JPH05277969A - 物品移載装置 - Google Patents

物品移載装置

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JPH05277969A
JPH05277969A JP8071792A JP8071792A JPH05277969A JP H05277969 A JPH05277969 A JP H05277969A JP 8071792 A JP8071792 A JP 8071792A JP 8071792 A JP8071792 A JP 8071792A JP H05277969 A JPH05277969 A JP H05277969A
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JP
Japan
Prior art keywords
shaft
drive arm
drive
kneading
raw material
Prior art date
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Pending
Application number
JP8071792A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Kanbara
正行 神原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KOBE KIKAI KK
Original Assignee
KOBE KIKAI KK
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Publication date
Application filed by KOBE KIKAI KK filed Critical KOBE KIKAI KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 所定の距離を離れた空間を直線的に往復動し
て物品を橋渡し的に移載する装置を提供する。 【構成】 基台6に支持した駆動軸7と、該駆動軸に基
端を固着した回転リンク9と、該回転リンク先端部に回
転自在に支持され、かつ、駆動軸と回転伝達機構11を
介して連結した連結軸10と、該連結軸に一端を回転自
在に支持し、他端に物品保持機構13を装着した駆動ア
ーム12と、前記基台に回動自在に支持した駆動アーム
支持軸14と、該駆動アーム支持軸に設けられ、連結軸
寄りで駆動アームを摺動自在に支持した支持部材15を
備えたことを特徴とする物品移載装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、所定の距離を離れた
空間を直線的に往復動して物品を橋渡し的に移載する装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、ゴムまたは樹脂類を原料にして
これを混合練り合わせる混練機として、一対の混練ロー
ルを備えた混練部と、混練部上方に位置し、一対の原材
料引き上げロールならびに原材料引き上げロール前方で
ロール長手方向に往復移動する誘導ガイドを備えた自動
練り返し部からなる混練機が実用されている。
【0003】この種の混練機では、混練部において混練
ロール間から混練されて出てくるシート状の原材料を混
練部上方に配装した自動練り返し部に誘導ガイドを介し
て導き、誘導ガイドによって横へ拡がりのある原材料を
集括的にして幅を狭め、この幅を狭めた位置を横方向に
変えながら原材料引き上げロール間を通過させて混練部
に戻して混練を繰り返すものである。
【0004】上記する混練機において、混練を開始する
段で最初に混練部から出てくるシート状の原材料を自動
練り返し部に掛け渡すには、混練部から出てきたシート
状の原材料を適宜の幅で帯状に切り出し、その先端部を
持ち上げて自動練り返し部に挿入するものである。とこ
ろが、原材料は重量的に重たく、加熱されているために
熱く、粘着性もあるので、原材料の掛け渡し作業を作業
員の手で行う場合は、労力負担の大きい危険な作業とな
り、また、原材料を自動練り返し部に対して放り上げる
ようにして原材料引き上げロールに挿入する作業を的確
に行うには作業員の熟練も必要とされる。そこで、混練
機における機械構造上避けられない混練部と自動練り返
し間における原材料の掛け渡し作業を機械化するため
に、本出願人は先に混練機に付設される原材料引き上げ
装置を提案した。
【0005】図3 (a), (b)は混練機に付設した原
料引き上げ装置の動作説明図である。
【0006】混練機1は周知構成のもので、水平配置の
一対の混練ロール2a,2bを備えた混練部2と、混練
部上方に位置し、傾斜配置の一対の原材料引き上げロー
ル3a,3b、ならびにこの原材料引き上げロール前方
でロール長手方向に往復移動する誘導ガイド3cを備え
た自動練り返し部3からなる。この混練機1に付設した
原材料引き上げ装置4は、前記自動練り返し部3の上方
に、該自動練り返し部真上から混練部側方までを伸縮動
するロッド4aを備え、ロッド先端にクランプ5を設け
たものである。
【0007】そして、原材料引き上げ装置4は、図3
(a)に示すように、混練部2において原材料Aが混練
されて混練ロール2a,2b間から出てくるシート状部
分から切り出した帯状の原材料A′を、混練部側方まで
伸長させたロッド先端のクランプ5によって挟持し、自
動練り返し部真上まで引き上げてクランプ5から開放す
ると、図3 (b)に示すように自動的に原材料引き上げ
ロール3a,3b間に挿入するものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記する混
練機において、その自動練り返し部までの床面からの高
さは、小型機で2m程度、大形機にもなると3mを超す
高さがあるもので、これに自動練り返し部真上から混練
部側方までを伸縮動するロッドを備えた原料引き上げ装
置を装備する場合、混練機が設備される部屋の天井高さ
が原材料引き上げ装置の天端によって決められるように
なって建物設計面から問題がある。
【0009】この発明は上述の点に鑑みなされたもので
あって、混練機における機械構造上避けられない混練部
と自動練り返し部間における原材料の掛け渡し作業など
に適用して装置の高さ低減を可能にした物品移載装置を
提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めのこの発明の要旨とするところは、所定の距離を離れ
た空間を直線的に移動して物品を移載する装置であっ
て、基台に支持した駆動軸と、該駆動軸に基端を固着し
た回転リンクと、該回転リンク先端部に回転自在に支持
され、かつ、駆動軸と回転伝達機構を介して連結した連
結軸と、該連結軸に一端を回転自在に支持し、他端に物
品保持機構を装着した駆動アームと、前記基台に回動自
在に支持した駆動アーム支持軸と、該駆動アーム支持軸
に設けられ、連結軸寄りで駆動アームを摺動自在に支持
した支持部材を備えたことを特徴とする物品移載装置に
ある。
【0011】
【作用】物品を上下方向に移動させる場合、回転リンク
は最大270°を往復回動し、駆動アームが水平位を採
って物品保持機構を上昇終点に持ち上げるので、駆動ア
ーム上方における装置の占有空間が低減できる。
【0012】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて説
明する。
【0013】図1はこの発明の斜視図である。
【0014】図において、6は基台、7は基台6に支持
した駆動軸で、正転および逆転可能にモータなどの駆動
源8に連結されている。9は駆動軸7に基端を固着した
回転リンク、10は回転リンク9の先端部に回転自在に
支持した連結軸で、駆動軸7とは回転伝達機構11を介
して連結し、駆動軸7に対して連結軸10を同一速度で
同一方向に回転させて、駆動軸7回りに回転リンク9と
一体に回動するようにしている。なお、実施例では、回
転駆動機構11として駆動軸7と連結軸10にそれぞれ
同一歯数で同一径の歯車11a,11bを取着して両歯
車11a,11bに中間歯車11cを噛合させた構成を
示しているが、駆動軸7と連結軸10にそれぞれ同一径
のプーリを取着して両ブーリ間にベルトを掛け渡す構成
にしてもよい。
【0015】12は連結軸10に一端を回転自在に支持
し、他端に物品保持機構13を装着した駆動アーム、1
4は回転リンク9の回動軌跡下部側方に位置して基台6
に回動自在に支持した駆動アーム支持軸、15はこの駆
動アーム支持軸14に設けられ、連結軸寄りで駆動アー
ム12を摺動自在に支持した支持部材である。
【0016】然して、実施例は、この発明を前述の図3
(a), (b)における混練機1に付設した原材料引き
上げ装置4に適用したものである。
【0017】このために、物品保持機構13としてクラ
ンプ5を装備する。そして、物品保持機構13の主体部
13aを支軸16を介して駆動アーム12に支持し、こ
の支軸16から所定距離を離して主体部13aに連結ロ
ッド17の一端を回動自在に連結し、この連結ロッド1
7の他端を連結軸10に固着した連結リンク18先端に
回動自在に連結して常時駆動アーム12と連結ロッド1
7の平行関係を保って物品保持機構13、すなわち、ク
ランプ5の姿勢(方向性)が変わないようにしている。
【0018】上記構成において、図2を参照しながら動
作について説明する。
【0019】基台6は混練機1の機枠1aに取着した支
持体1bに配装される。回転リンク9は最大の270°
を往復回動し、この両方の回動終点で駆動アーム12は
回転リンク9と直角をなし、クランプ5を自動練り返し
部3の真上から混練部2の側方まで移動させる。なお、
図2はクランプ5が上昇終点にある状態を示し、また、
連結軸10の回動軌跡に対応する物品保持機構13、す
なわち、クランプ5の移動軌跡を示している。
【0020】図2において、駆動軸7の回転で回転伝達
機構11を介して連結軸10を回転させるとともに、回
転リンク9を右回動(正転)させると、連結軸10が最
下位位置から上昇動を開始し、これに連動して駆動アー
ム12は駆動アーム支持軸14を支点にして揺動し、駆
動アーム12端部に装着した物品保持機構13とともに
クランプ5を下降させる。ここで、駆動アーム12は駆
動アーム支持軸14に設けた支持部材15を摺動して駆
動アーム支持軸14からクランプ5間の距離、つまり、
駆動アーム支持軸14に対する揺動支点を変えてクラン
プ5を斜めにほぼ直線的に下降させる。
【0021】こうして、回転リンク9が270°を正転
して回動終点に達すると、駆動アーム12が垂直位を採
ってクランプ5は混練部2の側方に位置する下降終点に
到達する。
【0022】この状態で図3 (a)同様に、混練部2に
おいて切り出した帯状の原材料A′の先端部をクランプ
5に挟持させて回転リンク9を左回動(逆転)させる
と、クランプ5は上記の逆順で上昇して上昇終点とされ
る自動練り返し部3の真上まで引き上げるもので、ここ
で、クランプ5から開放すると、図3 (b)同様に、帯
状の原材料A′の先端部は回転状態にある原材料引き上
げロール3a,3b上に落下して自動的に原料引き上げ
ロール3a,3b間に引き込まれて混練部2へ誘導され
る。
【0023】なお、上記実施例では、クランプ5を上下
方向に移動させる構成を示したが、必要に応じて水平方
向への移動させるようにしてもよい。また、実施例で
は、回転リンク9は最大の270°を往復回動して駆動
アーム12を揺動させてその端部に装着した物品保持機
構11を移動させる構成を示したが、必要に応じて回転
リンク9の往復回動角を小さくして物品保持機構11の
移動距離を任意に設定することができる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
次のような効果を奏する。
【0025】(1) 駆動アームを、その一方の端部寄
りを揺動支点として揺動させ、かつ、駆動アームの他方
の端部に装着した物品保持機構を直線的に往復動させる
から、所定の距離を離れた空間を姿勢を変えることなく
物品の橋渡し的に移載するのに便利である。
【0026】(2) ゴムまたは樹脂類を原料としてこ
れを混練する混練機に付設する原料引上げ装置に適用す
る場合、装置の高さを低減できるので、混練機が設備さ
れる部屋の天井高さを低くできて建物設計面から有利と
される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の斜視図である。
【図2】 動作説明図である。
【図3】 (a), (b)は混練機に付設した原材料引
き上げ装置の動作説明図である。
【符号の説明】
6…基台 7…駆動軸 9…回転リンク 10…連結軸 11…回転駆動機構 12…駆動アーム 13…物品保持機構 14…駆動アーム支持軸 15…支持部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の距離を離れた空間を直線的に移動し
    て物品を移載する装置であって、基台に支持した駆動軸
    と、該駆動軸に基端を固着した回転リンクと、該回転リ
    ンク先端部に回転自在に支持され、かつ、駆動軸と回転
    伝達機構を介して連結した連結軸と、該連結軸に一端を
    回転自在に支持し、他端に物品保持機構を装着した駆動
    アームと、前記基台に回動自在に支持した駆動アーム支
    持軸と、該駆動アーム支持軸に設けられ、連結軸寄りで
    駆動アームを摺動自在に支持した支持部材を備えたこと
    を特徴とする物品移載装置。
JP8071792A 1992-04-02 1992-04-02 物品移載装置 Pending JPH05277969A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8071792A JPH05277969A (ja) 1992-04-02 1992-04-02 物品移載装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP8071792A JPH05277969A (ja) 1992-04-02 1992-04-02 物品移載装置

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Publication Number Publication Date
JPH05277969A true JPH05277969A (ja) 1993-10-26

Family

ID=13726103

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8071792A Pending JPH05277969A (ja) 1992-04-02 1992-04-02 物品移載装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH05277969A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103802131A (zh) * 2012-11-08 2014-05-21 沈阳新松机器人自动化股份有限公司 堆垛机手臂结构及其走线布置方法
CN105269561A (zh) * 2015-11-03 2016-01-27 深圳市福士工业科技有限公司 一种水平四关节机械手

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CN103802131A (zh) * 2012-11-08 2014-05-21 沈阳新松机器人自动化股份有限公司 堆垛机手臂结构及其走线布置方法
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