JPH05277985A - シート切断装置 - Google Patents

シート切断装置

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JPH05277985A
JPH05277985A JP6748191A JP6748191A JPH05277985A JP H05277985 A JPH05277985 A JP H05277985A JP 6748191 A JP6748191 A JP 6748191A JP 6748191 A JP6748191 A JP 6748191A JP H05277985 A JPH05277985 A JP H05277985A
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JP
Japan
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sheet
cutting blade
cutting
cylinder
passage
Prior art date
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Withdrawn
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JP6748191A
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English (en)
Inventor
Shinji Sasaki
伸二 佐々木
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Nippon Steel Nisshin Co Ltd
Original Assignee
Nisshin Steel Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 走行中のクラフト紙などのシートを瞬時に切
断する。 【構成】 シート23の上下の各表面にノズルから圧縮
空気を噴射して、浮上した状態で走行する。複数の山お
よび谷の刃先が繰返して形成された切断刃68と基台7
4との間に、第1〜第4リンク76,77,80,81
と複動シリンダ84の軸線方向の両方向に突出したピス
トン棒87とによって2つの平行四辺形リンクを構成す
る。ピストン棒87が一方向またはその逆方向に変位す
ることによって、切断刃68がシート23の通路に突出
しかつ後退する。したがって走行中のシートであっても
瞬時に切断することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シートを切断するため
の装置に関する。
【0002】
【従来の技術】このようなシート切断装置は、たとえば
ステンレス鋼などの金属板上に合紙としてのクラフト紙
などのようなシートを重ね合わせて箱に梱包し、シート
によって金属板が相互に接触して損傷することを防ぐよ
うにした装置において、前記シートを走行中に切断する
ために必要となる。シートが走行している状態で、その
シートを切断するには、シートを瞬時に切断する必要が
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、シー
トを瞬時に切断することができるようにしたシート切断
装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、シートが搬送
される通路に臨み、シートの幅方向に沿って延びる切断
刃と、切断刃を固定位置に支持するリンク機構と、この
リンク機構に関連して連結されるシリンダとを含み、シ
リンダのピストンの一方向またはその逆方向の移動によ
って切断刃がシートの通路に突出し、かつ後退すること
を特徴とするシート切断装置である。
【0005】また本発明は、シートの幅方向に沿って延
びる切断刃と、切断刃をシートの通路に向って案内する
案内手段と、シートの幅方向に沿って間隔をあけて配置
され、一端部が切断刃にそれぞれピン結合される第1お
よび第2リンクと、シートの幅方向に沿って間隔をあけ
て配置され、一端部が固定位置にそれぞれピン結合され
る第3および第4リンクとを含み、シリンダ内のピスト
ンに固定されたピストン棒がシリンダの軸線方向の両方
向に突出して設けられ、第1および第3リンクの各他端
部にピストン棒の一端部がピン結合され、第2および第
4リンクの各他端部にピストン棒の他端部がピン結合さ
れる複動シリンダとを含み、第1〜第4リンクの各ピン
は、複動シリンダの軸線方向に垂直であり、さらに、複
動シリンダを、その軸線方向に変位することを阻止し、
その軸線方向と第1〜第4リンクの各ピンの軸線方向と
にそれぞれ垂直方向に変位することを許容して、支持す
る支持手段とを含むことを特徴とするシート切断装置で
ある。
【0006】また本発明は、切断刃はシートの幅方向に
複数の山と谷との刃先が繰り返されて構成されることを
特徴とする。
【0007】また本発明は、切断刃のシートの通路とは
反対側には、シートを幅方向にわたって支持する支持部
材が設けられることを特徴とする。
【0008】また本発明は、シートの通路には、圧縮空
気をシートの各表面に噴射するノズルが設けられ、ノズ
ルよりも上流側には、空気抜き用溝が形成され、かつシ
ートを挟持して搬送するロールが設けられることを特徴
とする。
【0009】
【作用】本発明に従えば、切断刃はシリンダによって駆
動されるリンク機構によって、シートの通路に突出し、
かつ後退することができ、このような切断刃の運動は、
シリンダのピストンが一方向またはその逆方向の移動に
よって達成される。したがってシリンダが瞬時にシート
の通路に突出および後退し、シートを切断することがで
きる。これによってシートの走行中であっても、そのシ
ートの切断を行うことができるようになる。
【0010】また本発明に従えば、複動シリンダは、そ
のシリンダ内のピストンに固定されたピストン棒がシリ
ンダの軸線方向の両方向に突出して設けられており、こ
のピストン棒の両端部が、第1〜第4リンクの前記他端
部にピン結合されており、第1および第2リンクの前記
一端部は切断刃にピン結合され、第3および第4リンク
の前記一端部は、本件シート切断装置が設置される固定
位置にピン結合され、複動シリンダの空気圧などの駆動
によって、切断刃をシートの通路に突出および後退させ
ることが可能であり、このとき支持手段によって複動シ
リンダは、その軸線方向に変位することが阻止され、そ
のため第1〜第4リンクの角変位を確実に達成すること
ができ、この複動シリンダは、その軸線方向と第1〜第
4リンクの各ピンの軸線方向とにそれぞれ垂直な方向に
変位することが許容され、こうして第1〜第4リンクの
揺動による複動シリンダの変位が可能である。
【0011】さらに本発明に従えば、切断刃は、シート
の幅方向に複数の山と谷との刃先が繰り返されて構成さ
れ、したがってシートの切断を円滑に行うことができ
る。
【0012】さらにシートの通路とは反対側でシートを
幅方向にわたって支持する支持部材が設けられ、したが
って切断刃がシートを切断するためにシートの通路に突
出したとき、シートは支持部材によって支持されるの
で、切断刃によるシートの切断が確実になる。
【0013】さらに本発明に従えば、シートの通路には
ノズルから圧縮空気が噴射され、そのノズルがシートの
各表面に噴射され、こうしてシートが圧縮空気によって
浮上した状態で走行され、この状態でシートが切断刃に
よって切断されるので、切断刃によるシートの切断を上
首尾に行うことができる。このノズルから噴射される空
気は、そのノズルよりも上流側に設けられているシート
挟持搬送用のロールに形成された空気抜き用溝から外部
に排出されるので、ノズルから噴射される圧縮空気がシ
ートの浮上のために有効に作用する。
【0014】
【実施例】図1は本発明の一実施例の全体の系統図であ
る。ステンレス鋼帯などの連続金属帯14は、コイル1
5の状態とされ、走間剪断手段16によって切断され、
検査工程17において、各金属板の表面の傷などが検査
され、ベルトコンベア18によって矢符19のように搬
送される。ベルトコンベア18は、無端状ベルト20と
ロール21とを含む。切断手段16は、たとえばギロチ
ンカッタであってもよく、またロータリシエアなどであ
ってもよい。
【0015】金属板上に合紙としてのクラフト紙である
シートを重ね合わせた後に、箱に梱包するために、本発
明に従う重ね合わせ装置22が設置される。このシート
23は参照符24で示されるようにロール状とされ、シ
ート供給装置25からシートが金属板の長さに対応して
シート切断手段26によって切断され、シート搬送手段
27から矢符28で示されるように搬送され、重ね合わ
せ手段29によって金属板とシートとが重ね合わせられ
る。こうして図2に示されるように、参照符30で示さ
れる金属板上に、それよりもわずかに小さいシート31
が正確に重ねられてベルトコンベア32によって搬送さ
れ、積重ねられて梱包される。このような一連の動作
は、マイクロコンピュータなどによって実現される処理
手段33が、図3に示される動作を行うことによって達
成される。
【0016】図4は、シート供給装置25とシート切断
手段26とシート搬送手段27と重ね合わせ手段29と
を含む構成を示す断面図である。シート供給装置25で
は、シート23は、モータ34によって駆動される。ロ
ール24から供給され、固定位置に設けられた一対のロ
ール35と、自重でシート23に張力を付与するダンサ
ロール36とを経て、さらに除電手段37を経て、シー
ト切断手段26に供給される。シート供給装置25で
は、予備のためのシートのロール38が設けられ、モー
タ34によって駆動されて、シートが供給されることが
できる。
【0017】図5は、除電手段37とシート切断手段2
6とシートのしわ除去手段38とを示し、さらにシート
搬送手段27の一部を示す断面図である。除電手段37
において、図6に拡大して示されるように、シート23
の電荷を除去して除電を行うために、固定位置に設けら
れた支持部材39には、シート23の一方表面(図6の
下表面)に接触する電気絶縁性材料、たとえばベークラ
イトなどから成る板状体40が固定される。支持部材3
9はたとえば鉄などの材料から成り、接地される。シー
ト23の他方表面(図6の上表面)に接触するための接
触部材41が設けられる。この接触部材41は、シート
23を板状体40に弾発的に押圧するためのものであっ
て、電気絶縁性繊維、たとえば木綿などの無機繊維また
は羊毛などから成る。この接触部材41の厚みd1はた
とえば10mmであり、その長さL1はたとえば50m
mである。この接触部材41の基端部は、支持片43に
固定され、この支持片43はレバー45によって角変位
駆動され、レバー45は複動シリンダ44によって角変
位駆動され、そのため接触部材41を上方に変位して、
シート23を板状体40と接触部材41との間に介在す
ることを容易に可能とする。またこの接触部材41は、
シート23のしわを除去する働きも兼ねる。
【0018】シート切断手段26では、しわ除去手段3
7からのシート23を挟持して搬送する一対のロール4
7,48が備えられる。ロール47は、モータ49によ
って回転制御され、このロール47の回転数、したがっ
てシート23の供給長さは、シート長さ検出手段50に
よって計数される。ロール47はたとえば硬度90のウ
レタンゴム製であり、ロール48は硬度70のネオプレ
ンゴム製である。
【0019】ロール47は支持ロール93によって支持
され、これによってロール47,48が撓むことが防が
れる。
【0020】図7は、これらのロール47,48付近の
断面図であり、図8はそれらのロール47,48のシー
ト入側から見た正面図である。シート23の最大幅は参
照符L2で示されており、このシート23は、シート通
路51の幅方向中央位置52(図8参照)に、シート2
3の幅方向中央位置が一致して、搬送される。これらの
ロール47,48には、中央位置52に関して左右対称
に、空気抜き用溝53;54,56が形成される。これ
らのロール47,48よりもシート23の下流側の通路
51aには、圧縮空気をシート23の上下の各表面に噴
射するノズル57,58を有するノズル部材59,60
が配置される。ノズル57,58は、シート23に近付
くにつれて搬送方向上流側となるように傾斜して形成さ
れる。ノズル部材59の空気室61,62には、圧縮空
気が供給され、シート23の幅方向に均一な流量でノズ
ル57,58から空気が噴射される。ノズル57,58
は、図8の参照符L3で示されるように、ロール47,
48の全幅にわたって図7の紙面に垂直方向に延びて形
成される。これらのノズル57,58から噴射される圧
縮空気によって、ロール47,48によって挟持された
シート23は空中を搬送される。溝53;54,56に
は、案内片64,65が嵌り込み、この案内片64,6
5はノズル部材59,60に連なる。これによってシー
ト23は安定に、ノズル57,58からの圧縮空気によ
って案内されて搬送されることができる。ノズル57,
58の下流側には、シート通路51の下方に案内部材6
6が、また上方に支持部材67とが配置される。これら
の案内部材66と支持部材67とは、ベークライトなど
の材料から成る。この通路51aを通るシート23を切
断するために、通路51aに臨んで切断刃68が設けら
れる。
【0021】図9は切断刃68の斜視図であり、図10
は切断刃68の図9における切断面線X−Xから見た断
面図である。この切断刃68はシート23の幅方向にわ
たり、図8で示されるシート23の最大幅L2にわたっ
て延びる。切断刃68は、シートの幅方向(図9の左右
方向)に複数の山の刃先69と複数の谷の刃先70とが
繰返されて構成され、これらの刃先69,70は図10
に示されるように、尖鋭とされる。この切断刃68がリ
ンク機構72によって通路51aに突出することによっ
て、この切断刃68は案内部材66に沿って案内され、
切断刃68の刃先69,70がシート23を破って切断
し、このシート23は支持部材67によって支持され、
こうして切断刃68によるシート23の切断が行われ
る。
【0022】図11は、リンク機構72の構成を示す簡
略化した断面図である。このリンク機構72は、シート
切断手段26の基台74に支持される。切断刃68は、
シート通路51aに向かって案内手段75によって案内
される。第1リンク76,77は、シート23の幅方向
(図11の左右方向)に沿って間隔をあけて配置され、
それらの一端部が、切断刃68にピン78,79によっ
てそれぞれピン結合される。第3および第4リンク8
0,81は、シート23の幅方向に沿って間隔をあけて
配置され、一端部が固定位置である基台74にピン8
2,83によってそれぞれピン結合される。空気圧によ
って駆動される複動シリンダ84では、ピストン86に
固定されたピストン棒87がそのシリンダ85の軸線方
向の両方向(図11の左右両方向)に突出する。複動シ
リンダ84のピストン棒87の一端部は、ピン88によ
って第1および第3リンク76,80の各他端部にピン
結合される。またピストン棒87の他端部は、第2およ
び第4リンク77,81の各端部にピン89によってピ
ン結合される。ピン78,79,82,83,88,8
9の軸線は相互に平行であり、切断刃68と複動シリン
ダ84と基台74とは、上下に2つの平行四辺形リンク
を構成する。
【0023】図12は、複動シリンダ84付近の拡大し
た断面図である。この複動シリンダ84には、そのシリ
ンダ84の軸線に垂直に延びる一対のトラニオン軸90
が設けられ、このトラニオン軸90は、基台74に立設
されたブラケット91の上下に延びる支持溝92に嵌合
する。したがってシリンダ84は、その軸線方向(図1
1および図12の左右方向)に変位することが阻止され
る。またこのシリンダ84は、その軸線方向と、ピン7
8,79,82,83,88,89の軸線方向とにそれ
ぞれ垂直方向(図11および図12の上下方向)に変位
することが許容される。
【0024】複動シリンダ84には可撓管94,95を
介して2位置電磁切換え弁96が接続され、圧縮空気供
給源97から、複動シリンダ84の2つの部屋に切換え
て圧縮空気が供給される。
【0025】図11の状態において、複動シリンダ84
のピストン棒87は図11の右方に変位して休止した状
態となっており、このとき切断刃68は下降しており、
シート23の通路51aから後退している。シート23
を切断すべき時、処理回路33は電磁弁96の位置を切
換える。これによって複動シリンダ84の右方のシリン
ダ室に圧縮空気が供給され、リンク76,77;80,
81は図11の仮想線98,99で示された状態とな
る。このようにリンク76,77;80,81が複動シ
リンダ84のピストン棒87の一方向の変位によって角
変位する途中で、切断刃68は案内手段75によって案
内された状態でシート23の通路51aに突出し、その
後、後退する。こうして複動シリンダ84のピストン棒
87が一方向(図11の左方)に変位することによっ
て、切断刃68を駆動してシート23の切断を行うこと
ができるので、そのシート23が走行されている状態
で、切断を行うことができる。複動シリンダ84の右方
のシリンダ室に圧縮空気が供給されている状態で、シー
ト23を再び切断するには、電磁弁96の図11に示さ
れる状態にし、これによってピストン棒87が他方向
(図11の右方)に変位して図11の状態に戻り、この
ときにも、切断刃68はシート23の通路51aに突出
し、その後、後退し、こうして走行しているシート23
を瞬時に、切断することができる。
【0026】切断手段26に供給されるシート23は、
除電手段37によって予め除電されているので、ノズル
57,58から噴出される圧縮空気によって、通路51
a内を安定に搬送されて走行することができ、これによ
って切断刃68による正確なシート23の切断が可能に
なる。
【0027】シート切断手段26とシート搬送手段27
との間には、シートのしわ除去手段38が設けられる。
このしわ除去手段38では、図7に明らかに示されるよ
うに鉄などの材料から成る直円柱状の支持ロール101
が配置され、この支持ロール101には、ブラシロール
102が対向して配置される。ロール101はシート2
3の一方表面(図7の下方表面)を支持し、ブラシロー
ル102はシート23の他方表面、すなわち上表面に接
触する。シート23の通路51aのロール101,10
2よりも上流側で、シート切断手段26との間には、シ
ート23を案内する案内部材103,104が配置され
る。
【0028】図13は、ブラシロール102の平面図で
ある。このブラシロール102は直円柱状の鉄などの材
料から成る軸105の外周部に、図14で示されるよう
にブラシ106がらせん状に巻回される。このブラシ1
06は、シート23の通路51aの中央位置52から両
側方に、ブラシ106のブラシ先端部107がシート2
3に接触するように、その中央位置52から相互に逆方
向にらせん状に巻回されている。このブラシロール10
2の回転駆動される方向は参照符108で示されてお
り、シート23の供給方向は参照符109で示され、こ
うしてシート23がロール101によって支持され、ブ
ラシロール102に接触することによって、シート23
には幅方向外側方への力が作用し、そのため、シート2
3のしわが除去される。
【0029】ブラシロール102を構成するブラシ10
6は、多数の繊維110と、その繊維110の中央を折
曲げて支持する線材111と、繊維110を両側方から
挟持する金属製の挟持部材112とから成る。繊維11
0は、たとえばナイロン、ポリエチレン、および馬毛な
どから成ってもよい。特に馬毛は、静電気が発生せず、
したがってシート23を確実にシート搬送手段27に搬
送することができるので、都合がよい。しわ除去手段3
8からのシート23は、搬送手段27に導かれて、真空
吸着力および静電力によって無端状のベルト113に吸
着されて搬送される。
【0030】図15はシート搬送手段27の簡略化した
斜視図であり、図16はそのシート搬送手段27の図1
5における切断面線V−Vから見た簡略化した断面図で
ある。搬送ベルト113は、電気絶縁性材料、たとえば
ゴムなどの材料から成り、シート23を乗せて搬送する
ものであって、複数の吸引孔114が、シート搬送方向
28に沿って列状に形成される。この搬送ベルト113
のシート搬送部分115、すなわち図15と図16の上
張架部分に向けて開口した開口部116を有する吸引用
ケーシング117が、固定位置に設けられる。この吸引
用ケーシング117は、開口部116に連通する吸引室
118を有し、接続部119はフアン120に連結さ
れ、こうして吸引室118は負圧とされる。開口部11
6はシート搬送方向28に沿って細長く形成され、この
開口部116に、搬送ベルト113のシート搬送部分1
15における吸引孔114が対向する。これによってし
わ除去手段38からのシートは、搬送ベルト113のシ
ート搬送部分115の表面に真空吸着されて搬送され
る。
【0031】さらにこのシート搬送手段27では、搬送
ベルト113の上流側に帯電手段122が設けられ、こ
こで発生されるコロナ放電によって、シート23および
搬送ベルト113が帯電される。したがってシート23
と搬送ベルト113とは静電力で吸着し、こうして前述
のように静電力によってもまた、シート23が搬送ベル
ト113に吸着される。そのためシート23が搬送ベル
ト113によって搬送される途中で、シート23の位置
がずれたり、その姿勢がずれることが防がれる。搬送ベ
ルト113は、モータ124からの動力がクラッチ12
5を介して伝達されて回転駆動される一方のロール12
6と、もう1つのロール127との間に張架される。吸
引用ケーシング117はロール127が図1の距離L4
だけ上流側に配置されている。距離L4は、たとえば2
00mmである。搬送ベルト113の厚みはたとえば約
1mmであり、吸引室118はたとえば−20〜−40
mmAqである。
【0032】シート搬送手段27の下流側に除電手段1
29が設けられ、これによって搬送ベルト113および
その上にあるシート23の電荷を除いて除電を行う。こ
の除電手段129は、たとえば前述の除電手段122と
は逆極性のコロナ放電を行う構成を有していてもよい。
除電手段129よりも搬送方向28のさらに下流側に
は、案内板130が設けられ、これによって搬送ベルト
113から剥離されたシート23の下面が案内される。
【0033】図17は、重ね合わせ手段29とその付近
を示す断面図である。金属板14aは、ベルトコンベア
18によって搬送され、その金属板14aを支持して搬
送する支持ロール131に導かれる。支持ロール131
は、矢符132の方向に回転駆動され、その表面はたと
えばポリウレタンなどの材料から成る。支持ロール13
1に対向してブラシロール133が配置される。このブ
ラシロール133は矢符134の方向に回転駆動され
る。ブラシロール133は、放射状に延びる多数のブラ
シ135を有し、このブラシ135の繊維は、たとえば
ナイロン、ポリエチレンおよび馬毛などの材料から成
る。ブラシロール133は、案内板130によって案内
されてきたシート23を、支持ロール131によって支
持されて案内される金属板30上に弾発的に押付ける。
ベルトコンベア18に関連して、金属板30の先端部を
検出するために金属板検出手段136が設けられ、また
重ね合わせ手段29の上流側には、シート23の先端部
を検出するシート検出手段137が設けられる。
【0034】重ね合わせ手段29の下流には、一対のピ
ンチロール138,139が設けられる。これらのピン
チロール138,139はウレタンなどの材料から成
り、一方のピンチロール138は固定位置に回転自在に
設けられ、もう1つのピンチロール139は、複動空気
圧シリンダ140によって昇降変位駆動される。ピンチ
ロール138,139の下流側には帯電手段141が設
けられ、これによって金属板30上に正確に前述の図2
のように重ね合わせされて切断されたシート31を帯電
させて密着させ、ベルトコンベア32によって搬送され
る。検出手段142は、金属板30を検出する。ピンチ
ロール138,139は金属板30上のシート31のし
わの発生を防ぐ働きをする。ピンチロール139と検出
手段142との間の距離L5は、たとえば500mmで
あってもよい。
【0035】再び図3を参照して、全体の動作を述べ
る。ステップa1からステップa2に移り、切断手段1
6によって金属帯14の切断を行い、検査工程17にお
いて切断後の金属板30の表面の検査を行う。この切断
手段16による金属帯14の切断指令または切断検出の
信号は、処理回路33に与えられ、これによってシート
搬送手段27のクラッチ125がONとされ、そのため
搬送ベルト113がベルトコンベア18の搬送ベルト2
0と同一速度で走行され、シート23が搬送ベルト11
3に真空吸引力および静電力によって吸着されて搬送さ
れ、その後、除電手段129によって除電され、そのシ
ート23の先端部分、シート検出手段137によって、
ステップa4で検出されると、ステップa5において、
クラッチ125がOFFとされる。これによって搬送ベ
ルト113が停止され、シート23はその先端がシート
検出手段137によって検出された状態で停止して待機
状態となる。
【0036】その後、ステップa6において金属板30
の先端部が金属板検出手段136によって検出される
と、ステップa7では、処理回路33においてタイマが
刻時動作を開始する。このタイマは、金属板30の先端
部が金属板検出手段136によって検出されてから、そ
の金属板30の先端部がシート検出手段137に距離L
6だけ搬送されて走行するに必要な時間T1である。ス
テップa8においてこの時間T1の経過が判断される
と、シート搬送手段27のクラッチ125がステップa
9においてONとされ、これによって重ね合わせ手段2
9には、金属板30とともにシート23が供給されて、
金属板30上にシート31が重ね合わされて搬送され
る。ステップa9では、シート長さ検出手段50によっ
てシート23の長さを検出しており、ステップa10で
は、処理回路33に予め変更可能に入力されて設定され
ている金属板30の長さと一致したかどうかが後述のス
テップa12において判断される。ステップa10で、
ベルトコンベア32の上流寄りに配置された検出手段1
42によってシート30またはシート23の先端部を検
出したとき、ステップa11では、シリンダ140によ
って上ピンチロール139を上昇し、これによって金属
板30上のシート31のしわの発生を防ぐ。ステップa
12においてシート搬送手段27によって搬送されるシ
ート23の長さが、予め設定されている金属板30の長
さに一致したものと判断されたときには、ステップa1
3に移り、シート切断手段26によるシート23の切断
を行い、またクラッチ125を切断して搬送ベルト11
3を停止する。
【0037】ステップa14において検出手段142に
よって金属板30またはその上のシート31の後端を検
出したものと判断したとき、ステップa15では、シリ
ンダ140によってピンチロール139を下降し、後続
の金属板30とシート31との押圧を可能な状態とす
る。こうしてステップa16では一連の動作を終了す
る。
【0038】本発明は、シートとしてのクラフト紙の他
に、保護皮膜(Safty ProtectiveVinyl、略称SPV)、
ポリエチレンシート、ナイロンシートなどを用いること
もでき、またその他のシートを用いることも可能であ
る。
【0039】リンク機構72は、前述の実施例では2つ
の平行四辺形リンクを有する構成であったけれども、そ
の他の構成を有するリンク機構であってもよい。
【0040】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、切断刃を
ピストンの一方向またはその逆方向の移動によって駆動
されるリンク機構によって変位され、切断刃がシートの
通路に突出しおよび後退するので、シートの切断を瞬時
に行うことができ、これによってシートが走行中であっ
ても、正確に切断することが可能になる。
【0041】また本発明によれば、第1〜第4リンクに
は、切断刃と複動シリンダとがピン結合されており、こ
の複動シリンダはその軸線方向に変位することが阻止さ
れており、しかもその軸線方向と第1〜第4リンクの各
ピンの軸線方向とにそれぞれ垂直方向に変位することが
許容されて支持されており、こうして第1〜第4リンク
によって構成されるたとえば平行四辺形リンクなどのリ
ンク機構によって切断刃を、シートの通路に突出および
後退し、シートの切断を瞬時に行うことができる。
【0042】さらに本発明によれば、切断刃には、複数
の山の刃先と谷の刃先とが繰返されて構成されるので、
シートの切断を容易に行うことができる。
【0043】しかも本発明によれば、シートの通路に関
して切断刃とは反対側には、シート幅方向にわたって支
持する支持部材が設けられており、これによってシート
の切断時に、シートが支持部材に支持されるので、シー
トの切断が確実である。
【0044】さらに本発明によれば、シートの通路には
シートの各表面にノズルから圧縮空気が噴射され、した
がってシートはノズルからの圧縮空気によって浮上され
た状態で走行され、この状態でシートが切断刃によって
切断されるので、切断を円滑に行うことができるととも
に、ノズルよりも上流側にはシートを挟持搬送するロー
ルが設けられ、このロールには空気抜き用溝が形成され
ているので、ノズルから噴射された空気は円滑に外部に
排出され、したがってシートをノズルからの圧縮空気に
よって正確に浮上した状態で走行搬送することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の全体の構成を示す系統図である。
【図2】金属板30上にシート31を重ね合わせた状態
を示す平面図である。
【図3】本発明の一実施例の動作を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図4】シート供給装置25を、シート切断手段26、
シート搬送手段27および重ね合わせ手段29などを示
す断面図である。
【図5】シート切断手段26、しわ除去手段38および
シート搬送手段27を示す断面図である。
【図6】除電手段37の拡大断面図である。
【図7】シート切断手段26およびしわ除去手段38を
示す断面図である。
【図8】シート切断手段26におけるロール47,48
のシート入側から見た断面図である。
【図9】切断刃68を示す斜視図である。
【図10】図9の切断面線10−10から見た断面図で
ある。
【図11】シート切断手段28のリンク機構72を簡略
化して示す断面図である。
【図12】リンク機構72において用いられる複動シリ
ンダ84を示す断面図である。
【図13】しわ除去手段38に用いられるブラシロール
102の一部切欠き断面図である。
【図14】ブラシロール102の一部の断面図である。
【図15】シート搬送手段27を示す斜視図である。
【図16】シート搬送手段27の図15における切断面
線5−5から見た断面図である。
【図17】重ね合わせ手段29を示す断面図である。
【符号の説明】
14 金属帯 16 金属帯切断手段 17 検査工程 18,32 ベルトコンベア 22 重ね合わせ装置 23 シート 25 シート供給装置 26 シート切断手段 27 シート搬送手段 29 重ね合わせ手段 30 金属板 31 シート 38 しわ除去手段 40 板状体 41 接触部材 47,48 ピンチロール 50 シート長さ検出手段 51,51a シート通路 57,58 ノズル 59,60 ノズル部材 66 案内部材 67 支持部材 68 切断刃 69 山の刃先 70 谷の刃先 72 リンク機構 74 基台 75 案内手段 76 第1リンク 77 第2リンク 80 第3リンク 81 第4リンク 84 複動シリンダ 86 ピストン 87 ピストン棒 92 トラニオン軸 101 支持ロール 102 ブラシロール 106 ブラシ 113 搬送ベルト 117 吸引用ケーシング 118 吸引室 122,141 帯電手段 129 除電手段 131 支持ロール 133 ブラシロール
【手続補正書】
【提出日】平成3年4月19日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】
【実施例】図1は本発明の一実施例の全体の系統図であ
る。ステンレス鋼帯などの連続金属帯14は、コイル1
5の状態から、走間切断手段16によって連続的に切断
され、検査工程17において、各金属板の寸法や表面の
傷などが検査され、ベルトコンベア18によって矢符1
9のように順次搬送される。ベルトコンベア18は、無
端状ベルト20とロール21とを含む。切断手段16
は、たとえばギロチンカッタであってもよく、またロー
タリシエアなどであってもよい。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】金属板上に合紙としてのクラフト紙等であ
るシートを重ね合わせた後に、図示しないが最終的に積
み重ねられて箱に梱包するために、本発明に従う重ね合
わせ装置22が設置される。この装置22におけるシー
ト23は参照符24で示されるように最初ロール状であ
り、シート供給装置25からシートが金属板の長さに対
応してシート切断手段26によって連続的に切断され、
シート搬送手段27から矢符28で示されるように順次
搬送され、重ね合わせ手段29によって金属板30とシ
ートとが重ね合わせられる。こうして図2に示されるよ
うに、参照符30で示される金属板上に、ほとんど同寸
法かそれよりもわずかに小さいシート31が正確に重ね
られてベルトコンベア32によって順次搬送され、積み
重ねられて梱包される。このような一連の動作は、マイ
クロコンピュータなどによって実現される処理手段33
が、図3に示される動作を行うことによって達成され
る。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】図4は、シート供給装置25とシート切断
手段26とシート搬送手段27と重ね合わせ手段29と
を含む構成を示す断面図である。シート供給装置25で
は、シート23は、モータ34によって駆動される。ロ
ール24から供給され、固定位置に設けられた一対のロ
ール35と、自重でシート23に張力を付与するダンサ
ロール36とを経て、さらに除電手段37を経て、シー
ト切断手段26に供給される。シート供給装置25で
は、予備のためのシートのロール24aが設けられ、モ
ータ34によって駆動されて、シートを供給することが
できる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】図5は、除電手段37とシート切断手段2
6とシートのしわ除去手段38とを示し、さらにシート
搬送手段27の一部を示す断面図である。除電手段37
において、図6に拡大して示されるように、シート23
の電荷を除去して除電を行うために、固定位置に設けら
れた支持部材39には、シート23の一方表面(図6の
下表面)に接触する電気絶縁性材料、たとえばベークラ
イトなどから成る板状体40が固定される。支持部材3
9はたとえば鉄などの材料から成り、接地される。シー
ト23の他方表面(図6の上表面)に接触するための接
触部材41が設けられる。この接触部材41は、シート
23を板状体40に対して弾発的に押圧するためのもの
であって、電気絶縁性繊維、たとえば木綿などの無機繊
維または羊毛などから成る。この接触部材41の厚みd
1はたとえば10mmであり、その長さL1はたとえば
50mmである。図4〜図6に示すように、この接触部
材41の基端部は、支持片43に固定され、この支持片
43はレバー45によって角変位駆動され、レバー45
は複動シリンダ44によって角変位駆動され、そのため
接触部材41を上方に変位して、シート23を板状体4
0と接触部材41との間に介在することを容易に可能と
する。またこの接触部材41は、板状体40との間でシ
ート23のしわを除去する働きも兼ねる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】シート切断手段26では、除電手段37で
除電されるとともにしわ除去手段38からのしわの除去
されたシート23を挟持して搬送する一対のピンチロー
ル47,48が備えられる。ロール47は、モータ49
によって回転制御され、このロール47の回転数、した
がってシート23の供給長さは、シート長さ検出手段5
0によって計数される。ロール47はたとえば硬度90
のウレタンゴム製であり、ロール48は硬度70のネオ
プレンゴム製である。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】ロール47は支持ロール93(図5および
図8参照)によって支持され、これによってロール4
7,48が撓むことが防がれる。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】図7は、これらのロール47,48付近の
断面図であり、図8はそれらのロール47,48のシー
ト入側から見た正面図である。シート23の最大幅は参
照符L2で示されており、このシート23は、シート通
路51の幅方向中央位置52(図8参照)に、シート2
3の幅方向中央位置が一致して、搬送される。これらの
ロール47,48には、中央位置52に関して左右対称
に、空気抜き用溝53;54,56が形成される。これ
らのロール47,48よりもシート23の下流側の通路
51aには、圧縮空気をシート23の上下の両表面に噴
射するノズル57,58を有するノズル部材59,60
が配置される。ノズル57,58は、シート23に近付
くにつれて搬送方向上流側となるように傾斜して形成さ
れる。ノズル部材59,60の空気室61,62には、
圧縮空気が供給され、シート23の幅方向に均一な流量
でノズル57,58から圧縮空気が噴射される。ノズル
57,58は、図8の参照符L3で示されるように、ロ
ール47,48の全幅にわたって図7の紙面に垂直方向
に延びて形成される。これらのノズル57,58から噴
射される圧縮空気によって、ロール47,48によって
挟持されたシート23は空中を搬送される。溝53;5
4,56には、シート23を案内する案内片64,65
が嵌り込み、この案内片64,65はノズル部材59,
60に連なる。これによってシート23は安定に、ノズ
ル57,58からの圧縮空気によって案内されて搬送さ
れることができる。ノズル57,58の下流側には、シ
ート通路51の下方に案内部材66が、また上方に支持
部材67とが配置される。これらの案内部材66と支持
部材67とは、ベークライトなどの材料から成る。この
通路51aを通るシート23を切断するために、通路5
1aに臨んで切断刃68が設けられる。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】図9は切断刃68の斜視図であり、図10
は切断刃68の図9における切断面線X−Xから見た断
面図である。この切断刃68はシート23の幅方向にわ
たり、図8で示されるシート23の最大幅L2にわたっ
て延びる。切断刃68は、シートの幅方向(図9の左右
方向)に複数の山の刃先69と複数の谷の刃先70とが
繰返されて構成され、これらの刃先69,70は図10
に示されるように、尖鋭な片刃とされる。この切断刃6
8がリンク機構72によって通路51aに突出すること
によって、この切断刃68は案内部材66に沿って案内
され、切断刃68の刃先69,70がシート23を突破
って切断し、このシート23は支持部材67によって支
持され、こうして切断刃68によるシート23の切断が
行われる。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】図11は、リンク機構72の構成を示す簡
略化した断面図である。このリンク機構72は、シート
切断手段26の基台74に支持される。切断刃68は、
シート通路51aに向かって案内手段75によって案内
される。第1リンク76,77は、シート23の幅方向
(図11の左右方向)に沿って間隔をあけて配置され、
それらの一端部が、切断刃68にピン78,79によっ
てそれぞれピン結合される。第3および第4リンク8
0,81は、シート23の幅方向に沿って間隔をあけて
配置され、一端部が固定位置である基台74にピン8
2,83によってそれぞれピン結合される。空気圧によ
って駆動される複動シリンダ84では、ピストン86に
固定されたピストン棒87がそのシリンダ84の軸線方
向の両方向(図11の左右両方向)に突出する。複動シ
リンダ84のピストン棒87の一端部は、ピン88によ
って第1および第3リンク76,80の各他端部にピン
結合される。またピストン棒87の他端部は、第2およ
び第4リンク77,81の各端部にピン89によってピ
ン結合される。ピン78,79,82,83,88,8
9の軸線は相互に平行であり、切断刃68と複動シリン
ダ84と基台74とは、上下に2つの平行四辺形リンク
を構成する。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】図11の状態において、複動シリンダ84
のピストン棒87は図11の右方に変位して休止した状
態となっており、このとき切断刃68は下降しており、
シート23の通路51aから後退している。シート23
を切断すべき時、処理回路33は電磁弁96の位置を切
換える司令信号を発信する。これによって複動シリンダ
84の右方のシリンダ室に圧縮空気が供給され、リンク
76,77;80,81は図11の仮想線98,99で
示される休止した状態となる。このようにリンク76,
77;80,81が複動シリンダ84のピストン棒87
の一方向の変位によって角変位すれば、切断刃68は案
内手段75によって案内された状態でシート23の通路
51aに突出した途端に後退する。こうして複動シリン
ダ84のピストン棒87が一方向(図11の左方)に変
位することによって、切断刃68を駆動してシート23
の切断を行うことができるので、そのシート23が搬送
されている状態で、切断を行うことができる。複動シリ
ンダ84の右方のシリンダ室に圧縮空気が供給されてい
る状態で、シート23を再び切断するには、電磁弁96
の図11に示される状態にし、これによってピストン棒
87が他方向(図11の右方)に変位して図11の状態
に戻り、このときにも、切断刃68はシート23の通路
51aに突出した途端に後退し、こうして搬送している
シート23を図9〜図10に示すような尖鋭な片刃の助
けも借りて瞬時に、突破って切断することができる。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】切断手段26に供給されるシート23は、
除電手段37によって予め除電されているので、ノズル
57,58から噴出される圧縮空気によって、通路51
a内を安定に搬送されて走行することができ、これによ
って切断刃68による正確なシート23の切断が可能に
なる。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】シート切断手段26とシート搬送手段27
との間には、先に説明したシート23のしわ除去手段3
8とは異なり少なくとも先端部が切断されているシート
31のしわ除去手段38aが設けられる。以下に説明に
おいては、帯状のシート23に代えて、少なくとも先端
部のみまたは先後端部の切断されたシート31として説
明していく。このしわ除去手段38aでは、図7に明ら
かに示されるように鉄などの材料から成る直円柱状の支
持ロール101が配置され、この支持ロール101に
は、ブラシロール102が対向して配置される。ロール
101はシート31の一方表面(図7の下方表面)を支
持し、ブラシロール102はシート31の他方表面、す
なわち上表面に接触する。シート31の通路51aのロ
ール101,102よりも上流側で、シート切断手段2
6との間には、シート23を案内する案内部材103,
104が配置される。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】図13は、ブラシロール102の一部切欠
き断面図である。このブラシロール102は直円柱状の
鉄などの材料から成る軸105の外周部に、図14で示
されるようにブラシ106がらせん状に巻回される。こ
のブラシ106は、シート31の通路51aの中央位置
52から両側方に、ブラシ106のブラシ先端部107
がシート31に接触するように、その中央位置52から
相互に逆方向にらせん状に巻回されている。このブラシ
ロール102の回転駆動される方向は参照符108で示
されており、シート31の供給方向は参照符109で示
され、こうしてシート31がロール101によって支持
され、ブラシロール102に接触することによって、シ
ート31にはその幅方向の両端側へ引き延ばそうとする
力が作用し、そのため、シート31のしわが除去され
る。
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】ブラシロール102を構成するブラシ10
6は、多数の繊維110と、その繊維110の中央を折
曲げて支持する線材111と、繊維110を両側方から
挟持する金属製の挟持部材112とから成る。繊維11
0は、たとえばナイロン、ポリエチレン、および馬毛な
どから成ってもよい。特に馬毛は、静電気が発生せず、
したがってシート31を確実にシート搬送手段27に搬
送することができるので、都合がよい。しわ除去手段3
8aからのシート31は、搬送手段27に導かれて、真
空吸着力および静電力によって無端状のベルト113に
吸着されて搬送される。
【手続補正15】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】図15はシート搬送手段27の簡略化した
斜視図であり、図16はそのシート搬送手段27の図1
5における切断面線V−Vから見た簡略化した断面図で
ある。搬送ベルト113は、電気絶縁性材料、たとえば
ゴムなどの材料から成り、シート31を乗せて搬送する
ものであって、複数の吸引孔114が、シート搬送方向
28に沿って列状に形成される。この搬送ベルト113
のシート搬送部分115、すなわち図15と図16の上
張架部分に向けて開口した開口部116を有する吸引用
ケーシング117が、固定位置に設けられる。この吸引
用ケーシング117は、開口部116に連通する吸引室
118を有し、接続部119はフアン120に連結さ
れ、こうして吸引室118は負圧とされる。この開口部
116はシート搬送方向28に沿って細長く開口して形
成され、この開口部116に、搬送ベルト113のシー
ト搬送部分115における吸引孔114が対向する。こ
れによってしわ除去手段38aからのシート31は、搬
送ベルト113のシート搬送部分115の表面に真空吸
着されて搬送される。
【手続補正16】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正内容】
【0031】さらにこのシート搬送手段27では、搬送
ベルト113の上流側に帯電手段122が設けられ、こ
こで発生されるコロナ放電によって、シート31および
搬送ベルト113が帯電される。したがってシート31
と搬送ベルト113とは静電力で吸着し、こうして前述
のように静電力によってもまた、シート31が搬送ベル
ト113のシート搬送部分115の表面に吸着される。
そのためシート31が搬送ベルト113によって搬送さ
れる途中で、少なくとも先端部が切断されているシート
31の位置がずれたり、その後端部を切断されるときも
その姿勢が崩れることが防がれる。搬送ベルト113
は、モータ124からの動力がクラッチ125を介して
伝達されて回転駆動される一方のロール126と、他方
のロール127との間に張架される。吸引用ケーシング
117はロール127が図1の距離L4だけ上流側に配
置されている。距離L4は、たとえば200mmであ
る。搬送ベルト113の厚みはたとえば約1〜10mm
であり、吸引室118はたとえば−20〜−40mmA
q程度吸引されている。
【手続補正17】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0032
【補正方法】変更
【補正内容】
【0032】シート搬送手段27の下流側に除電手段1
29が設けられ、これによって搬送ベルト113および
そのシート搬送部分115の表面にあるシート31の電
荷を除いて除電を行う。この除電手段129は、たとえ
ば前述の帯電手段122とは逆極性のコロナ放電を行う
構成を有していてもよい。除電手段129よりも搬送方
向28のさらに下流側には、案内板130が設けられ、
これによって搬送ベルト113から剥離されたシート3
1の下面が支持され案内される。
【手続補正18】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0033
【補正方法】変更
【補正内容】
【0033】図17は、重ね合わせ手段29とその付近
を示す断面図である。金属板30は、ベルトコンベア1
8によって搬送され、その金属板30を支持して搬送す
る支持ロール131に導かれる。支持ロール131は、
矢符132の方向に回転駆動され、その表面はたとえば
ポリウレタンなどの材料から成る。支持ロール131に
対向してブラシロール133が配置される。このブラシ
ロール133は矢符134の方向に回転駆動される。ブ
ラシロール133は、放射状に延びる多数のブラシ13
5を有し、このブラシ135の繊維は、たとえばナイロ
ン、ポリエチレンおよび馬毛などの材料から成る。ブラ
シロール133は、案内板130によって案内されてき
たシート31を、支持ロール131によって支持されて
案内される金属板30の上面に弾発的に押付ける。図1
に示すようにベルトコンベア18に関連して、金属板3
0の先端部を検出するために金属板検出手段136が設
けられ、また重ね合わせ手段29の上流側には、シート
31の先端部を検出するシート検出手段137が設けら
れる。
【手続補正19】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0034
【補正方法】変更
【補正内容】
【0034】重ね合わせ手段29の下流には、一対のピ
ンチロール138,139が設けられる。これらのピン
チロール138,139はウレタンなどの材料から成
り、一方のピンチロール138は固定位置に回転自在に
設けられ、もう1つのピンチロール139は、複動空気
圧シリンダ140によって昇降変位駆動される。ピンチ
ロール138,139の下流側には帯電手段141が設
けられ、これによって金属板30の上面に正確に前述の
図2に示すように重ね合わせされて切断されたシート3
1を帯電させて密着させ、ベルトコンベア32によって
さらに搬送される。検出手段142は、金属板30を検
出する。ピンチロール138,139は金属板30の上
面に重ね合わされたシート31のしわの発生を防ぐ働き
をする。ピンチロール139と検出手段142との間の
距離L5は、たとえば300mmであってもよい。
【手続補正20】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0035
【補正方法】変更
【補正内容】
【0035】再び図3を参照して、全体の動作を述べ
る。ステップa1からステップa2に移り、切断手段1
6によって金属帯14の切断を行い、検査工程17にお
いて切断後の金属板30の表面の検査を行う。この切断
手段16による金属帯14の切断指令または切断検出の
信号は、処理回路33に与えられ、これによってシート
搬送手段27のクラッチ125がONとされ、そのため
搬送ベルト113がベルトコンベア18の搬送ベルト2
0と同一速度で走行され、シート31が搬送ベルト11
3に真空吸引力および静電力によって吸着されて搬送さ
れ、その後、除電手段129によって除電され、そのシ
ート31の先端部分がシート検出手段137によって、
ステップa4で検出されると、ステップa5において、
クラッチ125がOFFとされる。これによって搬送ベ
ルト113が停止され、シート31はその先端がシート
検出手段137によって検出された状態で停止して待機
状態となる。
【手続補正21】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0036
【補正方法】変更
【補正内容】
【0036】その後、ステップa6において金属板30
の先端部が金属板検出手段136によって検出される
と、ステップa7では、処理回路33においてタイマが
刻時動作を開始する。このタイマは、金属板30の先端
部が金属板検出手段136によって検出されてから、そ
の金属板30の先端部がシート検出手段137の位置に
至るまでの距離L6だけ搬送されるに要する時間T1で
ある。ステップa8においてこの時間T1の経過が判断
されると、シート搬送手段27のクラッチ125がステ
ップa9においてONとされ、これによって重ね合わせ
手段29には、金属板30とともにシート31が供給さ
れて、金属板30の上面にシート31が重ね合わされて
搬送される。ステップa9では、シート長さ検出手段5
0によってシート31の長さを検出しており、ステップ
a10では、処理回路33に予め変更可能に入力されて
設定されている金属板30の長さと一致したかどうかが
後述のステップa12において判断される。ステップa
10で、ベルトコンベア32の上流寄りに配置された検
出手段142によって金属板30またはシート31の先
端部を検出したとき、ステップa11では、シリンダ1
40によって上ピンチロール139を上昇し、これによ
って金属板30の上面のシート31のしわの発生を防
ぐ。ステップa12においてシート搬送手段27によっ
て搬送されるシート31の長さが、予め設定されている
金属板30の長さに一致したものと判断されたときに
は、ステップa13に移り、シート切断手段26による
シート31の後端部の切断を行い、またクラッチ125
を切断して搬送ベルト113を停止する。
【手続補正22】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】シート切断手段26およびしわ除去手段38a
を示す断面図である。
【手続補正23】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10】図9の切断面線X−Xから見た断面図であ
る。
【手続補正24】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図13
【補正方法】変更
【補正内容】
【図13】しわ除去手段38aに用いられるブラシロー
ル102の一部切欠き断面図である。
【手続補正25】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図16
【補正方法】変更
【補正内容】
【図16】シート搬送手段27の図15における切断面
線V−Vから見た断面図である。
【手続補正26】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】符号の説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【符号の説明】 14 金属帯 16 金属帯切断手段 17 検査工程 18,32 ベルトコンベア 22 重ね合わせ装置 23 帯状シート 25 シート供給装置 26 シート切断手段 27 シート搬送手段 29 重ね合わせ手段 30 金属板 31 先端部のみまたは先後端の切断されたシート 37 除電手段 38,38a しわ除去手段 40 板状体 41 接触部材 47,48 ピンチロール 50 シート長さ検出手段 51,51a シート通路 57,58 ノズル 59,60 ノズル部材 66 案内部材 67 支持部材 68 切断刃 69 山の刃先 70 谷の刃先 72 リンク機構 74 基台 75 案内手段 76 第1リンク 77 第2リンク 80 第3リンク 81 第4リンク 84 複動シリンダ 86 ピストン 87 ピストン棒 90 トラニオン軸 91 ブラケット91 101 支持ロール 102 ブラシロール 106 ブラシ 113 搬送ベルト 117 吸引用ケーシング 118 吸引室 122,141 帯電手段 129 除電手段 131 支持ロール 133 ブラシロール
【手続補正27】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正28】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
【手続補正29】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
【手続補正30】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】
【手続補正31】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】
【手続補正32】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図11
【補正方法】変更
【補正内容】
【図11】
【手続補正33】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図12
【補正方法】変更
【補正内容】
【図12】
【手続補正34】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図15
【補正方法】変更
【補正内容】
【図15】
【手続補正35】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図17
【補正方法】変更
【補正内容】
【図17】

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートが搬送される通路に臨み、シート
    の幅方向に沿って延びる切断刃と、 切断刃を固定位置に支持するリンク機構と、 このリンク機構に関連して連結されるシリンダとを含
    み、 シリンダのピストンの一方向またはその逆方向の移動に
    よって切断刃がシートの通路に突出し、かつ後退するこ
    とを特徴とするシート切断装置。
  2. 【請求項2】 シートの幅方向に沿って延びる切断刃
    と、 切断刃をシートの通路に向って案内する案内手段と、 シートの幅方向に沿って間隔をあけて配置され、一端部
    が切断刃にそれぞれピン結合される第1および第2リン
    クと、 シートの幅方向に沿って間隔をあけて配置され、一端部
    が固定位置にそれぞれピン結合される第3および第4リ
    ンクとを含み、 シリンダ内のピストンに固定されたピストン棒がシリン
    ダの軸線方向の両方向に突出して設けられ、第1および
    第3リンクの各他端部にピストン棒の一端部がピン結合
    され、第2および第4リンクの各他端部にピストン棒の
    他端部がピン結合される複動シリンダとを含み、 第1〜第4リンクの各ピンは、複動シリンダの軸線方向
    に垂直であり、さらに、 複動シリンダを、その軸線方向に変位することを阻止
    し、その軸線方向と第1〜第4リンクの各ピンの軸線方
    向とにそれぞれ垂直方向に変位することを許容して、支
    持する支持手段とを含むことを特徴とするシート切断装
    置。
  3. 【請求項3】 切断刃はシートの幅方向に複数の山と谷
    との刃先が繰り返されて構成されることを特徴とする請
    求項2記載のシート切断装置。
  4. 【請求項4】 切断刃のシートの通路とは反対側には、
    シートを幅方向にわたって支持する支持部材が設けられ
    ることを特徴とする請求項2記載のシート切断装置。
  5. 【請求項5】 シートの通路には、圧縮空気をシートの
    各表面に噴射するノズルが設けられ、 ノズルよりも上流側には、空気抜き用溝が形成され、か
    つシートを挟持して搬送するロールが設けられることを
    特徴とする請求項2記載のシート切断装置。
JP6748191A 1991-03-30 1991-03-30 シート切断装置 Withdrawn JPH05277985A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20000000109A (ko) * 1999-09-10 2000-01-15 문정근 용지 컷팅장치
JP2007196328A (ja) * 2006-01-26 2007-08-09 Gunze Ltd シート材切断方法及びシート材切断装置
JP2010112076A (ja) * 2008-11-06 2010-05-20 Shimizu Corp 煙突内ライニング材除去装置
CN111924623A (zh) * 2020-07-10 2020-11-13 安徽省桐城市雅格卫生材料有限公司 一种抗菌除味型防尘口罩生产用剪裁设备

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