JPH0527795A - 音声認識装置 - Google Patents
音声認識装置Info
- Publication number
- JPH0527795A JPH0527795A JP3184415A JP18441591A JPH0527795A JP H0527795 A JPH0527795 A JP H0527795A JP 3184415 A JP3184415 A JP 3184415A JP 18441591 A JP18441591 A JP 18441591A JP H0527795 A JPH0527795 A JP H0527795A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voice
- recognition
- signal
- score
- result
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 話者が音声認識装置に対して行動を起こさず
とも音声を認識でき、その操作性が向上して、音声認識
を行う際の認識率を向上させる。 【構成】 マイクロホン1により入力された音声レベル
検出部1により検出し、音声認識部4に認識開始を指示
する。また、音声の頭切れを防ぐために遅延部3をマイ
クロホン1と音声認識部4の間に設け、周囲のノイズや
話者の独り言等によってレベルが検出されて認識を開始
した場合、音声認識部4から認識結果とその得点を出力
し、判定部5で規定以下の得点の場合には、外部への認
識結果の出力を停止する。
とも音声を認識でき、その操作性が向上して、音声認識
を行う際の認識率を向上させる。 【構成】 マイクロホン1により入力された音声レベル
検出部1により検出し、音声認識部4に認識開始を指示
する。また、音声の頭切れを防ぐために遅延部3をマイ
クロホン1と音声認識部4の間に設け、周囲のノイズや
話者の独り言等によってレベルが検出されて認識を開始
した場合、音声認識部4から認識結果とその得点を出力
し、判定部5で規定以下の得点の場合には、外部への認
識結果の出力を停止する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、人間の音声を認識して
認識結果を出力する音声認識装置に関する。
認識結果を出力する音声認識装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、音声認識装置は周囲のノイズ等と
認識すべき音声を区別する必要があり、このため話者が
言葉を認識させるときに押しボタン等を操作してスター
ト信号を音声認識装置内で発生させ、このスタート信号
により認識すべき音声を区別して音声認識処理を行って
いる。
認識すべき音声を区別する必要があり、このため話者が
言葉を認識させるときに押しボタン等を操作してスター
ト信号を音声認識装置内で発生させ、このスタート信号
により認識すべき音声を区別して音声認識処理を行って
いる。
【0003】これにより、音声認識装置は高い認識率を
得ている。
得ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の音声認識装置では、音声認識時毎に話者が必ず押し
ボタンを操作しなければならないため、その操作が面倒
であり、操作性が悪く、結果的に音声認識を行う際の認
識率が向上しないという欠点があった。
来の音声認識装置では、音声認識時毎に話者が必ず押し
ボタンを操作しなければならないため、その操作が面倒
であり、操作性が悪く、結果的に音声認識を行う際の認
識率が向上しないという欠点があった。
【0005】本発明は、上記課題を解決するものであ
り、話者が音声認識装置に対して行動を起こさずとも音
声を認識でき、その操作性、音声認識率が向上する優れ
た音声認識装置を提供することを目的とする。
り、話者が音声認識装置に対して行動を起こさずとも音
声を認識でき、その操作性、音声認識率が向上する優れ
た音声認識装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の音声認識装置は、レベル検出手段により音
声認識得点手段に対して、話者の発声と略同時にスター
ト信号を送出して発声開始からスタート信号入力までの
時間差によって生じる音声の頭切れを遅延手段で阻止
し、不要音信号によりスタート信号が入力された場合に
音声認識の結果の得点により、認識結果を外部への出力
を判定手段で判断するようにしたものである。
に、本発明の音声認識装置は、レベル検出手段により音
声認識得点手段に対して、話者の発声と略同時にスター
ト信号を送出して発声開始からスタート信号入力までの
時間差によって生じる音声の頭切れを遅延手段で阻止
し、不要音信号によりスタート信号が入力された場合に
音声認識の結果の得点により、認識結果を外部への出力
を判定手段で判断するようにしたものである。
【0007】
【作用】したがって、本発明の音声認識装置によれば、
話者の発声と略同時にスタート信号を送出して発声開始
からスタート信号入力までの時間差によって生じる音声
の頭切れ阻止し、周囲ノイズによってスタート信号が入
力された場合に対しても音声認識の結果の得点により、
認識結果を外部に出力するかどうかを判断しているた
め、話者が音声認識装置に対して行動を起こさずとも音
声を認識でき、その操作性、音声認識率が向上する。
話者の発声と略同時にスタート信号を送出して発声開始
からスタート信号入力までの時間差によって生じる音声
の頭切れ阻止し、周囲ノイズによってスタート信号が入
力された場合に対しても音声認識の結果の得点により、
認識結果を外部に出力するかどうかを判断しているた
め、話者が音声認識装置に対して行動を起こさずとも音
声を認識でき、その操作性、音声認識率が向上する。
【0008】
【実施例】以下、本発明の音声認識装置の実施例を図面
を参照して説明する。
を参照して説明する。
【0009】図1は、実施例の構成を示している。図1
において、1は話者の音声入力用のマイクロホンであ
り、2は音声レベルを検出するレベル検出部、3はマイ
クロホン1より入力された音声信号をn秒間遅延させる
遅延部、4はレベル検出部2からのスタート信号により
音声認識を開始し、結果を得点付きで出力する音声認識
部、5はその結果を判定し、認識結果の出力を決定する
判定部である。
において、1は話者の音声入力用のマイクロホンであ
り、2は音声レベルを検出するレベル検出部、3はマイ
クロホン1より入力された音声信号をn秒間遅延させる
遅延部、4はレベル検出部2からのスタート信号により
音声認識を開始し、結果を得点付きで出力する音声認識
部、5はその結果を判定し、認識結果の出力を決定する
判定部である。
【0010】次に、上記構成における動作について説明
する。図2(a)は図1の音声信号S11の音声波形と
時間との関係を示しており、図2(b)は音声信号S1
2の音声波形と時間およびスタート信号との関係を表わ
している。
する。図2(a)は図1の音声信号S11の音声波形と
時間との関係を示しており、図2(b)は音声信号S1
2の音声波形と時間およびスタート信号との関係を表わ
している。
【0011】話者のマイクロホン1からの音声信号は、
レベル検出部2、遅延部3に夫々供給される。レベル検
出部2は、規定値以上の音声信号レベルを検出すると音
声認識部4に対して図2(a)に示すように、スタート
信号を送出する。
レベル検出部2、遅延部3に夫々供給される。レベル検
出部2は、規定値以上の音声信号レベルを検出すると音
声認識部4に対して図2(a)に示すように、スタート
信号を送出する。
【0012】この場合、入力される音声信号の頭切れが
発生するため、正しい認識ができなくなる。そこで、図
2(b)のように、スタート信号入力より音声信号が遅
延するように、遅延部3によって音声信号をn秒遅延さ
せ、入力音声の頭切れを阻止する。
発生するため、正しい認識ができなくなる。そこで、図
2(b)のように、スタート信号入力より音声信号が遅
延するように、遅延部3によって音声信号をn秒遅延さ
せ、入力音声の頭切れを阻止する。
【0013】ここでレベル検出部2は、周囲のノイズ
や、話者の独り言ごとのように、不要な音声に対しても
規定値以上のレベルが入力されると音声認識部4に対し
てスタート信号を出力し、その都度、音声認識部4が認
識結果を出力してしまう。
や、話者の独り言ごとのように、不要な音声に対しても
規定値以上のレベルが入力されると音声認識部4に対し
てスタート信号を出力し、その都度、音声認識部4が認
識結果を出力してしまう。
【0014】このため音声認識部4からの認識結果と得
点を出力させ、判定部5に供給する。周囲ノイズや独り
言は、音声認識部4が認識しようとしている言葉と異な
っているので得点が低いことが期待される。判定部5
は、規格以上の得点の場合は、認識結果を正解と判断
し、外部に対して出力する。
点を出力させ、判定部5に供給する。周囲ノイズや独り
言は、音声認識部4が認識しようとしている言葉と異な
っているので得点が低いことが期待される。判定部5
は、規格以上の得点の場合は、認識結果を正解と判断
し、外部に対して出力する。
【0015】また、この規格以下の場合は、音声認識部
4で得られた認識結果は周囲ノイズ等であると判断して
認識結果の外部への出力を中止する。
4で得られた認識結果は周囲ノイズ等であると判断して
認識結果の外部への出力を中止する。
【0016】このように、上記実施例によれば、レベル
検出部2がスタート信号を発生させるので、話者が音声
認識装置に対して認識開始の行動、例えば、話者が言葉
を認識させるための押しボタン等の操作を行う必要がな
くなり、その操作性が向上し、また、遅延部3と、判定
部5により、誤認識が有効に阻止されて、認識率が向上
することになる。
検出部2がスタート信号を発生させるので、話者が音声
認識装置に対して認識開始の行動、例えば、話者が言葉
を認識させるための押しボタン等の操作を行う必要がな
くなり、その操作性が向上し、また、遅延部3と、判定
部5により、誤認識が有効に阻止されて、認識率が向上
することになる。
【0017】
【発明の効果】上記説明から明らかなように本発明の音
声認識装置は、話者の発声と略同時にスタート信号を送
出して発声開始からスタート信号入力までの時間差によ
って生じる音声の頭切れ阻止し、周囲ノイズによってス
タート信号が入力された場合に対しても音声認識の結果
の得点により、認識結果を外部に出力するかどうかを判
断しているため、話者が音声認識装置に対して行動を起
こさずとも音声を認識でき、その操作性、音声認識率が
向上するという効果を有する。
声認識装置は、話者の発声と略同時にスタート信号を送
出して発声開始からスタート信号入力までの時間差によ
って生じる音声の頭切れ阻止し、周囲ノイズによってス
タート信号が入力された場合に対しても音声認識の結果
の得点により、認識結果を外部に出力するかどうかを判
断しているため、話者が音声認識装置に対して行動を起
こさずとも音声を認識でき、その操作性、音声認識率が
向上するという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の音声認識装置における実施例の構成を
示すブロック図
示すブロック図
【図2】(a)は実施例の動作説明におけるレベル検出
とスタート信号の出力との関係を示す図 (b)は実施例における音声信号遅延による頭切れ阻止
の説明のための説明図
とスタート信号の出力との関係を示す図 (b)は実施例における音声信号遅延による頭切れ阻止
の説明のための説明図
1 マイクロホン 2 レベル検出部 3 遅延部 4 音声認識部 5 判定部
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 音声が入力されて音声信号を出力するマ
イクロホンと、音声信号のレベルを検出するレベル検出
手段と、上記音声信号を遅延させる遅延手段と、上記音
声信号を認識し、その結果に対して得点を与える音声認
識得点手段と、上記音声認識得点手段における得点を判
定する判定手段とを備え、上記レベル検出手段により音
声認識得点手段に対して、話者の発声と略同時にスター
ト信号を送出して発声開始からスタート信号入力までの
時間差によって生じる音声の頭切れを遅延手段で阻止
し、不要音信号によりスタート信号が入力された場合に
音声認識の結果の得点により、認識結果を外部への出力
を判定手段で判断することを特徴とする音声認識装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3184415A JPH0527795A (ja) | 1991-07-24 | 1991-07-24 | 音声認識装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3184415A JPH0527795A (ja) | 1991-07-24 | 1991-07-24 | 音声認識装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0527795A true JPH0527795A (ja) | 1993-02-05 |
Family
ID=16152771
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3184415A Pending JPH0527795A (ja) | 1991-07-24 | 1991-07-24 | 音声認識装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0527795A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09302676A (ja) * | 1996-05-16 | 1997-11-25 | Teruichi Tsuchiya | 基礎盤 |
US7043429B2 (en) | 2001-08-24 | 2006-05-09 | Industrial Technology Research Institute | Speech recognition with plural confidence measures |
-
1991
- 1991-07-24 JP JP3184415A patent/JPH0527795A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09302676A (ja) * | 1996-05-16 | 1997-11-25 | Teruichi Tsuchiya | 基礎盤 |
US7043429B2 (en) | 2001-08-24 | 2006-05-09 | Industrial Technology Research Institute | Speech recognition with plural confidence measures |
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