JPH052778U - トイレ洗浄装置 - Google Patents
トイレ洗浄装置Info
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- JPH052778U JPH052778U JP5580591U JP5580591U JPH052778U JP H052778 U JPH052778 U JP H052778U JP 5580591 U JP5580591 U JP 5580591U JP 5580591 U JP5580591 U JP 5580591U JP H052778 U JPH052778 U JP H052778U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 容易に、衛生的に、且つ人手をかけずに便器
等を洗浄、乾燥できるトイレ洗浄装置を提供する。 【構成】 本装置は、トイレの小便器1等を覆うように
形成された楯状又は椀状のカバ−本体2と、該カバー本
体2に取り付けられる1又は2以上の洗浄水・空気供給
用基配管3と、該基配管3に取り付けられ該小便器1等
に洗浄水を噴射しその後空気を噴出する洗浄・乾燥ノズ
ル4を有する洗浄・乾燥部5と、を備え、該小便器1は
2以上が並列配置されており、これを順次洗浄するよう
に、該カバー本体2の進行方向及び前後方向に該カバー
本体2を案内するための案内手段7が設けられている。
そして、小便器2手前に設けられているお立ち台8も、
これを洗浄するための洗浄水・空気供給ノズル8により
洗浄、乾燥する。大便器も同様にカバー本体等を用いて
洗浄することができる。
等を洗浄、乾燥できるトイレ洗浄装置を提供する。 【構成】 本装置は、トイレの小便器1等を覆うように
形成された楯状又は椀状のカバ−本体2と、該カバー本
体2に取り付けられる1又は2以上の洗浄水・空気供給
用基配管3と、該基配管3に取り付けられ該小便器1等
に洗浄水を噴射しその後空気を噴出する洗浄・乾燥ノズ
ル4を有する洗浄・乾燥部5と、を備え、該小便器1は
2以上が並列配置されており、これを順次洗浄するよう
に、該カバー本体2の進行方向及び前後方向に該カバー
本体2を案内するための案内手段7が設けられている。
そして、小便器2手前に設けられているお立ち台8も、
これを洗浄するための洗浄水・空気供給ノズル8により
洗浄、乾燥する。大便器も同様にカバー本体等を用いて
洗浄することができる。
Description
【0001】
本考案は、事務所ビルや公共施設等のトイレ(便所)における小便器や大便器
(両者を併せて、単に便器ともいう。)、更には共同床面等を洗浄するためのト
イレ洗浄装置に関する。
【0002】
従来、こうした衛生機器(器具)の掃除は、通常、定期的に作業者が水洗い、
又は洗浄液を用いて洗浄ブラシで汚れをこすり落とし、適宜、その周囲を拭き取
る等しているが、多くの場合手作業で行われている。こうした便器、特に公共施
設における便器は、著しく使用状態(マナー)が悪く、そのために便器の汚れは
短時間で著しく、本来頻繁な洗浄(清掃)が必要とされる。このため、作業の簡
易、合理化や作業性の向上を図るため、近時は、種々の対策が講じられている。
電動洗浄ブラシによる汚れの除去や高圧水のジェット噴射による洗浄が良く知ら
れている。
【0003】
従来の洗浄装置による作業はその性質上、どうしても手を汚すこととなるので
非衛生的であり、またその作業も大変である。また、洗浄時には洗浄液が周囲に
飛散しがちである。このため、せっかく洗浄してもその後の乾燥ないし拭き取り
作業に手間が掛かるし、また足跡などで汚してしまうといった問題があった。と
りわけ、便器の数が多いトイレの場合には、どうしても十分な洗浄がされず、清
潔性が保持されないという問題があった。
また、十分な洗浄がされないことにより、衛生機器の表面やそれに付帯するト
ラップないし器具排水管内部に尿石やスケール更には微生物等の角質化したもの
が付着、堆積し、簡易な洗浄ではもはやその汚れの除去ができなくなってしまう
といった問題もあった。
【0004】
本考案は、こうした問題点を解消するものであり、容易に、衛生的に、且つ人
手をかけずに便器等を洗浄、乾燥できるトイレ洗浄装置を提供することを目的と
する。
【0005】
前記の目的を達成するために、本考案にかかる小便器等の洗浄装置は、トイレ
の小便器を覆うように形成された楯状又は椀状のカバー本体と、該カバー本体に
取り付けられる1又は2以上の洗浄液・空気供給用基配管と、該基配管に取り付
けられ前記小便器のうちの少なくとも内部に洗浄液を噴射しその後空気を噴出す
る洗浄・乾燥ノズルを有する洗浄・乾燥部と、を備えることを特徴とする。
【0006】
前記洗浄・乾燥部は固定式であり、前記洗浄・乾燥ノズルは多数配置される構
成とすることができる。
また、この洗浄・乾燥部を上下方向に移動させる移動手段を備え、前記洗浄・
乾燥ノズルは、該洗浄・乾燥部の一端側(下方側又は上方側)に取り付けられ前
記洗浄・乾燥部の上下動に伴って、上下に移動することにより、小便器を洗浄し
乾燥することができる構成とすることができる。
尚、ここで洗浄液とは、水からなる洗浄水のみならず、洗剤、殺菌剤等を含む
洗浄水、更には他の洗浄液(水系以外のものも含む。)等を含む意味である。
【0007】
また、前記カバー本体には、保持部材を備え、前記小便器は2以上が配置され
ており、該小便器を順次洗浄するように、該保持部材を移動させることにより、
前記カバー本体の進行方向及び前後方向に該カバー本体を案内するための案内手
段が設けられたものとすることができる。尚、この保持部材ととしては、図1の
ような吊り下げ管材6、又は図2に示すような下方を保持するL字材6a、図5
に示すような2連結型L字剤6b等とすることができる。尚、単に手動とし且つ
このカバー本体を床面に安定して配置し、移動できれば、この保持部材をなくす
ることもできる。この2以上の小便器の配列方法は、並列のみならず、L字状、
コの字状、ジグザク状等とすることができる。
更に、前記小便器にはお立ち台が設けられており、該小便器と離れた側のお立
ち台側に、該お立ち台の床面に洗浄液を噴射しその後空気を噴出する洗浄液・空
気供給ノズルを有するお立ち台用洗浄・乾燥用配管が設けられ、該小便器方向へ
向けて該お立ち台の床面に、該洗浄液を噴射させその後空気を噴出させて該お立
ち台の床面を洗浄し乾燥することとした構成とすることもできる。
また、トイレの小便器は2以上が並列配置されており、前記お立ち台が横方向
に長く連続しており、前記お立ち台洗浄・乾燥用配管は該小便器の並列配置方向
に移動可能とすることができる。
【0008】
本考案の他の装置は、乾燥手段としてスキージ手段を用いたものとすることが
できる。即ち、本装置は、トイレの小便器を覆うように形成された楯状又は椀状
のカバー本体と、該カバー本体に取り付けられる1又は2以上の洗浄液供給用基
配管と、該基配管に取り付けられ前記便器のうちの少なくとも内部に洗浄液を噴
射する洗浄ノズルを有する洗浄部と、前記カバー本体に装着され柔軟性材料片(
例えば、ゴム片等)からなり床面及び小便器の外周の少なくとも一方と接触する
ように配置されているスキージ手段と、を備えることを特徴とする。
【0009】
このトイレの小便器は2以上が並列配置されており、前記スキージ手段は、前
記スキージ手段は、前記カバー本体の下側外周に下方に延びるように配置され床
と接触する床用スキージ手段と、該カバー本体の両側方の内側及び上方に内側方
向に延びるように配置され小便器外周と接触する小便器用スキージ手段と、から
なるものとすることができる。
また、前記カバー本体を保持する保持部材を備え、前記小便器を順次洗浄する
ように、該保持部材を移動させることにより、前記カバー本体の前後方向及び進
行方向に該カバー本体を案内する案内手段が設けられている構成とすることがで
きる。この場合は、床面及び小便器外周の全てをスキージできるので有用である
。
【0010】
更に、前記小便器にはお立ち台が設けられており、該小便器と離れた側のお立
ち台側に、洗浄液噴射ノズルを有するお立ち台洗浄液用配管が設けられ、該小便
器方向へ向けて該お立ち台の床面に該洗浄液を噴射させて該お立ち台の床面を洗
浄することとしたものとすることもできる。
また、トイレの小便器は2以上が並列配置されており、前記お立ち台が横方向
に長く連続しており、お立ち台洗浄液用配管は該小便器の並列配置方向に移動可
能としたものとすることもできる。この並列配列としては、直線状のみならず、
多数の便器をL字状若しくはコの字状に配列したものも含む。
【0011】
本考案の大便器等の洗浄装置は、トイレの大便器を覆うように形成された椀状
のカバー本体と、該カバー本体に取り付けられる1又は2以上の洗浄液・空気供
給用基配管と、該基配管に取り付けられ前記大便器のうちの少なくとも内部に洗
浄液を噴射しその後空気を噴出する洗浄・乾燥ノズルを有する洗浄・乾燥部と、
を備えることを特徴とする。
【0012】
また、この洗浄・乾燥部は椀状のカバー本体の上面の内側に配設されたリング
状ガイド部を有し、前記洗浄・乾燥ノズルは1つであり該リング状ガイド部に沿
って360度周回移動する構成とすることができる。
更に、前記カバー本体を保持する保持部材を備え、前記1つの大便器を有する
上方開放の個室が2以上配置されており、該大便器を順次洗浄するように、該保
持部材を移動させることにより、前記カバー本体を上下方向及び進行方向に案内
するための案内手段が、前記個室上方側に設けられているものとすることもでき
る。尚、この配置の仕方は、特に限定されず、並列(横列)配置でもよいし、コ
の字状配列、円周配列、ジグザク状配列、ランダム配列等でもよい。
【0013】
また、前記大便器を収容する個室を形成する出口と反対側の壁側に、洗浄液を
噴射しその後空気を噴出する洗浄液・空気供給用ノズルを有する共同床洗浄・乾
燥用壁面側配管が設けられ、該大便器室床面に該洗浄液を噴射させて洗浄しその
後空気を噴出させて乾燥させるものとすることができる。
更に、共同床を備え、前記大便器を収容する個室を形成する出口側に、洗浄液
を噴射しその後空気を噴出する洗浄液・空気供給用ノズルを有する共同床洗浄・
乾燥用壁面側配管が設けられ、該共同床面に該洗浄液を噴射させて洗浄しその後
空気を噴出させて乾燥させる構成とすることもできる。
【0014】
また、共同床を備え、複数配置される小便器にはお立ち台が設けられており、
該お立ち台の壁面には、前記共同床の方向へ洗浄液を噴射しその後空気を噴出す
る洗浄液・空気供給用ノズルを有する共同床洗浄・乾燥用壁面側配管が設けられ
、該洗浄液を噴射させて該共同床面を洗浄しその後空気を噴出させて乾燥させる
構成とすることもできる。
また、前記共同床洗浄・乾燥用壁面側配管は移動可能としたものとすることが
できる。
本考案の共同床面等の洗浄を主目的とするトイレ洗浄装置は、共同床面の一方
から他方へ移行される基台と、該基台に取り付けられ柔軟性材料片(ゴム片等)
からなり共同床面と接触するように配置され共同床面を乾燥させるためのスキー
ジ手段と、該スキージ手段を前記共同床面の一方から他方へ移行させる移行手段
と、を備えることを特徴とする。
前記基台は、お立ち台壁面、又は大便器を収容する個室の出口側に取り付けら
れる案内手段に移動可能のように配設されたものとすることができる。
【0015】
更に、前記基台には共同床面を洗浄するための洗浄ノズルを有する洗浄部を備
えることができる。
また、前記基台には、前記洗浄ノズルから噴出する洗浄液の飛散を防止するた
めの飛散防止手段が設けられた構成とすることができる。この飛散防止手段とし
ては、このノズル(ノズル列)の前方、後方若しくは上方、更には両側方等に板
状片、シート片等を配置するものとすることができる。この材質は、特に限定さ
れず、ゴム、樹脂、金属等とすることができる。
更に、この洗浄ノズルでなく、所定の壁面側配管に設けられたノズルを用いて
洗浄するシステムとすることができる。即ち、前記大便器を収容する個室を形成
する出口側に、共同床の方向へ洗浄液を噴射する洗浄液供給用ノズルを有する共
同床洗浄用壁面側配管が設けられ、共同床を介して該大便器の反対側に小便器が
配設されており、該小便器にはお立ち台が設けられており、該お立ち台の壁面に
は、前記共同床の方向へ洗浄液を噴射する洗浄液供給用ノズルを有する共同床洗
浄用壁面側配管が設けられているものとすることができる。
【0016】
前記のように構成された本考案の装置においては、洗浄対象の便器に本装置を
被せ、その状態のもとで洗浄液を圧送すれば洗浄ノズルからの洗浄液のジェット
噴射により、便器及びその周囲は洗浄される。そして、その後、同一ノズルから
の空気噴射又はスキージ手段の作動を行えば、便器及びその周辺を乾燥できる。
従って、作業者が便器に直接手を触れることなく、しかも大変容易に洗浄、乾燥
をすることができる。しかもこの洗浄時にはカバー本体が被せられているから、
外部への洗浄液の飛散が防止される。
【0017】
また、カバー本体に、洗浄対象とされる便器を順次洗浄、乾燥する進行の案内
手段が設けておくことで、移動の円滑化が図られる。従って、多数の便器が並列
又はランダム等に配置されている場合でも、効率的に洗浄できる。
更に、共同床面を洗浄・乾燥させる手段を有する場合は、容易に且つ人手をあ
まりかけずに共同床面を洗浄し、乾燥できる。従って、前記便器の洗浄、乾燥手
段とともにこの共同床面の洗浄、乾燥手段を付加すれば、トイレ全体の洗浄、乾
燥(清掃)が大変容易となるとともに、清潔性の維持が容易となる。
【0018】
以下の実施例について、図を参照して本考案の装置を詳細に説明する。
実施例1
本実施例においては図1に示すように、主として小便器を洗浄するトイレ洗浄
装置に関するものである。即ち、例えば、事務所ビルにおける共同トイレであっ
て、壁掛け式小便器1が複数個、連立して設置されている。尚、本例では、いわ
ゆるお立ち台8が設けられ、それと壁面25との隅角部の床面側に排水溝20が
設けられ、適宜のストレーナーが取付けられている。
【0019】
本例では、装置のカバー本体2は、アクリル樹脂等の樹脂製の平板を横断面に
おいてU字形に曲げられた楯状とされ、お立ち台8上において、小便器1の側に
前進させたとき、上方及び下方を除き、ほぼその全体を覆うよう設定されている
。また、その内側には、圧力水の圧送ポンプ(図示せず)に接続する基配管3と
連結、分枝された洗浄・乾燥部(3組の縦列された棒状部5A、5B、5C)5
が設けられている。この洗浄・乾燥部5には、複数個の洗浄・乾燥ノズル4が上
下方向に設けられている。以上より、ポンプの作動により、ノズル4から小便器
1に向かって圧力水が噴射されるよう設定されている。但し本例では、図示しな
いが、そのノズル4から、エアの噴射がされるように切り替え弁により切り替え
られるようにされている。つまり基配管がエア配管と兼用化され、図示しないコ
ンプレッサーに接続されている。尚、本例では、この基配管3は、カバー本体2
の上部から天井に向けてフレキシブルな配管部材で配管され、所定の圧力源に接
続されている。
【0020】
また、カバー本体2は、連立(並列)して設けられた各小便器1の前面横方向
に沿う状態と、各小便器1の正面から小便器1に向かって前進して移動しうるよ
う次のように構成されている。即ち、天井にこうした平面移動に倣うガイド(案
内手段)7が設けられ、このガイド7にスライド可能の部材31が取付けられ、
これに吊り下げ状の保持部材(吊下げ管材)6が装着され、その下端部がカバー
本体2の上端部に連結されている。以上より、このカバー本体2は、吊下げ管材
6により保持されるとともに、ガイド7により所定方向に案内されることとなる
。尚、本例では、前記のフレキシブルな基配管3は、この吊下げ管材6の内部に
納められている。
【0021】
更に、カバー本体2の下端縁及び洗浄対象の便器外縁に当たる(接する)位置
には、ゴムドライヤー等(ゴム片等)からなるスキージ(水切り)手段11が装
着されている。この場合、正面側(11a)、後方側(11c)、一側方(11
b)、更には便器上方に接する部分(11d)及び便器側方に接する部分(11
e、11f)に設けられている。尚、この取付位置は、目的等に応じて選択され
、これらの所望の一部分であってもよい。
以上より、本装置を使用する場合には、作業者において、ある一の小便器に対
向させ、その位置において前進させて壁面25にカバー本体2の両縁を押し付け
るようにして保持する。その下で、洗浄液を小便器1を中心として吹き付けるこ
とで小便器1及びその周囲の壁面等が洗浄される。その後、本例では、洗浄液の
圧送から空気の圧送に適宜切り替えて、空気を吹き付けることで乾燥させる。
【0022】
そして、一の小便器の洗浄及び乾燥の終了後には、カバー本体2をガイド7に
沿って後退させ、残留水分をスキージーで掻き取り、隣の小便器1の正面まで横
方向にスライドさせた後、同様にこの小便器1をカバーし、以後は前記と同様に
して、次々と洗浄すればよい。
尚、本装置を使用しないときは、図1中破線で示す左端空間位置内に収納する
ことができる。
【0023】
以上より、本実施例の装置を用いると、複数の小便器及びその周りを、容易に
且つ簡便に洗浄・乾燥(清掃)できる。また、透明樹脂製のカバー本体を用いる
ので、内部の洗浄状態が視認でき大変便利である。また、床面及び小便器周辺を
スキージするための手段を有するので、移動時にお立ち台の床面上及び小便器周
辺の水分をスキージできるので、乾燥が容易となる。
【0024】
尚、本発明においては、前記具体的実施例に示すものに限られず、目的、用途
に応じて本考案の範囲内で種々変更した実施例とすることができる。即ち、前記
カバー本体の材質は、特に限定されず、樹脂以外の材料(例えば金属等)、更に
は非透明材料(樹脂であってもよい。)を用いることもでのる。
また、カバー本体の形状も、楯状又は椀状(容器状ともいえる。)であればよ
く、前記実施例に示す両端開放形状の楯状以外に、図2に示すように両端を閉じ
る椀状(容器状ともいえる。)2とすることもできる。こうすれば、上下部への
洗浄液の飛散が防止される。更に、上端のみ開放し下方が閉じた楯形状のもので
もよい。また、スキージ手段は、図2に示すように有しなくてもよいし、図4に
示すように床に接するためには長いもの11a,b,cとしてもよい。更に、カ
バー本体の形状によっては、図5に示すように後方下縁部に設けられる帯状のも
の11g、その上端側に設けられる中央に曲がり部を有するもの11j等とする
こともできる。
【0025】
前記実施例では、カバー本体の移動を手動で行う場合を例示したが、所定の駆
動手段を設けて、自動化することもできる。
また、カバー本体の移動案内手段としては、図2に示すように、お立ち台8と
取り付け壁面25との交差部、つまり隅角部にC断面形状の案内溝7を小便器1
の並列方向に沿って形成しておき、この溝7を横方向に移動させるようブラケッ
トをスライド自在に嵌めておき、他端部をカバー本体に接続しておいても良い。
尚、その場合、小便器1に向かう前進・後退手段は、ブラケットを軸方向に伸縮
するよう構成する。また、案内溝は図5に示すように、お立ち台の壁面に設ける
構成7cとすることもできる。尚、この横方向への移動手段としては、動力モー
ターを使用しギヤー又はワイヤやチェイン等を用いることができる。
【0026】
また、前記ノズルの数、配置方法は、前記実施例の場合に限らず、便器の大き
さ、形状、更には使用目的等により適宜に決定される。更に、このノズルは、前
記のように固定式でなく、図2に示すような移動式とすることもできる。即ち、
基配管3に接続される洗浄・乾燥部5としては、ほぼ半円状に形成された配管部
にノズル4が3個横列配列されたものを用いた。そして、この洗浄・乾燥部5が
上下に移動して、小便器1のほぼ前面を洗浄、乾燥することとなる。尚、この縦
方向への移動手段としては、シリンダー(水圧、空気圧、オイル圧等)又は動力
モーター(ギヤー、ワイヤ、チェイン等)等を用いることができる。
【0027】
実施例2
本実施例は、図6〜8に示すように大便器等の洗浄装置である。即ち、和式大
便器12が複数個(例えば3個)、並列して設置されている場合に使用される装
置であって、実施例1が横方向(正面方向)からカバー本体をカバーしたのに対
し、和式大便器12であるため上方向からカバー本体2をカバーする点が異なる
が、基本的に前記実施例1と同じであるので、その相違点を中心に説明する。
【0028】
本実施例では、カバー本体2は、各大便室の平面形状よりやや小さめで、上か
ら被せる平面略矩形の椀状に形成され、被せた状態において大便器12と共に床
面(大便室床面)を覆うように形成されている。また、洗浄・乾燥ノズル4は、
フレキシブルな洗浄液・空気供給用基配管3と接続しており、このノズル4は外
周のガイド5に沿って360度自由に回転する移動型構成となっている。尚、図
中の33はユニット部を示す。図6の6は、カバー本体2を保持する保持手段(
上下動可能なワイヤ)であり、同図ではこのワイヤ6は伸び切った状態であり、
床面に設置している状態を示している。尚、この回転させる方法としては、動力
モーター(ギヤー駆動)、水圧、空気圧等により回転させる方法とすることがで
きる。乾燥手段としては、このノズル4を前記実施例1と同様に空気噴出用とし
ても使用する。尚、別個に空気噴出用(乾燥用)ノズルを有してもよい。
【0029】
また、ノズル4は、例えば、図9の底面図に示すように、大便器12及び床面
を洗浄するように、カバー本体2の適当な位置に適数個、固定配設した構成とす
ることができる。同図においては、A1、A2に位置するノズル4は主に便器の
洗浄、B1、B2、B3、B4のノズルは主に便器周りの洗浄を行う。
【0030】
尚、本実施例では、装置の移動は、各大便器室間(横方向)について天井に設
けられた案内手段(レール)7に沿う形で所定量移動する。この場合、吊下げ具
(図示せず)が横方向に天井に設けられたレールにガイドされて動く。尚、洗浄
・乾燥用基配管3はフレキシブルのため、このレールに沿った移動に追随して伸
縮する。そして、適度な位置において、ワイヤ6を緩めてカバー本体2を下降さ
せ、大便器12上に被せる。尚、カバー本体2の上下動は、本例では、小型ホイ
ストのような電動巻上げ手段により、ワイヤーを巻き取ることで行われるように
構成されているが、これに限らず、他の公知手段を用いることもできる。また、
装置の不使用時には、カバー本体2等は、図8に示すように物置室32の上部に
収納する。
【0031】
以上より、この装置の使用に際しては、作業者において、一大便器室の天井部
位にカバー本体2を移動し、その位置において床面まで下げて大便器12をカバ
ーする。その後は、前記実施例の場合と同様に、適宜、洗浄及び乾燥作業を行う
。従って、本実施例の装置においても、実施例1と同様に容易且つ簡便に、しか
も手を汚さずに大便器及びその周囲を洗浄、乾燥(清掃)できる。
【0032】
尚、本考案においては、前記具体的実施例に示すものに限られず、目的、用途
に応じて本考案の範囲内で種々変更した実施例とすることができる。即ち、大便
器用カバー本体は椀状であればよく、その椀形状は特に問わないし、その一部、
例えばその上部に空間(孔)を有してもよい。そして、カバー本体の横方向への
移動(案内)、上下への移動手段は、種々の公知手段を用いることができる。ま
た、この自動化移動手段としても、公知の手段を用いることができる。
【0033】
実施例3
本実施例は、図10〜14に示すように、共同床面を洗浄、乾燥する装置(シ
ステム)に関する。
図10及び図11に示すように、大便器12を収容する大便器室(個室)を構
成する出口13と反対側の壁側14に、洗浄液を噴射する洗浄液供給用ノズル1
5を有する大便器室床面洗浄用壁面側配管27が設けられている。そして、共同
床16を介して反対側に小便器1が配設されており、該小便器1にはお立ち台8
が設けられており、該お立ち台8の壁面81には、共同床16の方向へ洗浄液を
噴射する洗浄液供給用ノズル18を有する共同床洗浄用壁面側配管19が設けら
れている。尚、これらの中央側及び左隅には、排水溝20が設けられている。
【0034】
以上より、両ノズル15、18により洗浄液が噴出されると、共同床16及び
大便器室床面17を洗浄できる。尚、この場合、このノズル15、18を移動さ
せるようにすれば、ノズルの設置数は少なくてもよい。
【0035】
更に、図11及び12に示すように、共同床面16の一端から他端へ移行させ
て該共同床面16を乾燥(水切り)させるスキージ手段21を設けることができ
る。このスキージ手段21は、例えば、図13に示すように、水飛散防止用の枠
状の基台22と、該基台22の前方側と後方側に取り付けられたスキージ片(前
方スキージ片23a、後方スキージ片23b)と、その枠体22の中間に配設さ
れた洗浄ノズル24を有する配管24Aと、このスキージ片23を移動させる移
動手段(図示せず)と、からなる。このスキージ片は共同床面と接触するように
配置されている。この場合は、スキージ手段23のみならず洗浄ノズル24を有
するので,水切りのみならず、床面の洗浄もすることができる。尚、このスキー
ジ手段21は、図14に示すように、両側方及び上方に洗浄液の飛散防止手段(
片、板等)26a、26bを備えることができる。また、このスキージ片は、前
方のものは配設せずに後方のもの23bのみとすることもできる。
【0036】
また、このスキージ手段21は、図12のように長尺状で、溝20を挟んで両
方の床面を同時にスキージできる構成でもよいし、図11に示すように、その各
々を別個にスキージする2組独立のもの21a、21bとすることもできる。こ
の場合、移動させるための案内手段は、図12に示すように小便器用カバー本体
の案内用7と共用することができるし、大便器室の出口の壁の下方側(図12の
36)に案内溝を設けて案内することもできる。更に、小便器の配列方向と直交
する方向に移動させることもできる。この場合は、例えば左側壁(図11の37
)に案内溝を設けることができる。
【0037】
尚、この移動手段は、動力モーターを使用し、ギヤー、ワイヤー又はチェーン
駆動による移動とした構成とすることができる。
このスキージ手段の作動により、前記により洗浄液を噴出させた後、この水を
一方側に寄せることにより、水を切って床面を乾燥させることができる。
【0038】
尚、本考案においては、前記具体的実施例に示すものに限られず、目的、用途
に応じて本考案の範囲内で種々変更した実施例とすることができる。即ち、スキ
ージ片の形状、大きさ、材質、更にこれを保持するとともにこれを移動させる基
台の形状、大きさ、更にこの基台の移動手段(手動、自動は問わない。)等は、
種々変更使用できるとともに、その移動手段、案内手段は公知の手段を用いるこ
とができる。
【0039】
本考案は、以上説明したように構成されているので、以下に記載した効果があ
る。
便器等に直接手を触れることなく、その洗浄や乾燥ができる上、周囲への洗浄
液の飛散を防止できるので、洗浄後の始末が容易である。また、洗浄、乾燥が簡
易にできるので、トイレの清潔性の保持に有効であるとともに、人手がかからな
い。
また、スキージ手段を設けておけば、装置の横方への移動時に、それが接する
部位の水分が掻き寄せられるから乾燥の促進に効果的である。
【0040】
更に、カバー本体に、洗浄対象とされる便器を順次洗浄する進行の案内手段が
設けておけば、移動が合理的にできるから、多数の便器が連立(並列配置)され
ている場合の洗浄の効率化に有効であるとともに、更に一層、人手がかからない
。
また、共同床面を洗浄・乾燥させる手段を有する場合は、容易に且つ人手をあ
まりかけずに共同床面を洗浄し、乾燥できる。従って、前記便器の洗浄、乾燥手
段とともにこの共同床面の洗浄、乾燥手段を付加すれば、トイレ全体の洗浄、乾
燥(清掃)が大変容易となるとともに、清潔性の維持が容易となる。
【図1】実施例1に係る小便器等のトイレ洗浄装置の概
略説明図である。
略説明図である。
【図2】実施例1に係る椀形状のカバー本体を有する洗
浄装置の概略説明図である。
浄装置の概略説明図である。
【図3】カバー本体き下方に案内手段を有する洗浄装置
の移動作用を示す説明図である。
の移動作用を示す説明図である。
【図4】図3に示すカバー本体にスキージ手段を備える
洗浄装置の説明図である。
洗浄装置の説明図である。
【図5】お立ち台の壁面に案内溝を有する場合の洗浄装
置の説明図である。
置の説明図である。
【図6】実施例2に係る椀形状のカバー本体を有する大
便器等のトイレ洗浄装置の一部説明図である。
便器等のトイレ洗浄装置の一部説明図である。
【図7】実施例2に係るトイレ洗浄装置においてノズル
が回転する状態を示す説明断面図である。
が回転する状態を示す説明断面図である。
【図8】実施例2において複数の大便器が並列配置され
た場合の洗浄装置の概略説明図である。
た場合の洗浄装置の概略説明図である。
【図9】実施例2において複数の固定式ノズルの配置状
態を示す底面からみた説明図である。
態を示す底面からみた説明図である。
【図10】実施例3において共同床面等を洗浄するため
の装置の側方からみた概略説明図である。
の装置の側方からみた概略説明図である。
【図11】実施例3において共同床面等を洗浄するため
の装置の平面的概略説明図である。
の装置の平面的概略説明図である。
【図12】実施例3において共同床面等を洗浄、乾燥さ
せるスキージ手段を主に説明する正面的説明図である。
せるスキージ手段を主に説明する正面的説明図である。
【図13】実施例3において共同床面等を洗浄するため
の装置に用いられるスキージ手段の斜視図である。
の装置に用いられるスキージ手段の斜視図である。
【図14】実施例3において用いる他の態様を示すスキ
ージ手段の右側面図である。
ージ手段の右側面図である。
1;小便器、2;カバー本体、3;洗浄液・空気供給用
基配管、4;洗浄・乾燥ノズル、5;洗浄・乾燥部、
6;保持部材(吊下げ管材、ワイヤ)、7;案内手段、
8;お立ち台、9;お立ち台洗浄・乾燥用ノズル、1
0;お立ち台洗浄・乾燥用配管、11;スキージ手段
(ゴム片)、12;大便器、16;共同床面、17;大
便器室床面、19;共同床洗浄・乾燥用壁面側配管、2
0;排水溝、21;スキージ手段、27;大便器室床洗
浄・乾燥用壁面側配管、34;共同床洗浄・乾燥用壁面
側配管。
基配管、4;洗浄・乾燥ノズル、5;洗浄・乾燥部、
6;保持部材(吊下げ管材、ワイヤ)、7;案内手段、
8;お立ち台、9;お立ち台洗浄・乾燥用ノズル、1
0;お立ち台洗浄・乾燥用配管、11;スキージ手段
(ゴム片)、12;大便器、16;共同床面、17;大
便器室床面、19;共同床洗浄・乾燥用壁面側配管、2
0;排水溝、21;スキージ手段、27;大便器室床洗
浄・乾燥用壁面側配管、34;共同床洗浄・乾燥用壁面
側配管。
Claims (23)
- 【請求項1】 トイレの小便器を覆うように形成された
楯状又は椀状のカバー本体と、該カバー本体に取り付け
られる1又は2以上の洗浄液・空気供給用基配管と、該
基配管に取り付けられ前記小便器のうちの少なくとも内
部に洗浄液を噴射しその後空気を噴出する洗浄・乾燥ノ
ズルを有する洗浄・乾燥部と、を備えることを特徴とす
るトイレ洗浄装置。 - 【請求項2】 前記洗浄・乾燥部は固定式であり、前記
洗浄・乾燥ノズルは多数配置される請求項1記載のトイ
レ洗浄装置。 - 【請求項3】 前記洗浄・乾燥部を上下方向に移動させ
る移動手段を備え、前記洗浄・乾燥ノズルは該洗浄・乾
燥部の一端側に取り付けられ前記洗浄・乾燥部の上下動
に伴って上下に移動することにより小便器を洗浄し乾燥
することができる請求項1記載のトイレ洗浄装置。 - 【請求項4】 前記カバー本体を保持する保持部材を備
え、前記小便器は2以上が配置されており、該小便器を
順次洗浄するように、該保持部材を移動させることによ
り、前記カバー本体の進行方向及び前後方向に該カバー
本体を案内するための案内手段が設けられている請求項
1〜3記載のトイレ洗浄装置。 - 【請求項5】 前記小便器にはお立ち台が設けられてお
り、該小便器と離れた側のお立ち台側に、該お立ち台の
床面に洗浄液を噴射しその後空気を噴出する洗浄液・空
気供給ノズルを有するお立ち台用洗浄・乾燥用配管が設
けられ、該小便器方向へ向けて該お立ち台の床面に、該
洗浄液を噴射させその後空気を噴出させて該お立ち台の
床面を洗浄し乾燥することとした請求項1〜4記載のト
イレ洗浄装置。 - 【請求項6】 トイレの小便器は2以上が並列配置され
ており、前記お立ち台が横方向に長く連続しており、前
記お立ち台洗浄・乾燥用配管は該小便器の並列配置方向
に移動可能とした請求項5記載のトイレ洗浄装置。 - 【請求項7】 トイレの小便器を覆うように形成された
楯状又は椀状のカバー本体と、該カバー本体に取り付け
られる1又は2以上の洗浄液供給用基配管と、該基配管
に取り付けられ前記小便器のうちの少なくとも内部に洗
浄液を噴射する洗浄ノズルを有する洗浄部と、前記カバ
ー本体に装着され柔軟性材料片からなり床面及び前記小
便器の外周の少なくとも一方と接触するように配置され
ているスキージ手段と、を備えることを特徴とするトイ
レ洗浄装置。 - 【請求項8】 トイレの小便器は2以上が並列配置され
ており、前記スキージ手段は、前記カバー本体の下側外
周に下方に延びるように配置され床と接触する床用スキ
ージ手段と、該カバー本体の両側方の内側及び上方に内
側方向に延びるように配置され小便器外周と接触する小
便器用スキージ手段と、からなる請求項7記載のトイレ
洗浄装置。 - 【請求項9】 前記カバー本体を保持する保持部材を備
え、前記小便器を順次洗浄するように、該保持部材を移
動させることにより、前記カバー本体の前後方向及び進
行方向に該カバー本体を案内する案内手段が設けられて
いる請求項7又は8記載のトイレ洗浄装置。 - 【請求項10】 前記小便器にはお立ち台が設けられて
おり、該小便器と離れた側のお立ち台側に、洗浄液噴射
ノズルを有するお立ち台洗浄液用配管が設けられ、該小
便器方向へ向けて該お立ち台の床面に該洗浄液を噴射さ
せて該お立ち台の床面を洗浄することとした請求項7〜
9記載のトイレ洗浄装置。 - 【請求項11】 トイレの小便器は2以上が並列配置さ
れており、前記お立ち台が横方向に長く連続しており、
お立ち台洗浄液用配管は該小便器の並列配置方向に移動
可能とした請求項10記載のトイレ洗浄装置。 - 【請求項12】 トイレの大便器を覆うように形成され
た椀状のカバー本体と、該カバー本体に取り付けられる
1又は2以上の洗浄液・空気供給用基配管と、該基配管
に取り付けられ前記大便器のうちの少なくとも内部に洗
浄液を噴射しその後空気を噴出する洗浄・乾燥ノズルを
有する洗浄・乾燥部と、を備えることを特徴とするトイ
レ洗浄装置。 - 【請求項13】 前記洗浄・乾燥部は椀状のカバー本体
の上面の内側に配設されたリング状ガイド部を有し、前
記洗浄・乾燥ノズルは1つであり該リング状ガイド部に
沿って360度周回移動する請求項12記載のトイレ洗
浄装置。 - 【請求項14】 前記カバー本体を保持する保持部材を
備え、1つの前記大便器を有する上方開放の各個室が2
以上配置されており、該大便器を順次洗浄するように、
該保持部材を移動させることにより、前記カバー本体を
上下方向及び進行方向に案内するための案内手段が、前
記個室上方側に設けられている請求項12又は13記載
のトイレ洗浄装置。 - 【請求項15】 前記大便器を収容する個室を形成する
出口と反対側の壁側に、洗浄液を噴射しその後空気を噴
出する洗浄液・空気供給用ノズルを有する洗浄・乾燥用
壁面側配管が設けられ、該大便器室床面に該洗浄液を噴
射させて洗浄しその後空気を噴出させて乾燥させる請求
項12〜14記載のトイレ洗浄装置。 - 【請求項16】 共同床を備え、前記大便器を収容する
個室を形成する出口側に、洗浄液を噴射しその後空気を
噴出する洗浄液・空気供給用ノズルを有する共同床洗浄
・乾燥用壁面側配管が設けられ、該共同床面に該洗浄液
を噴射させて洗浄しその後空気を噴出させて乾燥させる
請求項12〜14記載のトイレ洗浄装置。 - 【請求項17】 共同床を備え、複数配置される小便器
にはお立ち台が設けられており、該お立ち台の壁面に
は、前記共同床の方向へ洗浄液を噴射しその後空気を噴
出する洗浄液・空気供給用ノズルを有する共同床洗浄・
乾燥用壁面側配管が設けられ、該洗浄液を噴射させて該
共同床面を洗浄しその後空気を噴出させて乾燥させる請
求項12〜15記載のトイレ洗浄装置。 - 【請求項18】 前記共同床洗浄・乾燥用壁面側配管は
移動可能とした請求項16又は17記載のトイレ洗浄装
置。 - 【請求項19】 共同床面の一方から他方へ移行される
基台と、該基台に取り付けられ柔軟性材料からなり共同
床面と接触するように配置されて共同床面を乾燥させる
ためのスキージ手段と、該スキージ手段を前記共同床面
の一方から他方へ移行させる移行手段と、を備えること
を特徴とするトイレ洗浄装置。 - 【請求項20】 前記基台は、お立ち台壁面、又は大便
器を収容する個室の出口側に取り付けられる案内手段に
移動可能のように配設される請求項19記載のトイレ洗
浄装置。 - 【請求項21】 前記基台には共同床面を洗浄するため
の洗浄ノズルを有する洗浄部を備える請求項19又は2
0記載のトイレ洗浄装置。 - 【請求項22】 前記基台には、前記洗浄ノズルから噴
出する洗浄液の飛散を防止するための飛散防止手段が設
けられている請求項21記載のトイレ洗浄装置。 - 【請求項23】 前記大便器を収容する個室を形成する
出口側に、共同床の方向へ洗浄液を噴射する洗浄液供給
用ノズルを有する共同床洗浄用壁面側配管が設けられ、
共同床を介して該大便器の反対側に小便器が配設されて
おり、該小便器にはお立ち台が設けられており、該お立
ち台の壁面には、前記共同床の方向へ洗浄液を噴射する
洗浄液供給用ノズルを有する共同床洗浄用壁面側配管が
設けられている請求項19記載のトイレ洗浄装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5580591U JP2558055Y2 (ja) | 1991-06-21 | 1991-06-21 | トイレ洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5580591U JP2558055Y2 (ja) | 1991-06-21 | 1991-06-21 | トイレ洗浄装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH052778U true JPH052778U (ja) | 1993-01-19 |
JP2558055Y2 JP2558055Y2 (ja) | 1997-12-17 |
Family
ID=13009141
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5580591U Expired - Lifetime JP2558055Y2 (ja) | 1991-06-21 | 1991-06-21 | トイレ洗浄装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2558055Y2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107100250A (zh) * | 2017-07-03 | 2017-08-29 | 柯丹 | 一种小便池 |
CN110192813A (zh) * | 2019-06-06 | 2019-09-03 | 河南理工大学 | 一种多功能厕所清洁装置 |
CN110629847A (zh) * | 2019-09-30 | 2019-12-31 | 杭州诺亚方舟网络科技有限公司 | 小便池清洁系统及自清洁卫生间 |
JP2023124018A (ja) * | 2022-02-25 | 2023-09-06 | 株式会社小川優機製作所 | トイレ清掃装置 |
-
1991
- 1991-06-21 JP JP5580591U patent/JP2558055Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN107100250A (zh) * | 2017-07-03 | 2017-08-29 | 柯丹 | 一种小便池 |
CN110192813A (zh) * | 2019-06-06 | 2019-09-03 | 河南理工大学 | 一种多功能厕所清洁装置 |
CN110629847A (zh) * | 2019-09-30 | 2019-12-31 | 杭州诺亚方舟网络科技有限公司 | 小便池清洁系统及自清洁卫生间 |
JP2023124018A (ja) * | 2022-02-25 | 2023-09-06 | 株式会社小川優機製作所 | トイレ清掃装置 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP2558055Y2 (ja) | 1997-12-17 |
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