温度センサを有効に保護することができ、バ
ツテリの着脱がいたつて容易となり、外部からの
種々の振動に対しても板状ばね部材の作用により
温度センサの位置づれを有効に防止することがで
き、従つて、バツテリ温度を定位置にて正確に測
定することができ、室温を代替的に検出する場合
に比べて常により安定した状態でバツテリ温度を
検出することができるという従来にない実用的な
バツテリ装置の温度センサ装着機構を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例を示す一部切欠い
た側面図、第2図は第1図中の−線に沿つた
部分平面図、第3図Aはサーミスタの平面図、第
3図Bはサーミスタの側面図、第4図は本考案の
第2実施例を示す部分断面図、第5図は第4図の
全体構成を示す一部切欠いた側面図、第6図は第
4図中の−線に沿つた部分断面図、第7図は
第6図の部分平面図である。 2……バツテリ本体、4,20……保持手段と
してのベセル、4A,20A……リブ部、4B,
20Aa,20Ab……板状ばね部材としての押圧
片、10……温度センサとしてのサーミスタ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 バツテリ本体2を保持する受け皿としての保持
    手段4,20を有し、 この保持手段4,20の底面部に、所定間隔を
    隔てて前記底面部から立ち上がつたバツテリ本体
    支持用の二本のレール状のリブ部4A,20Aを
    設け、 このリブ部4A,20Aの内の少なくとも一方
    の上端面部分若しくは当該リブ部4A,20Aの
    相互間に、前記バツテリ本体2の底面部外壁に当
    接する温度センサ10を配設し、 この温度センサ10を前記バツテリ本体2側に
    常時押圧すると共に当該温度センサ10を保持す
    る板状ばね部材4B,20Aaを前記保持手段4,
    20に設けたことを特徴とするバツテリ装置の温
    度センサ装着機構。
JP1986118257U 1986-07-31 1986-07-31 Expired - Lifetime JPH0527807Y2 (ja)

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