JPH05277495A - 水浄化装置 - Google Patents
水浄化装置Info
- Publication number
- JPH05277495A JPH05277495A JP4081778A JP8177892A JPH05277495A JP H05277495 A JPH05277495 A JP H05277495A JP 4081778 A JP4081778 A JP 4081778A JP 8177892 A JP8177892 A JP 8177892A JP H05277495 A JPH05277495 A JP H05277495A
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- JP
- Japan
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- water
- module
- aquarium
- algae
- sand
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W10/00—Technologies for wastewater treatment
- Y02W10/10—Biological treatment of water, waste water, or sewage
Landscapes
- Farming Of Fish And Shellfish (AREA)
- Biological Treatment Of Waste Water (AREA)
- Aeration Devices For Treatment Of Activated Polluted Sludge (AREA)
- Physical Water Treatments (AREA)
- Purification Treatments By Anaerobic Or Anaerobic And Aerobic Bacteria Or Animals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明はプール用水、観賞魚用水槽の水、魚
の養殖用水などの水を浄化する家庭用もしくは業務用水
浄化装置に関するもので、定期的な水替えを不要とし、
魚や水草に最適なｐＨ７の水を提供することを目的とし
たものである。 【構成】 硝化細菌と鉱物質からなる硝化モジュル５
と、硝化モジュル５に空気を含んだ水を供給するイジェ
クター３と、殺菌殺藻モジュル６と、水槽底部に脱窒細
菌と濾過砂１０からなる脱窒ろ床９を設け、食べ残しの
餌や排泄物等の有機物を利用して、硝酸を水中から取り
除くため、硝酸の蓄積、ｐＨの低下、鉱物質の目詰まり
を防止する。
の養殖用水などの水を浄化する家庭用もしくは業務用水
浄化装置に関するもので、定期的な水替えを不要とし、
魚や水草に最適なｐＨ７の水を提供することを目的とし
たものである。 【構成】 硝化細菌と鉱物質からなる硝化モジュル５
と、硝化モジュル５に空気を含んだ水を供給するイジェ
クター３と、殺菌殺藻モジュル６と、水槽底部に脱窒細
菌と濾過砂１０からなる脱窒ろ床９を設け、食べ残しの
餌や排泄物等の有機物を利用して、硝酸を水中から取り
除くため、硝酸の蓄積、ｐＨの低下、鉱物質の目詰まり
を防止する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、観賞魚用水槽の水、魚
の養殖用水などの水を浄化する家庭用もしくは業務用水
浄化装置に関するものである。
の養殖用水などの水を浄化する家庭用もしくは業務用水
浄化装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】例えば、観賞魚用水槽の場合、水槽の水
には魚の代謝作用と食べ残しの餌の分解と排泄物等が原
因で魚に有害なアンモニアが発生する。これらの問題点
を改善する目的で従来より提案されている水浄化装置を
図４に基づいて説明する。
には魚の代謝作用と食べ残しの餌の分解と排泄物等が原
因で魚に有害なアンモニアが発生する。これらの問題点
を改善する目的で従来より提案されている水浄化装置を
図４に基づいて説明する。
【０００３】図４において水槽１の水はポンプ２によっ
て強制循環しイジェクター３により空気を含んだ水が酸
化カルシウムを主成分とする鉱物質４（図示せず）の充
填してある硝化モジュル５に入る。この鉱物質には硝化
細菌が付着しているので魚の排泄したアンモニアは硝酸
にまで酸化され、無害になった水は紫外線照射装置１１
で殺菌されパイプ８を通って水槽に戻る。硝酸の生成で
低下したｐＨは鉱物質より溶出するカルシウムで中和さ
れる。
て強制循環しイジェクター３により空気を含んだ水が酸
化カルシウムを主成分とする鉱物質４（図示せず）の充
填してある硝化モジュル５に入る。この鉱物質には硝化
細菌が付着しているので魚の排泄したアンモニアは硝酸
にまで酸化され、無害になった水は紫外線照射装置１１
で殺菌されパイプ８を通って水槽に戻る。硝酸の生成で
低下したｐＨは鉱物質より溶出するカルシウムで中和さ
れる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
硝化モジュルでは硝酸が蓄積しカルシウム硬度が上昇す
るため、未処理よりはその頻度は少なくて済むもののあ
る程度、定期的な水替えが必要であった。また、カルシ
ウムでｐＨ８.3に中和されるため、多くの水草で必要と
されている遊離炭酸が炭酸イオンになってしまうため、
水草が生育しないという課題があったまた、食べ残しの
餌や排泄物等の有機物が水槽底部に蓄積し、硝化モジュ
ルの鉱物質を目詰まりさせるため、硝化細菌の活性が低
下するという課題があった。
硝化モジュルでは硝酸が蓄積しカルシウム硬度が上昇す
るため、未処理よりはその頻度は少なくて済むもののあ
る程度、定期的な水替えが必要であった。また、カルシ
ウムでｐＨ８.3に中和されるため、多くの水草で必要と
されている遊離炭酸が炭酸イオンになってしまうため、
水草が生育しないという課題があったまた、食べ残しの
餌や排泄物等の有機物が水槽底部に蓄積し、硝化モジュ
ルの鉱物質を目詰まりさせるため、硝化細菌の活性が低
下するという課題があった。
【０００５】そこで本発明は定期的な水替えを不要化
し、水草がより適した状態で生育出来る水をつくりだす
ことを第１の目的とし、第２の目的として、食べ残しの
餌や排泄物等の有機物を除去し、鉱物質の目詰まりをな
くすこととする。
し、水草がより適した状態で生育出来る水をつくりだす
ことを第１の目的とし、第２の目的として、食べ残しの
餌や排泄物等の有機物を除去し、鉱物質の目詰まりをな
くすこととする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明の水浄化装置は、水槽の水を強制循環する強制循
環流路に硝化細菌と鉱物質からなる硝化モジュルと、こ
の硝化モジュルに空気を含んだ水を供給するイジェクタ
ーと、紫外線ランプを備えた殺菌殺藻モジュルを配置
し、水槽底部に脱窒細菌と鉱物質からなる脱窒ろ床を設
ける構成とした。
本発明の水浄化装置は、水槽の水を強制循環する強制循
環流路に硝化細菌と鉱物質からなる硝化モジュルと、こ
の硝化モジュルに空気を含んだ水を供給するイジェクタ
ーと、紫外線ランプを備えた殺菌殺藻モジュルを配置
し、水槽底部に脱窒細菌と鉱物質からなる脱窒ろ床を設
ける構成とした。
【０００７】
【作用】本発明の水浄化装置は、水槽底部に設けた脱窒
ろ床の脱窒細菌が、食べ残しの餌や排泄物等の有機物を
利用して、硝酸を水中から取り除くため、硝酸の蓄積や
ｐＨの低下が起こらない。そのため定期的な水替えが不
要となり、魚や水草に最適なｐＨ７の水を得ることが出
来る。また、食べ残しの餌や排泄物等の有機物の蓄積が
起こらず、鉱物質の目詰まりをなくすことが出来る。
ろ床の脱窒細菌が、食べ残しの餌や排泄物等の有機物を
利用して、硝酸を水中から取り除くため、硝酸の蓄積や
ｐＨの低下が起こらない。そのため定期的な水替えが不
要となり、魚や水草に最適なｐＨ７の水を得ることが出
来る。また、食べ残しの餌や排泄物等の有機物の蓄積が
起こらず、鉱物質の目詰まりをなくすことが出来る。
【０００８】
【実施例】本発明の実施例を図１に基づいて説明する。
【０００９】図１において水槽１の水はポンプ２によっ
て強制循環しイジェクター３により空気を含んだ水が鉱
物質４の充填してある硝化モジュル５に入る。この鉱物
質４には、硝化細菌が付着しているので魚の排泄したア
ンモニアは硝酸にまで酸化される。無害になった水は紫
外線ランプ６を備えた殺菌殺藻モジュル７で殺菌殺藻さ
れ、パイプ８を通って水槽１に戻る。
て強制循環しイジェクター３により空気を含んだ水が鉱
物質４の充填してある硝化モジュル５に入る。この鉱物
質４には、硝化細菌が付着しているので魚の排泄したア
ンモニアは硝酸にまで酸化される。無害になった水は紫
外線ランプ６を備えた殺菌殺藻モジュル７で殺菌殺藻さ
れ、パイプ８を通って水槽１に戻る。
【００１０】水槽底部に設けられた脱窒ろ床９には、脱
窒細菌を大量に繁殖させた濾過砂１０を充填してあり、
水はゆっくりと濾過砂１０の中を通過するため、濾過砂
１０の中は嫌気的な状態となる。そのため脱窒細菌は、
食べ残しの餌や排泄物等の有機物を利用して、水中の硝
酸を窒素ガスにまで還元する。
窒細菌を大量に繁殖させた濾過砂１０を充填してあり、
水はゆっくりと濾過砂１０の中を通過するため、濾過砂
１０の中は嫌気的な状態となる。そのため脱窒細菌は、
食べ残しの餌や排泄物等の有機物を利用して、水中の硝
酸を窒素ガスにまで還元する。
【００１１】硝化モジュル５に内蔵する個々の鉱物質４
は、高炉水砕を原料として用いた。この高炉水砕は、製
鉄所の溶鉱炉から溶鉄１トン当たり０.5トン発生するス
ラグを急冷して塩酸処理を行ったもので、高炉水砕は、
多孔質のガラス質に焼成され（表１）に示すようにＳｉ
Ｏ2 、Ａｌ2 Ｏ3 、などが主成分である。
は、高炉水砕を原料として用いた。この高炉水砕は、製
鉄所の溶鉱炉から溶鉄１トン当たり０.5トン発生するス
ラグを急冷して塩酸処理を行ったもので、高炉水砕は、
多孔質のガラス質に焼成され（表１）に示すようにＳｉ
Ｏ2 、Ａｌ2 Ｏ3 、などが主成分である。
【００１２】
【表１】
【００１３】図２は、本発明の殺菌殺藻モジュル７の１
実施例を示すものである。図３は図２のａ−ｂ断面図で
ある。殺菌殺藻モジュル７は、直径１０cm、高さ４０cm
のステンレス製容器に、２５３.7ｎｍを中心波長とする
紫外線を照射する１３ｗ出力の防水型紫外線ランプ７を
５本配置して、紫外線量４.9５×１０4 Ｗ・ｓ／日以上
とした。水は、紫外線ランプ６により水中の病原菌や藻
類が殺菌殺藻された後、パイプ８を通って水槽１に戻
る。
実施例を示すものである。図３は図２のａ−ｂ断面図で
ある。殺菌殺藻モジュル７は、直径１０cm、高さ４０cm
のステンレス製容器に、２５３.7ｎｍを中心波長とする
紫外線を照射する１３ｗ出力の防水型紫外線ランプ７を
５本配置して、紫外線量４.9５×１０4 Ｗ・ｓ／日以上
とした。水は、紫外線ランプ６により水中の病原菌や藻
類が殺菌殺藻された後、パイプ８を通って水槽１に戻
る。
【００１４】
【発明の効果】以上説明したように本発明の水浄化装置
によれば水槽底部に設けた脱窒ろ床の脱窒細菌が、食べ
残しの餌や排泄物等の有機物を利用して、硝酸を水中か
ら取り除くため、硝酸の蓄積やｐＨの低下が起こらな
い。そのため定期的な水替えが不要となり、魚や水草に
最適なｐＨ７の水を得ることが出来、水草の自然の環境
の中で魚が泳ぐ水景を実現できる、という効果がある。
また、食べ残しの餌や排泄物等の有機物の蓄積が起こら
ず、鉱物質の目詰まりをなくすことが出来、硝化細菌の
活性の低下を防止出来る、という効果がある。
によれば水槽底部に設けた脱窒ろ床の脱窒細菌が、食べ
残しの餌や排泄物等の有機物を利用して、硝酸を水中か
ら取り除くため、硝酸の蓄積やｐＨの低下が起こらな
い。そのため定期的な水替えが不要となり、魚や水草に
最適なｐＨ７の水を得ることが出来、水草の自然の環境
の中で魚が泳ぐ水景を実現できる、という効果がある。
また、食べ残しの餌や排泄物等の有機物の蓄積が起こら
ず、鉱物質の目詰まりをなくすことが出来、硝化細菌の
活性の低下を防止出来る、という効果がある。
【図１】本発明の一実施例における水浄化装置の構成断
面図
面図
【図２】本発明の水浄化装置の殺菌殺藻モジュルの断面
図
図
【図３】図２のａ−ｂ断面図
【図４】従来の水浄化装置の構成断面図
１ 水槽 ２ ポンプ ３ イジェクター ４ 鉱物質 ５ 硝化モジュル ６ 殺菌殺藻モジュル ７ 紫外線ランプ ９ 脱窒ろ床 １０ 濾過砂
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｃ０２Ｆ 3/10 Ａ 3/22 Ｂ 3/34 １０１ Ｄ
Claims (1)
- 【請求項１】水槽の水を強制循環する強制循環流路に、
硝化細菌と鉱物質からなる硝化モジュルと、この硝化モ
ジュルに空気を含んだ水を供給するイジェクターと、紫
外線量４.9５×１０4 Ｗ・ｓ／日以上となる紫外線ラン
プを備えた殺菌殺藻モジュルを配置し、水槽底部に脱窒
細菌と濾過砂からなる脱窒ろ床を設けた水浄化装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4081778A JPH05277495A (ja) | 1992-04-03 | 1992-04-03 | 水浄化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4081778A JPH05277495A (ja) | 1992-04-03 | 1992-04-03 | 水浄化装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05277495A true JPH05277495A (ja) | 1993-10-26 |
Family
ID=13755942
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4081778A Pending JPH05277495A (ja) | 1992-04-03 | 1992-04-03 | 水浄化装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05277495A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001055038A1 (fr) * | 2000-01-25 | 2001-08-02 | Masao Yano | Système d'épuration de l'eau par diminution de la nitrification grâce à des bactéries anaérobies facultatives |
| US6858142B2 (en) * | 2000-09-13 | 2005-02-22 | Rootzone Australia Pty Ltd. | Polluted water treatment system |
| JP2006230345A (ja) * | 2005-02-28 | 2006-09-07 | Taiyo Suiken:Kk | 水槽水処理システム |
-
1992
- 1992-04-03 JP JP4081778A patent/JPH05277495A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001055038A1 (fr) * | 2000-01-25 | 2001-08-02 | Masao Yano | Système d'épuration de l'eau par diminution de la nitrification grâce à des bactéries anaérobies facultatives |
| US6818123B2 (en) | 2000-01-25 | 2004-11-16 | Masao Yano | Water clarification treatment system through denitrification reduction by facultative anaerobic bacteria |
| US6858142B2 (en) * | 2000-09-13 | 2005-02-22 | Rootzone Australia Pty Ltd. | Polluted water treatment system |
| JP2006230345A (ja) * | 2005-02-28 | 2006-09-07 | Taiyo Suiken:Kk | 水槽水処理システム |
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