JPH0527739A - 表示制御装置 - Google Patents
表示制御装置Info
- Publication number
- JPH0527739A JPH0527739A JP3207571A JP20757191A JPH0527739A JP H0527739 A JPH0527739 A JP H0527739A JP 3207571 A JP3207571 A JP 3207571A JP 20757191 A JP20757191 A JP 20757191A JP H0527739 A JPH0527739 A JP H0527739A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- circuit
- dot clock
- frequency
- clock
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Digital Computer Display Output (AREA)
- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 この装置は、クロック生成回路10が2種以
上のドットクロックを生成し、選択回路13はそのうち
の任意のドットクロックを選択して同期信号生成回路4
に供給する。これにより、同期信号生成回路4はドット
クロックの周波数に従って、同期信号周波数を変化させ
る。一方、このドットクロックは画像信号を制御するた
めに用いられるため、画像信号の転送周波数のそのまま
増減する。ここで、表示画面が動画の場合標準モード
で、静止画の場合高画質モードでドットクロックの選択
をする。 【効果】 動画を含む表示画面でも、静止画のちらつき
を減少させて高画質を維持できる。
上のドットクロックを生成し、選択回路13はそのうち
の任意のドットクロックを選択して同期信号生成回路4
に供給する。これにより、同期信号生成回路4はドット
クロックの周波数に従って、同期信号周波数を変化させ
る。一方、このドットクロックは画像信号を制御するた
めに用いられるため、画像信号の転送周波数のそのまま
増減する。ここで、表示画面が動画の場合標準モード
で、静止画の場合高画質モードでドットクロックの選択
をする。 【効果】 動画を含む表示画面でも、静止画のちらつき
を減少させて高画質を維持できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワークステーションや
パーソナルコンピュータなどのディスプレイに動画を含
む画面を表示するための表示制御装置に関する。
パーソナルコンピュータなどのディスプレイに動画を含
む画面を表示するための表示制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ワークステーションやパーソナ
ルコンピュータにおいては、そのディスプレイに文字や
図形等の静止画を表示する他、各種の動画を表示する場
合がある。この種の画像の表示を行う場合、従来は、静
止画も動画も特に区別することなく次のような装置を使
って表示制御を行っていた。図2に従来の表示制御装置
のブロック図を示す。図の装置は、クロック生成回路1
と、ブラウン管を用いたディスプレイであるカソードレ
イチューブ(CRT)2と、DAコンバータ3と、同期
信号生成回路4とから構成されている。
ルコンピュータにおいては、そのディスプレイに文字や
図形等の静止画を表示する他、各種の動画を表示する場
合がある。この種の画像の表示を行う場合、従来は、静
止画も動画も特に区別することなく次のような装置を使
って表示制御を行っていた。図2に従来の表示制御装置
のブロック図を示す。図の装置は、クロック生成回路1
と、ブラウン管を用いたディスプレイであるカソードレ
イチューブ(CRT)2と、DAコンバータ3と、同期
信号生成回路4とから構成されている。
【0003】DAコンバータ3は、ディジタル信号から
構成される入力信号7をCRT2へ供給するためのアナ
ログ信号に変換する回路で、赤信号R、緑信号G、青信
号Bの3色のアナログ信号を同時に変換する構成の回路
である。同期信号生成回路4は、CRT2に対し水平同
期信号5と垂直同期信号6を供給するための回路から構
成される。クロック生成回路1は、DAコンバータ3か
らCRT2へ転送する画像信号の転送速度を制御するた
めに、DAコンバータ3に対し、ドットクロックを供給
する回路である。なおこのドットクロックは、同期信号
生成回路4に入力し、水平同期信号5や垂直同期信号6
を生成するための基準信号として使用される。以上のよ
うな回路により、DAコンバータ3からCRT2に供給
された画像信号は、水平同期信号5及び垂直同期信号6
とタイミングを取りながらCRT2の画面上に静止画や
動画を写し出す。
構成される入力信号7をCRT2へ供給するためのアナ
ログ信号に変換する回路で、赤信号R、緑信号G、青信
号Bの3色のアナログ信号を同時に変換する構成の回路
である。同期信号生成回路4は、CRT2に対し水平同
期信号5と垂直同期信号6を供給するための回路から構
成される。クロック生成回路1は、DAコンバータ3か
らCRT2へ転送する画像信号の転送速度を制御するた
めに、DAコンバータ3に対し、ドットクロックを供給
する回路である。なおこのドットクロックは、同期信号
生成回路4に入力し、水平同期信号5や垂直同期信号6
を生成するための基準信号として使用される。以上のよ
うな回路により、DAコンバータ3からCRT2に供給
された画像信号は、水平同期信号5及び垂直同期信号6
とタイミングを取りながらCRT2の画面上に静止画や
動画を写し出す。
【0004】ところで、上記のような装置によって静止
画や動画を表示する場合、CRT2に表示された画像
は、垂直同期信号の周期で画面切換えが行われる。この
垂直同期信号周波数をフレーム周波数と呼んでいるが、
このフレーム周波数が低いと画像がちらついて見え、フ
レーム周波数が高くなるとちらつきが少なくなる。特に
静止画を表示するような場合には、できるだけフレーム
周波数が高い程目を疲れさせない。一方、通常動画表示
は、テレビジョン受信機に準じて、フレーム周波数を6
0ヘルツに設定している。テレビジョン以外の動画生成
装置もこれに従っている。
画や動画を表示する場合、CRT2に表示された画像
は、垂直同期信号の周期で画面切換えが行われる。この
垂直同期信号周波数をフレーム周波数と呼んでいるが、
このフレーム周波数が低いと画像がちらついて見え、フ
レーム周波数が高くなるとちらつきが少なくなる。特に
静止画を表示するような場合には、できるだけフレーム
周波数が高い程目を疲れさせない。一方、通常動画表示
は、テレビジョン受信機に準じて、フレーム周波数を6
0ヘルツに設定している。テレビジョン以外の動画生成
装置もこれに従っている。
【0005】図3に従来のCRT2の一般的な表示動作
タイムチャートを示す。図の(a)は、60ヘルツの垂
直同期信号を示している。また(b)は、CRT2に表
示されるべき画像データを示している。また(c)は、
CRT2に表示されるテレビ画像データを示している。
なお、図の横軸は時間を示す。図において、垂直同期信
号は図(a)に示すような60ヘルツの周期で生成され
る。また画像データは図(b)に示すように垂直同期信
号にタイミングを合わせ、一定数のドット分だけシリア
ルにCRT2に入力する。通常、テレビ画像データは垂
直同期信号2回で、一画面を表示する方式とされてい
る。従って図の時刻t1からt2までの間に表示された
画像に、時刻t2から時刻t4までの間に表示された画
像が重ね合わされて一画面を構成する。この画面は即
ち、時刻t1から時刻t4の間表示される。時刻t4か
ら時刻t5までの区間は、データ無効区間となる。以下
同様の走査が繰り返される。従って、CRT2には一秒
間に30枚の画像が表示されることになる。
タイムチャートを示す。図の(a)は、60ヘルツの垂
直同期信号を示している。また(b)は、CRT2に表
示されるべき画像データを示している。また(c)は、
CRT2に表示されるテレビ画像データを示している。
なお、図の横軸は時間を示す。図において、垂直同期信
号は図(a)に示すような60ヘルツの周期で生成され
る。また画像データは図(b)に示すように垂直同期信
号にタイミングを合わせ、一定数のドット分だけシリア
ルにCRT2に入力する。通常、テレビ画像データは垂
直同期信号2回で、一画面を表示する方式とされてい
る。従って図の時刻t1からt2までの間に表示された
画像に、時刻t2から時刻t4までの間に表示された画
像が重ね合わされて一画面を構成する。この画面は即
ち、時刻t1から時刻t4の間表示される。時刻t4か
ら時刻t5までの区間は、データ無効区間となる。以下
同様の走査が繰り返される。従って、CRT2には一秒
間に30枚の画像が表示されることになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ここで、静止画の表示
画面をよりちらつきを無くした高品質なものにするため
に、同期信号の周波数を高めることが考えられる。これ
は例えば、図2に示した同期信号生成回路4の構成を変
更することにより実現できる。図4に、このような従来
の動画表示上の問題点示すタイミングチャートを図示し
た。図において、同期信号はこの場合70ヘルツに周波
数をアップさせている。そしてこれに合わせるように
(b)に示す画像データが周波数70ヘルツで供給され
る。ところが、テレビ画像データは標準の30ヘルツの
ままとなっている。
画面をよりちらつきを無くした高品質なものにするため
に、同期信号の周波数を高めることが考えられる。これ
は例えば、図2に示した同期信号生成回路4の構成を変
更することにより実現できる。図4に、このような従来
の動画表示上の問題点示すタイミングチャートを図示し
た。図において、同期信号はこの場合70ヘルツに周波
数をアップさせている。そしてこれに合わせるように
(b)に示す画像データが周波数70ヘルツで供給され
る。ところが、テレビ画像データは標準の30ヘルツの
ままとなっている。
【0007】従って図4(b)に示す画像データと
(c)に示すテレビ画像データの間には当然にずれが生
じ、例えば時刻t5から時刻t7のデータ無効区間に、
画像データの1フレーム分が供給されるような場合が生
じる。これではCRT2の表示画面が異常になってしま
う。本発明は、以上の点に着目してなされたもので、動
画は標準モードで表示しつつ静止画の画面の品質を向上
させることができる表示制御装置を提供することを目的
とするものである。
(c)に示すテレビ画像データの間には当然にずれが生
じ、例えば時刻t5から時刻t7のデータ無効区間に、
画像データの1フレーム分が供給されるような場合が生
じる。これではCRT2の表示画面が異常になってしま
う。本発明は、以上の点に着目してなされたもので、動
画は標準モードで表示しつつ静止画の画面の品質を向上
させることができる表示制御装置を提供することを目的
とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の表示制御装置
は、表示用の画像信号を制御するドットクロックを用い
て、表示画面制御のための垂直同期信号を生成する画面
制御回路と、この画面制御のために、2種以上の周波数
のドットクロックを生成するクロック生成回路と、前記
クロック生成回路の出力から任意のドットクロックを選
択して前記画面制御回路に供給する選択回路と、前記表
示画面が動画の場合と静止画の場合とで、その画面の表
示に適する各ドットクロックの選択をするよう前記選択
回路に対して選択制御信号を出力する制御回路とを備え
たことを特徴とするものである。
は、表示用の画像信号を制御するドットクロックを用い
て、表示画面制御のための垂直同期信号を生成する画面
制御回路と、この画面制御のために、2種以上の周波数
のドットクロックを生成するクロック生成回路と、前記
クロック生成回路の出力から任意のドットクロックを選
択して前記画面制御回路に供給する選択回路と、前記表
示画面が動画の場合と静止画の場合とで、その画面の表
示に適する各ドットクロックの選択をするよう前記選択
回路に対して選択制御信号を出力する制御回路とを備え
たことを特徴とするものである。
【0009】
【作用】この装置は、クロック生成回路が2種以上のド
ットクロックを生成し、選択回路はそのうちの任意のド
ットクロックを選択して画面制御回路に供給する。これ
により、画面制御回路はドットクロックの周波数に従っ
て、同期信号周波数を変化させる。一方、このドットク
ロックは画像信号を制御するために用いられるため、画
像信号の転送周波数のそのまま増減する。ここで、表示
画面が動画の場合標準モードに、静止画の場合周波数の
高い高画質モードにドットクロックの選択をする。これ
により、動画を含む表示画面でも静止画のちらつきを減
少させて高画質を維持できる。
ットクロックを生成し、選択回路はそのうちの任意のド
ットクロックを選択して画面制御回路に供給する。これ
により、画面制御回路はドットクロックの周波数に従っ
て、同期信号周波数を変化させる。一方、このドットク
ロックは画像信号を制御するために用いられるため、画
像信号の転送周波数のそのまま増減する。ここで、表示
画面が動画の場合標準モードに、静止画の場合周波数の
高い高画質モードにドットクロックの選択をする。これ
により、動画を含む表示画面でも静止画のちらつきを減
少させて高画質を維持できる。
【0010】
【実施例】以下、本発明を図の実施例を用いて詳細に説
明する。図1は本発明の実施例を示すブロック図であ
る。図の装置は、図2においてすでに説明した従来装置
に対し、クロック生成回路10と、選択回路13と、制
御回路14が追加されている。即ち、CRT2と、DA
コンバータ3と、画面制御回路としての同期信号生成回
路4は、従来装置と同様の構成のもので、その機能は変
わるところはなく、重複する説明は省略する。ここで、
同期信号生成回路4に対し、ドットクロックを供給する
ためにクロック生成回路10が設けられている。このク
ロック生成回路10には、2種以上のドットクロックを
生成する発信器11,12が設けられる。
明する。図1は本発明の実施例を示すブロック図であ
る。図の装置は、図2においてすでに説明した従来装置
に対し、クロック生成回路10と、選択回路13と、制
御回路14が追加されている。即ち、CRT2と、DA
コンバータ3と、画面制御回路としての同期信号生成回
路4は、従来装置と同様の構成のもので、その機能は変
わるところはなく、重複する説明は省略する。ここで、
同期信号生成回路4に対し、ドットクロックを供給する
ためにクロック生成回路10が設けられている。このク
ロック生成回路10には、2種以上のドットクロックを
生成する発信器11,12が設けられる。
【0011】この実施例では、ドットクロックA発信器
11と、ドットクロックB発信器12とが、このクロッ
ク生成回路10に設けられている。ここでは例えば、ド
ットクロックAを、動画表示用の標準的な周波数のクロ
ックとし、ドットクロックBを静止画表示用の高い周波
数のドットクロックとする。クロック生成回路10の出
力信号は選択回路13に入力するよう結線されている。
選択回路13はこの2つのドットクロックの何れか一方
を選択して、同期信号生成回路4及びDAコンバータ3
に向け出力する構成とされている。
11と、ドットクロックB発信器12とが、このクロッ
ク生成回路10に設けられている。ここでは例えば、ド
ットクロックAを、動画表示用の標準的な周波数のクロ
ックとし、ドットクロックBを静止画表示用の高い周波
数のドットクロックとする。クロック生成回路10の出
力信号は選択回路13に入力するよう結線されている。
選択回路13はこの2つのドットクロックの何れか一方
を選択して、同期信号生成回路4及びDAコンバータ3
に向け出力する構成とされている。
【0012】選択回路13の選択動作を制御するため
に、制御回路14が設けられる。この制御回路14に
は、D形フリップフロップ15が設けられており、この
フリップフロップ15には、同期信号生成回路4の出力
する垂直同期信号6が入力するよう結線されている。ま
たフリップフロップ15のD端子には、画像信号をこの
回路に対して供給する外部回路から、表示切換信号17
が入力する。そして、フリップフロップ15は選択制御
信号16を選択回路13に向け出力する構成とされてい
る。この実施例においては、フリップフロップ15の出
力する選択制御信号16がハイレベルの場合には、ドッ
トクロックA発信器11の生成するドットクロックが選
択回路13からDAコンバータ3や同期信号生成回路4
に向け出力されるよう構成されている。一方、フリップ
フロップの15の出力がローレベルの場合には、ドット
クロックB発信器12の出力が選択される構成とされて
いる。
に、制御回路14が設けられる。この制御回路14に
は、D形フリップフロップ15が設けられており、この
フリップフロップ15には、同期信号生成回路4の出力
する垂直同期信号6が入力するよう結線されている。ま
たフリップフロップ15のD端子には、画像信号をこの
回路に対して供給する外部回路から、表示切換信号17
が入力する。そして、フリップフロップ15は選択制御
信号16を選択回路13に向け出力する構成とされてい
る。この実施例においては、フリップフロップ15の出
力する選択制御信号16がハイレベルの場合には、ドッ
トクロックA発信器11の生成するドットクロックが選
択回路13からDAコンバータ3や同期信号生成回路4
に向け出力されるよう構成されている。一方、フリップ
フロップの15の出力がローレベルの場合には、ドット
クロックB発信器12の出力が選択される構成とされて
いる。
【0013】図5に本発明の装置の動作説明図を示す。
本発明の装置のドットクロックは、動画表示の場合には
70メガヘルツ、動画非表示の場合には80メガヘルツ
が選択される。また水平周波数は動画表示の場合48キ
ロヘルツ、動画非表示の場合56キロヘルツとされる。
従って垂直同期信号の周波数は動画表示の場合60ヘル
ツ、動画非表示の場合70ヘルツとされる。図1に示し
た実施例の装置は、この図5に示したような条件で動作
切換が行われるものとする。図6に本発明の装置の動作
タイムチャートを示す。図(a)はドットクロックAを
示している。また、図(b)はドットクロックBを示し
ている。また、図(c)は表示切換信号、(d)は垂直
同期信号、(e)は選択回路13の出力信号を示してい
る。
本発明の装置のドットクロックは、動画表示の場合には
70メガヘルツ、動画非表示の場合には80メガヘルツ
が選択される。また水平周波数は動画表示の場合48キ
ロヘルツ、動画非表示の場合56キロヘルツとされる。
従って垂直同期信号の周波数は動画表示の場合60ヘル
ツ、動画非表示の場合70ヘルツとされる。図1に示し
た実施例の装置は、この図5に示したような条件で動作
切換が行われるものとする。図6に本発明の装置の動作
タイムチャートを示す。図(a)はドットクロックAを
示している。また、図(b)はドットクロックBを示し
ている。また、図(c)は表示切換信号、(d)は垂直
同期信号、(e)は選択回路13の出力信号を示してい
る。
【0014】図に示すように、図1のフリップフロップ
15に入力する表示切換信号17が、時刻t1において
ハイレベルからローレベルに切換わると、フリップフロ
ップ15に入力する同期信号生成回路4の出力する垂直
同期信号6が、この信号をサンプルし、時刻t2に、選
択回路13に入力する選択制御信号16がローレベルに
切換わる。これにより選択回路13からドットクロック
BがDAコンバータ3や同期信号生成回路4に出力され
る。従って、この時刻t2を境にDAコンバータ3の出
力する画像信号の周波数は、70メガヘルツから80メ
ガヘルツに上昇する。また同期信号生成回路4の出力す
る水平同期信号や垂直同期信号も、図5に示した通りそ
れぞれ周波数がアップする。これによってCRT2に対
する画像信号の周波数がアップする。従って、ちらつき
の無い静止画が表示される。
15に入力する表示切換信号17が、時刻t1において
ハイレベルからローレベルに切換わると、フリップフロ
ップ15に入力する同期信号生成回路4の出力する垂直
同期信号6が、この信号をサンプルし、時刻t2に、選
択回路13に入力する選択制御信号16がローレベルに
切換わる。これにより選択回路13からドットクロック
BがDAコンバータ3や同期信号生成回路4に出力され
る。従って、この時刻t2を境にDAコンバータ3の出
力する画像信号の周波数は、70メガヘルツから80メ
ガヘルツに上昇する。また同期信号生成回路4の出力す
る水平同期信号や垂直同期信号も、図5に示した通りそ
れぞれ周波数がアップする。これによってCRT2に対
する画像信号の周波数がアップする。従って、ちらつき
の無い静止画が表示される。
【0015】また、図6に示す時刻t3において、フリ
ップフロップ15に入力する表示切換信号17が再びハ
イレベルに戻ると、その後フリップフロップ15に入力
する垂直同期信号6の切換わりにその信号がサンプルさ
れ、選択回路13に入力する選択制御信号16がハイレ
ベルに切換わる。これによって時刻t4以後は再びドッ
トクロックAにより表示制御が行われる。この状態で標
準モードの動画表示が可能となる。即ち、図1の実施例
においては、制御回路14は選択回路13を制御し、画
像信号を制御するドットクロック自体の周波数を静止画
表示の場合と動画表示の場合とで切り換える。また制御
回路14には同期信号生成回路4から垂直同期信号6が
入力し、この信号によって表示の切換が行われるため、
一つの画面表示中に突然ドットクロックが切り換えられ
て画面が乱れるといった恐れはない。即ち、この制御回
路14は、上位装置から表示切換信号17が任意のタイ
ミングで入力したとしても、必ず垂直同期信号の入力す
るタイミングで選択回路13を切り換える。従って円滑
な切換え制御が行われる。
ップフロップ15に入力する表示切換信号17が再びハ
イレベルに戻ると、その後フリップフロップ15に入力
する垂直同期信号6の切換わりにその信号がサンプルさ
れ、選択回路13に入力する選択制御信号16がハイレ
ベルに切換わる。これによって時刻t4以後は再びドッ
トクロックAにより表示制御が行われる。この状態で標
準モードの動画表示が可能となる。即ち、図1の実施例
においては、制御回路14は選択回路13を制御し、画
像信号を制御するドットクロック自体の周波数を静止画
表示の場合と動画表示の場合とで切り換える。また制御
回路14には同期信号生成回路4から垂直同期信号6が
入力し、この信号によって表示の切換が行われるため、
一つの画面表示中に突然ドットクロックが切り換えられ
て画面が乱れるといった恐れはない。即ち、この制御回
路14は、上位装置から表示切換信号17が任意のタイ
ミングで入力したとしても、必ず垂直同期信号の入力す
るタイミングで選択回路13を切り換える。従って円滑
な切換え制御が行われる。
【0016】本発明は以上の実施例に限定されない。上
記実施例においては、動画表示を行う場合には、予め標
準化された60キロヘルツの同期信号を用いて表示し、
静止画を表示する場合にはちらつきが減少するようにや
や周波数の高い70ヘルツの垂直同期信号を用いて表示
するようにした。しかしながら、ディスプレイに表示す
べき画面の内容によって、3種以上の垂直周波数切換が
好ましい場合には、クロック生成回路10に3種以上の
発信器を設け、これらの出力を選択するようにしても差
し支えない。
記実施例においては、動画表示を行う場合には、予め標
準化された60キロヘルツの同期信号を用いて表示し、
静止画を表示する場合にはちらつきが減少するようにや
や周波数の高い70ヘルツの垂直同期信号を用いて表示
するようにした。しかしながら、ディスプレイに表示す
べき画面の内容によって、3種以上の垂直周波数切換が
好ましい場合には、クロック生成回路10に3種以上の
発信器を設け、これらの出力を選択するようにしても差
し支えない。
【0017】
【発明の効果】以上説明した本発明の表示制御装置によ
れば、画面制御のために2種以上のドットクロックを生
成するクロック生成回路を設け、この出力を選択回路に
より選択し、動画表示と静止画表示の場合のクロック周
波数を切換えるようにしたので、動画は標準モードで、
静止画はちらつきのない高画質で表示することが可能と
なる。
れば、画面制御のために2種以上のドットクロックを生
成するクロック生成回路を設け、この出力を選択回路に
より選択し、動画表示と静止画表示の場合のクロック周
波数を切換えるようにしたので、動画は標準モードで、
静止画はちらつきのない高画質で表示することが可能と
なる。
【図1】本発明の表示制御装置実施例を示すブロック図
である。
である。
【図2】従来の表示制御装置ブロック図である。
【図3】従来の一般的表示動作タイミングチャートであ
る。
る。
【図4】従来の動作表示上の問題点を示すタイミングチ
ャートである。
ャートである。
【図5】本発明の装置の動作説明図である。
【図6】本発明の装置の動作タイムチャートである。
2 CRT 3 DAコンバータ 4 同期信号生成回路 5 水平同期信号 6 垂直同期信号 10 クロック生成回路 13 選択回路 14 制御回路 16 選択制御信号
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 表示用の画像信号を制御するドットクロ
ックを用いて、表示画面制御のための垂直同期信号を生
成する画面制御回路と、 この画面制御のために、2種以上の周波数のドットクロ
ックを生成するクロック生成回路と、 前記クロック生成回路の出力から任意のドットクロック
を選択して前記画面制御回路に供給する選択回路と、 前記表示画面が動画の場合と静止画の場合とで、その画
面の表示に適する各ドットクロックの選択をするよう前
記選択回路に対して選択制御信号を出力する制御回路と
を備えたことを特徴とする表示制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3207571A JPH0527739A (ja) | 1991-07-24 | 1991-07-24 | 表示制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3207571A JPH0527739A (ja) | 1991-07-24 | 1991-07-24 | 表示制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0527739A true JPH0527739A (ja) | 1993-02-05 |
Family
ID=16541960
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3207571A Pending JPH0527739A (ja) | 1991-07-24 | 1991-07-24 | 表示制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0527739A (ja) |
-
1991
- 1991-07-24 JP JP3207571A patent/JPH0527739A/ja active Pending
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